JP4174208B2 - 情報処理端末および情報処理方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、送信対象となる目的の機器を一意に特定する情報を取得することによって、目的の機器との間に無線通信ネットワークを形成する情報処理端末および情報処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
限られたエリア内において複数の機器の間で通信を行う場合の一つの方法として、複数の機器の間にBluetoothによる無線通信ネットワークを形成する方法が考えられている。
【0003】
Bluetoothでは、各機器に‘Bluetooth Device Address’が割り当てられ、図8に示すように、それぞれBluetoothモジュール2,4を備える機器1,3間に、機器1をプッシュ・クライアント(送信側デバイス)とし、機器3をプッシュ・サーバ(受信側デバイス)とする無線通信ネットワークを形成するに当たっては、機器1において機器3の‘Bluetooth Device Address’を取得する必要がある。
【0004】
‘Bluetooth Device Address’は、Bluetooth機器を一意に特定する情報で、‘00:0C:3E:3A:4B:69’または‘000C3E3A4B69’などのように、12文字の16進の英数字で表記される総計48ビット(6バイト)のアドレスである。以下、‘Bluetooth Device Address’をデバイスアドレスと称する。
【0005】
Bluetooth機器には、デバイスアドレス以外に、‘Bluetooth Device Name’や‘Class of Device’を付すことができる。‘Bluetooth Device Name’は、‘VAIO(登録商標)C1’などのような、機器の名前を示し、‘Class of Device’は、‘PC’や‘PDA’などのような、機器のカテゴリー名や機器の提供するサービス名などを示す。以下、‘Bluetooth Device Name’をデバイスネームと称し、‘Class of Device’をデバイスカテゴリーと称する。
【0006】
機器1において機器3のデバイスアドレスを取得したら、機器1は、接続フェーズによって、機器3に接続して、機器3に情報を送信することができる。
【0007】
機器1において機器3のデバイスアドレスを取得する方法としては、従来、図9に示すような方法が用いられている。
【0008】
図9のデバイスアドレス取得処理ルーチンでは、機器1のCPUは、まずステップ91で、機器を探索する。この機器探索は、機器1から周辺の機器にデバイスアドレスを送信することを要求し、これに応答して周辺の機器が自己のデバイスアドレスを送信することによって実行される。
【0009】
次に、機器1のCPUは、ステップ92で、周辺の機器のデバイスアドレスを取得し、さらにステップ93で、デバイスアドレスを送信した機器にデバイスネームを送信することを要求し、さらにステップ94で、デバイスアドレスを送信した機器のデバイスネームを取得する。
【0010】
次に、機器1のCPUは、ステップ95で、機器1のディスプレイ上に、取得したデバイスアドレスおよびデバイスネームを表示する。ユーザは、目的の機器3のデバイスアドレスが取得されたときには、それを選択して探索を終了させる操作を行い、目的の機器3のデバイスアドレスが取得されなかったときには、探索を続行させる操作を行う。
【0011】
次に、機器1のCPUは、ステップ96で、ユーザの操作から、目的の機器のデバイスアドレスを取得したか否かを判断し、取得していなければ、ステップ96からステップ91に戻って、機器探索を続行し、取得したときには、ステップ96からステップ97に進んで、目的の機器のデバイスアドレスを決定し、機器1内に登録する。
【0012】
このように機器1において機器3のデバイスアドレスを取得することにより、機器1,3間に無線通信ネットワークが形成され、以後、機器1は、接続フェーズによって、機器3に接続して、機器3に情報を送信することができる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の方法では、1回の機器探索に10〜30秒程度の時間がかかるだけでなく、機器1の周辺に目的の機器3以外に幾つかのBluetooth機器が存在する場合、目的の機器3が見つからず、デバイスアドレスを取得できなかったり、デバイスアドレスを取得できたとしても、デバイスネームを取得できなかったりすることもあり、その場合には機器探索を何回も繰り返さなければならないので、目的の機器3のデバイスアドレスおよびデバイスネームを取得するのに長い時間がかかるとともに、ユーザは探索の都度、機器1に対して指示しなければならない煩わしさがある。
【0014】
機器1が英数字列の入力機能を備える場合には、機器1に直接、機器3のデバイスアドレスを入力することもできるが、機器1が英数字列の入力機能を持たない場合には、機器1に直接、機器3のデバイスアドレスを入力することはできない。また、機器1が英数字列の入力機能を備える場合でも、機器1に直接、英数字列を入力するのは、ユーザにとって煩わしく、入力ミスも生じやすい。
【0015】
そこで、この発明は、送信対象となる目的の機器のデバイスアドレス(機器を一意に特定する情報をデバイスアドレスと定義する)を取得することによって、目的の機器との間に無線通信ネットワークを形成する情報処理端末において、目的の機器のデバイスアドレスを短時間で確実に取得することができるようにしたものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
第1の発明の情報処理端末は、
撮像した画像を画像情報として出力する撮像部と、
この撮像部から出力された画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する制御部と、
この制御部で取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信する無線送信部とを備え、
上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、上記撮像部によって撮像されて上記画像情報として出力されたものである、
ことを特徴とする。
【0017】
第2の発明の情報処理端末は、
画像情報を取り込むインタフェース部と、
このインタフェース部から取り込まれた画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する制御部と、
この制御部で取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信する無線送信部とを備え、
上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、カメラによって撮像されて、上記インタフェース部から上記画像情報として取り込まれたものである、
ことを特徴とする。
【0018】
上記のように構成した、この発明の情報処理端末では、当該情報処理端末が備える撮像部、または当該情報処理端末に接続されたカメラ(撮像部)によって、送信対象となる目的の機器のディスプレイ上に表示された、送信対象となる目的の機器のデバイスアドレス情報が表されたバーコードを撮影するだけで、目的の機器のデバイスアドレスを取得することができ、目的の機器のデバイスアドレスを短時間で確実に取得することができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
図1は、この発明の無線通信システムの一実施形態を示し、Bluetoothのプッシュ・クライアントとしてのデジタルスチルカメラ10と、Bluetoothのプッシュ・サーバとしての携帯電話端末30とによって、無線通信システムを構成し、デジタルスチルカメラ10において携帯電話端末30のデバイスアドレスを取得することによって、デジタルスチルカメラ10と携帯電話端末30との間にBluetoothによる無線通信ネットワークを形成する場合である。
【0020】
デジタルスチルカメラ10は、正面側に、レンズ11などを備え、レンズ11の内側に、CCD(Charge Coupled Device)を備え、上面側に、モードスイッチ13およびシャッタースイッチ14などを備え、背面側に、液晶モニタ15、バッテリとメモリカードの収納室16、十字キー17a、ダイレクトボタン17bおよびジョグダイヤル17cなどを備えるとともに、プッシュ・クライアントとしてBluetooth機能を搭載したものである。
【0021】
携帯電話端末30は、各種の操作キーおよび文字入力キーからなる操作入力部31、および表示部としての液晶ディスプレイ32などを備えるとともに、プッシュ・サーバとしてBluetooth機能を搭載したものである。
【0022】
図2は、デジタルスチルカメラ10の機能ブロック構成を示す。以下、デジタルスチルカメラ10を、カメラ10と称する。
【0023】
通常の撮像モードまたは後述のデバイスアドレス取得モードにおいて、図1に示したシャッタースイッチ14が押されることによって、レンズ11を介してCCD12に光が照射され、画像が撮影される。その画像は、読み出し処理部21によって画像データとして出力され、システムバス22に送出される。
【0024】
システムバス22には、CPU23、CPU23が実行すべき後述のデバイスアドレス取得処理ルーチンなどを含むプログラムや、カメラ10のデバイスアドレスなどの固定情報が書き込まれたROM24、CPU23のワークエリアなどとして機能するDRAM25、画像ファイル記録用のフラッシュメモリ26、図1に示した液晶モニタ15、図1に示したモードスイッチ13、シャッタースイッチ14、十字キー17a、ダイレクトボタン17bおよびジョグダイヤル17cなどからなる操作部18が接続される。さらに、システムバス22には、USB(Universal Serial Bus)インタフェース28を介してBluetoothモジュール29が接続される。
【0025】
フラッシュメモリ26は、メモリカード27として構成され、図1に示した収納室16に装着される。
【0026】
通常の撮像モードで読み出し処理部21からシステムバス22に出力された画像データは、CPU23によって、JPEG(Joint Photographic Experts Group)圧縮され、所定フォーマットの画像ファイルとして、フラッシュメモリ26に書き込まれる。
【0027】
後述のデバイスアドレス取得モードで読み出し処理部21からシステムバス22に出力された画像データは、CPU23によって、DRAM25に書き込まれた後、後述のように処理される。
【0028】
さらに、後述のように、カメラ10で得られた画像データが、Bluetoothの通信用のオブジェクト・プッシュ・プロファイルとして、カメラ10でのオブジェクト・プッシュ操作によって、USBインタフェース28を介してBluetoothモジュール29から、図1の携帯電話端末30に送信される。
【0029】
携帯電話端末30は、待ち受けモードにおいて、または操作入力部31でデバイスアドレスを呼び出す操作をすることによって、液晶ディスプレイ32上に、携帯電話端末30のデバイスアドレスを示す画像として、バーコード35が表示される。
【0030】
具体的に、バーコード35は、携帯電話端末30のデバイスアドレスに誤り訂正符号を付加したものを示したものとし、または携帯電話端末30のデバイスアドレスおよびデバイスネームまたはデバイスカテゴリーにそれぞれ誤り訂正符号を付加したものを示したものとする。
【0031】
ユーザは、カメラ10に携帯電話端末30のデバイスアドレスを取得させて、カメラ10と携帯電話端末30との間にBluetoothによる無線通信ネットワークを形成するに当たっては、このように携帯電話端末30の液晶ディスプレイ32上にバーコード35を表示させ、カメラ10をデバイスアドレス取得モードに切り替える。
【0032】
これにより、図3〜図5の例に示すようなデバイスアドレス取得処理ルーチンによって、カメラ10は携帯電話端末30のデバイスアドレスを取得する。
【0033】
図3の例のデバイスアドレス取得処理ルーチン40では、カメラ10のCPU23は、デバイスアドレス取得モードにおいて、まずステップ41で、液晶モニタ15上に、「デバイスアドレス取得モードに入ります。カメラをバーコードに向けてシャッターを押してください」などというように、バーコード35を撮影すべきことを表示する。
【0034】
これに応答して、ユーザは、ステップ42において、カメラ10を携帯電話端末30の液晶ディスプレイ32上のバーコード35が表示された部分に向けて、シャッタースイッチ14を押す。図3、図4および図6のステップ42,52および71〜73は、ユーザが行う操作を示す。
【0035】
CPU23は、次にステップ43で、読み出し処理部21によってCCD12から画像情報を読み出し、さらにステップ44で、デバイスアドレスの認識処理を実行する。具体的に、この例では、画像情報からバーコードを認識し、その認識したバーコードをデコードして、デバイスアドレスを取得する。
【0036】
次に、CPU23は、ステップ45で、デバイスアドレスを認識できたか否かを判断し、上述したような12文字の16進の英数字で表記される総計48ビットのアドレスを認識できなかったときには、ステップ45からステップ46に進んで、液晶モニタ15上に、「認識できません。もう一度撮影してください」などというように、再度撮影すべきことを表示する。
【0037】
これによって、再度、ユーザは、ステップ42で、シャッタースイッチ14を押してバーコード35を撮影し、CPU23は、ステップ43で、CCD12から画像情報を読み出し、ステップ44で、デバイスアドレスの認識処理を実行する。
【0038】
ステップ45でデバイスアドレスを認識できたと判断したときには、CPU23は、ステップ47に進んで、液晶モニタ15上に、「目的の機器を認識しました」などというように、目的の機器のデバイスアドレスを認識できたことを表示し、さらにステップ48に進んで、その認識したデバイスアドレスをDRAM25に登録する。
【0039】
図4の例のデバイスアドレス取得処理ルーチン50では、カメラ10のCPU23は、デバイスアドレス取得モードにおいて、まずステップ51で、液晶モニタ15上に、「デバイスアドレス取得モードに入ります。カメラをバーコードに向けてシャッターを押し続けてください」などというように、シャッタースイッチ14を押し続けるべきことを表示する。
【0040】
これに応答して、ユーザは、ステップ52において、カメラ10を携帯電話端末30の液晶ディスプレイ32上のバーコード35が表示された部分に向けて、シャッタースイッチ14を押し続ける。
【0041】
CPU23は、次にステップ53で、CCD12から画像情報を読み出し、次にステップ54で、デバイスアドレスの認識処理を実行し、さらにステップ55で、デバイスアドレスを認識できたか否かを判断する。
【0042】
そして、デバイスアドレスを認識できなかったときには、ステップ55からステップ53に戻って、ステップ53での画像情報の読み出し、およびステップ54でのデバイスアドレスの認識処理を繰り返す。
【0043】
ステップ55でデバイスアドレスを認識できたと判断したときには、CPU23は、ステップ57に進んで、液晶モニタ15上に、「目的の機器を認識しました」などというように、目的の機器のデバイスアドレスを認識できたことを表示し、さらにステップ58に進んで、その認識したデバイスアドレスをDRAM25に登録する。ユーザは、ステップ57でデバイスアドレスが認識されたことが表示されたら、シャッタースイッチ14から手を離すことができる。
【0044】
図5の例のデバイスアドレス取得処理ルーチン60では、カメラ10のCPU23は、デバイスアドレス取得モードにおいて、まずステップ61で、液晶モニタ15上に、「デバイスアドレス取得モードに入ります。カメラをバーコードに向けてください」などというように、カメラ10をバーコード35に向けるべきことを表示する。
【0045】
ユーザは、これに応答して、カメラ10を携帯電話端末30の液晶ディスプレイ32上のバーコード35が表示された部分に向ける。
【0046】
CPU23は、次にステップ62で、自らシャッターを開いてバーコード35を撮影し、次にステップ63で、CCD12から画像情報を読み出し、次にステップ64で、デバイスアドレスの認識処理を実行し、さらにステップ65で、デバイスアドレスを認識できたか否かを判断する。
【0047】
そして、デバイスアドレスを認識できなかったときには、ステップ65からステップ62に戻って、ステップ62での撮影、ステップ63での画像情報の読み出し、およびステップ64でのデバイスアドレスの認識処理を繰り返す。
【0048】
ステップ65でデバイスアドレスを認識できたと判断したときには、CPU23は、ステップ67に進んで、液晶モニタ15上に、「目的の機器を認識しました」などというように、目的の機器のデバイスアドレスを認識できたことを表示し、さらにステップ68に進んで、その認識したデバイスアドレスをDRAM25に登録する。ユーザは、ステップ67でデバイスアドレスが認識されたことが表示されたら、カメラ10の向きを変えることができる。
【0049】
上述した方法によれば、携帯電話端末30の液晶ディスプレイ32上にバーコード35を表示させ、カメラ10をデバイスアドレス取得モードに切り替えて、カメラ10でバーコード35を撮影するだけで、カメラ10において携帯電話端末30のデバイスアドレスを取得することができ、カメラ10と携帯電話端末30との間にBluetoothによる無線通信ネットワークを形成することができる。
【0050】
このようにカメラ10において携帯電話端末30のデバイスアドレスを取得して、カメラ10と携帯電話端末30との間にBluetoothによる無線通信ネットワークが形成されたら、カメラ10は、図6に示すような接続フェーズによって、携帯電話端末30に接続して、携帯電話端末30に情報を送信することができる。
【0051】
すなわち、接続フェーズ70では、ユーザは、まずステップ71で、携帯電話端末30をプッシュ・サーバモードに設定し、次にステップ72で、カメラ10側でプッシュ・サーバとして携帯電話端末30を選択して、携帯電話端末30に接続する。この選択は、カメラ10に登録されているカメラ10以外の機器のデバイスアドレスを液晶モニタ15上に呼び出し、その中から目的の携帯電話端末30のデバイスアドレスを指定することによって、行うことができる。
【0052】
バーコード35を、携帯電話端末30のデバイスアドレスおよびデバイスネームまたはデバイスカテゴリーを示したものとし、図3〜図5の例のようなデバイスアドレス取得処理ルーチンによって、カメラ10において携帯電話端末30のデバイスアドレスおよびデバイスネームまたはデバイスカテゴリーを取得するように構成すれば、ユーザは、デバイスネームまたはデバイスカテゴリーと併せて判断して、目的の携帯電話端末30を容易かつ確実に選択することができる。
【0053】
ユーザは、次にステップ73において、カメラ10側でオブジェクト・プッシュ操作を行って、カメラ10から携帯電話端末30に情報を送信する。これによって、ステップ74において、携帯電話端末30で情報が受信される。
【0054】
具体的には、例えば、カメラ10で人や風景などを撮影して得られた画像情報を、カメラ10から携帯電話端末30に送信して、携帯電話端末30上で作成したメールに添付し、携帯電話端末30から携帯電話回線を通じて送信することができる。
【0055】
なお、図3、図4または図5のステップ48,58または68でCPU23がデバイスアドレスを登録した後、引き続いて接続フェーズに移行できるように、デバイスアドレス取得処理ルーチンを構成することもできる。
【0056】
この場合、CPU23は、ステップ48,58または68でデバイスアドレスを登録した後、液晶モニタ15上に、「データを送信しますか」などというように、接続フェーズに移行するか否かを表示し、ユーザが接続フェーズに移行する旨の操作をしたときには、すでにプッシュ・サーバは選択されたものとして、液晶モニタ15上に、送信先の機器(プッシュ・サーバ)をプッシュ・サーバモードに設定し、送信する画像を液晶モニタ15上に呼び出して、オブジェクト・プッシュ操作をすべきことを表示し、ユーザが接続フェーズに移行しない旨の操作をしたときには、そのまま処理を終了するように、デバイスアドレス取得処理ルーチンを構成する。
【0057】
ユーザは、接続フェーズに移行するときには、上記の表示に従って、携帯電話端末30をプッシュ・サーバモードに設定し、カメラ10において、送信する画像を液晶モニタ15上に呼び出し、オブジェクト・プッシュ操作をする。
【0058】
携帯電話端末30のデバイスアドレスを、図7に示すような、サイバーコード(登録商標)などの2次元バーコード37で示して、液晶ディスプレイ32上に表示し、これをカメラ10で撮影するように、システムを構成してもよい。
【0062】
上述した実施形態は、プッシュ・クライアントがデジタルスチルカメラ10であり、プッシュ・サーバが携帯電話端末30である場合であるが、この発明は、例えば、プッシュ・クライアントがデジタルスチルカメラなどのカメラであり、プッシュ・サーバがPC(パーソナルコンピュータ)であって、カメラで得られた画像データを、Bluetoothによる無線通信によってPCに送信するシステムにも、適用することができる。
【0063】
また、この発明は、プッシュ・クライアントが、外部のカメラとの接続用のUSBインタフェースなどのインタフェース部を備え、外部のカメラからの画像情報を取り込むことができるPCなどの情報処理端末であって、そのPCなどの情報処理端末からプッシュ・サーバの機器に、Bluetoothによる無線通信によって画像データなどを送信するシステムにも、適用することができる。
【0064】
この場合には、PCなどの情報処理端末に接続した外部のカメラによって、プッシュ・サーバ機器のディスプレイ上に表示された、プッシュ・サーバ機器のデバイスアドレスを示すバーコードを撮影し、その得られた画像情報をPCなどの情報処理端末で処理することによって、PCなどの情報処理端末においてプッシュ・サーバ機器のデバイスアドレスを取得するように、システムを構成する。
【0065】
さらに、送信側デバイスである情報処理端末と受信側デバイスである目的の機器との間の無線通信方式としては、Bluetooth以外の方式を用いることもできる。この場合にも、この発明では、機器を一意に特定する情報をデバイスアドレスと定義する。
【0066】
【発明の効果】
上述したように、この発明によれば、送信対象となる目的の機器のデバイスアドレスを取得することによって、目的の機器との間に無線通信ネットワークを形成し、目的の機器に情報を送信する情報処理端末において、目的の機器のディスプレイ上に表示されて当該の情報処理端末の撮像部で撮像されることにより当該の情報処理端末の撮像部から画像情報として出力された、または目的の機器のディスプレイ上に表示されてカメラで撮像されることにより当該の情報処理端末のインタフェース部から画像情報として取り込まれた、目的の機器のデバイスアドレスを示すバーコードを認識することによって、目的の機器のデバイスアドレスを取得するので、目的の機器のデバイスアドレスを短時間で確実に取得することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線通信システムの一実施形態を示す図である。
【図2】情報処理端末の一実施形態の機能ブロック構成を示す図である。
【図3】デバイスアドレス取得処理ルーチンの第1の例を示す図である。
【図4】デバイスアドレス取得処理ルーチンの第2の例を示す図である。
【図5】デバイスアドレス取得処理ルーチンの第3の例を示す図である。
【図6】接続フェーズの一例を示す図である。
【図7】2次元バーコードの一例を示す図である。
【図8】Bluetoothの無線通信システムを示す図である。
【図9】従来のデバイスアドレス取得方法の一例を示す図である。
【符号の説明】
主要部については図中に全て記述したので、ここでは省略する。

Claims (5)

  1. 撮像した画像を画像情報として出力する撮像部と、
    この撮像部から出力された画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する制御部と、
    この制御部で取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信する無線送信部とを備え、
    上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、上記撮像部によって撮像されて上記画像情報として出力されたものである、
    ことを特徴とする情報処理端末。
  2. 画像情報を取り込むインタフェース部と、
    このインタフェース部から取り込まれた画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する制御部と、
    この制御部で取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信する無線送信部とを備え、
    上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、カメラによって撮像されて、上記インタフェース部から上記画像情報として取り込まれたものである、
    ことを特徴とする情報処理端末。
  3. 請求項1または請求項2の情報処理端末において、
    上記バーコードは、1次元または2次元のバーコードであることを特徴とする情報処理端末。
  4. コンピュータを備える情報処理端末における情報処理方法であって、
    上記コンピュータが備える第1制御手段が、上記情報処理端末の撮像部から出力された画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する第1ステップと、
    上記コンピュータが備える第2制御手段が、上記情報処理端末の無線送信部に対して、上記第1制御手段によって上記第1ステップで取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信させる第2ステップとを備え、
    上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、上記撮像部によって撮像されて上記画像情報として出力されたものである、
    ことを特徴とする情報処理方法。
  5. コンピュータを備える情報処理端末における情報処理方法であって、
    上記コンピュータが備える第1制御手段が、上記情報処理端末のインタフェース部から取り込まれた画像情報から、送信対象となる機器を一意に特定するデバイスアドレス情報を示すバーコードを認識し、上記機器のデバイスアドレスを取得する第1ステップと、
    上記コンピュータが備える第2制御手段が、上記情報処理端末の無線送信部に対して、上記第1制御手段によって上記第1ステップで取得されたデバイスアドレスによって特定された機器に情報を無線で送信させる第2ステップとを備え、
    上記バーコードは、送信対象となる機器のディスプレイ上に表示され、カメラによって撮像されて、上記インタフェース部から上記画像情報として上記情報処理端末に取り込まれたものである、
    ことを特徴とする情報処理方法。
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