JP4173293B2 - 移動通信システム、基地局、無線ネットワーク制御装置、移動局及び移動局の消費電力削減方法 - Google Patents

移動通信システム、基地局、無線ネットワーク制御装置、移動局及び移動局の消費電力削減方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
【0002】
本発明は、移動局が各基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏するために、移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システム、該移動通信システムにおける基地局、無線ネットワーク制御装置、移動局及び移動局の消費電力削減方法に関する。
【従来の技術】
【0003】
第3世代移動通信システムの無線アクセス方式であるW−CDMA(Wide-band Code Division Multiple Access )方式においては、移動局が待ち受け中に各基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏しない場合には、移動局から送信される上り方向の制御信号(以下「上り制御信号」と称する)が基地局に届かなかったり、基地局に届いたとしても、上り制御信号が他の基地局によって構成されるセルに過剰な干渉を発生させて、システム容量の劣化を招く。また、基地局から送信される下り方向の制御信号(以下「下り制御信号」と称する)が移動局において受信しにくくなったり、基地局が上り制御信号を大きな送信電力で送信しなければならなくなり、この点においてもシステム容量の劣化を招く。したがって、W−CDMA方式においては、移動局は待ち受け中に最適なセルに在圏することが必要である。
【0004】
移動局は、待ち受け中に最適なセルに在圏するために、周辺の基地局から送信される信号をサーチし、その受信レベルの測定(以下、この測定動作を「周辺セル測定」と称する)を行う必要がある。しかし、この周辺セル測定は、多くの電力を消費するため、移動局がなんらの対策も採らずに、単に周期的に周辺セル測定を行うと、当該移動局の待ち受け時間が短くなってしまう。このため、W−DCMA方式では、周辺セル測定が必要なときに行われるようにすべく、移動局が自局の在圏するセル(以下「在圏セル」と称する)を構成する基地局から送信される共通パイロット信号のチップあたりの信号エネルギー対雑音電力密度比(Ec/No)を測定し、この測定値が固定的に設定された閾値を超える場合には、在圏セルが最適なセルであるものとして周辺セル測定を省略する方法が採用される。
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
しかしながら、Ec/Noが固定的に設定されると、以下のような問題が生じる。具体的には、図4を参照しつつ、周辺セル測定が必要なときに行われるようにする際に、各基地局から移動局へ送信される信号の総送信電力(以下「下り総送信電力」と称する)が大きい場合に応じてEc/Noの閾値に小さな値が固定的に設定される場合を考える。ここで、Ec/Noの閾値に小さな値が固定的に設定されるのは、下り総送信電力が大きいと、下り方向の干渉電力(以下「下り干渉電力」と称する)が大きくなり、その結果、Ec/Noが小さくなることを考慮したものである。
【0006】
図4において、領域1は基地局によって構成されるセルの領域、領域2は移動局による周辺セル測定が不必要となる領域を示し、閾値Aは下り総送信電力が大きい場合に応じて設定されたEc/Noの閾値を示す。
【0007】
同図に示すように、下り総送信電力が大きい場合に応じてEc/Noの閾値Aが固定的に設定されると、実際の下り総送信電力が大きい場合には、当該移動局におけるEc/Noは、移動局が領域2を外れたときに閾値A以下になるため、Ec/Noが閾値A以下になったときに周辺セル測定が行われれば、必要なときにのみ周辺セル測定が行われることになる。
【0008】
しかし、実際の下り総送信電力が小さい場合には、移動局におけるEc/Noは、移動局が領域2より大きい領域3を外れるまで閾値A以下にならないため、Ec/No閾値A以下になったときに周辺セル測定が行われるようにしたのでは、移動局が周辺セル測定の必要な領域(領域2と領域3の間)に存在するにもかかわらず、その測定が行われないという問題が生じる。
【0009】
一方、図5を参照しつつ、周辺セル測定が必要なときに行われるようにする際に、下り総送信電力が小さい場合に応じてEc/Noの閾値に大きな値が固定的に設定される場合を考える。ここで、Ec/Noの閾値に大きな値が固定的に設定されるのは、下り総送信電力が小さいと、下り干渉電力が小さくなり、その結果、Ec/Noが大きくなることを考慮したものである。
【0010】
図5において、領域1は基地局によって構成されるセルの領域、領域2は移動局による周辺セル測定が不必要となる領域を示し、閾値Bは下り総送信電力が小さい場合に応じて設定されたEc/Noの閾値を示す。
【0011】
同図に示すように、下り総送信電力が小さい場合に応じてEc/Noの閾値Bが固定的に設定されると、実際の下り総送信電力が小さい場合には、当該移動局におけるEc/Noは、移動局が領域2を外れたときに閾値B以下になるため、Ec/No閾値B以下になったときに周辺セル測定が行われれば、必要なときにのみ周辺セル測定が行われることになる。
【0012】
しかし、実際の下り総送信電力が大きい場合には、移動局におけるEc/Noは、移動局が領域2より小さい領域3を外れると閾値B以下になってしまうため、Ec/No閾値B以下になったときに周辺セル測定が行われるようにしたのでは、移動局が周辺セル測定の不必要な領域(領域2と領域3の間)に存在するにもかかわらず、その測定が行われてしまうという問題が生じる。
【0013】
また、Ec/Noは、下り総送信電力が一定であっても、セルの大きさや、都市部、郊外等の基地局の設置状況によっても異なる。このため、周辺セル測定が必要なときに行われるようにするために、例えば都市部にあわせてEc/Noの閾値が設定されると、郊外では移動局が周辺セル測定の必要な領域に存在するにもかかわらず、その測定が行われなかったり、反対に移動局が周辺セル測定の必要な領域に存在しないにもかかわらず、その測定が行われてしまうという問題が生じる。
【0014】
このため、移動局による周辺セル測定が必要なときにのみ行われるようにして、移動局の消費電力を削減する、換言すれば、待ち受け時間を改善する方法が要求されている。
【0015】
本発明は、上記問題点を解決するものであり、その目的は、移動局の消費電力の削減を図った移動通信システム、基地局、無線ネットワーク制御装置、移動局及び移動局の消費電力削減方法を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0016】
上記の目的を達成するため、本発明の一形態によれば、移動局及び複数の基地局を有し、前記移動局が前記各基地局によって構成されるセルのうち最適なセルに在圏するために、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおいて、前記基地局は、所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段とを備え、前記移動局は、自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、前記基地局から報知される閾値を受信する閾値受信手段と、前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段とを備える。
【0017】
このような移動通信システムでは、基地局において、移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の判断基準に基づいて可変に設定されるため、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0018】
また、本発明の一形態によれば、移動局、複数の基地局及び無線ネットワーク制御装置を有し、前記移動局が前記各基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏するために、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおいて、前記無線ネットワーク制御装置は、所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段とを備え、前記移動局は、自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、前記基地局から報知される閾値を受信する閾値受信手段と、前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段とを備える。
【0019】
このような移動通信システムでは、無線ネットワーク制御装置において、移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が所定の判断基準に基づいて可変に設定されるため、上記と同様、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0020】
また、本発明の一形態によれば、前記移動通信システムにおいて、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0021】
下り総送信電力と共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比は反比例の関係にある。このため、共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が、例えば下り総送信電力が大きい場合には小さくなり、下り総送信電力が小さい場合には大きくなるように可変に設定されることにより、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0022】
また、本発明の一形態によれば、前記移動通信システムにおいて、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0023】
下り方向のトラフィック量(以下「下りトラフィック量」と称する)と下り総送信電力は比例関係にある。すなわち、下りトラフィック量と共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比は反比例の関係にある。このため、共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が、例えば下りトラフィック量が大きい場合には小さくなり、下りトラフィック量が小さい場合には大きくなるように可変に設定されることにより、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0024】
また、本発明の一形態によれば、前記移動通信システムにおいて、前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0025】
下りトラフィック量と時間帯とは、例えば昼間は下りトラフィック量が多く、夜間は少ないというように、一定の相関関係がある。また、上述したように、下りトラフィック量と共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比は反比例の関係にある。このため、共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が、例えば下りトラフィック量が大きい昼間には小さくなり、下りトラフィック量が小さい夜間には大きくなるように可変に設定されることにより、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0026】
また、本発明の一形態によれば、前記移動通信システムにおいて、前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0027】
共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比は、セルの大きさや、都市部、郊外等の基地局の設置状況によっても異なる。このため、共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が、基地局の設置状況に応じて可変に設定されることによっても、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0028】
また、本発明の一形態によれば、前記移動通信システムにおいて、前記移動局は、前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定される信号エネルギー対雑音電力密度比を通知する信号エネルギー対雑音電力密度比通知手段を備え、前記閾値設定手段は、前記移動局から通知される信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0029】
このように、共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値が、実際の共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、例えば実際の共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が大きい場合には大きくなり、実際の共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が小さい場合には小さくなるように可変に設定されることにより、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0030】
また、上記の目的を達成するため、本発明の一形態によれば、移動局が各基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏するために、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける基地局において、所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段とを備える。
【0031】
また、本発明の一形態によれば、前記基地局において、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0032】
また、本発明の一形態によれば、前記基地局において、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0033】
また、本発明の一形態によれば、前記基地局において、前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0034】
また、本発明の一形態によれば、前記基地局において、前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0035】
また、本発明の一形態によれば、前記基地局において、前記移動局から通知される、当該移動局において測定される信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0036】
また、上記の目的を達成するため、本発明の一形態によれば、移動局が各基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏するために、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける無線ネットワーク制御装置において、所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段とを備える。
【0037】
また、本発明の一形態によれば、前記無線ネットワーク制御装置において、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0038】
また、本発明の一形態によれば、前記無線ネットワーク制御装置において、前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0039】
また、本発明の一形態によれば、前記無線ネットワーク制御装置において、前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0040】
また、本発明の一形態によれば、前記無線ネットワーク制御装置において、前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0041】
また、本発明の一形態によれば、前記無線ネットワーク制御装置において、前記移動局から通知される、当該移動局において測定される信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0042】
また、上記の目的を達成するため、本発明の一形態によれば、移動通信システムにおける移動局において、自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において可変に設定され、報知される前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する基準となる前記信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値を受信する閾値受信手段と、前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段とを備える。
【0043】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局において、前記閾値は、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした。
【0044】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局において、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした。
【0045】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局において、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、時間帯に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした。
【0046】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局において、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした。
【0047】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局において、前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定される信号エネルギー対雑音電力密度比を通知する信号エネルギー対雑音電力密度比通知手段を備え、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記通知される信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした。
【0048】
また、上記の目的を達成するため、本発明の一形態によれば、移動局が複数の基地局によって構成されるセルのうち、最適なセルに在圏するために、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける移動局の消費電力削減方法において、所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0049】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局の消費電力削減方法において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0050】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局の消費電力削減方法において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0051】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局の消費電力削減方法において、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0052】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局の消費電力削減方法において、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【0053】
また、本発明の一形態によれば、前記移動局の消費電力削減方法において、前記信号エネルギー対雑音電力密度比に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした。
【発明の実施の形態】
【0054】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の実施の形態に係る移動通信システムの構成例を示す図である。同図に示す移動通信システム100は、携帯電話機等の移動局110、複数の基地局120−1〜120−n(以下、これら基地局120−1〜120−nを総称して、適宜「基地局120」と称する)、移動通信システム100の全体を制御する無線ネットワーク制御装置(RNC)130により構成される。
【0055】
この移動通信システム100においては、移動局110は、自局の在圏するセル(在圏セル)を構成する基地局120から送信される共通パイロット信号のチップあたりの信号エネルギー対雑音電力密度比(Ec/No)を測定する。このEc/Noの測定値が、基地局120又はRNC130において、所定の判断基準に基づいて可変に設定された閾値を超えない場合には、移動局110は、在圏セルが最適でないとみなして、周辺の基地局120から送信される信号をサーチし、その受信レベルの測定(周辺セル測定)を行う。一方、Ec/Noの測定値が、基地局120又はRNC130において、所定の判断基準に基づいて可変に設定された閾値を超える場合には、移動局110は、在圏セルが最適なセルであるものとして周辺セル測定を省略する。
【0056】
各基地局120−1〜120−nは、それぞれセル122−1〜122−nを構成する。これら各基地局120−1〜120−nは、自らが構成するセル122−1〜122−nに向けて共通パイロット信号を送信する。
【0057】
移動局110は、各基地局120−1〜120−nによって構成されるセル122−1〜122−nのうち、基地局120−2によって構成されるセル122−2に在圏している。従って、移動局110は、基地局120−2から送信される共通パイロット信号を受信する。
【0058】
基地局120又はRNC130は、移動局110において、周辺セル測定を行うか否かの基準となる共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値を、所定の判断基準に基づいて可変に設定する。
【0059】
図2は、共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値を可変に設定する基地局120の構成例を示す図である。同図に示すように基地局120は、制御部124、下り総送信電力測定部126、報知情報生成部128を備える。
【0060】
制御部124は、基地局120の全体を制御する。下り総送信電力測定部126は、自局が送信する信号の電力を測定するとともに、周辺の他の基地局120が送信する信号の電力を、当該他の基地局120からRNC130を介して取得する。次に、下り総送信電力測定部126は、測定した自局が送信する信号の電力と、取得した他の基地局120が送信する信号の電力とを加算して、下り総送信電力を算出する。この下り総送信電力は、移動通信システム100内の通信量に応じて随時変化するものである。算出された下り総送信電力は、制御部124を介して報知情報生成部128へ送られる。
【0061】
報知情報生成部128は、下り総送信電力測定部126からの下り総送信電力に基づいて、共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値を設定する。具体的には、下り総送信電力が大きい場合には、報知情報生成部128は、移動局110における下り干渉電力が大きくなり、これに伴い共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noが小さくなることを考慮して、小さな閾値を設定する。一方、下り総送信電力が小さい場合には、報知情報生成部128は、移動局110における下り干渉電力が小さくなり、これに伴い共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noが大きくなることを考慮して、大きな閾値を設定する。すなわち、報知情報生成部128は、下り総送信電力に反比例するように、閾値を設定する。報知情報生成部128は、このようにして生成した閾値を自局が構成するセル122に向けて送信する。
【0062】
なお、RNC130が共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値を可変に設定する場合も、RNC130は図2と同様の構成を有する。この場合、RNC130内の下り総送信電力測定部は、各基地局120における下り送信電力を取得し、これらを加算して下り総送信電力を算出する。RNC130内の報知情報生成部は、この下り総送信電力に基づいて、上述した基地局120内の放置情報生成部128と同様の手順で閾値を設定し、この設定した閾値を各基地局120に向けて送信する。そして、各基地局120は、受信した閾値を自局が構成するセル122に向けて送信する。
【0063】
移動局110は、上述したように、基地局120−2によって構成されるセル122−2に在圏する。従って、移動局110は、基地局120−2から送信される閾値を受信する。
【0064】
移動局110は、この基地局120−2から送信された閾値と、当該基地局120から送信される共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの測定値とを比較する。そして、Ec/Noの測定値が閾値を超えない場合には、移動局110は、在圏セルが最適でないとみなして、周辺の基地局120から送信される信号をサーチし、その受信レベルの測定(周辺セル測定)を行う。一方、Ec/Noの測定値が閾値を超える場合には、移動局110は、在圏セルが最適なセルであるものとして周辺セル測定を省略する。
【0065】
図3は、下り総送信電力と共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値との関係を示す図である。同図において、領域1は基地局120によって構成されるセルの領域、領域2は移動局110による周辺セル測定が不必要となる領域を示す。また、閾値Aは下り総送信電力が大きい場合に応じて設定されたEc/Noの閾値、閾値Bは下り総送信電力が小さい場合に応じて設定されたEc/Noの閾値を示す。
【0066】
基地局120又はRNC130は、下り総送信電力が大きい場合にEc/Noの閾値を閾値Aに設定する。このとき移動局110におけるEc/Noは、移動局110が領域2を外れたときに閾値A以下になるため、移動局110がEc/Noが閾値Aを超えた場合には周辺セル測定を省略することにより、必要なときにのみ周辺セル測定が行われることになる。
【0067】
一方、基地局120又はRNC130は、下り総送信電力が小さい場合にはEc/Noの閾値を閾値Bに設定する。このとき移動局110におけるEc/Noは、移動局110が領域2を外れたときに閾値B以下になるため、移動局110がEc/Noが閾値Bを超えた場合には周辺セル測定を省略することにより、必要なときにのみ周辺セル測定が行われることになる。
【0068】
従って、基地局120又はRNC130は、随時変化する下り総送信電力に応じて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定し、移動局110は、測定したEc/Noがこの閾値を超えた場合には周辺セル測定を省略することにより、必要なときにのみ周辺セル測定が行われるため、移動局110における消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0069】
ところで、上述した実施形態では、基地局120又はRNC130は、随時変化する下り総送信電力に基づいて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定したが、随時変化する下り方向のトラフィック量に基づいて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定するようにしてもよい。
【0070】
この場合、基地局120は、自局における下りトラフィック量を測定するとともに、他の基地局120における下りトラフィック量をRNC130を介して取得し、これらの合計の下りトラフィック量を算出する。あるいは、RNC130は、各基地局120における下りトラフィック量を取得し、これらの合計の下りトラフィック量を算出する。
【0071】
下りトラフィック量と下り総送信電力は比例関係にある。すなわち、下りトラフィック量と共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noは反比例の関係にある。このため、基地局120又はRNC130は、算出した合計の下りトラフィック量が大きい場合にはEc/Noの閾値を小さくし、下りトラフィック量が小さい場合にはEc/Noの閾値を大きくするように設定する。
【0072】
また、基地局120又はRNC130は、時間帯に基づいて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定するようにしてもよい。下りトラフィック量と時間帯とは、例えば昼間は下りトラフィック量が多く、夜間は少ないというように、一定の相関関係がある。また、上述したように、下りトラフィック量と共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noは反比例の関係にある。このため、基地局120又はRNC130は、例えば下りトラフィック量が大きい昼間にはEc/Noの閾値を小さくし、下りトラフィック量が小さい夜間にはEc/Noの閾値を大きくするように設定する。
【0073】
また、基地局120又はRNC130は、各基地局120の設置状況に基づいて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定するようにしてもよい。共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noは、セルの大きさや、都市部、郊外等の基地局の設置状況によっても異なる。このため、基地局120又はRNC130は、例えば都市部においては、下り総送信電力が大きくなることを考慮してEc/Noの閾値を小さくし、郊外では下り総送信電力が小さくなることを考慮してEc/Noの閾値を大きくするように設定する。
【0074】
また、基地局120又はRNC130は、基地局120によって構成されるセルが大きい、換言すれば移動局110による周辺セル測定が不必要となる領域が大きく、その領域の境界におけるEc/Noが小さい場合にはEc/Noの閾値を小さくし、基地局120によって構成されるセルが小さい、換言すれば移動局110による周辺セル測定が不必要となる領域が小さく、その領域の境界におけるEc/Noが大きい場合にはEc/Noの閾値を大きくするように設定する。
【0075】
また、基地局120又はRNC130は、移動局110における共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの測定値に基づいて、適切なEc/Noの閾値を可変に設定するようにしてもよい。この場合、移動局110は、測定したEc/Noを基地局120又はRNC130へ通知する。基地局120又はRNC130は、この移動局110によって測定されたEc/Noが大きい場合にはEc/Noの閾値を小さくし、移動局110によって測定されたEc/Noが小さい場合にはEc/Noの閾値を大きくするように設定する。
【0076】
そして、移動局110は、再度測定したEc/Noが上述した各種の方法により設定された閾値を超えた場合には周辺セル測定を省略する。これにより、必要なときにのみ周辺セル測定が行われるため、移動局110における消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【0077】
上記実施形態において、装置情報生成部128により共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noの閾値が設定される処理が閾値設定手段に対応し、この閾値が送信される処理が閾値報知手段に対応する。また、移動局110により共通パイロット信号のチップあたりのEc/Noが設定される処理が信号エネルギー対雑音電力比測定手段に対応し、閾値が受信される処理が閾値受信手段に対応し、周辺セル測定が省略される処理が受信レベル測定省略手段に対応する。更に、移動局110により測定されたEc/Noを基地局120又はRNC130へ通知される処理が信号エネルギー対雑音電力比通知手段に対応する。
【発明の効果】
【0078】
上述の如く、本願発明によれば、基地局において、移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の判断基準に基づいて可変に設定されるため、移動局における周辺セル測定が必要なときに行われるようにすることができ、当該移動局の消費電力を削減し、待ち受け時間の改善等を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 移動通信システムの構成例を示す図である。
【図2】 基地局の構成例を示す図である。
【図3】 下り総送信電力とEc/Noの閾値との関係を示す図である。
【図4】 下り総送信電力と固定的に設定されたEc/Noの閾値との関係を示す図である。
【図5】 下り総送信電力と固定的に設定されたEc/Noの閾値との関係の他の例を示す図である。
【符号の説明】
100 移動通信システム
110 移動局
120−1〜120−n 基地局
122−1〜122−n セル
124 制御部
126 下り総送信電力測定部
128 報知情報生成部
130 無線ネットワーク制御装置(RNC)

Claims (26)

  1. 移動局及び複数の基地局を有し、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおいて、
    前記基地局は、
    所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、
    前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段と、
    を備え、
    前記移動局は、
    自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、
    前記基地局から報知される閾値を受信する閾値受信手段と、
    前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段と、
    を備え、前記各基地局からの下り方向の総送信電力に比例する測定量が、大きな値をとる場合、前記閾値は小さな値をとり、該測定量が小さな値をとる場合、前記閾値は大きな値をとるようにした移動通信システム。
  2. 移動局、複数の基地局及び無線ネットワーク制御装置を有し、前記移動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおいて、
    前記無線ネットワーク制御装置は、
    所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、
    前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段と、
    を備え、
    前記移動局は、
    自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、
    前記基地局から報知される閾値を受信する閾値受信手段と、
    前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段と、
    を備える移動通信システム。
  3. 請求項1又は2に記載の移動通信システムにおいて、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動通信システム。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の移動通信システムにおいて、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動通信システム。
  5. 請求項1乃至4の何れかに記載の移動通信システムにおいて、
    前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動通信システム。
  6. 請求項1乃至5の何れかに記載の移動通信システムにおいて、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動通信システム。
  7. 動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける基地局において、
    所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、
    前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段と、
    を備え、前記各基地局からの下り方向の総送信電力に比例する測定量が、大きな値をとる場合、前記閾値は小さな値をとり、該測定量が小さな値をとる場合、前記閾値は大きな値をとるようにした基地局。
  8. 請求項7に記載の基地局において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした基地局。
  9. 請求項7又は8に記載の基地局において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした基地局。
  10. 請求項7乃至9の何れかに記載の基地局において、
    前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした基地局。
  11. 請求項7乃至10の何れかに記載の基地局において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした基地局。
  12. 動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける無線ネットワーク制御装置において、
    所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する閾値設定手段と、
    前記閾値設定手段により設定された閾値を前記移動局へ報知する閾値報知手段と、
    を備え、前記各基地局からの下り方向の総送信電力に比例する測定量が、大きな値をとる場合、前記閾値は小さな値をとり、該測定量が小さな値をとる場合、前記閾値は大きな値をとるようにした無線ネットワーク制御装置。
  13. 請求項12に記載の無線ネットワーク制御装置において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした無線ネットワーク制御装置。
  14. 請求項12又は13に記載の無線ネットワーク制御装置において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした無線ネットワーク制御装置。
  15. 請求項12乃至14の何れかに記載の無線ネットワーク制御装置において、
    前記閾値設定手段は、時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした無線ネットワーク制御装置。
  16. 請求項12乃至15の何れかに記載の無線ネットワーク制御装置において、
    前記閾値設定手段は、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした無線ネットワーク制御装置。
  17. 移動通信システムにおける移動局において、
    自局が在圏するセルを構成する基地局から送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比を測定する信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段と、
    前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において可変に設定され、報知される前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する基準となる前記信号エネルギー対雑音電力密度比の閾値を受信する閾値受信手段と、
    前記信号エネルギー対雑音電力密度比測定手段によって測定された信号エネルギー対雑音電力密度比が前記閾値受信手段によって受信された閾値を超えている場合に、前記各基地局からの信号の受信レベル測定を省略する受信レベル測定省略手段と、
    を備え、前記各基地局からの下り方向の総送信電力に比例する測定量が、大きな値をとる場合、前記閾値は小さな値をとり、該測定量が小さな値をとる場合、前記閾値は大きな値をとるようにした移動局。
  18. 請求項17に記載の移動局において、
    前記閾値は、前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした移動局。
  19. 請求項17又は18に記載の移動局において、
    前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした移動局。
  20. 請求項17乃至19の何れかに記載の移動局において、
    前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、時間帯に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした移動局。
  21. 請求項17乃至20の何れかに記載の移動局において、
    前記基地局又は無線ネットワーク制御装置において、前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値が可変に設定されるようにした移動局。
  22. 動局が在圏するセルを構成する基地局から当該移動局へ送信される共通パイロット信号の信号エネルギー対雑音電力密度比が所定の閾値を超えた場合に、当該移動局において前記各基地局からの信号の受信レベル測定が省略される移動通信システムにおける移動局の消費電力削減方法において、
    所定の判断基準に基づいて、前記閾値を可変に設定する際、前記各基地局からの下り方向の総送信電力に比例する測定量が、大きな値をとる場合、前記閾値は小さな値をとり、該測定量が小さな値をとる場合、前記閾値は大きな値をとるようにした移動局の消費電力削減方法。
  23. 請求項22に記載の移動局の消費電力削減方法において、
    前記各基地局から移動局へ向かう下り方向の総送信電力に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動局の消費電力削減方法。
  24. 請求項22又は23に記載の移動局の消費電力削減方法において、
    前記各基地局から移動局へ向かう下り方向のトラフィック量に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動局の消費電力削減方法。
  25. 請求項22乃至24の何れかに記載の移動局の消費電力削減方法において、
    時間帯に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動局の消費電力削減方法。
  26. 請求項22乃至25の何れかに記載の移動局の消費電力削減方法において、
    前記各基地局の設置状況に基づいて、前記閾値を可変に設定するようにした移動局の消費電力削減方法。
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