JP2001128204A - 移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法 - Google Patents
移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法Info
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- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 14
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 241000269799 Perca fluviatilis Species 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
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-
- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04W—WIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
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- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02D—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
- Y02D30/00—Reducing energy consumption in communication networks
- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ハンドオーバ制御における不要な処理を
減少させてバッテリーセービングを図ること。 【解決手段】 まず、測定部106が、選択セクタ保持
部107に保持されている選択セクタを示す情報に従っ
て、現在選択しているセクタに割り当てられた制御チャ
ネル信号の受信SIRを測定する。次いで、比較部が1
08が、その受信SIRと記憶部109に設定された受
信SIRの所定のしきい値とを比較する。そして、その
受信SIRが所定のしきい値よりも低くなった場合にの
み、測定部106が、複数の制御チャネル信号の受信S
IRを測定し、選択部110が、測定された受信SIR
のうち最大の受信SIRを示す制御チャネル信号を選択
する。
減少させてバッテリーセービングを図ること。 【解決手段】 まず、測定部106が、選択セクタ保持
部107に保持されている選択セクタを示す情報に従っ
て、現在選択しているセクタに割り当てられた制御チャ
ネル信号の受信SIRを測定する。次いで、比較部が1
08が、その受信SIRと記憶部109に設定された受
信SIRの所定のしきい値とを比較する。そして、その
受信SIRが所定のしきい値よりも低くなった場合にの
み、測定部106が、複数の制御チャネル信号の受信S
IRを測定し、選択部110が、測定された受信SIR
のうち最大の受信SIRを示す制御チャネル信号を選択
する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信端末装
置およびハンドオーバ制御方法に関する。
置およびハンドオーバ制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のハンドオーバ方法では、移動局
は、所属するセルの基地局から送信される制御チャネル
信号の受信品質と、隣接セルの基地局から送信される制
御チャネル信号の受信品質とを比較し、受信品質が良い
方の基地局を選択するようにハンドオーバを行う。ま
た、移動局は、同様の方法で、セクタごとに割り当てら
れた制御チャネル信号の受信品質を比較することによっ
て、セクタ間におけるハンドオーバを行う。
は、所属するセルの基地局から送信される制御チャネル
信号の受信品質と、隣接セルの基地局から送信される制
御チャネル信号の受信品質とを比較し、受信品質が良い
方の基地局を選択するようにハンドオーバを行う。ま
た、移動局は、同様の方法で、セクタごとに割り当てら
れた制御チャネル信号の受信品質を比較することによっ
て、セクタ間におけるハンドオーバを行う。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ハンドオーバ方法には、以下の問題がある。以下、従来
のハンドオーバ方法の問題について図7および図8を用
いて説明する。図7は無線通信システムのセルおよびセ
クタの概念図であり、図8は従来のハンドオーバ方法に
おける制御チャネル信号の受信レベルの変動状態とセク
タの選択状態との関係を示す図である。
ハンドオーバ方法には、以下の問題がある。以下、従来
のハンドオーバ方法の問題について図7および図8を用
いて説明する。図7は無線通信システムのセルおよびセ
クタの概念図であり、図8は従来のハンドオーバ方法に
おける制御チャネル信号の受信レベルの変動状態とセク
タの選択状態との関係を示す図である。
【0004】図7において、セル11には、基地局13
が存在する。また、セル11は、セクタ1〜3の3つの
セクタに分割されている。そして、今、移動局12は、
基地局13の十分近傍で、セクタ1とセクタ2との境界
付近に位置する。この場合、移動局12は、セクタ1に
割り当てられた制御チャネル信号(以下、「セクタ1の
信号」という。)とセクタ2に割り当てられた制御チャ
ネル信号(以下、「セクタ2の信号」という。)の両者
を十分に高いレベルで受信可能である。
が存在する。また、セル11は、セクタ1〜3の3つの
セクタに分割されている。そして、今、移動局12は、
基地局13の十分近傍で、セクタ1とセクタ2との境界
付近に位置する。この場合、移動局12は、セクタ1に
割り当てられた制御チャネル信号(以下、「セクタ1の
信号」という。)とセクタ2に割り当てられた制御チャ
ネル信号(以下、「セクタ2の信号」という。)の両者
を十分に高いレベルで受信可能である。
【0005】ここで、一時的な伝搬環境の変動により、
現在選択しているセクタに割り当てられている制御チャ
ネル信号の受信品質が一時的に劣化する場合がある。こ
の一時的な伝搬環境の変動により、移動局12は、現在
選択しているセクタに割り当てられている制御チャネル
信号を十分に高いレベルで受信可能であるにも拘わら
ず、選択するセクタが図8に示すように刻々変化してし
まう。
現在選択しているセクタに割り当てられている制御チャ
ネル信号の受信品質が一時的に劣化する場合がある。こ
の一時的な伝搬環境の変動により、移動局12は、現在
選択しているセクタに割り当てられている制御チャネル
信号を十分に高いレベルで受信可能であるにも拘わら
ず、選択するセクタが図8に示すように刻々変化してし
まう。
【0006】具体的には、図8に示すように、時刻t
2、t4において、一時的な伝搬環境の変動によりセク
タ1の信号の受信レベルが低下し、セクタ2の信号の受
信レベルがセクタ1の信号の受信レベルより高くなった
場合、移動局12は、現在選択しているセクタ1の信号
を十分に高いレベルで受信可能でありハンドオーバが不
用であるにも拘わらず、セクタ2へハンドオーバしてし
まう、という問題がある。
2、t4において、一時的な伝搬環境の変動によりセク
タ1の信号の受信レベルが低下し、セクタ2の信号の受
信レベルがセクタ1の信号の受信レベルより高くなった
場合、移動局12は、現在選択しているセクタ1の信号
を十分に高いレベルで受信可能でありハンドオーバが不
用であるにも拘わらず、セクタ2へハンドオーバしてし
まう、という問題がある。
【0007】また、移動局12は、現在選択しているセ
クタ1の信号を十分に高いレベルで受信可能であるにも
拘わらず、t1〜t4の所定のタイミングにおいてその
都度、セクタ2の信号を受信し両者の受信レベルを比較
してセクタを選択するという、無駄な動作を行ってい
る、という問題がある。
クタ1の信号を十分に高いレベルで受信可能であるにも
拘わらず、t1〜t4の所定のタイミングにおいてその
都度、セクタ2の信号を受信し両者の受信レベルを比較
してセクタを選択するという、無駄な動作を行ってい
る、という問題がある。
【0008】本発明はかかる点に鑑みてなされたもので
あり、ハンドオーバ制御における不要な処理を減少させ
てバッテリーセービングを図ることができる移動体通信
端末装置およびハンドオーバ制御方法を提供することを
目的とする。
あり、ハンドオーバ制御における不要な処理を減少させ
てバッテリーセービングを図ることができる移動体通信
端末装置およびハンドオーバ制御方法を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の移動体通信端末
装置は、複数の制御チャネル信号の受信品質を示す値を
測定する測定手段と、測定された受信品質を示す値を比
較し、受信品質を示す値が最大となる制御チャネル信号
を選択する比較選択動作を行う比較選択手段と、選択結
果に従って受信信号に対して逆拡散処理を行う逆拡散手
段と、を具備し、比較選択手段は、現在受信している制
御チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以
上にある場合には、比較選択動作を行わない構成を採
る。
装置は、複数の制御チャネル信号の受信品質を示す値を
測定する測定手段と、測定された受信品質を示す値を比
較し、受信品質を示す値が最大となる制御チャネル信号
を選択する比較選択動作を行う比較選択手段と、選択結
果に従って受信信号に対して逆拡散処理を行う逆拡散手
段と、を具備し、比較選択手段は、現在受信している制
御チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以
上にある場合には、比較選択動作を行わない構成を採
る。
【0010】この構成によれば、現在受信している制御
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値より
も小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うため、現
在受信している制御チャネル信号が十分な受信品質を保
っている間は比較選択動作が行われないので、無駄な選
択動作および不要なハンドオーバが行われなくなり、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値より
も小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うため、現
在受信している制御チャネル信号が十分な受信品質を保
っている間は比較選択動作が行われないので、無駄な選
択動作および不要なハンドオーバが行われなくなり、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
【0011】本発明の移動体通信端末装置は、測定手段
は、現在受信している制御チャネル信号の受信品質を示
す値が所定のしきい値以上にある場合には、測定頻度を
減少させる構成を採る。
は、現在受信している制御チャネル信号の受信品質を示
す値が所定のしきい値以上にある場合には、測定頻度を
減少させる構成を採る。
【0012】この構成によれば、現在受信している制御
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以上
の場合には、次回のタイミング以降の所定の回数、制御
チャネル信号の受信品質を測定しないため、さらに、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以上
の場合には、次回のタイミング以降の所定の回数、制御
チャネル信号の受信品質を測定しないため、さらに、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
【0013】本発明の移動体通信端末装置は、待ち受け
時に動作する構成を採る。
時に動作する構成を採る。
【0014】この構成によれば、待ち受け時に動作する
ため、アイドルハンドオーバ時において、ハンドオーバ
制御にかかる処理を減少させることができるとともにバ
ッテリーセービングを図ることができる。
ため、アイドルハンドオーバ時において、ハンドオーバ
制御にかかる処理を減少させることができるとともにバ
ッテリーセービングを図ることができる。
【0015】本発明の移動体通信端末装置は、測定手段
は、各セクタごとに割り当てられた固有の拡散コードに
よって拡散されている制御チャネル信号の受信品質を示
す値を測定する構成を採る。
は、各セクタごとに割り当てられた固有の拡散コードに
よって拡散されている制御チャネル信号の受信品質を示
す値を測定する構成を採る。
【0016】この構成によれば、セクタ間のハンドオー
バにおいて、ハンドオーバ制御にかかる処理を減少させ
ることができるとともにバッテリーセービングを図るこ
とができる。
バにおいて、ハンドオーバ制御にかかる処理を減少させ
ることができるとともにバッテリーセービングを図るこ
とができる。
【0017】本発明のハンドオーバ制御方法は、現在受
信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所定
のしきい値より小さくなった場合にのみ、複数の制御チ
ャネル信号の受信品質を測定して、受信品質を示す値が
最大となる制御チャネル信号を選択することにより、選
択された制御チャネル信号が割り当てられているセクタ
へハンドオーバするようにした。
信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所定
のしきい値より小さくなった場合にのみ、複数の制御チ
ャネル信号の受信品質を測定して、受信品質を示す値が
最大となる制御チャネル信号を選択することにより、選
択された制御チャネル信号が割り当てられているセクタ
へハンドオーバするようにした。
【0018】この方法によれば、現在受信している制御
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値より
も小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うため、現
在受信している制御チャネル信号が十分な受信品質を保
っている間は比較選択動作が行われないので、無駄な選
択動作および不要なハンドオーバが行われなくなり、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値より
も小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うため、現
在受信している制御チャネル信号が十分な受信品質を保
っている間は比較選択動作が行われないので、無駄な選
択動作および不要なハンドオーバが行われなくなり、ハ
ンドオーバ制御にかかる処理を減少させることができる
とともにバッテリーセービングを図ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の骨子は、現在受信してい
る制御チャネル信号が十分な受信品質を保っている間
は、複数の制御チャネル信号の受信品質を比較すること
によるセクタの選択動作(以下、「比較選択動作」とい
う。)を行わないようにすることである。
る制御チャネル信号が十分な受信品質を保っている間
は、複数の制御チャネル信号の受信品質を比較すること
によるセクタの選択動作(以下、「比較選択動作」とい
う。)を行わないようにすることである。
【0020】以下、本発明の実施の形態について、図面
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態に係る移動体通信端末装
置およびハンドオーバ制御方法は、現在受信している制
御チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値よ
りも小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うもので
ある。
を参照して詳細に説明する。 (実施の形態1)本実施の形態に係る移動体通信端末装
置およびハンドオーバ制御方法は、現在受信している制
御チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値よ
りも小さくなった場合にのみ比較選択動作を行うもので
ある。
【0021】図1は、本発明の実施の形態1に係る移動
体通信端末装置に搭載される無線受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図である。なお、以下の説明では、受
信品質を示す値として受信SIR(Signal to Interfer
ence Ratio)を用いた場合について説明するが、これに
限られるものではなく、受信品質を示す値は、受信レベ
ル等、受信品質を示せる値であればいかなる値であって
もよい。
体通信端末装置に搭載される無線受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図である。なお、以下の説明では、受
信品質を示す値として受信SIR(Signal to Interfer
ence Ratio)を用いた場合について説明するが、これに
限られるものではなく、受信品質を示す値は、受信レベ
ル等、受信品質を示せる値であればいかなる値であって
もよい。
【0022】図1において、無線受信部102は、アン
テナ101を介して受信された信号に対して所定の無線
処理を施す。逆拡散部103は、各セクタに対応して複
数用意され、受信信号を各セクタに割り当てられた拡散
コードにて逆拡散する。合成部104は、逆拡散された
受信信号のうちユーザデータ部分の信号を最大比合成す
る。復調部105は、ユーザデータ部分の信号に対して
所定の復調処理を施す。これにより、受信データが得ら
れる。
テナ101を介して受信された信号に対して所定の無線
処理を施す。逆拡散部103は、各セクタに対応して複
数用意され、受信信号を各セクタに割り当てられた拡散
コードにて逆拡散する。合成部104は、逆拡散された
受信信号のうちユーザデータ部分の信号を最大比合成す
る。復調部105は、ユーザデータ部分の信号に対して
所定の復調処理を施す。これにより、受信データが得ら
れる。
【0023】一方、測定部106は、所定のタイミング
で、逆拡散された受信信号のうちの制御チャネル信号に
つき受信SIRを測定する。また、測定部106は、現
在選択しているセクタに割り当てられた制御チャネル信
号の受信SIRが所定のしきい値よりも低くなった場合
にのみ、複数の制御チャネル信号の受信SIRを測定す
る。なお、制御チャネル信号は、止まり木チャネル信号
等であり、各セクタごとに割り当てられた固有の拡散コ
ードによって拡散されている。
で、逆拡散された受信信号のうちの制御チャネル信号に
つき受信SIRを測定する。また、測定部106は、現
在選択しているセクタに割り当てられた制御チャネル信
号の受信SIRが所定のしきい値よりも低くなった場合
にのみ、複数の制御チャネル信号の受信SIRを測定す
る。なお、制御チャネル信号は、止まり木チャネル信号
等であり、各セクタごとに割り当てられた固有の拡散コ
ードによって拡散されている。
【0024】選択セクタ保持部107は、現在選択して
いるセクタを示す情報を保持する。セクタを示す情報と
は、例えば各セクタに割り当てられた固有の番号等であ
る。比較部108は、現在選択しているセクタに割り当
てられた制御チャネル信号の受信SIRと、記憶部10
9に設定された受信SIRの所定のしきい値とを比較す
る。なお、所定のしきい値は、制御チャネル信号の所望
の受信品質が満たされなくなる境界の値として適宜設定
される。
いるセクタを示す情報を保持する。セクタを示す情報と
は、例えば各セクタに割り当てられた固有の番号等であ
る。比較部108は、現在選択しているセクタに割り当
てられた制御チャネル信号の受信SIRと、記憶部10
9に設定された受信SIRの所定のしきい値とを比較す
る。なお、所定のしきい値は、制御チャネル信号の所望
の受信品質が満たされなくなる境界の値として適宜設定
される。
【0025】選択部110は、所定のタイミングにおい
て、現在選択しているセクタに割り当てられた制御チャ
ネル信号の受信SIRが所定のしきい値よりも低くなっ
た場合にのみ、測定された受信SIRのうち最大の受信
SIRを示す制御チャネル信号を選択し、その選択され
た制御チャネル信号を逆拡散した逆拡散部103を選択
する。
て、現在選択しているセクタに割り当てられた制御チャ
ネル信号の受信SIRが所定のしきい値よりも低くなっ
た場合にのみ、測定された受信SIRのうち最大の受信
SIRを示す制御チャネル信号を選択し、その選択され
た制御チャネル信号を逆拡散した逆拡散部103を選択
する。
【0026】次いで、上記構成を有する移動体通信端末
装置の動作について説明する。図2は、本発明の実施の
形態1に係る移動体通信端末装置の動作を説明するため
のフロー図であり、図3は、本発明の実施の形態1に係
るハンドオーバ方法における制御チャネル信号の受信S
IRの変動状態とセクタの選択状態との関係を示す図で
ある。
装置の動作について説明する。図2は、本発明の実施の
形態1に係る移動体通信端末装置の動作を説明するため
のフロー図であり、図3は、本発明の実施の形態1に係
るハンドオーバ方法における制御チャネル信号の受信S
IRの変動状態とセクタの選択状態との関係を示す図で
ある。
【0027】図2のフロー図に示す一連の動作は、図3
に示す所定のタイミングt1〜t6においてそれぞれ行
われる動作である。また、移動体通信端末装置において
は、現在セクタ1に割り当てられた制御チャネル信号を
選択しているものとする。なお、以下の説明では、セク
タ1に割り当てられた制御チャネル信号を「セクタ1の
信号」といい、セクタ2に割り当てられた制御チャネル
信号を「セクタ2の信号」というものとする。
に示す所定のタイミングt1〜t6においてそれぞれ行
われる動作である。また、移動体通信端末装置において
は、現在セクタ1に割り当てられた制御チャネル信号を
選択しているものとする。なお、以下の説明では、セク
タ1に割り当てられた制御チャネル信号を「セクタ1の
信号」といい、セクタ2に割り当てられた制御チャネル
信号を「セクタ2の信号」というものとする。
【0028】まず、ステップ(以下、「ST」と省略す
る。)201において、測定部106が、選択セクタ保
持部107を参照する。そして、測定部106は、現在
選択しているセクタ(今、ここではセクタ1)を示す情
報に従って、制御チャネル信号(今、ここではセクタ1
の信号)の受信SIRを測定し、測定結果を比較部10
8へ送る。
る。)201において、測定部106が、選択セクタ保
持部107を参照する。そして、測定部106は、現在
選択しているセクタ(今、ここではセクタ1)を示す情
報に従って、制御チャネル信号(今、ここではセクタ1
の信号)の受信SIRを測定し、測定結果を比較部10
8へ送る。
【0029】次いで、ST202において、比較部10
8が、現在選択している制御チャネル信号の受信SIR
と、記憶部109に設定された所定のしきい値とを比較
し、比較結果を測定部106へ送る。比較の結果、現在
選択している制御チャネル信号の受信SIRが所定のし
きい値以上の場合には、測定部106は、以降の処理を
中止する。すなわち、現在選択している制御チャネル信
号の受信SIRが所定のしきい値以上の場合には、移動
体通信端末装置は比較選択動作を行わないことになる。
8が、現在選択している制御チャネル信号の受信SIR
と、記憶部109に設定された所定のしきい値とを比較
し、比較結果を測定部106へ送る。比較の結果、現在
選択している制御チャネル信号の受信SIRが所定のし
きい値以上の場合には、測定部106は、以降の処理を
中止する。すなわち、現在選択している制御チャネル信
号の受信SIRが所定のしきい値以上の場合には、移動
体通信端末装置は比較選択動作を行わないことになる。
【0030】一方、ST202において、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合には、ST203において、測定部
106が、複数の制御チャネル信号(今、ここでは、セ
クタ1の信号とセクタ2の信号)の受信SIRをそれぞ
れ測定し、測定結果を選択部110へ送る。
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合には、ST203において、測定部
106が、複数の制御チャネル信号(今、ここでは、セ
クタ1の信号とセクタ2の信号)の受信SIRをそれぞ
れ測定し、測定結果を選択部110へ送る。
【0031】次いで、ST204において、選択部11
0が、ST203での測定結果に従って、最大の受信S
IRとなる制御チャネル信号を選択する。そして、選択
部110は、選択結果に従って、選択セクタ保持部10
7に保持された情報を更新するとともに、選択した制御
チャネル信号を逆拡散した逆拡散部103を選択し、処
理を終了する。従って、比較選択動作は、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合にのみ行われることになる。
0が、ST203での測定結果に従って、最大の受信S
IRとなる制御チャネル信号を選択する。そして、選択
部110は、選択結果に従って、選択セクタ保持部10
7に保持された情報を更新するとともに、選択した制御
チャネル信号を逆拡散した逆拡散部103を選択し、処
理を終了する。従って、比較選択動作は、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合にのみ行われることになる。
【0032】上記動作が行われる結果、比較選択動作が
行われるタイミングおよび選択されるセクタは図3に示
すようになる。図3において、●印で示した点は、現在
受信している制御チャネル信号であるセクタ1の信号の
受信SIRが測定されるタイミングを示しており、○印
で示した点は、セクタ2の信号の受信SIRが測定され
るタイミングを示している。
行われるタイミングおよび選択されるセクタは図3に示
すようになる。図3において、●印で示した点は、現在
受信している制御チャネル信号であるセクタ1の信号の
受信SIRが測定されるタイミングを示しており、○印
で示した点は、セクタ2の信号の受信SIRが測定され
るタイミングを示している。
【0033】図3に示すように、移動体通信端末装置
は、現在受信している制御チャネル信号であるセクタ1
の信号の受信SIRがしきい値以上にある場合、すなわ
ち現在受信している制御チャネル信号の受信品質が十分
保たれている場合には、比較選択動作を行わない。従っ
て、セクタ間のハンドオーバも行われない。具体的に
は、t1〜t4では、セクタ1の信号の受信SIRがし
きい値以上にあるため、比較選択動作は行われず、従っ
て、セクタ間のハンドオーバも行われない。よって、移
動体通信端末装置が選択しているセクタは、t5までセ
クタ1で維持される。
は、現在受信している制御チャネル信号であるセクタ1
の信号の受信SIRがしきい値以上にある場合、すなわ
ち現在受信している制御チャネル信号の受信品質が十分
保たれている場合には、比較選択動作を行わない。従っ
て、セクタ間のハンドオーバも行われない。具体的に
は、t1〜t4では、セクタ1の信号の受信SIRがし
きい値以上にあるため、比較選択動作は行われず、従っ
て、セクタ間のハンドオーバも行われない。よって、移
動体通信端末装置が選択しているセクタは、t5までセ
クタ1で維持される。
【0034】そして、t5において、セクタ1の信号の
受信SIRが所定のしきい値より小さくなって初めて、
セクタ1の信号の受信SIRとセクタ2の信号の受信S
IRとが比較され、受信SIRの大きいセクタ2の信号
が選択され、セクタ2へのハンドオーバが行われる。そ
れ以降は、セクタ2の信号の受信SIRが、所定のしき
い値より小さくなるまで、比較選択動作は行われない。
受信SIRが所定のしきい値より小さくなって初めて、
セクタ1の信号の受信SIRとセクタ2の信号の受信S
IRとが比較され、受信SIRの大きいセクタ2の信号
が選択され、セクタ2へのハンドオーバが行われる。そ
れ以降は、セクタ2の信号の受信SIRが、所定のしき
い値より小さくなるまで、比較選択動作は行われない。
【0035】このように、本実施の形態に係る移動体通
信端末装置およびハンドオーバ制御方法によれば、現在
受信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所
定のしきい値よりも小さくなった場合にのみ比較選択動
作を行うため、現在受信している制御チャネル信号が十
分な受信品質を保っている間は比較選択動作が行われな
いので、無駄な選択動作および不要なハンドオーバが行
われなくなり、ハンドオーバ制御にかかる処理を減少さ
せることができるとともにバッテリーセービングを図る
ことができる。
信端末装置およびハンドオーバ制御方法によれば、現在
受信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所
定のしきい値よりも小さくなった場合にのみ比較選択動
作を行うため、現在受信している制御チャネル信号が十
分な受信品質を保っている間は比較選択動作が行われな
いので、無駄な選択動作および不要なハンドオーバが行
われなくなり、ハンドオーバ制御にかかる処理を減少さ
せることができるとともにバッテリーセービングを図る
ことができる。
【0036】(実施の形態2)本実施の形態に係る移動
体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法は、実施の
形態1とほぼ同一の構成を有し、現在受信している制御
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以上
の場合には、次回のタイミング以降の所定の回数、制御
チャネル信号の受信品質を測定しない点において異な
る。
体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法は、実施の
形態1とほぼ同一の構成を有し、現在受信している制御
チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以上
の場合には、次回のタイミング以降の所定の回数、制御
チャネル信号の受信品質を測定しない点において異な
る。
【0037】図4は、本発明の実施の形態2に係る移動
体通信端末装置に搭載される無線受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同一
の構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
体通信端末装置に搭載される無線受信装置の概略構成を
示す要部ブロック図である。なお、実施の形態1と同一
の構成には同一の符号を付し、詳しい説明は省略する。
【0038】カウンタ401は、制御チャネル信号の受
信SIRが所定のしきい値以上となって測定部106が
それ以降の測定タイミングにおいて制御チャネル信号の
受信SIRを測定しないときに、その測定しない測定タ
イミングの回数を数えるためのカウンタである。
信SIRが所定のしきい値以上となって測定部106が
それ以降の測定タイミングにおいて制御チャネル信号の
受信SIRを測定しないときに、その測定しない測定タ
イミングの回数を数えるためのカウンタである。
【0039】次いで、上記構成を有する移動体通信端末
装置の動作について説明する。図5は、本発明の実施の
形態2に係る移動体通信端末装置の動作を説明するため
のフロー図であり、図6は、本発明の実施の形態2に係
るハンドオーバ方法における制御チャネル信号の受信S
IRの変動状態とセクタの選択状態との関係を示す図で
ある。なお、図5において、実施の形態1と同一の動作
となるステップには同一の符号を付し、詳しい説明は省
略する。
装置の動作について説明する。図5は、本発明の実施の
形態2に係る移動体通信端末装置の動作を説明するため
のフロー図であり、図6は、本発明の実施の形態2に係
るハンドオーバ方法における制御チャネル信号の受信S
IRの変動状態とセクタの選択状態との関係を示す図で
ある。なお、図5において、実施の形態1と同一の動作
となるステップには同一の符号を付し、詳しい説明は省
略する。
【0040】図5のフロー図に示す一連の動作は、図6
に示す所定のタイミングt1〜t6においてそれぞれ行
われる動作である。
に示す所定のタイミングt1〜t6においてそれぞれ行
われる動作である。
【0041】まず、ST501では、測定部106が、
カウンタ401の値を参照する。そして、カウンタ40
1が「0」になっている場合には、ST201におい
て、測定部106が、現在選択している制御チャネル信
号の受信SIRを測定する。一方、カウンタ401が
「0」になっていない場合には、ST502において、
測定部106が、カウンタ401を1つ減少させ、処理
を終了する。
カウンタ401の値を参照する。そして、カウンタ40
1が「0」になっている場合には、ST201におい
て、測定部106が、現在選択している制御チャネル信
号の受信SIRを測定する。一方、カウンタ401が
「0」になっていない場合には、ST502において、
測定部106が、カウンタ401を1つ減少させ、処理
を終了する。
【0042】次いで、ST202において、比較部10
8が、現在選択している制御チャネル信号の受信SIR
と所定のしきい値とを比較する。その結果、現在選択し
ている制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値
以上の場合には、ST503において、測定部106
が、カウンタ401に所定の回数を設定し、処理を終了
する。ここで、所定の回数とは、測定部106が制御チ
ャネル信号の受信SIRを測定しない測定タイミングの
回数であり、この所定の回数を適宜変更することによ
り、制御チャネル信号の受信SIRを測定しない測定タ
イミングの回数を任意に調節することができる。具体的
には、所定の回数を「1」に設定すると、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値以
上にある間は、受信SIRの測定が1回おきの測定タイ
ミングにて行われることになる。従って、所定の回数を
「1」に設定すると、受信SIRの測定頻度をほぼ半減
させることができる。
8が、現在選択している制御チャネル信号の受信SIR
と所定のしきい値とを比較する。その結果、現在選択し
ている制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値
以上の場合には、ST503において、測定部106
が、カウンタ401に所定の回数を設定し、処理を終了
する。ここで、所定の回数とは、測定部106が制御チ
ャネル信号の受信SIRを測定しない測定タイミングの
回数であり、この所定の回数を適宜変更することによ
り、制御チャネル信号の受信SIRを測定しない測定タ
イミングの回数を任意に調節することができる。具体的
には、所定の回数を「1」に設定すると、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値以
上にある間は、受信SIRの測定が1回おきの測定タイ
ミングにて行われることになる。従って、所定の回数を
「1」に設定すると、受信SIRの測定頻度をほぼ半減
させることができる。
【0043】一方、ST202において、現在選択して
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合には、ST203において、測定部
106が、複数の制御チャネル信号をそれぞれ測定し、
測定結果を選択部110へ送る。
いる制御チャネル信号の受信SIRが所定のしきい値よ
り小さくなった場合には、ST203において、測定部
106が、複数の制御チャネル信号をそれぞれ測定し、
測定結果を選択部110へ送る。
【0044】上記動作が行われる結果、制御チャネル信
号の受信SIRの測定が行われるタイミングは図6に示
すようになる。図6において、●印で示した点は、現在
受信している制御チャネル信号であるセクタ1の信号の
受信SIRが測定されるタイミングを示しており、○印
で示した点は、セクタ2の信号の受信SIRが測定され
るタイミングを示している。
号の受信SIRの測定が行われるタイミングは図6に示
すようになる。図6において、●印で示した点は、現在
受信している制御チャネル信号であるセクタ1の信号の
受信SIRが測定されるタイミングを示しており、○印
で示した点は、セクタ2の信号の受信SIRが測定され
るタイミングを示している。
【0045】今、初期状態として、カウンタ401が
「0」になっているものとする。t1ではセクタ1の信
号の受信SIRが所定のしきい値以上のため、カウンタ
401に所定の回数(今、ここでは「1」とする。)が
設定される。従って、セクタ1の信号の受信SIRが所
定のしきい値以上となったt1以降においては、セクタ
1の信号の受信SIRが所定のしきい値より小さくなる
まで、受信SIRの測定は1回おきのタイミングにて行
われることになる。よって、次回セクタ1の信号の受信
SIRが測定されるのは、t3のタイミングになる。
「0」になっているものとする。t1ではセクタ1の信
号の受信SIRが所定のしきい値以上のため、カウンタ
401に所定の回数(今、ここでは「1」とする。)が
設定される。従って、セクタ1の信号の受信SIRが所
定のしきい値以上となったt1以降においては、セクタ
1の信号の受信SIRが所定のしきい値より小さくなる
まで、受信SIRの測定は1回おきのタイミングにて行
われることになる。よって、次回セクタ1の信号の受信
SIRが測定されるのは、t3のタイミングになる。
【0046】そして、t5において、セクタ1の信号の
受信SIRが所定のしきい値より小さくなった場合に
は、セクタ1の信号の受信SIRとセクタ2の信号の受
信SIRとが比較され、受信SIRの大きいセクタ2の
信号が選択され、セクタ2へのハンドオーバが行われ
る。それ以降は、セクタ2の信号の受信SIRが所定の
しきい値より小さくなるまで、セクタ2の信号の受信S
IRの測定は1回おきのタイミングにて行われることに
なる。
受信SIRが所定のしきい値より小さくなった場合に
は、セクタ1の信号の受信SIRとセクタ2の信号の受
信SIRとが比較され、受信SIRの大きいセクタ2の
信号が選択され、セクタ2へのハンドオーバが行われ
る。それ以降は、セクタ2の信号の受信SIRが所定の
しきい値より小さくなるまで、セクタ2の信号の受信S
IRの測定は1回おきのタイミングにて行われることに
なる。
【0047】このように、本実施の形態に係る移動体通
信端末装置およびハンドオーバ制御方法によれば、現在
受信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所
定のしきい値以上の場合には、次回のタイミング以降の
所定の回数、制御チャネル信号の受信品質を測定しない
ため、実施の形態1に比べ、さらに、ハンドオーバ制御
にかかる処理を減少させることができるとともにバッテ
リーセービングを図ることができる。
信端末装置およびハンドオーバ制御方法によれば、現在
受信している制御チャネル信号の受信品質を示す値が所
定のしきい値以上の場合には、次回のタイミング以降の
所定の回数、制御チャネル信号の受信品質を測定しない
ため、実施の形態1に比べ、さらに、ハンドオーバ制御
にかかる処理を減少させることができるとともにバッテ
リーセービングを図ることができる。
【0048】なお、上記実施の形態1および2に係る移
動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法を、アイ
ドルハンドオーバに適用することも可能である。ここ
で、アイドルハンドオーバとは、移動局が待ち受け時に
制御チャネル信号を観測し、所属するセルまたは所属す
るセクタの選択を随時行うハンドオーバである。適用し
た場合、アイドルハンドオーバ時において、ハンドオー
バ制御にかかる処理を減少させることができるとともに
バッテリーセービングを図ることができる。
動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法を、アイ
ドルハンドオーバに適用することも可能である。ここ
で、アイドルハンドオーバとは、移動局が待ち受け時に
制御チャネル信号を観測し、所属するセルまたは所属す
るセクタの選択を随時行うハンドオーバである。適用し
た場合、アイドルハンドオーバ時において、ハンドオー
バ制御にかかる処理を減少させることができるとともに
バッテリーセービングを図ることができる。
【0049】また、上記実施の形態1および2に係る移
動体通信端末装置では、制御チャネル信号の受信SIR
を測定しない間は、無線受信装置を動作させずにスリー
プさせるようにしてもよい。
動体通信端末装置では、制御チャネル信号の受信SIR
を測定しない間は、無線受信装置を動作させずにスリー
プさせるようにしてもよい。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ハンドオーバ制御における不要な処理を減少させてバッ
テリーセービングを図ることができる。
ハンドオーバ制御における不要な処理を減少させてバッ
テリーセービングを図ることができる。
【図1】本発明の実施の形態1に係る移動体通信端末装
置に搭載される無線受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
置に搭載される無線受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る移動体通信端末装
置の動作を説明するためのフロー図
置の動作を説明するためのフロー図
【図3】本発明の実施の形態1に係るハンドオーバ方法
における制御チャネル信号の受信SIRの変動状態とセ
クタの選択状態との関係を示す図
における制御チャネル信号の受信SIRの変動状態とセ
クタの選択状態との関係を示す図
【図4】本発明の実施の形態2に係る移動体通信端末装
置に搭載される無線受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
置に搭載される無線受信装置の概略構成を示す要部ブロ
ック図
【図5】本発明の実施の形態2に係る移動体通信端末装
置の動作を説明するためのフロー図
置の動作を説明するためのフロー図
【図6】本発明の実施の形態2に係るハンドオーバ方法
における制御チャネル信号の受信SIRの変動状態とセ
クタの選択状態との関係を示す図
における制御チャネル信号の受信SIRの変動状態とセ
クタの選択状態との関係を示す図
【図7】無線通信システムのセルおよびセクタの概念図
【図8】従来のハンドオーバ方法における制御チャネル
信号の受信レベルの変動状態とセクタの選択状態との関
係を示す図
信号の受信レベルの変動状態とセクタの選択状態との関
係を示す図
103 逆拡散部 106 測定部 107 選択セクタ保持部 108 比較部 109 記憶部 110 選択部 401 カウンタ
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の制御チャネル信号の受信品質を示
す値を測定する測定手段と、測定された受信品質を示す
値を比較し、受信品質を示す値が最大となる制御チャネ
ル信号を選択する比較選択動作を行う比較選択手段と、
選択結果に従って受信信号に対して逆拡散処理を行う逆
拡散手段と、を具備し、比較選択手段は、現在受信して
いる制御チャネル信号の受信品質を示す値が所定のしき
い値以上にある場合には、比較選択動作を行わないこと
を特徴とする移動体通信端末装置。 - 【請求項2】 測定手段は、現在受信している制御チャ
ネル信号の受信品質を示す値が所定のしきい値以上にあ
る場合には、測定頻度を減少させることを特徴とする請
求項1記載の移動体通信端末装置。 - 【請求項3】 待ち受け時に動作することを特徴とする
請求項1または請求項2記載の移動体通信端末装置。 - 【請求項4】 測定手段は、各セクタごとに割り当てら
れた固有の拡散コードによって拡散されている制御チャ
ネル信号の受信品質を示す値を測定することを特徴とす
る請求項1から請求項3のいずれかに記載の移動体通信
端末装置。 - 【請求項5】 現在受信している制御チャネル信号の受
信品質を示す値が所定のしきい値より小さくなった場合
にのみ、複数の制御チャネル信号の受信品質を測定し
て、受信品質を示す値が最大となる制御チャネル信号を
選択することにより、選択された制御チャネル信号が割
り当てられているセクタへハンドオーバすることを特徴
とするハンドオーバ制御方法。
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30539899A JP2001128204A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法 |
EP00970032A EP1143757A4 (en) | 1999-10-27 | 2000-10-24 | MOBILE COMMUNICATION DEVICE AND CONTROL METHOD FOR REACHING |
PCT/JP2000/007425 WO2001031962A1 (fr) | 1999-10-27 | 2000-10-24 | Terminal de communication mobile et procede de gestion de transfert |
CN00802362A CN1327702A (zh) | 1999-10-27 | 2000-10-24 | 移动通信终端装置和越区切换控制方法 |
AU79557/00A AU7955700A (en) | 1999-10-27 | 2000-10-24 | Mobile communication terminal and handover control method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30539899A JP2001128204A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001128204A true JP2001128204A (ja) | 2001-05-11 |
Family
ID=17944652
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30539899A Pending JP2001128204A (ja) | 1999-10-27 | 1999-10-27 | 移動体通信端末装置およびハンドオーバ制御方法 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP1143757A4 (ja) |
JP (1) | JP2001128204A (ja) |
CN (1) | CN1327702A (ja) |
AU (1) | AU7955700A (ja) |
WO (1) | WO2001031962A1 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2004054136A1 (ja) * | 2002-12-10 | 2004-06-24 | Kyocera Corporation | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
WO2004066521A1 (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-05 | Kyocera Corporation | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
JP2008005074A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Nec Corp | 無線ネットワークシステム、無線基地局及びそれらに用いるハンドオーバ制御方法 |
US7437156B2 (en) | 2001-08-28 | 2008-10-14 | Ntt Docomo, Inc. | Mobile communication system and base station in the mobile communication system for saving power consumption of mobile station |
US7660583B2 (en) | 2004-03-19 | 2010-02-09 | Nokia Corporation | Advanced handover in phased-shifted and time-sliced networks |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3788506B2 (ja) * | 2001-11-21 | 2006-06-21 | 日本電気株式会社 | 無線基地局、移動局と無線受信装置およびsir推定方法と送信電力制御方法およびプログラム |
DE60128839T2 (de) | 2001-12-19 | 2008-02-07 | Nokia Corporation | Verfahren und system zur bereitstellung einer abwärtsstreckenverbindung in einem zellularen netzwerk |
TW200943812A (en) | 2002-02-19 | 2009-10-16 | Interdigital Tech Corp | Method and apparatus for providing biasing criteria for binary decisions for use in wireless communications to enhance protection |
US20190380073A1 (en) * | 2017-01-05 | 2019-12-12 | Sony Corporation | Terminal device and method |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2656758B2 (ja) * | 1995-06-20 | 1997-09-24 | 日本電気移動通信株式会社 | 移動通信システムの無線ゾーン間チャネル切替方式 |
JPH10209943A (ja) * | 1997-01-16 | 1998-08-07 | Sony Corp | 受信装置 |
GB2328582B (en) * | 1997-08-22 | 2002-06-19 | Nec Technologies | Mobile radio station -station monitoring control |
JPH1198550A (ja) * | 1997-09-18 | 1999-04-09 | Oki Electric Ind Co Ltd | 基地局装置 |
JPH11205843A (ja) * | 1998-01-20 | 1999-07-30 | Nec Mobile Commun Ltd | 無線電話装置 |
-
1999
- 1999-10-27 JP JP30539899A patent/JP2001128204A/ja active Pending
-
2000
- 2000-10-24 CN CN00802362A patent/CN1327702A/zh active Pending
- 2000-10-24 AU AU79557/00A patent/AU7955700A/en not_active Abandoned
- 2000-10-24 EP EP00970032A patent/EP1143757A4/en not_active Withdrawn
- 2000-10-24 WO PCT/JP2000/007425 patent/WO2001031962A1/ja not_active Application Discontinuation
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WO2004054136A1 (ja) * | 2002-12-10 | 2004-06-24 | Kyocera Corporation | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
US7233793B2 (en) | 2002-12-10 | 2007-06-19 | Kyocera Corporation | Wireless communication terminal and handoff judgment method |
WO2004066521A1 (ja) * | 2003-01-20 | 2004-08-05 | Kyocera Corporation | 無線通信端末及びハンドオフ判定方法 |
US8374606B2 (en) | 2003-01-20 | 2013-02-12 | Kyocera Corporation | Wireless communication terminal and handoff determination method |
US7660583B2 (en) | 2004-03-19 | 2010-02-09 | Nokia Corporation | Advanced handover in phased-shifted and time-sliced networks |
JP2008005074A (ja) * | 2006-06-21 | 2008-01-10 | Nec Corp | 無線ネットワークシステム、無線基地局及びそれらに用いるハンドオーバ制御方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN1327702A (zh) | 2001-12-19 |
AU7955700A (en) | 2001-05-08 |
EP1143757A1 (en) | 2001-10-10 |
EP1143757A4 (en) | 2002-04-17 |
WO2001031962A1 (fr) | 2001-05-03 |
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