JP4173256B2 - 変形、歪みを抑える焼入れ方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、金属の熱処理における焼入れ時の変形や歪みを抑えることができる焼入れ方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、焼入れは、鋼を変態点以上の温度に加熱した後、油,水,水溶性冷却剤などの適当な冷却液中に浸漬して急速に冷却する操作であり、例えば図10に示すような焼入れ装置が使用される。この焼入れ装置は、焼入れ剤である冷却液1を貯えた冷却槽2と、この冷却槽2内に片寄せて配設されたプロペラ攪拌機3と、プロペラ攪拌機3による槽内の液流4を槽底から上部に向かうように整える整流板5とを備えている。もっとも、プロペラ攪拌機3の代わりに噴流用ポンプを用いるものもある。
【0003】
この焼入れ装置を用いて、鋼製または特殊鋼製の被処理物(以下、ワークという)Wを焼入れ処理する方法は次の通りである。
すなわち、予め攪拌機3を始動させて冷却槽2内に冷却液1の流れ4を作っておく。別途に加熱炉で変態点以上に加熱された高温のワークWをバスケット等の容器6に収納し、これを冷却槽2の冷却液1に浸漬する。かくして冷却液の流れ4にさらすことによりワークWは急冷され、硬化しまたは強さを増す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、容器6内のワークWは、エレベータで下降して冷却液1中に浸漬され焼入れされる。そのため、冷却は容器6の下部から始まり、徐々に上部が冷却される傾向がある。更に、冷却液の流れ4が槽の底部から上部に向かう上昇流であることも関与して、被処理品であるワークWの全体を上部も下部も均一に冷却することが難しい。そのため、ワークWが単体の場合は変形が起こり、またワークWが多数個のロットの場合は、ロット全体でバラツキが発生してしまう。
【0005】
それでもワークWの数量やサイズが小さければ、攪拌機3による冷却液の流れ4の乱され方が少ないから、バラツキのない良好な焼入れが行われ易い。
しかしながら、一般的な焼入れ装置では、一度に重量で数百キロ〜千キロ程度のワークWを焼入れする。そのため、冷却槽2内の液流4が遮られてしまい、槽内におけるワークWの位置特に上部と下部とでは冷却の速度が大きく異なり、冷却のバラツキが大きくなって焼入れ硬さや、歪み,曲がり等の焼入れ変形にバラツキを生ずるという問題がある。
【0006】
熱処理歪みや曲がりなどが大きい場合には、熱処理後にワークWの切削工程が必要になる。ところが、近年、熱処理部品の高精度化に伴い、熱処理歪みや曲がりを極力抑え、熱処理後の切削工程を省略することが望まれている。
そこで、本発明は、上記従来の問題点に着目してなされたものであり、焼入れ処理における冷却能のバラツキを抑制し、もって焼入れ時に発生する変形や歪みを抑制できる焼入れ方法及び装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を解決するために、請求項1に係る発明は、冷却液が溜められた焼入れ冷却槽内に被処理物を浸漬して焼入れする方法において、前記焼入れ冷却槽内にその底部から冷却液を噴流して当該焼入れ冷却槽内の冷却液を攪拌しながら前記被処理物を冷却すると同時に、当該焼入れ冷却槽内の冷却液中に共通の軸を介して連結された上下多段の振動板を没入し、当該振動板を前記軸を介して上下に振動させて当該冷却液に上下振動を強制的に与えて冷却能のバラツキを抑制することを特徴とする。
【0008】
また、請求項2に係る発明は、請求項1に記載の変形、歪みを抑える焼入れ方法において、前記焼入れ冷却槽内の冷却液に与える上下振動として、振動周波数10〜60Hzの範囲の上下振動を用いることを特徴とする。
【0009】
さらに、請求項3に係る発明は、焼入れ冷却槽内の冷却液に被処理物を浸漬して当該被処理物を焼入れする装置において、前記焼入れ冷却槽内にその底部から冷却液を噴流して当該焼入れ冷却槽内の冷却液を攪拌する攪拌手段と、当該焼入れ冷却槽内の冷却液中に共通の軸を介して連結された上下多段の振動板を没入し、当該振動板を前記軸を介して上下に振動させて当該冷却液に上下振動を付与する振動手段と、当該振動手段の振動周波数を10〜60Hzの範囲で調整する周波数調整手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は、本発明に係る焼入れ装置の一例を模式的に示す正面断面図である。なお、従来と同一部分には同一符号を付してある。
先ず構成を説明すると、この焼入れ装置は、冷却液1を貯えた冷却槽2内に片寄せて配設した振動攪拌機10を備えている。この振動攪拌機10は、略等間隔に上下に配列した11段の振動板10aを有して冷却液1に振動を付与する多段式振動装置であり、振動板10aの段数は、バスケット容器6の高さ(深さ)を十分に覆いうる高さとされている。
【0011】
それらの振動板10aは共通の軸10bを介して連結され、冷却液1に没入させてある。その軸10bの端部は、振動の周波数を調整する周波数調整手段として図示しない周波数調整器を内蔵した駆動装置11に接続されている。
周波数調整器は、焼入れされるワークWの形状や材質に応じて冷却過程で振動周波数を変化させることが可能である。
【0012】
冷却槽2の中央スペースには、ワークWを収納するバスケット容器6が配設され、例えば図外のエレベータにて昇降可能とされている。
次に作用を説明する。
振動攪拌機10を始動させると、冷却槽2内に冷却液1の水平方向の流れ4が形成される。別途に加熱炉で変態点以上に加熱された高温のワークWを容器6に収納し、これをエレベータで冷却槽2の冷却液1に浸漬する。この場合、冷却液の流れ4は水平流であるから、容器6内の上部,中部,下部を横断しつつワークWを均一に急冷する。即ち、従来の上昇流の場合のように、下部のワークWから冷却が始まり、徐々に上部が冷却されるという上下の不均一はなく、ワークW全体が均一に硬化しまたは強さを増す。かくして、焼入れにおけるワークWの変形,歪みを押さえることができる。
【0013】
図2に、本発明に係る焼入れ装置の他の実施の形態を示す。
図2(a)は正面断面図、(b)はそのb−b線断面図である。この実施の形態の焼入れ装置は、上記図1と同様の振動モータ10cにより上下振動させる多段の振動板10aを備えた振動攪拌機10に加えて、更に噴流ポンプ21及び噴流管22を備えた噴流攪拌手段20を併用した点が異なっている。
【0014】
その噴流管22は、ワーク収納容器6の下方を横切るように配設され、噴流出口23は冷却槽2の内壁に対向して容器6の下方に開口している。そして、噴流出口23から噴出した流れは、冷却槽2の下部より上部に向かう上昇流となり、振動攪拌機10の振動板10aによる水平流と相まって、容器6内を横断する流れが補強される。
【0015】
すなわち、図10に示した従来例の攪拌機3による上昇液流4の代わりに、ポンプ21による上昇噴流を形成したのである。
以下、図2の焼入れ装置を用いて行った、冷却方式別の焼入れ比較実験について説明する。
〔実験方法〕:
流動層加熱炉にてテストピースをそれぞれ焼入れ温度まで加熱し、10min間保持した後に取り出し、焼入れを行った。
【0016】
テストピースは材質SUJ2の円筒体と、材質S45Cの丸棒との2種類とした。両種類のテストピースについて、それぞれ次の3種類の冷却方法で焼入れを行い、焼入れ前後でのテストピースの変形量を比較して評価した。
(1)冷却方法
a)噴流攪拌のみを用いる。(従来の方法に相当する)
b)振動攪拌のみを用いる。(本発明方法)
c)噴流攪拌と振動攪拌とを併用する。(本発明方法)
振動噴流の強さについては、予備実験により流量と振動周波数との関係を求めたところ、図3の直線関係が得られた。
【0017】
冷却速さについては、速い方が作業能率が良いが、速い遅いは冷却油の種類により大きく異なってくる。そこで、上記油種FW243について、予備実験により温度850℃から300℃までの冷却速さ(秒数)と振動周波数との関係を求めたところ、図4の関係が得られた。すなわち、振動周波数が10Hzから30Hzまでは冷却秒数が60数秒台を略一定に維持し、周波数30Hzを越えると次第に速くなり、周波数40Hzで冷却秒数45秒と最も速い。周波数が40Hzを越えるとこんどは次第に遅くなり、周波数60Hzで冷却秒数は60秒を若干上回る。ところが、周波数60Hzを越えると逆に急激に速くなる。
【0018】
このように、振動周波数の変化により冷却速さが変化するが、周波数が10Hz未満になると冷却が遅れて良好な焼入れ結果が得られず、一方、周波数60Hzを越えると油の粘度にもよるが振動が空回りの状態となり、やはり良好な焼入れ結果が得られない。この結果から、油種FW243を冷却液とする本実験では、最適な振動周波数として40Hzを採用した。
【0019】
これに合わせて、併用する噴流の流量を、振動周波数40Hzに対応するべく4m3 /Hrとした。
(3)テストピース1
1)円筒体(SUJ2):
2)サイズ:2種類
▲1▼外径40mm×内径34mm×高さ50mm
▲2▼外径32mm×内径28mm×高さ45mm
▲3▼試験個数:1テスト毎にn=3
▲4▼配列:
各サイズの円筒体を、1テスト毎に3個ずつ、深さ50mmのバスケット容器6内に立てて並べた。
【0020】
▲5▼測定:
それぞれのテストピースについて、上部の直径寸法を焼入れ前と焼入れ後に測定してその差である円筒体上部の変形量を算出して、楕円度a,b,c(mm)とした。また、同時に、円筒体の下部の直径寸法を焼入れ前と焼入れ後に測定してその差である下部の変形量を算出し、楕円度a’,b’,c’(mm)とした。 ▲6▼流動層加熱条件:
820℃×10min
(4)試験結果
外径40mmのテストピースの場合の結果を図5に、外径32mmの場合の結果を図6に、それぞれ示す。図の縦軸の目盛りは、焼入れ処理の前後における楕円度の差すなわちテストピースの変形量、一方横軸は、前記した各冷却方法a)〜c)の区分けである。
【0021】
この結果から、円筒体の場合、従来の噴流攪拌のみより、本発明の振動攪拌のみ又は噴流攪拌+振動攪拌の場合の方が、焼入れ変形が少ないことがわかる。
また、同一テストピースにおける上部と下部との変形量の違いについても、噴流攪拌のみより振動攪拌のみ又は噴流攪拌+振動攪拌の場合の方が焼入れ変形が少ないといえる。
【0022】
次に、テストピース2について実験した。
(5)テストピース2
1)丸棒(S45C):
2)サイズ:
▲1▼直径12mm×長さ194mm
▲2▼試験個数:No.1〜12
1テスト毎にn=12
▲3▼配列:
丸棒を、1テスト毎に12個ずつ、縦210mm×横100mm×深さ50mmのバスケット容器6の底に横並びに配置した。
【0023】
▲4▼測定:
それぞれのテストピースについて、ダイヤルゲージを用いて丸棒の曲がりを焼入れ処理前と焼入れ処理後とに測定し、変形量(mm)として記録した。
▲5▼流動層加熱条件:
850℃×10min
(6)試験結果
噴流攪拌のみの場合の結果を図7に、振動攪拌のみの場合の結果を図8に、噴流攪拌+振動攪拌の場合を図9にそれぞれ示す。図の縦軸は丸棒の曲がりすなわち変形量、横軸はテストピースNo.である。
【0024】
この結果から、丸棒の場合、従来の噴流攪拌のみより、本発明の振動攪拌又は噴流攪拌+振動攪拌の場合の方が、焼入れ変形が少ないといえる。
【0025】
【発明の効果】
以上、説明したように本発明によれば、少なくとも冷却液に強制振動を与えることにより、ワークに対する冷却液の流れを均一化することができるから、冷却能のバラツキを抑制し、もって焼き入れ時に発生する変形や歪みを抑制できるという効果を奏する。
【0026】
また、冷却槽内の冷却液の振動を付与する振動手段または振動手段と冷却液の攪拌手段とを設けたことにより、ワークに対する冷却液の流れの均一化が容易にできるから、簡単な構造の装置で焼入れ変形や歪みを抑制できるという効果がある。
また、複数枚の振動板からなる多段式振動攪拌機を備えることで、ワークの上部から下部に及び冷却液の流れを均一化させることができるから、より確実に焼入れ変形や歪みを抑制できるという効果がある。
【0027】
また、振動攪拌機の振動周波数を適宜調整することができるから、ワークの形状、寸法や冷却液の種類等に応じて最適な振動周波数を用いることが可能となり、安定して焼入れ変形や歪みを抑制できるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の焼入れ装置の一実施の形態を模式的に示す正面断面図である。
【図2】本発明の焼入れ装置の他の実施の形態を模式的に示図で、(a)は正面断面図、(b)はそのb−b線断面図である。
【図3】噴流攪拌における噴流の流量と振動周波数との関係を示すグラフである。
【図4】本発明における振動周波数と冷却速度との関係を例示したグラフである。
【図5】ワークが直径40mmの円筒体の場合の、冷却槽の攪拌方式別の焼入れ変形量を示すグラフである。
【図6】ワークが直径32mmの円筒体の場合の、冷却槽の攪拌方式別の焼入れ変形量を示すグラフである。
【図7】ワークが丸棒の場合の、噴流攪拌による焼入れ処理の前後の変形量(曲がり)を示すグラフである。
【図8】ワークが丸棒の場合の、振動攪拌による焼入れ処理の前後の変形量(曲がり)を示すグラフである。
【図9】ワークが丸棒の場合の、噴流攪拌+振動攪拌併用による焼入れ処理の前後の変形量(曲がり)を示すグラフである。
【図10】従来のプロペラ攪拌方式の焼入れ装置を模式的に示す正面断面図である。
【符号の説明】
1 冷却液
2 冷却槽
W ワーク
6 (ワーク収納)容器
10 振動攪拌機
10a 振動板
11 周波数調整手段
20 (噴流)攪拌手段
Claims (3)
- 冷却液が溜められた焼入れ冷却槽内に被処理物を浸漬して焼入れする方法において、前記焼入れ冷却槽内にその底部から冷却液を噴流して当該焼入れ冷却槽内の冷却液を攪拌しながら前記被処理物を冷却すると同時に、当該焼入れ冷却槽内の冷却液中に共通の軸を介して連結された上下多段の振動板を没入し、当該振動板を前記軸を介して上下に振動させて当該冷却液に上下振動を強制的に与えて冷却能のバラツキを抑制することを特徴とする変形、歪みを抑える焼入れ方法。
- 請求項1に記載の変形、歪みを抑える焼入れ方法において、前記焼入れ冷却槽内の冷却液に与える上下振動として、振動周波数10〜60Hzの範囲の上下振動を用いることを特徴とする変形、歪みを抑える焼入れ方法。
- 焼入れ冷却槽内の冷却液に被処理物を浸漬して当該被処理物を焼入れする装置において、前記焼入れ冷却槽内にその底部から冷却液を噴流して当該焼入れ冷却槽内の冷却液を攪拌する攪拌手段と、当該焼入れ冷却槽内の冷却液中に共通の軸を介して連結された上下多段の振動板を没入し、当該振動板を前記軸を介して上下に振動させて当該冷却液に上下振動を付与する振動手段と、当該振動手段の振動周波数を10〜60Hzの範囲で調整する周波数調整手段とを備えたことを特徴とする変形、歪みを抑える焼入れ装置。
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