JP4172440B2 - 光ファイバの製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光軸方向に延びるファイバ孔を有する光ファイバを製造する方法に関するものである。
近年、光軸方向に沿って複数の空孔(ファイバ孔)が設けられた光ファイバ(ホーリーファイバ)が開発されつつある。ホーリーファイバは、複数のファイバ孔による、コア領域とクラッド領域との間の実効的な屈折率差や、或いはフォトニック結晶構造によるフォトニックバンドギャップを利用して光をコア領域内に閉じ込めて伝播させる。ホーリーファイバでは、光軸に直交する断面でのファイバ孔の配列や大きさを調整することによって、中実の光ファイバでは実現困難であったファイバ特性(例えば、大きな波長分散値など)を実現することができる。このようなホーリーファイバは、ファイバ孔となるべきファイバ母材孔を有する光ファイバ母材を線引きして製造されているが、線引きする際、非特許文献1に記載されているように、ファイバ母材孔を加圧しながら光ファイバ母材を線引きしてファイバ孔を潰さないようにしている。
Jonathan C. Knight, "Photonic crystal fibres.", NATURE, AUGUST 14 2003, VOL 424, pp847-851.
ところで、ホーリーファイバのファイバ特性は、ファイバ孔の大きさに影響を受けるため、所望のファイバ特性を得るためには、ファイバ孔の大きさを調整しなければならない。しかしながら、ファイバ母材孔を加圧してもすぐにはファイバ孔は拡大せず、所望の大きさのファイバ孔になるまで待つ必要がある。そして、このファイバ孔が所望の大きさになっていない部分の光ファイバは、期待するファイバ特性が得られないため廃棄しなければならない結果、良品の製造歩留まりが悪いという問題点があった。
そこで、本発明は、光軸方向に延びるファイバ孔を有する光ファイバを、良品の製造歩留まりよく製造する方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る光ファイバの製造方法は、長手方向に延びるファイバ母材孔を有する光ファイバ母材のファイバ母材孔を加圧しながら、線引炉において光ファイバ母材を加熱・軟化し線引きして、ファイバ母材孔に対応するファイバ孔を有する光ファイバを製造する方法であって、光ファイバの光軸方向に直交する断面におけるファイバ孔の大きさを所望の大きさにするための目標圧力P1より高い初期圧力P2でファイバ母材孔を加圧しながら光ファイバ母材を線引きをした後に、目標圧力P1でファイバ母材孔を加圧しながら光ファイバ母材を線引きすることを特徴とする。
この方法では、先ず、初期圧力P2でファイバ母材孔を加圧してファイバ孔を早く開かせた後に、目標圧力P1でファイバ母材孔を加圧しながら、線引炉で光ファイバ母材を線引きをする。その結果、所望の大きさのファイバ孔を有する光ファイバを得るまでの時間を短くすることができる。これによって、良品取りすることができる光ファイバの量が増加するので、良品の製造歩留まりが向上する。
更に、本発明に係る光ファイバの製造方法では、目標圧力P1が3.5kPa以上4.3kPa以下であることが好ましい。目標圧力P1が3.5kPaより小さいとファイバ孔が十分に開かない一方、4.3kPaより大きいとファイバ孔が膨らみすぎる傾向にある。そして、上記範囲で加圧することで、所望の大きさのファイバ孔を有する光ファイバを製造することができる。
また、本発明に係る光ファイバの製造方法では、初期圧力P2が4.0kPa以上4.7kPa以下であることが好適である。はじめにこの範囲で加圧することによって、加圧によるファイバ孔の破裂を抑制しながらファイバ孔を早く開かせることができる。
更にまた、本発明に係る光ファイバの製造方法では、0.98N以上の線引張力で光ファイバ母材を線引きすることが好適である。線引張力が低いと、ファイバ母材孔への加圧圧力に応じてファイバ孔が著しく変化するため、ファイバ孔が破裂する虞がある。そして、線引張力を0.98N以上とすることで、ファイバ孔の破裂を抑制しつつファイバ母材孔を加圧することができる。
また、本発明に係る光ファイバの製造方法では、ファイバ母材孔を初期圧力P2で加圧し始めた後に光ファイバ母材から線引きされた光ファイバの線引長が1.2km以上になったときに、ファイバ母材孔を加圧する圧力を目標圧力P1に下げることが好ましい。初期圧力P2でファイバ母材孔を加圧しながら光ファイバ母材を線引きして得られる光ファイバの線引長が1.2kmになったときには、ファイバ孔を所望の大きさ近くまで開かせることができる傾向にあるため、その線引長が1.2km以上になった後に、光ファイバ母材を目標圧力P1で加圧しながら線引きすることで、所望の大きさのファイバ孔を有する光ファイバをより早く得ることができる。
更に、本発明に係る光ファイバの製造方法では、ファイバ母材孔を初期圧力P2で加圧し始めた後に光ファイバ母材から線引きされた光ファイバの線引長が2.0kmになる前に、ファイバ母材孔を加圧する圧力を目標圧力P1に下げることが好適である。この場合、初期圧力P2でファイバ母材孔を加圧しながら光ファイバ母材を線引きして得られる光ファイバの線引長を2.0kmより短くすることで、ファイバ孔が所望の大きさよりも大きくなりすぎることを抑制できる。その結果、ファイバ母材孔への加圧圧力を初期圧力P2から目標圧力P1に下げたときに、所望の大きさのファイバ孔を有する光ファイバを得やすい。
本発明の光ファイバの製造方法によれば、光軸方向に延びるファイバ孔を有する光ファイバを、良品の製造歩留まりよく製造することができる。
以下、図面を参照しながら本発明による光ファイバの製造方法の好適な実施形態について詳細に説明する。
図1は、本発明による光ファイバの製造方法の一実施形態により製造された光ファイバ10のファイバ断面の模式図である。光ファイバ10は、紙面に略垂直な方向(光軸方向L)に延在する、ファイバ外径がD1の線状体である。光ファイバ10は、光軸方向Lに延びる石英ガラスからなると共にコア径d1が0.5〜5.0μmであるコア領域11を有する。そして、このコア領域11の周囲には、コア領域11内に光を閉じ込めて伝播させるために、石英ガラスからなると共に、光軸方向Lに延びる複数のファイバ孔12を有するクラッド領域13が設けられている。なお、クラッド領域13の一部にはフッ素が添加されている。
このファイバ孔12は、光軸方向Lに直交する断面であるファイバ断面14において、コア領域11の周囲に4層構造で配置されており、コア領域11側から1層目に6個、2層目に12個、3層目に18個、4層目に24個形成されている。各ファイバ孔12の孔径d2は約1.0〜5.0μmである。そして、各層において、ファイバ孔12は六角形状に配置されている結果、ファイバ孔12が形成されている孔形成領域15も六角形状であり、その対角線の長さtは、約12μm〜30μmである。以下では、対角線の長さtを、孔形成領域長tと称す。
この複数のファイバ孔12をクラッド領域13が有することで、コア領域11とクラッド領域13との間に、より大きな屈折率差が生じる結果、その屈折率差によって、光をコア領域11に閉じ込めて伝播させることができる。そして、ファイバ孔12の大きさを調整することで、光ファイバ10の分散値を制御できるため、中実の光ファイバ10では実現できない分散特性を得ることができる。なお、コア領域11に光をより確実に閉じ込めるために、孔形成領域長tは15μm以上が好ましい。
次に、所望の分散値を有する光ファイバ10を製造する方法について説明する。光ファイバ10を製造するために、まず、図2に示す石英ガラスを主成分とする光ファイバ母材20を用意する。光ファイバ母材20は、紙面に略垂直な方向に延びる、母材外径がD2の円柱体であり、ファイバ孔12に対応する空孔であって長手方向に延びた略円形のファイバ母材孔21が60個形成されている。ファイバ母材孔21は、光ファイバ母材20の長手方向に直交する断面である母材断面22において、ファイバ孔12の配置と対応するように4層構造で配置されている。光ファイバ母材20の母材外径D2は、約10〜40mmが例示され、ファイバ母材孔21の孔径d3は、約0.2〜1.5mmが例示される。
光ファイバ母材20は、例えば、次のようにして製造される。先ず、石英ガラスロッドに、ファイバ母材孔21となるべき孔をドリルを利用して60個開けた後に旋盤に取り付ける。そして、回転させながら酸水素バーナーであぶりつつ引っ張って延伸し、延伸後のロッドをフッ素添加パイプに挿入した後、コラプスをして光ファイバ母材20とする。
次に、この光ファイバ母材20を図3に示す光ファイバ製造装置30を利用して線引きする。以下の説明では、特に断らない限り、母材断面22の断面形状と相似な断面形状を有する光ファイバ10を製造するものとして説明する。
光ファイバ母材20を線引きする際には、光ファイバ母材20の一端を溶融してファイバ母材孔21を閉じておき、他端はファイバ母材孔21を開放して、そこにパイプPを接続する。そして、その光ファイバ母材20を、光ファイバ製造装置30が有する母材昇降装置30Aに取り付け、光ファイバ母材20のパイプPに加圧装置30Bを接続する。このとき、加圧装置30BはパイプPの上端部に取り付けられたキャップCを介して接続される。なお、このキャップCには、加圧装置30Bからのガス(例えば、窒素などの不活性ガス)をパイプPを介してファイバ母材孔21内に導入するためのガス導入路が形成されている。
加圧装置30Bに接続された光ファイバ母材20は、母材昇降装置30Aによって線引炉30Cに挿入され、その下端部が加熱・溶融される。加熱・溶融されれた光ファイバ母材20から自重によって落下してきた線状のガラス(光ファイバ)を、外径測定器30D、張力測定器30E、第1の被覆塗布装置30F及び第2の被覆塗布装置30Gに通した後、ターンプーリ30H、キャプスタン30I及び巻き取り装置30Jにセットしてから線引きを開始する。
光ファイバ母材20の線引きを開始した後、線引きされた光ファイバの線速を上げていき、所定の目標線速でほぼ定常的に線引きする。線速が目標線速になるまでは、ファイバ孔12の破裂を防止する観点からファイバ母材孔21への加圧は行わず、目標線速で線引きする定常状態に以降した後に、ファイバ母材孔21への加圧を開始する。そして、ファイバ母材孔21への加圧圧力を調整しながら光ファイバ母材20を線引きして、ファイバ孔12を有する光ファイバ10を得る。
光ファイバ10は、外径測定器30D及び張力測定器30Eを通過し、ファイバ外径及び線引張力がそれぞれ測定された後、第1及び第2の被覆塗布装置30F,30Gを順に通過することで、その外周に樹脂が被覆される。そして、樹脂で被覆された光ファイバ10は、ターンプーリ30H及びキャプスタン30Iを経て、巻き取り装置30Jにより巻き取られる。
前述した外径測定器30Dの測定結果は、それと電気的に接続された制御部30Kに通知される。この制御部30Kは、母材昇降装置30A及びキャプスタン30Iなどにも電気的に接続されており、光ファイバ母材20の線引炉30Cへの送り速度及び線引速度(線速)が制御される。線速は、キャプスタン30Iの回転を調整することで制御される。また、線引張力は、張力測定器30Eの測定結果に基づいて線引炉30Cの炉温を調整することで制御される。
この線引張力は、目標線速で線引きを開始した後、すなわち、定常状態に移行した後は、0.98N(100gf)以上に調整されることが好ましい。線引張力が低いと、ファイバ母材孔21に加える圧力変化に応じてファイバ孔12の大きさが著しく変わるために、ファイバ孔12が破裂し光ファイバ10が断線する場合がある。これに対して、線引張力を0.98N以上とすることで、所望の孔径d2のファイバ孔12を得るように加圧圧力を制御しても、ファイバ孔12の破裂が抑制されている。
また、ファイバ母材孔21への加圧圧力は、加圧装置30Bを調整することで制御される。このファイバ母材孔21へ加える圧力の制御方法について説明する。
前述したように、線速が目標線速になるまでの間は、ファイバ孔12が破裂することを防止するために、ファイバ母材孔21への加圧を実施しない。そして、線速が上がって、ファイバ母材孔21を加圧しつつファイバ孔12の大きさを制御できる目標線速になった後にファイバ母材孔21への加圧を開始する。なお、この加圧を開始するまではファイバ孔12は潰れた状態であり、加圧を開始しても、すぐにはファイバ孔12は開かないので、所望の分散値を実現可能な大きさ(すなわち、孔径d2)のファイバ孔12が形成されるまでの光ファイバ10は廃棄することになる。
本実施形態に係る光ファイバの製造方法では、加圧開始時に、ファイバ孔12を所望の孔径d2とするための目標圧力P1よりも高い初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧してファイバ孔12を早く開かせた後に、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧しながら線引きする。図4を利用して具体的に説明する。
図4(a)は、加圧開始時からの線引長と、本実施形態の光ファイバの製造方法によるファイバ母材孔21への加圧圧力の変化を示すグラフであり、横軸は加圧開始してからの線引長を表し、縦軸は、ファイバ母材孔21への加圧圧力を表している。また、図4(b)は、加圧開始時からの線引長と孔形成領域15(図1参照)の大きさとの関係を示すグラフであり、横軸は加圧開始してからの線引長を表し、縦軸は、孔形成領域15の孔形成領域長tを表している。
図4(b)中のI線は、図4(a)に示すように、ファイバ母材孔21への加圧圧力を初期圧力P2から目標圧力P1に変化させた場合を示している。また、II線及びIII線は、比較のためのものであり、II線は、初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧しつづけた場合を示し、III線は、加圧開始時から目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧した場合を示している。孔形成領域15は、ファイバ孔12の孔径d2に応じて変わるので、孔形成領域15の変化は、ファイバ孔12の孔径d2の変化に対応している。
図4(a)に示すように、加圧開始時には、目標圧力P1よりも高い初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧しながら線引きする。この目標圧力P1は、所望の分散値を実現するためのファイバ孔12の孔径d2に応じて変わるが、3.5kPa以上4.3kPa以下であることが好適である。3.5kPaより低いとファイバ孔12が開きにくい傾向がある一方、4.3kPaより大きいとファイバ孔12が膨らみすぎる傾向にあるからである。特に、この範囲は、孔径d2が約1.0〜3.5μmであるときに好ましい。また、初期圧力P2も、高すぎるとファイバ孔12が膨らみすぎる一方、低すぎるとファイバ孔12が開きにくいため4.0kPa以上4.7kPa以下が好ましい。
初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧したとき、図4(b)のI線及びIII線に示すように、加圧を開始してもファイバ孔12は直ぐには開かないが、初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧することによって、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧し始める場合より早くファイバ孔12を開かせることができる。なお、初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧して線引きしながら、適宜、ファイバ孔12の形成状態を調べて加圧圧力を調整することは、ファイバ孔12を早く所望の大きさ(言い換えれば、所望の分散値を実現可能な大きさ)にする観点から好ましい。
そして、加圧開始時から光ファイバ母材20を所定の距離(例えば、1.2km)線引きした後、ファイバ孔12の形成状態を調べて、孔形成領域長tが、約11μm以上であることを確認した後に、図4(a)に示すように、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧する。図4(b)に示すように、加圧圧力をP1に変更しても孔形成領域長tはすぐに数μmは増加し、その後一定になる。その結果、孔形成領域長tが、光がコア領域11に閉じ込めることがより確実な約15μmを越える。このように、ファイバ母材孔21への加圧圧力を初期圧力P2から目標圧力P1に変えなければ、II線に示すようにファイバ孔12が急激に膨張し続ける結果、ファイバ孔12が破裂して光ファイバ10の製造ができなくなる虞がある。これに対して、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧しながら光ファイバ母材20を線引きすることで、ファイバ孔12の膨張が抑制され良品取りを行うことができる。
この初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧開始してから目標圧力P1に下げるまで(すなわち、初期圧力P2で加圧しているときの)光ファイバ10の線引長は、1.2km以上が好ましい。この線引長が1.2kmより短いと、ファイバ孔12が十分開いていない傾向があり、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧しながら光ファイバ母材20を線引きしても、ファイバ孔12が所望の孔径d2になるまで更に時間を要するからである。
また、初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧しながら光ファイバ母材20を線引きして得られる光ファイバ10の線引長が、2.0kmになるよりも前に目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧して光ファイバ母材20を線引きすることが更に好ましい。この線引長が2.0km以上になるとファイバ孔12が膨らみすぎる傾向があり、膨らみすぎたファイバ孔12が所望の孔径d2になるまで待たなければならないからである。ただし、初期圧力P2での線引長は、初期圧力P2の大きさに依存しており、上記範囲に限定されない。
図4(b)に示すI線とIII線とを比較すると、孔形成領域長tが約15μmになるまでの加圧開始時からの光ファイバ10の線引長は、初期圧力P2でファイバ母材孔21への加圧を開始した場合、約1.2kmを少し越えたあたりであるが、目標圧力P1でファイバ母材孔21への加圧開始した場合、約2.3kmを要している。その結果、例えば、初期圧力P2で加圧を開始した場合(I線の場合)、1.6kmあたりから良品取りを実施することが可能である。このように、III線で示す場合よりも、I線で示す場合の方が、長さtが15μm程度になるまでに要する線引長が短くなる結果、良品取りをするための光ファイバ10の量を増やすことができている。
次に、ファイバ母材孔21への加圧圧力を目標圧力P1に下げた後の工程であって、所望の分散値を有する良品としての光ファイバ10を得るための線引き方法について説明する。
光ファイバ10の分散値は、例えば、コア径d1が10nm変化すれば約12ps/nm/km変化するが、コア径d1を10nmの精度で制御することは難しいため、ファイバ外径D1を変化させることによってコア径d1を変えるようにする。すなわち、図5に示すように、光ファイバ10の分散値を変化させるために、所定の線引長(例えば、350m)を1水準Uとして、ファイバ外径D1を、例えば、良品取り実施開始時のファイバ外径D1であるD1から1μmずつ変化させながら線引きをして巻き取り装置30Jでボビンに巻き取る。このファイバ外径D1の変化に応じてコア径d1が変化する結果、各水準Uの光ファイバ10で異なる分散値が得られる。そして、線引して得られた光ファイバ10を、各水準Uの光ファイバ10に分割した後、それぞれについて分散値を測定し、所望の分散値を有する水準Uの光ファイバ10を良品とする。
上記のようにして製造される光ファイバ10は、光軸方向Lに延びるファイバ孔12を有する、いわゆるホーリーファイバである。このホーリファイバを製造する場合、孔径d2を維持するために、中実の光ファイバを製造する場合よりも光ファイバ母材20の母材外径D2は小さい。その結果、1つの光ファイバ母材20を線引きして得られる光ファイバ10の全長も短くなる。更に、所望の分散値を有する良品としての光ファイバ10を得るためには、ファイバ外径D1を、例えば1μmずつ変化させながら線引きする必要がある。そのため、良品取りを実施するための光ファイバ10の全長が長くなることは、良品の製造歩留まりを向上させるために有効である。
本実施形態の光ファイバの製造方法では、加圧開始時に目標圧力P1よりも高い初期圧力P2でファイバ母材孔21を加圧してファイバ孔12を早く開かせた後に、目標圧力P1でファイバ母材孔21を加圧して光ファイバ母材20を線引きしているので、所望のファイバ孔12を得るまでの時間を短くできる結果、廃棄しなければならない光ファイバ10の量が減少する。従って、良品取りを実施するための線引長がより長くなり、良品の製造歩留まりが向上する。
なお、より多くの良品を得るための方法としては、例えば、(1)1水準Uあたりの線引長を長くしたり、(2)水準Uの数を増やすことで良品取り開始時と線引終了時とのファイバ外径D1の変化の幅を大きくしたり、(3)所望のファイバ特性が得られると推測されるファイバ外径D1付近の水準Uの線引長をより長くすることなどが考えられる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。例えば、ファイバ孔12は、60個とし、ファイバ断面14において六角形状に配置しているが、ファイバ孔12の個数及びファイバ断面14での配置状態は、光ファイバ10で実現すべきファイバ特性に応じて変えればよい。
また、ファイバ断面14の断面形状と母材断面22の断面形状とは相似形としているが、相似形に限らない。例えば、ファイバ孔12の大きさが、断面形状を相似形とした場合のファイバ孔12よりも大きくなっていてもよく、また、ファイバ孔12がファイバ断面14の径方向に延びる長円形状に変形していてもよい。なお、このようにファイバ孔12が長円形状になっている場合には、ファイバ孔12の孔径は、例えば、径方向の長さとすればよい。更に、所望の分散値を得るためにファイバ外径D1を変化させるときの変化率は1μmに限らない。
更にまた、上記実施形態では、孔形成領域長tが約11μmを越えたところでファイバ母材孔21への加圧圧力をP2からP1に変化させているが、このファイバ母材孔21への加圧圧力の切り替えのタイミングは、光ファイバ10で実現すべきファイバ特性を得るためのファイバ孔12の大きさに応じて変えれば良い。
以下に、本発明に係る光ファイバの製造方法を、実施例及び比較例に基づいてより具体的に説明する。なお、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例)
先ず、光ファイバ母材20を次のようにして製造した。すなわち、直径約58mm、長さ約350mmの石英ガラスロッドに直径約3mmの孔をドリルで60個開けた。この際、孔は、4層構造で配置し、内側から1層目は6個、2層目は12個、3層目は18個、4層目は24個とした。この石英ガラスロッドを旋盤に取り付け、回転させながら酸水素バーナーであぶり、引っ張りながら延伸した。延伸後のロッドの直径は約4mmであった。
このロッドを直径約25mmのフッ素添加パイプに挿入し、コラプスをして光ファイバ母材20とした。フッ素の添加量は、石英ガラスとの比屈折率差の絶対値で0.35%とした。光ファイバ母材20の一端は溶融させてファイバ母材孔21を封じ、他端はファイバ母材孔21を開放しておき、直径約25mmのパイプPを接続した。
この光ファイバ母材20を母材昇降装置30Aに取り付け、加圧装置30Bを接続した後、光ファイバ母材20の先端を線引炉30C内に挿入して約1900℃で加熱した。この加熱によって光ファイバ母材20の先端が自重でガラスの糸をひきながら落下してきたので、塊を取り除いたのち、光ファイバを外径測定器30D、張力測定器30E、第1及び第2の被覆塗布装置30F,30G、ターンプーリ30H、キャプスタン30I、巻き取り装置30Jにセットした。ただし、この段階ではまだ加圧を行っていない。ここでファイバ外径D1を95μm(D1)に合わせた。
この後、線引炉30Cの炉温を約1650℃まで低下させて線速を上げて目標線速とした。この目標線速は約1.17m/s(70m/min)であり、線引張力は1.37N(140g)とした。ここで、ファイバ母材孔21への加圧を開始した。図6(a)にファイバ母材孔21への加圧圧力の変化を示す。また、図6(b)は、孔形成領域長tの変化を示しており、図6(b)中のIV線が実施例に対応する孔形成領域長tの変化である。なお、図6(a),(b)の横軸及び縦軸は、図4(a),(b)の横軸及び縦軸と同様である。
実施例では、図6(a)に示すように、ファイバ母材孔21への加圧圧力を初期圧力P2の好適な範囲内である4.5kPaで加圧を開始した。そして、加圧開始からの線引長が1.2kmになったところでサンプリングを行い、ファイバ断面14を観察したところ、ファイバ孔12があいていた。ファイバ断面14を光学顕微鏡で観察すると、孔形成領域長tが11μmであった。この孔形成領域長tに対応するファイバ孔12のサイズなら光を閉じ込められると判断し、目標圧力P1の好適な範囲内の4.2kPaでファイバ母材孔21を加圧し、初期圧力P2の好適な範囲内である4.5kPaで加圧開始した後の光ファイバ10の線引長が1.6kmになったところから良品取りを行った。
そして、ファイバ外径D1を95μm(D1)から104μmまで1μm毎に変化させて1水準Uあたりの線引長を350mとして良品取りを行った。この良品取り実施後の光ファイバ10の全長を3.5km確保できたので、これを350m×10本に分割した。それぞれの光ファイバ10の分散値を測定したところ、ファイバ外径D1が101μmの光ファイバ10が所望の分散値を有していることがわかり、結果として、350mの良品がとれた。
(比較例)
上記実施例と同様の光ファイバ母材20を用意し、線引炉30Cにセットして線引きを行った。この線引きにおいて、線速を上げて目標線速に移行するまでは実施例と同様の手順で線引きした。そして、目標線速に移行した後に、ファイバ母材孔21への加圧を開始した。図6(b)において、V線が比較例における加圧開始時からの孔形成領域長tの変化を示している。
この比較例では、はじめから、目標圧力P1の好適範囲内である圧力4.3kPaでファイバ母材孔21を加圧し、光ファイバ母材20を2.3km線引きしたところでサンプリングして、ファイバ断面14を観察した。このとき、孔形成領域15の孔形成領域長tが約15μmであったため、光を閉じ込めることができると判断した。
そして、ファイバ外径D1を95μm(D1)から104μmの範囲で、1水準Uの線引長を300mとして、1水準U毎に1μmずつ上げながら線引きをした。そして、良品取りを行った光ファイバ10の全長を3.0km確保できたので、その得られた光ファイバ10を300m×10本に分割して、それぞれについて分散値を測定したところ、ファイバ外径D1が100μmの光ファイバ10が所望の分散値を有していた結果、300mの良品がとれた。
上記実施例と比較例とを比較すると、目標圧力P1より高い初期圧力P2で加圧を開始した実施例の方が、良品取りできる光ファイバ10の全長が500m延びている。そのため、所望の分散特性を得る前にファイバ外径D1を1μm毎にかた各水準Uの長さをより50mずつ長くすることができる結果、良品として得られる光ファイバ10の量が増えており、良品の製造歩留まりが向上している。
本発明に係る光ファイバの製造方法で製造された光ファイバのファイバ断面の模式図である。 図1に示した光ファイバを製造するための光ファイバ母材の母材断面の模式図である。 図1に示した光ファイバを製造するための光ファイバ製造装置の構成を示す概略図である。 (a)は、線引長と加圧圧力との関係を示す図である。(b)は、線引長と孔形成領域の大きさとの関係を示す図である。 良品取りを実施する線引工程で得られる光ファイバの模式図である。 (a)は、実施例における線引長と加圧圧力との関係を示す図である。(b)は、実施例及び比較例における線引長と孔形成領域の大きさとの関係を示す図である。
符号の説明
10…光ファイバ、12…ファイバ孔、14…ファイバ断面、20…光ファイバ母材、21…ファイバ母材孔、22…母材断面、30C…線引炉、D1…ファイバ外径、d2…ファイバ孔の孔径、L…光軸方向、P1…目標圧力、P2…初期圧力。

Claims (6)

  1. 長手方向に延びるファイバ母材孔を有する光ファイバ母材の前記ファイバ母材孔を加圧しながら、線引炉において前記光ファイバ母材を加熱・軟化し線引きして、前記ファイバ母材孔に対応するファイバ孔を有する光ファイバを製造する方法であって、
    前記光ファイバの光軸方向に直交する断面における前記ファイバ孔の大きさを所望の大きさにするための目標圧力P1より高い初期圧力P2で前記ファイバ母材孔を加圧しながら前記光ファイバ母材を線引きをした後に、前記目標圧力P1で前記ファイバ母材孔を加圧しながら前記光ファイバ母材を線引きすることを特徴とする光ファイバの製造方法。
  2. 前記目標圧力P1が3.5kPa以上4.3kPa以下であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  3. 前記初期圧力P2が4.0kPa以上4.7kPa以下であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバの製造方法。
  4. 0.98N以上の線引張力で前記光ファイバ母材を線引きすることを特徴とする請求項1〜3の何れか1項に記載の光ファイバの製造方法。
  5. 前記ファイバ母材孔を前記初期圧力P2で加圧し始めた後に前記光ファイバ母材から線引きされた光ファイバの線引長が1.2km以上になったときに、前記ファイバ母材孔を加圧する圧力を前記目標圧力P1に下げることを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の光ファイバの製造方法。
  6. 前記ファイバ母材孔を前記初期圧力P2で加圧し始めた後に前記光ファイバ母材から線引きされた光ファイバの線引長が2.0kmになる前に、前記ファイバ母材孔を加圧する圧力を前記目標圧力P1に下げることを特徴とする請求項5に記載の光ファイバの製造方法。
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