JP4171723B2 - Cmosイメージセンサー及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、CMOSイメージセンサーに関し、特にカラーフィルターを使用せずともフォトダイオードに照射された光に含まれる赤、緑、青色の光カラー感度を感知するCMOSイメージセンサーであって、フォトダイオードの外側のトランジスターに対するバックバイアス電圧の影響を防止するようにしたCMOSイメージセンサー、及びその製造方法に関する。
一般に、イメージセンサーは、光学的映像を電気的信号に変換する半導体素子であり、大別して電荷結合素子(charge coupled device;CCD)と、CMOSイメージセンサー(CMOS image sensor;CIS)とに区分される。
前記電荷結合素子CCDは、光の信号を電気的信号に変換する複数個のフォトダイオードPDがマトリックス形態で配列され、前記マトリックス形態で配列された各垂直方向のフォトダイオードの間に形成され、前記各フォトダイオードで生成された電荷を垂直方向に伝送する複数個の垂直方向電荷伝送領域(Vertical charge coupled device;VCCD)と、前記各垂直方向伝送領域によって伝送された電荷を水平方向に伝送する水平方向電荷伝送領域(horizontal charge coupled device;HCCD)、及び前記水平方向に伝送された電荷をセンシングして、電気的な信号を出力するセンスアンプとを備えて構成される。
しかしながら、このようなCCDは駆動方式が複雑で、電力消費が大きいばかりでなく、多段階のフォト工程が要求されるので、製造工程が複雑であるという短所がある。また、前記電荷結合素子は、制御回路、信号処理回路、アナログ/デジタル変換回路(A/Dコンバーター)などを電荷結合素子チップに集積させにくく、製品の小型化が困難であるという短所がある。
最近は、前記電荷結合素子の短所を克服するための次世代イメージセンサーとして、CMOSイメージセンサーが注目を浴びている。前記CMOSイメージセンサーは、制御回路及び信号処理回路などを周辺回路として使用するCMOS技術を用いて、単位画素の数量に当たるMOSトランジスターを半導体基板に形成することで、前記MOSトランジスターによって各単位画素の出力を順次に検出するスイッチング方式を採用した素子である。
即ち、前記CMOSイメージセンサーは、単位画素内にフォトダイオードと、MOSトランジスターとを形成することで、スイッチング方式で各単位画素の電気的信号を順次に検出して、映像を実現する。
前記CMOSイメージセンサーは、CMOS製造技術を用いるので、わずかな電力消費、わずかなフォト工程ステップによる単純な製造工程などのような長所を有する。また、前記CMOSイメージセンサーは、制御回路、信号処理回路、アナログ/デジタル変換回路などをCMOSイメージセンサーチップに集積することができるので、製品の小型化が容易であるという長所がある。したがって、前記CMOSイメージセンサーは、現在、デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなどのような多様な応用部分に広く使用されている。
一般的なCMOSイメージセンサーを添付の図面に基づいて説明する。
図1は、一般的なCMOSイメージセンサーの単位画素の等価回路図であり、図2は、従来のCMOSイメージセンサーの構造断面図である。
一般的なCMOSイメージセンサーの単位画素は、図1に示すように、一つのフォトダイオードPDと、3つのnMOSトランジスターT1,T2,T3とで構成される。前記フォトダイオードPDのカソードは、第1nMOSトランジスターT1のドレイン、及び第2nMOSトランジスターT2のゲートに接続されている。そして、前記第1、第2nMOSトランジスターT1,T2のソースは、共に基準電圧VRが供給される電源線に接続されており、第1nMOSトランジスターT1のゲートには、リセット信号(RST)が供給されるリセット線が接続されている。
また、第3nMOSトランジスターT3のソースは、前記第2nMOSトランジスターのドレインに接続され、前記第3nMOSトランジスターT3のドレインは、信号線を介して判読回路(図示せず)に接続され、前記第3nMOSトランジスターT3のゲートは、選択信号SLCTが供給される熱選択線に接続されている。したがって、前記第1nMOSトランジスターT1はリセットトランジスターと称し、第2nMOSトランジスターT2はドライブ用トランジスター、第3nMOSトランジスターT3は選択用トランジスターと称する。
以下、このようなCMOSイメージセンサーの構造について説明する。
図2に示すように、P型半導体基板10上にP型エピタキシャル層11が形成され、アクティブ領域と、フィールド領域とに区分され、前記フィールド領域にフィールド絶縁膜(図示せず)が形成される。そして、前記アクティブ領域のうち、フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域との間に素子分離膜13が形成され、前記アクティブ領域のフォトダイオードPD形成領域にN型不純物イオン注入によってN型拡散領域15が形成される。
そして、前記P型エピタキシャル層11の前記トランジスター形成領域にゲート電極G、及びゲート絶縁膜GIが形成され、前記ゲート電極Gの両側の前記P型エピタキシャル層11に不純物イオン注入によってソース/ドレイン(S/D)領域が形成され、トランジスターTRが構成される。
前記フォトダイオードPDと、トランジスターTRとを含む基板の全面に透明な層間絶縁膜17が形成され、前記フォトダイオードPDの上側の前記層間絶縁膜17上にカラーフィルター層18が形成され、前記アラーフィルター層18を含む前記層間絶縁膜17上に平坦化層19が形成され、前記フォトダイオードPDの上側の前記平坦化層19上にマイクロレンズ21が形成される。
ここで、前記トランジスターTRは、前記フォトダイオードPDから生成された光電荷を伝送する光電荷伝送部などを構成したもので、前記トランジスターTRは、説明の便宜上前記半導体基板10に二つが配置されているように示されているが、実際には多数個配置されていることは自明である。そして、前記半導体基板10は、P型単結晶シリコン基板で形成され、前記カラーフィルター層18は、赤、緑、青色の染料を使用した減光膜で形成される。
韓国公開特許公報2003−0056096号 韓国公開特許公報2002−0039454号
このような構造を有するCMOSイメージセンサーの場合、前記層間絶縁膜17上で前記カラーフィルター層18を順次に形成することが一般的である。これをより詳細に説明すると、前記層間絶縁膜17上にスピンコーティング工程によって赤色の染料を使用した減光膜をコーティングした後、路光及び現像工程を用いて前記減光膜を前記フォトダイオードPDの真上に位置した層間絶縁膜17のカラーフィルター層形成領域上に残すと共に、残り領域の減光膜を全て除去させることで、前記カラーフィルター層を形成する。
このような方式を繰り返して赤、緑、及び青色のカラーフィルター層18を形成する。
したがって、従来は、赤、緑、青色のカラーフィルター層18を有するカラーフィルターアレイを形成するために、コーティング、露光、現像工程を3回繰り返して進めなければならないので、カラーフィルターアレイの製造工程が複雑であるばかりでなく、前記カラーフィルター層18をそれぞれ透過する赤、緑、青光の透過度を均一に維持しにくい。
最近は、かかるカラーフィルターアレイの問題点を解消するために、カラーフィルターを使用せずとも赤、緑、青色の光をそれぞれ感知する方法が提案された。その方法のうち一つはマイクロプリズムを用いる方法として、韓国公開特許公報2003−0056096号に開示されている。また、他の一つは多重スリットを用いる方法として、韓国公開特許公報2002−0039454号に開示されている。しかし、このような方法は、前記マイクロプリズムや多重スリットを形成する工程が非常に複雑であるので、CMOSイメージセンサーの複雑な製造工程を根本的に解決するのに限界がある。
本発明は上記の問題点を解決するためのもので、カラーフィルター層を使用せず半導体基板にバックバイアース電圧を変えて印加して、フォトダイオードの空乏領域の幅を変え、前記空乏領域内での光波長による赤、緑、青色の光カラー感度を演算する方法を用いて、赤、緑、青光を容易に感知できるCMOSイメージセンサーを提供し、前記フォトダイオードの外側の素子に前記バックバイアス電圧の影響を最小化することのできるCMOSイメージセンサー、及びその製造方法を提供することにその目的がある。
上記目的を達成するための本発明によるCMOSイメージセンサーは、フォトダイオード領域とトランジスター領域を有し、前記フォトダイオードの空乏領域の幅を変えるバックバイアス電圧が印加される第1導電型半導体基板と、前記半導体基板のトランジスター領域に形成されたトランジスターと、前記半導体基板のフォトダイオード領域に形成されたフォトダイオードと、前記バックバイアス電圧が前記トランジスターに影響を与えることを防止するために、前記トランジスター領域の前記半導体基板内に形成される第2導電型埋没層と、前記トランジスター領域の側面部を包むように前記半導体基板に形成される第1素子分離膜とを含んで構成されることを特徴とする。
ここで、前記埋没層は、U字形、または水平一字形のうち何れかで形成されることを特徴とする。
また、前記U字形埋没層は、水平方向に形成される第1埋没層と、前記第1埋没層の両先端と前記素子分離膜との間に形成される第2埋没層とで構成されることを特徴とする。
前記フォトダイオード領域の側面部を包むように前記半導体基板内に形成される第2素子分離膜をさらに含むことを特徴とする。
前記トランジスター領域の側面部の第1素子分離膜は導電層で形成され、前記フォトダイオード領域の側面部の第2素子分離膜は絶縁膜で形成されることを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明によるCMOSイメージセンサーの製造方法は、フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域とを備えた第1導電型半導体基板を用意するステップと、前記トランジスター形成領域の半導体基板に所定の深さで第2導電型第1埋没層を形成するステップと、前記トランジスター形成領域の周辺部に対応する半導体基板に第1トレンチを形成し、前記フォトダイオード形成領域の周辺部に対応する前記半導体基板に第2トレンチを形成するステップと、前記第1トレンチと、前記第1埋没層との間の前記半導体基板に第2埋没層を形成するステップと、前記第1、第2トレンチに素子分離膜を形成するステップと、前記半導体基板のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードを形成し、前記半導体基板のトランジスター形成領域にトランジスターを形成するステップと含むことを特徴とする。
ここで、前記トランジスターを含む半導体基板上に層間絶縁膜を形成するステップと、前記層間絶縁膜上に平坦化層を形成するステップと、前記フォトダイオードの真上に位置するように、前記平坦化層上にマイクロレンズを形成するステップとをさらに含むことを特徴とする。
また、上記目的を達成するための本発明によるCMOSイメージセンサーの製造方法の更なる特徴は、フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域とを備えた第1導電型半導体基板を用意するステップと、前記トランジスター形成領域の半導体基板に所定の深さで第2導電型埋没層を形成するステップと、前記トランジスター形成領域の周辺部に対応する半導体基板にトレンチを形成するステップと、前記トレンチに素子分離膜を形成するステップと、前記半導体基板のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードを形成し、前記半導体基板のトランジスター形成領域にトランジスターを形成するステップとを含んでなることにある。
本発明のCMOSイメージセンサー、及びその製造方法においては次のような効果がある。
即ち、半導体基板のトランジスター形成領域の底面部にアイソレーション用の第2導電型(例えば、N−型)埋没層が形成され、前記半導体基板のフォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域の側面部に素子分離膜が形成され、前記半導体基板のフォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域とにフォトダイオードとトランジスターとがそれぞれ形成される。
したがって、カラーフィルター層を使用せず、前記半導体基板にバックバイアス電圧を変えて印加することで、前記フォトダイオードの空乏領域の幅を変え、前記フォトダイオードに照射される赤、緑、青色の光カラー感度を感知できる。そればかりでなく、前記トランジスターは埋没層、及び素子分離膜によって隔離されるので、前記トランジスターは前記バックバイアス電圧の影響を受けず、正確なセンシング動作が行われえる。
以下、本発明によるCMOSイメージセンサー、及びその製造方法を添付の図面に基づいて詳細に説明する。従来の部分と同一の構成、及び同一の作用を有する部分には同じ符号を付する。
本発明によるCMOSイメージセンサーは、カラーフィルター層、マイクロプリズム、または多重スリットのような構造物などを全く使用せず、フォトダイオードの空乏領域の幅を半導体基板のバックバイアス電圧(Vb)の変化によって変えることで、前記赤、緑、青色の光カラー感度を感知できるようにし、フォトダイオード以外の素子には前記バックバイアス電圧(Vb)が影響を与えないようにしたものである。
したがって、前記カラーフィルター層、マイクロプリズム、または多重スリットのような構造物などを全く使用せず、フォトダイオードの空乏領域の幅を半導体基板のバックバイアス電圧(Vb)の変化によって変えることで前記赤、緑、青色の光カラー感度を感知できる。CMOSイメージセンサー、及びその駆動方法は既に出願されている(日本出願予定、OPP-GZ-2004-0002-JP-00参照)。
これを簡単に説明すると次の通りである。
図3は、本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図であって、前記米国特許出願号に出願されたものである。
即ち、図3に示すように、P+型シリコン基板のような半導体基板10上にP型エピタキシャル層11が形成され、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード領域と、トランジスター形成領域との間に素子分離膜13が形成され、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードPDのためのN−型拡散領域15が形成され、前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域にトランジスターTRのためのソース/ドレイン(S/D)領域、及びゲート電極(G)が形成され、前記フォトダイオード(PD)と、トランジスター(TR)上に透明な層間絶縁膜17が形成され、前記層間絶縁膜17上に平坦化層19が形成され、前記フォトダイオード(PD)の垂直線上に位置するように、前記平坦化層19上にマイクロレンズ21が形成された構造からなる。
ここで、前記トランジスター(TR)は、前記フォトダイオード(PD)から生成された光電荷を伝送する光電荷伝送部と、前記フォトダイオードに照射された光に対して赤、緑、青色の光カラーを感知する光カラー感度演算部などを構成するトランジスターである。
前記トランジスター(TR)は、説明の便宜上前記半導体基板10に二つが配置されているように示されているが、実際は多数個が配置されていることは自明である。
このような本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサーは、前記半導体基板10の後面にバックバイアス電圧(Vb)を可変印加することで、前記フォトダイオード(PD)の空乏領域の幅を変え、これを用いて前記フォトダイオードに照射された光に含まれた赤、緑、青色の光カラー感度を感知する。
しかし、前記バックバイアス電圧(Vb)が、前記光電荷伝送部と、光カラー感度演算部などを構成するトランジスター(TR)にも印加されることにより、前記トランジスター(TR)の電気的な特性(しきい電圧など)が変わるようになるので、前記赤、緑、青色のカラー感度を正確に感知することは困難である。
したがって、前記フォトダイオード以外の素子(トランジスター)には前記バックバイアス電圧が影響を与えないようにする必要がある。このように、前記フォトダイオード以外の素子(トランジスター)には前記バックバイアス電圧が影響を与えないようにした本発明の第2、第3実施形態を説明すると次の通りである。
図4は、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図である。
本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーは、図4に示すように、第1導電型(例えば、P型)単結晶シリコン基板のような半導体基板10上にP型エピタキシャル層11が形成される。前記P型エピクタキシャル層11のトランジスター形成領域に所定の深さでU字型に低濃度の第2導電型(例えば、N−型)埋没層30が形成される。前記U字型のN−型埋没型30は、水平に形成された第1埋没層31と、前記第1埋没層31の両端から垂直方向に形成され、前記第1埋没層31に連結された第2埋没層33とで構成される。
また、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード形成領域の側面部を囲む形態で第1トレンチ41が形成され、前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域の側面部を囲む形態で第2トレンチ43が前記第1トレンチ41と同一の深さで形成される。この際、前記第2トレンチ43は、前記第2埋没層33の上部に形成される。
前記第1トレンチ41内に絶縁膜からなる素子分離膜45が形成され、前記第2トレンチ43内に導電層47(例えば、多結晶シリコン層または金属層)が形成される。
また、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードのためのN−型拡散領域49が形成され、前記トランジスター形成領域のP型エピタキシャル層11上にトランジスター(TR)のゲート電極G、及びゲート絶縁膜G1が形成され、前記ゲート電極Gの両側の前記P型エピタキシャル層11にn型不純物イオン注入によってソース/ドレイン(S/D)領域が形成される。
ここで、前記フォトダイオードのためのN−型拡散領域49は、前記第1埋没層31より浅く形成される。
また、前記ゲート電極Gを含む前記P型エピタキシャル層11の全面に透明な層間絶縁膜51が形成され、前記層間絶縁膜51上に平坦化層53が形成され、前記N−型拡散領域49の真上に位置するように前記平坦化層53上にマイクロレンズ61が形成される。ここで、前記層間絶縁膜51は1層に示されているが、実際には多層の透明な絶縁膜で構成することができるし、前記トランジスターのコンタクトホールや金属配線などは省略されているが、実際には存在することは自明なことである。
このように構成された本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーは、前記半導体基板10の背面にバックバイアス電圧(Vb)が印加される。このように前記半導体基板10の背面に印加されたバックバイアス電圧は、前記P型エピタキシャル層11を経て前記N−型拡散領域49に印加される。したがって、前記バックバイアス電圧が変わるようになると、前記N−型拡散領域49の空乏領域(図示せず)の幅が変わるようになる。この際、前記埋没層30は前記トランジスターを隔離させるので、前記バックバイアス電圧(Vb)が前記トランジスターのソース/ドレイン(S/D)領域に与える電気的な影響を最小化できる。
したがって、本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーは、前記フォトダイオード形成領域の外側に位置した光電荷伝送部、光カラー感度演算部などのトランジスターのような素子の特性変化を防止しながらも、前記N−型拡散領域49に照射される光に含まれた赤、緑、青色の光カラー感度を感知できる。前記光カラー感度の感知に関する説明は本発明の要旨と関連性が少ないので省略する。
図5は、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図である。
本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーは、図5に示すように、第1導電型(例えば、P型)単結晶シリコン基板のような半導体基板10上にP型エピタキシャル層11が形成される。前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域に一定の深さを有して水平方向に第2導電型(例えば、n型)埋没層70が形成される。前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域の側面部を囲む形態でトレンチ83が形成される。そして、前記トレンチ83内に絶縁膜からなる素子分離膜85が形成される。
ここで、前記トランチ83は、前記N−型埋没層70の両側に接触するように形成される。
また、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードのためのN−型拡散領域89が形成され、前記トランジスター形成領域の前記P型エピタキシャル層11上には、ゲート電極G及びゲート絶縁膜GIが形成され、前記ゲート電極Gの両側の前記P型エピタキシャル層11にトランジスターのためのソース/ドレイン(S/D)領域が形成される。ここで、前記N−型拡散領域89は、前記N−型埋没層70よりさらに浅く形成される。
前記ゲート電極Gを含む前記半導体基板10の全面に透明な層間絶縁膜51が形成され、その層間絶縁膜51上に平坦化層53が形成され、前記N−型拡散領域89の垂直線上に位置するように前記平坦化層53上にマイクロレンズ61が形成される。
このように構成された本発明の第3CMOSイメージセンサーは、前記半導体基板10の背面にバックバイアス電圧(Vb)が印加される。このように前記半導体基板10の背面に印加されたバックバイアス電圧は、前記P型エピタキシャル層11を経て前記N−型拡散領域89に印加される。したがって、前記バックバイアス電圧が変わるようになると、前記N−型拡散領域89の空乏領域(図示せず)の幅が変わるようになる。この際、前記埋没層70及び素子分離膜85は前記トランジスターを隔離させるので、前記バックバイアス電圧(Vb)が前記トランジスターのソース/ドレイン(S/D)領域に電気的に影響を与えることを最小化できる。
したがって、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーは、前記フォトダイオード領域の外側に位置した、光電荷伝送部、光カラー感度演算部などのトランジスターのような素子の特性変化を防止しながらも、前記N−型拡散領域89に照射される光に含まれる赤、緑、青色の光カラー感度を感知できる。前記光カラー感度の感知に関する説明は本発明の要旨と関連性が少ないので省略する。
また、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーは、フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域との間に一つのトレンチを配置させるので、フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域との間に2つのトレンチを配置させる、本発明の第2実施形態のCMOSイメージセンサーより単位セルの面積を縮小することができる。
このような特徴を有する本発明の第2、第3実施形態のCMOSイメージセンサーの製造方法を以下に説明する。
図6a乃至図6eは、図4のような本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーの工程断面図である。
本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーの製造方法は、図6aのように、第1導電型(P型)半導体基板10上にP型エピタキシャル層11を形成する。
次いで、前記P型エピタキシャル層11上に、パッド酸化膜12aとパッド窒化膜12bとが積層された構造の犠牲膜12を形成する。ここで、前記パッド窒化膜12bは、後続するシャロートレンチアイソレーション(shallow trench isolation;STI)工程でハードマスク層としての役割を担当し、また、化学的機械的研磨(chemical mechanical polishing;CMP)工程でエッチング停止膜としての役割も果たす。
その後、前記犠牲膜12上に第1感光膜14aを蒸着し、露光及び現像工程で前記トランジスター形成領域がオープンになるようにパターニングする。そして、前記第1感光膜14aをマスクに用いて、前記p型エピタキシャル層11に1MeV程度の高エネルギーでn型不純物イオンを注入して、前記トランジスター形成領域のp型エピタキシャル層11の所定の深さにn型第1埋没層31を形成する。前記第1埋没層31は、水平方向に長く形成される。この際、前記感光膜マスクを使用せず、前記のような高エネルギーでn型不純物イオンを注入して第1埋没層31を形成した後、P型不純物イオンをカウンタードッピングして、フォトダイオードが形成される領域を原状回復させることもできる。
図6bのように、前記第1感光膜14aを除去し、全面に第2感光膜14bを蒸着する。そして、露光及び現像工程で前記第2感光膜14bをパターニングして、前記フォトダイオード領域の側面部、及び前記トランジスター形成領域の側面部の前記犠牲膜12が露出されるようにする。
そして、前記第2感光膜14bをマスクに用いて、前記犠牲膜12及び前記P型エピタキシャル層11を選択的に除去して、前記トランジスター形成領域の側面部を囲むように前記P型エピタキシャル層11の一部分に第1トレンチ43を形成すると共に、前記フォトダイオード領域の側面部を囲むように前記P型エピタキシャル層11の一部分に第2トレンチ41を形成する。この際、前記第1、2トレンチ41、43は、前記埋没層31より浅く形成する。
図6cのように、前記第2感光膜14bを除去し、全面に第3感光膜14cを蒸着し、露光及び現像して、前記第1トレンチ43領域のみ露出されるようにパターニングする。そして、n型不純物イオンを前記第1トレンチ43の下側のP型エピタキシャル層11に注入して、前記第1トレンチ43と、前記第1埋没層31との間に第2埋没層33を形成する。この際、前記第1、第2埋没層31、33、及び第1トレンチ43によって前記トランジスター形成領域が隔離される。
図6dのように、前記第1トレンチ43が満たされるように、多結晶シリコンまたは金属層のような導電層47を蒸着し、化学的機械的研磨(CMP)工程によって平坦化させる。そして、前記第2トレンチ41に満たされるように、酸化膜のような絶縁膜45を厚く蒸着し、化学的機械的研磨(CMP)工程によって平坦化させる。このような方法で素子分離膜を形成する。この際、前記第1、第2トレンチ41、42に満たされるように、前記犠牲膜12上に酸化膜のような絶縁膜を厚く積層し、前記絶縁膜を化学的機械的研磨(CMP)工程によって平坦化させることで、前記第1、2トレンチ41、43に前記素子分離膜45、47を形成することもできる。
一方、前記素子分離膜45、47を形成してから前記第2埋没層33を形成することも可能である。
図6eのように、前記犠牲膜12を除去し、通常的な工程を用いて前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードのためのN−型拡散領域49を形成し、前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域上にゲート絶縁膜GIを介在させてゲート電極Gを形成し、前記ゲート電極Gの両側の前記P型エピタキシャル層11に不純物イオンを注入して、ソース/ドレイン(S/D)領域を形成する。
この際、前記N−型拡散領域49と前記埋没層30とは、互いに連結されないよう充分に距離をおいて離隔して形成される。
その後、前記ゲート電極G及びN−型拡散領域49を含む前記P型エピタキシャル層11の全面に層間絶縁膜51を形成し、その層間絶縁膜51上に平坦化層53を形成する。
そして、前記N−型拡散領域49の真上に位置するよう前記平坦化層53上にマイクロレンズ61を形成することで、本発明のCMOSイメージセンサーの製造方法を完了する。
一方、図7a乃至図7cは、図5のような本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーの工程断面図である。
本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーの製造方法は、図7aに示すように、p型半導体基板10上にはP型エピタキシャル層11を成長させる。次いで、前記P型エピタキシャル層11上に、パッド酸化膜12aと、パッド窒化膜12bとが積層された構造の犠牲膜12を形成する。ここで、前記パッド窒化膜12bは、後続するシャロートレンチアイソレーション(STI)工程でハードマスク層としての役割を担当し、また、化学的機械的研磨(CMP)工程でエッチング停止膜としての役割も果たす。
その後、前記犠牲膜12上に第1感光膜14aを蒸着し、露光及び現像工程で前記トランジスター形成領域がオープンになるようにパターニングする。そして、前記第1感光膜14aをマスクに用いて、前記p型エピタキシャル層11に1MeV程度の高エネルギーでn型不純物イオンを注入して、前記トランジスター形成領域のp型エピタキシャル層11の所定の深さにn型埋没層70を形成する。前記第1埋没層70は、水平方向に長く形成される。この際、前記感光膜マスクを使用せず、前記のような高エネルギーでn型不純物イオンを注入して、埋没層70を形成してから、P型不純物イオンをカウンタードッピングして、フォトダイオードが形成される領域を原状回復させることもできる。
図7bのように、シャロートレンチアイソレーション(STI)工程を用いて、酸化膜のような絶縁膜からなる素子分離膜85を形成する。より詳細に説明すると、前記第1感光膜14aを除去し、全面に第2感光膜14bを蒸着する。そして、露光及び現像工程で前記第2感光膜14bをパターニングして、前記トランジスター形成領域の側面部の前記犠牲膜12が露出されるようにする。そして、前記第2感光膜14bをマスクに用いて、前記犠牲膜12、及び前記P型エピタキシャル層11を選択的に除去して、前記トランジスター形成領域の側面部を囲むように、前記P型エピタキシャル層11の一部分にトレンチ83を形成する。この際、前記トレンチ83は、前記N−型埋没層70の両端部が露出される深さで形成する。
その後、前記トレンチ83のギャップを満たすために、前記トレンチ83の内部と、前記犠牲膜12上に酸化膜のような絶縁膜を厚く積層し、前記絶縁膜を化学的機械的研磨(CMP)工程によって平坦化させることで、前記トレンチ83に前記素子分離膜85を形成する。
したがって、本発明の第3実施形態では、前記トランジスター形成領域の周辺にのみトレンチを形成するので、本発明の第2実施形態に比べ集積度を向上させることができ、第2埋没層を形成しないので、工程の単純化を図ることができる。
図7cのように、通常的な工程を用いて、前記P型エピタキシャル層11のフォトダイオード領域にN−型拡散領域89を形成し、前記P型エピタキシャル層11のトランジスター形成領域上にゲート絶縁膜GIを介在して、ゲート電極Gを形成し、前記ゲート電極Gの両側の前記P型エピタキシャル層11内にソース/ドレイン(S/D)領域を形成する。
その後、前記ゲート電極G及び前記N−型拡散領域89を含み、前記P型エピタキシャル層11の全面に層間絶縁膜51を形成し、その層間絶縁膜51上に平坦化層53を形成する。そして、前記N−型拡散領域89の真上に位置するように、前記平坦化層53上にマイクロレンズ61を形成することで、本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーを製造する。
本発明は、図面及び発明の詳細な説明に記載の内容に限定されず、本発明の思想を外れない範囲内で多様な形態の変形が可能であることは、この分野に通常の知識を有する者には自明なことであろう。
一般的なCMOSイメージセンサーの単位画素の等価回路図である。 従来のCMOSイメージセンサーの断面構造図である。 本発明の第1実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図である。 本発明の第2実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図である。 本発明の第3実施形態によるCMOSイメージセンサーの断面構造図である。 図4のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図4のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図4のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図4のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図4のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図5のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図5のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。 図5のCMOSイメージセンサーを製造するための製造方法を示す断面工程図である。
符号の説明
10 半導体基板
11 エピタキシャル層
12 犠牲膜
14a、14b、14c 感光膜
13、45、85 素子分離膜
17、51 層間絶縁膜
19、53 平坦化層
21、61 マイクロレンズ
30、31、33、70 埋没層
41,43、83 トレンチ
47 導電層
49、89 拡散領域

Claims (14)

  1. フォトダイオード領域とトランジスター領域を有し、前記フォトダイオードの空乏領域の幅を変えるバックバイアス電圧が印加される第1導電型半導体基板と、
    前記半導体基板のトランジスター領域に形成されたトランジスターと、
    前記半導体基板のフォトダイオード領域に形成されたフォトダイオードと、
    前記バックバイアス電圧が前記トランジスターに影響を与えることを防止するために、前記トランジスター領域の前記半導体基板内に形成される第2導電型埋没層と、
    前記トランジスター領域の側面部を包むように前記半導体基板に前記第2導電型埋没層に達する深さまで形成される第1素子分離膜とを含んで構成されることを特徴とするCMOSイメージセンサー。
  2. 前記埋没層は、U字形または水平一字形のうち何れかで形成されることを特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサー。
  3. 前記U字形埋没層は、水平方向に形成される第1埋没層と、前記第1埋没層の両先端と前記第1素子分離膜との間に形成される第2埋没層とで構成されることを特徴とする請求項2記載のCMOSイメージセンサー。
  4. 前記フォトダイオード領域の側面部を包むように前記半導体基板内に形成される第2素子分離膜をさらに含むことを特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサー。
  5. 前記トランジスター領域の側面部の第1素子分離膜は導電層で形成され、前記フォトダイオード領域の側面部の第2素子分離膜は絶縁膜で形成されることを特徴とする請求項4記載のCMOSイメージセンサー。
  6. 前記第1、第2素子分離膜は共に絶縁膜で形成されることを特徴とする請求項4記載のCMOSイメージセンサー。
  7. 前記半導体基板は、第1導電型エピタキシャル層を備えることを特徴とする請求項1記載のCMOSイメージセンサー。
  8. 前記フォトダイオードは、前記第1導電型エピタキシャル層と、前記第1導電型エピタキシャル層の表面に形成された第2導電型拡散層とで構成されることを特徴とする請求項7記載のCMOSイメージセンサー。
  9. 前記第2導電型拡散層と、前記埋没層とは互いに隔離されることを特徴とする請求項8記載のCMOSイメージセンサー。
  10. フォトダイオード形成領域と、トランジスター形成領域とを備え、フォトダイオードの空乏領域の幅を変えるバックバイアス電圧が印加される第1導電型半導体基板を用意するステップと、
    前記バックバイアス電圧がトランジスターに影響を与えることを防止するために、前記トランジスター形成領域の半導体基板に所定の深さで第2導電型第1埋没層を形成するステップと、
    前記トランジスター形成領域の周辺部に対応する半導体基板に第1トレンチを形成し、前記フォトダイオード形成領域の周辺部に対応する前記半導体基板に第2トレンチを形成するステップと、
    前記バックバイアス電圧がトランジスターに影響を与えることを防止するために、前記第1トレンチと、前記第1埋没層との間の前記半導体基板に第2導電型の第2埋没層を形成するステップと、
    前記第1、第2トレンチに素子分離膜を、前記第1トレンチの素子分離膜は導電層で形成し、前記第2トレンチの素子分離膜は絶縁膜で形成するステップと、
    前記半導体基板のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードを形成し、前記半導体基板のトランジスター形成領域にトランジスターを形成するステップとを含むことを特徴とするCMOSイメージセンサーの製造方法。
  11. 前記トランジスターを含む半導体基板上に層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記層間絶縁膜上に平坦化層を形成するステップと、
    前記フォトダイオードの真上に位置するように、前記平坦化層上にマイクロレンズを形成するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項10記載のCMOSイメージセンサーの製造方法。
  12. 前記第1、第2トレンチは、前記第1埋没層よりさらに浅く形成することを特徴とする請求項10記載のCMOSイメージセンサーの製造方法。
  13. フォトダイオード形成領域とトランジスター形成領域とを備え、フォトダイオードの空乏領域の幅を変えるバックバイアス電圧が印加される第1導電型半導体基板を用意するステップと、
    前記バックバイアス電圧がトランジスターに影響を与えることを防止するために、前記トランジスター形成領域の半導体基板に所定の深さで第2導電型埋没層を形成するステップと、
    前記トランジスター形成領域の周辺部に対応する半導体基板に前記第2導電型埋没層に達する深さまでトレンチを形成するステップと、
    前記トレンチに素子分離膜を形成するステップと、
    前記半導体基板のフォトダイオード形成領域にフォトダイオードを形成し、前記半導体基板のトランジスター形成領域にトランジスターを形成するステップとを含むことを特徴とするCMOSイメージセンサーの製造方法。
  14. 前記トランジスターを含む半導体基板上に層間絶縁膜を形成するステップと、
    前記層間絶縁膜上に平坦化層を形成するステップと、
    前記フォトダイオードの真上に位置するように、前記平坦化層上にマイクロレンズを形成するステップとをさらに含むことを特徴とする請求項13記載のCMOSイメージセンサーの製造方法。
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