JP2002373980A - 固体撮像装置およびその製造方法 - Google Patents

固体撮像装置およびその製造方法

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JP2002373980A
JP2002373980A JP2001182495A JP2001182495A JP2002373980A JP 2002373980 A JP2002373980 A JP 2002373980A JP 2001182495 A JP2001182495 A JP 2001182495A JP 2001182495 A JP2001182495 A JP 2001182495A JP 2002373980 A JP2002373980 A JP 2002373980A
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region
substrate
conductivity type
light
imaging device
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JP2001182495A
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Shinichiro Nishizono
慎一郎 西園
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Sony Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】受光する光の波長が異なる各領域における受光
部ごとに、その感度特性を最適化することができる固体
撮像装置およびその製造方法を提供する。 【解決手段】複数の領域に画された基板10に、光を受
光して信号電荷を発生する受光部Phが複数形成されて
いる固体撮像装置であって、受光部Phは、基板10の
各領域ごとに基板10の深さ方向のポテンシャルプロフ
ァイルが異なるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、各領域ご
とに受光する光の波長が異なる受光部を複数有する固体
撮像装置およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】図1にカラーリニアセンサの概略構成図
を示す。図1に示すカラーリニアセンサ1は、赤色光を
透過する赤色フィルタが配置されている第1CCD(Ch
arge Coupled Device)3aと、緑色光を透過する緑色フ
ィルタが配置されている第2CCD3bと、青色光を透
過する青色フィルタが配置されている第3CCD3cと
から構成される撮像部2を有している。
【0003】各CCD3a,3b,3cには、受光部P
hが直列配置されたセンサ列4a,4b,4cを有し、
各センサ列4a,4b,4cに沿って水平転送部6a,
6b,6cが設けられており、各センサ列4a,4b,
4cの各受光部Phと水平転送部6a,6b,6cとの
間には、読み出しゲート部5a,5b,5cがそれぞれ
設けられ、各水平転送部6a,6b,6cの出力端には
出力部7a,7b,7cがそれぞれ設けられている。
【0004】図2は、図1のX−X’線に沿った概略断
面図である。図2に示すように、n型シリコン基板10
に、p型ウェル11が形成され、p型ウェル11内に
は、n型不純物領域12が形成されている。そして、n
型不純物領域12の基板表面には、高濃度のp型不純物
領域13が形成されている。上記のp型不純物領域1
3、n型不純物領域12およびp型ウェル11により、
pnp構造の埋め込みフォトダイオードからなる受光部
Phが形成されている。
【0005】受光部phに隣接して、可変ポテンシャル
領域を形成するp型不純物領域からなる読み出しゲート
領域14が形成され、当該読み出しゲート領域14に隣
接して、n型不純物領域からなる転送チャネル15が形
成され、さらに、高濃度のp型不純物領域からなるバリ
ア領域16が形成されている。
【0006】基板10上には、酸化シリコンなどの絶縁
膜20が形成され、読み出しゲート領域14上には、絶
縁膜20を介して、例えばポリシリコンなどからなる読
み出しゲート電極31が形成されている。上記の読み出
しゲート領域14および読み出しゲート電極31により
各読み出しゲート部5a,5b,5cが構成されてい
る。
【0007】転送チャネル15上には、絶縁膜20を介
して、例えば、ポリシリコンなどからなる転送電極32
が形成されている。転送電極32は、図2に示す断面と
直交する方向において、複数の転送電極が絶縁膜を挟ん
で一部で重なりながら繰り返し配置されている。
【0008】バリア領域16上には、例えば、アルミニ
ウムなどの金属からなるクロック配線33が形成されて
いる。転送電極32とクロック配線33は、図示しない
領域において、コンタクトを介して電気的に接続されて
おり、クロック配線33に印加された上記のクロック信
号が、不図示のコンタクトを介して転送電極32に印加
されることになる。
【0009】読み出しゲート電極31、転送電極32、
およびクロック配線33を被覆して全面に、例えば、酸
化シリコンからなる層間絶縁膜21が形成されている。
【0010】層間絶縁膜21上には、読み出しゲート電
極31、転送電極32、およびクロック配線33を被覆
するようにして、例えば、タングステン(W)などの高
融点金属からなる遮光膜40が形成されている。当該遮
光膜40には、受光部Phの上方に開口部40aが形成
されており、光は、この開口部40aを通じて受光部P
hに入射される。
【0011】遮光膜40およびその開口部40aを被覆
して、例えば、アクリル系樹脂からなる平坦化膜50が
形成されており、平坦化膜50上に、オンチップカラー
フィルタ(OCCF)60が形成されている。オンチッ
プカラーフィルタ60は、図2に示す断面図においては
赤(R)色に着色されており、図示しない領域におい
て、緑(G)、青(B)に着色されている。
【0012】上記の固体撮像装置の製造方法について、
図6に示すフローチャートを用いて、p型ウェルの形成
工程を中心に説明する。
【0013】図6に示すように、まず、n型の半導体基
板からなるウェーハを製造ラインに投入し(ステップS
T11)、当該n型の基板10の撮像部2となる全面
に、p型不純物をイオン注入して、p型ウェルを形成す
る(ステップST12)。その後、注入したp型不純物
を活性化させるためのアニール処理を行う。
【0014】次に、p型ウェル11内にn型不純物をイ
オン注入してn型不純物領域12を形成し、p型不純物
を高濃度にイオン注入してp型不純物領域13を形成す
ることにより、受光部Phを形成する(ステップST1
3)。その後、それぞれ所定条件でイオン注入すること
により、読み出しゲート領域14を形成し、転送チャネ
ル15を形成し、バリア領域16を形成する。
【0015】次に、基板10の上層膜を形成する(ステ
ップST14) すなわち、基板10に酸化シリコンなどの絶縁膜20を
堆積させた後、ポリシリコンからなる読み出しゲート電
極31および転送電極32を形成し、アルミニウムなど
からなるクロック配線33を形成し、上記の電極や配線
を被覆するようにして、層間絶縁膜21を堆積させる。
そして、層間絶縁膜21に転送電極32およびクロック
配線33に達するコンタクトホールを形成し、コンタク
トホールをポリシリコンなどの導電体で埋めることによ
り転送電極32およびクロック配線33を電気的に接続
させる。さらに、絶縁膜を堆積させ、層間絶縁膜21上
に受光部Ph上に開口を有する遮光膜40を形成し、例
えば、アクリル系樹脂を塗布してその上面が平坦化され
た平坦化膜50を形成する。
【0016】次に、上記の平坦化膜50上に、例えば、
染色法により赤(R)、緑(G)、青(B)からなるカ
ラーフィルタ60を形成する(ステップST15)。以
上で、上記の固体撮像装置が製造される。
【0017】図7(a)は、図2に示す断面図に対応す
る模式図であり、図7(b)は図7(a)の構造におけ
る電子に対するポテンシャルの分布図である。上記の固
体撮像装置では、各カラーフィルタ60に光が入射する
と、所定の波長領域の光が通過し、当該光が受光部Ph
に入射することとなる。基板10に形成された受光部P
hに光が入射すると、当該逆バイアスされたフォトダイ
オードよりなる受光部Phで光電変換され、入射光量に
応じた量の電荷が発生する。この電荷は、n型不純物領
域12とp型ウェル11とのpn接合の容量に一定期間
蓄積される。
【0018】そして、読み出しゲート部5a,5b,5
cにおける読み出しゲート電極31に読み出し電圧φR
OGが印加されると、読み出しゲート領域14の電子に
対するポテンシャルが、ポテンシャルψR0からポテン
シャルψR1へと下がり、信号電荷eが各水平転送部6
a,6b,6cの転送チャネル15に転送される。この
とき、クロック配線33を介して、転送電極32に電圧
を印加することで、転送チャネル15の電子に対するポ
テンシャルを、ポテンシャルψCH0からポテンシャル
ψCH1へと下げて、信号電荷eを転送チャネル15へ
有効に転送されるようにする。
【0019】その後、読み出し電圧φROGを下げてい
き、読み出しゲート領域14の電子に対するポテンシャ
ルを上げていくことでさらに信号電荷eが転送チャネル
15へと転送され、ひいては読み出しゲート部5a,5
b,5cがオフ状態となると、読み出しゲート領域14
において受光部Phと転送チャネル15の電荷に対する
電位障壁ができ、受光部Phにおいて電荷の次の蓄積が
なされることになる。
【0020】そして、2層構造の転送電極32に対して
クロック信号φH1,φH2がクロック配線33を介し
て、それぞれ周期的に位相をずらして印加されて、転送
チャネル15内を電荷が水平方向に転送され、その最終
段に接続された出力部7a,7b,7cから時系列な信
号として取り出されることになる。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】ここで、3本の各CC
D3a,3b,3cにおける相対的な感度バランス、す
なわち、光電変換特性を制御することができると、顧客
のニーズ等に柔軟に対応することができ、非常に有用で
ある。
【0022】上記の固体撮像装置においては、各CCD
3a,3b,3cの感度、すなわち、入射した光量に対
して発生する信号電荷量eは、カラーフィルタ60の光
透過率や、受光部Phの感度、その他、受光部Phの上
層膜厚などにより左右される。
【0023】しかしながら、上記のカラーリニアCCD
においては、基板面内における不純物領域は全てのCC
Dにおいて一括して形成しており、製造バラツキを除け
ば各受光部の感度は等しく形成されている。
【0024】また、受光部Ph上の層間絶縁膜21およ
び平坦化膜50を含む上層膜は、その形状が下地の段差
の影響を受けてしまうことから、各CCD3a,3b,
3cごとの感度バランスを上層膜の膜厚により制御する
ことは困難が伴う。
【0025】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、受光する光の波長が異なる各領域
における受光部ごとに、その感度特性を最適化すること
ができる固体撮像装置およびその製造方法を提供するこ
とにある。
【0026】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の固体撮像装置は、複数の領域に画された基
板に、光を受光して信号電荷を発生する受光部が複数形
成されている固体撮像装置であって、前記受光部は、前
記基板の各領域ごとに前記基板の深さ方向のポテンシャ
ルプロファイルが異なるように形成されている。
【0027】前記受光部は、前記基板の各領域ごとに受
光する光の波長が異なり、当該受光する光の波長に応じ
て、前記受光部の前記ポテンシャルプロファイルが異な
るように形成されている。
【0028】前記基板の各領域ごとにそれぞれ異なる光
透過特性をもつ複数のカラーフィルタが前記受光部の上
方に形成されており、当該カラーフィルタを通過する光
の波長に応じて、前記受光部の前記ポテンシャルプロフ
ァイルが異なるように形成されている。
【0029】前記受光部は、第1導電型の前記基板に形
成された第2導電型ウェルと、当該第2導電型ウェルに
形成された第1導電型領域とを有し、当該第2導電型ウ
ェルと前記基板との接合界面が、前記基板の深さ方向に
おいて前記各領域ごとに異なるように形成されている。
【0030】前記受光部は、前記第1導電型領域を有す
る前記基板の表面部に形成された第2導電型領域をさら
に有する。
【0031】上記の本発明の固体撮像装置では、基板の
深さ方向における受光部のポテンシャルプロファイルに
起因して、逆バイアス時に基板面から所定の深さまで空
乏層が形成される。そして、基板に形成された受光部に
光が入射すると、受光部の空乏層を中心とした領域で光
電変換され、入射光量に応じた量の電荷が発生し、信号
電荷として蓄積されていく。ここで、基板の所定の深さ
まで空乏層が存在する場合に、短波長の光は、主に基板
表面の空乏層領域において光電変換され、長波長の光
は、基板内部にまで到達し、基板内部の空乏層領域にお
いて光電変換される。従って、受光部に入射する光の波
長に応じて、各領域ごとに基板の深さ方向における受光
部のポテンシャルプロファイルを変えて、上述した空乏
層領域を基板の深さ方向において変化させることで、光
電変換される光の波長領域が制御される。
【0032】さらに、上記の目的を達成するため、本発
明の固体撮像装置の製造方法は、複数の領域に画された
第1導電型基板に、各領域ごとに受光する光の波長が異
なる受光部を複数形成する固体撮像装置の製造方法であ
って、前記受光部の形成工程において、前記第1導電型
基板の各領域ごとに、第2導電型不純物を別々にイオン
注入して、各領域ごとに異なる深さをもつ第2導電型ウ
ェルをそれぞれ形成する工程と、前記各領域における前
記第2導電型ウェルに第1導電型不純物を導入して第1
導電型領域を形成する工程とを有する。
【0033】前記第2導電型ウェルを形成する工程にお
いて、前記第1導電型基板の各領域ごとに、異なる注入
エネルギーで前記第2導電型不純物をイオン注入する。
【0034】前記第2導電型ウェルを形成する工程にお
いて、前記第1導電型基板の各領域ごとに、イオン注入
後に熱処理を行い、当該熱処理の時間を異ならせる。
【0035】上記の本発明の固体撮像装置の製造方法で
は、受光部の形成工程において、第1導電型基板の各領
域ごとに、第2導電型不純物を別々にイオン注入して、
各領域ごとに異なる深さをもつ第2導電型ウェルをそれ
ぞれ形成している。ここで、第2導電型領域と第1導電
型領域により構成される受光部の基板の深さ方向におけ
るポテンシャルプロファイルは、第2導電型ウェルの基
板面からの深さに影響を受ける。従って、受光部に入射
する光の波長に応じて、各領域ごとに異なる深さをもつ
第2導電型ウェルをそれぞれ形成することにより、各領
域ごとに受光部のポテンシャルプロファイルを変えるこ
とができ、上述した作用を有する固体撮像装置が製造さ
れる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の固体撮像装置お
よびその製造方法の実施の形態について、カラーリニア
センサからなる固体撮像装置を例に図面を参照して説明
する。
【0037】図1に、本実施形態に係る固体撮像装置の
概略構成図を示す。図1に示す固体撮像装置1は、赤色
光を透過する赤色フィルタが配置されている第1CCD
(Charge Coupled Device)3aと、緑色光を透過する緑
色フィルタが配置されている第2CCD3bと、青色光
を透過する青色フィルタが配置されている第3CCD3
cとから構成される撮像部2を有している。
【0038】各CCD3a,3b,3cには、受光部P
hが直列配置されたセンサ列4a,4b,4cを有し、
各センサ列4a,4b,4cに沿って水平転送部6a,
6b,6cが設けられており、各センサ列4a,4b,
4cの各受光部Phと水平転送部6a,6b,6cとの
間には、読み出しゲート部5a,5b,5cがそれぞれ
設けられ、各水平転送部6a,6b,6cの出力端には
出力部7a,7b,7cがそれぞれ設けられている。
【0039】水平転送部6a,6b,6cには、半導体
層内にポテンシャル井戸を形成するための各種不純物領
域と、その不純物領域の電位制御を行う、例えば、2種
類の転送電極とが繰り返し配置されている。この転送電
極が2種類の場合、それらの転送電極に対し位相が異な
る2相のクロック信号が印加されるようになっている。
上記読み出しゲート部5a,5b,5cがオンして水平
転送部6a,6b,6cに転送された信号電荷は、例え
ば、2相のクロック信号に応じて変化するポテンシャル
井戸内を次々に一方向、すなわち、出力部7a,7b,
7cに向かう方向へと転送される。
【0040】出力部7a,7b,7cは、例えば、フロ
ーティングディフュージョンアンプにより構成されてお
り、水平転送部6a,6b,6cからの信号電荷を検出
して、信号電圧に変換し、当該信号電圧を増幅して画像
信号として図示しない信号処理系に出力する。なお、出
力部7a,7b,7cは、フローティングディフュージ
ョンアンプによる電荷−電圧変換の他、フローティング
ゲートによる電荷−電圧変換を行うものであってもよ
い。
【0041】図2は、図1のX−X’線に沿った概略断
面図である。図2に示すように、n型シリコン基板10
に、p型ウェル11が形成され、p型ウェル11内に
は、n型不純物領域12が形成されている。そして、n
型不純物領域12の基板表面には、高濃度のp型不純物
領域13が形成されている。上記のp型不純物領域1
3、n型不純物領域12およびp型ウェル11により、
pnp構造の埋め込みフォトダイオードからなる受光部
Phが形成されている。上記の受光部Phは、n型不純
物領域12とp型ウェル11との間のpn接合を中心と
した領域で光電変換を行って信号電荷を発生させ、信号
電荷を当該pn接合の容量に一定期間蓄積する。
【0042】本実施形態においては、p型ウェル11と
n型シリコン基板10との接合界面の基板表面からの距
離dが、各CCD3a,3b,3cごとに異なるように
形成されている。
【0043】受光部Phに隣接して、可変ポテンシャル
領域を形成するp型不純物領域からなる読み出しゲート
領域14が形成され、当該読み出しゲート領域14に隣
接して、n型不純物領域からなる転送チャネル15が形
成され、さらに、高濃度のp型不純物領域からなるバリ
ア領域16が形成されている。
【0044】基板10上には、酸化シリコンなどの絶縁
膜20が形成され、読み出しゲート領域14上には、絶
縁膜20を介して、例えばポリシリコンなどからなる読
み出しゲート電極31が形成されている。上記の読み出
しゲート領域14および読み出しゲート電極31により
各読み出しゲート部5a,5b,5cが構成されてい
る。読み出しゲート電極31に読み出し電圧が印加され
ることで、読み出しゲート領域14の電子に対するポテ
ンシャルが制御される。
【0045】転送チャネル15上には、絶縁膜20を介
して、例えば、ポリシリコンなどからなる転送電極32
が形成されている。転送電極32は、図2に示す断面と
直交する方向において、複数の転送電極が絶縁膜を挟ん
で一部で重なりながら繰り返し配置されている。従っ
て、例えば、2相のクロック信号が複数の転送電極32
に印加されることにより、転送チャネル15のポテンシ
ャルが順次変化し、これによって、信号電荷が一方向に
転送されていく。
【0046】バリア領域16上には、例えば、アルミニ
ウムなどの金属からなるクロック配線33が形成されて
いる。転送電極32とクロック配線33は、図示しない
領域において、コンタクトを介して電気的に接続されて
おり、クロック配線33に印加された上記のクロック信
号が、不図示のコンタクトを介して転送電極32に印加
されることになる。ここで、クロック配線33にクロッ
ク信号が印加される際に、基板表面に反転層が形成さ
れ、当該反転層により誘起された電荷が転送チャネル1
5へ流出するのを防止するために、クロック配線33下
に、p型ウェル11よりもさらにp型不純物濃度の高い
バリア領域33を形成し、反転層が形成されにくいよう
にしている。
【0047】読み出しゲート電極31、転送電極32、
およびクロック配線33を被覆して全面に、例えば、酸
化シリコンからなる層間絶縁膜21が形成されている。
【0048】層間絶縁膜21上には、読み出しゲート電
極31、転送電極32、およびクロック配線33を被覆
するようにして、例えば、タングステン(W)などの高
融点金属からなる遮光膜40が形成されている。当該遮
光膜40には、受光部Phの上方に開口部40aが形成
されており、光は、この開口部40aを通じて受光部P
hに入射される。
【0049】遮光膜40およびその開口部40aを被覆
して、例えば、アクリル系樹脂からなる平坦化膜50が
形成されており、平坦化膜50上に、オンチップカラー
フィルタ(OCCF)60が形成されている。オンチッ
プカラーフィルタ60は、図2に示す断面図においては
赤(R)色に着色されており、図示しない領域におい
て、緑(G)、青(B)に着色されている。
【0050】次に、上記構成の固体撮像装置の動作につ
いて説明する。図7(a)は、図2に示す断面図に対応
する模式図であり、図7(b)は図7(a)の構造にお
ける電子に対するポテンシャルの分布図である。上記の
固体撮像装置では、各カラーフィルタ60に光が入射す
ると、所定の波長領域の光が通過し、当該光が受光部P
hに入射することとなる。基板10に形成された受光部
Phに光が入射すると、逆バイアスされたフォトダイオ
ードよりなる受光部Phにおいて光電変換され、入射光
量に応じた量の信号電荷eが発生する。この信号電荷e
は、n型不純物領域12とp型ウェル11とのpn接合
の容量に一定期間蓄積される。
【0051】そして、読み出しゲート部5a,5b,5
cにおける読み出しゲート電極31に読み出し電圧φR
OGが印加されると、読み出しゲート領域14の電子に
対するポテンシャルが、ポテンシャルψR0からポテン
シャルψR1へと下がり、信号電荷eが各水平転送部6
a,6b,6cの転送チャネル15に転送される。この
とき、クロック配線33を介して、転送電極32に電圧
を印加することで、転送チャネル15の電子に対するポ
テンシャルを、ポテンシャルψCH0からポテンシャル
ψCH1へと下げて、信号電荷eを転送チャネル15へ
有効に転送されるようにする。
【0052】その後、読み出し電圧φROGを下げてい
き、読み出しゲート領域14の電子に対するポテンシャ
ルを上げていくことでさらに信号電荷eが転送チャネル
15へ転送され、読み出しゲート部5a,5b,5cが
オフ状態となると、読み出しゲート領域14において受
光部Phと転送チャネル15に存在する電荷に対する電
位障壁ができ、受光部Phにおいて電荷の次の蓄積がな
されることになる。
【0053】そして、2層構造の転送電極32に対して
クロック信号φH1,φH2がクロック配線33を介し
て、それぞれ周期的に位相をずらして印加されて、転送
チャネル15内の信号電荷eが水平方向に転送され、そ
の最終段に接続された出力部7a,7b,7cから時系
列な信号として取り出されることになる。
【0054】以上の動作において、本実施形態に係る固
体撮像装置では、受光部Phの信号電荷eを発生させる
光電変換領域が、各カラーフィルタごとに異なるように
形成されている。上記の構成による本実施形態に係る固
体撮像装置の効果について説明する。図3(a)は、図
2に示す断面図に対応する模式図であり、図3(b)は
図3(a)の深さ方向のY−Y’に沿った電子に対する
ポテンシャルの分布図である。
【0055】本実施形態に係る固体撮像装置において
は、上述したように、p型ウェル11とn型シリコン基
板10との接合界面の基板表面からの距離dは、各CC
D3a,3b,3cごとに異なるように形成されてい
る。
【0056】基板の深さ方向において蓄積され得る信号
電荷eを発生する受光部Phの光電変換領域αは、実質
的に図3(b)に示す領域であり、主にp型不純物領域
13、n型不純物領域12、p型ウェル11からなるp
np構造のフォトダイオードに逆バイアスを印加した際
の空乏層により構成される。
【0057】この光電変換領域αは、p型ウェル11と
n型シリコン基板10との接合界面の基板表面からの距
離dと正の相関関係を有し、基板面からのp型ウェル1
1の距離dを、例えば10%大きくすると、光電変換領
域αがほぼ10%長くなり、反対に、例えば10%小さ
くすると、光電変換領域αがほぼ10%短くなる。
【0058】このように、距離dを小さくすると、例え
ば、図4(a)に示すように、光電変換領域αから光電
変換領域α1へと基板の深さ方向における光電変換領域
が浅くなる。
【0059】ここで、短波長の光は、主に基板表面にお
いて光電変換され、長波長の光は、基板内部において光
電変換されることから、光電変換領域α1のように基板
の深さ方向において浅い場合には、可視光のうちでも波
長の長い赤色光などは、電荷eが発生しても、信号電荷
としては蓄積されずに、基板10へ掃き捨てられること
になる。
【0060】反対に、距離dを大きくすると、例えば、
図4(b)に示すように、光電変換領域αから光電変換
領域α2へと基板の深さ方向における光電変換領域が深
くなる。この場合には、基板表面から光電変換領域α2
が長く延びていることから、赤色光などの長い波長の光
が有効に光電変換されることになる。
【0061】従って、例えば、青色用フィルタを有する
第3CCD3cにおける赤色光のノイズを低減させたい
場合には、図4(a)に示すように、p型ウェル11を
浅く形成し、基板面から浅い光電変換領域α1を形成す
ることにより、赤色光が光電変換されるのを抑制でき、
ノイズが低減される。
【0062】また、例えば、赤色用フィルタを有する第
1CCD3aにおける赤色光に対する感度を向上させた
い場合には、図4(b)に示すように、p型ウェル11
を深く形成し、基板面から深い光電変換領域α2を形成
することにより、さらに、基板深くで光電変換される長
波長の赤色光を信号電荷として発生させることができ、
赤色光に対する感度を向上させることができる。
【0063】また、反対に、例えば、用途に応じて赤色
光を使用しない場合には、赤色用フィルタを有する第1
CCD3aにおいて、図4(a)に示すように、p型ウ
ェル11を浅く形成して、基板面から浅い光電変換領域
α1を形成することにより、基板深くで光電変換される
赤色光が信号電荷として蓄積されるのを抑制することが
できる。
【0064】以上説明したように、本実施形態に係る固
体撮像装置によれば、光電変換領域αの制御を、基板面
内において行うことにより、所定の波長の光を光電変換
できるようになり、各用途ごとに感度の最適化を図るこ
とができる。また、通常、基板の上層膜の膜厚により、
上層膜内において入射光が吸収および反射される確率が
変動し、受光部Phへたどりつく光量が変化するため、
上層膜厚のばらつきがあると受光部Phにおいて光電変
換される信号電荷量が影響を受けることとなるが、その
場合においても、各CCDごとに光電変換領域を調節し
ておくことで、感度バランスのばらつきを抑制すること
ができる。さらに、各CCD毎における感度比を小さく
することで、当該固体撮像装置を使用する顧客側での色
再現の調整が容易となる。
【0065】次に、上記の固体撮像装置の製造方法につ
いて、図5に示すフローチャートを用いて、p型ウェル
の形成工程を中心に説明する。
【0066】図5に示すように、まず、n型の半導体基
板10からなるウェーハを製造ラインに投入し(ステッ
プST1)、当該n型基板10の撮像部2における各C
CD3a,3b,3cを形成する領域に別々にイオン注
入を行う。
【0067】すなわち、例えば、赤色フィルタを有する
第1CCD3aを形成する領域に開口を有するレジスト
パターンを形成し、当該レジストパターンをマスクとし
て、所定の条件でイオン注入を行うことにより、第1C
CD3aの形成領域にp型ウェル11を形成する(ステ
ップST2)。
【0068】次に、緑色フィルタを有する第2CCD3
bを形成する領域に開口を有するレジストパターンを形
成し、当該レジストパターンをマスクとして、所定の条
件でイオン注入を行うことにより、第2CCD3bの形
成領域にp型ウェル11を形成する(ステップST
3)。
【0069】次に、青色フィルタを有する第3CCD3
cを形成する領域に開口を有するレジストパターンを形
成し、当該レジストパターンをマスクとして、所定の条
件でイオン注入を行うことにより、第3CCD3cの形
成領域にp型ウェル11を形成する(ステップST
4)。
【0070】上記のイオン注入において、例えば、2M
ev程度の注入エネルギーを中心として、1.5〜3M
eV程度の範囲内において、用途に対応して注入エネル
ギーを変化させる。この範囲内において注入エネルギー
を変化させた場合には、ほぼ注入エネルギーと形成され
るp型ウェル11の深さの線型性がとれることが確認さ
れている。
【0071】次に、上記の各CCD3a,3b,3cの
形成領域に注入されたp型不純物を活性化するためのア
ニール処理を行った後、各CCD3a,3b,3cのそ
れぞれのp型ウェル11内にn型不純物をイオン注入し
てn型不純物領域12を形成し、p型不純物を高濃度に
イオン注入してp型不純物領域13を形成することによ
り、受光部Phを形成する(ステップST5)。その
後、それぞれ所定条件でイオン注入することにより、読
み出しゲート領域14を形成し、転送チャネル15を形
成し、バリア領域16を形成する。
【0072】次に、基板10の上層膜を形成する(ステ
ップST6)。すなわち、基板10に酸化シリコンなど
の絶縁膜20を堆積させた後、ポリシリコンからなる読
み出しゲート電極31および転送電極32を形成し、ア
ルミニウムなどからなるクロック配線33を形成し、上
記の電極や配線を被覆するようにして、層間絶縁膜21
を堆積させる。そして、層間絶縁膜21に転送電極32
およびクロック配線33に達するコンタクトホールを形
成し、コンタクトホールをポリシリコンなどの導電体で
埋めることにより転送電極32およびクロック配線33
を電気的に接続させる。さらに、絶縁膜を堆積させ、層
間絶縁膜21上に受光部Ph上に開口を有する遮光膜4
0を形成し、例えば、アクリル系樹脂を塗布してその上
面が平坦化された平坦化膜50を形成する。
【0073】次に、上記の平坦化膜50上に、例えば、
染色法により赤(R)、緑(G)、B(青)からなるカ
ラーフィルタ60を形成する(ステップST7)。染色
法では、カゼインなどの高分子に感光剤を添加して塗布
し、露光、現像、染色および定着を色ごとに繰り返す。
その他、分散法、印刷法または電着法等を用いてオンチ
ップカラーフィルタを形成してもよい。以上で、上記の
本実施形態に係る固体撮像装置が製造される。
【0074】上記の本実施形態に係る固体撮像装置の製
造方法によれば、従来3本のCCDを形成する領域に1
つのパターニングおよびイオン注入を行っていたのに比
して、各CCDを形成する領域にパターニングおよびイ
オン注入を行うことで、上述した効果を有することがで
きる。
【0075】本発明は、上記の実施形態の説明に限定さ
れない。例えば、本実施形態では、イオン注入エネルギ
ーを変化させることにより、各CCD3a,3b,3c
のp型ウェルの深さを調整する例について説明したが、
これに限られるものでなく、例えば、各CCD3a,3
b,3cごとに活性化アニール時間を変化させることで
p型ウェル11の深さを制御することができる。この場
合には、まず、p型ウェル11を深く形成するCCDの
順に、イオン注入を行い、所定時間だけ活性化アニール
を行っていくことで、同様に、各CCDごとにp型ウェ
ルの深さを調整することができる。
【0076】また、本実施形態においては、センサ列か
らの信号電荷を一方側に配置された水平転送部により読
み出す方式について説明したが、各センサ列に対してそ
の両側に2つの水平転送部を設け、各センサ列の偶数段
と奇数段における受光部の信号電荷を2つの水平転送部
により別々に読み出す両側読み出し方式についても適用
可能である。この場合には、さらに、奇数段および偶数
段の感度差を低減できるという効果も有する。
【0077】さらに、本実施形態では、オンチップカラ
ーフィルタが、原色系のカラーコーディング方式のもの
について説明したが、これに限られるものでなく、補色
系のカラーフィルタが形成されていてもよい。例えば、
補色系では、各CCDごとに、シアン(Cy)、マゼン
タ(Mg)、イエロー(Ye)のいずれかのカラーフィ
ルタがそれぞれ配置されているものであってもよい。そ
の他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変更が
可能である。
【0078】
【発明の効果】本発明によれば、受光する光の波長が異
なる各領域における受光部ごとに、その感度特性を最適
化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態および従来例に係る固体撮像装置の
概略構成図である。
【図2】図1のX−X’線に沿った概略断面図である。
【図3】(a)は、図2に示す断面図に対応する模式図
であり、(b)は(a)の深さ方向のY−Y’に沿った
電子に対するポテンシャルの分布図である。
【図4】(a)はp型ウェルを浅く形成した場合の基板
の深さ方向における電子に対するポテンシャルの分布図
であり、(b)はp型ウェルを深く形成した場合の基板
の深さ方向における電子に対するポテンシャルの分布図
である。
【図5】本実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を説
明するためのフローチャートである。
【図6】従来例における固体撮像装置の製造方法を説明
するためのフローチャートである。
【図7】(a)は、図2に示す断面図に対応する模式図
であり、(b)は(a)の構造における電子に対するポ
テンシャルの分布図である。
【符号の説明】
1…固体撮像装置、2…撮像部、3a…第1CCD、3
b…第2CCD、3c…第3CCD、4a,4b,4c
…受光部列、5a,5b,5c…読み出しゲート部、6
a,6b,6c…水平転送部、7a,7b,7c…出力
部、10…n型シリコン基板、11…p型ウェル、12
…n型不純物領域、13…p型不純物領域、14…読み
出しゲート領域、15…転送チャネル、16…バリア領
域、20…絶縁膜、21…層間絶縁膜、31…読み出し
ゲート電極、32…転送電極、33…クロック配線、4
0…遮光膜、50…平坦化膜、60…カラーフィルタ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 4M118 AA10 AB01 BA10 CA04 CA27 CA40 CB14 DB06 EA01 EA15 FA08 FA13 FA26 FC17 GB11 GC08 GC09 5C024 AX01 BX00 CX00 CY47 DX01 EX01 EX52 GY01

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の領域に画された基板に、光を受光し
    て信号電荷を発生する受光部が複数形成されている固体
    撮像装置であって、 前記受光部は、前記基板の各領域ごとに前記基板の深さ
    方向のポテンシャルプロファイルが異なるように形成さ
    れている固体撮像装置。
  2. 【請求項2】前記受光部は、前記基板の各領域ごとに受
    光する光の波長が異なり、当該受光する光の波長に応じ
    て、前記受光部の前記ポテンシャルプロファイルが異な
    るように形成されている請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 【請求項3】前記基板の各領域ごとにそれぞれ異なる光
    透過特性をもつ複数のカラーフィルタが前記受光部の上
    方に形成されており、当該カラーフィルタを通過する光
    の波長に応じて、前記受光部の前記ポテンシャルプロフ
    ァイルが異なるように形成されている請求項1記載の固
    体撮像装置。
  4. 【請求項4】前記受光部は、第1導電型の前記基板に形
    成された第2導電型ウェルと、当該第2導電型ウェルに
    形成された第1導電型領域とを有し、当該第2導電型ウ
    ェルと前記基板との接合界面が、前記基板の深さ方向に
    おいて前記各領域ごとに異なるように形成されている請
    求項1記載の固体撮像装置。
  5. 【請求項5】前記受光部は、前記第1導電型領域を有す
    る前記基板の表面部に形成された第2導電型領域をさら
    に有する請求項4記載の固体撮像装置。
  6. 【請求項6】複数の領域に画された第1導電型基板に、
    各領域ごとに受光する光の波長が異なる受光部を複数形
    成する固体撮像装置の製造方法であって、 前記受光部の形成工程において、 前記第1導電型基板の各領域ごとに、第2導電型不純物
    を別々にイオン注入して、各領域ごとに異なる深さをも
    つ第2導電型ウェルをそれぞれ形成する工程と、 前記各領域における前記第2導電型ウェルに第1導電型
    不純物を導入して第1導電型領域を形成する工程とを有
    する固体撮像装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第2導電型ウェルを形成する工程にお
    いて、前記第1導電型基板の各領域ごとに、異なる注入
    エネルギーで前記第2導電型不純物をイオン注入する請
    求項6記載の固体撮像装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第2導電型ウェルを形成する工程にお
    いて、前記第1導電型基板の各領域ごとに、イオン注入
    後に熱処理を行い、当該熱処理の時間を異ならせる請求
    項6記載の固体撮像装置の製造方法。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007201267A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Fujifilm Corp 固体撮像素子およびその製造方法
JP2016201400A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 リコーイメージング株式会社 撮像素子および撮像装置
JP2016201402A (ja) * 2015-04-07 2016-12-01 リコーイメージング株式会社 撮像素子および撮像装置
JP2017098533A (ja) * 2015-11-18 2017-06-01 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. イメージセンサ及びこれを含む電子装置

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