JP4171719B2 - 二次電池の中芯およびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、例えばパーソナルコンピュータ、デジタルカメラ、ミニディスクプレーヤ、携帯電話機などの電源として使用される非水電解質使用の二次電池に係り、詳しくは、この二次電池の巻回電極体の中央穴に挿入される中芯およびその製造方法に関するものである。
従来、この種の非水電解質二次電池としては、図12に示したものが下記の特許文献1に開示されている。図12に示した二次電池80は、渦巻き状に巻回された巻回電極体82と、この巻回電極体82の中央穴83に挿入される中芯86と、この中芯86が挿入された巻回電極体82を収納する有底円筒状の電池缶81と、この電池缶81の上面開口に装着される安全弁機能付きの正極端子材88と、電池缶81の上面開口と正極端子材88の間に介装されて電池缶81を密封するガスケット89とを備えて構成されている。巻回電極体82はその上下に配置された絶縁板85,84により電池缶81内の所定高さ位置に支持されている。前記の巻回電極体82は、帯状に形成された正極および負極と、同じく帯状に形成されたセパレータ(いずれも図示省略)とを有し、これらが負極、セパレータ、正極、およびセパレータの順に積層された積層体を適宜回数巻回することにより渦巻き状に形成される。例えば、正極は厚さ0.04mm程度のアルミニウム箔、負極は厚さ0.05mm程度の銅箔であり、セパレータは厚さ0.018mm程度の合成樹脂フィルムである。巻回電極体82の中央穴83には、中空円筒状の中芯86が挿入されている。中芯86は、巻回電極体82の過充電等によって膨らむ電極の変形を抑制し、その変形による正極と負極の内部ショートを防止することを主な目的としている。この中芯86は、電池缶81の底部で発生したガスを筒端開口87を通過させて巻回電極体82の上方に逃がす役割も有している。巻回電極体82の上方に達したガスは正極端子材88の安全弁を経てガス抜き穴90から外部へ放出されるようになっている。
中芯86は、図13に示すように、中空円筒状に形成されたステンレス鋼製のピン本体92から主として構成されている。ピン本体92は、矩形板状のピン原料板104(図15参照)の、対向する一対の第1側面部93A,93Bを湾曲させて互いに近接させることにより形成される。前記のように近接した第1側面部93A,93Bにおいて、第1側面部93Aにはピン原料板104の製造時に生じたバリ部95Aがピン本体92の筒径方向内向きに突出し、第1側面部93Bにはバリ部95Bが筒径方向外向きに突出している。また、一対の第1側面部93A,93Bの対向方向(図13における左右方向)と直交方向(図13における上下方向)に対向する一対の第2側面部94A,94Bにおいて、第2側面部94Aにはピン原料板104の製造時に生じたバリ部97Aがピン本体92の筒径方向内向きに突出し、第2側面部94Bにはバリ部97Bが筒径方向外向きに突出している。そして、ピン本体92は、上端に筒端開口98Aを有し下端に筒端開口98Bを有している。また、これらの筒端開口98A,98Bと連通するように軸心方向に連続するスリット96が設けられている。
前記した中芯86のピン原料板104は、図14に示すせん断プレス機を用いて製造される。このせん断プレス機は、切断のためにピン原料板99を載置するダイス103と、ダイス103における搬送方向上流側側面に沿って上下駆動しピン原料板99をせん断するポンチ101と、ピン原料板99の切断の際にピン原料板99をダイス103上に押し付けて固定する押え部材102とから構成されている。
そこで、ダイス103上を搬送されてきたピン原料板99は、その前端がダイス103を通過した直後に搬送停止される。その後、ポンチ101が下降し、ダイス103との間でピン原料板99を切断する。このとき、ダイス103とポンチ101のせん断作用により、ダイス103上に残ったピン原料板104の後端上部にダレ部が生じるとともに後端下部に下向きのバリ部95Bが生じ、ダレ部とバリ部95Bの間が第1側面部93Bとなる。そして、供給側のピン原料板99はその前端下部にダレ部が生じるとともに前端上部に上向きのバリ部95Aが生じ、ダレ部とバリ部95Aの間は第1側面部93Aとなる。一方、ピン原料板104を水平方向に90度回転させて、前記のせん断プレス機に供給すれば、第1側面部93A,93Bの対向方向(図14における左右方向)とは直交する方向(図14の紙面と直交する方向)に対向する一対の側面部107A,107Bが形成される。
上記のように、せん断プレス機を用いてピン原料板99を切断することにより、 図15に示すようなピン原料板104が得られる。ピン原料板104では、第1側面部93Aのバリ部95Aが上向きに突出し、第1側面部93Bのバリ部95Bが下向きに突出している。また、側面部107Aのバリ部108Aが上向きに突出し、側面部107Bのバリ部108Bが下向きに突出している。このピン原料板104の第1側面部93A,93Bの双方を上向きに湾曲させることにより、前記のピン本体92が得られ、ピン本体92の両端が先細に縮径加工されて中芯86となる。このとき、側面部107Aは第2側面部94Aとなり、側面部107Bは第2側面部94Bとなる。
特開2003−308873号公報(図1〜図4、段落番号〔0045〕、〔0046〕、〔0058〕)
しかしながら、従来の中芯86はピン本体92の外周面に鋭利なバリ部95Bが外向きに突出しているので、巻回電極体82の中央穴83に挿入された際にバリ部95Bが巻回電極体82のセパレータ、正極、あるいは負極を破断して正極と負極を内部ショートさせるおそれがある。また、一方の第2側面部94Bのバリ部97Bは外向きに広がっているので、中芯86が第2側面部94B側から巻回電極体82の中央穴83に挿入されると、外向きに広がったバリ部97Bにより巻回電極体82のセパレータ、正極、あるいは負極が傷付けられるおそれがある。但し、バリ部97Bよりも径方向外側に位置するバリ部95Bの方が不具合を発生させやすいと考えられる。
一方で、バリ部97Bによる破断を避けるため、内向きのバリ部97Aを持つ第2側面部94A側から中芯86を巻回電極体82の中央穴83に挿入することが考えられる。しかしながら、中芯86は1ロットの製造数が多く一つ一つが比較的小さいことに加え、完成後に炭化水素系洗浄液で洗浄乾燥されて放置されると中芯86の向きがバラバラになっていることから、中芯86を一定の方向に揃えることは極めて困難であり現実的でない。
上記のように、巻回電極体82は負極、セパレータ、正極、およびセパレータを積層し、この積層体を適宜回数巻回するといったデリケートで手間のかかる組立作業により製造されるので、かかる組立作業の後にセパレータなどが破断されて不良品となることは製造者にとってかなりの痛手となる。
そこで、中芯86をバレル研磨機で研磨処理して外向きのバリ部を除去することが考えられる。しかしながら、かかるバリ除去処理は工程がひとつ増えるため、手間とコストが余分にかかる。
本発明は、上記した従来の問題点に鑑みてなされたものであって、巻回電極体に挿入されるときの巻回電極体の破断を抑制し、二次電池の製品歩留りを向上化することのできる二次電池の中芯および製造方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る二次電池の中芯は、原料金属板を切断して得たピン原料板の対向する一対の第1側面部を湾曲して互いを対面させることにより中空筒状に形成されていて、二次電池の巻回電極体の中央穴に挿入される中芯において、前記一対の第1側面部に切断時に生じたバリ部が、前記一対の第1側面部が対面した状態でいずれも揃って筒径内向きに突出している構成にしてある。
また、前記構成のピン原料板において一対の第1側面部の対向方向とは略直交方向に対向する一対の第2側面部に切断時に生じたバリ部が、いずれも筒径内向きに突出しているものである。
そして、本発明に係る二次電池の中芯の製造方法は、原料金属板を切断することにより、対向する一対の第1側面部にそれぞれ同じ突出方向のバリ部が形成されたピン原料板を得るピン原料板第1製造工程と、前記ピン原料板の第1側面部をバリ部の突出方向に湾曲し両方の第1側面部を近接させて中空筒状の中芯を得る筒形成工程とを備えているものである。
更に、前記製造方法の構成において、少なくとも前記筒形成工程の実施に先立って、原料金属板を切断することにより、一対の第1側面部の対向方向とは略直交方向に対向する一対の第2側面部に、前記第1側面部のバリ部と同じ突出方向のバリ部がそれぞれ形成されたピン原料板を得るピン原料板第2製造工程を備えるものである。
請求項1の発明に係る二次電池の中芯によれば、ピン外周面にある一対の第1側面部のバリ部がいずれも筒径内向きに突出しているので、この中芯を巻回電極体の中央穴に挿入した場合に巻回電極体のセパレータなどが第1側面部のバリ部によって破断されることがない。従って、二次電池の製品歩留りを向上化することができる。
また、請求項2の発明に係る二次電池の中芯によれば、中芯の両側の筒端開口に位置する一対の第2側面部のバリ部がいずれも筒径内向きに突出しているので、中芯をいずれの筒端開口側から巻回電極体の中央穴に挿入した場合でも、巻回電極体のセパレータなどが第2側面部のバリ部によって破断されることがない。従って、巻回電極体の破断を確実に防ぐことができ、二次電池の製品歩留りをよりいっそう向上化することができる。
そして、請求項3の発明に係る中芯の製造方法によれば、前述のように優れた効果を奏する請求項1の発明に係る中芯を実際に製造することができる。この場合、ピン原料板第1製造工程と筒形成工程とにより、いずれも簡単な操作で中芯を製造することができる。
更に、請求項4の発明に係る中芯の製造方法によれば、前述のように優れた効果を奏する請求項2の発明に係る中芯を実際に製造することができる。その場合、少なくとも前記筒形成工程の実施に先立って実施されるピン原料板第2製造工程により、簡単な操作で中芯を製造することができる。
本発明の最良の実施形態を図面に基づいて説明する。尚、以下に述べる実施形態は本発明を具体化した一例に過ぎず、本発明の技術的範囲を限定するものでない。ここに、図1は本発明の一実施形態に係る中芯を示した図であって、(a)は外観図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は(b)におけるB−B線断面図である。
図において、この実施形態に係る中芯1は中空円筒状に形成されたステンレス鋼製のピン本体2から主として構成されている。ピン本体2は、矩形板状のピン原料板15(後で詳述する)の、対向する一対の第1側面部3A,3Bを湾曲させて互いに近接させることにより形成され、外径が例えば2.5〜3.5mm程度である。そして、近接した一対の第1側面部3A,3Bは、ピン原料板15A,15Bの製造時に生じたバリ部5A,5Bが、いずれもピン本体2の筒径方向内向きに突出している。
また、ピン本体2において、一対の第1側面部3A,3Bの対向方向(図1における左右方向)とは直交方向(図1における上下方向)に対向する一対の第2側面部4A,4Bには、ピン原料板15の製造時に生じたバリ部7A,7Bがいずれもピン本体2の筒径方向内向きに突出している。そして、ピン本体2は、上端に筒端開口8Aを有し下端に筒端開口8Bを有している。これらの筒端開口8A,8Bと連通するように軸心方向に連続するスリット6が設けられている。
かかる中芯1は二次電池80の巻回電極体82の中央穴83(いずれも図12参照)に挿入されるようになっている。中芯1は、電池内部の圧力異常時に、巻回電極体82の潰れを防止しまたは抑制して内部ショートの発生を防止するとともに、電池缶81の底部に溜まったガスを筒端開口8Bから取り込んだり或いは巻回電極体82で発生したガスをスリット6から取り込んで上部の安全弁側へ移動させる役割を有している。
引続き、上記した構成の中芯1を製造する態様を説明する。この中芯1は、図3、図4、図6に示した製造装置26を用い、図2に示した工程に沿って製造される。製造装置26は、後でそれぞれ詳述する、スリッタ装置10、コイルホルダの枢支軸27、ガイド28、基台29、せん断プレス機31、第1曲げプレス機32、第2曲げプレス機33、第3曲げプレス機34、筒端絞り機35、およびシュート36とから構成されている。また、製造工程は、ピン原料板第1製造工程S1、コイリング工程S2、ピン原料板第2製造工程S3、1次湾曲工程S4、2次湾曲工程S5、3次湾曲工程S6、および筒端縮径工程S8とから構成されている。
まず、ピン原料板第1製造工程S1においては、図3および図4に示したスリッタ装置10により、中芯1のピン原料板15A,15Bが製造される。スリッタ装置10は、水平軸心回りに回転駆動する上部回転体11と、上部回転体11の下方で上部回転体11と平行の軸心回りに回転駆動する下部回転体12とから構成されている。
上部回転体11においては、ローラ刃13A,13Aの対が回転駆動軸18にその軸心方向にピッチP2を隔てて複数対固定配置されている。下部回転体12でもローラ刃13B,13Bの対が回転駆動軸18にその軸心方向にピッチP2を隔てて複数対固定配置されている。ローラ刃13A,13Aまたはローラ刃13B,13Bが回転駆動軸18の軸心方向に占めるピッチは、前記したピッチP2よりも幾分狭いP1である。ピッチP2で示すローラ刃13A,13Aの対間はローラ刃13Aよりも外径の小さな小径部14Aであり、ローラ刃13B,13Bの対間はローラ刃13Bよりも外径の小さな小径部14Bとなっている。上部回転体11のローラ刃13A,13Aの外周端は下部回転体12のローラ刃13B,13Bの対間に入り込み、下部回転体12のローラ刃13B,13Bの外周端は上部回転体11のローラ刃13A,13Aの対間に入り込んでいる。
このスリッタ装置10では、矢印17方向に搬送された例えばステンレス鋼製で厚さ0.25mmの原料金属板16が上部回転体11と下部回転体12の間に送り込まれると、ローラ刃13Aとローラ刃13Bとの間で原料金属板16がせん断により切断されて、それぞれ長尺のピン原料板15Aとピン原料板15Bとが回転駆動軸18軸心方向に交互に得られる。ピン原料板15Aは、対向する一対の第1側面部3A,3B(図5参照)にいずれも下向き(図5では矢印25,25方向)に突出したバリ部5A,5Bが形成されている。一方、ピン原料板15Bは、対向する一対の第1側面部3A,3Bにいずれも上向き(矢印25,25方向と逆方向)に突出したバリ部5A,5Bが形成されている。これらバリ部5A,5Bの突出高さは例えば0.02〜0.05mm程度である。
次のコイリング工程S2において、図5に示すように、例えばピン原料板15Aはバリ部5A,5Bを内向き(下向き)にした状態で汎用の巻取り機(図示省略)で巻き取られてコイル体20にされる。一方、ピン原料板15Bも上下反転されることによりバリ部5A,5Bを内向き(下向き)にして巻き取られコイル体20にされる。コイル体20はその中央穴21が製造装置26のコイルホルダの枢支軸27(図6参照)に回動自在に装着されて枢支される。
製造装置26におけるコイルホルダの搬送方向(矢印30方向)下流側には、図6に示すように、円弧状のガイド28が架台上に配備され、ガイド28の下流側に基台29が傾斜配置されている。基台29上には、せん断プレス機31、第1曲げプレス機32、第2曲げプレス機33、第3曲げプレス機34、および筒端絞り機35が当該順に配置されている。筒端絞り機35の下流側には、完成した中芯1を製品受箱へ案内するシュート36が設置されている。
そこで、ピン原料板第2製造工程S3においては、図7に示すせん断プレス機31が使用される。このせん断プレス機31は、ピン原料板15Aの搬送方向(矢印30方向)に離間配置されたダイス37およびダイス38と、ダイス37における搬送方向上流側側面に沿って上下駆動しピン原料板15Aをせん断するポンチ39と、ダイス38における搬送方向下流側側面に沿って上下駆動しピン原料板15Aの前端近傍をせん断するポンチ40を備えている。
ダイス37およびダイス38上を搬送されてきたピン原料板15Aは、その前端がダイス38の搬送方向下流側側面を通過した直後に搬送停止される。その後、ポンチ39およびポンチ40が同時に下降(矢印73方向)し、ダイス37およびダイス38との間でピン原料板15Aをせん断により切断する。
ピン原料板15Aはダイス37とポンチ39のせん断作用により、ダイス37上に残ったピン原料板15の後端上部にダレ部41が生じるとともに後端下部に下向きのバリ部7Bが生じ、ダレ部材41とバリ部7Bの間が第2側面部4Bとなる。このとき、供給側のピン原料板15Aの前端下部にダレ部材44が生じるとともに前端上部に上向きのバリ部43が生じ、ダレ部材44とバリ部43の間は側面部42となる。
一方、ダイス38とポンチ40のせん断作用により、ダイス38上に残るピン原料板15の前端上部にダレ部45が生じるとともに前端下部に下向きのバリ部7Aが生じ、ダレ部45とバリ部7Aの間は第2側面部4Aとなる。前回の切断により生じた上向きのバリ部43を有するピン原料板15Aの先端部分はポンチ40により切断され切りかす46として回収される。
尚、切断に際し、ダイス37とダイス38上のピン原料板15Aを押え部材(図外)などで上方から押し付けて固定する場合は、ポンチ39とポンチ40の下降時期をずらすことができる。
上記のように、せん断プレス機31を用いてピン原料板(原料金属板)15Aを切断することにより、一対の第1側面部3A,3Bの対向方向(左右方向)とは直交する方向(矢印30で表わす前後方向)に対向する一対の第2側面部4A,4Bに、第1側面部3A,3Bのバリ部5A,5Bと同じ突出方向(下向き)のバリ部7A,7Bがそれぞれ形成されたピン原料板15が得られる。これらバリ部7A,7Bの突出高さも例えば0.02〜0.05mm程度である。
前記のピン原料板第2製造工程S3において製造された平面矩形状のピン原料板15は、次の1次湾曲工程S4において、図8に示す第1次曲げプレス機32により曲げ加工が施される。この第1次曲げプレス機32は、左右の肩部が丸みを帯びた台形状の突型部51を上面に有する下型49と、突型部51との間で型空間を形成する凹型部52を下面に有して上下駆動する上型50と、下型49の左右上面に設置されて突型部51上のピン原料板15を前方に案内するとともに上型50を上下に案内する左右のガイド47,48とから構成されている。
この第1次曲げプレス機32では、上型50の凹型部52が下型49の突型部51から上方に離れて待機している状態で、図8(a)に示すように、ピン原料板15が突型部51上に搬送される。そこで、上型50が下降駆動する。すると、ピン原料板15は突型部51と凹型部52との間で塑性変形されて、同図(b)に示すように、左右の第1側面部3A,3Bがバリ部5A,5Bの突出方向(下向き)に湾曲したピン原料板15aとなる。
そして、前記の1次湾曲工程S4において製造されたピン原料板15aは、次の2次湾曲工程S5において、図9に示す第2次曲げプレス機33により曲げ加工が施される。この第2次曲げプレス機33は、正面からみて上部が楕円形状で下部がくびれた突型部57を上面に有する下型55と、突型部57との間で型空間を形成する凹型部58を下面に有して上下駆動する上型56と、下型55の左右上面に設置されて突型部57上のピン原料板15aを前方に案内するとともに上型56を上下に案内する左右のガイド53,54とから構成されている。
この第2曲げプレス機33では、上型56の凹型部58が下型55の突型部57から上方に離れて待機している状態で、図9(a)に示すように、ピン原料板15aが突型部57上に搬送される。次に、上型56が下降駆動する。すると、ピン原料板15aは突型部57と凹型部58との間で塑性変形されて、同図(b)に示すように、左右の肩部59A,59Bが下向きに湾曲したピン原料板15bとなる。
前記の2次湾曲工程S5において製造されたピン原料板15bは、次の3次湾曲工程S6において、図10に示す第3次曲げプレス機34により曲げ加工が施される。この第3次曲げプレス機34は、基台29の上面に設けられた摺動面60上を左右近接離間自在に移動する一対の割型61,61と、割型61,61の上方に配備されて割型61,61を近づける方向に駆動する押え部材62とから構成されている。割型61,61の対向面には、左右外向きに陥没した正面視半円状の凹型部63,63がそれぞれ形成されている。割型61,61の肩部には左右外向きに下る傾斜面64,64がそれぞれ形成されている。押え部材62の下面には、割型61,61の上部を収容可能な凹部65が設けられている。凹部65の左右内壁はそれぞれ左右外向きに広がる傾斜面66,66となっている。傾斜面66,66の傾斜角度は割型61,61における傾斜面64,64の傾斜角度と同じである。
この第3曲げプレス機34では、割型61,61が左右に離間し、押え部材62が割型61,61上方に離れて待機している状態で、図10(a)に示すように、ピン原料板15bが凹型部63,63間に搬送される。そこで、押え部材62が下降駆動し、傾斜面66が傾斜面64上を摺動する。これにより、割型61,61が近接する。すると、ピン原料板15bは両側の凹型部63,63により塑性変形されて両方の第1側面部3A,3Bが近接し、同図(b)に示すように、中空円筒状のピン本体2が得られる。第1側面部3A,3Bは非接触に近接しており、これらの間はスリット6となっている。スリット6はピン本体2の両側の筒端開口8A,8Bと連通するように軸心方向に連続している。
すなわち、この実施形態における、1次湾曲工程S4、2次湾曲工程S5、および3次湾曲工程S6から成る工程が、本発明にいう筒形成工程の一例(S7)である。尚、本発明にいう筒形成工程は、ピン原料板の第1側面部3A,3Bをバリ部5A,5Bの突出方向に湾曲し両方の第1側面部3A,3Bを近接させて中空筒状のピン本体2を得る工程であればよく、前記した工程S4,S5,S6の組み合わせに限定されない。
上記のように3次湾曲工程S6で製造されたピン本体2は、次の筒端縮径工程S8において、図11に示す筒端絞り機35により両端の絞り加工が施される。この筒端絞り機35は、摺動面60上を前後近接離間自在に移動する一対の合せ型67,67と、合せ型67,67の上方に配備されて合せ型67,67を近づける方向に駆動する一対の押え部材68,68と、合せ型67,67の間にピン本体2を中空保持する棚部を有した支持部材72とから構成されている。合せ型67,67の対向面には、それぞれ奥細のテーパ穴70,70が陥没して形成されている。前側の合せ型67の前上部には前向きに下る傾斜面69が形成され、後側の合せ型67の後上部にも後向きに下る傾斜面69が形成されている。一方、前側の押え部材6の後下部には前向きに下る傾斜面71が形成され、後側の押え部材68の前下部には向きに下る傾斜面71が形成されている。傾斜面71,71の傾斜角度は合せ型67,67の傾斜面69,69の傾斜角度と同じである。
この筒端絞り機35では、合せ型67,67が前後に離間し、押え部材68,68が合せ型67,67上方の離れた位置に待機している状態で、図11(a)に示すように、ピン本体2が支持部材72に搬送され支持部材72の棚部に支持される。そこで、押え部材68,68が下降駆動し、傾斜面71,71が傾斜面69,69上を摺動する。これにより、合せ型67,67が近接する。すると、ピン本体2の第2側面部4A,4Bは両側のテーパ穴70,70の内周面により塑性変形されて、同図(b)に示すように、それぞれ縮径されて先細部19A,19Bが形成される。これにより、中芯1ができ上がる。
上記のように製造された中芯1は、ピン本体2の外周面にある第1側面部3A,3Bのバリ部5A,5B、およびピン本体2の両端開口にある第2側面部4A,4Bのバリ部7A,7Bがいずれも筒径内向きに突出しているので、中芯1を巻回電極体82の中央穴83に挿入した場合に、第1側面部3A,3Bのバリ部5A,5Bおよび第2側面部4A,4Bのバリ部7A,7Bはいずれも中央穴83の内周面に触れない。従って、巻回電極体82の破断を確実に防ぐことができ、二次電池の製品歩留りを格段に高めることができる。一方で、第2側面部4A,4Bのバリ部7A,7Bがいずれも内向きとなっていることにより、中芯1を巻回電極体82の中央穴83に挿入する際に、中芯1の向きを一定の方向に揃えておく必要がなく、洗浄乾燥後ただちに巻回電極体82へのピン挿入工程を実施することができる。すなわち、デリケートで手間のかかる組立作業により製造された折角の巻回電極体82を無駄にすることなく、二次電池を製造できるのである。無論、バレル研磨機などによるバリ除去処理も不要である。
尚、上記の実施形態では、中芯1の直前原料であるピン原料板15を製造するにあたり、まず、左右の第1側面部3A,3Bを形成(ピン原料板第1製造工程)したのちに、前後の第2側面部4A,4Bを形成(ピン原料板第2製造工程)するようにしたが、本発明はそれに限定されるものでなく、少なくとも筒形成工程の前であれば、例えば前後の第2側面部4A,4Bを形成(ピン原料板第2製造工程)したのちに、左右の第1側面部3A,3Bを形成(ピン原料板第1製造工程)するようにしても構わない。
また、ピン原料板第2製造工程を実施することなくピン原料板第1製造工程のみを実施する場合も、本発明に含まれる。すなわち、第1側面部3A,3Bのバリ部5A,5Bの双方を筒径方向内向きにしておけば、中芯1を巻回電極板82の中央穴83に挿入する際に、中芯1の外周面が巻回電極板82を損傷することを防止できる。このような場合でも、従来の中芯と同様、第2側面部4A,4Bのバリ部の少なくとも一方は筒径方向内向きに突出しているので、バリ部が内向きに突出している第2側面部側から中芯を巻回電極板82の中央穴83に挿入すれば、中芯先端による巻回電極板82の損傷を防ぐことができる。
そして、本発明に係る中芯はその技術的範囲を逸脱しない限り、各部の寸法・形状(例えば、筒心方向長さ、外径、板厚、スリット幅、筒形状、その他)が上述した実施形態の内容に限定されるものでない。
本発明の一実施形態に係る中芯を示した図であって、(a)は外観図、(b)は(a)におけるA−A線断面図、(c)は(b)におけるB−B線断面図である。 前記中芯の製造工程を示した工程図である。 前記中芯の製造に用いるスリッタ装置の要部外観図である。 前記スリッタ装置の要部を前から見た部分正面図である。 前記スリッタ装置により製造されたピン原料板を巻いたコイル体を示す外観図である。 前記中芯を製造する製造装置の一部を示す側面図である。 せん断プレス機によるせん断動作を側方から示す説明図である。 1次曲げプレス機による湾曲動作を正面から示す説明図である。 2次曲げプレス機による湾曲動作を正面から示す説明図である。 3次曲げプレス機による湾曲動作を正面から示す説明図である。 筒端絞り機による絞り動作を側面から示す説明図である。 一般的な非水電解質二次電池の一部概略記載した側断面図である。 前記二次電池に使用される従来の中芯を示した図であって、(a)は平断面図、(b)は(a)におけるC−C線断面図である。 前記従来の中芯のピン原料板をせん断プレス機により得る場合を示し、(a)はせん断前の状態を示す説明図、(b)はせん断後の状態を示す説明図である。 前記従来の中芯のピン原料板を示し、(a)は外観図、(b)は(a)におけるD−D線断面図、(c)は(a)におけるE−E線断面図である。
符号の説明
1 中芯
2 ピン本体
3A,3B 第1側面部
4A,4B 第2側面部
5A,5B,7A,7B バリ部
10 スリッタ装置
15,15A,15B,15a,15b ピン原料板
16 原料金属板
25 矢印
26 製造装置
31 せん断プレス機
32 第1曲げプレス機
33 第2曲げプレス機
34 第3曲げプレス機
80 二次電池
82 巻回電極体
83 中央穴
S1 ピン原料板第1製造工程
S3 ピン原料板第2製造工程
S7 筒形成工程

Claims (4)

  1. 原料金属板を切断して得たピン原料板の対向する一対の第1側面部を湾曲して互いを対面させることにより中空筒状に形成されていて、二次電池の巻回電極体の中央穴に挿入される中芯において、前記一対の第1側面部に切断時に生じたバリ部が、前記一対の第1側面部が対面した状態でいずれも揃って筒径内向きに突出していることを特徴とする二次電池の中芯。
  2. 前記ピン原料板において一対の第1側面部の対向方向とは略直交方向に対向する一対の第2側面部に切断時に生じたバリ部が、いずれも筒径内向きに突出している請求項1に記載の二次電池の中芯。
  3. 原料金属板を切断することにより、対向する一対の第1側面部にそれぞれ同じ突出方向のバリ部が形成されたピン原料板を得るピン原料板第1製造工程と、前記ピン原料板の第1側面部をバリ部の突出方向に湾曲し両方の第1側面部を近接させて中空筒状の中芯を得る筒形成工程とを備えていることを特徴とする二次電池の中芯の製造方法。
  4. 少なくとも前記筒形成工程の実施に先立って、原料金属板を切断することにより、一対の第1側面部の対向方向とは略直交方向に対向する一対の第2側面部に、前記第1側面部のバリ部と同じ突出方向のバリ部がそれぞれ形成されたピン原料板を得るピン原料板第2製造工程を備える請求項3に記載の二次電池の中芯の製造方法。
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