JP4169670B2 - 出力制御回路と定電圧源icおよび電子機器 - Google Patents

出力制御回路と定電圧源icおよび電子機器 Download PDF

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Description

本発明は、半導体集積回路に係わり、特に、電源立ち上げ時や入力変動、負荷変動に伴う出力電圧のオーバーシュートが問題となる定電圧電源回路に適用するのに好適な電圧検出回路および出力制御回路に関するものである。
冷蔵庫や炊飯器等の家庭用電気製品、カーオーディオやカーナビエーション、ノートパソコンやデジタルテレビ、複写機やプリンタ、ファクシミリ、スキャナ、レーダ、無線、トランシーバー等の多くの電子機器には、定電圧源IC(ボルテージレギュレータ)が設けられている。そして、この定電圧源ICには、その出力電圧を制御するための出力制御回路が設けられている。
図9は、従来の出力制御機構を持たない従来の定電圧回路を示す回路図である。この定電圧回路は、差動増幅回路91と出力回路92からなり、差動増幅回路91は差動増幅器A1iと定電流駆動源I1iから構成されている。また出力回路92には、ソースを電源に、ゲートを差動増幅回路91の出力に、出力端子Voutを成すドレインを抵抗R0iと抵抗R1iの直列接続を介してグランドに接続された出力トランジスタQ3iが存在し、このトランジスタQ3iのゲートとドレインとの間には位相補償容量C2iが接続されている。
抵抗R0iと抵抗R1iの接続点から得られる出力電圧の分圧成分は、差動増幅回路91の非反転入力端子(+)に入力され、同じく差動増幅回路91の反転入力に入力される基準電圧Vrefとの誤差増幅によって出力トランジスタQ3iのゲートが制御され、その出力トランジスタQ3iのドレイン(出力端子Vout)に、Vref×(R0i+R1i)/R1iに等しく制御された電圧を出力している。
図10は、従来の直流安定化電源の構成例を示すブロック回路である。本回路は特許文献1に示された直流安定化電源およびその出力制御回路の構成を示す。
この直流安定化電源は、外部信号によって動作開始、停止状態を切り替えるように構成された電源回路であって、制御信号Vcが入力されるオン/オフ回路101によって基準電圧回路102の出力を制御して、定電圧出力回路104における差動増幅器A1jを制御する機構を内蔵した電源回路において、従来の定電圧回路の構成とは別に、差動増幅器A2jで駆動される出力制御回路103を設けている。
この出力制御回路103の差動増幅器A2jにおいて、基準電圧回路102からの基準電圧Vrefと出力電圧(Vout)の抵抗R0j,R1jによる分圧成分(Vadj)を逐次比較し、出力電圧(Vout)が目標電圧より上昇した場合に、トランジスタQ1jを起動(オン)して、出力トランジスタQ36jのコレクタから所定の電流I2jを吸収することにより、出力電圧(Vout)を早く低下させ、所定の値に収束させている。尚、この回路では、出力制御回路103の不感知範囲を、差動増幅器A2jのゲインを適度に下げることで実現している。
図11は、従来の電圧レギュレータの構成例を示すブロック回路である。本回路は特許文献2に示された電圧レギュレータの構成を示す。
電源線117と電源線118との間には、トランジスタQ21k〜Q28k、Q33k、Q3kからなるオペアンプと、トランジスタQ21k〜Q24k、Q29k〜Q33k、抵抗R2kからなるコンパレータ(オーバーシュート検出回路に相当)とが形成され、さらに、オペアンプはトランジスタQ21k〜Q28kおよびQ33kからなる差動増幅回路と駆動用トランジスタQ3kで構成されている。
オペアンプとコンパレータは共通の差動入力部を構成するトランジスタQ21k,Q22kを有し、各ゲートにはそれぞれ基準電圧Vrefと後述する検出出力電圧Vdetが与えられている。
さらに、電源線117と差動増幅回路の出力ノードN1との間には、トランジスタQ2k(出力遮断回路、遮断トランジスタに相当)のソース・ドレイン間が接続されており、また、コンパレータの出力ノードN2はトランジスタQ2kのゲートに接続されている。
電源入力端子Vinと出力端子Voutとの間にはPNP形トランジスタQ36k(出力回路、出力トランジスタに相当)のエミッタ・コレクタ間が接続され、このトランジスタQ36kのベース・エミッタ間には抵抗R22kが接続されており、そのトランジスタQ36kのベースはNPN形トランジスタQ37kのコレクタ・エミッタ間と抵抗R23kとを介して電源線118に接続されている。
また、出力端子Voutと電源線118との間には抵抗R0kと抵抗R1kが直列接続され、その中点(接続点)から出力電圧を分圧した検出電圧Vdetを出力している。
尚、差動増幅回路の出力ノードN1と出力端子Voutとの間には容量C2kと抵抗R26kとの直列回路からなる位相補償回路が接続されている。
ここでコンパレータは抵抗R2kによりオフセットを持たせてあるので、定常状態では、このコンパレータの出力ノードN2はHレベルを出力するように構成されているが、出力電圧がある設定電圧を超えて上昇するとコンパレータの出力ノードN2がLレベルとなりトランジスタQ2kをオンさせる。これにより短時間で位相補償容量C2kが充電され、トランジスタQ3kのゲート電圧が上昇し、トランジスタQ36kがオフ駆動される。
図12は、従来の定電圧回路の構成例を示すブロック回路である。本回路は特許文献3に示された定電圧回路の構成を示す。
この定電圧回路は、差動増幅回路121と出力回路122に充放電回路123を設け、出力負荷回路125への出力端子Voutにおける電源投入時のオーバーシュートの発生を抑制する構成となっている。
すなわち、この定電圧回路では、電源Vccとグランドとの間に直列に接続された電源側の容量C3nとグランド側の抵抗R5nからなる充放電回路123をもち、容量C3nと抵抗R5nの接続点から出力される制御信号により、出力回路122の出力端子Voutにおける電源投入時のオーバーシュートの発生を抑制するオーバーシュート防止回路を制御している。
このオーバーシュート防止回路としては、出力端子Voutに抵抗R4nを介してグランドとの間に接続されたトランジスタQ1nと、出力回路122内の出力トランジスタQ3n、および、このトランジスタQ3nと電源Vccとの間に挿入されたトランジスタQ4nなどが存在する。このような構成において、電源投入時に容量C3nが充電されるまで、トランジスタQ1nによって出力端子Vout上の電荷を放電し、トランジスタQ4nによって出力トランジスタQ3nを電流遮断状態に制御する。
また、ここでは図示しないが差動増幅回路121の定電流源I1nと並列に設けたトランジスタのゲートに制御信号を入力し、電源立ち上げ時に差動増幅回路121の駆動電流を増す技術も示され、これら3つのオーバーシュート防止手段を個別に用いた、あるいは2つ以上を組み合わせた定電圧回路が紹介されている。
しかし、図9に示す構成の従来の定電圧回路では、電源投入時や入力電圧が急激に変動するような状況において、差動増幅回路91の応答遅れにより、出力端子Voutに大きなオーバーシュートが発生し、特に、携帯電子機器に内蔵される電源回路への応用など、耐圧の低いデバイスに電源を供給しようとする場合に大きな問題となる。
このようなオーバーシュートが発生する原因としては先ず、このような電源回路が採用される多くの場合において、消費電流を低減する目的から差動増幅回路91を駆動する定電流I1iの値が小さく設定され、位相補償容量C2iや出力トランジスタQ3iの寄生容量の影響でトランジスタQ3iを高速に制御できないという点があげられる。
また、電源投入時においては、差動増幅回路91の各ノードの動作点が決定して正常動作状態になるまでにはある程度のセットリング時間を要するにもかかわらず、トランジスタQ3iのゲート電圧が長期にわたりグランド電位に近い状態におかれるという事に起因している。
この問題に対し、特許文献1で提案された図10の従来例では、定電圧出力回路104における差動増幅器A1jおよび出力制御回路103における差動増幅器A2jには常に電源が与えられているという条件のもとで、外部からのオン/オフ回路101へのオンオフ信号Vcによって基準電圧回路102からの基準電圧Vrefを0Vから立ち上げ、オーバーシュートの発生が良好に抑制されるというものである。
しかし、この従来技術では、特にVc(オンオフ信号)といった制御手段を持たず、差動増幅器A2jも含めた全ての回路が電源投入と同時に起動を開始するというケースに対しては考慮されていない。
また、特許文献2で提案された図11の従来例でも、差動構成のコンパレータで出力電圧の上昇を検出し、直接、出力トランジスタQ36kのゲートをオフ制御している。
これら特許文献1,2に示される回路におけるコンパレータ側には、位相補償容量が存在せず高速に動作が可能となっている。しかし、これらの回路では、その応答速度は結局、差動増幅器A2j(図10)やコンパレータ(図11)を駆動している電流量で決まっており、駆動電流を絞りすぎると、電源投入時などにはコンパレータの動作遅延が影響して出力に大きなオーバーシュートを生じる。
また、従来の定電圧回路の他に別の差動増幅器を必要とする。あるいは、それらの入力手段を共有とした特許文献2の図11に示す従来例であっても、電源とグランドとの間に多数の電流パスが存在することなって、低消費電流が要求される用途には向かない。
これら特許文献1,2の従来例に対し、特許文献3の図12に示す従来技術では、出力制御の信号として、電源Vccとグランドとの間に形成された充放電回路123の出力を用いている。このため、電源投入時のオーバーシュートに対しては効果的に機能し、かつ常時動作している増幅器も存在しないため、全体の消費電流も従来の定電圧回路と同程度に抑えることができる。
しかしながら、この特許文献2の定電圧回路を一つのIC(Integrated Circuit、集積回路)上に集積しようとする場合には、充放電回路123の容量C3nに占める面積が問題となる。また、この容量C3nを外付けにする場合には部品点数が増加するという問題がある。さらに、容量C3nへの充電が完了した後に発生したチャタリングや入力変動に対しては、抵抗R5nによる放電が間に合わず、有効に機能しない。また、負荷変動に起因するオーバーシュートに対しては対処できないなどの問題が含まれる。
また、トランジスタQ4nで最大出力電流が制限される問題がある。さらには、充放電回路123を採用しているために、電源投入からの立ち上がりスピードが遅いといった点も電源回路としての性能を大きく低下させており、重大な問題である。
特開10−232721号公報 特開2003−15749号公報 特許第3068482号
解決しようとする問題点は、例えば特許文献1,2に記載の従来の差動構成のコンパレータを用いた技術では、高速な動作ができない点、低電圧での動作ができない点、電流を余分に消費する点であり、また特許文献3に記載の従来の技術は、IC上への集積に向かない点である。
上記目的を達成するため、本発明では、出力端子における電圧の検出を行う電圧検出回路として、出力端子とグラウンド間に直列に接続された第1の抵抗手段と第2の抵抗手段、および、第1の抵抗手段と第2の抵抗手段の接続点に接続され、この接続点の電圧に応じて動作するトランジスタ手段を有し、このトランジスタ手段の動作に基づき出力端子における電圧の検出を行うことを特徴とする。また、出力端子と、第1の抵抗手段と第2の抵抗手段の接続点間に容量手段を有することを特徴とする。また、トランジスタ手段は、複数のトランジスタと、これら複数のトランジスタを直列に接続する数を変更して動作点を調整する動作点調整手段とを有することを特徴とする。あるいは、第2の抵抗手段は、複数の抵抗と、これら複数の抵抗を直列に接続する数を変更してトランジスタの動作点を調整する動作点調整手段とを有することを特徴とする。さらに、定電圧源IC内に設けられ、この定電圧源ICの出力端子における電圧の上昇を抑制する出力制御回路として、上述の電圧検出回路を具備し、この電圧検出回路におけるトランジスタ手段を出力端子とグラウンド間に接続し、このトランジスタ手段を接続点の電圧に応じて動作させて、出力端子における過電荷をグラウンドに流すことを特徴とする。さらに、電圧検出回路におけるトランジスタ手段と並列に第1の抵抗手段と第2の抵抗手段の接続点に接続され、この接続点の電圧値が予め定められた値を超えるとオン動作する第2のトランジスタ手段と、この第2のトランジスタ手段のオン動作に伴い定電圧源IC内に設けられて当該定電圧源ICの出力電圧を生成する出力回路における出力トランジスタをオフ制御する遮断手段とを有することを特徴とする。あるいは、トランジスタ手段は用いず、第2のトランジスタ手段と遮断手段のみを設けた構成とすることを特徴とする。また、このような出力制御回路において、定電圧源ICの出力電圧調整時に外部から入力される信号に基づき、トランジスタ手段による出力端子における過電荷のグラウンドへの流出を停止する非動作選択手段をトランジスタ手段と出力端子間に設けた構成、あるいは、第2のトランジスタ手段のオン動作に伴う遮断手段の動作を停止する非動作選択手段を設けた構成とすることを特徴とする。また、定電圧源ICは、入力電圧を差動増幅する差動増幅回路と、出力端子の電圧を分圧して差動増幅回路に帰還させる出力回路とからなり、電圧検出回路における第1,第2の抵抗手段を、出力回路による分圧に共有することを特徴とする。そして、本発明の定電圧源ICは、このような構成の出力制御回路を具備したことを特徴とし、さらに、本発明の電子機器は、このような構成の出力制御回路を具備した定電圧源ICを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、(1)電源投入時のオーバーシュートはもちろん、入力変動や、負荷変動に起因するオーバーシュートに対しても効果的に機能することができ、また(2)余分な消費電流の増加を招かず、さらに(3)構成する素子数が少なくIC上に集積が容易で、製造バラツキに対する動作点の調整が可能となり、そして(4)電源回路の起動時間低下も招かないことから、高性能な出力電圧の制御を行うことが可能となる。
以下、図を用いて本発明を実施するための最良の形態例を説明する。
図1は、本発明に係わる電圧検出回路の第1の構成例を示す回路である。本図1における電圧検出回路1は、出力端子Voutとグランドとの間には抵抗R1a(第1の抵抗手段)と抵抗R2a(第2の抵抗手段)が直列に接続され、その接続点(ノード)がトランジスタQ1a(トランジスタ手段)のゲートに接続されている。このトランジスタQ1aのソースは、グランドに接続され、またドレインはオープン構成の制御信号出力端子Soを形成している。
尚、出力端子VoutとトランジスタQ1aのゲートとの間には、トランジスタQ1aのゲート容量以上の容量C1aが接続されることが望ましい。また、抵抗R1aと抵抗R2aは出力電圧の分圧成分を得るものであれば特に抵抗に限らず、またトランジスタQ1aもMOS構成ではなく、ゲートをベースに、ソースをエミッタに、ドレインをコレクタにそれぞれ置き換えたバイポーラ構成であっても良い。
このような構成で、抵抗R1aおよび抵抗R2aは、出力電圧が設定値を超えた時にトランジスタQ1aの閾値を与える比率で構成されており、例えば、3V出力の定電圧回路に対して出力電圧が3.3Vになった時にトランジスタQ1aのゲートに閾値0.7Vが与えられ、制御信号出力端子SoからLレベルを出力する。
このように、本例の電圧検出回路1では、出力端子Voutとグラウンド間に直列に接続された第1の抵抗手段(抵抗R1a)と第2の抵抗手段(抵抗R2a)、および、第1の抵抗手段(抵抗R1a)と第2の抵抗手段(抵抗R2a)の接続点に接続され、この接続点の電圧に応じて動作するトランジスタ手段(トランジスタQ1a)を有し、このトランジスタ手段(トランジスタQ1a)の動作に基づき出力端子Voutにおける電圧の検出を行う。
このような構成の電圧検出回路1を定電圧源IC(定電圧回路)の出力制御回路に適用した例を、図2で説明する。図2は、本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第1の構成例を示す回路図である。
本図2に例示する定電圧源IC(定電圧回路)は、差動増幅回路21と出力回路22および出力制御回路23からなり、図1における電圧検出回路1が電圧検出回路20として出力制御回路23に設けられている。
本例の出力制御回路23に設けた電圧検出回路20において出力電圧を分圧する抵抗手段は、出力回路22における差動増幅回路21への分圧手段としても利用されている。すなわち、本例では出力制御回路23の電圧検出部20における抵抗R1bと抵抗R2bを抵抗R0bと共に構成することで出力回路22による分圧に共有するかたちとなっている。
そして、電圧検出回路20における制御信号出力端子(図1における電圧検出回路1におけるSo)は出力端子Voutに接続されている。これにより、出力回路22からの出力電圧が3.3Vを超えた場合にトランジスタQ1bがオンして出力端子Voutの余分な電荷を放電する。
本例の構成によれば、出力制御回路23は、出力端子(Vout)電圧にのみ依存し、3.3V未満では非動作、3.3V以上で動作状態に制御されるので電源投入直後や、安定動作に移行した後の入力変動、また負荷変動によるオーバーシュートにも良好に動作する。
ここで、容量C1bは応答速度の向上のために挿入されている。つまり定電圧回路の消費電流を考慮した場合、直列抵抗R0b〜R2bの値をある程度高くする事が望ましいが、そうするとトランジスタQ1bのゲート容量との間でローパスフィルタが形成され、出
力制御動作を高速に行う事ができなくなる。そこで容量C1bを挿入し、出力電圧の上昇
に対してすばやくトランジスタQ1bがオンされるようにしている。もちろん定常状態では容量C1bの端点にはトランジスタQ1bの敷値以下の電圧が充電されトランジスタQ1bはオンしない。
尚、本例では、オーバーシュートの検出手段としてトランジスタの閾値を用いるため、製造バラツキによる閾値の変動が動作点に影響を与える。この問題に対応するためには、出力制御回路23に設ける電圧検出回路20として、例えば次の図3および図4に示す構成とすることが有効である。
図3は、本発明に係わる電圧検出回路の第2の構成例を示す回路であり、図4は、本発明に係わる電圧検出回路の第3の構成例を示す回路である。
図3に示す電圧検出回路30では、複数のトランジスタQ1c,Qf1c〜Qfncを直列に接続し、さらに、これらのトランジスタQ1c,Qf1c〜Qfncを直列に接続する数を変更して動作点を調整する動作点調整手段としてのヒューズF1c〜Fncを設けた構成となっている。ヒューズF1c〜Fncを切断することでトランジスタQ1cと直列に接続されるトランジスタQf1c〜Qfncの数を変更できる。
このような構成において、トランジスタQ1cと直列に接続されるトランジスタQf1c〜Qfncの数をヒューズF1c〜Fncによって選択することにより、本回路の動作点を調整する。
また、図4に示す電圧検出回路40では、複数の抵抗R1d,Rf1d〜Rfndを直列に接続し、さらに、これらの複数の抵抗R1d,Rf1d〜Rfndを直列に接続する数を変更してトランジスタQ1dの動作点を調整する動作点調整手段としてのヒューズF1d〜Fn+1dを設けた構成となっている。ヒューズF1d〜Fn+1dを切断することで抵抗R1dと直列に接続される抵抗Rf1d〜Rfndの数を変更できる。
このような構成において、抵抗R1dと直列に接続される抵抗Rf1d〜Rfndの数をヒューズF1d〜Fn+1dによって選択することにより、トランジスタQ1dのゲートに与える分圧電圧を変更し、本回路の動作点を調整する。
以下、図5から図8を用いて、他の構成からなる出力制御回路について説明する。まず、図5を用いて、出力制御回路の第2の構成例を説明する。
図5は、本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第2の構成例を示す回路図である。本図5に例示する定電圧源IC(定電圧回路)は、差動増幅回路51と出力回路52および出力制御回路53からなり、図1における電圧検出回路1が電圧検出回路50として出力制御回路53に設けられている。
本例においても、電圧検出回路50において出力電圧を分圧する抵抗手段は、出力回路52における差動増幅回路51への分圧手段としても利用されており、出力制御回路53の電圧検出部50における抵抗R1eと抵抗R2eを抵抗R0eと共に構成することで出力回路52による分圧に共有するかたちとなっている。
そして、本例の出力制御回路53においては、電圧検出回路50のトランジスタQ1eによる出力端子における異常電圧検出結果に基づき、定電圧源IC(定電圧回路)内に設けられ定電圧源ICの出力電圧を生成する出力回路52における出力トランジスタQ3eをオフ制御する遮断手段としてのトランジスタQ2eと抵抗R3eを具備している。
先の図2で示した例では、電圧検出回路20のトランジスタQ1bによる検出信号出力端子Soでもって、直接、出力端子Voutの余分な電荷を放電させていたが、例えば、大きな出力電流を要求される電源回路では、出力回路52における出力トランジスタQ3eの駆動能力は非常に大きく設計される。
このような出力トランジスタQ3eから引き起こされるオーバーシュートを、電圧検出回路50のトランジスタQ1eで吸収するためには、理想的には、出力トランジスタQ3eと同程度の放電能力が要求されることになり、IC上の面積が大きくなりすぎる。
このような問題に対応するため、本図5に例示するように、電圧検出回路50のトランジスタQ1eからの検出信号の出力端子(So)を抵抗R3eを介して電源Vccに接続し、検出信号(So)がゲートに、ソースが電源端子Vccに、ドレインが出力トランジスタQ3eのゲートに入力されるトランジスタQ2eを設け、このトランジスタQ2eを用いて、出力回路52における出力トランジスタQ3eを直接、電流遮断状態に制御することが効果的である。
この構成によると、オーバーシュート発生時に、差動増幅回路51による遅延もなく出力回路52における出力トランジスタQ3eをオフ制御することが可能となる。
図6は、本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第3の構成例を示す回路図である。本図6に例示する定電圧源IC(定電圧回路)は、差動増幅回路61と出力回路62および出力制御回路63からなり、図1における電圧検出回路1が電圧検出回路60として出力制御回路63に設けられている。
本例は、図2における例と図5における例を並列に設けた例であり、抵抗R1f,R2fとトランジスタQ0fおよび容量C1fにより図2における電圧検出回路20を構成しこの電圧検出回路20により、出力端子Vout上の余分な電荷を直接放電すると共に、同じく抵抗R1f,R2fとトランジスタQ1fおよび容量C1fにより図5における電圧検出回路50を構成し、トランジスタQ2fを制御することで、出力回路52における出力トランジスタQ3eを直接、電流遮断状態に制御する。
このように、本図6の例によると、図5の例の効果はそのままに、図2の例の効果により出力端子Vout上の電荷も直接放電可能である。
尚、本図6では、トランジスタQ1fとトランジスタQ0fのそれぞれのゲートを共通接続しているが、動作点を個別に与えて動作させることも可能である。例えばトランジスタQ0fは3.3Vで動作し、トランジスタQ1fは3.2Vで動作するように構成しても良い。
これら図2と図5および図6で示した電圧検出回路20,50,60を、定電圧源IC上に集積する場合、一般的には差動増幅回路21,51,61に含まれるオフセットや基準電圧Vrefのバラツキの影響を除くために、定電圧源ICの出力電圧調整が必要である。
その際、図2や図5あるいは図6に示した出力制御回路23,53,63が、そのまま出力回路22,52,62に接続されていると、両回路のバラツキにより初期状態から出力制御回路23,53,63が動作してしまい、定電圧源IC(定電圧回路)の出力調整に支障をきたす可能性が考えられる。
このような問題に対応するために、図7と図8に示すような非動作選択手段(74,84)を設けた構成とすることが有効である。
図7は、本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第4の構成例を示す回路図であり、図8は、本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第5の構成例を示す回路図である。
図7に例示する定電圧源IC(定電圧回路)は、差動増幅回路71と出力回路72および出力制御回路73からなり、図1における電圧検出回路1が電圧検出回路70として出力制御回路73に設けられている。
さらに本例では、出力制御回路73において、出力端子Voutと電圧検出回路70のトランジスタQ1gとの間にトランジスタQtgが設けられており、また、このトランジスタQtgを制御するための非動作選択手段74が設けられている。
このような構成において、定電圧源IC(定電圧回路)の生産時における調整時には、非動作選択手段74におけるテスト端子VtにLレベルを入力し、トランジスタQtgをオフにしてトランジスタQ1gと出力端子Vout間の接続を遮断し、トランジスタQ1gによる出力端子Voutにおける余分な荷電の放電を停止させ、出力制御回路73を非動作状態にして調整する。
図8に例示する定電圧源IC(定電圧回路)は、差動増幅回路81と出力回路82および出力制御回路83からなり、図1における電圧検出回路1が電圧検出回路80として出力制御回路83に設けられている。
さらに本例では、ヒューズFthからなる非動作選択手段84、あるいは、抵抗RphとトランジスタQthからなる非動作選択手段84aが設けられており、これらの非動作選択手段84,84aにより、出力制御回路83における抵抗R3hを短絡可能な構成としている。
すなわち、定電圧源IC(定電圧回路)の生産時における調整時には、非動作選択手段84におけるヒューズFthで出力制御回路83における抵抗R3hを短絡させ、あるいは、非動作選択手段84aにおけるテスト端子VtにL(ロー)レベルを入力してトランジスタQthをオンさせて出力制御回路83における抵抗R3hを短絡させ、電圧検出回路80におけるトランジスタQ1hの検出結果に係わらずトランジスタQ2hをオフ状態として、出力回路82における出力トランジスタQ3hを常に差動増幅回路81の制御下においている。
このようにして、出力制御回路83を非動作状態として定電圧源IC(定電圧回路)の生産時における調整を行い、調整後に、非動作選択手段84におけるヒューズFthを切断して、あるいは、非動作選択手段84aにおけるテスト端子VtへのL(ロー)レベル入力を遮断して、出力制御回路82を機能させる。
尚、この場合、動作点の調整に当たっては、電源電流の増減によってその値をモニター可能である。
以上、図1〜図8を用いて説明したように、本例では、入力電圧から差動増幅回路などの帰還制御によって定電圧を出力するように構成された定電圧源IC(電源回路)に設けられ、出力端子Voutに設定値以上のオーバーシュートが発生した場合に出力電圧の上昇を抑制する機能を備えた出力制御回路における、オーバーシュートの検出手段(電圧検出回路)として差動構成のコンパレータを含まない構成としている。
すなわち、検出手段(電圧検出回路)として、出力端子Voutとグランドとの間に接続された抵抗R1,R2と、これら抵抗R1,R2による出力電圧の分圧成分に基づき出力端子Vout上の余分な荷電を直接グランドに流す、あるいは、出力回路における出力トランジスタをオフ制御する制御信号を出力するトランジスタQ1を設ける。このように、差動構成のコンパレータを用いない構成とすることにより、高速な動作が可能となる。
また、このように出力端子Voutとグランドとの間に形成された簡単な分圧手段(抵抗R1,R2)により得られた分圧成分がトランジスタQ1の閾値を超えることによりオーバーシュートの検出動作を実現するため、約0.7V(トランジスタQ1の閾値)の低電圧から動作可能であり、従来のコンパレータを用いる場合より高速に動作可能であり。特に電源投入時のオーバーシュートに対して有効に機能する。また構成する素子数が少なくIC上への集積が容易である。
また、分圧手段(抵抗R1,R2)と、出力回路(2)における差動増幅回路(1)に入力する信号を得るための分圧手段(抵抗R0,R1,R2)とを共有した構成としている。これにより、電圧検出回路の追加によって消費する余分な消費電流が存在しない。
また、図3,4に示すように、電圧検出回路(30,40)の動作点を決定する閾値の調整手段(トランジスタQf1c〜Qfnc、ヒューズF1c〜Fnc)、あるいは、動作点を決定する分圧比に調整手段(抵抗Rf1d〜Rfnd、ヒューズF1d〜Fn+1d)を備えた構成とする。これにより、製造バラツキによる出力制御回路(23)の動作点の変動を調整することが可能である。
また、電圧検出回路のトランジスタQ1が出力端子Voutとグランドとの間に接続され、出力端子Voutに設定値以上のオーバーシュートが発生した場合にトランジスタQ1を導通状態とし、出力電圧を設定値にクランプさせるように動作する構成とする。これにより、簡単かつ最小の素子数で電源投入直後のオーバーシュートはもちろん、電源投入後の入力変動や、負荷変動に伴うオーバーシュートに対しても効果的に機能する出力制御回路を実現可能である。また、本電圧検出回路の追加によって定電圧源IC(電源回路)自体の起動時間の低下を招かない。
また、例えば図5に示すように、本例の電圧検出回路50を出力制御回路53に設けて、出力端子Voutに設定値以上のオーバーシュートが発生した場合に、出力回路52を電流遮断状態に制御する構成とする。このような構成とすることにより、電流駆動能力が大きな定電圧源IC(電源回路)にも適用可能である。
また、例えば図6に示すように、図2における出力制御回路23と図5における出力制御回路53のそれぞれの機能を併設する構成とする。これにより、出力電圧の状態によって、よりきめ細かい制限動作の設定が可能である。
また、図7および図8に示すように、出力制御回路をIC上に集積してなる定電圧源IC(電源回路)において、製造時における出力電圧の調整には影響を与えずに動作点を調整できる構成とする。これにより、利用時における作用効果はそのままに、製造時における定電圧回路の出力電圧調整を容易に行うことができる。
尚、本発明は、図1〜図8を用いて説明した例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々変更可能である。例えば、本例では、電圧検出回路(20)における分圧用抵抗(R1,2)と、出力回路(22)における分圧用抵抗(R0〜R2)を共有する構成としているが、それぞれ別々に設けた構成としても良い。
また、本例の電圧検出回路を出力制御回路に設けた定電圧源IC(電源回路)を利用する電子機器としては、冷蔵庫や炊飯器等の家庭用電気製品、カーオーディオやカーナビエーション、ノートパソコンやデジタルテレビ、複写機やプリンタ、ファクシミリ、スキャナ、レーダ、無線、トランシーバー等が掲げられるが、自動車や飛行機、衛星等に搭載される電子機器および定電圧源IC(電源回路)にも適用可能である。
本発明に係わる電圧検出回路の第1の構成例を示す回路である。 本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第1の構成例を示す回路図である。 本発明に係わる電圧検出回路の第2の構成例を示す回路である。 本発明に係わる電圧検出回路の第3の構成例を示す回路である。 本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第2の構成例を示す回路図である。 本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第3の構成例を示す回路図である。 本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第4の構成例を示す回路図である。 本発明に係わる定電圧源ICに設けられた出力制御回路の第5の構成例を示す回路図である。 従来の出力制御機構を持たない従来の定電圧回路を示す回路図である。 従来の直流安定化電源の構成例を示すブロック回路である。 従来の電圧レギュレータの構成例を示すブロック回路である。 従来の定電圧回路の構成例を示すブロック回路である。
符号の説明
1,20,30,40,50,60,70,80:電圧検出回路、21,51,61,71:差動増幅回路、22,52,62,72,82:出力回路、23,53,63,73,83:出力制御回路、74,84,84a:非動作選択手段、A1b,A1e,A1f,A1g,A1h:差動増幅器、C1a〜1h、C2b,C2e,C2f,C2g,C2h:容量、F1c〜Fnc,F1d〜Fn+1d,Fth:ヒューズ、Q0f,Q1a〜1h,Q2e,Q2f,Q2h,Q3b,Q3e,Q3f,Q3g,Q3h,Qf1c〜Qfnc,Qtg,Qth:トランジスタ、R0b,R1a〜1h,R2a〜2h,R3e,R3f,R3h,Rf1d〜Rfnd,Rpg,Rph:抵抗、So:制御信号出力端子、Vout:出力端子、91,121:差動増幅回路、92,122:出力回路、101:オン/オフ回路、102:基準電圧回路、103:出力制御回路、105:負荷、123:充放電回路、125:出力負荷回路。

Claims (9)

  1. 定電圧源IC内に設けられ、該定電圧源ICの出力端子における電圧の上昇を抑制する出力制御回路であって、
    上記定電圧源ICは、入力電圧を差動増幅する差動増幅回路と、上記出力端子の電圧を第1,第2の抵抗手段により分圧して上記差動増幅回路に帰還させる出力回路とからなり、
    該出力回路における上記第1,第2の抵抗手段とグラウンド間に直列に接続された第3の抵抗手段、および、上記出力端子におけるオーバーシュート発生時の上記第3の抵抗手段と上記第1,第2の抵抗手段の接続点の電圧に応じてオン動作する第1のトランジスタ手段からなる電圧検出回路と、
    該電圧検出回路における上記第1のトランジスタ手段と上記定電圧源ICの電源間に接続された第4の抵抗手段、および、該第4の抵抗手段と上記第1のトランジスタ手段との接続点における該第1のトランジスタ手段のオン動作時の電圧に応じて、上記定電圧源IC内に設けられ該定電圧源ICの上記出力端子における電圧を生成する出力トランジスタをオフ制御する第2のトランジスタ手段からなる遮断回路と
    を具備したことを特徴とする出力制御回路。
  2. 請求項1に記載の出力制御回路であって、
    上記出力端子と、上記第1の抵抗手段と第2の抵抗手段の接続点間に容量手段を有することを特徴とする出力制御回路。
  3. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の出力制御回路であって、
    上記第1のトランジスタ手段は、複数のトランジスタと、該複数のトランジスタを直列に接続する数を変更して動作点を調整する動作点調整手段とを有することを特徴とする出力制御回路。
  4. 請求項1もしくは請求項2のいずれかに記載の出力制御回路であって、
    上記第1の抵抗手段は、複数の抵抗と、該複数の抵抗を直列に接続する数を変更して上記第1のトランジスタの動作点を調整する動作点調整手段とを有することを特徴とする出力制御回路。
  5. 請求項1から請求項4のいずれかに記載の出力制御回路であって、
    上記電圧検出回路における上記トランジスタ手段と並列に上記第1の抵抗手段と第2の抵抗手段の接続点に接続され該接続点の電圧値が予め定められた値を超えるとオン動作して、上記出力端子における過電荷をグラウンドに流す第3のトランジスタ手段
    を有することを特徴とする出力制御回路。
  6. 請求項5に記載の出力制御回路であって、
    上記第3のトランジスタ手段と上記出力端子間に設けられ、
    上記定電圧源ICの出力電圧調整時に外部から入力される信号に基づき、上記トランジスタ手段による上記出力端子における過電荷のグラウンドへの流出を停止する非動作選択手段を有することを特徴とする出力制御回路。
  7. 請求項もしくは請求項のいずれかに記載の出力制御回路であって、
    上記定電圧源ICの出力調整時に外部から入力される信号に基づき、
    上記第2のトランジスタ手段のオン動作に伴う上記遮断手段の動作を停止する非動作選択手段を有することを特徴とする出力制御回路。
  8. 請求項から請求項のいずれかに記載の出力制御回路を具備したことを特徴とする定電圧源IC。
  9. 請求項に記載の定電圧源ICを具備したことを特徴とする電子機器。
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