JP4168331B2 - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、半導体装置及びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
半導体デバイスの高集積化に伴い、1つの半導体集積回路に複数の機能を集積させるSOC(System On Chip)が注目を集めている。しかしながら、アナログ回路とロジック回路の混載や、ロジック回路と大規模メモリー回路を混載させる場合、その半導体製造プロセスに差異があるため、全体としての製造プロセスが複雑化し、コスト面で実現の限界が言われて久しい。
【0003】
また、大規模回路の設計開発期間の長期化、開発費の高騰などの課題も多く、IT化時代といわれる電子機器の進化の早さに十二分に対応できないなどの課題が指摘されている。
【0004】
これを補完する技術として注目を集めているのが、1つの半導体パッケージの中に複数個の半導体集積回路を封止させるSiP(System in Package)と呼ばれる技術である。
【0005】
この技術を達成させる方法として、図12(a)に示すように、半導体集積回路30をダイの状態で平面方向に配置する方法、又は図12(b)に示すように、半導体集積回路30をダイの状態で三次元的に配置する方法が提案され、具現化されている。
【0006】
しかしながら、図12に示すような方法の場合、半導体集積回路30の電気的特性検査及び保証をダイのレベルで実施しなければならず、KGD(Known Good Die)と呼ばれる、ダイレベルでの電気的特性の保証・品質保証が必須となり、ダイコストの高騰、組立後の品質保証等を考慮すると課題は大きい。このため、携帯電話向け半導体メモリーの高容量化等に用途が限定されているのが現状である。
【0007】
この問題を解決する方法として、事前に電気的特性及び長期信頼性が保証された半導体パッケージを用い、これらを積層して形成される積層型マルチパッケージ構造についての提案がなされている(例えば、後記の特許文献1、特許文献2又は特許文献3参照。)。
【0008】
【特許文献1】
特許第2878243号公報(4頁第6欄46行目〜6頁第9欄3行目、第1及び2図)
【特許文献2】
特許第3239909号公報(5頁第7欄15〜28行目、第5図)
【特許文献3】
特開平10−284683号公報(3頁第3欄17〜36行目、第1図)
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記の特許文献3等では、半導体メモリーの高容量化が中心に提案されているのが現状である。
【0010】
また、上記の特許文献2等では、複数個の半導体パッケージを積層する方法について記載されており、具体的には、下段の半導体パッケージにはんだボールを設けた後、リフローによって上段の半導体パッケージを積層する方法が提案されている。しかしながら、この方法では、上下半導体パッケージの積層において、ズレ公差などを考慮しなければならず、また、積層する半導体パッケージの個数が増加するに伴い、各半導体パッケージのズレ公差が大きくなり、電子機器をメイン基板に実装する際の高密度化(高集積化)の妨げとなってしまう。
【0011】
また、この積層工程におけるズレ公差を少なくするためには、搭載精度の±10μmレベルの搭載設備が必要となり、この場合は積層工程の高騰につながるために現実的ではない。
【0012】
また、リフロー工程の熱履歴で半導体パッケージの熱変形が現れ、積層時の積層歩留まりの低下を招くことが容易に想像される。さらに、積層した半導体パッケージ間の接合部の接合信頼性を向上させ、かつ地球環境的にも負荷の少ない材料を積層材として選定する必要がある。
【0013】
さらに、SiP(System in Package)化に伴い、1つの半導体パッケージに搭載される半導体集積回路の出力端子数が増大し、これによってメイン基板の基板仕様が高騰するという課題も無視できない。
【0014】
このため、古くより積層型半導体パッケージの提案はなされているが、サーバー、携帯電話等の一部の用途に採用が限定されているのが現状である。
【0015】
本発明は、上述したような問題点を解決するためになされたものであって、その目的は、小型化及び高集積化を低コストにて実現することができる半導体装置及びその製造方法を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、第1の半導体チップが第1のモールド材によって封止された状態で第1の基板に実装されてなる第1の半導体パッケージと、第2の半導体チップが第2のモールド材によって封止された状態で第2の基板に実装されてなる第2の半導体パッケージとが積層された積層構造を有し、
前記第1の半導体パッケージが前記第2の半導体パッケージよりも大きい外形サイズ を有すると共に、前記第1のモールド材が前記第2のモールド材よりも高いガラス転移 温度を有し、
前記第1のモールド材の外側位置において、前記第1の半導体チップに接続された第 1の端子電極が前記第1の半導体チップと同じ側で前記第1の基板に設けられ、
前記第2の半導体チップとは反対側において、前記第2の半導体チップに接続された 第2の端子電極が前記第1の端子電極と対向して前記第2の基板に設けられ、
前記第1の半導体チップの前記第1の端子電極に配されたはんだボールによって、前 記第1の端子電極と前記第2の端子電極とが接続されると共に前記第1の半導体パッケ ージと前記第2の半導体パッケージとの前記積層構造が形成されている、
半導体装置に係るものである。
【0018】
本発明の半導体装置によれば、前記第1の半導体チップを有する前記第1の半導体パッケージと、前記第2の半導体チップを有する前記第2の半導体パッケージとが積層されているので、小型化、集積度の向上を実現することができる。
【0019】
また、例えば、前記積層において、従来例のようにズレ公差などを特に考慮する必要がない。さらに、外部端子をパターンで形成する際に、従来と比べてマージンを広く設けることができ、かつ外部端子数を多く設けることができる。従って、多ピン化に対応することができ、高集積化を低コストにて実現することができる。
しかも、外形サイズの大きい前記第1の半導体パッケージにおいて、前記第1の半導体チップを封止する前記第1のモールド材が、前記第2の半導体チップを封止する前記第2のモールド材より高いガラス転移温度を有するために、前記積層時の積層歩留りを向上することができる。
【0020】
また、本発明は、本発明の半導体装置の製造方法であって、
前記第1の半導体チップを前記第1のモールド材によって封止した状態で前記第1の 基板に実装する工程と、
前記第2の半導体チップを前記第2のモールド材によって封止した状態で前記第2の 基板に実装する工程と、
前記第2の基板に設けた前記第2の端子電極に、はんだペーストを付着させる工程と 、
前記第1の基板に設けた前記第1の端子電極に、はんだボールを付着させる工程と、
前記第1の半導体パッケージと前記第2の半導体パッケージとを対向させた状態で、 前記はんだペーストと前記はんだボールとを融合し、前記第1の半導体パッケージと前 記第2の半導体パッケージとを積層する工程と
を有する、半導体装置の製造方法に係るものである。
【0022】
本発明の半導体装置の製造方法によれば、前記第1の半導体チップを有する前記第1の半導体パッケージと、前記第2の半導体チップを有する前記第2の半導体パッケージとを積層し、これらの半導体パッケージのうち前記第1の半導体パッケージの外形サイズを前記第2の半導体パッケージの外形サイズよりも大きくしているので、前記第2の半導体パッケージのサイズを小さくして、小型化、集積度の向上を実現することができる。
【0023】
また、前記第1及び第2の半導体パッケージのうち外形サイズの小さい前記第2の半導体パッケージの前記第2の基板の前記第2の端子電極に前記はんだペーストを付着し、外形サイズの大きい方の前記第1の半導体パッケージの前記第1の基板の前記第1の端子電極に前記はんだボールを付着し、しかる後に前記はんだペーストと前記はんだボールとを融合して前記積層を行い、かつ外形サイズの大きい前記第1の半導体パッケージに用いる前記第1のモールド材のガラス転移温度を高くしているので、例えば、前記積層において、従来例のようにズレ公差や熱変形などを特に考慮する必要がなくなるか或いは軽減でき、積層歩留りの向上を図ることができる。さらに、外部端子をパターン形成する際に、従来と比べてマージンを広く設けることができ、かつ外部端子数を多く設けることができる。
【0024】
従って、ズレ公差などの心配が無く、多ピン化に対応することができ、小型化及び高集積化を低コストにて実現することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】
本発明による半導体装置において、前記第1及び第2の半導体チップのそれぞれが、これらを電気的に接続するインターフェイス回路を有すると共に、互いに異なる回路機能を有していることが望ましい。
【0026】
また、前記第2の半導体パッケージの外形サイズが、前記第1の半導体パッケージの外形サイズより50μm以上小さいことが好ましい。
【0027】
上記のように、前記第1及び第2の半導体パッケージの外形サイズの差を50μm以上と特定することにより、外部端子をパターンで形成する際に、マージンをより広く設けることができ、かつ前記外部端子数をより多く設けることができる。従って、前記はんだボールを余裕を持って設けることができ、前記積層において従来例のようにズレ公差などを特に考慮する必要がなく、一層の多ピン化及び高集積化を低コストにて実現することができる。また、本発明に基づく半導体装置の最大外形サイズは、前記外形サイズが大きい方の半導体パッケージの外形精度に規定されるので、例えば本発明に基づく半導体装置のメイン基板への実装、或いはその他の電子部品の実装に悪影響を与えることはない。
【0028】
また、前記外形サイズの大きい方の半導体パッケージの前記チップ基板に前記はんだボールを設けるので、一層の小型化、集積度の向上が可能となる。
【0029】
なお、前記はんだボールの材質は特に限定されないが、例えば環境問題を考慮して鉛成分を含有しない材質を用いるのがよい。具体的には、Sn−Ag−Cuはんだ材等が挙げられ、これは接合強度及び長期信頼性に優れている。
【0031】
以下に、本発明の好ましい実施の形態を図面参照下に説明する。
【0032】
実施の形態1
図1は、本発明に基づく半導体装置の一例の概略断面図である。
【0033】
図1に示すように、本発明に基づく半導体装置1は、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが積層された構造を有し、仮想線で示すメイン基板4の電極5と図示省略したはんだボール等によって電気的に接続されている。
【0034】
下段半導体パッケージ2は、チップ基板6と、チップ基板6上の電極7と金属ワイヤー8によって接続された半導体チップ9と、これらを覆うようにして形成されたモールド材10と、上段半導体パッケージ3と電気的に接続するためのはんだボール11とによって構成され、その外形サイズは16.0mmである。下段半導体パッケージ2の半導体チップ9は、論理処理を実施するLogic回路を搭載する半導体集積回路(外形サイズは例えば16.0mm)である。
【0035】
また、上段半導体パッケージ3は、チップ基板12と、チップ基板12上の電極13と金属ワイヤー8によって接続された半導体チップ14と、これらを覆うようにして形成されたモールド材15とによって構成され、その外形サイズは15.95mmである。上段半導体パッケージ3の半導体チップ14は、下段の半導体チップ9との電気的インターフェイスを保有し、下段の半導体チップ9とはサイズ及び種類の異なった半導体メモリーデバイス等の半導体集積回路(外形サイズは例えば15.95mm)である。
【0036】
即ち、本発明に基づく半導体装置1において、上段半導体パッケージ3の外形サイズが、下段半導体パッケージ2の外形サイズに比べて50μm以上小さく形成されている。例えば、図1中のdはそれぞれ25μmである。
【0037】
また、上述したように、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが、Sn−Ag−Cu等の鉛成分を含有しないはんだボール11によって電気的及び機械的に接合されている。Sn−Ag−Cu等は、接合強度や長期信頼性に優れている。
【0038】
さらに、下段半導体パッケージ2のモールド材10のガラス転移温度は、上段半導体パッケージ3のモールド材15のそれより高いことが好ましく、これにより、積層時の積層歩留まりを向上することができる。
【0039】
この半導体装置1の製造方法としては、後記に詳細に説明するように、下段半導体パッケージ2にはんだボール11を形成し、上段半導体パッケージ3の電極(接合用端子部)13にはんだペーストを印刷法等で形成し、下段半導体パッケージ2を反転させて上段半導体パッケージ3上に搭載し、リフロー等による熱加熱を行うことによってはんだボール11と前記はんだペーストとを融合し、前記積層を行うことができる。
【0040】
本発明に基づく半導体装置1によれば、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが積層された構造を有しており、上段半導体パッケージ3の外形サイズが、下段半導体パッケージ2の外形サイズに比べて50μm以上小さく形成されているので、より小型化、高集積化を実現することができる。
【0041】
また上記のように、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3との外形サイズの差を50μm以上と特定し、かつはんだボール11と前記はんだペーストとを融合して前記積層を行うので、前記積層において従来例のようにズレ公差などを特に考慮する必要がなく、積層歩留りの向上を図ることができる。また、はんだボール11をパターンで形成する際に、マージンをより広く設けることができ、前記外部端子数をより多く設けることができる。従って、一層の小型化及び高集積化を低コストにて実現することができる。
【0042】
また、本発明に基づく半導体装置1の最大外形サイズは、前記外形サイズが大きい方の半導体パッケージ、即ち下段半導体パッケージ2の外形精度に規定されるので、例えば本発明に基づく半導体装置1のメイン基板4への実装、或いはその他の電子部品の実装に悪影響を与えることはない。
【0043】
実施の形態2
図2は、本発明に基づく半導体装置における、2つの半導体集積回路(前記半導体チップ)の回路図のイメージである。なお、図1に示すような、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが積層された場合を説明する。
【0044】
図2に示すように、前記下段の半導体パッケージを構成する半導体集積回路9は、例えばデジタルスチルカメラの画像処理用論理半導体集積回路であり、前記上段の半導体パッケージを構成する半導体集積回路14は、例えば128MbyteのSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)である。そして、半導体集積回路9と半導体集積回路14は、回路上電気的に接続されている。
【0045】
半導体集積回路9は、図3に概略斜視図で示すように、インターポーザー(前記チップ基板)6と呼ばれる有機基板に実装され、インターポーザー6上の電極(図示省略)と金属ワイヤー8で接続され、190℃にガラス転移温度を有する多官能系エポキシ骨格系モールド樹脂10で封止される。そして、モールド樹脂10が存在しないインターポーザー6の周辺部に、Sn−3%Ag−0.5%Cuからなるはんだボール11を、片側に2列づつ0.8mmピッチで38個、両側の合計で76個付着し、かつインターポーザー6のモールド樹脂10と反対側の面には0.65mmピッチで304個の端子からなる外部電極を設け(図示省略)、下段半導体パッケージ2を完成させることができる。
【0046】
半導体集積回路14は、図4に概略斜視図で示すように、インターポーザー(前記チップ基板)12と呼ばれる有機基板に実装され、インターポーザー12上の電極(図示省略)と金属ワイヤー8で接続される。そして、これらを120℃にガラス転移温度を有するビフェニル系エポキシ系モールド樹脂15で封止することにより、上段半導体パッケージ3を作製することができる。なお、インターポーザー(前記チップ基板)12には、図3に示すような半導体集積回路9と機械的・電気的に接続を行うことができる端子(電極)が形成されている。
【0047】
また、上段半導体パッケージ3は、下段半導体パッケージ2より外形サイズが50μm小さくなるように形成する。これにより、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3との積層構造からなる本発明に基づく半導体装置の最大外形サイズは、下段半導体パッケージ2の外形精度に規定されるので、例えば本発明に基づく半導体装置の前記メイン基板への実装、或いはその他の電子部品の実装に悪影響を与えることはない。
【0048】
前記外部電極(端子)は、下段の半導体集積回路9の単独の電気的入出力信号、下段の半導体集積回路9と上段の半導体集積回路14との双方間の接合用電気的信号及び上段の半導体集積回路14単独の電源等の入出力電極(端子)を備えているが、下段の半導体集積回路9と上段の半導体集積回路14との双方間の接合用電気的信号は、積層時の電気的試験、及び本発明に基づく半導体装置を前記メイン基板に搭載した後の電気的不良発生時における電気的特性確認用であり、前記メイン基板上においては他の電子機器との接続は必要なく、前記電気的特性確認の必要がなければ、前記外部電極(端子)数は減らしてもよい。
【0049】
これにより、本発明に基づく半導体装置は、前記メイン基板の設計仕様をより簡素化でき、一層の電気的な安定とコストダウン効果が期待できる。
【0050】
また、図2に示すような下段の半導体集積回路9と上段の半導体集積回路14との電気的な接続は、下段の半導体パッケージ2のはんだボール11で行っている。はんだボール11としては、上述したように、接合強度及び長期信頼性に優れた鉛成分を含有しないSn−3.0%Ag−0.5%Cuからなるはんだ材を採用することが好ましい。
【0051】
図5に、はんだボール11として、Sn−3.0%Ag−0.5%Cuからなるはんだ材を用いた場合と、共晶はんだ材(64%Sn−Pb)を用いた場合との、接合信頼性の測定結果を示す。評価方法としては、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とを積層した状態で温度サイクル試験を実施し、はんだボール11による接合部の電気的接続を確認し、断線状態を故障(不良)と判断し、その回数を測定した。なお、温度サイクル条件は、−55℃で30min、125℃で30minを採用した。
【0052】
図5より明らかなように、共晶はんだ材(64%Sn−Pb)を用いた場合に比べて、Sn−3.0%Ag−0.5%Cuからなるはんだ材を用いた場合は、接合強度及び長期信頼性に優れていた。また、Sn−3.0%Ag−0.5%Cuからなるはんだ材は、鉛成分を含まないので、地球環境への負荷を低減することができる。
【0053】
実施の形態3
次に、本発明に基づく半導体装置の製造方法を図6を参照して説明する。なお、図6は、本発明に基づく半導体装置の製造方法の一例を工程順に示す概略断面図である。
【0054】
図3に示すような下段の半導体集積回路9を有する下段半導体パッケージ2、及び図4に示すような上段の半導体集積回路14を有する上段半導体パッケージ3は、予め電気的仕様を満足する電気的特性が測定され、必要に応じてバーインにより初期故障は選別されている。
【0055】
まず、図6(a)に示すように、支持体16に半導体パッケージ3を収納できる凹部17を予め形成する。そして、上段の半導体パッケージ3を、モールド材15を有する側を支持体16と接するようにして、支持体16の凹部17にSMT(Surface Mount Technology)用マウンターで搭載する。
【0056】
支持体16の材質は特に限定されないが、例えばアルミニウム、SUS等を用いることができる。或いは、エポキシ等の有機基材を使用してもよい。また、支持体16に、上段の半導体パッケージ3を収納するための凹部17を設けなくても、積層工程中に上段の半導体パッケージ3を固定できるものであればよく、粘着性シート等が使用可能である。
【0057】
次に、図6(b)に示すように、SMT用はんだ印刷機を用いてスクリーン印刷法により、上段の半導体パッケージ3の端子部(電極)(図示省略)にはんだペースト18を印刷する。
【0058】
はんだペースト18としては、一般的な共晶組成はんだ材で問題ないが、地球環境への配慮を鑑みSn−3%Ag−0.5%Cu等からなるはんだ材を用いることが好ましい。
【0059】
次に、図6(c)に示すように、下段半導体パッケージ2のはんだボール11を有する面が下方に向いた状態で、上段半導体パッケージ3の個々の認識用マーク(図示省略)を認識させ、上段半導体パッケージ3のはんだペースト18を有する前記端子部と、下段半導体パッケージ2のはんだボール11とが合うように、下段半導体パッケージ2を搭載する。
【0060】
次に、図7(d)に示すように、上段半導体パッケージ3及び下段半導体パッケージ2をリフロー炉19に配して熱処理を施し、はんだボール11とはんだペースト18を溶融させ、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とを電気的及び機械的に接合することによって前記積層を行うことができる。
【0061】
ここで、本発明に基づく半導体装置の製造方法は、上述したように上段半導体パッケージ3の外形サイズを下段半導体パッケージ2より50μm以上小さく形成しているので、はんだボール11とはんだペースト18の融合による前記接合を行うことができる。これにより、前記リフロー処理時にセルフアライメント効果が期待でき、例えば、搭載精度が端子ピッチの3割までずれても、積層可能となる。また、上段半導体パッケージ3の搭載位置精度について厳密な管理が不要となり、一般的なSMTマウントラインでの積層工程が可能となり、さらに、安価に安定的に前記はんだ材を供給することができる。
【0062】
そして、図7(e)に示すように、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが積層された本発明に基づく半導体装置1を、移載装置(図示省略)を用いて支持体16からトレイ(図示省略)に移載することにより、積層工程が完了する。
【0063】
ここで、図8に、図6及び図7のようにして作製した本発明に基づく半導体装置1、及びはんだペースト18の代わりに重合ロジン60%、ジエチレングリコールジブチルエーテル22%にて構成されるフラックスをスクリーン印刷法にて塗布し、前記積層を行った場合について、接合時歩留まりと、セルフアライメント効果を測定した結果を示す。
【0064】
前記セルフアライメント効果の測定は、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3との積層において、下段半導体パッケージ2を端子ピッチ0.8mmの3割強に当たる0.3mmずらした場合の評価を行った。
【0065】
上記の0.3mmずらすことによる意義は、一般的なSMTマウンターを用いて上段半導体パッケージ3を支持体16に搭載する精度、はんだペースト18のスクリーン印刷の精度、及び下段半導体パッケージ2に搭載する精度を鑑み、最大搭載ずれを想定した値である。
【0066】
図8より明らかなように、本発明に基づく半導体装置1は、上段半導体パッケージ3の外形サイズを下段半導体パッケージ2より50μm以上小さく形成し、はんだボール11とはんだペースト18の融合によって前記接合を行ったので、積層歩留まり及びリフロー戻り量が共に優れ、セルフアライメント効果が得られた。
【0067】
これに対し、フラックスを用いた場合は、積層歩留り及びリフロー戻り量が低下し、セルフアライメント効果が得られなかった。従って、搭載精度を厳密に管理しなければならず、既存の搭載精度±100μm程度のSMTマウンターでの対応は困難であるため、搭載設備においては±10μm程度の精度が要求される搭載設備を採用しなければならない。
【0068】
本発明に基づく半導体装置1及び製造方法によれば、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3とが積層された構造を有しており、上段半導体パッケージ3の外形サイズが、下段半導体パッケージ2の外形サイズに比べて50μm以上小さく形成されているので、より小型化、集積度の向上を実現することができる。
【0069】
また上記のように、下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ3との外形サイズの差を50μm以上と特定し、かつはんだボール11とはんだペースト18とを融合して前記積層を行うので、前記積層においてズレ公差などを特に考慮する必要がなく、積層歩留りの向上を図ることができる。
【0070】
また、本発明に基づく半導体装置1の最大外形サイズは、前記外形サイズが大きい方の半導体パッケージ、即ち下段半導体パッケージ2の外形精度に規定されるので、例えば本発明に基づく半導体装置1の前記メイン基板への実装、或いはその他の電子部品の実装に悪影響を与えることはない。
【0071】
従って、ズレ公差などの心配が無く、小型化及び高集積化を低コストにて実現することができる。
【0072】
実施の形態4
上述したように、本発明に基づく半導体装置において、前記第1及び第2の半導体パッケージの前記モールド材のガラス転移温度が互いに異なることが好ましく、前記ガラス転移温度が高い前記モールド材が、外形サイズの大きい方の半導体パッケージに用いられていることがより好ましい。これにより、積層時の積層歩留まりを一層向上させることができる。
【0073】
一般に、半導体装置の熱反り挙動は、半導体パッケージを構成する材質の線膨張係数差及び構成材質のガラス転移温度によって規定される。そして、前記モールド材を用いて前記半導体集積回路(前記半導体チップ)を保護してなる前記半導体パッケージでは、特開平10−284683号及び特開平2002−76265号等に示されるように、フリップチップ方法で積層した場合と比較して熱処理時の半導体パッケージの熱反り挙動は複雑であり、積層歩留まりの低下という問題が潜在的に存在する。特に、本発明に基づく半導体装置及び製造方法は、前記半導体チップが互いに異なる前記半導体パッケージの積層、或いは互いにサイズが異なる前記半導体パッケージの積層を行うので、その熱挙動は複雑化し、工業化には大きな課題を提起することになる。
【0074】
以下、図9を参照して説明する。
【0075】
図9(a)は、上述したような、下段半導体パッケージ2のモールド材10のガラス転移温度が、上段半導体パッケージ3のモールド材15のガラス転移温度より高い場合の熱反り挙動を示す概略断面図である。
【0076】
具体的には、下段半導体パッケージ2のモールド材10として、多官能系骨格を有するエポキシ系モールド樹脂を採用し、上段半導体パッケージ3のモールド材15として、ビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂を採用したときのリフロー時熱反り挙動を示している。
【0077】
前記多官能系骨格を有するのエポキシ系モールド樹脂のガラス転移温度は、一般的には170〜210℃であり、その線膨張係数は、ガラス転移温度以下においては一般的には8〜20ppm/℃の値を有し、ガラス転移温度以上においては一般的には30〜40ppm/℃の値を有する。これはビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂についても同様な値を有することが一般的に知られている。
【0078】
ここで、インターポーザー(前記チップ基板)6、12としては、両者共に有機系のプリント配線板を使用し、15〜20ppm/℃程度の線膨張係数を有する材質を採用する。
【0079】
この場合、熱時の反り挙動は、図9(a)に示すような挙動を示し、前記はんだボール及び前記はんだペーストのはんだ材が溶融する200℃以上では、前記はんだボール及び前記はんだペーストが付着された部分、即ち下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ2との接合部20が近接する挙動を示す。
【0080】
従って、下段半導体パッケージ2のモールド材10として、上段半導体パッケージ3のモールド材15のガラス転移温度より高いガラス転移温度を有する材質を用いることにより、積層歩留まりを一層向上させることが可能となる。
【0081】
図9(b)は、上段及び下段の半導体パッケージ2、3のモールド材10、15として、ビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂を用いた場合の熱反り挙動を示す概略断面図である。
【0082】
この場合、図9(b)に示すような熱反り挙動を示すが、ダイサイズ、ダイの搭載位置、パッケージ断面寸法等にも大きく影響されるので、積層時の積層歩留まりを最適化するのが難しい。
【0083】
図9(c)は、上段半導体パッケージ3のモールド材15として、多官能系骨格を有するモールド樹脂を採用し、下段半導体パッケージ2のモールド材10として、ビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂を採用した場合の熱反り挙動を示す概略断面図である。
【0084】
この場合、図9(c)に示すように、前記積層する際の前記熱処理時に、半導体パッケージ2、3の前記はんだボール及び前記はんだペーストが付着された部分、即ち下段半導体パッケージ2と上段半導体パッケージ2との接合部20が離脱する方向に変形し、積層時の積層歩留まりが低下することは明らかである。
【0085】
実施の形態5
上記に代えて例えば、上段半導体チップ14に256MbyteのSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)を用いることが可能である。これによれば、上記の実施の形態と同様の方法で下段半導体チップ9としてのデジタルスチルカメラの画像処理用論理半導体集積回路と、上段半導体チップ14としての256MbyteのSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)のシステムを構築することができる。
【0086】
従って、容易に電子機器の仕様に合わせたシステム構成を提供することができ、電子機器の商品化における設計工数の削減、部品共通化を図ることができる。
【0087】
実施の形態6
図10は、上記の実施の形態と同様の半導体集積回路構成において、上段及び下段の半導体チップ9、14をはんだ材21を介してフリップチップ接続法で、各々のインターポーザー(前記チップ基板)6、12に実装し、前記積層を行った場合の概略断面図である。
【0088】
この場合も上記したと同様にして、下段半導体パッケージ2にはんだボール11を付着し、上段半導体パッケージ3に図示省略したはんだペーストを付着し、これらを融合して前記積層を行うことにより、本発明に基づく半導体装置1を容易に製造することができる。はんだボール11は、例えば0.5mmピッチで、0.3mmΦのSn−3.0%Ag−0.5%Cu組成を用いていることができる。これにより、一層小型な半導体装置を提供することができる。
【0089】
実施の形態7
図11は、前記第1の半導体パッケージと、前記第2の半導体パッケージとの組み合わせ例を示す概略正面図である。
【0090】
図11に示すように、前記第1の半導体パッケージとしての下段半導体パッケージ2は、デジタルカムコーダーのシステム制御用マイコン機能を有する半導体集積回路(前記半導体チップ)9と、多官能系骨格を有するエポキシ系モールド材10と、チップ基板6と、はんだボール11とから構成されている。
【0091】
はんだボール11は、半導体パッケージ2の半導体チップ9を挟んだ左右にそれぞれ3列ずつ形成されており、外側2行24列(96ボール)のはんだボール11aは、半導体集積回路9のSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)用のインターフェイス回路に接続され、図中黒丸で表示した内側1行24列(48ボール)のはんだボール11bは、半導体集積回路9のNOR型フラッシュメモリー用のインターフェイス回路に接続されている。
【0092】
上段半導体パッケージ3aは、128MbyteのSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)をチップ基板12a上に搭載し、これらをビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂で封止することにより形成されている。また、上段半導体パッケージ3aは、下段半導体パッケージ2のSDRAMインターフェイス回路に接続されたはんだボール11aの位置に対応したランド18aを有しており、かつ下段半導体パッケージ2のフラッシュメモリー用インターフェイス回路に接続されたはんだボール11bに対応する部分には端子18cのみ有している。
【0093】
上段半導体パッケージ3bは、64MbyteのNOR型フラッシュメモリーをチップ基板12b上に搭載し、これらをビフェニル骨格を有するエポキシ樹脂で封止することにより形成されている。また、上段半導体パッケージ3bは、下段半導体パッケージ2のフラッシュメモリー用インターフェイス回路に接続されたはんだボール11bの位置に対応したランド18bを有しており、かつ下段半導体パッケージ2のSDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)用インターフェイス回路に接続されたはんだボール11aに対応する部分には端子18dのみ有している。
【0094】
そして、下段半導体パッケージ2と、SDRAM(シンクロナスダイナミックランダムアクセスメモリ)の上段半導体パッケージ3aとを積層した場合、デジタルカムコーダーのシステム制御用マイコン機能を有する半導体集積回路9とSDRAMとからなる半導体装置を提供することができる。
【0095】
或いは、下段半導体パッケージ2と、NOR型フラッシュメモリーの上段半導体パッケージ3bとを積層した場合、デジタルカムコーダーのシステム制御用マイコン機能を有する半導体集積回路9とフラッシュメモリーとからなる半導体装置を提供することができる。
【0096】
これによれば、電子機器のシステム構成、製品仕様に合わせたシステム構築を容易に提供することができ、電子機器の商品化における設計工程数の削減、部品共通化、セット設計の短縮化が図れることになる。
【0097】
以上、本発明を実施の形態について説明したが、上述の例は、本発明の技術的思想に基づき種々に変形が可能である。
【0098】
例えば、構造や使用材料、形態等は、発明の主旨を逸脱しない範囲で、適宜選択可能であることは言うまでもない。
【0099】
また、上記に前記下段の半導体パッケージと前記上段の半導体パッケージとを積層する場合を例に挙げて説明したが、本発明は2段積層を限定するものではない。
【0100】
また、本発明の半導体装置は、前記第1の半導体パッケージと前記第2の半導体パッケージのサイズ及び/又は種類が異なっており、前記サイズ或いは前記種類のうち少なくともサイズが異なっていればよい。
【0101】
さらに、少なくとも前記第1の半導体パッケージが前記第2の半導体パッケージのサイズよりも大きいことが特徴であり、この場合、前記半導体チップのサイズ及び種類は特に限定されない。
【0102】
【発明の作用効果】
本発明の半導体装置によれば、前記第1の半導体チップを有する前記第1の半導体パッケージと、前記第2の半導体チップを有する前記第2の半導体パッケージとが積層されているので、小型化、集積度の向上を実現することができる。
【0103】
また、例えば、前記積層において、従来例のようにズレ公差などを特に考慮する必要がない。さらに、外部端子をパターンで形成する際に、従来と比べてマージンを広く設けることができ、かつ外部端子数を多く設けることができる。従って、多ピン化に対応することができ、高集積化を低コストにて実現することができる。
しかも、外形サイズの大きい前記第1の半導体パッケージにおいて、前記第1の半導体チップを封止する前記第1のモールド材が、前記第2の半導体チップを封止する前記第2のモールド材より高いガラス転移温度を有するために、前記積層時の積層歩留りを向上することができる。
【0104】
また、本発明の半導体装置の製造方法によれば、前記第1の半導体チップを有する前記第1の半導体パッケージと、前記第2の半導体チップを有する前記第2の半導体パッケージとを積層し、これらの半導体パッケージのうち前記第1の半導体パッケージの外形サイズを前記第2の半導体パッケージの外形サイズよりも大きくしているので、前記第2の半導体パッケージのサイズを小さくして、小型化、集積度の向上を実現することができる。
【0105】
さらに、前記第1及び第2の半導体パッケージのうち外形サイズの小さい前記第2の半導体パッケージの前記第2の基板の前記第2の端子電極に前記はんだペーストを付着し、外形サイズの大きい方の前記第1の半導体パッケージの前記第1の基板の前記第1の端子電極に前記はんだボールを付着し、しかる後に前記はんだペーストと前記はんだボールとを融合して前記積層を行い、かつ外形サイズの大きい前記第1の半導体パッケージに用いる前記第1のモールド材のガラス転移温度を高くしているので、例えば、前記積層において、従来例のようにズレ公差や熱変形などを特に考慮する必要がなくなるか或いは軽減でき、積層歩留りの向上を図ることができる。さらに、外部端子をパターン形成する際に、従来と比べてマージンを広く設けることができ、かつ外部端子数を多く設けることができる。
【0106】
従って、ズレ公差などの心配が無く、多ピン化に対応することができ、小型化及び高集積化を低コストにて実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による半導体装置の概略断面図である。
【図2】同、半導体装置における半導体チップの回路図の模式図である。
【図3】同、半導体装置の下段半導体パッケージの概略斜視図である。
【図4】同、半導体装置の上段半導体パッケージの概略斜視図である。
【図5】同、半導体装置におけるはんだボール材の接合信頼性の効果をデータで比較して示す表である。
【図6】同、半導体装置の製造方法の一例を工程順に示す概略断面図である。
【図7】同、半導体装置の製造方法の一例を工程順に示す概略断面図である。
【図8】同、半導体装置の積層歩留りをデータで比較して示す表である。
【図9】同、半導体装置の各半導体パッケージのモールド材のガラス転移温度による形状変化を示す概略断面図である。
【図10】同、半導体装置の他の例の概略断面図である。
【図11】同、半導体装置の更に他の例の概略正面図である。
【図12】従来例による半導体装置の概略断面図である。
【符号の説明】
1…半導体装置、2…下段半導体パッケージ、3…上段半導体パッケージ、
4…メイン基板、5、7、13…電極、6…下段のチップ基板、
8…金属ワイヤー、9…下段の半導体チップ、10…下段のモールド材、
11、21…はんだボール、12…上段のチップ基板、
14…上段の半導体チップ、15…上段のモールド材、16…支持体、
17…凹部、18…はんだペースト、19…リフロー炉、20…接合部
Claims (5)
- 第1の半導体チップが第1のモールド材によって封止された状態で第 1の基板に実装されてなる第1の半導体パッケージと、第2の半導体チップが第2のモ ールド材によって封止された状態で第2の基板に実装されてなる第2の半導体パッケー ジとが積層された積層構造を有し、
前記第1の半導体パッケージが前記第2の半導体パッケージよりも大きい外形サイズ を有すると共に、前記第1のモールド材が前記第2のモールド材よりも高いガラス転移 温度を有し、
前記第1のモールド材の外側位置において、前記第1の半導体チップに接続された第 1の端子電極が前記第1の半導体チップと同じ側で前記第1の基板に設けられ、
前記第2の半導体チップとは反対側において、前記第2の半導体チップに接続された 第2の端子電極が前記第1の端子電極と対向して前記第2の基板に設けられ、
前記第1の半導体チップの前記第1の端子電極に配されたはんだボールによって、前 記第1の端子電極と前記第2の端子電極とが接続されると共に前記第1の半導体パッケ ージと前記第2の半導体パッケージとの前記積層構造が形成されている、
半導体装置。 - 前記第1及び第2の半導体チップのそれぞれが、これらを電気的に接続するインターフェイス回路を有すると共に、互いに異なる回路機能を有している、請求項1に記載した半導体装置。
- 前記第2の半導体パッケージの外形サイズが、前記第1の半導体パッケージの外形サイズより50μm以上小さい、請求項1に記載した半導体装置。
- 請求項1に記載した半導体装置の製造方法であって、
前記第1の半導体チップを前記第1のモールド材によって封止した状態で前記第1の 基板に実装する工程と、
前記第2の半導体チップを前記第2のモールド材によって封止した状態で前記第2の 基板に実装する工程と、
前記第2の基板に設けた前記第2の端子電極に、はんだペーストを付着させる工程と 、
前記第1の基板に設けた前記第1の端子電極に、はんだボールを付着させる工程と、
前記第1の半導体パッケージと前記第2の半導体パッケージとを対向させた状態で、 前記はんだペーストと前記はんだボールとを融合し、前記第1の半導体パッケージと前 記第2の半導体パッケージとを積層する工程と
を有する、半導体装置の製造方法。 - ガラス転移温度の低い前記第2のモールド材を用いた外形サイズの小さい前記第2の半導体パッケージを支持体上に支持した状態で前記積層を行う、請求項4に記載した半導体装置の製造方法。
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