JP4167015B2 - 鉛を含まないエナメル組成物、対応するエナメルおよびガラスセラミック製品、新規の鉛を含まない鉱物ガラス - Google Patents

鉛を含まないエナメル組成物、対応するエナメルおよびガラスセラミック製品、新規の鉛を含まない鉱物ガラス Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、独創的な鉛を含まないエナメル組成物、対応するエナメルおよびガラスセラミック材料、並びに新規の鉛を含まない鉱物ガラスに関する。
【0002】
本発明は、より詳しくは、鉛を含まない鉱物ガラスの粒子を含有する前記鉛を含まないエナメル組成物;
前記エナメル組成物から得ることのできる前記エナメルにより装飾されたガラスセラミック製品;
前記エナメル組成物の構造要素として特に適した新規の鉛を含まない鉱物ガラス;
有効なエナメルの製造に鉛を含まない鉱物ガラスを使用する方法;
に関する。
【0003】
【従来の技術】
米国特許第4,883,705号には、電子デバイスに使用されるセラミック基板の製造に関して、鉛を含まない鉱物ガラス組成物がいくつか記載されている。その組成物は、比較的低いSiO2含有量(38から48重量%)、比較的高いZnO含有量(10から20重量%)、比較的高いCaO含有量(1から8重量%)、および比較的低いLi2O+Na2O+K2O含有量(0から5重量%)により特徴付けられる。
【0004】
ほとんどの市販のガラスセラミック製クックトップは様々な着色エナメルを用いて装飾されている。そのような装飾は、一方で、数多くの色合いや図柄を示す美的基準を満たし、他方で、クックトップが機能している間に、熱くなり、高温を受けやすい区域の位置をこれらの装飾で外形を示して安全性を獲得することを目的としている。
【0005】
エナメルの調製は通常、いくつかの段階で行われる。まず始めに、伝統的なガラス工業技法にしたがって、ガラスが溶融される。次いで、このガラスは、エナメル加工すべき支持体上にエナメルを施用するその後の技法(概してスクリーン印刷またはデカルコマニアである施用技法)に適合する粒度まで粉砕される。最終的なエナメルに色合いおよび不透明さを与えることを意図した、顔料および/または不透明化剤がガラス粉末に加えられる。得られた粉末混合物(ガラス+顔料および/または不透明化剤)が、得られるペーストに望ましい粘度に調節される比率で、有機結合剤中に最終的に含められる。このようにして得られたエナメル組成物は、使用の用意ができている。
【0006】
エナメル組成物は、直接スクリーン印刷により、転写により、デカルコマニアにより、または任意の他のプロセスにより対象となる基体上に施され、次いで、適切な熱サイクルにより乾燥され、焼成される。この熱サイクルは一般に、900℃より高い温度での平坦部を含む。
【0007】
上述した2つの機能(美観および安全性に関する)以外に、エナメル装飾は、この装飾が一般に上に組み込まれているガラスセラミック製クックトップの使用条件から生じる物理化学的要件を満たさなければならない。このように、この装飾は、酸および塩基による攻撃に耐えなければならない;食品の残りのか焼後でさえも洗浄するのが容易でなければならない;耐磨耗性、すなわち金属片との摩擦に対して良好な耐性を有さなければならない;剥がれに対して敏感であってはならない。この装飾の組込みは、それが上に組み込まれるトップの機械的強度に大きく影響を与えてはならない。今日まで、市場のあるトップは、約70から80MPaの圧力がエナメル加工された面に与えられた場合、破損しやすい。ある条件下、特に、極端な輸送および貯蔵の条件下で、それらトップには、より大きい圧力(120-140MPa)に対する抵抗が要求される。
【0008】
本質的に、ガラス組成物中に酸化鉛を導入すると(エナメルの組成物となる)、その粘度を大幅に低下させ、したがって、良好なコーティング、すなわち、エナメルによるガラスセラミックの良好な加湿および良好な被覆を保証する。しかしながら、調理に用いられる製品から毒性元素を除去する現在の傾向の観点から見て、ガラスセラミック製クックトップの装飾に用いられるエナメルは、そのような元素、特に、鉛のような重金属を含まないべきである。
【0009】
従来技術によれば、非常に有効な製品に関する調査の状況において、多数の鉛を含まないガラス組成物およびそのようなガラスを含むエナメル組成物が記載されてきた。
【0010】
フランス国特許出願公開第2686333号(FR-A-2686333)において、鉛およびカドミウムを含まず、ガラス化、エナメル加工および装飾を意図したガラス組成物が記載されている。その組成物は、鉛も、カドミウムも、亜鉛も、スズも、フッ素を含まない。その組成物は、特に、0から12重量%までの酸化バリウムを含有することができる。結局、その組成物は、比較的高いCaO含有量(3から18重量%)により特徴付けられる。
【0011】
本出願人は、フランス国特許出願公開第2732960号(FR-A-2732960)に、微細なガラス粒子、微細な顔料粒子および有機結合剤を含む、鉛を含まないエナメル組成物であって、前記ガラスが、55×10-7/°K以下の熱膨張係数を有し、酸化物基準の重量パーセントで表して、以下の組成:45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-2%のLi2O、0-3%のNa2O、0-3%のK2O、4%未満のLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、0-9%のMgO、0-17%のZnO、0-27%のBaO、0-16%のSrO、22-42%のCaO+MgO+ZnO+BaO+SrO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2;を有し、前記ガラスが680℃より大きい軟化温度TLを有しているエナメル組成物を記載している。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
上記に鑑みて、本発明は、そのようなガラスを含有するエナメル組成物の性質をさらに改善することを目的とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】
本出願人は、その研究に従事し、今では、鉛を含まない鉱物ガラスの粒子を含有する新規の鉛を含まないエナメル組成物およびそれに対応する新規のエナメルを提供できる立場にある。
【0014】
前記鉛を含まないガラスから伝統的に製造される本発明のエナメルは、金属片との摩擦に対する耐性、および剥がれに対する耐性に関して、特に有効である。さらに、そのエナメルは、このエナメルを配置できるガラスセラミック製トップの機械的強度にほんのわずかしか影響を与えない。
【0015】
本発明のエナメルは、実際に、フランス国特許出願公開第2732960号に記載されたものに対する改良として分析される。
【0016】
本発明は、その第1の態様によれば、基本的に、微細なガラス粒子(概して、5μm未満の平均粒度)、微細な顔料粒子、および有機結合剤を含有する、鉛を含まないエナメル組成物に関する。このエナメル組成物は、特徴的に、鉛を含まず(並びに、任意の他の毒性金属を含まない)、エナメルの製造に特に適した、特定の鉱物ガラスの粒子を含有する。その鉱物ガラスは、重量パーセント(すなわち、酸化物基準の重量パーセントで表した)で以下の組成を実質的に有する:45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-7%のNa2O、0-7%のK2O、0-7%のLi2O、4%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、13-27%のBaO、3-17%のZnO、0-9%のMgO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2
【0017】
シリカは、鉱物ガラスの標準的な成分である。シリカは、ガラスの硬度および化学的耐久性のような特性について重要な役割を果たす。使用されるガラス中のその含有量は、硬度および化学的耐久性に関して期待される結果を得るように、45%以上である。そのガラスを含むエナメルの正確な溶融および正確な被覆を可能にするために、シリカの含有量は60%を超えない。
【0018】
23は、一般に、エナメル(前記ガラスから調製される)の粘度を低下させ、したがって、装飾すべき基体上に良好な被覆を保証すると同時に、膨張係数を過剰に増加させないようにするために、前記ガラス内に含まれる。このコーティングの質は、エナメルの洗浄の容易さに直接影響を与える。その洗浄は滑らかな表面のほうが良好である。B23はさらに、エナメルの耐摩耗性を改善する。B23は過剰に(10%を超えて)含まれてはならない。そうすると、焼成後に、エナメル(前記ガラスを含むエナメル)の装飾要素の周りに望ましくない虹色が現れることがあるからである。B23は5から6重量%までの比率で含まれることが多い。これは、約0.5重量%より多い量で顕著な作用を引き起こす。
【0019】
Al23は、エナメルの硬度を増加させるように、6%以上の濃度で含まれる。このアルミナは、エナメルの微小硬度、したがって、特に、耐引掻性を増加させる。Al23が17%よりも多いと、エナメルの粘度が高くなりすぎて、エナメルの正確な被覆が危うくなる。
【0020】
個々にまたは組合せで用いると、Li2O、Na2OおよびK2O、は、ガラスの溶融を容易にし、そのガラスを含むエナメルの粘度を低下させる(したがって、その被覆を容易にする)。これら3つの酸化物は、各々7重量%まで含むことができ、いずれの場合でも、一緒にして、4重量%より多く含まれる。本発明のこの教示は、フランス国特許出願公開第2732960号の教示と矛盾している。本出願人は、アルカリ金属酸化物のこの多い含有量の有望な結果(特に、剥がれおよび金属片による摩擦に対する耐性に関する)を現在確立した。本発明の都合のよい変更例に関して、これらアルカリ金属を4.5重量%より多く、より好ましくは、5重量%より多く含むことが推奨される:Li2O+Na2O+K2O>4.5、より好ましくは>5。
【0021】
CaOは、前記ガラスの化学的耐久性およびこのガラスを含むエナメルのコーティングを改善するために存在することができる。CaOは、0.5重量%より多い量で顕著な作用を引き起こす。良好な耐摩耗性を維持するために、本発明のガラスの組成物中のCaO濃度は、12%を超えてはならない。この酸化物は、好ましくは、0(0.5%)から2%まで、より好ましくは、0から1%未満の低い含有量で含まれる。
【0022】
BaOは、13から27%までの比較的高い含有量で常に存在する。このように、BaOは、前記ガラスを含むエナメルの良好な化学的耐久性を保証する。したがって、BaOは、エナメルの耐摩耗性を改善するために含まれる。より多い量で使用されると、BaOはエナメルのコーティングを損なう。
【0023】
ZnOは、3から17%まで、好ましくは、5から17%まで、より好ましくは、5から10%未満までの含有量で常に存在する。過剰な量のZnOは、ガラスの、よって、エナメルの軟化温度を損なうことがある。ZnOは、エナメルのより良好な耐摩耗性を与える。
【0024】
MgOは、同様に、エナメルにより良好な耐摩耗性を与えることができる。MgOは、0.5重量%より多い量で顕著な作用を引き起こす。9%を超えて用いられると、MgOは、エナメルの化学的耐久性を損なうことがある。
【0025】
TiO2は、最終的なエナメルを硬くするのに適している。TiO2は、エナメルの化学的耐久性について非常に有望な役割を果たす。
【0026】
ZrO2は、最終的なエナメルを硬くするのに同様に適している。ZrO2も、エナメルの化学的耐久性について非常に有望な役割を果たす。ZrO2は、ガラスの膨張を増大させない。ZrO2の含有は、7%の最大値までに限られている。この値を超えると、非溶融固体を含まずにガラスを溶融するのが難しくなる。
【0027】
本発明のエナメル組成物に含まれるガラスの必須成分(SiO2、Al23、Na2Oおよび/またはK2Oおよび/またはLi2O、BaOおよびZnO)は、好ましくは、少なくとも1つの随意的成分(B23、CaO、MgO、TiO2、ZrO2)と組み合わされて含まれる。これら随意的成分を含有する最小量は、明らかに、効果を引き起こす量である。この最小量は一般に、0.5%である。
【0028】
上述した必須成分および随意的成分に加え、本発明のエナメル組成物に含まれるガラスは、他の成分を含んでも差し支えない。明らかに、そのガラスは、制限された量(5%未満、一般に、2%未満)でのみそのような成分を含有し、そのような量は、ガラスの特徴、したがって、本発明のエナメルの特徴を犠牲にしない。本発明のエナメル組成物に含まれるガラスが酸化ストロンチウム(SrO)を含有することは決して除外されるものではない。
【0029】
特に好ましくは、本発明のエナメル組成物に含まれるガラスは、酸化物の重量パーセントで表した以下の組成を実質的に有する:45-55%のSiO2、4-6%のB23、6-8%のAl23、2-4%のNa2O、2-4%のK2O、1-3%のLi2O、0-2%のCaO、16-19%のBaO、6-10%のZnO、3-5%のMgO、0-2%のTiO2、1-3%のZrO2。この好ましい組成において、都合よくは、
・ 5%より多いLi2O+Na2O+K2O;および/または
・ 0から1%未満までのCaO。
【0030】
前記エナメルを製造する上で、本発明の鉛を含まないエナメル組成物に含むことのできる顔料(および/または不透明化剤)および結合剤に関して、これらは、従来含まれている顔料(および/または不透明化剤)および結合剤である。
【0031】
基本的に、白色エナメルは、酸化セリウムおよび/または酸化チタンを添加することにより得らる。これらの酸化物の着色粉末および不透明化剤に関して、最終的なエナメルの良好な耐摩耗性を保証するために(最終的なエナメルから顔料粒子が失われるのを最小にするため、さらには防ぐために)、その平均粒度は、一般に約1μm未満である。酸化チタンを使用することが特に推奨される。
【0032】
着色エナメル、特に、茶色のエナメルを得るために、鉄、クロム、コバルト、亜鉛、マンガンの酸化物のような他の酸化物は、単独で、混合物で、または酸化セリウムおよび/または酸化チタンに加えて用いられる。
【0033】
基礎ガラスに加えられる顔料の量は、重量で、一般に、所望の色および不透明性にしたがって、約10から40(重量)%である。
【0034】
本発明の組成物には、どのような種類の有機結合剤を含めても差し支えなく、特に、パイン油またはアクリル樹脂に基づく結合剤が、一般に、30から60重量%までの範囲の含有量で含まれる。そのような結合剤を含む比率により、ペーストの粘度が決まり、焼成後のエナメルの厚さを調節することができる。
【0035】
熱処理される本発明のエナメル組成物は、本発明のエナメルを生成し、これが本発明の第2の目的を構成する。
【0036】
このエナメルは、ガラスセラミック製品の装飾に特に適している。本発明のエナメル組成物から得られた本発明のエナメルにより装飾された製品は、本発明の第3の目的を構成する。
【0037】
特に、これらのガラスセラミック製品は、ガラスセラミック製クックトップである。本発明は特に、この点に鑑みて開発されたことは既に理解されているであろう。
【0038】
ガラスセラミック製トップに配置されたエナメルは、エナメル加工された面の許容される耐性を維持し、良好な化学的耐久性、良好な洗浄性、および良好な剥がれに対する耐性、並びに良好な耐摩耗性を有する。
【0039】
上述した組成を有するガラス(本発明のエナメル組成物の構成要素であるガラス)の中でも、あるものは新規であり、本発明の第4の目的を構成する。この第4の目的は、重量で表した(すなわち、酸化物基準の重量パーセントで表した)以下の組成を実質的に有する鉱物ガラスからなる:45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-7%のNa2O、0-7%のK2O、0-7%のLi2O、5%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、13-27%のBaO、3-17%のZnO、0-9%のMgO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2
【0040】
好ましくは、前記鉱物ガラスは、ZnO含有量が、5から17重量%まで、より好ましくは、5から10重量%未満までである、上述した組成を有する。
【0041】
好ましくは、前記鉛を含まない鉱物ガラスは、CaO含有量が、0から2重量%まで、より好ましくは、0から1重量%未満までである、上述した組成を有する。
【0042】
特に好ましくは、本発明のガラスは、酸化物の重量パーセントで表した、以下の組成を実質的に有する:45-55%のSiO2、4-6%のB23、6-8%のAl23、2-4%のNa2O、2-4%のK2O、1-3%のLi2O、5%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-2%のCaO、16-19%のBaO、6-10%のZnO、3-5%のMgO、0-2%のTiO2、1-3%のZrO2
【0043】
提供されたこの独創的なガラスは、エナメルの製造における原料(上記参照)として使用されると特に興味深い。
【0044】
最後に、本発明は、第5の目的にしたがって、鉛を含まないエナメルを製造するために、酸化物の重量パーセントで表された以下の組成を実質的に有する鉛を含まない鉱物ガラスの使用に関する:45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-7%のNa2O、0-7%のK2O、0-7%のLi2O、4.5%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、13-27%のBaO、3-17%のZnO、0-9%のMgO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2
【0045】
【実施例】
本発明を以下の実施例(具体例4から7)により説明する。その有用性は、具体例4から7までと、比較具体例1から3までを検討することにより明らかになる。具体例1および2は、フランス国特許出願公開第2732960号の教示を示しており、具体例3は、前記ガラスの組成中にZnOが含まれないことの影響を示している。具体例5から7は、本発明のガラスおよびエナメル組成物を示している。具体例4は、本発明の別のエナメル組成物を示している。
【0046】
以下の表1は、ガラスセラミック製トップを装飾するためのエナメルの製造を可能にする鉛を含まないガラス組成物の一群を列記している。これらのガラス組成物は、酸化物基準の重量パーセントで表されている。
【0047】
前記ガラスを、分解により所望の比率で酸化物に転化される、酸化物または他の化合物の形態で、通常に出発材料から溶融できることに留意すべきである。例えば、炭酸リチウムおよび硝酸ナトリウムは、それぞれ、リチウムおよびナトリウムの供給源として使用できる。
【0048】
それらのガラスは、粉砕後に、十分な材料が残りのプロセスに使用できるようにするために十分な量で、1,550℃で溶融される。溶融サイクルの終わりに、すなわち、一般的に、上述した温度での5時間後、ガラスを特徴付けするために、ガラスの一部を水中に注ぎ入れ、次いで、オーブン内で乾燥させ、一方で、残りの部分をトップの形態で注ぐ。
【0049】
水中に注がれたガラスは、成形されていない断片の形態にあり、これらは、さらなるエナメルの施用プロセスのための十分に微細な平均粒度(5μm未満)が得られるまで、いくつかの段階で乾燥され、粉砕され、篩い分けされる。粉砕は、例えば、乾燥状態またはアルコール媒質中いずれかで、アルミニウムビーズ粉砕機を用いて行われる。次いで、採集した粉末を乾燥させ、粒度の検査が行われる。
【0050】
この段階で、顔料が、先に得られたガラス粉末に加えられ、混合される。得られた全体を必要に応じて再度粉砕する。これらの顔料の性質および量は、最終的なエナメルに求められている色に依存する。
【0051】
これらの具体例について使用される顔料は、X 928、B 768、EV1082の名称で、DMC2社により販売されている。以下が実際に加えられた:
具体例1、2および5の焼結ガラス70重量%に、
− 12重量%のX 928、
− 10重量%のB 768、および
− 8重量%のEV1082;
具体例3、4、6および7の焼結ガラス85重量%に、
− 6重量%のX 928、
− 5重量%のB 768、
− 4重量%のEV1082。
【0052】
前記エナメルを調製する最後の段階は、ガラスと顔料の粉末混合物中に有機結合剤を含める工程にある。
【0053】
これら具体例に関して、パイン油ベースの種類の有機結合剤が含まれる。構成されたエナメル組成物は、約50重量%の結合剤を含む。
【0054】
このエナメル組成物のガラスセラミック製基体上への施用は直接スクリーン印刷により行った。使用されたトップは、米国特許第5,070,045号に記載された、Kerablack(登録商標)の商標で本出願人により市販されている。
【0055】
次いで、このエナメル組成物の焼成を、20分間に亘る925℃での平坦部を含む熱サイクルにしたがって行った。このサイクルの完了の際に、エナメル層は、一般に、約3から5μmの厚さを有する。
【0056】
エナメル加工したトップを試験した:
− 機械的強度に関して:三点固定装置による破壊係数(MPaで表されたMOR)、装飾表面が伸張される;
これらトップに正規化された破壊耐性試験を行った。所定の衝撃エネルギー(ジュールで表された)について、破損した試料の百分率を記録した、この衝撃は落下する平鍋によるものである;
− 剥がれに関して:粘着テープ(スコッチ(登録商標)タイプ)をトップのエナメル上に貼り付け、次いで、所定の力ではぎ取った。次いで、このエナメルが剥がれ取られたか否かに注意する;
− 金属片との摩擦に対する耐性に関して:装飾表面に様々な金属片(平鍋またはコイン)を擦りつける。次いで、跡の強さおよびそれらを除去する容易さを、特別にこの種類のトップ(エナメル加工された図柄により装飾されたガラスセラミック製トップ)を洗浄するために販売されている市販製品を用いることにより評価した。全体の結果が20までの評点が付けられている。評点が高いほど、金属による摩擦に対する耐性が大きい。
【0057】
これらの試験結果が、以下の表1の第二部に与えられている。
【0058】
本発明のトップは、フランス国特許出願公開第2732960号において展開された他の特性に関して、より適している。
【0059】
【表1】
Figure 0004167015
本発明のエナメルは、実際に、従来技術のエナメルよりも有効である。
【0060】
本発明のガラス組成物から得られたエナメルは、フランス国特許出願公開第2732960号によるガラス組成物から得られたエナメルよりも有効である。本発明のエナメルは、それらが組み込まれる(エナメル加工される)トップの機械的強度を低下させずに、金属片による摩擦に対する耐性および剥がれに対する耐性に関して著しい増加を示す。
【0061】
具体例3は、ガラス組成物の前駆体が亜鉛を含有する必要性を示している。亜鉛により、エナメル加工されたトップが増大した機械的強度(衝撃後の破損の百分率を測定する試験により特に評価される)を示すことができ、これと同時に、このエナメルは、剥がれに対する良好な耐性および金属片による摩擦に対する良好な耐性を示すことができる。

Claims (12)

  1. 微細なガラス粒子、微細な顔料粒子および有機結合剤を含有する、鉛を含まないエナメル組成物であって、前記粒子のガラスが、酸化物の重量パーセントで表した以下の組成を有する鉛を含まない鉱物ガラスであることを特徴とするエナメル組成物:
    45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-7%のNa2O、0-7%のK2O、0-7%のLi2O、4%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、13-27%のBaO、3-17%のZnO、0-9%のMgO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2
  2. 前記鉱物ガラスが、Li2O+Na2O+K2Oが4.5%より多い組を有することを特徴とする請求項1記載のエナメル組成物。
  3. 前記鉱物ガラスが、Li 2 O+Na 2 O+K 2 Oが 5 %より多い組成を有することを特徴とする請求項1記載のエナメル組成物。
  4. 前記鉱物ガラスが、ZnOが5-17%である組成を有することを特徴とする請求項1、2または記載のエナメル組成物。
  5. 前記鉱物ガラスが、ZnOが 5 %から 10 %未満である組成を有することを特徴とする請求項1、2または3記載のエナメル組成物。
  6. 前記鉱物ガラスが、CaOが0-2%である組成を有することを特徴とする請求項1からいずれか1項記載のエナメル組成物。
  7. 前記鉱物ガラスが、CaOが 0 から 1 %未満である組成を有することを特徴とする請求項1から5いずれか1項記載のエナメル組成物。
  8. 前記鉱物ガラスが、酸化物の重量パーセントにより表された以下の組成を有することを特徴とする請求項1からいずれか1項記載のエナメル組成物:
    45-55%のSiO2、4-6%のB23、6-8%のAl23、2-4%のNa2O、2-4%のK2O、1-3%のLi2 0-2%のCaO、16-19%のBaO、6-10%のZnO、3-5%のMgO、0-2%のTiO2、1-3%のZrO2
  9. 請求項1からいずれか1項記載のエナメル組成物の焼成により得ることのできるエナメル。
  10. エナメルの装飾を含むガラスセラミック製品であって、該エナメルが請求項記載のエナメルであることを特徴とするガラスセラミック製品。
  11. クックトップであることを特徴とする請求項10記載のガラスセラミック製品。
  12. 酸化物の重量パーセントで表して、以下の組成を有する鉛を含まない鉱物ガラスを鉛を含まないエナメルの製造に使用する方法:
    45-60%のSiO2、0-10%のB23、6-17%のAl23、0-7%のNa2O、0-7%のK2O、0-7%のLi2O、4.5%より多いLi2O+Na2O+K2O、0-12%のCaO、13-27%のBaO、3-17%のZnO、0-9%のMgO、0-2%のTiO2、0-7%のZrO2
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