JP4166480B2 - 非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、下り回線の情報を効率良く伝送することができる非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】
音声の無線伝送を行う従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムとして、例えば特開平10−150692号公報に示されたものがある。
【0003】
このシステムにおいて、主に音声情報送信機(以下、移動局と記す)を音声情報受信機(以下、固定局と記す)より制御をするために双方向伝送を行う場合には、周波数利用効率や、移動局の回路規模などの観点から時分割多重双方向方式が採用されている。
【0004】
図20は、時分割多重双方向方式を実施する従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムのブロック図を示す。
【0005】
まず、図20を用いて音声情報の処理に関し説明する。
【0006】
移動局1に入力されたアナログ音声信号s1はマイクロホン3により集音された上で電気信号に変換されマイク出力信号s2として出力され、アナログ音声処理回路4により、レベル調整などを行った上でアナログ音声出力s3として出力される。アナログ音声出力s3はA−D変換器5によってPCMデジタル信号s4に変換される。PCMデジタル信号s4はノイズキャンセラ6で周囲ノイズなどの音声以外の余分な信号をデジタル処理で除去し、ノイズキャンセラ出力s5として出力される。ノイズキャンセラ出力s5は音声圧縮符号化器7により、低レートの音声圧縮信号s6に変換される。
【0007】
なお、ビットレートは可変型としている。また、圧縮方法の例としてはサブバンド符号化、ADPCM、サブバンドADPCMなどが挙げられるが、拡声用途という意味で用途にあった遅延時間を実現できる。
【0008】
次に、誤り訂正回線符号化器8により、音声圧縮信号s6を伝送路誤りに対して耐性を持たせるように符号化される。誤り訂正方式は一例として、BCHなどのブロック符号化、畳み込み符号化、インターリーブなどの方式などが挙げられる。誤り訂正回線符号化器8は、誤り訂正符号化、インターリーブ処理、または必要に応じて誤り検出符号化処理を行ったのち回線符号化処理を行い双方伝送、回線接続、同期処理など伝送に必要な情報を付加した上で伝送フレームを生成し伝送フレーム信号s7として出力する。伝送フレーム信号s7はデジタル変調器9にてデジタル変調をかけた後D−A変換され、デジタル変調信号s8として出力される。変調方式は例としてπ/4−DQPSK、8PSK、MSK、QAM方式などが挙げられる。デジタル変調では符合間干渉を回避するためナイキストフィルタ、ガウシャンフィルタなどの帯域制限を行うが、これらは必要に応じて送受分配が可能であり、一般的には等分配であるが分配比も任意に設定可能である。
【0009】
音声圧縮符号化器7、誤り訂正回線符号化器8、デジタル変調器9のデジタル処理に関しては、例えばトレリス符号化のような一体化処理による各処理機能の係数化による実現も可能である。デジタル変調信号s8は音声情報送信高周波回路10において所望の送信チャンネルの搬送波周波数への変換、所望帯域信号のみを伝送するための帯域制限、所要の送信出力まで増幅する処理とが実行され、音声情報送信出力信号s9として出力される。音声情報送信出力信号s9は、RF送受信信号切換器11を経由して、受信制御信号d4と識別された後アンテナ61Aを通し空中に電波として発射される。
【0010】
RF送受信信号切換器11の識別処理に関しては、例えば時分割多重双方向伝送であれはシステムコントローラ14からの移動局システム制御信号ctx14を用いてタイミング制御情報を基に音声情報送信出力信号s9と受信制御信号d4の時間的なタイミング制御、周波数多重双方向伝送であれば周波数的な回路結合、フィルタリングなどを行う。
【0011】
移動局1より発射された音声情報送信出力信号s9はアンテナ61Bに入力し、RF送受信信号切換器20で移動局1のRF送受信信号切換器11と同様な送受信識別処理を経たのち、音声情報受信高周波回路21によって適切なレベルまで増幅し所要チャンネルの帯域のみに制限された後、ベースバンド信号s13として出力される。音声情報受信高周波回路21の処理に関しては例えばダブルないしシングルスーパーへテロダイン方式などのように中間周波数を用い、ダイレクトコンバージョン方式のように中間周波数を用いずに、搬送波周波数で処理を実行するものである。
【0012】
ベースバンド信号s13は例えばIFサンプリング方式など中間周波数におけるA−D変換方式を採用して得ることもできる。ベースバンド信号s13はデジタル復調器22により復調され、デジタル復調信号s14を出力する。
【0013】
音声情報受信高周波回路21、デジタル復調器22の処理に関しては一般的にはスペースダイバシティを用いる場合が多くブランチ数に応じて音声情報受信高周波回路21、デジタル復調器22をそれぞれ複数個もちいて構成することができる。デジタル復調信号s14は誤り訂正回線符号復号回路23において付加情報を検出、解析された後、デインターリーブ・誤り訂正復号処理で誤り訂正および誤り検出され、誤り訂正復号信号s15として出力される。誤り訂正復号信号s15は音声圧縮復号化器24で圧縮信号から元のPCMデジタル信号s16を復元する。
【0014】
圧縮信号復号化器24はレート可変型とし、復元されたPCMデジタル信号s16は、D−A変換器25にてD−A変換器出力信号s17として出力される。D−A変換器出力信号s17はアナログ音声処理回路26において所望のレベルまで増幅され、アナログ音声出力端子27を経てアナログ音声信号s18として固定局2より出力される。なお、以下の説明において音声情報送信出力信号s9、音声情報受信入力信号s12の音声情報を双方向伝送における上り回線の情報とする。
【0015】
次に移動局1、固定局2それぞれのシステム制御処理について説明する。
【0016】
移動局1のシステムコントローラ14で移動局1のシステムは全て管理されている。具体的にはシステムコントローラ14はマイクロホン3〜モード切換SW18までの全ての回路に対して移動局システム制御信号ctx1〜14を用いて、動作に必要な全ての設定および管理、制御を行う。
【0017】
同様に、固定局2のシステムは、システムコントローラ30で全て管理されている。システムコントローラ30はアンテナ61B〜外部制御データ入出力部36までの全ての回路に対して固定局システム制御信号crx1〜16を用いて動作に必要な全ての設定および管理、制御を行う。
【0018】
図21は、従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0019】
上記一連の処理によって生成される双方向の伝送フレームを図21を用いて説明する。
【0020】
図21の伝送フレームは図20のデジタル変調器9に入力する伝送フレーム信号s7であり、移動局1から固定局2に伝送される主情報(以下、主情報の伝送回線を上り回線と記す)と固定局2から移動局1に伝送される副次情報(以下、副次情報に伝送回線を下り回線と記す)が時分割され伝送されるものである。No.1Pの上り回線の伝送フレーム、No.2Pの下り回線の伝送フレームはそれぞれクロック再生を行うためのプリアンブル信号UL−Pre、DL−Pre、フレーム同期を行うためのユニークワード信号UL−UW、DL−UWからなり、No.1Pの上り回線の伝送フレームは主情報UL−Dataと制御情報UL−Ctrlが、No.2Pの下り回線の伝送フレームは制御情報DL−Ctrlが付加される。
【0021】
移動局送信電力制御をオープンループ方式で実施する場合には、No.2Pの下り回線の伝送フレームの制御情報DL−Ctrlに受信レベル検出用のパイロット信号を付加する形で実施される。
【0022】
No.1Pの上り回線の伝送フレーム、No.2Pの下り回線の伝送フレームそれぞれにおける双方向用ガードビットULGuard、DLGuardは、バースト信号の周波数的な広がりを防ぐためのランプ処理や高周波回路、無線伝搬路における遅延時間を考慮したガードビットが挿入された形で構成される。またワイヤレスマイクシステムの特徴としてリアルタイム再生が要求されるため、時分割双方向フレームは1〜2ms程度ないしはそれ以下のフレーム長である。
【0023】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムは、下り回線の伝送フレームが上り回線の伝送フレームと同一の時間単位で構成されているため、リアルタイム再生を実現するための時間的に短い双方向フレームにおいて下り回線情報を伝送するために必要となる情報量が増加し、周波数利用効率を低下させてしまうという問題を有していた。
【0024】
また、オープンループ型の移動局送信電力制御を実施する場合に、個別の無変調パイロット信号を追加する必要があり、周波数利用効率が低下するという問題を有していた。
【0025】
さらに、下り回線情報の品質を確保するために誤り訂正、時間ダイバシティ、自動再送要求を実施する場合に、上り回線の制御情報を含めてフレーム当たりの情報量が増大し、周波数利用効率が低下するという問題を有していた。
【0026】
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたもので、上り回線と下り回線にそれぞれ要求される再生時間に応じて異なるフレーム長の時間概念を持ち、下り回線の情報を効率良く伝送することができる双方向伝送デジタルワイヤレスシステムを提供するものである。
【0027】
【課題を解決するための手段】
本発明の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムは、音声信号を含んだ主情報を移動局より前記固定局へ送信し、前記固定局から前記移動局へは該移動局への制御信号を含んだ副次情報を送信し、前記固定局と前記移動局の双方向伝送に前記主情報伝送時間と前記副次情報伝送時間とが異なる時分割多重方式を利用した非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムであって、前記制御信号は、前記移動局に対する機能および制御の情報カテゴリを示すとともに該カデゴリの種類によって可変長なインデックス情報と前記インデックス情報の状態を示す状態情報とを有し、前記インデックス情報が1の下り回線伝送フレーム長を超える場合には、複数の前記下り回線伝送フレームを利用して時分割伝送し、前記移動局と前記固定局とが前記インデックス情報のビット数および前記状態情報のビット数を規定するテーブルデータを有し、該テーブルデータを参照して前記副次情報を処理することとした。
【0028】
従って、主情報と副次情報で異なる時間概念を持つ時分割多重双方向フレームとし、周波数利用効率を高めることを可能とし、副次情報による新規機能追加、状態数の変更などを簡単に実現可能とした。
【0031】
また、前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を前記主情報の伝送フレームごとに重畳させることとした。
【0032】
従って、副次情報の情報量を削減し周波数利用効率を上げることを可能とした。
【0033】
また、前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を1つの伝送基本フレームに収まるように前記副次情報の伝送フレーム時分割して重畳させることとした。
【0034】
従って、副次情報の情報量を削減し周波数利用効率を上げることを可能とした。
【0035】
また、前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を現在の前記副次情報の伝送フレーム内の位置を示す情報を付加して前記主情報の伝送フレームごとに重畳させることとした。
【0036】
従って、副次情報の情報量を削減し周波数利用効率を上げたうえで副次情報の誤認識を防止することを可能とした。
【0037】
また、前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記副次情報が時間分割された伝送フレームごとに異なるフレーム同期用ユニークワード信号を前記固定局で送信電力制御用パイロット信号に重畳させることとした。
【0038】
従って、移動局で副次情報のフレーム同期を取ると共に、時分割フレームの再生時に隣接するフレーム間における副次情報の誤検出を防ぐことを可能とした。
【0039】
また、前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にクロック同期補足用プリアンブル信号を重畳させることとした。
【0040】
従って、主情報伝送フレームごとのクロック同期更新を行った上で副次情報の情報量を削減し、周波数利用効率を上げることを可能とした。
【0041】
また、前記副次情報に対して誤り訂正もしくは誤り検出符号化を行った上で時間ダイバシティによる多数決判定を行うこととした。
【0042】
従って、移動局で副次情報の誤認識を確実に排除することを可能とした。
【0043】
また、前記固定局で伝送フレームごとに前記副次情報の前記時間ダイバシティの回数を変化させ、可変長フレームを構成することとした。
【0044】
従って、下り回線の状況に応じ伝送品質確保を可能とした。
【0045】
また、前記主情報内に次回の前記副次情報の前記時間ダイバシティの回数情報を持たせ、前記移動局から前記固定局に伝送することとした。
【0046】
従って、移動局で検出した上り回線の無線伝播状況に応じた伝送品質を確保することを可能とした。
【0047】
また、前記副次情報の伝送フレームと同じ時間長に分散させて前記主情報内に次回の前記時間ダイバシティの回数情報を持たせ伝送することとした。
【0048】
従って、主情報フレームの単位時間当たりの情報量を最低限に抑えた上に無線伝播状況に応じた伝送品質を確保することを可能とした。
【0049】
また、前記時間ダイバシティの前記次回の回数情報に対して時間ダイバシティを実施することとした。
【0050】
従って、主情報フレームの単位時間当たりの情報量を最低限に抑えた上で無線伝播状況に応じた伝送品質を確保しつつ副次情報の時間ダイバシティの回数情報の誤伝達を防止することを可能とした。
【0051】
また、前記移動局で決定した現在の時間ダイバシティの送信回数と前記固定局の受信処理で検出した前回の前記時間ダイバシティの回数とより次回の時間ダイバシティの回数を決定することとした。
【0052】
従って、移動局と固定局間の時間ダイバシティの回数情報を共有化し、無線伝播状況に応じた下り回線の伝送品質確保を可能とした。
【0053】
さらに、前記主情報の無線送信電力制御を実施し、前記送信電力制御値に基づいて前記移動局と前記固定局間の距離を推定し、前記推定した距離に応じて次回時間ダイバシティの送信回数を決定することとした。
【0054】
従って、無線伝播状況に応じた伝送品質確保を可能とした。
【0055】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0056】
図1は、本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局1Aのブロック図を示す。図2は、本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局2Aのブロック図を示す。図3は、本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0057】
第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図1から図3を用いて説明する。
【0058】
図1、2に示す上り回線および下り回線の伝送処理は図20に記載の処理と同様である。
【0059】
まず、図2の固定局2Aのシステムコントローラ30Aにおける下り回線の副次情報d1の生成につい説明する。
【0060】
モード切換用SW33、状況表示部34、外部制御データ入出力部36の外部からの固定局システム制御信号crx2、3は外部ブロックIF部56Aを経由して固定局システム制御信号crx17としてシステム状況管理部55に入力し、固定局システム制御信号crx15は外部ブロックIF部56Cを経由して固定局システム制御信号crx16としてシステム状況管理部55に入力し、上り回線の各処理を行うRF送受信信号切換器20〜アナログ音声処理回路26と、下り回線の各処理を行う制御情報送信高周波回路28、変調器29とからの固定局システム制御信号crx4、5、7〜14とは外部ブロックIF部56Bを経由して固定局システム制御信号crx15としてシステム状態管理部55に入力する。クロック生成部52で生成されるシステム基準クロックd15に基づいて上り回線タイミング管理部53では上り回線情報の伝送フレームのタイミング管理を実施し、上り回線の伝送フレームのタイミング情報d16を出力する。
【0061】
上り回線タイミング管理部53より出力される上り回線の伝送フレームのタイミング情報d16およびシステム基準クロックd15を基に下り回線タイミング管理部54で下り回線の伝送フレームのタイミング管理を行い下り回線の伝送フレームタイミング情報d17を出力する。固定局システム制御信号crx15、16、17は、システム状態管理部55で下り回線で伝送する必要性、優先順位、緊急度などが定義付けられた上で、下り回線の伝送フレームタイミング情報d17の1フレームタイミングに1つの情報のみが選択され、下り回線の伝送フレームタイミング情報d17のタイミングにのっとった形で無線情報に必要な同期情報を挿入したのち下り回線の基本情報d19として下り回線情報生成部51に出力される。
【0062】
下り回線情報生成部51より出力される下り回線の副次情報d1のフレーム構成は、図3のNo.3の下り回線の副次情報伝送フレームに示す。ここで、DL−Preは下り回線のクロック同期用プリアンブル信号、DL−UWは下り回線のフレーム同期用ユニークワード信号、DL−Ctrlは下り回線で送信する制御情報である。No.2の下り回線の伝送フレームを出力する下り回線情報生成部51では上り回線タイミング管理部53、および下り回線タイミング管理部54のタイミングに従い、上り回線のフレームn個分に時分割し上り回線のガードビットを挿入した上で下り回線の時分割情報として出力する。
【0063】
下り回線の副次情報d1の伝送フレームは図3のNo.2の下り回線の伝送フレームの体裁で出力される。ここでULGuardは上り回線の送信用ガードビット、DLInfoは時分割された下り回線情報であり(1)、(2)、(n)はフレームの時間的な順番を示す。No.2の下り回線の伝送フレームとNo.3の下り回線の副次情報伝送フレームとの関係は図3に示す通りである。また上り回線の伝送フレームは図3のNo.1の上り回線の伝送フレームに示す内容であり、上り回線のクロック同期用プリアンブル信号UL−Pre、上り回線のフレーム同期用ユニークワード信号UL−UW、上り回線の主情報UL−DATA、上り回線の制御情報UL−Ctrl、下り回線の送信用ガードビットDLGuardより構成されており、下り回線の副次情報d1は変調器29、制御情報送信高周波回路28、RF送受信信号切換器20を経由して電波としてアンテナ61Bより送信される。
【0064】
次に、図1を用いて移動局1Aにおける下り回線の受信処理につき説明する。
【0065】
図20での説明と同様に復調器13より出力される受信制御信号d6を伝送フレームとクロックの同期検出部40でそれぞれ同期補足し、下り回線のタイミング情報d7を出力する。下り回線のタイミング情報d7を基に下り回線タイミング管理部42において下り回線の再生タイミング情報d9を生成し出力する。下り回線の再生タイミング情報d9により下り回線タイミング管理部43では上り回線のタイミング情報d10、d13を出力する。同時に下り回線のタイミング情報d7を下り回線情報検出部41で復号し下り回線の副次情報d12を出力する。下り回線の副次情報d12、上り回線のタイミング情報d13はシステム状態管理部44から外部ブロックIF部45A、45B、45Cを通じて各移動局ブロックに対して制御を行い下り回線で送られてきた情報の機能を実現する。
【0066】
なお、図3に記載した上り回線の伝送フレーム長に関しては情報のリアルタイム再生を実現する必要があるため、1〜2ms程度ないしはそれ以下の伝送フレーム長である。これに対して下り回線は人間が目視などで確認するモードや機能の実現であるため、0.5sから1s程度の動作実現で充分であるため、上り回線の伝送フレームにおける情報量を削減し周波数利用効率を高めるためには下り回線の時分割フレームは有効な手段である。
【0067】
図4は、本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局1Bのブロック図を示す。図5は、本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局2Bのブロック図を示す。図6は、本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0068】
第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図4から図6を用いて説明する。
【0069】
図4、5に示す基本的な処理は図1、2とほぼ同様だが、移動局1B、固定局2BにDL−Index参照テーブル19、57を備え、下り回線情報生成部51、下り回線情報検出部41でDL−Index参照テーブル19、57を参照することで下り回線の副次情報d1、d12を生成、復号する。
【0070】
下り回線情報生成部51より出力される下り回線の副次情報d1は、図6のNo.3の下り回線の副次情報伝送フレームに示すフレーム構成であり、下り回線のクロック同期用プリアンブル信号DL−Pre、下り回線のフレーム同期用ユニークワード信号DL−UW、下り回線の副次情報の機能や制御の情報カテゴリを示すインデックス情報DL−Index、下り回線の副次情報の状態を示す状態情報UL−Stateから構成されている。
【0071】
図6のNo.4の下り回線の副次情報伝送フレームにおける参照テーブル構成表に示すように、インデックス情報DL−Indexのビット数は任意の整数nとし、状態情報DL−Stateのbit数はインデックス情報DL−Indexごとに任意の整数を持つ。これらの情報はインデックス情報DL−Index、状態情報DL−Stateの情報が示す機能、状態と共に図4、5のDL−Index参照テーブル19、57にそれぞれ保持される。またDL−Index参照テーブル19、57を書き換え可能なメモリーとして実現することで、将来的な機能の追加、状態数の追加に対応することが可能である。
【0072】
図7は、本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局1Cのブロック図を示す。図8は、本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局2Cのブロック図を示す。図9は、本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0073】
第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図7から図9を用いて説明する。
【0074】
図7、図8に示す基本的な処理は図4、5とほぼ同様だが、固定局2Cに関しては下り回線ユニークワード生成部58を保有し、下り回線ユニークワード生成部58より出力される下り回線のユニークワード信号d20を下り回線情報生成部51にて、図9に示す下り回線の送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1〜n)に重畳する。下り回線のユニークワード信号d20は、図9のNo.5の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームに示すように、下り回線のdシンボル単位で0もしくは1を表す情報を構成する。下り回線のdシンボル分の情報eで下り回線のユニークワードを構成することで低速化を図り、オープンループ型送信電力制御における受信電力制御用パイロット信号に下り回線のユニークワード情報を重畳する。ここでd、eは任意の整数である。
【0075】
移動局1Cに関しては上り回線の送信電力制御のために受信電界レベル検出部46を備え、制御情報受信高周波回路12より出力される下り回線の受信RSSI信号d15より受信電界レベルd16を算出し、システム状態管理部44を経由して音声情報送信高周波回路10に移動局システム制御信号ctx13を出力し上り回線の送信電力制御を行う。
【0076】
さらに、伝送フレームとクロックの同期検出部40において上り回線の送信電力制御用パイロット信号TPCPilotより下り回線のフレーム同期補足を行い下り回線の副次情報d12を復号する。
【0077】
図10は、本発明の第4の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0078】
第4の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図10および図7と図8とを用いて説明する。
【0079】
移動局と固定局の処理は本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同様であるが、図8の下り回線ユニークワード生成部58において下り回線のdシンボル単位で0もしくは1を表す情報を構成する。下り回線のdシンボル分の情報eで下り回線のユニークワードを構成することで低速化を図った上で、図10のNo.6の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームに示すように、uw1〜uw(e)までの情報を送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)に対し任意の整数nに時分割し、上り回線の送信電力制御用パイロット信号として送信する。この送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)は図7の伝送フレームとクロックの同期検出部40でフレーム同期を取った後、受信電界レベル検出部46で下り回線の受信電界レベルd16として算出され、システム状態管理部44を経由して音声情報送信高周波回路10にて上り回線の送信電力制御が実施される。
【0080】
図11は、本発明の第5の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0081】
第5の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図11および図7と図8とを用いて説明する。
【0082】
移動局と固定局の処理は本発明の第4の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同様であるが、図8の下り回線ユニークワード生成部58において図11のNo.7の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームに示すように下り回線のdシンボル単位で0、1、・・・、nという下り回線フレームの時分割された順番を表す情報を構成する。下り回線のdシンボル分の情報eで下り回線のユニークワードを構成することで低速化を図った上で、図10のNo.6の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームに示すようにuw1〜uw(e)までの情報を送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)に対し任意の整数nに時分割し、上り回線の送信電力制御用パイロット信号として送信する。この送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)は図7の伝送フレームとクロックの同期検出部40でフレーム同期を取った後、受信電界レベル検出部46で下り回線の受信電界レベルd16として算出され、システム状態管理部44を経由して音声情報送信高周波回路10にて上り回線の送信電力制御が実施される。
【0083】
図12は、本発明の第6の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0084】
第6の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図12および図7と図8とを用いて説明する。
【0085】
移動局と固定局の処理は本発明の第4の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同様であるが、図8の下り回線のユニークワード生成部58において図12の8aの伝送フレ−ム(a)の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームと、8bの伝送フレ−ム(a+1)の下り回線の伝送フレーム同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームとに示すように伝送フレーム(a)と伝送フレーム(a+1)という隣接する下り回線の伝送フレーム単位でuw1〜uw(e)、uw(e+1)〜uw(2e)という異なるユニークワードを構成する。下り回線のdシンボル分の情報eで下り回線のユニークワードを構成することで低速化を図った上で、上り回線の送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)として送信する。この送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)は図7の伝送フレームとクロックの同期検出部40でフレーム同期を取った後、受信電界レベル検出部46で下り回線の受信電界レベルd16として算出され、システム状態管理部44を経由して音声情報送信高周波回路10にて上り回線の送信電力制御が実施される。
【0086】
図13は、本発明の第7の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0087】
第7の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図13および図7と図8とを用いて説明する。
【0088】
移動局と固定局の処理は本発明の第6の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムと基本的に同じであるが、図8の下り回線のユニークワード生成部58において図13のNo.9の下り回線のクロック同期信号重畳型送信電力制御用パイロット信号の伝送フレームに示すように下り回線のクロック同期のためのプリアンブル信号を構成する。図13はn値PSKにおける象限判定、ゼロクロス型検出を行うためのプリアンブル信号の例であるが、Pre1、Pre2という位相平面上で180度位相の異なる下り回線の2シンボルの情報でプリアンブルの1wordを構成し、さらにdwordで上り回線の1フレーム分の下り回線用プリアンブルを構成する。このプリアンブルを図8の下り回線ユニークワード生成部58で下り回線の送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)に重畳して送信する。この送信電力制御用パイロット信号TPCPilot(1)〜(n)は図7の伝送フレームとクロックの同期検出部40でフレーム同期を取った後、受信電界レベル検出部46で下り回線の受信電界レベルd16として算出され、システム状態管理部44を経由して音声情報送信高周波回路10にて上り回線の送信電力制御が実施される。
【0089】
なお、図13のNo.3の下り回線の副次情報伝送フレームでは時分割送信される下り回線の制御情報はDL−Ctrlとなっているが、ここにユニークワード信号DL−UWを挿入することも可能であり、また送信電力制御用パイロット信号TPCPilotにプリアンブルと共に重畳することも可能である。
【0090】
図14は、本発明の第8の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0091】
第8の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図14および図7と図8とを用いて説明する。
【0092】
移動局と固定局の処理は本発明の第7の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムと基本的に同じであるが、図8の下り回線情報生成部51において下り回線の基本情報d19に対して誤り訂正もしくは誤り検出符号化を行い、さらに図14のNo.10の時間ダイバシティ(f回)の伝送フレームに示すように誤り訂正符号化情報を予め定められた整数のf回で時間ダイバシティを実施する。さらに下り回線の1フレーム分に相当する上り回線のnフレームに時間ダイバシティ後の下り回線情報を時分割しDLData(1)〜(n)として送信する。このDLData(1)〜(n)に対して図7の下り回線情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理と誤り訂正復号、誤り検出処理を行うが、検出した時間ダイバシティの回数が予め定められた整数のf回で、かつ誤り訂正復号処理、誤り検出処理で符号誤りが完全にないと認識された場合のみ下り回線の副次情報d12が検出され、システム状態管理部44を経由して移動局1Cの全てのブロックに対して、機能に応じて制御が実施される。
【0093】
図15は、本発明の第9の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0094】
第9の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図15および図7と図8とを用いて説明する。
【0095】
移動局と固定局の処理は本発明の第8の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムと基本的に同じであるが、図8の下り回線情報生成部51において下り回線の基本情報d19に対して、図15のNo.10aの時間ダイバシティ(g回)の伝送フレームと、No.10bの時間ダイバシティ(h回)の伝送フレームに示すように、下り回線の伝送フレーム毎に固定局2Cで設定された回数で時間ダイバシティを実施する。さらに下り回線の1フレーム分に相当する上り回線のnフレームに時間ダイバシティ後の下り回線情報を時分割しDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)として送信する。このDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)に対して図7の下り回線の情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理と誤り訂正復号、誤り検出処理を行い下り回線の副次情報d12が検出され、システム状態管理部44を経由して移動局1Cの全てのブロックに対して、機能に応じて制御が実施される。
【0096】
図16は、本発明の第10の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0097】
本発明の第10の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図16および図7と図8とを用いて説明する。
【0098】
移動局と固定局の処理は本発明の第9の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムと基本的に同じであるが、図7のシステム状態管理部44より外部ブロックIF部45Bを経由して誤り訂正回線符号化器8に対して指示される図16のNo.11の下り回線の次回送信ダイバシティ回数に示すh回に基づき、図16の制御情報UL−Ctrl(1)のように上り回線の付加情報として上り回線より送信される。
【0099】
固定局2Cでは図8の誤り訂正回線符号化復号器23において制御情報UL−Ctrl(1)〜(n)を復号し、検出した時間ダイバシティの回数hに基づき次回の下り回線の伝送フレームで回数hの時間ダイバシティを実施する。さらに下り回線情報生成部51において回数hの時間ダイバシティが実施され、下り回線の1フレーム分に相当する上り回線のnフレームに回数hの時間ダイバシティ後の下り回線情報を時分割しDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)として送信する。このDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)に対して図7の下り回線情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理を行い下り回線の副次情報d12が検出され、システム状態管理部44を経由して移動局1Cの全てのブロックに対して、機能に応じて制御が実施される。
【0100】
第11の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図16および図7と図8とを用いて説明する。
【0101】
移動局と固定局の処理は本発明の第9の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同じであるが、図7のシステム状態管理部44より外部ブロックIF部45Bを経由して誤り訂正回線符号化器8に対して指示される図16のNo.11の下り回線の次回送信ダイバシティ回数に示す回数hに基づき、図16の制御情報UL−Ctrl(1)〜(n)のように時分割された形で上り回線の付加情報として上り回線より送信される。
【0102】
固定局2Cでは図8の誤り訂正回線符号化復号器23において制御情報UL−Ctrl(1)〜(n)を復号し、検出した時間ダイバシティの回数hに基づき次回の下り回線の伝送フレームで回数hの時間ダイバシティを実施する。さらに下り回線情報生成部51において回数hの時間ダイバシティが実施され、下り回線の1フレーム分に相当する上り回線nフレームに回数hの時間ダイバシティ後の下り回線情報を時分割しDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)として送信する。このDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)に対して図7の下り回線情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理を行い下り回線の副次情報d12が検出され、システム状態管理部44を経由して移動局1Cの全てのブロックに対して、機能に応じて制御が実施される。
【0103】
図17は、本発明の第12の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図を示す。
【0104】
第12の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図17および図7と図8とを用いて説明する。
【0105】
移動局と固定局の処理は本発明の第11の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同じであるが、図7のシステム状態管理部44より外部ブロックIF部45Bを経由して誤り訂正回線符号化器8に対して指示される図17のNo.11の下り回線の次回送信ダイバシティ回数に示すh回に対して予め定められたj回の時間ダイバシティを実施し、さらに図17の制御情報UL−Ctrl(1)〜(n)のように時分割された形で上り回線の付加情報として上り回線より送信される。
【0106】
固定局2Cでは図8の誤り訂正回線符号化復号器23において時間ダイバシティ受信処理を行った後、制御情報UL−Ctrl(1)〜(n)を復号し、検出した時間ダイバシティの回数hに基づき次回の下り回線の伝送フレームで回数hの時間ダイバシティを実施する。さらに下り回線情報生成部51において回数hの時間ダイバシティが実施され、下り回線の1フレーム分に相当する上り回線nフレームに回数hの時間ダイバシティ後の下り回線の情報を時分割しDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)として送信する。このDLData(1)〜(n)、DLData(n+1)〜(2n)に対して図7の下り回線情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理を行い下り回線の副次情報d12が検出され、システム状態管理部44を経由して移動局1Cの全てのブロックに対して、機能に応じて制御が実施される。
【0107】
図18は、本発明の第13の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムのフローチャートの図を示す。
【0108】
第13の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図18および図7と図8とを用いて説明する。
【0109】
移動局と固定局の処理は本発明の第11の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同じであるが、図7の移動局1Cの下り回線情報検出部41で時間ダイバシティ受信処理を行うときに、図18に示すフローチャートに従って次回の時間ダイバシティの回数を決定する。ここで決定された時間ダイバシティの回数情報を図7の誤り訂正回線符号化器8において上り回線の付加情報として送信し、図8の誤り訂正回線符号化復号器23において固定局2Cで下り回線時間ダイバシティの回数を検出した後に、下り回線情報生成部51において検出された回数に基づいて下り回線情報に対する時間ダイバシティを実施する。
【0110】
図19は、本発明の第14の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局1Dのブロック図を示す。
【0111】
第14の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにつき図19および図8を用いて説明する。
【0112】
移動局と固定局の処理は本発明の第11の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムとほぼ同じであるが、図19の移動局1Dの受信電界レベル検出部46において検出した受信電界レベルd16を基にシステム状態管理部44で移動局1Dと固定局間2Dとの距離を導出し、その距離に応じて、例えば比較的距離が遠い場合は時間ダイバシティの回数を増やし、距離が近い場合は時間ダイバシティの回数を減らし、これらの回数情報を誤り訂正回線符号化器8に対して指示し、上り回線の付加情報として図8に示す固定局2Cに送信する。この時間ダイバシティ情報を基に、次回伝送フレームにおいて固定局2Cで検出した回数の時間ダイバシティを実施する。
【0113】
【発明の効果】
以上のように本発明は、主情報のリアルタイム再生を実現するために採用される時間的に短い双方向伝送フレームにおいて下り回線の情報を時分割かつ情報を高効率で符号化することによって、双方向で伝送する情報の再生時間を満足しつつ伝送品質周波数利用効率を高めることができる。
【0114】
これらにより、安定した通信品質が確保した上でより多くの機能性とリアルタイム再生能力を持つデジタルワイヤレスシステムの多チャンネル運用が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局のブロック図
【図2】本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局のブロック図
【図3】本発明の第1の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図4】本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局のブロック図
【図5】本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局のブロック図
【図6】本発明の第2の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図7】本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局のブロック図
【図8】本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける固定局のブロック図
【図9】本発明の第3の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図10】本発明の第4の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図11】本発明の第5の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図12】本発明の第6の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図13】本発明の第7の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図14】本発明の第8の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図15】本発明の第9の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図16】本発明の第10の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図17】本発明の第12の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【図18】本発明の第13の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムのフローチャートの図
【図19】本発明の第14の実施形態の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムにおける移動局のブロック図
【図20】時分割多重双方向方式を実施する従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムのブロック図
【図21】従来の双方向伝送デジタルワイヤレスシステムにおける伝送フレームのブロック図
【符号の説明】
1、1A、1B、1C、1D 移動局
2、2A、2B、2C、2D 固定局
3 マイクロホン
4 アナログ音声処理回路
5 A−D変換器
6 ノイズキャンセラ
7 音声圧縮符号化器
8 誤り訂正回線符号化器
9 デジタル変調器
10 音声情報送信高周波回路
11 RF送受信信号切換器
12 制御情報受信高周波回路
13 復調器
14、14A、14B、14C、14D システムコントローラ
17 状態表示部
18 モード切換SW
20 RF送受信信号切換器
21 音声情報受信高周波回路
22 デジタル復調器
23 誤り訂正回線符号化復号器
24 音声圧縮復号器
25 D−A変換器
26 アナログ音声処理回路
27 アナログ音声出力端子
28 制御情報送信高周波回路
29 変調器
30、30A、30B、30C システムコントローラ
33 モード切換用SW
34 状態表示部
35 デジタル音声情報出力部
36 外部制御データ入出力部
61A、61B アンテナ
s1 アナログ音声信号
s2 マイク出力信号
s3 アナログ音声出力
s4 PCMデジタル信号
s5 ノイズキャンセラ出力
s6 音声圧縮信号
s7 伝送フレーム信号
s8 デジタル変調信号
s9 音声情報送信出力信号
s12 音声情報受信入力信号
s13 ベースバンド信号
s14 デジタル復調信号
s15 誤り訂正復号信号
s16 PCMデジタル信号
s17 D−A変換器出力信号
s18 アナログ音声信号
ctx1〜14 移動局システム制御信号
crx1〜16 固定局システム制御信号

Claims (13)

  1. 音声信号を含んだ主情報を移動局より前記固定局へ送信し、前記固定局から前記移動局へは移動局への制御信号を含んだ副次情報を送信し、前記固定局と前記移動局の双方向伝送に前記主情報伝送時間と前記副次情報伝送時間とが異なる時分割多重方式を利用した非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステムであって、
    前記制御信号は、前記移動局に対する機能および制御の情報カテゴリを示すとともに該カデゴリの種類によって可変長なインデックス情報と前記インデックス情報の状態を示す状態情報とを有し、
    前記インデックス情報が1の下り回線伝送フレーム長を超える場合には、複数の前記下り回線伝送フレームを利用して時分割伝送し
    前記移動局と前記固定局と前記インデックス情報のビット数および前記状態情報のビット数を規定するテーブルデータを有しテーブルデータを参照して前記副次情報を処理することを特徴とする非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  2. 前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を前記主情報の伝送フレームごとに重畳させることを特徴とする請求項1に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  3. 前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を1つの伝送基本フレームに収まるように前記副次情報の伝送フレーム時分割して重畳させることを特徴とする請求項1に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  4. 前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にフレーム同期補足用ユニークワード信号を現在の前記副次情報の伝送フレーム内の位置を示す情報を付加して前記主情報の伝送フレームごとに重畳させることを特徴とする請求項1に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  5. 前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記副次情報が時間分割された伝送フレームごとに異なるフレーム同期用ユニークワード信号を前記固定局で送信電力制御用パイロット信号に重畳させることを特徴とする請求項1に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  6. 前記主情報のオープンループ型の無線送信電力制御を実施するときに、前記固定局で送信電力制御用パイロット信号にクロック同期補足用プリアンブル信号を重畳させることを特徴とする請求項1に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  7. 前記副次情報に対して誤り訂正もしくは誤り検出符号化を行った上で時間ダイバシティによる多数決判定を行うことを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  8. 前記固定局で伝送フレームごとに前記副次情報の前記時間ダイバシティの回数を変化させ、可変長フレームを構成することを特徴とする請求項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  9. 前記主情報内に次回の前記副次情報の前記時間ダイバシティの回数情報を持たせ、前記移動局から前記固定局に伝送することを特徴とする請求項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  10. 前記副次情報の伝送フレームと同じ時間長に分散させて前記主情報内に次回の前記時間ダイバシティの回数情報を持たせ伝送することを特徴とする請求項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  11. 前記時間ダイバシティの前記次回の回数情報に対して時間ダイバシティを実施することを特徴とする請求項または10に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  12. 前記移動局で決定した現在の時間ダイバシティの送信回数と前記固定局の受信処理で検出した前回の前記時間ダイバシティの回数とより次回の時間ダイバシティの回数を決定することを特徴とする請求項から11のいずれか1項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
  13. 前記主情報の無線送信電力制御を実施し、前記送信電力制御値に基づいて前記移動局と前記固定局間の距離を推定し、前記推定した距離に応じて次回時間ダイバシティの送信回数を決定することを特徴とする請求項から12のいずれか1項に記載の非対称型フレーム双方向デジタルワイヤレスシステム。
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