JP2001506811A - テールバイティングコードの復号技術 - Google Patents

テールバイティングコードの復号技術

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Abstract

(57)【要約】 符号化ディジタルデータを復号する方法。デコーダは複製デコーディングトレリスを生成し、複製トレリスを用いてDmax回のデコーディングを行なう。各デコーディングパスはそれぞれδずつオフセットされた状態で実行される。各パスの結果は記憶され、以前の結果と比較することにより、最終出力情報が生成される。

Description

【発明の詳細な説明】 テールバイティングコードの復号技術 発明の分野 本発明は符号化ディジタル情報の復号、特にテールバイティングコードで変調 されたディジタル情報を復号する技術に関するものである。 発明の背景 地上セルラーシステムの移動電話は出力よりも同一チャンネル干渉(遠隔セル において同一搬送周波数を使用する他の電話からの干渉)によって大きな影響を 受ける。したがって、ビット当りの所要送信エネルギーの減衰が0.5あるいは 1dB程度あっても音声(またはデータ)の品質に顕著な低下は現れない。基地 局から電話への送信電力、また電話から基地局への送信電力を増強することは可 能である。したがって、地上システムはエラー制御コーディングで生じる総合損 失を比較的容易に吸収することができる。 一方、移動衛星通信システムは電力消費に厳しい制約が伴い、ビット当りの所 要送信エネルギーの節約が大いに望まれる。GSMはディジタル通話送信用とし て現在最も普及している無線セルラー電話規格である。この規格は静止円軌道衛 星無線通信と共に、通常の地上セルラー網にも採用されている。GSM互換移動 衛星システムの性能を維持しつつ、エラー制御コーディングの費用を減らすこと が望ましい。 背景を通して、以下にGSMの原理について簡単に説明する。 典型的なGSMスーパーフレーム構造は図1Aに示すように4×26フレーム で構成される。図1Aの各列には26個のTDMAフレームが含まれる。各列の フレーム1〜12、14〜25はそれぞれ8個のトラフィックタイムスロットを 持っている。TDMAフレーム13(アイドルフレーム)は送信用としては使用 されないが、移動受信機が隣接基地局からブロードキャスト制御チャンネル(B CCH)信号バーストを受信して、それを復号するために使用する。GSMでは 、隣接基地間の同期は不要であるため、隣接基地間のタイムオフセットとは無関 係 に移動機がBCCHを捕捉することが、アイドルフレームによって保証される。 スーパーフレーム構造の26番フレーム(図1Aの最終列)はそれぞれ、SA CCH(低速適応制御チャンネル)情報を含んでいる。各SACCHメッセージ は各スーパーフレームの4つのSACCHバースト上にインターリーブされる。 各SACCHフレームには8個のタイムスロット(各フレームの1トラフィック スロットに対して1個)が含まれ、それにより、1移動リンクに対して1個の固 有SACCHチャンネルが得られる。 各移動機は各フレーム(チャンネル)に含まれる8タイムスロットの内の1つ に割り当てられる。移動機用ディジタル符号化音声データフレームは連続する8 フレーム上でインターリーブされ、各フレームにおいて同一タイムスロットを維 持する。遅延を減少させるため、ブロックダイアゴナルインターリービングを使 用することが可能である。最初の4タイムスロット(各8フレームインターリー ブパターンの中で)がそれぞれ、現在の通話フレーム内ビットの半数と、前回の 通話フレーム内ビットの半数とで形成される。 通話フレームは通話デコーダによって例えば20mS間隔で形成される。これ は、通話符号化率13Kbpsの場合、1つの20mS通話フレーム当り260 ビットに相当する。通話ビットは456ビットに符号化される。GSMの場合、 この456ビットが57ビットずつの8グループに分割される。1通話フレーム の57ビットは別の通話フレームの57ビットとインターリーブされる(前述の ブロックダイアゴナルインターリービングと同様)。この114ビットに26ビ ット同期語を1つ、1ビットFACCH(高速適応制御チャンネル)を2つ、3 個単位のテールビット(変調用)を2組、アップダウンランピング/ガード・タ イム用として8.25ビットを加えて、156.25ビットのTDMAスロット (577μS)が形成される。これらのビットはビットレート270.833K B/s(=13MHz)で送信される。 各GSMバーストの典型的なフォーマットを図1Bに示す。各バースト間に8 .25ビットのガード/アップダウンランピング・タイムが設けられている。隣 接バースト間でアップダウンランピングのインターリーブを行なうことが可能で あるが、必ずしも必要ではない。アップリンク(移動)通信におけるアップダウ ン ランピングは、基地局で受信した相異なる移動通信バースト間にタイムアライメ ントエラー用の4ビット周期マージンを残して、通常4.25ビット周期である 。この動作を行なうため、移動機の送信タイミングを先行または遅延させるSA CCH命令が基地局から送信される。GSMシステムにおける基地局の送信タイ ミングは固定されているので、原則としてアップダウンランピング用の8.25 ビット周期全体が利用される。 3t(テール)ビットは、チャンネルおよび変調フィルタのインパルス応答を バースト期間内で終了させるに使用される。エンドビットのテールの受信は、バ ーストのエンドビットと中間ビットが同じエラー確率で復調されることを保証す るために重要である。 同期語の両側には、前回または現在の20mS通話フレームが通話情報または FACCH制御情報を含んでいるか否かを示すフラグビット(1f+1f)が付 加される。完全な20mS通話フレームは通常、そのフレームが通話、FACC Hのいずれであるかを多数決で決定するために合計8個の関連フラグビットを含 んでいる。 26ビット同期語を使用すれば、複合チャンネルインパルス応答の記号分離5 タップモデル(送受信フィルタおよび物理チャンネルを含む)の係数を22の方 程式を使って求めることができる。したがって、各バーストは追加情報なしで前 回バーストから復調することができる。周波数ホッピングを考慮して、GSMで は前後2バーストの各5チャンネル間の相関を無視する。577μSの短バース ト長の場合は、チャンネルタップが全バースト範囲で定常的、すなわち中央の同 期語から決定された各タップの位相および振幅が900MHzで時速50kmあ るいは2GHzで時速100kmのバースト両端でも有効であると考えてよい。 フルレートGSMフレームは同一搬送波上で多重化された上記フォーマットの 8つのトラフィックバーストで形成される。あるいは、ブロードキャスト制御チ ャンネル(BCCH)に各フレームの第1スロット(1セル当り1固定搬送波の み)を付けることもできる。BCCHスロットは周波数ホッピングを伴わないが 、トラフィックを含むフレーム内の他のスロットは周波数ホッピングの可能性が ある。したがって、BCCHのような同一搬送波上のトラフィックスロットには 、 移動機からのデータをフレーム単位で挿入することができる。BCCH搬送波は 、トラフィックスロットが有効トラフィックを含むか否かを問わず、全タイムス ロット中において最大パワーに保たれる。トラフィックスロットはアイドル中の 場合、ダミートラフィックで埋められる。これにより、移動機は電源投入時にB CCHを検出することができる。 電源投入時にBCCHを検出すると、移動機の網同期を支援する機能がBCC Hスロットフォーマットに含まれている。連続フレームのBCCHスロットは反 復51フレームパターンを形成する。このフレームの各スロットは規定された目 的を持っている。51スロット中の2つには「非変調バースト」であるFCH( 周波数訂正バースト)が含まれる。具体的には、FCHバーストは交互ビットパ ターン「1010…」であって、これはGSM変調後、搬送波周波数から1/4 ビットレート(すなわちFSK用語でいう連続MARK記号)だけオフセットし た単一スペクトル線を生成する。これは移動機の狭帯域フィルタで検出され、1 0〜15dBのS/N比改善が得られるため、確実な瞬時検出およびBCCHス ロット構成との粗同期を可能にする。同期チャンネル(SCH)バーストはFC Hとは別の一定数のスロットであるから、移動機はFCHバースト検出の後、直 ちにSCHバーストを検出することができる。SCHバーストには、拡張同期語 に加えて基地局および網のIDが含まれる。SCHバーストとの相関を求めるこ とにより、ビットレベルまでの微細同期が得られる。多重チャンネルタップ復調 器を使用する場合、ビットレベル以下の同期は不要である。 51BCCHフレームの周期は104フレーム(4×26)のトラフィックチ ャンネルスーパーフレーム周期との関連で重要である。51フレーム周期の場合 、BCCHスロットが51×52TDMAフレームにずれ込み、FCH(同様に SCHも)がアイドル(IDLE)フレームに現れることが保証される。その結 果、トラフィックスーパーフレームと通話中の移動機がアイドルフレームのみで 隣接基地局をスキャンして、ゆっくり通常の同期手順に入ることができる。在圏 基地局と隣接基地局の間のタイミングオフセットは、以後のスキャニングおよび その結果としてのハンドオーバーを迅速に行なうために記憶される。また、51 ×52拡張フレームパターン長は、暗号化プロセスで用いられるフレーム番号付 与ス キームを定義するために、その他のブロードキャスト情報と共に利用される。 衛星通信の場合、基本的なスーパーフレームフォーマットはGSM「ハーフレ ート」フォーマットと同様であって、特定の移動機はTDMAフレーム(8スロ ット)を1つおきにしか使用せず、2倍長(9.23mS)の16スロットフレ ームを効果的に使用する。これをフルレート衛星モードと呼ぶ。ハーフレート衛 星モードはTDMAフレーム(8スロット)を3つおきに使用して、32スロッ ト長フレーム(18.46ms)を効果的に使用する。 32スロットモード、16スロットモードのいずれを使用するかは、トラフィ ック分布およびチャンネル状態に依存する。 フルフレート衛星モード用スーパーフレーム構造を図2Aに示す。図2Aにお いて、最初の12フレームF1〜F12には、それぞれ16のトラフィックスロ ットが含まれ、13番フレームには16のSACCHスロットが含まれる。各S ACCHスロットは対応のトラフィックスロットと関連づけられる。各トラフィ ックスロットごとに1つのSACCHを確保するため、SACCHフレームはア イドルフレームと結合して16スロットSACCHフレームにすることが可能で ある。 SACCHメッセージはGSMの場合と同様に、4つの連続SACCHフレー ム上にインターリーブすることができる。20ms通話データはダイアゴナルイ ンターリービングによって4フレームのみに対して(同一インターリーブ遅延で )インターリーブすることが可能である。あるいは、40ms通話データをダイ アゴナルに8つのトラフィックフレームに対してインターリーブしてもよい。 衛星通信システムには消費電力およびバンド幅に関する厳しい制約があって、 ディジタルセルラーと比較して1/2〜1/3のビットレートで音声コーディン グを行なう必要がある。一方、同一チャンネル干渉よりもノイズに関する制約を 受けやすい環境では、地上セルラーシステムよりも厳しいエラー訂正コーディン グが必要であり、送信ビットレートが増加する。したがって、衛星通信システム 用の16スロットフォーマットでは通常、地上セルラーシステムに比べて1ユー ザ当りの送信ビットのスケーリングが正確に行なわれる。 しかし、特定の衛星システムが電力あるいはバンド幅、ノイズ、自己干渉に関 する制約を持つことがある。それはシステムによって異なり、また同一システム においてもセルによって異なる。したがって、1ユーザ当りの送信ビットレート を半分にした32スロットモードを規定することが可能である。このモードは1 6スロットモードと同じ通話コーディングを採用するが、エラー訂正コーディン グを半分にするか、あるいはそれ以下のエラー訂正コーディングレートまたは情 報レートを使用する。ここで説明の便宜上、32スロットモードは同一の通話コ ーディングレートと同一のエラー訂正コーディングを採用するものとする。また 、スロットおよびスーパフレーム構造も図IAの16スロット構造と同一である が、フレームの送信は1つおきと仮定する。未使用のフレームは他のユーザに割 り当てることが可能であるので、周辺セルからの同一チャンネル干渉に関する制 約のないセルにおいてバンド幅を2倍に拡張することができる。 この例で採用されたコーディングおよびインターリービングは16スロットま たは32スロットフォーマットを移動機または地上受信機に対して完全にトラン スペアレントにするので、モード切り換え前にレイヤー3で複雑なメッセージ交 換を介して行なわれる通知が不要になる。 通話は4kB/secに符号化され、エラー訂正は同性能の2つの2/3コー ドから成るレート1/3コードを用いて符号化される。レート2/3で符号化さ れた情報ストリーム(6kB/sec)の一方は偶数フレームで送信され(状況 によって送信されないこともある)、他方のレート2/3で符号化された同一情 報を搬送する他方のストリームは奇数フレームで送信される(状況によって送信 されないこともある)。受信機は常にすべてのフレームを受信し、予期したバー ストがフレームに含まれるか否かを同期相関から判断する。そのバーストが他の 移動機に割り当てられている場合、その移動機と最初の移動機の使用同期コード は互いに直交関係になるから、判別が容易である。偶数および奇数フレームに共 に予期したデータが含まれる場合、両方のレート2/3コードからの組合せビッ トによって、能力倍増のレート1/3コードが形成される。予期したデータが奇 数フレームのみに含まれていれば、偶数フレームは消去され、デコーダにはウエ イトを付与せずに、レート2/3エラー訂正コードが単独で機能する。期待した データが偶数フレームに含まれるか否かが、デコーダへの入力ストリームのビッ ト出現位置に依存する場合、状況に応じてレート1/3コード乃至レート2/3 コードで動作する。 SACCHに割り当てられているのは1つの16スロットフレームのみである ので、32の異なる移動リンクを持つ32スロットモード動作の場合、SACC Hフレームはメッセージの偶数/奇数ビットに応じて偶数フレーム、奇数フレー ムのいずれかに送られる。 衛星ダウンリンクはTDMAに関わる経費の節減によって恩恵を受けることが できる。同期ビット数は26から22に減少し、FACCHフラグビットは除外 される。経費節減可能なダウンリンク衛星モードのスロットフォーマットを図2 Bに示す。GSMの8スロットフォーマットに代えて16スロットフォーマット を使用するため、信号処理負荷が半分以下に軽減され、FACCHデコーダおよ び通話デコーダを全フレームにわたって動作させることができる。また、現状の 設備のままでも、更に信頼性の高い通話/FACCHデシジョンが可能になる。 最初に通話デコーダアルゴリズムが実行され、続いてFACCHデコーダが動作 するのであるが、このFACCHデコーダの動作時間は通常のGMSによる次の 通話フレームに対する処理時間に対応する。復号出力を通話、FACCH情報の いずれに翻訳すべきかは、CRCによって指示される。 ブロードキャスト制御チャンネル(BCCH)を含んだ搬送波上では、SAC CHフレームを含む各16スロットフレームの第1スロットはBCCHチャンネ ルに与えられる。BCCH構造はGSMの場合と同様に、51フレームの反復パ ターンであって、FCH、SCH、ブロードキャスト制御チャンネル、ページン グチャンネル(PCH)が含まれる。この構造(0〜50)のフレーム番号はト ラフィックスーパーフレーム構造のフレーム番号(0〜51)との組合せによっ て、暗号化用フレームナンバリングスキームの最下位ビットを定義する。 GSMのBCCHと典型的な衛星モードBCCHとの相違について重要な点を 以下に説明する。第1に、衛星モードBCCHの搬送波は必ずしも全スロットに わたってアクティブになっているとは限らない。特定のビームまたは搬送波で通 話が設定されていない場合、BCCHスロットのみが付勢される。第2に、衛星 モードBCCHと同じフレームにアクティブなトラフィックスロットが含まれる ときでも、動的電力制御アルゴリズムの効果によってそれら全スロットの電力レ ベルは必ずしも同一にはならない。衛星BCCHスロットはトラフィックバース トの場合よりも大電力の送信が可能である。第3に、FCHは非変調バーストで はないが、HM−SMS(High Margin Short Messag e Service)として再定義が可能である。なお、ショートメッセージサ ービスについては、引用することによりここに包含される「High Marg in Short Message Service Using Broad cast Control Channel」と題する同時係属共通譲受出願に 詳しく説明されている。SCHはHM−SMS用にも使用可能である。この構成 によれば、51フレームのHM−SMSに対して4つのメッセージバーストが得 られる。HM−SMS信号構造によれば、かなり条件的に不利な地域でも移動機 による検出が可能であって、理想的な自由空間AWGNチャンネル上で30dB 以上のマージンが得られる。各HM−SMSバーストには、長い同期語に似た一 定数の所定ビットパターンの1つが含まれ、他の47のBCCHバーストよりも 大電力で送信される。したがって、HM−SMSバーストは通常の状況で移動機 による初期システム検出を迅速にするために理想的であり、また、FCHおよび SCHの機能をも満足する。第4に、衛星BCCH上のブロードキャスト情報の メッセージ内容は一部の共通パラメータを除いてGSMの場合のメッセージ内容 とは異なる。衛星BCCHは、衛星信号によって移動機が自己位置を求めるため に十分なすべての衛星に関する衛星システム関連パラメータを送信する。 移動電話はバッテリの電流流出があるため、ピーク電力に制限がある。QMS Kおよびπ/QPSKの場合は、3〜4dBの平均包絡線変動範囲にピークがあ る。この場合、定包絡線変調用のC級または準C級電力増幅器に比べて能率が5 0%以下の線形電力増幅器が必要である。したがって、アップリンクでは、GM SKのような定包絡線変調が電力面で効率的である。GMSKでは高度な隣接チ ャンネル干渉対策を施していないので、衛星復調器で追加的信号処理を行なう必 要がある。ダウンリンクでは、その宇宙構造物が線形マトリックス電力増幅器を 備えているため、電話機で追加的信号処理を行なうことなく線形変調によって高 度な隣接チャンネル干渉対策を講じることができる。GSMで使用されるような GMSK互換受信機による復調を行なうためにOQPSK(Offset Qu adrature Phase Shift Keying)の使用も可能であ る。 ディジタル情報の送信、特に移動無線システムにはエラー制御コーディングを 用いるのが一般的である。例えば、米国ディジタルセルラーおよびGSMでは、 拘束長を5〜7とする畳み込みコーディングが一般に使用されている。 従来の移動無線システムにおいては、シフトレジスタエンコーダ動作の開始お よび終了を既知状態(例えばゼロ)にすることにより、畳み込みエンコーディン グを終わらせる。エンコーダのメモリ素子数をmとすると、シフトレジスタはま ず、情報シーケンスに先立つm個のゼロからなる第1シーケンスによってイニシ ャライズされる。送信の最後には、m個のゼロからなる第2シーケンスが情報シ ーケンスの後端に付加される。第2シーケンスのm個のゼロはテールビットと呼 ばれる。情報シーケンスのブロック長をLとすると、テールビットによってL/ (L+m)の電力損失が生じる。地上移動システムにおいては、消費電力による 制約がないので、この電力損失は問題にならない。 計画中の地球規模および小規模の衛星システムでも、畳み込みコーディングが 提案されている。衛星の電力消費に制限があるため、テールビット損失(0.5 dB程度)は大幅なシステムリンクマージン縮小の原因となる。 テールビット損失を避けるため、情報シーケンスに先立つ最後部m個の情報ビ ットによってシフトレジスタエンコーダをイニシャライズするテールバイティン グエンコーディングを使用することができる。この場合、従来の畳み込みコーデ ィングと同様に初期状態と最終状態は同一である。しかし、このコードを復号す る際の問題が残っている。畳み込みコードあるいはテールバイティングコード用 として、最大尤度デコーディングはコードを終端させるまでに2m状態以上のサ ーチが必要になるので複雑過ぎる。 当業者には明らかなように、従来の畳み込みエンコーダは格子図で説明するこ とができる。格子長Lは畳み込みコードの終端までに要する時間に依存する。デ コーディングは通常、周知のビタビアルゴリズムを用いて格子経由の最大尤度経 路を求めることによって実行される。最良のメトリックを持つ経路が、送信シー ケンスの通過経路として選択される。畳み込みテールバイティングコードを復号 するために、比較的単純で信頼性のある方法が望まれる。また、衛星や、その他 の省電力通信システム用に好ましい方法として消費電力の少ないデコーディング 法が望まれる。 発明の概要 本発明の方法を採用したデコーダにおいて、デコーディングトレリス(tre llis)は複製され、元トレリスに連結される。代表的実施例によれば、デコ ーディングトレリスを2重複製して2L長のトレリスを生成する。この倍率は変 更可能である。 代表的実施例において、本発明の方法を採用したデコーダは符号化ディジタル データを取り込み、デコーディングトレリスの複製および結合を行ない、デコー ディングトレリスに対する第1デコーディングを指標点から開始し、指標点で最 良状態を求め、最良経路にそって後方トレースを行ない、必要があれば重複を補 償するために復号結果の再配列を行ない、第1デコーディングの結果を適切なメ モリに記憶し、1回以上の追加デコーディングを行ない、各追加デコーディング の結果をメモリに記憶し、共通情報ビットまたは記号を得るために記憶内容と前 回のデコーディング結果を比較する。また、本発明によれば多数決論理の採用と 、未決ビットとして任意のデコーディングビットの選択とを併用、あるいはいず れか一方を適用することも可能である。 本発明はテールバイティングコードによって符号化された衛星通信システム用 送信情報を復号するために特に有用な単純で信頼性のある能率的な復号方法を提 供する。 図面の簡単な説明 本発明を更に深く理解するため、好ましい実施例を付図にしたがって詳細に説 明する。なお、付図において同一部材は同一参照符号で表す。 図1は本発明を適用し得る地上通信システムに関する図であって、AはGSM スーパーフレームを示す図、Bは代表的なGSMバーストを示す図。 図2は本発明を適用し得る衛星通信システムに関する図であって、Aはスーパ ーフレーム構造を示す図、Bは経費節減型ダウンリンクスロットフォーマットを 示す図。 図3は本発明のデコーダおよび方法を適用し得る代表的通信システムの構成要 素を示すブロック図。 図4は本発明による代表的な方法を記述する流れ図。 図5A〜図5Dは本発明による代表的な復号手順を示すトレリス図。 好ましい実施例の詳細な説明 本発明の実施に適する代表的通信システムを図3に示す。図1は符号化ディジ タル通信信号送信用の代表的通信システムを示しており、本発明の方法が実施可 能である。このシステムは送信用のディジタルデータビットまたは記号を符号化 するチャンネルエンコーダ10と、符号化データ記号を変調し、それを送信チャ ンネル14を介して受信機へ送る変調器12と、送信記号の検出および復調を受 信側で行なう復調器16と、検出データ記号を復号するデコーダ18と有する。 変調された符号化記号は、各フレームに多重スロットを含むフレーム形式で記号 を送信する時分割マルチプルアクセス(TDMA)によって送信することが好ま しい。TDMAシステムにおいて、通信チャンネルは通信用送受信機が使用する ために割り当てられた各フレーム内の1つ以上のスロットとして定義される。各 タイムスロットには、符号化された多くのビットまたは記号が含まれる。なお、 本発明は上記以外の通信方法にも適用可能である。 本発明の第1実施例によれば、デコーダは仮復号情報シーケンスを生成するた めに複製デコーディングトレリスにおいてD≦Dmaxを満足する回数のパスを実 行する。その後、デコーダは最終的な出力情報シーケンスを決定するために復号 情報ビットのパターンマッチングを行なう。 図4は本発明の代表的実施例を説明する流れ図を示す。ステップ100におい て、デコーダは符号化データを、通常はブロック形式で受信する。符号化データ はテールバイティングを採用した畳み込みコードで符号化することが好ましい。 ステップ102において、デコーダは初期デコーディングトレリスの複製および 結合を有理数回実行することによってデコーディングトレリスを生成する。ここ で受信ベクトルの長さをLとする。本発明の好ましい実施例によれば、長さ2L のトレリスを生成するため、初期トレリスは2重複製される。ステップ104に おいて、第1指標点2L−xから第1パスD1が開始される。デコーダは第1指 標点で最良状態を選択し、長さLの最良経路にそって逆方向トレースを行なう。 対応の情報ビットは デコーダはこの仮復号情報シーケンスを後工程で使用するために適切なメモリに 保存する。 デコーダはステップ104を反復し、第2指標点、例えば2L−x−δから第 2パスD2を開始する。その後、デコーダは第2指標点で最良状態を選択し、長 さLの最良経路にそって逆方向トレースを行なう。デコーダは重複を考慮して、 対応情報ビットを再配列し、その再配列ビットを とする。これらの結果は適切なメモリに保存され、前回の復号結果と比較される 。D1およびD2から得られる第1および第2の情報シーケンスは一致する確率が 高い。これら共通ビットは既知のもので正確に復号されると仮定することが可能 であり、トレリスは適切に「剪定」することができる。この剪定手順を図5a〜 図5Dに示す。なお、単純化するため、x=1、δ=1とする。また、説明の便 宜上、 と仮定する。 デコーダは第3指標点、例えば2L−x−2δから、D2と同様に第3パスD3 を開始することができる。第3パスにおいて、「既知」の位置(例えば、位置3 、4、8)はスキップする。この例では、 をスキップし、これらビットはそこで固定化される。その結果、第4パスにおい ては位置5、6、7でのみ未知ビットが残る。上記代表例の結果をまとめると次 の表になる。 各デコーディング動作はそれぞれ前回の指標点からシフト値δだけ離れた指標 点から開始される。各デコーディング結果はトレリスの各位置におけるビットを 求めるために前回の結果と比較される。そして、デコーダはステップ104およ び106を、何回か反復する。デコーダ動作は、全ビットが求められた時点、あ るいは所定最大回数Dmaxのパスが完了した時点で停止する。Dmax回のパスの後 、未知のビットが残っている場合、デコーダはもう1つのパス(例えば第1パス )を選択して、その情報を未決ビットとして処理する。ステップ108において 、デコーダから最終出力情報シーケンスが送出される。 代替実施例によれば、デコーダは符号化情報を復号するために多数決論理を利 用する。前述の実施例と同様に、複製トレリス内でシフト値δだけシフトしたDmax 回のパスを実行する。各パスの情報ビットは重複を補償するために必要に応 じて適切に再配列され、適切なメモリに記憶される。デコーダがDmax回のパス を完了すると、記憶された結果に対してビット単位で多数決論理が適用され復号 情報が出力される。なお、Dmaxが偶数の場合は同数になることがある。その場 合、1つのパス(例えば第1パス)の未決ビットを任意に選び出すことによって 採決を行なう。Dmaxが奇数の場合は一義的に決定される。 上記説明には多くの詳細例、具体例が含まれているが、それらは単に説明手段 としての例であって、発明および発明者の技術貢献の限度を意図するものではな い。当業者には明らかなように、発明の趣旨および添付「請求の範囲」から逸脱 することなく多くの変更が可能である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,DE, DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,IT,L U,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ,CF ,CG,CI,CM,GA,GN,ML,MR,NE, SN,TD,TG),AP(GH,KE,LS,MW,S D,SZ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG ,KZ,MD,RU,TJ,TM),AL,AM,AT ,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,CA, CH,CN,CU,CZ,DE,DK,EE,ES,F I,GB,GE,GH,HU,ID,IL,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,UZ,VN,YU,ZW (72)発明者 ハッサン,アメル アメリカ合衆国27516 ノースカロライナ 州ケイリイ,キイ ウエスト ミューズ 412

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1.符号化通信信号の復号方法であって、 符号化ディジタル通信信号を受信するステップと、 第1復号情報シーケンスを生成するため、受信ディジタル通信信号から生成さ れたデコーディングトレリスに対して第1デコーディングを行なうステップと、 第2復号情報シーケンスを生成するため、前記デコーディングトレリスに対し て第2デコーディングを行なうステップと、 前記第1、第2復号情報シーケンス間の共通情報を求めるため、前記第1復号 情報シーケンスと前記第2復号情報シーケンスを比較するステップと、 1つ以上の後続復号情報シーケンスを生成するため、共通情報を含むトレリス 位置を考慮せずに前記デコーディングトレリスに対して1回以上のデコーディン グを行なうステップと、 共通情報を含まない前回の復号情報シーケンスの一部と後続する各復号情報シ ーケンスとを比較するステップと、 全デコーディングから得られた共通情報を含む最終復号情報シーケンスを出力 するステップとを含む前記方法。 2.請求項1において、前記最終復号情報シーケンスに更に、選択された1つ の復号情報シーケンスの一部が含まれる前記方法。 3.請求項2において、前記選択された復号情報シーケンスを前記第1復号情 報シーケンスとする前記方法。 4.請求項1において、nを有理数としたとき、前記デコーディングトレリス の長さがnLであって、長さLの第1デコーディングトレリスを2重複製および 結合することによって前記デコーディングトレリスを生成する前記方法。 5.請求項4において、デコーディングトレリスの第1指標点2L−xから第 1デコーディングを開始し、前記第1指標点2L−xで最良状態を選択し、デコ ーディングトレリス内の長さLの最良経路にそって逆方向トレースを行なうこと によって前記第1復号情報シーケンスを生成する前記方法。 6.請求項5において、第2指標点2L−x−δから第2デコーディングを開 始し、前記第2指標点2L−x−δで最良状態を選択し、デコーディングトレリ ス内の長さLの最良経路にそって逆方向トレースを行ない、前記第2指標点から の逆方向トレースで得られた情報を再配列することによって前記第2復号情報シ ーケンスを生成する前記方法。 7.請求項1において、符号化ディジタル通信信号をエラー制御コーディング で符号化する前記方法。 8.請求項1において、前回の指標点からδだけオフセットされた後続の指標 点から後続の各デコーディングを開始する前記方法。 9.請求項1において、共通情報を含まないデコーディングトレリスの全部分 の多数決論理動作から得られた情報が、前記最終復号情報シーケンスに含まれる 前記方法。 10.請求項9において、前記最終復号情報シーケンスに更に、選択された1 つの復号情報シーケンスの一部が含まれる前記方法。 11.通信システムであって、 エラー制御コーディングで情報信号を符号化するエンコーダと、 符号化情報信号の変調および送信を行なう変調器と、 前記符号化変調信号の受信および復号を行なう受信機とを有する前記システム において、複数の代替復号シーケンスを生成し、1つ以上の前記代替復号シーケ ンスに前記サブセットが生じる場合に前記代替復号シーケンスのサブセットを真 のシーケンスとして出力するデコーダを前記受信機に設けた前記通信システム。 12.請求項11において、前記エラー制御コーディングがテイルバイティン グを持つ畳み込みコードである前記システム。 13.請求項11において、前記デコーダが 符号化情報信号からデコーディングトレリスを形成し、 第1復号情報シーケンスを生成するために前記デコーディングトレリスに対し て第1デコーディングを行ない、 第2復号情報シーケンスを生成するために前記デコーディングトレリスに対し て第2デコーディングを行ない、 前記第1復号情報シーケンスと前記第2復号情報シーケンスとの共通サブセッ トを求めるため、前記第1復号情報シーケンスと前記第2復号情報シーケンスを 比較し、 1つ以上の後続復号情報シーケンスを生成するため、前記デコーディングトレ リスに対して1回以上のデコーディングを行ない、 追加の共通サブセットを求めるため、1つ以上の前回復号情報シーケンスの一 部と後続する各復号情報シーケンスとを比較し、 全デコーディングから得られた共通サブセットを含む最終復号情報シーケンス を出力することにより、代替的シーケンスを生成する前記システム。 14.請求項11において、nを有理数としたとき、前記デコーディングトレ リスの長さがnLであって、長さLの第1デコーディングトレリスを2重複製お よび結合することによって前記デコーディングトレリスを生成する前記システム 。 15.請求項14において、デコーディングトレリスの第1指標点2L−xか ら前記第1デコーディングを開始し、前記第1指標点2L−xで最良状態を選択 し、デコーディングトレリス内の長さLの最良経路にそって逆方向トレースを行 なうことによって前記第1復号情報シーケンスを生成する前記システム。 16.請求項15において、第2指標点2L−x−δから前記第2デコーディ ングを開始し、前記第2指標点2L−x−δで最良状態を選択し、デコーディン グトレリス内の長さLの最良経路にそって逆方向トレースを行ない、前記第2指 標点からの逆方向トレースで得られた情報を再配列することによって前記第2復 号情報シーケンスを生成する前記システム。 17.請求項14において、前回の指標点からδだけオフセットされた後続の 指標点から後続の各デコーディングを開始する前記システム。 18.請求項11において、前記サブセットがそれぞれ所定長を持つ前記シス テム。 19.請求項13において、前記代替的復号シーケンスの内、選択された1つ のシーケンスを部分的にデコーダが出力する前記システム。 20.請求項19において、前記選択されたシーケンスを前記第1復号情報シ ーケンスとする前記システム。 21.符号化情報信号を復号するデコーダであって、 符号化ディジタル通信信号を受信する手段と、 第1復号情報シーケンスを生成するため、受信ディジタル通信信号から生成さ れたデコーディングトレリスに対して第1デコーディングを行なう手段と、 第2復号情報シーケンスを生成するため、前記デコーディングトレリスに対し て第2デコーディングを行なう手段と、 前記第1、第2復号情報シーケンス間の共通情報を求めるため、前記第1復号 情報シーケンスと前記第2復号情報シーケンスを比較する手段と、 1つ以上の後続復号情報シーケンスを生成するため、共通情報を含むトレリス 位置を考慮せずに前記デコーディングトレリスに対して1回以上デコーディング を行なう手段と、 共通情報を含まない前回の復号情報シーケンスの一部と後続する各復号情報シ ーケンスとを比較する手段と、 全デコーディングから得られた共通情報を含む最終復号情報シーケンスを出力 する手段とを有する前記デコーダ。 22.符号化情報信号を復号する方法であって、 符号化ディジタル通信信号を受信するステップと、 所定個数の復号情報シーケンスを生成するため、前記受信ディジタル通信信号 から生成されたデコーディングトレリスに対して所定回数のデコーディングを行 なうステップと、 前記所定個数の復号情報シーケンスの各シーケンス位置に対する多数決論理計 算から復号出力情報シーケンスを決定するステップとを含む前記方法。 23.請求項23において、多数決論理計算が失敗したときの各シーケンス位 置に対して前記復号出力情報シーケンスが、前記所定個数の復号情報シーケンス の内、選択された1つのシーケンスからのアイテムを含む前記方法。 24.請求項22において、デコーディングトレリスの長さをnLとし、長さ Lの第1デコーディングトレリスを有理数n個分結合することによって前記デコ ーディングトレリスを生成する前記方法。 25.請求項22において、前記符号化ディジタル通信信号がブロック単位で受 信される前記方法。
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