JP4165887B2 - メダル払出ユニット - Google Patents

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本発明は、メダルを貸出すメダル貸出機内に設置され、前記メダルを蓄積して連続的に払出し可能にするメダル払出ユニットに関する。
一般的に、遊技場に設置されている遊技機には、紙幣や硬貨(貨幣)を投入することで、直接遊技が行なえるタイプ、及び所定のメダルを利用して遊技が行なえるタイプのものがある。後者のタイプで遊技を行なう場合、遊技者は、予め、遊技場内に設置されているメダル貸出機に貨幣を投入し、その価値に応じたメダルの払出しを受けるようになっている。
ところで、最近では、複数枚の遊技価値を有するメダルを、単一のメダルとして貸出す手法が行われるようになっている。例えば、メダルにICタグのような情報記録素子を組み込んでおき、この情報記録素子に、所定枚数分のメダル価値を書き込んでおくことで、1枚のメダルでありながら、多数枚のメダルを所有するのと同様な効果を与えることを可能としている。このような手法によれば、遊技者は、多数枚のメダルを所有する必要がなくなり、遊技においても投入操作が簡略化され、簡便に遊技を行なうことが可能となる。また、遊技場でも、多数枚のメダルを扱うことが無くなり、遊技装置や遊技システムを簡略化することが可能となる。
通常、上記したような情報記録素子を組み込んだメダルは、プラスチックのような材料で成形されているため、通常の金属製のメダルを払出す払出ユニットを利用することはできない。すなわち、従来の払出ユニットにおけるバケットのような容器に、多数枚のプラスチック製のメダルをランダムに収容して払出しを実行すると、メダルが欠けたり、破損する等の問題が発生してしまう。
このような問題が発生しないように、例えば、特許文献1に開示されているように、メダルを多数枚、上下方向に積み上げ収容しておき、ダルマ落としの原理でメダルを払出すメダル払出ユニットが知られている。すなわち、積み上げ収容されたメダルは、往復駆動されるプッシャ(スライダ)によって、下側のメダルから順に押し出され、払出されるようになっている。
特開2003−77027号公報
上記したメダル払出ユニットによれば、メダルを多数枚、上下方向に積み上げ収容する構成であることから、従来のバケットを有する払出装置に比べて省スペース化を実現することが可能であり、また、メダルを損傷させるようなことも防げる。
しかしながら、メダルの蓄積枚数は、メダルを収容する収容体の大きさ(長さ)に依存することから、収容体の高さを高くする程、メダルの蓄積枚数を増やすことができるものの、その分、メダル払出ユニットが大型化してしまうという問題がある。このため、メダル払出ユニットを大型化することなく、メダルの蓄積枚数を増やしたいという要望があった。また、メダルの蓄積枚数を増やすに当たり、効率的にメダルを排出できるように構成することが好ましいと考えられる。
本発明は、上記の問題に基づいてなされたものであり、多数枚のメダルが蓄積できると共に、効率的な払出し動作が行なえるメダル払出ユニットを提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明に係るメダル払出ユニットは、請求項1に記載されているように、メダルを積層収容するメダル収容体が複数装着可能であり、前記複数のメダル収容体の下層から順番にメダルを取り出すメダル取出部材と、前記メダル取出部材によって取り出されたメダルを順次、排出経路に案内する案内手段と、前記案内手段を介して排出経路に順次案内されるメダルを、連続的に排出経路の排出部に向けて押し出すプッシャと、前記メダル取出部材及びプッシャを同期駆動する駆動手段と、前記駆動手段に連結され、前記メダル取出部材が1往復駆動されて前記複数のメダル収容体からメダルを順次排出経路に案内する間に、排出経路に案内されたメダル分、前記プッシャを往復駆動する駆動力伝達手段とを有することを特徴とする。
上記した構成によれば、メダル払出ユニットは、メダルを積層収容するメダル収容体を複数設置していることから、メダルの蓄積枚数が増えると共に、メダル収容体を高く構成しなくても、ある程度の蓄積枚数が確保されることから、メダル払出ユニットを大型化するようなことはない。また、複数装着されたメダル収容体からは、メダル取出部材が1往復駆動されると、1枚づつ順次メダルが取り出され(メダル収容体が2つの場合は、交互に取り出されるようになる)、連続的に取り出されたメダルは、順次、排出経路に案内される。このとき、メダル取出部材と同期駆動されるプッシャは、メダル取出部材の1往復駆動毎に、取り出されるメダル枚数に応じて、複数回往復駆動されて、排出されるメダルを排出部側に向けて押し出すため、効率的に、メダルの取り出し及び押出し作用が得られるようになる。
本発明によれば、ユニット全体を大型化することなく、多数枚のメダルを蓄積することが可能になると共に、効率的な払出し動作が行なえるメダル払出ユニットが得られるようになる。
以下、本発明に係るメダル払出ユニットの実施形態について説明する。
本実施形態に係るメダル払出ユニットは、例えば、図1に示すようなメダル貸出機1内に設置されており、遊技者が貨幣やプリペイドカード等を所定の投入口2a,2bに投入することで、その貨幣価値に応じたメダルを払出すようにしている。この場合、本実施形態のメダル払出ユニットで取り扱うメダルは、プラスチック製で内部にICタグを組み込んでおり、払出し時に、投入された貨幣価値に応じた情報を書き込んで、メダル貸出機1の払出口3から排出されるようになる。
なお、図2に示すように、メダル払出ユニット10は、上記メダル貸出機1のフロントドア5を開放した際に、その本体6の所定の位置に設置されている。メダル払出ユニット10には、メダルを積層収容する円筒状のメダル収容体200が着脱可能(固定されていても良い)に装着されており、透明状のメダル収容体200に積層された多数のメダルMは、以下に詳述するように、メダル払出ユニット10で所定の処理を施された後、払出しされる。この場合、図に示すメダル収容体200は、100枚のメダルを蓄積、収容するようになっている。
図3から図9は、メダル払出ユニットの構成を示す図であり、図3は、全体構成を示す斜視図、図4は、スライドプレートの構成を示す平面図、図5(a)は、スライドプレートが左側に駆動された状態を示す平面図、図5(b)は、スライドプレートが右側に駆動された状態を示す平面図、図6は、メダル払出ユニットの裏面図、図7は、メダル払出ユニットの裏側に取着された下面カバーを取り外した状態であって、プッシャの初期位置を示す図、図8は、プッシャが最大押圧位置に移動した状態を示す図、そして、図9は、メダル払出ユニットをメダルが排出される側から見た正面図である。
図3に示すように、メダル払出ユニット10は、前記メダル貸出機1の本体6に設置される矩形状の基台11を備えており、この基台11の略中央には、第1固定ベース12が取り付けられ、ここに上記したメダル収容体200を複数本収容可能にする収容部13が設けられている。本実施形態の収容部13は、隣接して2本のメダル収容体200が保持されるように、2つの円筒状の保持部13a,13bを備えており、各保持部13a,13bの内周面の略中間位置には、メダル収容体200の端面を当て付けて位置決め保持する段部13c,13dが形成されている。
なお、本実施形態では、各段部13c,13dの下方側に、垂直方向に延出する長孔13e,13fが形成されており、ここにメダル検出センサ(エンプティセンサ;図示せず)を配置して、メダルの残り量が検出できるように構成されている。このような構成によれば、メダルが少なくなったこと(補給時期)を報知することが可能となり、適切なタイミングでメダルを補給することが可能になる。また、エンプティセンサを段部13c,13dの下方側に配置することで、空状態になったメダル収容体200を取り外すことができ、メダル収容体200の交換時にメダルが散乱することを防止できる(エンプティセンサが段部13c,13dよりも上方にあると、メダル収容体200にメダルを残したまま、メダル収容体200を取り外してしまう可能性があり、この場合、メダルが散乱してしまう)。
前記第1固定ベース12に設けられる収容部13には、隣接する保持部13a,13bの径に対応して(メダルの径に対応して)開口14a,14bが形成されており、ここから各保持部13a,13bに設置されたメダル収容体200内のメダルが後述するスライドプレートの楕円状の開口に落下するようになっている。なお、図4において、そのような開口14a,14bは、二点鎖線で示してある。
前記基台11には、図3に示すように、前記第1固定ベース12の下側に、第2固定ベース15が設置されており、これらの固定ベース12,15の間には、上記した2つのメダル収容体200から順番(交互)にメダルを取り出すメダル取出部材としてのスライドプレート17が長手方向に沿って往復駆動されるようになっている。この場合、スライドプレート17の往復駆動は、後述する駆動モータによって成される。
スライドプレート17には、図5に示すように、楕円状の開口17aが形成されており、スライドプレート17の往復駆動によって、前記保持部13a,13b内に位置するメダルのいずれかを開口17aに落下するようにしている。具体的には、図5(a)に示すように、スライドプレート17が左側に位置しているときには、保持部13a内のメダルMが前記開口14aを介して開口17aに落下し(このとき保持部13b内のメダルは開口17aに落下することはできない)、図5(b)に示すように、スライドプレート17が右側に位置しているときには、保持部13b内のメダルMが前記開口14bを介して開口17aに落下するようになっている(このとき保持部13a内のメダルは開口17aに落下することはできない)。すなわち、スライドプレート17の往復駆動によって、連続的、かつ交互に保持部13a,13b内に位置するメダルが落下する(取り出される)ようになっている。
前記第2固定ベース15には、前記保持部13に形成される開口14a,14bの中間位置に、各開口14a,14bと同一の径を有する案内手段としての開口15aが形成されており、前記スライドプレート17の開口17aに落下したメダルは、スライドプレート17の移動に伴い、この開口15aに落下するようになっている。すなわち、スライドプレート17が往復駆動することによって、交互に保持部13a,13bから楕円状の開口17aに落下したメダルは、スライドプレート17の移動によって、順次、開口15aに落下するようになっている。具体的には、図5(a)に示すように、保持部13aから開口14aを介して楕円状の開口17aに落下したメダルMは、スライドプレート17が右側に駆動される途中で、開口15aに落下する。また、図5(b)に示すように、保持部13bから開口14bを介して楕円状の開口17aに落下したメダルは、スライドプレート17が左側に駆動される途中で、開口15aに落下する。
前記第2固定ベース15の下方には、図6及び図9に示すように、所定の隙間Gを介して下面カバー19が取り付けられており、前記開口15aに落下したメダルは、この隙間G内に形成された排出経路に案内されるようになっている。具体的には、図7及び図8に示すように、第2固定ベース15の裏面には、スライドプレート17の移動方向に沿って排出経路20を形成するように、所定の肉厚を有する一対のガイド部材21a,21bが、略メダルの径の分だけ離間して取り付けられており、前記開口15aを介して隙間に落下した(下面カバー19上に落下した)メダルMは、ガイド部材21a,21b間に形成された排出経路20に落下し、この排出経路20に沿って移動可能となっている。排出経路20は、後述するプッシャのスライド方向に沿って延出しており、図7及び図8において、排出経路20の左側が、メダルが排出される排出部20aとなっている。
また、前記第2固定ベース15と下面カバー19との間の隙間内には、図6から図8に示すように、前記スライドプレート17を往復駆動する駆動モータによって往復駆動されるプッシャ25が配置されている。プッシャ25は、略T字形状を成しており、その先端部に円弧状の当接部25aが形成されて、メダルを排出経路20に沿って押圧するようになっている。プッシャ25の両サイドには、前記基台11との間で引張バネ27が配設されており、プッシャを常時、矢印D1方向に向けて付勢している。
次に、上記したスライドプレート17とプッシャ25を往復駆動する駆動手段(駆動モータ)、及びスライドプレート17とプッシャ25を往復駆動するための駆動力伝達手段の構成について説明する。
上記した基台11の側部には、図3に示すように、コの字型の第3固定ベース30が取り付けられており、ここに駆動モータ31が設置されている。前記スライドプレート17の端部は、第3固定ベース30の内部に入り込んでおり、ここに、スライドプレート17の延出方向に直交して楕円状の開口17bが形成されている。一方、駆動モータ31の回転軸31aには、図5に示すように、円板状の偏芯カム33が取り付けられており、この偏芯カム33の外周面は、前記スライドプレート17に形成された開口17b内に位置して、その内周面に当接されている。この結果、偏芯カム33が駆動モータ31によって1回転されることで、スライドプレート17は、上記した偏芯カム33と開口17bの内周面とのカム作用によって、1往復駆動される。
また、前記偏芯カム33の下方側には、図6から図8に示すように、回転板36が配設されており、回転板36の中心部分に前記駆動モータ31の駆動軸31aが連結されている。この場合、偏芯カム33と回転板36は同期しており、偏芯カム33が1回転すると、回転板36も1回転するように構成されている。
前記回転板36の裏面側には、180°間隔で、一対の係合ピン36aが突設されており、回転板36の回転に伴って、前記プッシャ25の平坦状の基端面25bに当接するようになっている。この場合、前記プッシャ25の初期位置(引張バネ27の付勢力による初期位置)は、図7に示すように、プッシャ25の当接部25aが、前記開口15aを開放している位置に設定されており、このとき、一対の係合ピン36aは、基端面25bの両サイドに位置している。この状態で、回転板36が矢印D2方向に回転駆動されて、一方の係合ピン36aが基端面25bに当接して押圧し始めると、プッシャ25は、前記引張バネ27の付勢力に抗して移動され、前記開口15aから落下したメダルは、当接部25aによって、図8に示すように、排出経路20(排出部20a側)に向けて押圧される(図8は、プッシャ25の最大押圧位置を示す)。
そして、さらに、図8に示す状態から回転板36が矢印D2方向に回転駆動されて、前記一方の係合ピン36aが基端面25bから離反し始めると、プッシャ25は、次に落下するメダルを押圧すべく前記引張バネ27の付勢力によって図7に示す初期位置に戻り、180°間隔で設けられた他方の係合ピン36aが、次のプッシャ25の押圧作用を行なうようになる。
以上の動作から明らかなように、前記スライドプレート17は、偏芯カム33が1回転することで1往復駆動され、この間に、プッシャ25は、回転板36が1回転することで2往復駆動されるようになる。すなわち、スライドプレート17が1往復駆動する際に、前記保持部13a,13bから開口17aに交互に落下するメダルは、スライドプレート17の移動に伴って開口15aに順次落下することとなり、開口15aに順次落下したメダルは、落下する毎に、プッシャ25によって押圧作用を受けるようになって、複数の保持部13a,13bに積層されるメダルを、効率的に排出経路20に押し出すことが可能となる。
また、本実施形態では、プッシャ25の当接部25aによって押圧作用を受けたメダルが、当接部25aから分離できるように分離手段を備えている。すなわち、このような分離手段を設けておくことにより、メダルに接着性の部材等が付着していても、プッシャ25からメダルを確実に分離することができ、メダル詰まりなどの不具合を防止することが可能となる。具体的に、分離手段は、前記排出経路20を規定する一対のガイド部材の一方に設けられている。
図7及び図8に示すように、分離手段40は、プッシャ25の最大押圧位置に対応してガイド部材21aに設けられており、付勢バネ41によって排出経路20に向けて付勢保持される摺動子42を備えている。この摺動子42の排出経路20に突出する部分には、メダルが開口15aから押し出された際に、最初に当て付いて摺動子42を付勢バネ41の付勢力に抗して矢印方向に移動させる傾斜面42aと、メダルが傾斜面42aを通過した後に、メダルの当接部25a側への戻りを規制する傾斜面42bが形成されている。すなわち、メダルは、プッシャ25によって最大押圧位置まで押圧されると、摺動子42を付勢バネ41の付勢力に抗して矢印方向に移動させた後、摺動子42が付勢バネ41の復帰力によって初期位置に戻ると、傾斜面42bによって当接部25a側への戻りが規制され、確実に分離作用を受けるようになっている。
なお、このような分離手段の構成については、プッシャ25が戻る際に、確実にメダルが分離できるように構成されたものであれば良く、適宜変形することが可能である。
また、前記排出経路20の端部には、図3及び図9に示すように、メダルを弾き出す押出機構45が設置されており、排出経路20内で連続的に前記プッシャ25によって押し出されるメダルを、ユニット外に弾き出すようになっている。この押出機構45は、メダルに当接する円柱状の当接部46を、図3に示すように、矢印方向に回動付勢保持しており、メダルが当接する毎に付勢力に抗して回動され、かつメダルの通過に伴って、付勢力によって弾き出すようになっている。この場合、回動する当接部46には、一体的に回動するように遮蔽部材47が連結されており、この遮蔽部材47は、メダルが弾き出される毎に光学式センサ48の受光素子48aと受光素子48bとの間に回動されて、1枚毎のメダルの排出が検出されるようになっている。
また、前記排出経路20の端部には、図3及び図9に示すように、メダルが所定位置(ICタグに非接触で情報を書き込む位置)に到達したことを検出する機械式のセンサ50が設置されており、このセンサ50によってメダルが所定位置に到着したことが検出されると、下面カバー19に取着された非接触型ヘッド(アンテナ)60(図6参照)によって、そのメダルに組み込まれたICタグに価値情報が書き込まれるようになる。なお、下面カバー19には、前記各センサからの検出信号が入力されて、上記した駆動モータ31の回転制御、及び非接触型ヘッド60の書き込み処理動作等を制御する制御回路基板70が取着されており、払出ユニット10の全体の動作を制御するようになっている。
次に、上記したメダル払出ユニット10の作用について説明する。
メダル払出ユニット10は、メダルを積層収容するメダル収容体200を複数(2本)設置していることから、メダルの蓄積枚数が、単一の収容体の場合と比較して増えると共に、メダル収容体を高く構成しなくても、ある程度の蓄積枚数が確保されることから、メダル払出ユニット10を高さ方向において小型化することが可能になる。また、上述したように、各保持部13a,13bに装着された各メダル収容体200からは、スライドプレート17が1往復駆動されると、交互にメダルが取り出され、交互に取り出されたメダルは、順次、開口15aを介して排出経路20に案内される。このとき、スライドプレート17と同期駆動されるプッシャ25は、上述した駆動力伝達手段の構成により、スライドプレート17の1往復駆動毎に2回往復駆動されて、順次、開口15aから落下するメダルMを排出部20a側に向けて押し出すため、効率的に、メダルの取り出し、及び押出し作用が得られるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、上記した実施形態に限定されることはなく、種々変形することが可能である。例えば、上記した実施形態では、メダル払出ユニット10は、2つのメダル収容体を装着するように構成したが、3つ以上のメダル収容体を装着するようにしても良い。この場合、メダル取出部材(スライドプレート17)が1往復駆動する際に、各メダル収容体から順番にメダルを取り出し、そして、取り出したメダルを押圧するプッシャ25を、取り出したメダル分だけ往復駆動するように構成すれば良い。また、上記した駆動手段や駆動力伝達手段の構成については、適宜変形することが可能である。
本発明は、上記したようにICタグのような情報記録素子を組み込んでいないメダルを払出す際にも適用することが可能である。
メダル貸出機の一構成例を示す斜視図。 メダル貸出機のフロントドアを開放して、メダル払出ユニットが設置された状態を示す図。 本発明に係るメダル払出ユニットの全体構成を示す斜視図。 スライドプレートの構成を示す平面図。 (a)は、スライドプレートが左側に駆動された状態を示す平面図、(b)は、スライドプレートが右側に駆動された状態を示す平面図。 メダル払出ユニットの裏面図。 メダル払出ユニットの裏側に取着された下面カバーを取り外した状態であって、プッシャの初期位置を示す図。 プッシャが最大押圧位置に移動した状態を示す図。 メダル払出ユニットをメダルが排出される側から見た正面図。
符号の説明
1 メダル貸出機
10 メダル払出ユニット
13 収容部
13a,13b 保持部
15a 開口
17 スライドプレート(メダル取出部材)
20 排出経路
25 プッシャ
31 駆動モータ
200 メダル収容体

Claims (1)

  1. メダルを積層収容するメダル収容体が複数装着可能なメダル払出ユニットであって、
    前記複数のメダル収容体の下層から順番にメダルを取り出すメダル取出部材と、
    前記メダル取出部材によって取り出されたメダルを順次、排出経路に案内する案内手段と、
    前記案内手段を介して排出経路に順次案内されるメダルを、連続的に排出経路の排出部に向けて押し出すプッシャと、
    前記メダル取出部材及びプッシャを同期駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段に連結され、前記メダル取出部材が1往復駆動されて前記複数のメダル収容体からメダルを順次排出経路に案内する間に、排出経路に案内されたメダル分、前記プッシャを往復駆動する駆動力伝達手段と、
    を有することを特徴とするメダル払出ユニット。
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