JP4165054B2 - 電流検出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホール素子を用いた電流検出装置に関し、特に、高感度で電流を検出可能な電流検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
電流検出装置として、ホール素子を用いるホール素子型の装置が知られている。ホール素子型の電流検出装置は一般に、被測定電流の流れる電流経路と、電流経路の近傍に配置されたホール素子と、から構成される。電流の検出は、電流経路を被測定電流が通過したときに発生する磁界をホール素子によって検出することによって行われる。
【0003】
ホール素子は、半導体内の電流の流れる方向と直角に磁界が形成された場合に、電流及び磁界と直角方向に電流と磁場に比例する起電力を生じるというホール効果を利用して、検出磁界を電圧に変換する。このように、ホール素子型電流検出装置は、電流経路に電流が流れたときに形成される磁界(及びその強さ)を電圧に変換することによって電流(及びその量)を検出する。
【0004】
ホール素子を備えた半導体装置(ホールセンサ)を用いた電流検出方法には、特開2000-19199号公報に開示されている方法がある。上記開示の方法は、ホールセンサを中心に線対称又は点対称の電流経路を形成して電流検出を行う方法である。上記方法においては、電流経路の対称軸又は対称中心の、磁界が強められた領域にホールセンサを配置する。これにより、コイル等の磁路を必要とせずに、安定した磁界を検出することができ、精度の高い電流検出が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上記開示の電流検出方法においては、コイル等の集磁構造を持たず、簡便かつ省スペースな構造での電流検出が可能である。しかし、逆に、集磁構造により磁束を集めないため、ホールセンサ近傍に形成される磁界の磁束密度は低く、測定する電流量によっては検出感度が不十分である。検出感度の向上のため、金属製のフェライトコア等をホール素子の近傍に配置することも考えられるが、電流経路を囲い込む形状に金属製のフェライトコアを製造することは困難であるとともに、製造コストがかかりすぎ、現実的ではない。このように、従来の電流検出装置では、低コストかつ簡便に、検出感度を向上させることは困難であった。
【0006】
上記問題を解決するため、本発明は、ホール素子を用いた、検出感度の高い電流検出装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の観点にかかる電流検出装置は、
被測定電流の経路を構成する配線層と、
前記配線層の一面側に設けられたホール素子と、
前記配線層の他面側に、前記ホール素子と重なるように設けられ、前記配線層に流れる前記被測定電流の形成する磁界を前記ホール素子に収束する、磁性体から構成された板状部材と、
前記配線層と前記板状部材との間を埋めるように設けられた樹脂層と、を備え、
前記樹脂層は、前記板状部材を前記配線層に固定すると共に、磁性体を含有している、ことを特徴とする。
【0008】
上記構成によれば、電流経路の近傍に集磁機能を備える板状部材(集磁板)を配置することにより、同様に電流経路の近傍に配置されたホール素子近傍の磁界が強められる。これにより、検出感度の高い電流検出装置が得られる。
上記構成によれば、集磁板と併せて、一層高い集磁効果が得られ、より高感度での電流検出が可能となる。
【0009】
上記構成において、例えば、前記ホール素子は、入出力端子とともに封止樹脂により封止されたホール素子封止物として構成され、
前記配線層と前記板状部材と前記樹脂層とは、封止樹脂により一体化された封止物として構成され、
前記ホール素子封止物と、前記封止物と、を組み立てて構成される。
【0010】
すなわち、入出力端子(リードピン)を備えるホール素子パッケージを、配線層と、板状部材と、樹脂層と、を樹脂封止した封止物と、を接着材等により接着固定することにより、いわゆる大電流型の電流検出装置が得られる。
【0011】
上記構成において、さらに、前記ホール素子と前記配線層との間に板状の絶縁部材を備え、前記配線層は前記樹脂層により前記絶縁部材に固定されていることが望ましい。この場合、磁性体を含有する樹脂層は、板状の絶縁部材と、板状部材と、に挟まれて、樹脂層は一定の形状に形成される。これにより、樹脂層のもたらす集磁効果は一定したものとなり、また、樹脂層の高さが低く抑えられるため、装置の小サイズ化が図れる。
【0012】
上記構成において、さらに、前記配線層の前記ホール素子が配置された側に、前記ホール素子と重なるように設けられ、磁性体を含有する樹脂層を備えてもよい。これにより、さらなる検出感度の向上が図れる。
【0013】
上記構成において、前記樹脂層に含有された前記磁性体は、例えば、フェライトから構成される。
【0014】
上記構成において、さらに、前記ホール素子に接続された、検出信号入出力用配線層を備え、前記検出信号入出力用配線層と、前記配線層と、は、リードフレームから構成されてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態にかかる電流検出装置について、以下図面を参照して説明する。本実施の形態の電流検出装置は、ホール素子を備えた中電流型の電流検出装置であり、電流(被測定電流)の導通の有無およびその量を検出する。
【0016】
図1に、本発明の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す。また、図2は、図1に示す電流検出装置11のA−A’線矢視断面を示し、図3は、B−B’線矢視断面を示す。
【0017】
図1に示すように、本実施の形態にかかる電流検出装置11は、電流測定用リードフレーム12と、ホール素子チップ13と、から構成されている。
【0018】
電流測定用リードフレーム12は帯状に形成され、U字部12aを有する。電流測定用リードフレーム12はU字部12aにおいて折り返された構造を有する。U字部12aは線対称なU字型に形成され、U字の底部はほぼ半円形状となっている。電流測定用リードフレーム12には、被測定電流(中電流)が流れ、U字部12aでは、対称な電流経路が形成される。
【0019】
ここで、帯状の電流測定用リードフレーム12の厚さは、例えば、1mmであり、その幅はU字部12aの近傍では200μmである。また、U字部12aにおける対称な帯状部分(U字部分)の間隔は、例えば、170μmである。
【0020】
U字部12aにおいて折り返される電流測定用リードフレーム12の両端は、図示しない被測定回路の端子に、溶接又はねじ止めなどにより接続される。被測定回路で発生する電流は電流測定用リードフレーム12を流れる。
【0021】
ホール素子チップ13は、その内部に半導体ホール素子を備える素子チップ(ダイ)である。ホール素子チップ13は、U字部12aとほぼ重なるように配置されている。ホール素子チップ13は、ホール素子用リードフレーム14にワイヤ15により接続されている。ホール素子用リードフレーム14は4本配置されており、このうちの2本はホール素子に電界形成用の電流を流すためのものであり、また、他方の2本はホール素子により発生したホール電圧を検出するためのものである。
【0022】
図2のA−A’線矢視断面に示すように、ホール素子チップ13は、電流測定用リードフレーム12の上方に、略平板状の絶縁フィルム16を介して設けられている。ホール素子チップ13は、絶縁フィルム16に接着材により接着されている。
【0023】
絶縁フィルム16は段差部分16aを有する。絶縁フィルム16の段差部分16aを介したホール素子チップ13の反対側に、ホール素子用リードフレーム14が配置されている。ホール素子用リードフレーム14は、上述したように、ホール素子チップ13とワイヤ15により接続されている。
【0024】
ここで、絶縁フィルム16は、300℃程度の温度に耐えられる耐熱性樹脂、例えば、ポリイミド樹脂から構成されている。絶縁フィルム16は、例えば、200μmの厚さを有する。
【0025】
図3に電流検出装置11のB−B’矢視線断面を示す。図3に示すように、ホール素子チップ13は、電流測定用リードフレーム12の対称部分(U字部12a)の絶縁フィルム16を介した上方に配置されている。ホール素子チップ13(内部のホール素子)は、電流測定用リードフレーム12に流れた電流を以下のように検出する。
【0026】
ホール素子は、半導体内の電流の流れる方向と直角に磁界が形成された場合に、電流及び磁界と直角方向に電流と磁場に比例する起電力を生じるというホール効果を利用して、検出磁界を電圧(ホール電圧)に変換する。発生したホール電圧を測定することにより、磁界の形成の有無(およびその強度)を知ることができ、電流測定用リードフレーム12への通電(およびその量)を検出することができる。
【0027】
ここで、図3を参照して、電流検出方法について具体的に説明する。電流測定用リードフレーム12に図3に示すような被測定電流Iが流れる際、U字部12aを構成する電流測定用リードフレーム12にはそれぞれ逆方向に電流Iが流れる。このように互いに逆向きの電流経路が構成されることにより、U字部12aへの通電の際には、U字部12aの間に挟まれた領域には、強められた磁界Hが形成される。U字部12aの近傍に、ホール素子チップ13を配置することにより、被測定電流の量が少ない場合でも、強められた磁界Hを検出することができる。
【0028】
図2および図3に示すように、電流測定用リードフレーム12は、絶縁フィルム16に対してポッティング樹脂層17により固定されている。ポッティング樹脂層17は、電流測定用リードフレーム12のU字部12aの全体を覆うように形成されている。
【0029】
ポッティング樹脂層17の下には、集磁板18が接着固定されている。このように、ポッティング樹脂層17は、絶縁フィルム16と集磁板18との間を埋めており、電流測定用リードフレーム12を絶縁フィルム16に接着固定するとともに、集磁板18を電流測定用リードフレーム12の近傍に固定する。
【0030】
集磁板18は、フェライト、パーマロイ等の磁性体フィルムから構成され、例えば、1mm以下の厚さで設けられている。また、図2および図3に示すように、電流測定用リードフレーム12のU字部12a全体を覆っている。
【0031】
集磁板18は、ホール素子チップ13近傍の磁界Hが強め、ホール素子チップ13の磁界検出感度を高める。これにより、高感度での電流検出が可能となる。また、このような集磁板18を備えた構成は、低コストかつ簡便に形成することができる。さらに、平板形状を有することから、ホール素子チップ13近傍の磁界Hの均一性を維持しつつ、検出感度の向上が図れる。
【0032】
図1に示すように、上記構成の電流検出装置11は、電流測定用リードフレーム12およびホール素子用リードフレーム14の、電極接続部分を除いて、モールド樹脂19により封止されている。モールド樹脂19は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等から構成されている。
【0033】
以上説明したように、本発明によれば、ホール素子チップ13の近傍に集磁板18を配置することにより、ホール素子チップ13近傍の高い磁束密度が得られる。これにより、ホール素子チップ13の近傍に低コストかつ簡便に集磁構造を形成することができ、高感度での電流検出が可能となる。
【0034】
本発明は、上記実施の形態に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0035】
上記実施の形態では、ポッティング樹脂層17は、接着機能のみを有するものとした。しかし、図4に示すように、ポッティング樹脂層17にフェライト粉末、鉄粉末、ニッケル粉末、パーマロイ粉末などの磁性体粉末20を混練し、集磁機能を付与してもよい。この場合、ポッティング樹脂層17は、例えば、粒径が500μmのフェライト粉末を、例えば、フェライト粉末:エポキシ樹脂=85:15の重量比でエポキシ樹脂に混練して得られた樹脂から構成することができる。また、磁性体は、粉末として樹脂に混練する他に、溶融して添加するなど、他の方法で添加してもよい。
【0036】
上記のように、集磁機能を備えたポッティング樹脂層17を用いることにより、集磁板18と併せて、高い集磁効果および検出感度が得られる。また、ポッティング樹脂層17のみを用いた場合には、一定の形状に形成することは難しいが、集磁板18を積層して設けることにより、ポッティング樹脂層17を一定の形状で形成することができる。これにより、安定した、高い検出感度が得られる。さらに、集磁板18により、ポッティング樹脂層17の高さを低く、一定にできるので、製品形状を一定に小型化できる。
【0037】
また、上記のように、絶縁フィルム16の電流測定用リードフレーム12側だけでなく、ホール素子チップ13側にも集磁体を設けてもよい。例えば、図5に示すように、ホール素子チップ13上に、樹脂からなる囲い21を設け、その内部に上記ポッティング樹脂層17と同様の、磁性体粉末20を添加した樹脂層22を配置してもよい。これにより、さらなる検出感度の向上が図れる。
【0038】
上記実施の形態では、電流測定用リードフレーム12にU字部12aを形成し、半円形状を有する線対称な電流経路を構成するよう形成するものとした。しかし、電流測定用リードフレーム12の構成は、対称な電流経路を形成して、通電の際に磁界が強められる領域を形成可能な構成であればいかなるものでもよい。例えば、電流測定用リードフレーム12により形成される電流経路を、図6に示すような完全な線対称に構成してもよい。また、電流経路を図7に示すような、ほぼ円形として、電流経路を点対称に構成してもよい。
【0039】
上記実施の形態では、ホール素子チップ13を備えた、いわゆる中電流型の電流検出装置11である。しかし、ホール素子チップ(ダイ)13の代わりに、図8に示すように、パッケージングされたホール素子23を用いてもよい。
【0040】
また、図9(a)のA−A’線矢視断面に示すような、入出力端子(リードピン)24を備えたホール素子パッケージ25を用いてもよい。この場合、図9(b)のB−B’線矢視断面に示すように、電流測定用リードフレーム12と、ポッティング樹脂層17と、集磁板18と、をモールド樹脂19により一体化した組立体と、ホール素子パッケージ25と、を接着材等により接着して組み立てることにより、電流検出装置11が構成される。このような電流検出装置11は、いわゆる大電流型として用いることができる。
【0041】
勿論、図8および図9(a)に示す構造においても、図4に示すようなポッティング樹脂層17に磁性体粉末20を添加した構成とすることができる。また、同様に、図5に示すような絶縁フィルム16のホール素子側に磁性体添加樹脂層を設けた構成とすることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ホール素子を用いた検出感度の高い電流検出装置11が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図2】図1における電流検出装置11のA−A’線矢視断面図である。
【図3】図1における電流検出装置11のB−B’線矢視断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置11の構成を示す図である。
【符号の説明】
11 電流検出装置
12 電流測定用リードフレーム
12a U字部
13 ホール素子チップ
14 ホール素子用リードフレーム
15 ワイヤ
16 絶縁フィルム
17 ポッティング樹脂層
18 集磁板
19 モールド樹脂
20 磁性体粉末
21 囲い
22 樹脂層
23 ホール素子パッケージ
24 リードピン
25 ホール素子パッケージ
Claims (6)
- 被測定電流の経路を構成する配線層と、
前記配線層の一面側に設けられたホール素子と、
前記配線層の他面側に、前記ホール素子と重なるように設けられ、前記配線層に流れる前記被測定電流の形成する磁界を前記ホール素子に収束する、磁性体から構成された板状部材と、
前記配線層と前記板状部材との間を埋めるように設けられた樹脂層と、を備え、
前記樹脂層は、前記板状部材を前記配線層に固定すると共に、磁性体を含有している、ことを特徴とする電流検出装置。 - 前記ホール素子は、入出力端子とともに封止樹脂により封止されたホール素子封止物として構成され、
前記配線層と前記板状部材と前記樹脂層とは、封止樹脂により一体化された封止物として構成され、
前記ホール素子封止物と、前記封止物と、を組み立てて構成される、ことを特徴とする請求項1に記載の電流検出装置。 - さらに、前記ホール素子と前記配線層との間に板状の絶縁部材を備え、
前記樹脂層は、前記絶縁部材に前記配線層を固定する、ことを特徴とする請求項1又は2に記載の電流検出装置。 - さらに、前記配線層の前記ホール素子が配置された側に、前記ホール素子と重なるように設けられ、磁性体を含有する樹脂層を備える、ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電流検出装置。
- 前記樹脂層に含有された前記磁性体は、フェライトから構成される、ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電流検出装置。
- さらに、前記ホール素子に接続された、検出信号入出力用配線層を備え、前記検出信号入出力用配線層と、前記配線層と、は、リードフレームから構成される、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電流検出装置。
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