JP2003130895A - 電流検出装置 - Google Patents

電流検出装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高感度な電流計測の可能な、ホール素子を用
いた電流検出装置を提供する。 【解決手段】 対称部分を備える電流測定用リードフレ
ーム12の、絶縁フィルム16を介した反対側にホール
素子チップ13を配置する。絶縁フィルム16の電流測
定用リードフレーム12と同じ側に、フェライト等の磁
性体からなる集磁板18を設ける。集磁板18は、絶縁
フィルム16にポッティング樹脂層17により接着固定
されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホール素子を用い
た電流検出装置に関し、特に、高感度で電流を検出可能
な電流検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】電流検出装置として、ホール素子を用い
るホール素子型の装置が知られている。ホール素子型の
電流検出装置は一般に、被測定電流の流れる電流経路
と、電流経路の近傍に配置されたホール素子と、から構
成される。電流の検出は、電流経路を被測定電流が通過
したときに発生する磁界をホール素子によって検出する
ことによって行われる。
【0003】ホール素子は、半導体内の電流の流れる方
向と直角に磁界が形成された場合に、電流及び磁界と直
角方向に電流と磁場に比例する起電力を生じるというホ
ール効果を利用して、検出磁界を電圧に変換する。この
ように、ホール素子型電流検出装置は、電流経路に電流
が流れたときに形成される磁界(及びその強さ)を電圧
に変換することによって電流(及びその量)を検出す
る。
【0004】ホール素子を備えた半導体装置(ホールセ
ンサ)を用いた電流検出方法には、特開2000-19199号公
報に開示されている方法がある。上記開示の方法は、ホ
ールセンサを中心に線対称又は点対称の電流経路を形成
して電流検出を行う方法である。上記方法においては、
電流経路の対称軸又は対称中心の、磁界が強められた領
域にホールセンサを配置する。これにより、コイル等の
磁路を必要とせずに、安定した磁界を検出することがで
き、精度の高い電流検出が可能となる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記開示の電流検出方
法においては、コイル等の集磁構造を持たず、簡便かつ
省スペースな構造での電流検出が可能である。しかし、
逆に、集磁構造により磁束を集めないため、ホールセン
サ近傍に形成される磁界の磁束密度は低く、測定する電
流量によっては検出感度が不十分である。検出感度の向
上のため、金属製のフェライトコア等をホール素子の近
傍に配置することも考えられるが、電流経路を囲い込む
形状に金属製のフェライトコアを製造することは困難で
あるとともに、製造コストがかかりすぎ、現実的ではな
い。このように、従来の電流検出装置では、低コストか
つ簡便に、検出感度を向上させることは困難であった。
【0006】上記問題を解決するため、本発明は、ホー
ル素子を用いた、検出感度の高い電流検出装置を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の第1の観点にかかる電流検出装置は、被測
定電流の経路を構成する配線層と、前記配線層の一面側
に設けられたホール素子と、前記配線層の他面側に、前
記ホール素子と重なるように設けられ、前記配線層に流
れる前記被測定電流の形成する磁界を前記ホール素子に
収束する、磁性体から構成された板状部材と、を備え
た、ことを特徴とする。
【0008】上記構成によれば、電流経路の近傍に集磁
機能を備える板状部材(集磁板)を配置することによ
り、同様に電流経路の近傍に配置されたホール素子近傍
の磁界が強められる。これにより、検出感度の高い電流
検出装置が得られる。上記構成において、さらに、前記
配線層と前記板状部材との間を埋めるように設けられ、
磁性体を含有する樹脂層を備えてもよい。これにより、
集磁板と併せて、一層高い集磁効果が得られ、より高感
度での電流検出が可能となる。
【0009】上記構成において、例えば、前記ホール素
子は、入出力端子とともに封止樹脂により封止されたホ
ール素子封止物として構成され、前記配線層と前記板状
部材と前記樹脂層とは、封止樹脂により一体化された封
止物として構成され、前記ホール素子封止物と、前記封
止物と、を組み立てて構成される。
【0010】すなわち、入出力端子(リードピン)を備
えるホール素子パッケージを、配線層と、板状部材と、
樹脂層と、を樹脂封止した封止物と、を接着材等により
接着固定することにより、いわゆる大電流型の電流検出
装置が得られる。
【0011】上記構成において、さらに、前記ホール素
子と前記配線層との間に板状の絶縁部材を備え、前記配
線層は前記樹脂層により前記絶縁部材に固定されている
ことが望ましい。この場合、磁性体を含有する樹脂層
は、板状の絶縁部材と、板状部材と、に挟まれて、樹脂
層は一定の形状に形成される。これにより、樹脂層のも
たらす集磁効果は一定したものとなり、また、樹脂層の
高さが低く抑えられるため、装置の小サイズ化が図れ
る。
【0012】上記構成において、さらに、前記配線層の
前記ホール素子が配置された側に、前記ホール素子と重
なるように設けられ、磁性体を含有する樹脂層を備えて
もよい。これにより、さらなる検出感度の向上が図れ
る。
【0013】上記構成において、前記磁性体は、例え
ば、フェライトから構成される。
【0014】上記構成において、さらに、前記ホール素
子に接続された、検出信号入出力用配線層を備え、前記
検出信号入出力用配線層と、前記配線層と、は、リード
フレームから構成されてもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態にかかる電流
検出装置について、以下図面を参照して説明する。本実
施の形態の電流検出装置は、ホール素子を備えた中電流
型の電流検出装置であり、電流(被測定電流)の導通の
有無およびその量を検出する。
【0016】図1に、本発明の実施の形態にかかる電流
検出装置11の構成を示す。また、図2は、図1に示す
電流検出装置11のA−A’線矢視断面を示し、図3
は、B−B’線矢視断面を示す。
【0017】図1に示すように、本実施の形態にかかる
電流検出装置11は、電流測定用リードフレーム12
と、ホール素子チップ13と、から構成されている。
【0018】電流測定用リードフレーム12は帯状に形
成され、U字部12aを有する。電流測定用リードフレ
ーム12はU字部12aにおいて折り返された構造を有
する。U字部12aは線対称なU字型に形成され、U字
の底部はほぼ半円形状となっている。電流測定用リード
フレーム12には、被測定電流(中電流)が流れ、U字
部12aでは、対称な電流経路が形成される。
【0019】ここで、帯状の電流測定用リードフレーム
12の厚さは、例えば、1mmであり、その幅はU字部
12aの近傍では200μmである。また、U字部12
aにおける対称な帯状部分(U字部分)の間隔は、例え
ば、170μmである。
【0020】U字部12aにおいて折り返される電流測
定用リードフレーム12の両端は、図示しない被測定回
路の端子に、溶接又はねじ止めなどにより接続される。
被測定回路で発生する電流は電流測定用リードフレーム
12を流れる。
【0021】ホール素子チップ13は、その内部に半導
体ホール素子を備える素子チップ(ダイ)である。ホー
ル素子チップ13は、U字部12aとほぼ重なるように
配置されている。ホール素子チップ13は、ホール素子
用リードフレーム14にワイヤ15により接続されてい
る。ホール素子用リードフレーム14は4本配置されて
おり、このうちの2本はホール素子に電界形成用の電流
を流すためのものであり、また、他方の2本はホール素
子により発生したホール電圧を検出するためのものであ
る。
【0022】図2のA−A’線矢視断面に示すように、
ホール素子チップ13は、電流測定用リードフレーム1
2の上方に、略平板状の絶縁フィルム16を介して設け
られている。ホール素子チップ13は、絶縁フィルム1
6に接着材により接着されている。
【0023】絶縁フィルム16は段差部分16aを有す
る。絶縁フィルム16の段差部分16aを介したホール
素子チップ13の反対側に、ホール素子用リードフレー
ム14が配置されている。ホール素子用リードフレーム
14は、上述したように、ホール素子チップ13とワイ
ヤ15により接続されている。
【0024】ここで、絶縁フィルム16は、300℃程
度の温度に耐えられる耐熱性樹脂、例えば、ポリイミド
樹脂から構成されている。絶縁フィルム16は、例え
ば、200μmの厚さを有する。
【0025】図3に電流検出装置11のB−B’矢視線
断面を示す。図3に示すように、ホール素子チップ13
は、電流測定用リードフレーム12の対称部分(U字部
12a)の絶縁フィルム16を介した上方に配置されて
いる。ホール素子チップ13(内部のホール素子)は、
電流測定用リードフレーム12に流れた電流を以下のよ
うに検出する。
【0026】ホール素子は、半導体内の電流の流れる方
向と直角に磁界が形成された場合に、電流及び磁界と直
角方向に電流と磁場に比例する起電力を生じるというホ
ール効果を利用して、検出磁界を電圧(ホール電圧)に
変換する。発生したホール電圧を測定することにより、
磁界の形成の有無(およびその強度)を知ることがで
き、電流測定用リードフレーム12への通電(およびそ
の量)を検出することができる。
【0027】ここで、図3を参照して、電流検出方法に
ついて具体的に説明する。電流測定用リードフレーム1
2に図3に示すような被測定電流Iが流れる際、U字部
12aを構成する電流測定用リードフレーム12にはそ
れぞれ逆方向に電流Iが流れる。このように互いに逆向
きの電流経路が構成されることにより、U字部12aへ
の通電の際には、U字部12aの間に挟まれた領域に
は、強められた磁界Hが形成される。U字部12aの近
傍に、ホール素子チップ13を配置することにより、被
測定電流の量が少ない場合でも、強められた磁界Hを検
出することができる。
【0028】図2および図3に示すように、電流測定用
リードフレーム12は、絶縁フィルム16に対してポッ
ティング樹脂層17により固定されている。ポッティン
グ樹脂層17は、電流測定用リードフレーム12のU字
部12aの全体を覆うように形成されている。
【0029】ポッティング樹脂層17の下には、集磁板
18が接着固定されている。このように、ポッティング
樹脂層17は、絶縁フィルム16と集磁板18との間を
埋めており、電流測定用リードフレーム12を絶縁フィ
ルム16に接着固定するとともに、集磁板18を電流測
定用リードフレーム12の近傍に固定する。
【0030】集磁板18は、フェライト、パーマロイ等
の磁性体フィルムから構成され、例えば、1mm以下の
厚さで設けられている。また、図2および図3に示すよ
うに、電流測定用リードフレーム12のU字部12a全
体を覆っている。
【0031】集磁板18は、ホール素子チップ13近傍
の磁界Hが強め、ホール素子チップ13の磁界検出感度
を高める。これにより、高感度での電流検出が可能とな
る。また、このような集磁板18を備えた構成は、低コ
ストかつ簡便に形成することができる。さらに、平板形
状を有することから、ホール素子チップ13近傍の磁界
Hの均一性を維持しつつ、検出感度の向上が図れる。
【0032】図1に示すように、上記構成の電流検出装
置11は、電流測定用リードフレーム12およびホール
素子用リードフレーム14の、電極接続部分を除いて、
モールド樹脂19により封止されている。モールド樹脂
19は、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂等から構成され
ている。
【0033】以上説明したように、本発明によれば、ホ
ール素子チップ13の近傍に集磁板18を配置すること
により、ホール素子チップ13近傍の高い磁束密度が得
られる。これにより、ホール素子チップ13の近傍に低
コストかつ簡便に集磁構造を形成することができ、高感
度での電流検出が可能となる。
【0034】本発明は、上記実施の形態に限られず、種
々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能
な上記の実施の形態の変形態様について説明する。
【0035】上記実施の形態では、ポッティング樹脂層
17は、接着機能のみを有するものとした。しかし、図
4に示すように、ポッティング樹脂層17にフェライト
粉末、鉄粉末、ニッケル粉末、パーマロイ粉末などの磁
性体粉末20を混練し、集磁機能を付与してもよい。こ
の場合、ポッティング樹脂層17は、例えば、粒径が5
00μmのフェライト粉末を、例えば、フェライト粉
末:エポキシ樹脂=85:15の重量比でエポキシ樹脂
に混練して得られた樹脂から構成することができる。ま
た、磁性体は、粉末として樹脂に混練する他に、溶融し
て添加するなど、他の方法で添加してもよい。
【0036】上記のように、集磁機能を備えたポッティ
ング樹脂層17を用いることにより、集磁板18と併せ
て、高い集磁効果および検出感度が得られる。また、ポ
ッティング樹脂層17のみを用いた場合には、一定の形
状に形成することは難しいが、集磁板18を積層して設
けることにより、ポッティング樹脂層17を一定の形状
で形成することができる。これにより、安定した、高い
検出感度が得られる。さらに、集磁板18により、ポッ
ティング樹脂層17の高さを低く、一定にできるので、
製品形状を一定に小型化できる。
【0037】また、上記のように、絶縁フィルム16の
電流測定用リードフレーム12側だけでなく、ホール素
子チップ13側にも集磁体を設けてもよい。例えば、図
5に示すように、ホール素子チップ13上に、樹脂から
なる囲い21を設け、その内部に上記ポッティング樹脂
層17と同様の、磁性体粉末20を添加した樹脂層22
を配置してもよい。これにより、さらなる検出感度の向
上が図れる。
【0038】上記実施の形態では、電流測定用リードフ
レーム12にU字部12aを形成し、半円形状を有する
線対称な電流経路を構成するよう形成するものとした。
しかし、電流測定用リードフレーム12の構成は、対称
な電流経路を形成して、通電の際に磁界が強められる領
域を形成可能な構成であればいかなるものでもよい。例
えば、電流測定用リードフレーム12により形成される
電流経路を、図6に示すような完全な線対称に構成して
もよい。また、電流経路を図7に示すような、ほぼ円形
として、電流経路を点対称に構成してもよい。
【0039】上記実施の形態では、ホール素子チップ1
3を備えた、いわゆる中電流型の電流検出装置11であ
る。しかし、ホール素子チップ(ダイ)13の代わり
に、図8に示すように、パッケージングされたホール素
子23を用いてもよい。
【0040】また、図9(a)のA−A’線矢視断面に
示すような、入出力端子(リードピン)24を備えたホ
ール素子パッケージ25を用いてもよい。この場合、図
9(b)のB−B’線矢視断面に示すように、電流測定
用リードフレーム12と、ポッティング樹脂層17と、
集磁板18と、をモールド樹脂19により一体化した組
立体と、ホール素子パッケージ25と、を接着材等によ
り接着して組み立てることにより、電流検出装置11が
構成される。このような電流検出装置11は、いわゆる
大電流型として用いることができる。
【0041】勿論、図8および図9(a)に示す構造に
おいても、図4に示すようなポッティング樹脂層17に
磁性体粉末20を添加した構成とすることができる。ま
た、同様に、図5に示すような絶縁フィルム16のホー
ル素子側に磁性体添加樹脂層を設けた構成とすることが
できる。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ホール素子を用いた検出感度の高い電流検出装置11が
提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態にかかる電流検出装置11
の構成を示す図である。
【図2】図1における電流検出装置11のA−A’線矢
視断面図である。
【図3】図1における電流検出装置11のB−B’線矢
視断面図である。
【図4】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【図5】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【図6】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【図7】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【図8】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【図9】本発明の他の実施の形態にかかる電流検出装置
11の構成を示す図である。
【符号の説明】
11 電流検出装置 12 電流測定用リードフレーム 12a U字部 13 ホール素子チップ 14 ホール素子用リードフレーム 15 ワイヤ 16 絶縁フィルム 17 ポッティング樹脂層 18 集磁板 19 モールド樹脂 20 磁性体粉末 21 囲い 22 樹脂層 23 ホール素子パッケージ 24 リードピン 25 ホール素子パッケージ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 室伏 仁 埼玉県新座市北野三丁目6番3号 サンケ ン電気株式会社内 (72)発明者 青柳 秀和 埼玉県新座市北野三丁目6番3号 サンケ ン電気株式会社内 (72)発明者 金子 信男 埼玉県新座市北野三丁目6番3号 サンケ ン電気株式会社内 Fターム(参考) 2G017 AA02 AC07 AD53 2G025 AA17 AB02 AC01

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定電流の経路を構成する配線層と、 前記配線層の一面側に設けられたホール素子と、 前記配線層の他面側に、前記ホール素子と重なるように
    設けられ、前記配線層に流れる前記被測定電流の形成す
    る磁界を前記ホール素子に収束する、磁性体から構成さ
    れた板状部材と、 を備えた、ことを特徴とする電流検出装置。
  2. 【請求項2】さらに、前記配線層と前記板状部材との間
    を埋めるように設けられ、磁性体を含有する樹脂層を備
    える、ことを特徴とする請求項1に記載の電流検出装
    置。
  3. 【請求項3】前記ホール素子は、入出力端子とともに封
    止樹脂により封止されたホール素子封止物として構成さ
    れ、 前記配線層と前記板状部材と前記樹脂層とは、封止樹脂
    により一体化された封止物として構成され、 前記ホール素子封止物と、前記封止物と、を組み立てて
    構成される、ことを特徴とする請求項1または2に記載
    の電流検出装置。
  4. 【請求項4】さらに、前記ホール素子と前記配線層との
    間に板状の絶縁部材を備え、前記配線層は前記樹脂層に
    より前記絶縁部材に固定されている、ことを特徴とする
    請求項2または3に記載の電流検出装置。
  5. 【請求項5】さらに、前記配線層の前記ホール素子が配
    置された側に、前記ホール素子と重なるように設けら
    れ、磁性体を含有する樹脂層を備える、ことを特徴とす
    る請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電流検出装
    置。
  6. 【請求項6】前記磁性体は、フェライトから構成され
    る、ことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載の電流検出装置。
  7. 【請求項7】さらに、前記ホール素子に接続された、検
    出信号入出力用配線層を備え、前記検出信号入出力用配
    線層と、前記配線層と、は、リードフレームから構成さ
    れる、ことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項
    に記載の電流検出装置。
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