JP4163786B2 - ナースコール親機装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、通話機及び通話回線を介して看護スタッフと患者とのコミュニケーションを可能とするナースコールシステムにおいて、ナースステーション側に設置されて、病室の各患者ベッドに対応して設置されるナースコール子機との間で双方通話が可能なナースコール親機装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ナースコールシステムは、図9に示すように、例えば一の病棟を管理するナースステーション1に設置されたナースコール親機11と、一の病棟の各病室の各患者ベッド毎に設置されるナースコール子機31、31、31と、これらナースコール親機11及びナースコール子機32、32とを病室アダプタ32、32を介して接続する制御装置2とで構成している。
【0003】
そして、ナースコール親機11は、通話手段である通話機12及び選局ユニット13とを有して構成しており、このうち選局ユニット13は、各ナースコール子機31、31、31に対応して設けられる通話選局ボタン13aと各ナースコール子機31、31、31の呼出があったことを表示する呼出表示ランプ13bとナンバー等で各患者ベッドをそれぞれ特定するためのベッド番号を表示するベッド番号表示部13cとを一組とする選局ボタン類を有し、この選局ボタン類を多数並置されて構成している。図示のものでは、縦3列のそれぞれ20組の通話選局ボタン13a、呼出表示ランプ13b及びベッド表示部13cからなる選局ボタン類を有して構成している。
【0004】
以上のように構成するナースコールシステムにおいて、各病室アダプタ32には、それぞれ異なる識別番号が設定されており、制御装置2からコマンドやディジタル音声信号を送信する場合には、この識別番号と子機31のベッド番号とを付加することで、指定した病室アダプター32の子機32に送信することができる。
【0005】
病室アダプター32は制御装置2から送信されたコマンドやディジタル音声信号が自己宛ものか否かを識別番号によって判定し、自己宛のものであればそれらを受信する。コマンドを受信した場合はその内容に応じた処理を実行し、ディジタル音声信号を受信した場合はアナログ音声信号に変換して指定された子機31に送出する。
【0006】
反対に、子機31から制御装置2にコマンドやディジタル音声信号を送信する場合は、自己のベッド番号及び自己の属する病室アダプター31の識別番号を病室アダプター32で付加して送信する。これによって、制御装置2は発信元の子機31を特定することができる。
【0007】
この結果、ナースコール親機11側において、選局ユニット13の呼出表示ランプ13bのうち、発呼しているベッド番号に該当する呼出表示ランプ13bが点滅する。この点滅を認識した看護婦は、ベッド番号表示部13cによって呼び出している患者を確認しながら、通話選局ボタン13aを押下して、通話機12によって、発呼者である患者との通話を開始する。
【0008】
そして、従来のナースコール親機11は、図10に示すように、通話選局ボタン13a、呼出表示ランプ13b及びベッド番号表示部13cを各1を一組とする選局ボタン類を、多数並置して構成しており、例えば図示するものでは、縦3列のそれぞれ20組の選局ボタン類を1ユニットとする一体不可分のものとして構成している。従って、図示のナースコール親機11は、最大ベッド数60床の管理を受け持つナースステーション1に適用される場合である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、1つのナースステーション1においては、必ずしも、自己が受け持つベッド数が60床に限定されているものではなく、60床以下の場合や増設により60床以上を必要とする場合が出てくる。
【0010】
この様な場合、従来のナースコール親機11では、ベッド数が少ない場合にも、管理ベッド数の多いナースコール親機を使用せざるを得ず、また、例えば60床にはるかに満たないベッド数の増加による選局ボタン類の増設を行う場合であっても、やはり例えば60床分の選局ボタン類を有する別のナースコール親機機を増設するほかなく、ナースコール親機11の設置スペースが拡大するばかりでなく、無駄な選局ボタン類を沢山確保する結果、自体の大型化と共に、コスト的にも不利となっていた。
【0011】
そこで、本発明は、かかる従来のナースコール親機を考慮して、各ナースステーションの管理するベッド数に応じて、柔軟に選局ボタン類の個数が選択でき、小型化、設置スペースの縮小或いはコスト的に有利なナースコール親機装置を提供することを目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明は、ナースコール子機にそれぞれ対応する多数の選局ボタン類を有して構成する選局ユニットを、選局ボタン類を複数個組となるように分割して、分割選局ユニットを構成し、この各分割選局ユニットは、前記ナースコール子機の数に対応する選局ボタン類の必要数に応じて使用個数を選択し、選択した各分割選局ユニットを適宜組み合わせて使用するように構成したものである。
【0013】
この結果、管理すべきナースコール子機の数に対応して、分割選局ユニットの数を適宜選択することによって、無駄な選局ボタン類を極力少なくし、ナースコール親機の小型化、設置スペースの狭小化、これらに伴うコストの低減をかかることができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
請求項1記載の本発明は、ナースステーション側に設置されており、病室の各患者ベッドに対応して設置されたナースコール子機との間で双方向通話が可能なナースコール親機装置における、前記ナースコール子機にそれぞれ対応する多数の選局ボタン類を有して構成する選局ユニットを前記選局ボタン類を複数個組となるよう分割して、分割選局ユニットを構成し、この各分割選局ユニットは、前記ナースコール子機の数に対応する選局ボタン類の必要数に応じて使用個数を選択し、選択した各分割選局ユニットを適宜組み合わせて使用するようにしたことを特徴とするものである。
【0015】
この結果、管理すべきナースコール子機の数に対応して、分割選局ユニットの数を適宜選択することによって、無駄な選局ボタン類を極力少なくし、ナースコール親機の小型化、設置スペースの狭小化、これらに伴うコストの低減をかかることができる。
【0016】
請求項2に記載の本発明は、請求項1記載の分割選局ユニットを、選局ボタン類が配置された上ケースと、ナースステーションの壁面に設置される下ケースとで構成するもので、選局ボタン類を上ケースに配置した結果、機構部分がない下ケースを、ナースステーションの壁面に確実且つ機構部分をドライバー等で傷つけることなく、容易に取り付けることができる。
【0017】
請求項3に記載の本発明は、請求項1又は2記載のナースステーションの壁面に設置された互いに隣り合う一対の下ケースの間を、連結スペーサによって所定幅の間隙をおいて位置決めしたことを特徴とするもので、たとえ下ケースの外側を上ケースが覆う形で組み合わされる場合にも、上ケースの側壁の板厚部分のスペースを下ケース間に確保することができ、下ケースの壁面への取付を容易にしている。
【0018】
請求項4に記載の本発明は、請求項3記載の連結スペーサは、互いに隣り合う下ケースの両対向側壁間の所定の間隙スペースを確保するスペーサ部と、前記各下ケースの対向側壁にそれぞれ設けた嵌合穴に嵌入してこれら隣り合う下ケースを連結する一対の連結片部とから構成するもので、スペーサ部によって、下ケース間の間隙を容易に確保することができる。
【0019】
請求項5に記載の本発明は、請求項4記載の連結スペーサの連結片部に係合して嵌合穴の底部との間で連結スペーサを挟着する挟着係合片を、下ケースの底壁に立設して構成するもので、連結スペーサの位置決めが容易となると共に、連結スペーサが確実に固定される。
【0020】
請求項6に記載の本発明は、請求項4又は5記載の連結スペーサの各連結片部の先端に、それぞれ外方に開口するU字状のねじ穴を形成し、このねじ穴に通したねじによって、連結スペースを互いに隣り合う下ケースの底壁に取り付けて構成するもので、連結スペーサの連結片部の先端に形成したねじ穴が外方に開口しているため、ねじをナースステーションの壁面に仮設置した後に、このねじに連結スペーサのねじ穴を挿入することができ、連結スペーサの位置決め及び取付が容易となる。
【0021】
請求項7に記載の本発明は、請求項4乃至6のいずれか1の記載の各下ケースの底部に取付貫通穴を設けると共に、連結スペーサの連結片部に設けたU字状のねじ穴より挿通したねじを、前記取付貫通穴を貫通させて、ナースステーションの壁面に螺合することにより、下ケース及び前記連結スペーサをナースステーションの壁に共締めして構成するもので、連結スペーサの取付用ねじと下ケース取付用のねじとを共用化できることになる。
【0022】
請求項8に記載の本発明は、請求項7記載の各下ケースの底壁に設けた取付貫通穴を、下ケースの底部に立設したボスに形成して構成するもので、ボスがねじを案内することにより、ねじが容易に位置決めされて、ナースステーションの壁面に螺合されることになって、下ケースがナースステーションの壁面に確実且つ容易にに取り付けることができ、取り付け作業性の向上が図れる。
【0023】
次に、本発明の実施の形態について、図1乃至図7を用いて説明する。
【0024】
図中、21は、ナースコール親機であって、このナースコール親機21は、図示しないナースコール子機との間で通話を行うための通話手段である通話機21と特定のナースコール子機を選択して選択したナースコール子機との通話を可能と選局ユニット22とを有して構成している。
選局ユニット22は、本実施の形態では、3つの分割選局ユニット23に分割して構成している。
【0025】
各分割選局ユニット23は、それぞれ、各ナースコール子機に対応して設けられる通話選局ボタン24と各ナースコール子機の呼出があったことを表示する呼出表示ランプ25とナンバー等各患者ベッドをそれぞれ特定するためのベッド番号を表示しているベッド番号表示部26とを一組とする選局ボタン類を多数有して構成している。この実施の形態では、各分割選局ユニット23は、縦1列にそれぞれ20組の通話選局ボタン24、呼出表示ランプ25及びベッド表示部26からなる選局ボタン類を配して構成している。
【0026】
そして、各分割選局ユニット23は、通話選局ボタン24、呼出表示ランプ25及びベッド表示部26cからなる選局ボタン類が配置された上ケース30と、ナースステーションの壁面に設置される下ケース40とで構成している。
さらに、分割選局ユニット23は、上下2個の連結スペーサ50によって互いに隣同士に連結されてナースステーションの壁面に設置されている。
連結スペーサ50は、図3に示すように、互いに隣り合う下ケース40の両対向側壁41間の所定の間隙スペースを確保するスペーサ部51と、このスペーサ部51の両対向側壁より張出して形成された一対の連結片部52とから構成している。
【0027】
スペーサ部51は、連結片部52より板厚に形成されており、連結片部52側方向の幅が、互いに隣り合う下ケース40間の必要な所定幅と同等に形成されている。
【0028】
連結片部52は、その先端に外方に開口する一対のU字状のねじ穴52aを形成しており、下ケース40の両対向側壁41に互いに離間して設けられた一対の嵌合穴42に嵌合するように形成されている。
【0029】
下ケース40の底壁43の両側部には、連結スペーサ50の連結片部52が嵌合穴42に嵌合した状態で、連結片部42の先端部に係合する一対の挟着係合片44がそれぞれ立設されており、この挟着係合片44は、連結片部42の先端部に係合することにより、嵌合穴42の底部との間で連結スペーサ50を挟着固定している。
【0030】
下ケース40の底部には、一対の挟着係合片44の間に位置するように、ボス45が立設されており、このボス45には、ナースステーションの壁面への取付貫通穴46が設けられている。この取付貫通穴46は、連結スペーサ50の連結片部52に設けたねじ穴52aより挿通したねじ60が貫通するようになっており、この取付貫通穴46を貫通したねじ60は、ナースステーションの壁面に螺合することにより、下ケース40及び連結スペーサ50をナースステーションの壁に共締めしている。
【0031】
下ケース40をナースステーションの壁面に取り付ける場合、まず図5及び図6に示すように、互いに隣りあうべき下ケース40、40の両嵌合穴42に、横向きにした連結スペーサ50の両連結片部52を嵌合し、挟着係合片44を両連結片部52の先端に係合させることによって、連結スペーサ50を挟着係合片44と嵌合穴42の底部との間で挟着して、連結スペーサ50を固定し、両下ケース40を、スペーサ部51の幅寸法により所定幅の隙間を明けて連結する。
その後、連結片部52のねじ穴52aおよびぼす45の取付貫通穴46にねじ60を挿通して、このねじ60をナースステーションの壁面に螺合することにより、両下ケース40をナースステーションの壁面に設置されることになる。
【0032】
このようにナースステーションの壁面に設置された各下ケース40には、それぞれ選局ボタン類が設置された上ケース30を被せることによって、各分割ユニット23をナースステーションの壁面に設置することになる。従って、連結スペーサ50によって形成された互いに隣り合う下ケース40の間の間隙は、互いに隣り合う上ケース30の両側壁の板厚より若干幅広に成るようになっている。
ナースステーションの壁面に設置された下ケース40のうち一番外側に位置する下ケース40は、連結片部52を嵌合する嵌合穴42が空いたままとなることになるが、この実施の形態では、図7及び図8に示すように、連結スペーサ50を縦向きにし、しかも、連結片部52が下ケース40の内側に位置するようにして、そのスペーサ部51を嵌合穴42に嵌合することによって、嵌合穴42を嵌合することができる。
【0033】
また、上ケース30の側壁の内側には、図2に示すように、コ字状の切欠き部31が刻設されており、上ケース30の間にリード線等を渡す場合の連通穴が形成できるようになっている。又、下ケース40には、切欠き部31に対応してリード線等を渡す連通穴47が穿設されている。
【0034】
以上のように構成するナースコール親機においては、ナースコール子機にそれぞれ対応して選局ユニット22が、通話選局ボタン24、呼出表示ランプ25およびベッド番号表示部26を有して構成する多数の選局ボタン類を有して構成する場合、通話選局ボタン24、呼出表示ランプ25およびベッド番号表示部26を有して構成する選局ボタン類を複数個組となるよう分割して構成した分割選局ユニット23で構成されるために、この各分割選局ユニット23は、管理すべきナースコール子機の数に対応する選局ボタン類の必要数に応じて使用個数を選択し、選択した各分割選局ユニット23を適宜組み合わせて使用することができることになり、無駄な選局ボタン類を極力少なくし、ナースコール親機20の小型化、設置スペースの狭小化、これらに伴うコストの低減をかかることができる。
【0035】
又、分割選局ユニットを、選局ボタン類が配置された上ケース30と、ナースステーションの壁面に設置される下ケース40とで構成し、選局ボタン類を上ケース30に配置した結果、機構部分がない下ケース40を、ナースステーションの壁面に確実且つ機構部分をドライバー等で傷つけることなく、容易に取り付けることができる。
【0036】
又、ナースステーションの壁面に設置された互いに隣り合う一対の下ケース40の間を、連結スペーサ50によって所定幅の間隙をおいて位置決めしている結果、たとえ下ケース40の側壁を上ケースの側壁が覆う形で組み合わされる場合にも、上ケース30の側壁の板厚部分のスペースを下ケース40間に確保することができ、下ケース40の壁面への取付を容易にしている。
【0037】
連結スペーサ50は、互いに隣り合う下ケース40の両対向側壁41間の所定の間隙スペースを確保するスペーサ部51と、各下ケース40の対向側壁41にそれぞれ設けた嵌合穴42に嵌入してこれら隣り合う下ケース40を連結する一対の連結片部52とから構成している結果、スペーサ部51によって、下ケース40間の間隙を容易に確保することができる。
【0038】
又、連結スペーサ50の連結片部52に係合して嵌合穴42の底部との間で連結スペーサ50を挟着する挟着係合片44を、下ケース40の底壁43に立設していることから、連結スペーサ50の位置決めが容易となると共に、連結スペーサ50が確実に固定される。
【0039】
又、連結スペーサ50の各連結片部52の先端に、それぞれ外方に開口するU字状のねじ穴52aを形成し、このねじ穴52aに通したねじ60によって、連結スペーサ50を互いに隣り合う下ケース40の底壁43に取り付けてるもので、連結スペーサ50の連結片部52の先端に形成したねじ穴52aが外方に開口しているため、ねじ60をナースステーションの壁面に仮設置した後に、このねじ60に連結スペーサ52のねじ穴52aを挿入することができ、連結スペーサ50の位置決め及び取付が容易となる。
【0040】
下ケース40の底壁に取付貫通穴46を設けると共に、連結スペーサ50の連結片部52に設けたU字状のねじ穴52aより挿通したねじ60を、取付貫通穴46を貫通させて、ナースステーションの壁面に螺合することにより、下ケース40及び連結スペーサ50をナースステーションの壁に共締めしたことから、下ケース40の取付ねじと連結スペーサ50の取付用のねじとを共用化できることになる。
【0041】
更に、下ケース40の底壁43に設けた取付貫通穴46を、下ケース40の底壁に立設したボス45に形成しているため、ボス45がねじ60を案内することにより、ねじ60が容易に位置決めされて、ナースステーションの壁面に螺合されて、下ケース40がナースステーションの壁面に確実且つ容易にに取り付けることができ、取り付け作業性の向上が図れる。
【0042】
【発明の効果】
以上のように構成する本発明は、ナースステーション側に設置されて、病室の各患者ベッドに対応して設置されたナースコール子機との間で双方向通話が可能なナースコール親機装置における、前記ナースコール子機にそれぞれ対応する多数の選局ボタン類を有して構成する選局ユニットを前記選局ボタン類を複数個組となるよう分割して、分割選局ユニットを構成し、この各分割選局ユニットは、前記ナースコール子機の数に対応する選局ボタン類の必要数に応じて使用個数を選択し、選択した各分割選局ユニットを適宜組み合わせて使用するように構成したため、管理すべきナースコール子機の数に対応して、分割選局ユニットの数を適宜選択することによって、無駄な選局ボタン類を極力少なくし、ナースコール親機の小型化、設置スペースの狭小化、これらに伴うコストの低減をかかることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態によるナースコール親機装置の正面図
【図2】図1における選局ユニットの分解斜視図
【図3】連結スペーサの斜視図
【図4】連結スペーサの組付け前の状態の互いに隣り合う一対の下ケースの斜視図
【図5】連結スペーサを下ケースに組み付け場合の行程図を示す要部斜視図で、(1)は組付け前、(2)は組付け後の状態
【図6】下ケースへの連結スペーサの組付け状態を示す断面図
【図7】連結スペーサにより下ケースの使用しない嵌合穴を塞ぐ場合の行程図であり、(1)は組付け前、(2)は組付け後の状態
【図8】連結スペーサにより下ケースの使用しない嵌合穴を塞いだ状態を示す断面図
【図9】ナースコールシステムを示す構成ブロック図
【図10】従来のナースコール親機装置を示す正面図
【符号の説明】
12,21 通話機
13,22 選局ユニット
20 ナースコール親機
23 分割選局ユニット
24 通話選局ボタン
25 呼出ランプ
26 ベッド番号表示部
30 上ケース
40 下ケース
41 対向側壁
42 嵌合穴
43 底壁
44 挟着係合片
45 ボス
46 取付貫通穴
50 連結スペーサ
51 スペーサ部
52 連結片部
52a ねじ穴
60 ねじ

Claims (8)

  1. ナースステーション側に設置されており、病室の各患者ベッドに対応して設置されたナースコール子機との間で双方向通話が可能なナースコール親機装置における、前記ナースコール子機にそれぞれ対応する多数の選局ボタン類を有して構成する選局ユニットを前記選局ボタン類を複数個組となるよう分割して、分割選局ユニットを構成し、この各分割選局ユニットは、前記ナースコール子機の数に対応する選局ボタン類の必要数に応じて使用個数を選択し、選択した各分割選局ユニットを適宜組み合わせて使用するようにしたことを特徴とするナースコール親機装置。
  2. 分割選局ユニットは、選局ボタン類が配置された上ケースと、ナースステーションの壁面に設置される下ケースとで構成することを特徴とする請求項1 記載のナースコール親機装置。
  3. ナースステーションの壁面に設置された互いに隣り合う一対の下ケースの間を、連結スペーサによって所定幅の間隙をおいて位置決めしたことを特徴とする請求項1又は2記載のナースコール親機装置。
  4. 連結スペーサは、互いに隣り合う下ケースの両対向側壁間の所定の間隙スペースを確保するスペーサ部と、前記各下ケースの対向側壁にそれぞれ設けた嵌合穴に嵌入してこれら隣り合う下ケースを連結する一対の連結片部とから構成することを特徴とする請求項3記載のナースコール親機装置。
  5. 連結スペーサの連結片部に係合してを嵌合穴の底部との間で連結スペーサを挟着する挟着係合片を、下ケースの底壁に立設したことを特徴とする請求項4記載のナースコール親機装置。
  6. 連結スペーサの各連結片部の先端に、それぞれ外方に開口するU字状のねじ穴を形成し、このねじ穴に通したねじによって、連結スペースを互いに隣り合う下ケースの底壁に取り付けたことを特徴とする請求項4又は5記載のナースコール親機装置。
  7. 各下ケースの底部に取付貫通穴を設けると共に、連結スペーサの連結片部に設けたU字状のねじ穴より挿通したねじを、前記取付貫通穴を貫通させて、ナースステーションの壁面に螺合することにより、下ケース及び前記連結スペーサをナースステーションの壁に共締めしたことを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれか1に記載のナースコール親機装置。
  8. 各下ケースの底部に設けた取付穴を、下ケースの底部に立設したボスに形成したことを特徴とする請求項7記載のナースコール親機装置。
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