JP4163586B2 - リモコン装置 - Google Patents

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Description

本発明は、リモコン間のインターホン機能を有するリモコンシステムと、インターホン機能が無く呼出し音によりリモコン間の呼出しを行うリモコンシステムの双方において使用可能なリモコン装置に関する。
従来より、例えば給湯器を浴室に設けられた浴室リモコンと台所に設けられた台所リモコンとにより遠隔操作するリモコンシステムにおいて、浴室リモコンに呼出しスイッチを備えて、該呼出しスイッチが操作されている間、浴室リモコンから台所リモコンに対して呼出し信号を送信するようにし、該呼出し信号を受信している間、台所リモコンにおいて呼出し音を出力するようにしたものが知られている。
また、浴室リモコンと台所リモコンとの間で通話を可能とするインターホン機能を備えたリモコンシステムも知られており、かかるリモコンシステムにおいては、浴室リモコン及び台所リモコンに通話の開始を指示する「通話スイッチ」が備えられている(例えば、特許文献1参照)。そして、いずれかのリモコンの通話スイッチが操作されたときに、該リモコンの通話スイッチが再度操作されるまでの間、該リモコンから他のリモコンに対して呼出し信号が継続的に送信され、他のリモコンが該呼出し信号を受信している間、他のリモコンから該リモコンに対して応答信号が継続的に送信される。
そして、このように浴室リモコンと台所リモコンとの間で呼出し信号と応答信号が送受信されている間、浴室リモコンと台所リモコン間の音声通信を行って両リモコン間の通話を可能としている。
このように、浴室リモコンから台所リモコンを呼出すための構成として、呼出し音を出力するタイプとインターホンを用いるタイプとが普及している。そして、浴室と台所以外の洗面所やリビングにもリモコン(増設リモコン)を設置したリモコンシステムも普及している。
特開2002−139246号公報
インターホン機能が無く呼出し音の出力による呼出しを行うリモコンシステムに対応した増設リモコンと、インターホン機能付きのリモコンシステムに対応した増設リモコンを別個に用意する場合には、製品管理が面倒であると共に増設リモコンのコストもアップする。また、増設リモコンに切換えスイッチを設け、該切換えスイッチの操作によりいずれのリモコンシステムにも対応可能な仕様とすることも可能であるが、この場合には増設リモコンのコストが高くなる。
ここで、上述した増設リモコンは、浴室リモコンや台所リモコンに比べて使用頻度が低いため、給湯器等を遠隔操作する基本的な機能を備えれば十分であり、インターホン機能のような高機能が要求される場合は少ないと考えられる。
そこで、インターホン機能が無く呼出し音の出力による呼出しを行うリモコンシステムに対応したインターホン機能を持たない増設リモコンを、そのままインターホン機能付きのリモコンシステムで使用することが考えられる。
しかし、上述したように、インターホン機能付きのリモコンシステムにおいては、リモコン間で通話が行われているときに呼出し信号が継続的に送信されるため、該呼出し信号を受信した増設リモコンから呼出し音の出力が継続して行われてしまい、該呼出し音により増設リモコン付近の所在者に不快感を与えてしまう。
本発明はかかる背景を鑑みてなされたものであり、インターホン機能を有するリモコンシステムと、インターホン機能が無く呼出し音の出力により呼出しを行うリモコンシステムの双方において使用可能な増設リモコンを、コストを抑えて提供することを目的とする。
本発明は上記目的を達成するためになされたものであり、インターホン機能を有する複数のリモコンを共通の通信回線を介して相互に通信可能とし、各リモコンは他のリモコンから呼出し信号を受信しているときに、該他のリモコンに対して応答信号を送信しつつ該他のリモコンとの音声通信を行うインターホン機能付きの第1のリモコンシステムにおいて、前記通信回線を介して各リモコンと相互に通信可能に接続することが可能であると共に、所定操作がなされているときに前記呼出し信号を送信するリモコンと、該呼出し信号の受信中に呼出し音を出力するリモコンとを、前記第1のリモコンシステムと同一仕様の共通の通信回線を介して相互に通信可能としたインターホン機能無しの第2のリモコンシステムにおいて、該通信回線を介して各リモコンと相互に通信可能に接続することが可能であるリモコン装置に関する。
そして、前記呼出し信号を受信したときに、その後第1の所定時間内に前記応答信号を受信したときは、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断し、該第1の所定時間内に前記応答信号を受信しなかったときには、前記第2のリモコンシステムにおいて使用されていると判断するリモコンシステム識別手段と、該リモコンシステム識別手段により、前記第2のリモコンシステムにおいて使用されていると判断されたときに、前記呼出し信号を受信したときには、前記呼出し信号の受信中に呼出し音を出力する呼出し音出力手段と、前記リモコンシステム識別手段により、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断されたときに、前記呼出し信号を受信したときには、前記呼出し音の出力を禁止するか前記呼出し音を第2の所定時間のみ出力する呼出し音出力制限手段とを備えたことを特徴とする。
かかる本発明によれば、前記リモコンシステム識別手段により、前記リモコン装置が使用されているリモコンシステムが前記第1のリモコンシステムであるか前記第2のリモコンシステムであるかが識別される。そして、前記リモコン装置が前記第2のリモコンシステムで使用されていたときは、前記呼出し音出力手段により、他のリモコンから前記呼出し信号を受信している間、前記呼出し音が出力される。そのため、前記リモコン装置を前記第2のリモコンシステムにおいて使用したときは、他のリモコンにおいて前記所定操作がなされている間、前記リモコン装置から呼出し音を出力させて、前記リモコン装置付近の所在者を呼出すことができる。
また、前記リモコンシステム識別手段により、前記リモコン装置が前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断されたときには、前記呼出し音出力制限手段により、他のリモコンから前記呼出し信号を受信したときに、前記呼出し音の出力が禁止されるか又は前記呼出し音が前記第2の所定時間のみ出力される。そのため、他のリモコン間で前記呼出し信号と前記応答信号の送受信が継続されながら音声通信が実行されている間に、前記リモコン装置から呼出し音が継続して出力され、前記リモコン装置の付近の所在者に対して不快感を与えることを防止することができる。
そして、前記リモコンシステム識別手段の機能はソフトウェアにより実現可能であるため、選択スイッチ等のハードウェア部品を追加することなく、使用されるリモコンシステム(前記第1のリモコンシステム又は前記第2のリモコンシステム)に応じて、前記リモコン装置の作動を切換えることができる。そのため、前記第1のリモコンシステムと前記第2のリモコンシステムの双方で使用可能なリモコン装置を、コストを抑えて構成することができる。
また、前記リモコンシステム識別手段により、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断された後、前記呼出し信号を受信したときに、その後第3の所定時間以内に前記応答信号を受信しなかったときには、異常報知を行う異常報知手段を備えたことを特徴とする。
かかる本発明において、前記第1のリモコンシステムにおいて、前記リモコン装置が前記呼出し信号を受信するのは、他のいずれかのリモコンからインターホン機能による通話の開始要求があったときである。そして、該呼出し信号を受信してから前記第3の所定時間以内に、前記リモコン装置が前記応答信号を受信しなかったときには、通話の相手となる他のリモコンが故障して、前記応答信号を送信しなかったと判断することができる。そこで、前記異常報知手段はかかる場合に異常報知を行い、これにより使用者に対してリモコンの故障を知らせることができる。
本発明の実施の形態について、図1〜図5を参照して説明する。図1はインターホン機能が無いリモコンシステムの接続態様図及びタイミングチャート、図2はインターホン機能を有するリモコンシステムの接続態様図及びタイミングチャート、図3,図4は増設リモコンの作動フローチャート、図5はインターホン機能に故障が生じた場合のタイミングチャートである。
図1(a)を参照して、リモコンシステム1(本発明の第2のリモコンシステムに相当する)は、給湯器2を遠隔操作する浴室リモコン3と台所リモコン4と増設リモコン5(本発明のリモコン装置に相当する)とを、共通の通信ケーブル6(本発明の通信回線に相当する)を介して相互に通信可能に接続して構成されている。
浴室リモコン3には、給湯器2の作動状態や設定状態を表示する表示ユニット10と、給湯器2を遠隔操作するための各種操作スイッチ及び呼出しスイッチ11と、スピーカ12とが備えられている。また、台所リモコン4には、給湯器2の作動状態や設定状態を表示する表示ユニット20と、給湯器2を遠隔操作するための各種スイッチと、スピーカ21とが備えられている。また、増設リモコン5は、例えば洗面所や居間に設置され、台所リモコン4と同様に、給湯器2の作動状態や設定状態を表示する表示ユニット30と、給湯器2を遠隔操作するための各種スイッチと、スピーカ31とが備えられている。
浴室リモコン3に備えられた呼出しスイッチ11は、入浴者が台所リモコン4及び増設リモコン5付近の所在者を呼出すためのものであり、入浴者が呼出しスイッチ11を操作すると、浴室リモコン3と台所リモコン4と増設リモコン5は、図1(b)のタイミングチャートに示したように作動する。
すなわち、浴室リモコン3は、呼出しスイッチ11が操作(ON)されているt10〜t11の間、通信回線6に「呼出し信号」を送信し続ける。そして、台所リモコン4は、該「呼出し信号」を受信している間、「応答信号」を送信することなくスピーカ21から呼出し音を継続的に出力する。また、増設リモコン5も、「呼出し信号」を受信している間、「応答信号」を送信することなくスピーカ31から呼出し音を継続的に出力する。
次に、図2を参照して、リモコンシステム40(本発明の第1のリモコンシステムに相当する)は、給湯器41を遠隔操作する浴室リモコン42と台所リモコン43と増設リモコン5とを、共通の通信ケーブル44(本発明の通信回線に相当する)を介して相互に通信可能に接続して構成されている。
ここで、通信ケーブル44及び通信ケーブルを介して送受信される信号の電気的仕様(本発明の通信回線の仕様に相当する)は、図1に示したリモコンシステム1と同一である。そのため、リモコンシステム1で使用された増設リモコン5を、通信ケーブル44で接続してリモコンシステム40においてもそのまま使用することが可能であり、増設リモコン5により給湯器41を遠隔操作することができる。
そして、リモコンシステム40における浴室リモコン42には、給湯器41の作動状態や設定状態を表示する表示ユニット50と、給湯器41を遠隔操作するための各種スイッチ及び通話スイッチ51と、スピーカ/マイク52とが備えられている。また、台所リモコン43にも、浴室リモコン42と同様に、給湯器2の作動状態や設定状態を表示する表示ユニット60と、給湯器41を操作するための各種スイッチ及び通話スイッチ61と、スピーカ/マイク62とが備えられている。
また、浴室リモコン42と台所リモコン43は、相互に音声通信を行うインターホン機能を有しており、浴室リモコン42に備えられた通話スイッチ51又は台所リモコン43に備えられた通話スイッチ61が操作されたときに、浴室リモコン42と台所リモコン43間の音声通信が可能なインターホンモードとなる。
例えば、浴室リモコン42の通話スイッチ51が操作(ON)されると、浴室リモコン42と台所リモコン43と増設リモコン5は、図2(b)のタイミングチャートに示したように作動する。
すなわち、浴室リモコン42は、t20で通話スイッチ51が操作されると「呼出し信号」の送信を開始し、次に通話スイッチ51が操作されるt23まで、「呼出し信号」の送信を継続する。そして、台所リモコン43は、通信ケーブル44を介して「呼出し信号」を受信したt21から「応答信号」の送信を開始し、「呼出し信号」の送信が停止するt23まで、「応答信号」の送信を継続する。
そして、このように、浴室リモコン42と台所リモコン43間で「呼出し信号」と「応答信号」の送受信が継続されるt21〜t23の間、浴室リモコン42と台所リモコン43は、通信ケーブル44を介して音声信号の送受信を行う。
なお、浴室リモコン42においては、スピーカ/マイク52により集音された音声を変調した音声信号が通信ケーブル44を介して台所リモコン43に送信されると共に、通信ケーブル44を介して受信された台所リモコン43からの音声信号が復調されてスピーカ/マイク52から出力される。また、台所リモコン43においては、スピーカ/マイク62により集音された音声を変調した音声信号が通信ケーブル44を介して浴室リモコン42に送信されると共に、通信ケーブル44を介して受信された浴室リモコン42からの音声信号が復調されてスピーカ/マイク62から出力される。
ここで、増設リモコン5は、図1(a)に示したリモコンシステム1で使用されたときは、図1(b)に示したように、「呼出し信号」を受信している間、スピーカ31から呼出し音を出力し続ける。そのため、増設リモコン5を図2(a)に示したリモコンシステム40で使用するときに、図1(a)に示したリモコンシステム1で使用する場合と同様に作動させると、図2(b)を参照して、インターホンモードとなって浴室リモコン42から「呼出し信号」が送信されているt20〜t23の間、該「呼出し信号」を受信した増設リモコン5のスピーカ31から呼出し音が継続的に出力される。そして、このような呼出し音の出力は増設リモコン5の付近の所在者にとって煩わしい。
そこで、増設リモコン5は、図3及び図4に示したフローチャートを実行し、インターホンモードにおいて、上述したように増設リモコン5から呼出し音が継続して出力されることを禁止している。
増設リモコン5は、給湯器2又は給湯器41からの電源供給により作動を開始すると、先ず、図3に示したフローチャートを実行する。図3のSTEP1〜STEP2は、増設リモコン5が図1(a)に示したリモコンシステム1で使用されているか、或いは図2(a)に示したリモコンシステム40で使用されているかを判断するための処理である。なお、STEP1〜STEP2の処理を行う機能が、本発明のリモコンシステム識別手段に相当する。
増設リモコン5は、作動を開始するとSTEP1で「呼出し信号」の受信待ちとなる。そして、「呼出し信号」を受信するとSTEP2に進み、増設リモコン5は、T1(本発明の第1の所定時間に相当する)以内に「応答信号」を受信したか否かを判断する。なお、T1は、図2(b)のタイミングチャートにおいて、増設リモコン5が「呼出し信号」を受信するt20から「応答信号」を受信するt21までの時間よりも若干長い時間に設定される。
ここで、増設リモコン5が図1(a)に示したインターホン機能無しのリモコンシステム1で使用されていたときは、図1(b)に示したように、t10で浴室リモコン3から「呼出し信号」が送信されたときに、それに応じて台所リモコン4から「応答信号」が送信されることはない。そのため、STEP2でT1以内に「応答信号」を受信しなかったときは、増設リモコン5はリモコンシステム1で使用されていると判断することができる。
そこで、この場合は、STEP2からSTEP10に分岐し、増設リモコン5は、STEP10でインターホンフラグPhn_Fをリセット(Phn_F=0)し、STEP11で呼出し音をONする。そして、STEP12で「呼出し信号」が受信されなくなるのを待ってSTEP13に進み、STEP13で呼出し音をOFFし、STEP6に進んで処理を終了する。これにより、図1(b)に示したように、「呼出し信号」の送信中(t10〜t11)に、増設リモコン5のスピーカ31から呼出し音が継続的に出力される。
一方、増設リモコン5が図2(a)に示したインターホン機能付きのリモコンシステム40で使用されていたときには、図2(b)に示したように、t20で浴室リモコン42から「呼出し信号」が送信されたときに、それに応じてt21で台所リモコン43から「応答信号」が送信される。また、同様に、台所リモコン43から「呼出し信号」が送信されたときには、それに応じて浴室リモコン42から「応答信号」が送信される。そのため、STEP2でT1以内に「応答信号」を受信したときには、増設リモコン5はリモコンシステム40で使用されていると判断することができる。
そこで、この場合はSTEP2からSTEP3に進み、増設リモコン5は、STEP3でインターホンフラグPhn_Fをセット(Phn_F=1)し、STEP4で呼出し音をT2(本発明の第2の所定時間に相当する)だけONする。そして、続くSTEP5で「呼出し信号」が受信されなくなるのを待ってSTEP6に進み、処理を終了する。
これにより、図2(b)に示したように、浴室リモコン42の通話スイッチ51が操作されてインターホンモードとなったときに、「呼出し信号」の受信からT2の間のみ呼出し音が増設リモコン5のスピーカ31から出力され、インターホンモードにある間、呼出し音が継続的に出力されることが禁止される。
そして、図3に示したフローチャートの実行により、増設リモコン5が使用されているリモコンシステム(リモコンシステム1又はリモコンシステム40)が識別され、その識別結果に応じてインターホンフラグPhn_Fがセット/リセットされた後、増設リモコン5は、図4に示したフローチャートを繰り返し実行する。
図4のSTEP20で、増設リモコン5は「呼出し信号」の受信待ちとなる。そして、「呼出し信号」を受信するとSTEP21に進み、増設リモコン5は、インターホンフラグPhn_Fがセットされているか否かを判断する。
そして、インターホンフラグPhn_Fがリセットされていたとき(Phn=0)、すなわち、増設リモコン5がインターホン機能無しのリモコンシステム1で使用されているときは、STEP21からSTEP30に分岐し、増設リモコン5は呼出し音をONする。そして、続くSTEP31で「呼出し信号」が受信されなくなるのを待ってSTEP32に進み、増設リモコン5は、呼出し音をOFFしてSTEP20に戻る。
STEP30〜STEP32の処理により、図3のSTEP11〜STEP13の処理と同様に、図1(a),図1(b)を参照して、浴室リモコン3から「呼出し信号」が送信されているt10〜t11の間、台所リモコン4のスピーカ21及び増設リモコン5のスピーカ31から呼出し音が継続的に出力される。
なお、図3のSTEP2でT1以内に「応答信号」が受信されなかったときに、STEP10に分岐して「呼出し信号」が受信されている間に継続的に呼出し信号を出力する機能、及びSTEP21でインターホンフラグPhn_Fがリセット(Phn_F=0)されていたときに、STEP30に分岐して「呼出し信号」が受信されている間に呼出し信号を出力する機能が、本発明の呼出し音出力手段に相当する。
一方、STEP21でインターホンプラグPhn_Fがセットされていたとき(Phn_F=1)、すなわち、増設リモコン5がインターホン機能付きのリモコンシステム40で使用されているときは、STEP21からSTEP22に進み、増設リモコン5はT2の間呼出し音を出力する。
なお、図3のSTEP2でT1以内に「応答信号」が受信されたときに、STEP4でT2の間のみ呼出し音を出力する機能、及び、図4のSTEP21でインターホンフラグPhn_Fがセットされていたときに、STEP22でT2の間のみ呼出し音を出力する機能が、本発明の呼出し音出力制限手段に相当する。
そして、続くSTEP23で、増設リモコン5はT2以内に「応答信号」を受信したか否かを判断する。ここで、図2(a)及び図2(b)を参照して、浴室リモコン42及び台所リモコン43が共に正常に動作していれば、浴室リモコン42又は台所リモコン43からの「呼出し信号」の送信に対応して、浴室リモコン42又は台所リモコン43から「応答信号」が送信される。
そのため、STEP23でT2(この場合のT2は本発明の第3の所定時間に相当する)以内に「応答信号」を受信しなかったときは、浴室リモコン42又は台所リモコン43の故障が生じていると判断することができる。そこで、この場合は、STEP30に分岐して呼出し音をONし、これにより、増設リモコン5の付近にいる所在者に対して浴室リモコン42又は台所リモコン43の故障により、インターホン機能による通話が不能となったことを報知(本発明の異常報知に相当する)する。
なお、STEP23でT2以内に「応答信号」が受信されなかったときに、STEP30に分岐して呼出し音を出力する処理を行う機能が、本発明の異常報知手段に相当する。
また、STEP21でインターホンフラグPhn_Fがリセットされていたとき、すなわち図1(a)に示したリモコンシステム1において、浴室リモコン3の呼出しスイッチ11が操作されたときの呼出し音と、STEP23でT2以内に「応答信号」が受信されなかったときの呼出し音とを変更し、これにより通常の呼出しと故障の報知とを明確に区別して行うようにしてもよい。
また、STEP23でT2以内に「応答信号」を受信したときには、浴室リモコン42と台所リモコン43が正常に動作していると判断することができる。そこで、この場合はSTEP24に進み、「呼出し信号」が受信されなくなるのを待ってSTEP20に戻る。
図5は、図2(a)に示したリモコンシステム40において、台所リモコン43に故障が生じた状態で、浴室リモコン42の通話スイッチ51が操作された場合の浴室リモコン42と台所リモコン43と増設リモコン5の作動を示したタイミングチャートである。
30で浴室リモコン42の通話スイッチ51が操作されると、浴室リモコン42は通信ケーブル44に「呼出し信号」を送信し、「呼出し信号」を受信した増設リモコン5はT2の間呼出し音を出力する。そして、故障した台所リモコン43からは「応答信号」が送信されないため、T2が経過した後も「呼出し信号」の送信が停止するt33まで、呼出し音の出力が継続される。
なお、本実施の形態では、図4のSTEP23により浴室リモコン42と台所リモコン43の故障を判断する処理を行ったが、かかる処理を行わない場合であっても本発明の効果を得ることができる。
また、本実施の形態では、通信ケーブル6,44を介して有線による通信を行うリモコンシステム1,40を示したが、無線により通信を行うリモコンシステムに対しても本発明の適用が可能である。この場合、本発明の通信回線は無線による通信路となる。
なお、上述したように、図3におけるT1は本発明の第1の所定時間に相当し、図2(b)のタイミングチャートにおいて、増設リモコン5が「呼出し信号」を受信するt20から「応答信号」を受信するt21までの時間よりも若干長い時間に設定される。また、図3におけるT2は本発明の第2の所定時間に相当し、図4におけるT2は本発明の第2の所定時間及び第3の所定時間に相当する。T2は呼出し音が継続して出力されることを禁止するための制限時間であり、図4のSTEP23では「応答信号」の受信の有無を判断する時間を兼ねている。
インターホン機能が無いリモコンシステムの接続態様図及びタイミングチャート。 インターホン機能を有するリモコンシステムの接続態様図及びタイミングチャート。 増設リモコンの作動フローチャート。 増設リモコンの作動フローチャート。 インターホン機能に故障が生じた場合のタイミングチャート。
符号の説明
1…(インターホン機能の無い)リモコンシステム、2…給湯器、3…浴室リモコン、4…台所リモコン、5…増設リモコン、6…通信ケーブル、11…呼出しスイッチ、12,21,31…スピーカ、40…(インターホン機能を有する)リモコンシステム、41…給湯器、42…浴室リモコン、43…台所リモコン、44…通信ケーブル、51,61…通話スイッチ、52,62…スピーカ/マイク

Claims (2)

  1. インターホン機能を有する複数のリモコンを共通の通信回線を介して相互に通信可能とし、各リモコンは他のリモコンから呼出し信号を受信しているときに、該他のリモコンに対して応答信号を送信しつつ該他のリモコンとの音声通信を行うインターホン機能付きの第1のリモコンシステムにおいて、前記通信回線を介して各リモコンと相互に通信可能に接続することが可能であると共に、
    所定操作がなされているときに前記呼出し信号を送信するリモコンと、該呼出し信号の受信中に呼出し音を出力するリモコンとを、前記第1のリモコンシステムと同一仕様の共通の通信回線を介して相互に通信可能としたインターホン機能無しの第2のリモコンシステムにおいて、該通信回線を介して各リモコンと相互に通信可能に接続することが可能であるリモコン装置であって、
    前記呼出し信号を受信したときに、その後第1の所定時間内に前記応答信号を受信したときは、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断し、該第1の所定時間内に前記応答信号を受信しなかったときには、前記第2のリモコンシステムにおいて使用されていると判断するリモコンシステム識別手段と、
    該リモコンシステム識別手段により、前記第2のリモコンシステムにおいて使用されていると判断されたときに、前記呼出し信号を受信したときには、前記呼出し信号の受信中に呼出し音を出力する呼出し音出力手段と、
    前記リモコンシステム識別手段により、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断されたときに、前記呼出し信号を受信したときには、前記呼出し音の出力を禁止するか前記呼出し音を第2の所定時間のみ出力する呼出し音出力制限手段とを備えたことを特徴とするリモコン装置。
  2. 前記リモコンシステム識別手段により、前記第1のリモコンシステムにおいて使用されていると判断された後、前記呼出し信号を受信したときに、その後第3の所定時間以内に前記応答信号を受信しなかったときには、異常報知を行う異常報知手段を備えたことを特徴とする請求項1記載のリモコン装置。
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