JP4162504B2 - ナビゲ−ション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はナビゲ−ション装置に関し、より詳細には目的地への案内経路を探索することのできるナビゲ−ション装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
車両等に搭載されるナビゲ−ション装置には、設定された目的地までの経路を案内するための種々の機能が装備されており、その1つに再探索機能が挙げられる。再探索機能は、設定された案内経路を走行している途中に不注意により案内経路を外れた場合や、運転者が意図して案内経路を外れた場合(例えば、途中に立ち寄りたい場所があった場合や、事故や渋滞等で迂回しないといけない場合など)に目的地への案内経路を再探索するための機能である。
【0003】
このような再探索機能には、通常、目的地への案内経路を外れた場合に画面等に設けられた再探索ボタンの入力操作に基づいて案内経路の再探索を行うマニュアル再探索モ−ドと、目的地への案内経路を外れた場合に自動的に案内経路の再探索を行うオ−ト再探索モ−ドとが設けられており、運転者はこれらのモ−ドを状況に応じて使い分けることにより、再探索された案内経路に関する情報を把握して、目的地へ到達することができるようになっている。
【0004】
また、前記オ−ト再探索モ−ド設定時における再探索処理に工夫が施されたものもあり、例えば、下記の特許文献1には、案内経路の外れを検出した時に、現在地が案内できる道路(走行に適した道路)上であるか否かを判断し、案内できる道路上にいる場合、又は案内できない道路上にいるときは案内できる道路に移動した場合に再探索を行うようにしたり、あるいは、案内経路の外れを検出した時に行われる再探索の終了時点において、すでに現在地が再探索された経路上にない場合、現在地から所定距離移動して、案内できる道路に移動した場合に再度探索を行うようになっている車両用ナビゲ−ション装置が開示されている。
【0005】
特許文献1記載の車両用ナビゲ−ション装置によれば、案内できない道路にいる場合は探索を行わないようにすることにより、運転者が戸惑うことのない再探索が可能になり、案内できる道路に出るまでの経路を自力で探し出す等の利用者の負担が軽減される。また、前記所定距離を移動する前に再探索された経路に戻った場合には、新たに再探索を行わずに済み、不要な探索処理を防止することができるとされている。
【0006】
【特許文献1】
特開平8−105754号公報
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、車の運転距離や運転頻度、あるいは行き場所等の車の使い方は、運転者(使用者)によって大きく異なるものである。したがって、車の使い方に応じてナビゲ−ション装置の使い方も使用者毎に異なっており、上記説明した再探索機能においても案内経路から外れた場合に再探索を必要とするタイミングが使用者毎に異なる。
【0008】
例えば、運転頻度が少ない運転者は、一般的に道路事情にあまり詳しくないので、このような運転者に対しては、案内経路を外れた時に直ちに再探索を行い、修正された案内経路を提示することが好ましい。一方、運転頻度が多い運転者は、ある程度道路事情にも詳しいので、自分の判断に基づいて意図的に経路を変更する場合もあり、このような運転者に対しては、案内経路を外れた直後に再探索を行うと、再探索処理が非常に増大してしまうこともあり、好ましくなく、ある程度の時間を置いて再探索を行う方が好ましい場合も多い。
【0009】
また、運転者の性格(逐一正確な案内経路を把握しておきたい人や、案内経路を参考程度にしか捉えてない人)や、方向感覚の優劣により、再探索を行うべき適切なタイミングは異なってくる。
【0010】
しかしながら、従来のオ−ト再探索モ−ド設定時における再探索処理は、予め設定された条件、例えば、案内経路を外れた地点からの距離や時間等に基づく一律のタイミングで(通常、案内経路を外れてから比較的短時間のうちに)行われるようになっており、使用者の運転技術、性格、あるいは方向感覚等の違いによって、再探索機能の使い方を異なるものにするということが全く考慮されておらず、案内経路を外れて再探索が行われるまでのタイミングが、使用者にとって必ずしも好ましいタイミングで行われていないという課題があった。
【0011】
また、特許文献1記載の車両用ナビゲ−ション装置は、現在地が案内できる道路であるか否かによって、運転者が戸惑うことのないように再探索を行うタイミングを変えることができるようになっているものの、再探索機能の使われ方が使用者によって異なるということが全く考慮されておらず、上記同様の課題を依然として有するものであった。
【0012】
また、前記マニュアル再探索モ−ドにおける再探索操作は、再探索が必要であるという使用者の意志が直接反映されたものであるが、従来、マニュアル再探索モ−ドにおける再探索操作に関する情報(例えば、使用者が再探索操作を行うまでの時間等の操作情報)がオ−ト再探索モ−ドにおける再探索処理に反映されることはなかった。
【0013】
本発明は上記課題に鑑みなされたものであって、マニュアル再探索モ−ドでの再探索の入力操作が行なわれるまでの情報が反映されたタイミングでオ−ト再探索を行うことができ、従来よりも使用者に適したタイミングでオ−ト再探索を行うことのできるナビゲ−ション装置を提供することを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段及びその効果】
上記目的を達成するために本発明に係るナビゲ−ション装置(1)は、所定の入力操作に基づいて目的地への案内経路の再探索を行うためのマニュアル再探索モ−ドと、前記目的地への案内経路を外れた場合に自動的に案内経路の再探索を行うためのオ−ト再探索モ−ドとを含む再探索手段を備えたナビゲ−ション装置において、前記マニュアル再探索モ−ド設定時に前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの所定の情報を記憶手段に記憶させていく再探索操作情報記憶手段と、前記記憶手段に記憶されている前記所定の情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件を決定するオ−ト再探索開始条件決定手段とを備えていることを特徴としている。
【0015】
上記ナビゲ−ション装置(1)によれば、前記マニュアル再探索モ−ド設定時に前記所定の情報が前記記憶手段に記憶され、該記憶手段に記憶されている前記所定の情報に基づいて、前記オ−ト再探索の開始条件が決定される。なお、前記マニュアル再探索モ−ド設定時の前記所定の情報は、再探索が必要であるという使用者の意志が反映された情報であり、前記使用者が普段行っているマニュアル再探索の開始タイミングを推定することのできる情報である。
したがって、従来、全く利用されることのなかった前記所定の情報を前記オ−ト再探索の開始条件を決定するために活用することにより、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において、従来のように一律のタイミングでオ−ト再探索を行うのではなく、前記使用者の意志が反映された所定の情報に基づいて、前記使用者が普段マニュアル再探索モ−ドで行っている感覚に近い、前記使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0016】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(2)は、上記ナビゲ−ション装置(1)において、前記所定の情報には、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの時間情報が含まれており、前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記時間情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件を決定するものであることを特徴としている。
【0017】
上記ナビゲ−ション装置(2)によれば、前記時間情報に基づいて前記オ−ト再探索を開始するまでの時間条件が決定される。なお、前記時間情報は、再探索が必要であるという使用者の意志が反映された情報であり、前記使用者が普段行っているマニュアル再探索を開始するまでの時間を推定することのできる情報である。
したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において、前記案内経路から外れた場合、前記時間条件に基づいて前記使用者が普段行っているマニュアル再探索における時間感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0018】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(3)は、上記ナビゲ−ション装置(2)において、前記時間情報には、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの経過時間、及び/又は前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの車両の実走行時間が含まれていることを特徴としている。
【0019】
上記ナビゲ−ション装置(3)によれば、前記時間情報に前記経過時間及び/又は前記車両の実走行時間が含まれているので、前記経過時間及び/又は前記車両の実走行時間に基づいて、前記オ−ト再探索を開始するまでの時間条件が決定される。例えば、前記経過時間を利用すれば、車両の停車時間等も含めた時間が反映されたタイミングで、また、前記車両の実走行時間を利用すれば、車両が実際に走行している時間のみが反映されたタイミングでオ−ト再探索を開始することができる。
【0020】
さらに前記経過時間と前記車両の実走行時間とを利用すれば、例えば、これら時間の比(経過時間:実走行時間)から、所定の入力操作が行われるまでの走行状態(例えば、経過時間に対して実走行時間が少ない場合は渋滞にはまっていたり、どこかに停車しているとか、経過時間と実走行時間とが略同じであればスム−ズに走行しているとか)が推測でき、この時間の比をレベル分けしておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の走行状態に対応してより適切な時間条件を選択決定することができ、オ−ト再探索が開始される前の実際の走行状況に適したタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0021】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(4)は、上記ナビゲ−ション装置(1)において、前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの距離情報が含まれており、前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記距離情報に基づいてオ−ト再探索を開始するための距離条件を決定するものであることを特徴としている。
【0022】
上記ナビゲ−ション装置(4)によれば、前記距離情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの距離条件が決定される。なお、前記距離情報は、再探索が必要であるという使用者の意志が反映された情報であり、前記使用者が普段行っているマニュアル再探索を開始するまでの距離を推定することのできる情報である。
したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において、前記案内経路から外れた場合、前記距離条件に基づいて前記使用者が普段行っているマニュアル再探索における距離感覚でオ−ト再探索を行うことができ、前記使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0023】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(5)は、上記ナビゲ−ション装置(4)において、前記距離情報には、前記案内経路を外れた地点と前記所定の入力操作が行われた地点との直線距離、及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの走行距離が含まれていることを特徴としている。
【0024】
上記ナビゲ−ション装置(5)によれば、前記距離情報に前記直線距離及び/又は前記走行距離が含まれているので、前記直線距離及び/又は前記走行距離に基づいて前記オ−ト再探索を開始するまでの距離条件が決定される。例えば、前記直線距離を利用すれば、前記入力操作が行われるまでの途中経路が考慮されないので、前記案内経路から外れた地点から半径Xmというようなオ−ト再探索を開始するための境界領域を決定することができる。また、前記走行距離を利用すれば、前記途中経路が考慮された実際に走行した距離をオ−ト再探索を開始する距離として決定することができる。
【0025】
さらに、前記直線距離と前記走行距離とを利用すれば、これらの距離関係から、前記所定の入力操作が行われるまでの走行状態(例えば、直線距離に対して走行距離が大きい場合は、案内経路から外れた地点の周辺道路が入り組んでいるとか、直線距離と走行距離とが殆ど同じであれば、直線的な道路を走行しているとか)が推測でき、この距離の比をレベル分けしておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の進行している道路状況に対応して最適な距離条件を選択決定することができ、オ−ト再探索が行なわれる前の実際の道路状況等に適したタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0026】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(6)は、上記ナビゲ−ション装置(1)において、前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの道路情報が含まれており、前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記道路情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの通過道路条件を決定するものであることを特徴としている。
【0027】
上記ナビゲ−ション装置(6)によれば、前記道路情報に基づいて前記オ−ト再探索を開始するまでの通過道路条件が決定される。なお、前記道路情報は、再探索が必要であるという使用者の意志が反映された情報であり、前記使用者が普段行っているマニュアル再探索を行う際の通過道路条件を推定することのできる情報である。したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において、前記案内経路から外れた場合、前記通過道路条件に基づいて前記使用者が普段行っているマニュアル再探索時の運転感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0028】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(7)は、上記ナビゲ−ション装置(6)において、前記道路情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までに交差点を曲がった回数、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの交差点の通過回数、及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの信号機の通過回数が含まれていることを特徴としている。
【0029】
上記ナビゲ−ション装置(7)によれば、前記道路情報に前記交差点を曲がった回数、前記交差点の通過回数、及び/又は前記信号機の通過回数が含まれているので、前記交差点を曲がった回数、前記交差点の通過回数、及び/又は前記信号機の通過回数に基づいて前記オ−ト再探索を開始するまでの通過道路条件が決定される。例えば、前記交差点を曲がった回数を利用すれば、前記オ−ト再探索を開始するまでに交差点を曲がる回数を決定することができ、前記交差点の通過回数を利用すれば、前記オ−ト再探索を開始するまでの交差点の通過回数を決定することができ、また前記信号機の通過回数を利用すれば、前記オ−ト再探索を開始するまでの信号機の通過回数を決定することができる。
【0030】
さらに、前記交差点を曲がった回数と前記交差点の通過回数と前記信号機の通過回数とを利用すれば、これらの交差点情報から、前記所定の入力操作が行われるまでの交差点の通過状態(例えば、前記交差点の通過回数に対して前記信号機の通過回数が少ない場合は、信号機の少ない道を通行しているとか、前記交差点の通過回数に対して前記交差点の曲がった回数が少ない場合は、比較的道幅の広い道路を通行しているとか)が推測でき、これらの交差点情報を分類しておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の進行している道路や交差点状況に対応して最適な道路通過条件を選択決定することができ、案内経路から外れた際の道路や交差点状況に対応したタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0031】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(8)は、上記ナビゲ−ション装置(1)において、前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点及び/又は前記所定の入力操作が行われた地点の地域情報と、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの時間情報及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの距離情報とが含まれており、前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記地域情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件又は距離条件を決定するものであることを特徴としている。
【0032】
上記ナビゲ−ション装置(8)によれば、前記地域情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件又は距離条件が決定される。なお、前記地域情報は、マニュアル再探索の入力操作が行われた地点周辺の地域情報(市町村に関するデ−タ、付近の交差点デ−タなど)であり、前記使用者が普段行っているマニュアル再探索を行う際の通過地域条件(初めて通過する地域、良く通過する地域など)を判定するための情報である。
したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において、前記案内経路から外れた場合、前記通過地域条件に基づいて前記使用者が普段行っているマニュアル再探索時の運転感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0033】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(9)は、上記ナビゲ−ション装置(8)において、前記地域情報には、前記案内経路を外れた地点及び/又は前記所定の入力操作が行われた地点の地域通過情報が含まれていることを特徴としている。
【0034】
上記ナビゲ−ション装置(9)によれば、前記地域情報に前記地域通過情報が含まれているので、該地域通過情報に基づいて前記オ−ト再探索を開始する時間条件又は距離条件が決定される。したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において案内経路から外れた場合、該外れた地点の通過情報(過去の通過回数等)に基づいてオ−ト再探索を開始するのに最適な時間条件又は距離条件を決定することができる。例えば、前記外れた地点が初めて通過する地域であれば、前記通過地域情報の1回通過デ−タから導き出された時間条件又は距離条件にしたがってオ−ト再探索が開始される。したがって、通過回数に応じて決定されたオ−ト再探索を開始するまでの時間条件又は距離条件に基づいてオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0035】
また本発明に係るナビゲ−ション装置(10)は、上記ナビゲ−ション装置(8)において、前記地域情報には、再探索の要求レベルを下げるための特定地域情報が含まれていることを特徴としている。
【0036】
上記ナビゲ−ション装置(10)によれば、前記地域情報には、再探索の要求レベルを下げるための特定地域情報が含まれているので、該特定地域情報に基づいて前記オ−ト再探索を開始するまでの時間又は距離が決定される。したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時において案内経路から外れた場合、該外れた地点が前記特定地域情報に含まれる特定地域に該当するか否かにより、オ−ト再探索を開始する時間又は距離を決定することができる。
例えば、前記外れた地点が前記特定地域(例えば、自宅周辺地域)であれば、前記特定地域においてマニュアル再探索されたデ−タから決定された時間条件又は距離条件にしたがってオ−ト再探索が開始されるので、特定地域にいるか否かにより、それぞれ決定された時間条件又は距離条件に基づいてオ−ト再探索を行うことができる。
【0045】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るナビゲ−ション装置の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【0046】
車速から演算して走行距離を取得するための車速センサ11と、進行方向を取得するためのジャイロセンサ12とが、CPU、ROM、RAM(いずれも図示せず)を含んで構成されるマイクロコンピュ−タ(以下、マイコンと記す)10に接続されており、マイコン10は、演算した走行距離及び進行方向に基づいて自車位置を割り出すようになっている(自律航法)。
【0047】
また、アンテナ13aを介して衛星からのGPS信号を受信するGPS受信機13がマイコン10に接続されており、マイコン10はGPS信号に基づいて自車位置を割り出すようになっている(GPS航法)。
【0048】
また、DVD−ROM14から電子地図デ−タ等を取り込むことのできるDVDドライブ15がマイコン10に接続されており、マイコン10は割り出した自車位置と地図デ−タとを合わせる、いわゆるマップマッチングを行うことによって、自車位置が正確に示された地図をマイコン10に接続された表示装置16の表示パネル16aへ表示するようになっている。DVD−ROM14には、経路案内に必要な各種のデ−タが格納されており、例えば、地図デ−タ、交差点デ−タ、道路種別デ−タ、文字デ−タ、音声デ−タ等が含まれている。
【0049】
なお、DVD−ROM14及びDVDドライブ15の代わりに、ハ−ドディスクドライブ(HDD)などの大容量の記憶装置を採用することもでき、マイコン10が、電子地図デ−タ等が格納された前記記憶装置から経路案内に必要な各種のデ−タを取り込む構成とすることもできる。
【0050】
また、表示装置16に設けられたボタンスイッチ16bから入力されたスイッチ信号や、表示パネル16a上に設けられたタッチパネル16cを介して入力されたスイッチ信号や、リモコン17に設けられたボタンスイッチ17aから入力されたスイッチ信号がマイコン10に入力され、これらスイッチ信号に応じた処理がマイコン10で行われるようになっている。例えば、マイコン10は、これらスイッチから目的地の情報を取り込むと、自車位置から目的地までの最適ル−トを探索し、これを案内経路として地図と共に表示パネル16a上に表示するようになっている。
【0051】
このようにナビゲ−ション装置によれば、表示パネル16aに地図が表示され、その地図上に使用者により入力された目的地、該目的地までの案内経路、自車の現在位置に対応する自車位置マ−ク、及びそれまでの走行軌跡等が重ねて表示されるようになっており、使用者は、この表示画面16aを逐次参照することで、進路情報を得ることができ、その進路情報に従うことで目的地に到達することができるようになっている。
【0052】
また、マイコン10は、設定された目的地への案内経路を走行している途中に不注意により案内経路を外れた場合や、運転者が意図して案内経路を外れた場合に目的地への案内経路を再探索する再探索手段としての機能を備えており、使用者の入力操作に基づいて案内経路の再探索を行うマニュアル再探索モ−ドと、目的地への案内経路を外れた場合に自動的に案内経路の再探索を行うオ−ト再探索モ−ドとの設定が行えるようになっている。
【0053】
例えば、図2に示したような「再探索モ−ド設定」画面を通じて、マニュアル再探索モ−ド、オ−ト再探索モ−ドへの設定を行うことができるようになっており、マニュアル再探索モ−ドに設定された場合は、図3に示すように案内経路の画面上に再探索ボタンが表示され、使用者は任意のタイミングで再探索ボタンの入力をタッチパネル16cを介して行うことができるようになっている。
【0054】
また、ハ−ドディスクや半導体メモリなどの不揮発性メモリから構成されるメモリ18がマイコン10に接続されており、マイコン10は、マニュアル再探索モ−ド設定時に案内経路を外れてから再探索ボタンの入力操作が行われるまでの時間情報(経過時間デ−タ)をメモリ18に記憶させていく処理を行うようになっており、メモリ18には、経過時間デ−タがデ−タベ−ス化されて格納されるようになっている。
【0055】
また、マイコン10は、メモリ18に記憶されている経過時間デ−タに基づいて、オ−ト再探索の開始時間条件を決定する処理を行うようになっている。例えば、マイコン10は、経過時間分布の解析処理を行うことができるようになっており、その経過時間分布の解析結果に基づいてオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)を決定し、マイコン10内のRAMに記憶するようになっている。そして、オ−ト再探索モ−ド設定時には、決定されたオ−ト再探索の開始時間条件に基づいて、オ−ト再探索を行うようになっている。
【0056】
図4は、マイコン10の行うオ−ト再探索の開始条件の決定処理を説明するための説明図である。
マイコン10は、メモリ18に記憶されている経過時間デ−タを読み出し、経過時間の累積度数分布による解析を行う。累積度数分布による解析の結果、(a)に示すように経過時間分布に1つのピ−クが検出される場合は、ピ−ク値を示す時間範囲(この場合t4〜t5)の経過時間デ−タの平均値をオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)として決定するようになっている。
【0057】
また、(b)に示すように経過時間分布に複数(この場合2つ)のピ−クが検出された場合は、それぞれのピ−ク値を示す時間範囲(この場合t2〜t3とt7〜t8)の経過時間デ−タの平均値をそれぞれオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)として決定し、これら開始経過時間を以下に説明する付加デ−タと関連付けてマイコン10内のRAMに記憶するようになっている。
【0058】
前記付加デ−タとは、例えば、決定された開始経過時間が短い場合と長い場合とでは、マニュアル再探索の操作タイミングを使用者が使い分けている傾向が読み取れることから、短い開始経過時間には、経過時間が短くなると想定される条件(例えば、初めて通る地域、道幅の狭い道路、入り組んでいる道路など)のデ−タを、そして長い開始経過時間には、経過時間が長くなると想定される条件(例えば、何度も通ったことのある地域、道幅の広い道路、直線的な道路など)のデ−タをそれぞれ付加デ−タとして関連付けて記憶するようになっている。
【0059】
したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において、自車位置が案内経路から外れると、案内経路から外れた地点の周辺地図デ−タ、道路種別デ−タ、通過履歴デ−タなどの判定用デ−タと前記付加デ−タとを照合して、現在地の状況に適した開始経過時間を選択してオ−ト再探索を開始することができるようになっている。
【0060】
また、(c)に示すように経過時間分布に明確なピ−クが検出されない場合は、使用者の意図する再探索の操作傾向が把握できないと判断し、この場合、マイコン10のROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件を採用することを示すデ−タを記憶するようになっている。
【0061】
次に実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10の行う処理動作を図5に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地への経路案内時に実行される。
【0062】
まず、ステップS1では、自車位置が案内経路を外れたか否かを判断し、案内経路を外れていないと判断すればステップS1に戻り、一方、案内経路を外れたと判断すればステップS2に進む。
【0063】
ステップS2では、経過時間をカウントする処理を開始して、その後ステップS3に進む。ステップS3では、タッチパネル16cを介した再探索ボタンの入力があったか否かを判断し、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS4に進む。
【0064】
ステップS4では、再探索処理を開始するとともに、経過時間のカウント処理を終了し、カウントされた経過時間をメモリ18に記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。ステップS5では、再探索された案内経路を表示パネル16aに表示する再探索結果の表示処理を行い、その後ステップS1に戻り処理を繰り返す。
【0065】
一方、ステップS3において、再探索ボタンの入力がなかったと判断すればステップS6に進み、ステップS6では、自車両が案内経路に戻ったか否かを判断し、案内経路に戻ったと判断すればステップS7に進み、経過時間のカウントをクリアしてステップS1に戻る。
【0066】
一方、ステップS6において、自車両が案内経路に戻っていないと判断すれば、ステップS8に進み、ステップS8では、自車両が目的地に到着したか否かを判断し、目的地に到着したと判断すればステップS9に進み、経過時間のカウントをクリアして処理を終了する。一方、ステップS8において、目的地に到着していないと判断すればステップS3に戻る。
【0067】
次に実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10の行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図6に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0068】
まずステップS11では、メモリ18から経過時間デ−タを読み出し、ステップS12に進む。ステップS12では、読み出した経過時間デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、経過時間デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS18に進み、一方、経過時間デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS13に進む。
【0069】
ステップS13では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理を行い、その後ステップS14に進む。ステップS14では、経過時間分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、経過時間分布のピ−クが1つであると判断すればステップS15に進む。ステップS15では、経過時間分布のピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)としてマイコン10内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0070】
一方、ステップS14において、経過時間分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS16に進む。ステップS16では、経過時間分布のピ−クが複数か否かを判断し、経過時間分布のピ−クが複数であると判断すればステップS17に進む。ステップS17では、各ピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、上記説明した付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)としてマイコン10内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0071】
一方、ステップS16において、経過時間分布のピ−クが複数でないと判断すればステップS18に進む。ステップS18では、ROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件を使用することを示すフラグF1を1にして処理を終了する。
【0072】
次に実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10の行う処理動作を図7に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地への経路案内時に実行される。
【0073】
まず、ステップS21では、自車位置が案内経路から外れたか否かを判断し、案内経路を外れていないと判断すればステップS21に戻り、一方、案内経路を外れたと判断すればステップS22に進む。
【0074】
ステップS22では、マイコン10内のRAMに記憶されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)デ−タを読み出し、ステップS23に進む。ステップS23では、フラグF1が1であるか否か(すなわち、ROMに予め設定されている開始経過時間を使用する設定であるか否か)を判断し、フラグF1が1であると判断すればステップS24に進み、予め設定されている開始経過時間を読み出し、ステップS28に進む。
【0075】
一方、ステップS23において、フラグF1が1でない(すなわち、ROMに予め設定されている開始経過時間を使用しない設定である)と判断すればステップS25に進む。ステップS25では、複数の開始経過時間デ−タが含まれているか否か(すなわち、分布ピ−クが複数の開始経過時間であるか否か)を判断し、複数の開始経過時間デ−タが含まれていない(すなわち分布ピ−クが1つの開始経過時間デ−タである)と判断すればステップS28に進む。
【0076】
一方、ステップS25において、複数の開始経過時間デ−タが含まれていると判断すればステップS26に進み、ステップS26では、複数の開始経過時間デ−タの中から自車状況に最も適していると推定される開始経過時間を決定するための判定用デ−タの取り込み処理、例えば、DVD−ROM14に記録されている現在地の道路種別デ−タなどの取り込み処理を行い、その後ステップS27に進む。ステップS27では、前記判定用デ−タと複数の開始経過時間デ−タに関連付けられている付加デ−タとを照合して、自車状況に最も適していると推定される開始経過時間を複数の開始経過時間デ−タの中から決定する処理を行い、その後ステップS28に進む。
【0077】
ステップS28では、オ−ト再探索の開始経過時間をカウントする処理を開始し、その後ステップS29に進む。ステップS29では、設定された開始経過時間になったか否かを判断し、開始経過時間になっていないと判断すればステップS29に戻る一方、開始経過時間になったと判断すればステップS30に進む。ステップS30では、オ−ト再探索処理を開始して、再探索された案内経路を表示する処理を行い、その後ステップS21に戻る。
【0078】
上記実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に再探索操作が行なわれるまでの経過時間デ−タがメモリ18に記憶され、メモリ18に記憶されている経過時間デ−タに基づいて、オ−ト再探索の開始条件が決定される。
したがって、従来、全く利用されることのなかった経過時間デ−タをオ−ト再探索の開始条件を決定するために活用することにより、オ−ト再探索モ−ド設定時において、従来のように一律のタイミングでオ−ト再探索を行うのではなく、使用者の再探索操作の意志が反映された経過時間デ−タに基づいて、使用者が普段マニュアル再探索モ−ドで行っている感覚に近いタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
また、経過時間デ−タを利用することにより車両の停車時間等も含めた時間が反映されたタイミングでオ−ト再探索を開始することができる。
【0079】
なお、上記実施の形態(1)では、メモリ18に記憶された経過時間デ−タを累積度数分布による解析を行ない、開始経過時間を決定するようになっているが、累積度数分布による解析に限らず、種々の統計的手法により経過時間デ−タの解析を行なうことが可能である。
【0080】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Aとメモリ18Aとを除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、異なる機能を有するマイコン10Aとメモリ18Aとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【0081】
実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(2)では、マイコン10Aが、経過時間ではなく、案内経路を外れてから再探索ボタンの入力操作が行われるまでの車両の実走行時間をメモリ18Aに記憶させていくようになっており、記憶された車両の実走行時間に基づいて、オ−ト再探索の開始時間条件(開始走行時間)を決定するようになっている点である。
【0082】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Aの行う処理動作を図8に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0083】
まず、ステップS1において、自車位置が案内経路を外れたと判断すればステップS31に進む。ステップS31では、走行時間をカウントする処理を開始し、その後ステップS32に進む。ステップS32では、車速センサ11から取り込んだ車速信号に基づいて、車速が0より大きいか否か(すなわち車両が走行しているか否か)を判断し、車速が0より大きいと判断すればステップS33に進む。ステップS33では、走行時間のカウントを継続し、ステップS3に進む。
【0084】
一方、ステップS32において車速が0より大きくない、すなわち車速が0である(車両が停止している)と判断すればステップS34に進む。ステップS34では、走行時間のカウント処理を一時停止する処理を行い、その後ステップS32に戻り、再び車速が0より大きいと判断すれば、ステップS33に進み、カウントを継続(この場合カウントを再開)し、ステップS3に進む。
【0085】
ステップS3において、再探索ボタンの入力があったか否かを判断し、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS35に進み、ステップS35では、再探索処理を開始するとともに、走行時間のカウント処理を終了し、カウントされた走行時間をメモリ18Aに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0086】
一方、ステップS3において、再探索ボタンの入力がなかったと判断すればステップS6に進み、自車両が案内経路に戻ったか否かを判断し、案内経路に戻ったと判断すればステップS36に進む。ステップS36では、走行時間のカウントをクリアしてステップS1に戻る。
【0087】
一方、ステップS6において、自車両が案内経路に戻っていないと判断すれば、ステップS8に進み、ステップS8において目的地に到着したと判断すればステップS37に進む。ステップS37では、走行時間のカウントをクリアして処理を終了する。一方、ステップS8において、目的地に到着していないと判断すればステップS32に戻る。
【0088】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Aの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図9に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0089】
まずステップS41では、メモリ18Aから走行時間デ−タの読み出しを行い、ステップS42に進む。ステップS42では、走行時間デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、走行時間デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS48に進む一方、走行時間デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS43に進む。
【0090】
ステップS43では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法により走行時間分布の解析処理を行い、その後ステップS44に進む。ステップS44では、走行時間分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、走行時間分布のピ−クが1つであると判断すればステップS45に進む。ステップS45では、走行時間分布のピ−クを示す時間範囲の走行時間デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始時間条件(開始走行時間)としてマイコン10A内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0091】
一方、ステップS44において、走行時間分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS46に進む。ステップS46では、走行時間分布のピ−クが複数か否かを判断し、走行時間分布のピ−クが複数であると判断すればステップS47に進む。ステップS47では、各ピ−クを示す時間範囲の走行時間デ−タの平均値を算出し、上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始時間条件(開始走行時間)としてマイコン10A内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0092】
一方、ステップS46において、走行時間分布のピ−クが複数でないと判断すればステップS48に進む。ステップS48では、ROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始走行時間)を採用することを示すフラグF2を1にして処理を終了する。
【0093】
次に実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Aの行う処理動作を図10に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0094】
ステップS21において、案内経路を外れたと判断すればステップS22に進み、マイコン10A内のRAMに記憶されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始走行時間)デ−タを読み出し、ステップS51に進む。ステップS51では、フラグF2が1であるか否か(すなわち、ROMに予め設定されている開始走行時間を使用する設定であるか否か)を判断し、フラグF2が1であると判断すればステップS52に進み、ステップS52では、予め設定されている開始走行時間を読み出し、ステップS56に進む。
【0095】
一方、ステップS51において、フラグF2が1でない(すなわち、予め設定されている開始走行時間を使用しない設定である)と判断すればステップS53に進む。ステップS53では、複数の開始走行時間デ−タが含まれているか否か(すなわち、分布ピ−クが複数の開始走行時間であるか否か)を判断し、複数の開始走行時間デ−タが含まれていない(すなわち分布ピ−クが1つの開始走行時間デ−タである)と判断すればステップS56に進む。
【0096】
一方、ステップS53において、複数の開始走行時間デ−タが含まれていると判断すればステップS54に進み、ステップS54では、複数の開始走行時間デ−タの中から自車状況に最も適していると推定される開始走行時間を決定するための判定用デ−タの取り込み処理、例えば、DVD−ROM14に記録されている現在地の道路種別デ−タなどの取り込み処理を行い、その後ステップS55に進む。ステップS55では、前記判定用デ−タと複数の開始走行時間デ−タに関連付けられている付加デ−タとを照合して、自車状況に最も適していると推定される開始走行時間を複数の開始走行時間デ−タの中から決定する処理を行い、その後ステップS56に進む。
【0097】
ステップS56では、オ−ト再探索の開始走行時間をカウントする処理を開始し、その後ステップS57に進む。ステップS57では、設定された開始走行時間になったか否かを判断し、開始走行時間になっていないと判断すればステップS57に戻る一方、開始走行時間になったと判断すればステップS30に進む。
【0098】
実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に記憶される前記走行時間デ−タに基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件(開始走行時間)が決定される。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において、案内経路から外れた場合、決定された前記時間条件(開始走行時間)に基づいて、使用者が普段行っているマニュアル再探索における時間感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。また、前記車両の実走行時間が利用されるので、車両が実際に走行している時間のみが反映されたタイミングでオ−ト再探索を開始することができる。
【0099】
なお、上記実施の形態(1)では経過時間デ−タを、上記実施の形態(2)では走行時間デ−タを記憶するようになっているが、別の実施の形態では、経過時間と車両の実走行時間とを記憶させていくようにしてもよく、経過時間と車両の実走行時間との両者を利用することにより、例えば、これら時間の比(経過時間:実走行時間)から、マニュアル再探索モ−ド設定時において、再探索ボタンの入力が行われるまでの走行状態(例えば、経過時間に対して実走行時間が少ない場合は渋滞にはまっていたり、どこかに停車しているとか、経過時間と実走行時間とが略同じであればスム−ズに走行しているとか)が推測できる。したがって、この時間の比をレベル分けしておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の走行状態に対応した、より適切な開始時間条件を選択決定することができ、オ−ト再探索が開始される前の実際の走行状況に適したタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0100】
次に実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Bとメモリ18Bとを除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、異なる機能を有するマイコン10Bとメモリ18Bとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【0101】
実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(3)では、マイコン10Bが、経過時間ではなく、案内経路を外れた地点と再探索ボタンの入力操作が行われた地点との直線距離をメモリ18Bに記憶させていくようになっており、記憶された直線距離デ−タに基づいて、オ−ト再探索の開始距離条件(開始直線距離)を決定するようになっている点である。
【0102】
次に実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Bの行う処理動作を図11に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0103】
まず、ステップS1において、案内経路を外れたと判断すればステップS61に進む。ステップS61では、自車位置デ−タの取り込み処理、例えば、自車位置の地図座標デ−タAを取り込む処理を行い、その後ステップS3に進む。ステップS3において、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS62に進む。
【0104】
ステップS62では、再探索処理を開始するとともに、自車位置デ−タ、例えば自車位置の地図座標デ−タBの取り込み処理を行い、その後ステップS63に進む。ステップS63では、地図座標デ−タAとBとに基づいて2点間の直線距離を算出し、算出した直線距離をメモリ18Bに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0105】
一方、ステップS3において、再探索ボタンの入力がなかったと判断すればステップS6に進み、ステップS6では、自車両が案内経路に戻ったか否かを判断し、案内経路に戻ったと判断すればステップS1に戻る一方、自車両が案内経路に戻っていないと判断すればステップS8に進む。ステップS8では、自車両が目的地に到着したか否かを判断し、目的地に到着したと判断すれば処理を終了する一方、目的地に到着していないと判断すればステップS3に戻る。
【0106】
次に実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Bの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図12に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0107】
まずステップS71では、メモリ18Bから直線距離デ−タの読み出しを行い、ステップS72に進む。ステップS72では、読み出した直線距離デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、直線距離デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS78に進む一方、直線距離デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS73に進む。
【0108】
ステップS73では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法により直線距離分布の解析処理を行い、その後ステップS74に進む。ステップS74では、直線距離分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、直線距離分布のピ−クが1つであると判断すればステップS75に進む。ステップS75では、直線距離分布のピ−クを示す距離区間の直線距離デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始距離条件(開始直線距離)としてマイコン10B内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0109】
一方ステップS74において、直線距離分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS76に進む。ステップS76では、直線距離分布のピ−クが複数か否かを判断し、直線距離分布のピ−ク数が複数であると判断すればステップS77に進む。ステップS77では、各ピ−クを示す距離区間の直線距離デ−タの平均値を算出し、上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始距離条件(開始直線距離)としてマイコン10B内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0110】
一方、ステップS76において、直線距離分布のピ−クが複数でない(すなわち明確なピ−クがない)と判断すればステップS78に進む。ステップS78では、ROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始距離条件(開始直線距離)を採用することを示すフラグF3を1にして処理を終了する。
【0111】
次に実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Bの行う処理動作を図13に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0112】
ステップS21において、案内経路を外れたと判断すればステップS81に進み、ステップS81では、マイコン10B内のRAMに記憶されているオ−ト再探索の開始距離条件(開始直線距離)デ−タを読み出し、ステップS82に進む。ステップS82では、フラグF3が1であるか否か(すなわち、ROMに予め設定されている開始直線距離を使用する設定であるか否か)を判断し、フラグF3が1であると判断すればステップS83に進み、ステップS83では、ROMに予め設定されている開始直線距離を読み出し、ステップS87に進む。
【0113】
一方、ステップS82において、フラグF3が1でない(すなわち、予め設定されている開始直線距離を使用しない設定である)と判断すればステップS84に進む。ステップS84では、複数の開始直線距離デ−タが含まれているか否か(すなわち、分布ピ−クが複数ある開始直線距離デ−タであるか否か)を判断し、複数の開始直線距離デ−タが含まれていない(すなわち、分布ピ−クが1つである開始直線距離デ−タである)と判断すればステップS87に進む。
【0114】
一方、ステップS84において、複数の開始直線距離デ−タが含まれている(すなわち、分布ピ−クが複数の開始直線距離デ−タである)と判断すればステップS85に進む。ステップS85では、複数の開始直線距離デ−タの中から自車状況に最も適していると推定される開始直線距離を決定するための判定用デ−タの取り込み処理、例えば、DVD−ROM14に記録されている現在地の道路種別デ−タなどの取り込み処理を行い、その後ステップS86に進む。ステップS86では、前記判定用デ−タと複数の開始直線距離デ−タに関連付けられている付加デ−タとを照合して、自車状況に最も適していると推定される開始直線距離を複数の開始直線距離デ−タの中から決定する処理を行い、その後ステップS87に進む。
【0115】
ステップS87では、自車位置デ−タを取り込みながら、案内経路から外れた地点との直線距離を算出する処理を行い、その後ステップS88に進む。ステップS88では、設定された開始直線距離になったか否かを判断し、開始直線距離になっていないと判断すればステップS88に戻る一方、開始直線距離になったと判断すればステップS30に進む。
【0116】
実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に記憶される前記直線距離デ−タに基づいて、オ−ト再探索を開始するまでの距離条件が決定される。オ−ト再探索モ−ド設定時において、案内経路から外れた場合、開始距離条件(開始直線距離)に基づいて使用者が普段行っているマニュアル再探索における距離感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。また、直線距離デ−タが利用されるので、再探索ボタンの入力操作が行われるまでの途中経路が考慮されないので、案内経路から外れた地点から半径Xmというようなオ−ト再探索を開始するための境界領域を決定することができる。
【0117】
次に実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Cとメモリ18Cとを除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、異なる機能を有するマイコン10Cとメモリ18Cとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【0118】
実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(4)では、マイコン10Cは、車速センサ11からの信号に基づいて走行距離を演算するようになっており、案内経路を外れた地点から再探索ボタンの入力操作が行われた地点までの走行距離をメモリ18Cに記憶させていくようになっており、記憶された走行距離に基づいて、オ−ト再探索の開始距離条件(開始走行距離)を決定するようになっている点である。
【0119】
次に実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Cの行う処理動作を図14に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示すマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0120】
まず、ステップS1において、案内経路を外れたと判断すればステップS91に進む。ステップS91では、車速センサ11から取り込んだ信号に基づいて走行距離を演算する処理を行い、その後ステップS3に進む。ステップS3では、再探索ボタンの入力があったか否かを判断し、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS92に進む。
【0121】
ステップS92では、再探索処理を開始するとともに、再探索ボタンが入力されるまでに演算された走行距離をメモリ18Cに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0122】
次に実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Cの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図15に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0123】
まずステップS101では、メモリ18Cから走行距離デ−タの読み出しを行い、ステップS102に進む。ステップS102では、読み出した走行距離デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、走行距離デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS108に進む一方、走行距離デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すれば、ステップS103に進む。
【0124】
ステップS103では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法により走行距離分布の解析処理を行い、その後ステップS104に進む。ステップS104では、走行距離分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、走行距離分布のピ−クが1つであると判断すればステップS105に進む。ステップS105では、走行距離分布のピ−クを示す距離区間の走行距離デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始時間条件(開始走行距離)としてマイコン10C内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0125】
一方、ステップS104において、走行距離分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS106に進む。ステップS106では、走行距離分布のピ−クが複数か否かを判断し、走行距離分布のピ−クが複数であると判断すればステップS107に進む。ステップS107では、各ピ−クを示す距離区間の走行距離デ−タの平均値を算出し、上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始距離条件(開始走行距離)としてマイコン10C内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0126】
一方、ステップS106において、走行距離分布のピ−クが複数でない(すなわち明確なピ−クがない)と判断すればステップS108に進む。ステップS108では、ROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始距離条件(開始走行距離)を採用することを示すフラグF4を1にして処理を終了する。
【0127】
次に実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Cの行う処理動作を図16に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略する。
【0128】
ステップS21において、案内経路を外れたと判断すればステップS111に進み、ステップS111では、マイコン10C内のRAMに記憶されているオ−ト再探索の開始距離条件(開始走行距離)デ−タを読み出し、ステップS112に進む。ステップS112では、フラグF4が1であるか否か(すなわち、ROMに予め設定されている開始走行距離を使用する設定であるか否か)を判断し、フラグF4が1であると判断すればステップS113に進み、ステップS113では、ROMに予め設定されている開始走行距離を読み出し、ステップS117に進む。
【0129】
一方、ステップS112において、フラグF4が1でない(すなわち、予め設定されている開始走行距離を使用しない設定である)と判断すればステップS114に進む。ステップS114では、複数の開始走行距離デ−タが含まれているか否か(すなわち、分布ピ−クが複数の開始走行距離デ−タであるか否か)を判断し、複数の開始走行距離デ−タが含まれていない(すなわち、分布ピ−クが1つである開始走行距離デ−タである)と判断すればステップS117に進む。
【0130】
一方、ステップS114において、複数の開始走行距離デ−タが含まれている(すなわち、分布ピ−クが複数の開始走行距離デ−タである)と判断すればステップS115に進む。ステップS115では、複数の開始走行距離デ−タの中から自車状況に最も適していると推定される開始走行距離を決定するための判定用デ−タの取り込み処理、例えば、DVD−ROM14に記録されている現在地の道路種別デ−タなどの取り込み処理を行い、その後ステップS116に進む。ステップS116では、前記判定用デ−タと複数の開始走行距離デ−タに関連付けられている付加デ−タとを照合して、自車状況に最も適していると推定される開始走行距離を複数の開始走行距離デ−タの中から決定する処理を行い、その後ステップS117に進む。
【0131】
ステップS117では、車速センサ11からの信号に基づいて案内経路から外れた地点からの走行距離を演算する処理を行い、その後ステップS118に進む。ステップS118では、開始走行距離になったか否かを判断し、開始走行距離になっていないと判断すればステップS118に戻る一方、開始走行距離になったと判断すればステップS30に進む。
【0132】
実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に記憶される前記走行距離デ−タに基づいて、オ−ト再探索を開始するまでの距離条件が決定される。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において、案内経路から外れた場合、開始距離条件(開始走行距離)に基づいて使用者が普段行っているマニュアル再探索における距離感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。また、走行距離デ−タが利用されるので、途中経路が考慮された実際に走行した距離をオ−ト再探索を開始する距離として決定することができる。
【0133】
なお、上記実施の形態(3)では直線距離デ−タを、上記実施の形態(4)では走行距離デ−タを記憶するようになっているが、別の実施の形態では、直線距離と走行距離とを記憶させていくようにしてもよく、直線距離と走行距離との両者を利用すれば、これらの距離関係から、マニュアル再探索モ−ドにおける再探索ボタンの入力操作が行われるまでの走行状態(例えば、直線距離に対して走行距離が大きい場合は、案内経路から外れた地点の周辺道路が入り組んでいるとか、直線距離と走行距離とが殆ど同じであれば、直線的な道路を走行しているとか)が推測でき、この距離の比をレベル分けしておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の進行している道路状況に対応して最適な距離条件を選択決定することができ、オ−ト再探索が行なわれる前の実際の道路状況等に適したタイミングでオ−ト再探索を行うことができる。
【0134】
次に実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Dとメモリ18Dと除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、ここでは異なる機能を有するマイコン10Dとメモリ18Dとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【0135】
実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(5)では、マイコン10Dが、経過時間ではなく、案内経路を外れてから再探索ボタンの入力操作が行われるまでの通過道路情報をメモリ18Dに記憶させていくようになっており、記憶された通過道路情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件(開始通過地点)を決定するようになっている点である。
【0136】
次に実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Dの行う処理動作を図17に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作については同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0137】
ステップS1において、案内経路を外れたと判断すればステップS121に進む。ステップS121では、通過道路情報として案内経路を外れた地点からの交差点の通過回数をカウントする処理を開始し、その後ステップS3に進む。
ステップS3において、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS122に進み、ステップS122では、再探索処理を開始するとともに、交差点の通過回数をカウントする処理を終了し、カウントされた交差点の通過回数をメモリ18Dに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0138】
一方、ステップS3において、再探索ボタンの入力がなかったと判断すればステップS6に進み、ステップS6では、自車両が案内経路に戻ったか否かを判断し、案内経路に戻ったと判断すればステップS123に進み、交差点の通過回数のカウントをクリアしてステップS1に戻る。
【0139】
一方、ステップS6において、自車両が案内経路に戻っていないと判断すればステップS8に進み、ステップS8では、自車両が目的地に到着したか否かを判断し、目的地に到着したと判断すればステップS124に進み、交差点の通過回数のカウントをクリアして処理を終了する一方、目的地に到着していないと判断すればステップS3に戻る。
【0140】
次に実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Dの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図18に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0141】
まずステップS131では、メモリ18Dから通過道路デ−タ(交差点の通過回数デ−タ)の読み出しを行い、ステップS132に進む。ステップS132では、交差点の通過回数デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、交差点の通過回数デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS138に進む一方、交差点の通過回数デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS133に進む。
【0142】
ステップS133では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法により交差点の通過回数分布の解析処理を行いステップS134に進む。ステップS134では、交差点の通過回数分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、交差点の通過回数分布のピ−クが1つであると判断すればステップS135に進む。ステップS135では、交差点の通過回数分布のピ−クを示す交差点の通過回数をオ−ト再探索の開始通過地点条件としてマイコン10D内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0143】
一方、ステップS134において、交差点の通過回数分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS136に進む。ステップS136では、交差点の通過回数分布のピ−クが複数か否かを判断し、交差点の通過回数のピ−クが複数であると判断すればステップS137に進む。ステップS137では、各ピ−クの交差点の通過回数を上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始通過地点条件としてマイコン10D内のRAMに記憶する処理を行い、その後処理を終了する。
【0144】
一方、ステップS136において、交差点の通過回数分布のピ−クが複数でない(すなわち、明確な分布ピ−クがない)と判断すればステップS138に進む。ステップS138では、ROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始通過地点条件(交差点の通過回数)を採用することを示すフラグF5を1にして処理を終了する。
【0145】
次に実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Dの行う処理動作を図19に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0146】
まずステップS21において、案内経路を外れたと判断すればステップS141に進み、マイコン10D内のRAMに記憶されているオ−ト再探索の開始通過地点条件(交差点の通過回数)デ−タを読み出し、ステップS142に進む。ステップS142では、フラグF5が1であるか否か(すなわち、ROMに予め設定されている開始通過地点条件を使用する設定であるか否か)を判断し、フラグF5が1であると判断すればステップS143に進み、ステップS143では、予め設定されている開始通過地点条件(交差点の通過回数)を読み出し、ステップS147に進む。
【0147】
一方、ステップS142において、フラグF5が1でない(すなわち、予め設定されている開始通過地点条件を使用しない設定である)と判断すればステップS144に進む。ステップS144では、開始通過地点条件デ−タに複数の交差点の通過回数デ−タが含まれているか否か(すなわち、分布ピ−クが複数の交差点の通過回数デ−タであるか否か)を判断し、複数の交差点の通過回数デ−タが含まれていない(すなわち、分布ピ−クが1つである交差点の通過回数デ−タである)と判断すればステップS145に進む。
【0148】
一方、ステップS144において、複数の開始通過地点条件デ−タが含まれている(すなわち、分布ピ−クが複数の交差点の通過回数デ−タである)と判断すればステップS145に進む。ステップS145では、複数の開始通過地点条件デ−タの中から自車状況に最も適していると推定される開始通過地点条件(交差点の通過回数)を決定するための判定用デ−タの取り込み処理、例えば、DVD−ROM14に記録されている現在地の道路種別デ−タや交差点デ−タなどの取り込み処理を行い、その後ステップS146に進む。ステップS146では、前記判定用デ−タと複数の開始通過地点条件デ−タに関連付けられている付加デ−タとを照合して、自車状況に最も適していると推定される開始通過地点条件(交差点の通過回数)を複数の開始通過地点条件デ−タの中から決定する処理を行い、その後ステップS147に進む。
【0149】
ステップS147では、交差点の通過回数をカウントする処理を開始し、その後ステップS148に進む。ステップS148では、開始通過地点になったか否か、すなわち、設定された通過回数ほど交差点を通過したか否かを判断し、開始通過地点になっていないと判断すればステップS148に戻る一方、開始通過地点になったと判断すればステップS30に進む。
【0150】
実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に記憶される前記交差点の通過回数デ−タに基づいて、オ−ト再探索を開始するまでの通過道路条件が決定される。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において、案内経路から外れた場合、通過道路条件(交差点の通過回数)に基づいて使用者が普段行っているマニュアル再探索時の運転感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。また、前記通過道路情報として交差点の通過回数が記憶されるので、オ−ト再探索を開始するまでの交差点の通過回数を決定することができる。
【0151】
なお、上記実施の形態(5)では、通過道路情報として交差点の通過回数を記憶させるようになっているが、別の実施の形態では、マニュアル再探索モ−ド設定時おいて、案内経路から外れた地点から再探索ボタンの入力操作が行われた地点までに交差点を曲がった回数や、信号機の設置された交差点の通過回数(信号機の通過回数)を記憶させるようにすることもできる。
【0152】
さらに、別の実施の形態では、交差点の通過回数及び曲がった回数と、信号機の通過回数とを記憶させていくようにしてもよく、交差点の通過回数及び曲がった回数と、信号機の通過回数との両者を利用すれば、これらの交差点情報から、マニュアル再探索モ−ドにおける再探索ボタンの入力操作が行われるまでの交差点の通過状態(例えば、交差点の通過回数に対して信号機の通過回数が少ない場合は、信号機の少ない道を通行しているとか、交差点の通過回数に対して交差点の曲がった回数が少ない場合は、比較的道幅の広い道路を通行しているとか)が推測でき、これらの交差点情報を分類しておくことにより、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合の進行している道路や交差点状況に対応して最適な道路通過条件を選択決定することができ、案内経路から外れた際の道路や交差点状況に対応したタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0153】
次に実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Eとメモリ18Eとを除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、ここでは異なる機能を有するマイコン10Eとメモリ18Eとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明をここでは省略する。
【0154】
実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(6)では、マイコン10Eが、マニュアル再探索モ−ド設定時において、案内経路を外れた地点から再探索ボタンの入力操作が行われた地点までの地域情報(通過地域情報)をメモリ18Eに記憶させていくようになっており、記憶された地域情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件(この場合開始経過時間)を決定するようになっている。
【0155】
マイコン10Eは、自車が通過した地域情報、例えば通過した市町村デ−タを随時記憶していくようになっており、自車位置が、過去に通過したことのある地域(市町村)であるのか、あるいは初めて通過する地域であるのか否かを記憶された地域情報に基づいて判定することができるようになっている。
【0156】
次に実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Eの行う処理動作を図20に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0157】
ステップS1において、自車位置が案内経路を外れたと判断すればステップS151に進む。ステップS151では、自車位置が初めて通過する地域か否かを判断し、初めて通過する地域であると判断すればステップS152に進み、ステップS152では、初めて通過する地域であることを示すフラグf1を1にして、ステップS2に進む。一方、ステップS151において、自車位置が初めて通過する地域ではないと判断すれば、ステップS153に進み、ステップS153では、フラグf1を0(すなわち、初めて通過した地域ではない)にして、ステップS2に進む。
【0158】
ステップS2では、経過時間のカウントを開始してステップS3に進み、再探索ボタンの入力があったか否かを判断し、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS154に進む。
【0159】
ステップS154では、再探索処理を開始するとともに、経過時間のカウントを終了し、カウントされた経過時間とフラグf1のデ−タとをメモリ18Eに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0160】
次に実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Eの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図21に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0161】
まずステップS161では、メモリ18Eからフラグf1=1の経過時間デ−タの読み出しを行い、ステップS162に進む。ステップS162では、フラグf1=1の経過時間デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、フラグf1=1の経過時間デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS168に進み、一方、フラグf1=1の経過時間デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS163に進む。
【0162】
ステップS163では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法によりフラグf1=1の経過時間分布の解析処理を行い、その後ステップS164に進む。ステップS164では、フラグf1=1の経過時間分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、フラグf1=1の経過時間分布のピ−クが1つであると判断すればステップS165に進む。ステップS165では、フラグf1=1の経過時間分布のピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)としてマイコン10E内のRAMに記憶する処理を行い、その後ステップS169に進む。
【0163】
一方ステップS164において、フラグf1=1の経過時間分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS166に進む。ステップS166では、フラグf1=1の経過時間分布のピ−ク数が複数か否かを判断し、フラグf1=1の経過時間分布のピ−クが複数であると判断すればステップS167に進む。ステップS167では、各ピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始時間条件(フラグf1=1の開始経過時間)としてマイコン10E内のRAMに記憶する処理を行い、その後ステップS169に進む。
【0164】
一方、ステップS166において、フラグf1=1の経過時間分布のピ−ク数が複数ないと判断すればステップS168に進む。ステップS168では、初めて通過する地域であればROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)を採用することを示すフラグF6を1にして、ステップS169に進む。
【0165】
ステップS169では、メモリ18Eからフラグf1=0の経過時間情報の読み出しを行い、以下、ステップS162〜S168と同様の処理によりフラグf1=0(初めて通過する地域ではない場合)のオ−ト再探索の開始時間条件を決定する処理を行うようになっている。なおこの場合ステップS168においては、初めて通過する地域でなければROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)を採用することを示すフラグF7を1にする構成となっている。
【0166】
次に実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Eの行う処理動作を図22に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0167】
ステップS21において、自車位置が案内経路から外れたと判断すればステップS181に進む。ステップS181では、自車位置が初めて通過する地域か否かを判断し、初めて通過する地域であると判断すればステップS182に進む。ステップS182では、初めて通過する地域用、すなわち、フラグf1=1のオ−ト再探索の開始時間条件デ−タを読み出し、ステップS184に進む。
【0168】
一方、ステップS181において、現在地が初めて通過する地域ではないと判断すればステップS183に進み、ステップS183では、通過したことのある地域用、すなわち、フラグf1=0のオ−ト再探索の開始時間条件デ−タを読み出し、ステップS184に進む。
【0169】
ステップS184では、読み出したフラグf1=1又はf1=0の開始時間条件デ−タに対応して、フラグF6=1又はフラグF7=1であるか否かを判断し、フラグF6=1又はフラグF7=1であると判断すれば、ステップS24に進む。一方、ステップS184において、フラグF6=1でもフラグF7=1でもないと判断すればステップS25に進む。以下、フラグf1=1又はf1=0の開始時間条件デ−タに基づいて、オ−ト再探索の開始処理を行う。
【0170】
上記実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に記憶される前記地域情報(通過地域情報)に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件又は距離条件が決定される。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において、案内経路から外れた場合、通過地域情報(初めて通過した地域か否か)に基づいて、使用者が普段行っているマニュアル再探索時の運転感覚でオ−ト再探索を行うことができ、使用者の意図するタイミングでオ−ト再探索を行うことが可能になる。
【0171】
なお上記実施の形態(6)では、マニュアル再探索モ−ド設定時に、地域情報として初めて通過する地域か否かの情報が記憶されるようになっているが、別の実施の形態では、地域情報として、マニュアル再探索操作が行われた地点の過去の通過回数を記憶させていくようにしても良く、この場合、オ−ト再探索モ−ド設定時には、案内経路から外れた地点の過去の通過回数に基づいて、該当する通過回数に応じて決定された時間条件又は距離条件にしたがってオ−ト再探索を開始することができる。
【0172】
また、実施の形態(6)では、マイコン10Eが、自車が通過した地域情報を随時記憶していくようになっているが、別に実施の形態では、目的地が設定された際の案内経路が通過地域情報として記憶されていくようにしてもよく、この場合、過去の案内経路の情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件を決定することができる。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた場合、外れた経路が過去に案内経路として採用されたことがあるか否かにより、例えば、過去に案内経路として採用されていない経路であるならば、初めて通過する経路用の開始条件(早めに再探索を行う条件)に基づいてオ−ト再探索を行うことができ、過去に案内経路として採用されたことのある経路であれば、再通過経路用の開始条件(遅めに再探索を行う条件)に基づいてオ−ト再探索を行うことができる。
【0173】
次に実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置について説明する。但し実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置の構成については、マイコン10Fとメモリ18Fとを除いて図1に示したナビゲ−ション装置と同様であるため、ここでは異なる機能を有するマイコン10Fとメモリ18Fとには異なる符号を付し、その他の構成部品の説明を省略する。
【0174】
実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置が、実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置と相違するのは、実施の形態(7)では、マイコン10Eが、マニュアル再探索モ−ド設定時において、再探索ボタンの入力操作が行われた地点が特定地域であるか否かの情報をメモリ18Fに記憶させていくようになっており、記憶された特定地域情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件(この場合開始経過時間)を決定するようになっている点である。
【0175】
実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置では、表示画面16aに表示された画面を通じて、使用者が前記特定地域の設定を行うことができるようになっており、図23に示した「特定地域の設定」画面を通じて、地図上の任意の地点をタッチパネル16cを介して指定することができ、指定された地点を特定地域として登録することができるようになっている。
【0176】
また、図23に示した「特定地域の設定」画面における「範囲」ボタンをタッチ入力すると、図24に示した「特定地域範囲の設定」画面が表示され、この画面を通じて、指定された地点を中心に所定半径の地域を特定地域として設定することができるようになっている。なお、本実施の形態では、特定地域として、使用者の自宅周辺地域が設定されたものとして説明する。
【0177】
次に実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Fの行う処理動作を図25に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図5に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略することとする。
【0178】
ステップS1において、自車位置が案内経路を外れたと判断すればステップS191に進む。ステップS191では、現在地が特定地域(自宅周辺地域)か否かを判断し、現在地が特定地域であると判断すればステップS192に進み、ステップS192では、特定地域であることを示すフラグf2を1にして、ステップS2に進む。一方、ステップS191において、現在地が特定地域ではないと判断すればステップS193に進み、ステップS193では、フラグf2を0(すなわち、現在地が特定地域ではない)にして、ステップS2に進む。
【0179】
ステップS2では、経過時間のカウントを開始してステップS3に進み、再探索ボタンの入力があったか否かを判断し、再探索ボタンの入力があったと判断すればステップS194に進む。
【0180】
ステップS194では、再探索処理を開始するとともに、経過時間のカウントを終了し、カウントされた経過時間とフラグf2のデ−タとをメモリ18Fに記憶する処理を行い、その後ステップS5に進む。
【0181】
次に実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Fの行うオ−ト再探索開始条件の決定処理動作を図26に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお、本処理動作は、マニュアル再探索モ−ドにおける経路案内の終了時やオ−ト再探索モ−ドへの設定時等に実行される。
【0182】
まずステップS201では、メモリ18Fからフラグf2=1の経過時間デ−タの読み出しを行い、ステップS202に進む。ステップS202では、フラグf2=1の経過時間デ−タのデ−タ数が分布解析に適した所定値以上であるか否かを判断し、フラグf2=1の経過時間デ−タのデ−タ数が所定値未満であると判断すればステップS208に進み、一方、フラグf2=1の経過時間デ−タのデ−タ数が所定値以上であると判断すればステップS203に進む。
【0183】
ステップS203では、図4にて説明した経過時間分布の解析処理と同様の方法によりフラグf2=1の経過時間分布の解析処理を行い、その後ステップS204に進む。ステップS204では、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが1つであるか否かを判断し、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが1つであると判断すればステップS205に進む。ステップS205では、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、オ−ト再探索の開始時間条件(フラグf2=1で分布ピ−クが1つの開始経過時間)としてマイコン10F内のRAMに記憶する処理を行い、その後ステップS209に進む。
【0184】
一方、ステップS204において、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが1つではないと判断すればステップS206に進む。ステップS206では、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが複数か否かを判断し、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが複数であると判断すればステップS207に進む。ステップS207では、各ピ−クを示す時間範囲の経過時間デ−タの平均値を算出し、上記実施の形態(1)において説明したものと略同様な付加デ−タと関連付けて、オ−ト再探索の開始時間条件(フラグf2=1で分布ピ−クが複数の開始経過時間)としてマイコン10F内のRAMに記憶する処理を行い、その後ステップS209に進む。
【0185】
一方ステップS206において、フラグf2=1の経過時間分布のピ−クが複数でないと判断すればステップS208に進む。ステップS208では、特定地域であればROM予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)を採用することを示すフラグF8を1にして、ステップS209に進む。
【0186】
ステップS209では、メモリ18Fからフラグf2=0の経過時間情報の読み出しを行い、以下、ステップS202〜S208と同様の処理によりフラグf2=0(特定地域ではない場合)のオ−ト再探索の開始時間条件を決定する処理を行うようになっている。なおこの場合ステップS208においては、特定地域でなければROMに予め設定されているオ−ト再探索の開始時間条件(開始経過時間)を採用することを示すフラグF9を1にする構成となっている。
【0187】
次に実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコン10Fの行う処理動作を図27に示したフロ−チャ−トに基づいて説明する。なお本処理動作は、オ−ト再探索モ−ドに設定された目的地へのル−ト案内時に実行される。また、図7に示したマイコン10の行う処理動作と同じ処理動作には同一符号を付してその説明を省略する。
【0188】
ステップS21において、自車位置が案内経路から外れたと判断すればステップS211に進む。ステップS211では、自車位置が特定地域(自宅周辺地域)か否かを判断し、特定地域であると判断すればステップS212に進む。ステップS212では、特定地域用、すなわち、フラグf2=1のオ−ト再探索の開始時間条件デ−タを読み出し、ステップS214に進む。
【0189】
一方、ステップS211において、自車位置が特定地域ではないと判断すればステップS213に進み、ステップS213では、特定地域外用、すなわち、フラグf2=0のオ−ト再探索の開始時間条件デ−タを読み出し、ステップS214に進む。
【0190】
ステップS214では、読み出したフラグf2=1又はf2=0の開始時間条件デ−タに対応して、フラグF8=1又はフラグF9=1であるか否かを判断し、フラグF8=1又はフラグF9=1であると判断すれば、ステップS24に進む。一方、ステップS214において、フラグF8=1でもフラグF9=1でもないと判断すればステップS25に進む。以下、フラグf2=1又はf2=0の開始時間条件デ−タに基づいて、オ−ト再探索の開始処理を行う。
【0191】
上記実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置によれば、マニュアル再探索モ−ド設定時に、再探索ボタンが入力された場合に再探索の要求レベルを下げるための特定地域(再探索を行う重要性の低い地域)の通過情報が記憶され、該特定地域ごとに分類してオ−ト再探索を開始するまでの時間条件(開始経過時間)が決定される。したがって、オ−ト再探索モ−ド設定時において案内経路から外れた場合、外れた地点が特定地域に該当するか否かにより、オ−ト再探索を開始する時間条件を決定することができる。
【0192】
また、特定地域の設定画面を通じて、オ−ト再探索の開始条件を変更する地域を任意に登録することができ、登録された特定地域情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件を決定することができる。したがって、前記オ−ト再探索モ−ド設定時に、案内経路から外れた地点が特定地域に含まれているか否かに応じて、オ−ト再探索の開始条件を決定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置の要部を概略的に示したブロック図である。
【図2】表示パネルに表示される再探索モ−ド設定画面の表示例を示す図である。
【図3】表示パネルに表示されるマニュアル再探索モ−ド設定時の画面表示例を示す図である。
【図4】マイコンの行うオ−ト再探索の開始条件決定処理を説明するための図である。
【図5】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図6】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図7】実施の形態(1)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図8】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図9】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図10】実施の形態(2)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図11】実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図12】実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図13】実施の形態(3)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図14】実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図15】実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図16】実施の形態(4)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図17】実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図18】実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図19】実施の形態(5)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図20】実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図21】実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図22】実施の形態(6)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図23】表示パネルに表示される特定地域の設定画面の表示例を示す図である。
【図24】表示パネルに表示される特定地域範囲の設定画面の表示例を示す図である。
【図25】実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図26】実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【図27】実施の形態(7)に係るナビゲ−ション装置におけるマイコンの行う処理動作を示すフロ−チャ−トである。
【符号の説明】
10、10A〜10F マイコン
11 車速センサ
12 ジャイロセンサ
13 GPS受信機
14 DVD−ROM
15 DVDドライブ
16 表示装置
17 リモコン
18、18A〜18F メモリ

Claims (10)

  1. 所定の入力操作に基づいて目的地への案内経路の再探索を行うためのマニュアル再探索モ−ドと、前記目的地への案内経路を外れた場合に自動的に案内経路の再探索を行うためのオ−ト再探索モ−ドとを含む再探索手段を備えたナビゲ−ション装置において、
    前記マニュアル再探索モ−ド設定時に前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの所定の情報を記憶手段に記憶させていく再探索操作情報記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶されている前記所定の情報に基づいて、オ−ト再探索の開始条件を決定するオ−ト再探索開始条件決定手段とを備えていることを特徴とするナビゲ−ション装置。
  2. 前記所定の情報には、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの時間情報が含まれており、
    前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記時間情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件を決定するものであることを特徴とする請求項1記載ナビゲ−ション装置。
  3. 前記時間情報には、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの経過時間、及び/又は前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの車両の実走行時間が含まれていることを特徴とする請求項2記載のナビゲ−ション装置。
  4. 前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの距離情報が含まれており、
    前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記距離情報に基づいてオ−ト再探索を開始するための距離条件を決定するものであることを特徴とする請求項1記載ナビゲ−ション装置。
  5. 前記距離情報には、前記案内経路を外れた地点と前記所定の入力操作が行われた地点との直線距離、及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの走行距離が含まれていることを特徴とする請求項4記載のナビゲ−ション装置。
  6. 前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの道路情報が含まれており、
    前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記道路情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの通過道路条件を決定するものであることを特徴とする請求項1記載ナビゲ−ション装置。
  7. 前記道路情報には、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までに交差点を曲がった回数、前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの交差点の通過回数、及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの信号機の通過回数が含まれていることを特徴とする請求項6記載のナビゲ−ション装置。
  8. 前記所定の情報には、前記案内経路を外れた地点及び/又は前記所定の入力操作が行われた地点の地域情報と、前記案内経路を外れてから前記所定の入力操作が行われるまでの時間情報及び/又は前記案内経路を外れた地点から前記所定の入力操作が行われた地点までの距離情報とが含まれており、
    前記オ−ト再探索開始条件決定手段が、前記地域情報に基づいてオ−ト再探索を開始するまでの時間条件又は距離条件を決定するものであることを特徴とする請求項1記載ナビゲ−ション装置。
  9. 前記地域情報には、前記案内経路を外れた地点及び/又は前記所定の入力操作が行われた地点の地域通過情報が含まれていることを特徴とする請求項8記載のナビゲ−ション装置。
  10. 前記地域情報には、再探索の要求レベルを下げるための特定地域情報が含まれていることを特徴とする請求項8記載のナビゲ−ション装置。
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