JP4162077B2 - カス上がり防止機構 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はタレットパンチプレスに適用可能であって、しかも標準金型にも、小型金型にも適用可能なカス上がり防止機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、タレットパンチプレスは、例えば図16に示すように、上部タレット96と下部タレット97を有し、上部タレット96には、パンチホルダ94を介してパンチPが、下部タレット97には、ダイホルダ95を介してダイDがそれぞれ取り付けられている。
【0003】
この構成により、ストライカ(図示省略)でパンチPを打圧すると、該パンチPは下降し、ダイDとの協働により、クランプ93で把持されたワークWを例えば打ち抜くようになっている。
【0004】
そして、打抜いた後の抜きカスW1は、カス排出孔90を介して自然落下し、備え付けの抜きカスバケット等に収集される。
【0005】
また、打ち抜き加工後、パンチPは上昇して元の位置に復帰する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
ところが、上記打ち抜き時に発生したカスW1は(図16)、パンチPの先端にはりつき、上昇するパンチPに伴って上昇し、ワークWの上面に付着することがある。
【0008】
その結果、ワークWに傷をつけるなどして、品質低下の原因となっていた。
【0009】
このようなカス上がりを防止するための機構が、例えば実公昭52−50475や(図17)、特開2000−51966(図18)に開示されている。
【0010】
これらは、いずれもエア源に連結されたエア噴出孔91(図17)、92(図18)を下向きに所定の角度θで設けたものである。
【0011】
しかし、図17、図18のカス上がり防止機構は、固定式の単体金型を有するパンチプレスには、適用可能であるが、回転可能なタレット上に複数個配置された金型を有し、該金型を回転割り出しすることにより所望のものを選択してパンチ加工を行うタレットパンチプレスに適用される構造とはなっていない。
【0012】
一方、タレットパンチプレスに適用されるカス上がり防止機構としては、図19と図20に示すものがある。
【0013】
このうち、図19のカス上がり防止機構は、パンチPのストローク量Hを増大させ(図19(A))、パンチPの先端にカスプッシャ98を設け(図19(B)、又はパンチPの先端を斜角に形成することにより(図19(C))、それぞれカスW1を強制的に落下させ、カス上がりを防止するものである。
【0014】
また、図20のカス上がり防止機構は、ダイDの内面の面粗度を荒くし(図20(A))、ダイDの内面に凹溝を形成し(図20(B))、ダイDの内面に凸部を形成し(図20(C))、又はダイDの刃のストレート部を短くして(例えば図20(D)のhだけ)薄刃ダイDとすることにより、それぞれダイDとカスW1との間の摩擦力を増大させカスW1がパンチPの上昇と共に上昇しないようにして、カス上がりを防止するものである。
【0015】
しかし、このような図19、図20に示す金型P、Dに工夫をこらすことによるカス上がり防止機構は、金型の大きさに制限され、特に小型の金型には適用が難しい場合がある。また、金型P、Dに、追加工や特殊な形状を施すことから、標準金型には適用できず、専用金型が必要となる。その結果、コストが高くなる。
【0016】
本発明の目的は、タレットパンチプレスに適用可能であって、しかも標準金型にも、小型金型にも適用可能なカス上がり防止機構を提供する。
【0017】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明は、図1〜図15に示すように、
回転可能な上部タレット6と下部タレット7上に配置した複数個のパンチPとダイDから成る金型の中から所望の金型をパンチセンタCで選択し、該パンチセンタCに位置決めされたワークWに所定のパンチ加工を施すタレットパンチプレスにおいて、
上記パンチセンタCに設置されたディスクサポート24の上面上にエア供給口28を設け、該エア供給口28の直上方に対応する下部タレット7下面上の位置に、ダイD下方のカス排出孔35に連通するエア導入口29を設けたことを特徴とするカス上がり防止機構という手段を講じている。
【0018】
従って、本発明の構成によれば、例えば下部タレット7上の(図2)各ダイホルダ23に、トラックT1、T2、T3の数に応じて半径方向に3つのダイDが取り付けられている場合に、3つのダイDに対応してディスクサポート24の上面上に3つのエア供給口28を設けると共に、下部タレット7の下面上であって、前記エア供給口28に直上方に対応する位置に、3つのエア導入口29を、ダイホルダ23ごとに設ければ、タレット6、7を(図1)同期回転させて、下部タレット7上の(図5)選択すべき所望のダイDを取り付けたダイホルダ23をパンチセンタCに位置決めすると、前記ディスクサポート24の上面上に設けたエア供給口28の直上方に、下部タレット7の下面上に設けた該当するエア導入口29が位置決めされる。
【0019】
この状態で、ストライカ2のトラック位置C1、C2、C3に合わせて切換弁34を(図1)切り替えれば、前記3つのエア供給口28のうちの該当するエア供給口28のみがエア源25に接続され、選択されたダイD下方のカス排出孔35(図6〜図15)のみにエアAが噴射されることにより、ダイ孔53の(例えば図6)下方に負圧が発生し、ワークW加工時に発生したカスW1は、ダイ孔53から下方に強く吸引され、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過し外部へ排出されるので、カス上がりが防止される。
【0020】
これにより、上記本発明によるカス上がり防止機構とノズル部材とダイとダイ装置は、タレットパンチプレスにも適用可能となり、また、このようにエアAを利用してカス上がりを防止することから、従来の金型P、Dに工夫を施す場合に比べて(図19、図20)、標準金型にも、小型金型にも適用可能となる。
【0021】
従って、本発明によれば、タレットパンチプレスに適用可能であって、しかも標準金型にも、小型金型にも適用可能なカス上がり防止機構を提供することができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
【0023】
以下、本発明を、実施の形態により添付図面を参照して、説明する。
図1は本発明の実施の形態を示す全体図である。
【0024】
図1に示すタレットパンチプレスは、上部タレット6と下部タレット7を有し、該上部タレット6と下部タレット7には、パンチホルダ22とダイホルダ23を介して複数個のパンチPとダイDから成る金型が配置されている。
【0025】
上記上部タレット6の回転軸8と下部タレット7の回転軸9には、図示するように、チェーン4と5がそれぞれ巻回されていると共に、該チェーン4と5は、駆動軸3に巻回されている。
【0026】
この構成により、モータMを作動して駆動軸3を回転させ、チェーン4と5を循環させれば、上部タレット6と下部タレット7が同期回転し、前記複数個の金型の中から所望の金型をパンチセンタCにおいて選択することができる。
【0027】
図1に示すタレットパンチプレスは、タレット6、7を回転させて、先ず所望の金型を含む例えば半径方向の3トラック分の金型を、パンチセンタCに位置決めする。
【0028】
その後、更に後述するストライカシリンダ21を駆動して、ストライカ2を対応するいずれかのトラック位置C1、C2、C3に位置決めし、該位置決めされたストライカ2で選択された金型のパンチPを打圧し、ダイDと協働してワークWにパンチ加工を施すようになっている。
【0029】
前記ストライカ2は、パンチセンタCにおいて、Y軸方向に位置決め可能であって、該ストライカ2は、ラム20に滑り結合しその外側面に取り付けたストライカシリンダ21に結合し、該ラム20は、上部フレーム1に設けられたラムシリンダ19により上下動するようになっている。
【0030】
この構成により、ストライカシリンダ21を駆動すれば、ストライカ2を、選択すべき金型P、Dの直上方のトラック位置C1、C2、又はC3に位置決めすることができ、その状態で、ラムシリンダ19を駆動すれば、ラム20が下降することにより、既述したように、ストライカ2で上記選択されたパンチPを打圧し所定のパンチ加工が行われる。
【0031】
上記パンチセンタCであって、下部タレット7の下方には、ディスクサポート24が設置され、前記ストライカ2によるパンチP打圧時にタレット7が受ける圧力を受容するようになっている。
【0032】
上記ディスクサポート24の上面上には、前記パンチセンタCにおいて選択可能な半径方向の金型P、Dの数に対応する数のエア供給口28が設けられている。
【0033】
例えば、図示するように、パンチセンタCにおいては3トラック分の半径方向の3つの金型が選択可能な場合には、3つのエア供給口28が、ディスクサポート24の上面上に設けられている。
【0034】
上記3つのエア供給口28は、分岐管27を通じて切換弁34(例えばソレノイドバルブ)に結合し、該切換弁34は、主管26を通じてエア源25に結合されている。
【0035】
この構成により、後述するNC装置50を構成するストライカ位置制御部50Dが、ストライカシリンダ21のエンコーダからのフィードバック信号に基づいて、ストライカ2のトラック位置C1、C2、C3を検出すると、該トラック位置C1、C2、C3に合わせて前記切換弁34を切り替えることにより、前記3つのエア供給口28のうちの該当するエア供給口28のみをエア源25に接続することができる。
【0036】
これにより、前記エア源25を作動すれば、エアAが主管26と切換弁34と該当するエア供給口28から供給され、対応するエア導入口29から導入され、後述する連通管30を通って選択されたダイD下方のカス排出孔35に噴射される(図6、図7)。
【0037】
上記ディスクサポート24のエア供給口28の直上方に対応する下部タレット7下面上の位置には、後述するダイD下方のカス排出孔35に連通するエア導入口29が設けられている。
【0038】
そして、上記エア導入口29は、後述するように(図2)ダイホルダ23ごとに設けられ、各ダイホルダ23ごとに設けられたエア導入口29の数は、前記エア供給口28の数と同じ、例えば3つである。
【0039】
即ち、既述したように、図1、図2においては、3トラック分の半径方向の3つの金型が選択可能であり、これにより、下部タレット7上の(図2)各ダイホルダ23には、トラックT1、T2、T3ごとに半径方向にダイDが取り付けられている。
【0040】
このように、ダイホルダ23に取り付けられた3つのダイDに対応して、下部タレット7の下面上であって、前記エア供給口28の直上方に対応する位置には、3つのエア導入口29が、ダイホルダ23ごとに設けられている。
【0041】
従って、前記モータMを(図1)駆動してタレット6、7を同期回転させて、下部タレット7上の(図2)選択すべき所望のダイDを取り付けたダイホルダ23をパンチセンタCに位置決めすると、前記ディスクサポート24の上面上に設けたエア供給口28の直上方に、下部タレット7の下面上に設けたエア導入口29が位置決めされる。
【0042】
この状態で、前記したように、ストライカ2のトラック位置C1、C2、C3に合わせて切換弁34を切り替えれば、前記3つのエア供給口28のうちの該当するエア供給口28のみがエア源25に接続され、選択されたダイD下方のカス排出孔35(図5)のみにエアAが噴射され、それに基づいて発生した負圧により、カスW1は(図6)ダイ孔53下方に強く吸引され、カス上がりが防止される。
【0043】
尚、1トラックT分の(図3)金型P、Dのみ選択可能な場合には、ディスクサポート24上面上の3つのエア供給口28に対して、下部タレット7下面上のエア導入口29は、1つである。
【0044】
この構成により、タレット6、7を同期回転させて、選択すべき1つのダイDを取り付けたダイホルダ23をパンチセンタCに位置決めすると、ディスクサポート24上面上の3つのエア供給口28のうちの例えば図3に向かって一番上のエア供給口28の直上方に、下部タレット7下面上の1つのエア導入口29が位置決めされると共に、該一番上のエア供給口28のみがエア源25に接続され、上記選択されたダイD下方のカス排出孔35のみにエアAが噴射され、それに基づいて発生した負圧により、カスW1はダイ孔53下方に強く吸引され、カス上がりが防止される。
【0045】
また、2トラックT1、T2分の(図4)金型P、Dのみ選択可能な場合には、ディスクサポート24上面上の3つのエア供給口28に対して、下部タレット7下面上のエア導入口29は、2つである。
【0046】
この構成により、同様に、タレット6、7を同期回転させて、選択すべき2つのダイDを取り付けたダイホルダ23をパンチセンタCに位置決めすると、ディスクサポート24上面上の3つのエア供給口28のうちの例えば図4に向かって一番上と真ん中のエア供給口28の直上方に、下部タレット7下面上の2つのエア導入口29が位置決めされると共に、該当する例えば一番上のエア供給口28のみがエア源25に接続され、選択された例えば外側のダイD下方のカス排出孔35(図5)のみにエアAが噴射され、それに基づいて発生した負圧により、カスW1は(図6)ダイ孔53下方に強く吸引され、カス上がりが防止される。
【0047】
上記各ダイホルダ23に(図5)取り付けられた例えば3つのダイDの下方には、カス排出孔35が設けられ、該カス排出孔35には、金型交換時にダイDを押し上げるエジェクタパイプ33が挿入されている。
【0048】
即ち、図6に示すように、ダイDの下方のダイホルダ23に形成された開口部41、下部タレット7に形成された開口部42、ディスクサポート24に形成された開口部43、下部フレーム18に形成された開口部44によりカス排出孔35が構成されている。
【0049】
そして、挿入孔40の肩部40Aには、ダイDを戴置したエジェクタパイプ33のフランジが係止し、該エジェクタパイプ33は、下方に伸びることにより、前記カス排出孔35に挿入されている。
【0050】
一方、下部タレット7下面上のエア導入口29からは、連通管30が上方に伸びて下部タレット7を貫通し、曲折してダイホルダ23に進入し、該連通管30は、上記エジェクタパイプ33の外側面の環状溝31に連通し、該環状溝31には、エジェクタパイプ33の内側に向かって下向きに傾斜した噴出口32が、複数個形成されている。
【0051】
この構成により、既述したように、ストライカ2の(図1)トラック位置C1、C2、C3に合わせてエア源25に接続された該当するエア供給口28(図6)から供給されたエアAは、エア導入口29から連通管30を通過後、前記エジェクタパイプ33の環状溝31を通って下向きに傾斜した噴出口32からカス排出孔35に噴射される。
【0052】
この結果、ダイDに形成されたワークWを打ち抜くためのダイ孔53の下方に負圧が発生し、ダイ孔53を介して外部のエアが吸引される。
【0053】
従って、ワークW加工時に発生したカスW1は、前記エジェクタパイプ33の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて発生した負圧により、ダイ孔53から下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0054】
また、図7に示すように、カス排出孔35にエジェクタパイプ33が挿入されていない場合には、ダイホルダ23に既述した下向きに傾斜した噴出口32を複数個形成し、前記エア導入口29からダイホルダ23まで延びる連通管30を分岐して各噴出口32に連通させる。
【0055】
これにより、同様に、ストライカ2の(図1)トラック位置C1、C2、C3に合わせてエア源25に接続された該当するエア供給口28(図7)から供給されたエアAは、エア導入口29から連通管30を通過後、分岐して前記ダイホルダ23の下向きに傾斜した噴出口32からカス排出孔35に噴射される。
【0056】
この結果、同様に、ダイDに形成されたワークWを打ち抜くためのダイ孔53の下方に負圧が発生し、ダイ孔53を介して外部のエアが吸引される。
【0057】
従って、ワークW加工時に発生したカスW1は、前記ダイホルダ23の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて発生した負圧により、ダイ孔53から下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0058】
図8〜図15は、上記図7で説明したカス排出孔35にエジェクタパイプ33が挿入されていない場合の具体例であって、いずれもエジェクタパイプ33の代わりにノズル部材46が用いられ、該ノズル部材46には、複数個の噴射口32が設けられている。
【0059】
図8において、下部タレット7上のダイホルダ23のうちの上部ダイホルダ23Aには、ダイDが、下部ダイホルダ23Bには、ノズル部材46がそれぞれ配置されている。
【0060】
下部ダイホルダ23Bには(図9、図11、図13)、既述したカス排出孔35を構成する開口部41が形成され、該開口部41の上部は、図示するように若干広くなっていて、この広くなっている部分に、ノズル部材46が挿入されている。
【0061】
そして、このノズル部材46には、前記ダイDが戴置され、該ダイDは、上部ダイホルダ23Aのダイ挿入孔40から上方に突出している。
【0062】
ノズル部材46は(図10、図12、図14)、各ダイDについて共通の構造を有していてほぼ円筒状であり、内側には、前記ダイ孔53に連通し、既述したカス排出孔35(図9、図11、図13)の一部を構成する排出孔47が形成され、外周面には、溝31が環状に形成されている。
【0063】
この環状溝31は、後述する噴射口32にエアAを導入する導入部を構成している。
【0064】
そして、この環状溝31には、内側の前記排出孔47に向かって下向きに傾斜し、既述したようにエアAを噴射する噴射口32が複数個形成されている。
【0065】
一方、前記下部タレット7(図1)下面上のエア導入口29から延びる3本の連通管30の(図8)うちの一番内側のダイDのカス排出孔35に(図9)エアAを供給する連通管30は、該ダイDのノズル部材46の溝31とほぼ同じ高さ位置を保持したままで、下部ダイホルダ23Bに進入して真っ直ぐ進んで該ノズル部材46の近傍まで延びている。
【0066】
そして、この連通管30は(図10(A))、ノズル部材46の近傍で、直交する水平の管30Aに結合され、該水平管30Aの出口は、該ノズル部材46の溝31に入り込んでいる。
【0067】
この構成により、一番内側のダイD(図8)が選択された場合には、前記したエア源25(図1)に接続されたエア供給口28と、それに対応するエア導入口29を通過し、この連通管30に入ったエアAは(図10)、水平管30Aで直角に曲げられて、その出口からノズル部材46の溝31に供給され、下向きに傾斜した複数個の噴射口32からカス排出孔35に(図9)噴射される。
【0068】
この結果、同様に、ダイ孔53の下方に負圧が発生し、ダイ孔53を介して外部のエアが吸引される。
【0069】
従って、ワークW加工時に発生したカスW1は、前記ノズル部材46の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて発生した負圧により、ダイ孔53から下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0070】
また、上記3本の連通管30の(図8)うちの真ん中のダイDのカス排出孔35に(図11)エアAを供給する連通管30は、既述した一番内側のダイD用の(図8)連通管30より下方の高さ位置を保持したままで、下部ダイホルダ23Bに進入して真っ直ぐ進んで該ノズル部材46の近傍まで延びている。
【0071】
この場合、下部ダイホルダ23Bに進入した連通管30は(図11)、Y軸方向から見ると、ノズル部材46の溝31側にほぼ半分程度変位している。
【0072】
そして、この連通管30は(図12(A))、ノズル部材46の近傍で、直交する垂直の管30Bに結合されている。
【0073】
上記垂直管30Bは、上方に延びてノズル部材46の下方フランジ46Aにほぼ半分48がくい込んだ後、図示するようにそのまま半分が開放状態で溝31を通過し、上方フランジ46Bに当接し、頂部49が閉鎖されている。
【0074】
このように、真ん中のダイDのカス排出孔35に(図11)エアAを供給する連通管30は、狭い下部ダイホルダ23B内の空間を有効に利用することにより、垂直管30Bと協働してノズル部材46の溝31と連通している。
【0075】
この構成により、真ん中のダイDが選択された場合には、エア源25(図1)に接続された該当するエア供給口28と、それに対応するエア導入口29を通過し、この連通管30に入ったエアAは(図12)、垂直管30Bで直角上方に曲げられて、ノズル部材46の下方フランジ46Aにくい込んだ垂直管30Bの半分48を含む開放部分から該ノズル部材46の溝31に供給され、下向きに傾斜した複数個の噴射口32からカス排出孔35に(図11)噴射される。
【0076】
その結果、ダイ孔53の下方に負圧が発生し、該ダイ孔53を介して外部のエアが吸引される。
【0077】
従って、ワークW加工時に発生したカスW1は、前記ノズル部材46の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて発生した負圧により、ダイ孔53から下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0078】
更に、上記3本の連通管30の(図8)うちの一番外側のダイDのカス排出孔35に(図13)エアAを供給する連通管30は、前記した真ん中のダイD用の連通管30(図11、図12)とは開口部41に関して反対側においてほぼ同じ高さ位置を保持したままで、下部ダイホルダ23Bに進入して真っ直ぐ進んで一番外側のノズル部材46の近傍まで延びている。
【0079】
この場合、下部ダイホルダ23Bに進入した連通管30は(図13)、Y軸方向から見ると、前記したように、真ん中のダイD用の連通管30(図11)とは反対側に配置されているが、同様に、当該ノズル部材46(図13)の溝31側にほぼ半分程度変位している。
【0080】
そして、この連通管30は(図14(A))、ノズル部材46の近傍で、直交する垂直の管30Cに結合されている。
【0081】
上記垂直管30Cは、上方に延びて外子46の下方フランジ46Aにほぼ半分51がくい込んだ後、図示するようにそのまま半分が開放状態で溝31を通過し、上方フランジ46Bに当接し、頂部52が閉鎖されている。
【0082】
このように、一番外側のダイDのカス排出孔35に(図13)エアAを供給する連通管30は、同様に、狭い下部ダイホルダ23B内の空間を有効に利用することにより、垂直管30Cと協働してノズル部材46の溝31と連通している。
【0083】
この構成により、一番外側のダイDが(図8)選択された場合には、エア源25(図1)に接続された該当するエア供給口28と、それに対応するエア導入口29を通過し、この連通管30に入ったエアAは(図14)、垂直管30Cで直角上方に曲げられて、ノズル部材46の下方フランジ46Aにくい込んだ垂直管30Cの半分51を含む開放部分から該ノズル部材46の溝31に供給され、下向きに傾斜した複数個の噴射口32からカス排出孔35に(図13)噴射される。
【0084】
その結果、ダイ孔53の下方に負圧が発生し、該ダイ孔53を介して外部のエアが吸引される。
【0085】
従って、ワークW加工時に発生したカスW1は、前記ノズル部材46の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて発生した負圧により、ダイ孔53から下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0086】
図15は、ノズル部材46を用いて噴射口32を設けた場合の他の実施形態を示し、図8と異なり、半径方向に2つの金型P、Dが選択可能な2トラック方式の場合である。
【0087】
この場合には、既述したように(図4)、下部タレット7上の各ダイホルダ23ごとに、該下部タレット7下面上のエア導入口29が、2つずつ設けられ、このエア導入口29から延びる2本の連通管30が(図15)、下部ダイホルダ23Bに進入している。
【0088】
この内側と外側のダイD用の2本の連通管30は、図8における一番内側のダイD用の連通管30と一番外側の連通管30と同様の構成により、下部ダイホルダ23Bに進入後、それぞれのノズル部材46の溝31と連通している。
【0089】
即ち、内側のダイD用の連通管30は(図15)、図示するように、該ダイDのノズル部材46の溝31とほぼ同じ高さ位置を保持したままで、下部ダイホルダ23Bに進入して真っ直ぐ進んで該ノズル部材46の近傍まで延び、その後は、同様に、直交する水平の管30A(図10に相当)に結合され、該水平管30Aの出口は、該ノズル部材46の溝31に入り込んでいる。
【0090】
また、外側のダイD用の連通管30は(図15)、上記内側のダイD用の連通管30より下方の高さ位置であって若干ノズル部材46側、換言すれば、当該ノズル部材46の(図13に相当)溝31側にほぼ半分程度変位した位置を保持したままで、下部ダイホルダ23Bに進入して真っ直ぐ進んで該ノズル部材46の近傍まで延び、その後は、同様に、直交する垂直管30C(図14に相当)に結合され、該垂直管30Cは、既述したような構成により(図14(A))溝31と連通している。
【0091】
図15において、その他の構成は、図8と全く同様であり、説明は省略する。
【0092】
また、1トラック方式の場合には(図3)、各ダイホルダ23ごとにダイDは1つだけ取り付けられており、それに対応してエア導入口29と連通管30も、それぞれ1つずつであり、該連通管30とノズル部材46との関係、及びノズル部材46の構造は、前記図8の一番内側のダイDと、図15の内側のダイDについて説明したのと全く同様である。
【0093】
前記カスW1が剪断される元のワークWは、加工中はクランプ13に(図1)把持され、該クランプ13は、キャリッジ12に取り付けられている。
【0094】
キャリッジ12は、X軸ガイドレール16を介してキャリッジべース11に取り付けられ、該キャリッジ12には、X軸モータMxのボールねじ15が螺合している。
【0095】
また、キャリッジべース11は、下部フレーム18上のY軸ガイドレール17に滑り結合し、該キャリッジべース11には、Y軸モータMyのボールねじ14が螺合している。
【0096】
この構成により、X軸モータMxとY軸モータMyを作動すると、キャリッジ12がキャリッジべース11上でX軸方向に、キャリッジべース11がY軸方向にそれぞれ移動するので、キャリッジ12に取り付けたクランプ13に把持されたワークWを加工テーブル10上で搬送してパンチセンタCに位置決めすることができ、例えば打ち抜き加工が行われる。
【0097】
上記構成を有するタレットパンチプレスの制御装置は、NC装置50(図1)により構成され、該NC装置50は、CPU50Aと、加工制御部50Bと、タレット回転制御部50Cと、ストライカ位置制御部50Dと、入出力部50Eと、記憶部50Fと、ワーク位置決め制御部50Gにより構成されている。
【0098】
CPU50Aは、NC装置50の判断主体であって、加工制御部50B、タレット回転制御部50Cなど図1に示す装置全体を統括制御する。
【0099】
加工制御部50Bは、ラムシリンダ19を作動し、所定のトラック位置C1、C2、C3に位置決めされたストライカ2を下降することにより、選択されたパンチPを打圧させて、対応するダイDと協働してワークWに所定の加工を施し、また加工中は、エア源25を作動し、該エア源25に接続したエア供給口28を介してエアAを供給する。
【0100】
タレット回転制御部50Cは、モータMを作動してタレットセンタRを中心としてタレット6、7を同期回転させ、選択すべき所望の金型P、Dが取り付けられたホルダ22、23をパンチセンタCに位置決めする。
【0101】
ストライカ位置制御部50Dは、ストライカシリンダ21を作動してストライカ2を所定のトラック位置C1、C2、C3に位置決めすると共に、既述したように、ストライカシリンダ21のエンコーダからのフィードバック信号に基づいて、ストライカ2のトラック位置C1、C2、C3に合わせて前記切換弁34を切り替え、ディスクサポート24上面上の該当するエア供給口28のみをエア源25に接続する。
【0102】
入出力部50Eは、キー、マウスなどにより加工プログラム、データなどを入力してこれを画面で確認し、入力した加工プログラムなどは記憶部50Fに記憶される。
【0103】
ワーク位置決め制御部50Gは、X軸モータMxとY軸モータMyを作動し、クランプ13に把持されたワークWをパンチセンタCに位置決めする。
【0104】
以下、上記構成を有する本発明の動作を説明する。
【0105】
例えば、タレットパンチプレスに(図1)ワーク搬入出装置(図示省略)からワークWが搬入されると、それを検知したCPU50Aは、ワーク位置決め制御部50Gを制御してX軸モータMxとY軸モータMyを駆動し、クランプ15に把持されたワークWをパンチセンタCに位置決めする。
【0106】
次に、CPU50Aは、タレット回転制御部50Cを介してモータMを作動し、タレット6、7を同期回転させることにより、選択すべき所望の金型P、Dが取り付けられたホルダ22、23をパンチセンタCに位置決めする。
【0107】
次いで、CPU50Aは、ストライカ位置制御部50Dを介してストライカシリンダ21を作動し、ストライカ2を、選択すべき金型P、Dの所定のトラック位置C1、C2、C3に位置決めした後、加工制御部50Bを制御し、ラムシリンダ19を作動して上記位置決めされたストライカ2を下降させ、選択されたパンチPを打圧させて、対応するダイDと協働してワークWに所定の加工を施す。
【0108】
また、同時に、CPU50Aは、ストライカ位置制御部50Dを制御して、ストライカシリンダ21のエンコーダからのフィードバック信号に基づいて、ストライカ2のトラック位置C1、C2、C3に合わせて前記切換弁34を切り替え、ディスクサポート24上面上の該当するエア供給口28のみをエア源25に接続する。
【0109】
これにより、エア源25に接続された該当するエア供給口28(例えば図6)から供給されたエアAは、エア導入口29から連通管30を通過し、エジェクタパイプ33の環状溝31を通って下向きに傾斜した噴出口32からカス排出孔35に噴射される。
【0110】
従って、このエジェクタパイプ33の下向きに傾斜した噴出口32からのエアAに基づいて、ダイ孔53の下方には負圧が発生し、ワークW加工時に発生したカスW1は、ダイ孔53の下方に強く吸引されることにより、カス抜け穴45からカス排出孔35を通過して外部に強制的に排出される。
【0111】
上記のとおり、本発明によれば、タレットパンチプレスに適用可能であって、しかも標準金型にも、小型金型にも適用可能なカス上がり防止機構を提供するという効果を奏することとなった。
【0112】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す全体図である。
【図2】本発明を構成するディスクサポート24のエア供給口28と、下部タレット7のエア導入口29との関係を示す図である(3トラック方式の場合)。
【図3】1トラック方式の場合におけるエア供給口28とエア導入口29との関係を示す図である。
【図4】2トラック方式の場合におけるエア供給口28とエア導入口29との関係を示す図である。
【図5】本発明を構成するカス排出孔35を示す図である。
【図6】本発明がエジェクタパイプ33を有する場合のカス排出孔35と噴射口32との関係を示す図である。
【図7】本発明がエジェクタパイプ33を有さない場合のカス排出孔35と噴射口32との関係を示す図である。
【図8】図7において、ノズル部材46を用いて噴射口32を設けた場合の実施形態を示す図である(3トラック方式の場合)。
【図9】図8における一番内側のダイDのカス排出孔35へのノズル部材46によるエア供給経路を示す図である(α−α断面図)。
【図10】図9におけるノズル部材46と連通管30との関係を示す図である.
【図11】図8における真ん中のダイDのカス排出孔35へのノズル部材46によるエア供給経路を示す図である(βーβ断面図)。
【図12】図11におけるノズル部材46と連通管30との関係を示す図である.
【図13】図8における一番外側のダイDのカス排出孔35へのノズル部材46によるエア供給経路を示す図である(γーγ断面図)。
【図14】図13におけるノズル部材46と連通管30との関係を示す図である.
【図15】図7において、ノズル部材46を用いて噴射口32を設けた場合の他の実施形態を示す図である(2トラック方式の場合)。
【図16】従来のタレットパンチプレスの一般的説明図である。
【図17】第1従来技術の説明図である。
【図18】第2従来技術の説明図である。
【図19】第3従来技術の説明図である。
【図20】第4従来技術の説明図である。
【符号の説明】
1 上部フレーム
2 ストライカ
3 駆動軸
4、5 チェーン
6 上部タレット
7 下部タレット
8、9 回転軸
10 テーブル
11 キャリッジべース
12 キャリッジ
13 クランプ
14、15 ボールねじ
16 X軸ガイドレール
17 Y軸ガイドレール
18 下部フレーム
19 ラムシリンダ
20 ラム
21 ストライカシリンダ
22 パンチホルダ
23 ダイホルダ
24 ディスクサポート
25 エア源
26 主管
27 分岐管
28 エア供給口
29 エア導入口
30 連通管
30A 水平管
30B、30C 垂直管
31 環状溝
32 噴射口
33 エジェクタパイプ
34 切換弁
35 カス排出孔
40 ダイ挿入孔
41 ダイホルダ23の開口部
42 下部タレット7の開口部
43 ディスクサポート24の開口部
44 下部フレーム18の開口部
45 ダイDのカス抜け穴
46 ノズル部材
47 ノズル部材46の排出孔
48 垂直管30Bのうちでノズル部材46の下方フランジ46Aにくい込んだ半分
49 垂直管30Bの頂部
50 NC装置
50A CPU
50B 加工制御部
50C タレット回転制御部
50D ストライカ位置制御部
50E 入出力部
50F 記憶部
50G ワーク位置決め制御部
51 垂直管30Cのうちでノズル部材46の下方フランジ46Aにくい込んだ半分
52 垂直管30Cの頂部
53 ダイ孔
C パンチセンタ
D ダイ
P パンチ
R タレットセンタ
W ワーク
W1 抜きカス

Claims (4)

  1. 回転可能な上部タレットと下部タレット上に配置した複数個のパンチとダイから成る金型の中から所望の金型をパンチセンタで選択し、該パンチセンタに位置決めされたワークに所定のパンチ加工を施すタレットパンチプレスにおいて、
    上記パンチセンタに設置されたディスクサポートの上面上にエア供給口を設け、該エア供給口の直上方に対応する下部タレット下面上の位置に、ダイ下方のカス排出孔に連通するエア導入口を設けたことを特徴とするカス上がり防止機構。
  2. 上記下部タレット上の各ダイホルダに、トラック数に応じて半径方向に複数個のダイが取り付けられている場合に、複数個のダイに対応して、複数個のエア供給口を設けると共に、複数個のエア導入口を、ダイホルダごとに設けた請求項1記載のカス上がり防止機構。
  3. 上記複数個のエア供給口とエア源との接続を、ストライカのトラック位置に合わせて切り替えることにより、前記複数個のエア供給口のうちの該当するエア供給口のみがエア源に接続され、選択されたダイ下方のカス排出孔のみにエアが噴射される請求項2記載のカス上がり防止機構。
  4. 上記カス排出孔に、ダイを戴置したエジェクタパイプが挿入され、該エジェクタパイプの側面に、下部タレット下面上のエア導入口に連通し下向きに傾斜した噴出口を複数個設けた請求項1記載のカス上がり防止機構。
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