JP4161364B2 - プロセスカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の画像形成装置及びこれに用いるプロセスカートリッジに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の画像形成装置として、画像形成装置本体にプロセスカートリッジを着脱自在に装着したものは周知である。従来のプロセスカートリッジの一つとして、走査光路を挟んでクリーニング装置と現像装置とを相対的に上下の位置関係に配置したものが知られている(特許文献1参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このようなプロセスカートリッジを用いた画像形成装置において、略鉛直方向に記録媒体を搬送しながら転写・定着する態様とした場合、現像装置が走査光路の下方に配置されているので、装置高さを低減するには、現像装置が走査光路の下側にあるため、現像装置を小さくする必要がある。現像装置には、現像剤を収納する現像剤収納部を有するので、この現像剤収納部を小さくせざるを得ず、現像剤収納容量を維持したまま装置を小型化することが困難であった。
【0004】
本発明の目的は、現像剤収納容量を十分確保しつつ小型化することができるプロセスカートリッジ及び画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の第1の特徴とするところは、画像形成装置本体に着脱自在に装着され、像担持体と、この像担持体に形成された潜像を可視化し、現像剤収納空間を有する現像装置と、を具備するプロセスカートリッジにおいて、潜像が書き込まれる前記像担持体の潜像書込み位置を挟んで、前記現像剤収納空間を第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部とに上下方向で分割すると共に、前記第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部とを現像剤通路を介して連通し、前記第1の現像剤収納部には該プロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に着脱するための把持部が形成されているプロセスカートリッジにある。前記把持部は、前記第1の現像剤収納部の上部両側の壁面が内側に入り込むように形成されることが好ましい。現像剤収納空間を潜像書込み位置を挟んで上下に分割したので、潜像書込み位置の下方の第2の現像剤収納部の現像剤収納容量を小さくしても第1の現像剤収納部に収納される現像剤により補充することができ、第1の現像剤収納部に形成された把持部を持つことにより容易にプロセスカートリッジを脱着できる。
【0006】
例えば潜像を形成する手段として走査型レーザ露光装置を用いた場合は、この走査型レーザ露光装置から出力される走査光路を確保するため、第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部との間に走査光路を構成する窓部を形成し、第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部とがこの窓部を挟んで上下に分離される。また、この窓部の両側に現像剤通路を設けることが、片側に現像剤通路を設けることと比べて現像剤を軸方向に均一にさせる点で好ましい。また、プロセスカートリッジの強度という点でも、片側に現像剤通路を設けもう一方側は連結されていないものと比べて好ましい。
【0007】
第1の現像剤収納部には、現像剤を中央から両側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬送部材を設けることが好ましい。この第1の攪拌搬送部材は、例えば線材から構成することができ、クランク状に形成することもできるが、軸線方向中央部から両側に向けて異なった巻き方向で、らせん状に形成することが好ましい。
【0008】
第2の現像剤収納部は、現像剤を両側から中央へ攪拌搬送する第2の攪拌搬送部材を設けることが好ましい。これにより現像剤の量を軸方向で均一にすることができる。ただし、現像剤の流動性が良い場合は、第2の攪拌搬送部材は、特別な構造を採用する必要はなく、例えばクランク状にしてもよい。
【0009】
本発明は、上記のように構成されたプロセスカートリッジを有する画像形成装置を含むものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1において、本発明の実施形態に係る画像形成装置10の概要が示されている。画像形成装置10は、画像形成装置本体12を有し、この画像形成装置本体12内に像形成手段14が搭載され、この画像形成装置本体12の上部に後述する排出部16が設けられていると共に、この画像形成装置本体12の下部に例えば2段の給紙ユニット18a,18bが配置されている。さらに、画像形成装置本体12の下方には、オプションとして着脱装着される2段の給紙ユニット18c,18dが配置されている。
【0011】
それぞれの給紙ユニット18a〜18dは、給紙ユニット本体20と、用紙が収納される給紙カセット22とを有する。給紙カセット22は、給紙ユニット本体20に対して摺動自在に装着され、正面方向(図1の右方向)に引き出される。また、給紙カセット22の奥端近傍上部にはナジャーロール24が配置され、このナジャーロール24の前方にリタードロール26及びフィードロール28が配置されている。さらにオプションの給紙ユニット18c,18dには、それぞれ対をなす送りロール30が設けられている。
【0012】
搬送路32は、最下端の給紙ユニット18dのナジャーロール24から排出口34までの用紙通路であり、この搬送路32は、画像形成装置本体12の裏面(図1の左側面)近傍にあって、最下端の給紙ユニット18dの送りロール30から後述する定着装置36まで略鉛直に形成されている部分を有する。この搬送路32の定着装置36の上流側に後述する転写装置42と像担持体44が配置され、さらに転写装置42と像担持体44の上流側にレジストロール38が配置されている。さらに、搬送路32の排出口34の近傍には排出ロール40が配置されている。
【0013】
したがって、給紙ユニット18a〜18dの給紙カセット22からナジャーロール24により送り出された記録媒体は、リタードロール26びフィードロール28により捌かれて搬送路32に導かれ、レジストロール38により一次停止され、タイミングをとって後述する転写装置42と像担持体44との間を通って現像剤像が転写され、この転写された現像剤像が定着装置36により定着され、排出ロール40により排出口34から排出部16へ排出される。
【0014】
ただし、両面印刷の場合は、反転路に戻される。即ち、搬送路30の排出ロール40の手前は2股に別れ、その分かれた部分に切換爪46が設けられていると共に、分かれた部分からレジストロール38まで戻る反転路48が形成されている。この反転路48には搬送ロール50a〜50cが設けられており、両面印刷の場合には、切換爪46が反転路48を開く側に切り換えられ、排出ロール40に記録媒体の後端手前がかかる時点で排出ロール40が反転し、記録媒体が反転路48に導かれ、レジストロール38、転写装置42と像担持体44及び定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出されるものである。
【0015】
排出部16は、画像形成装置本体に対して回動自在の傾斜部52を有する。この傾斜部52は、排出口部分が低く、正面方向(図1の右方向)に向けて徐々に高くなるよう傾斜しており、排出口部分を下端とし、高くなった先端を上端としている。この傾斜部52は下端を中心に回動自在であるよう画像形成装置本体12に支持されている。図1で2点鎖線で示すように、傾斜部52を上方に回転して開いたときには、開放部54が形成され、この開放部54を介して後述するプロセスカートリッジ64が脱着できるようにしてある。
【0016】
像形成手段14は、例えば電子写真方式のもので、感光体からなる像担持体44と、この像担持体44一様帯電する例えば帯電ロールからなる帯電装置56と、この帯電装置56により帯電された像担持体44に、光により潜像を書き込む光書込み装置58と、この光書込み装置58により形成された像担持体44の潜像を現像剤により可視化する現像機器60と、この現像機器60による現像剤像を用紙に転写する例えば転写ロールからなる転写装置42と、像担持体44に残存する現像剤をクリーニングする例えばブレードからなるクリーニング装置62と、転写装置42により転写された用紙上の現像剤像を用紙に定着させる例えば加圧ロールと加熱ロールとからなる定着装置36とから構成されている。光書込み装置58は例えば走査型のレーザ露光装置からなり、前述した給紙ユニット18a〜18dと平行で画像形成装置本体12の正面近傍に配置され、後述するように、現像機器60内を横切って像担持体44を露光する。この像担持体44の露光位置が潜像書込み位置Pとなる。なお、この実施形態においては、光書込み装置58として走査型のレーザ露光装置を用いたが、他の実施形態としてLEDや面発光レーザ等を用いることができる。
【0017】
プロセスカートリッジ64は、像担持体44、帯電装置54、現像機器60及びクリーニング装置60を一体化したものである。このプロセスカートリッジ64は、排出部16の傾斜部52の直近下方に配置されており、前述したように、傾斜部52を開いたときに形成される開放部54を介して脱着される。
【0018】
このプロセスカートリッジ64は、像担持体44、帯電装置54及びクリーニング装置62が配置された像担持体ユニット66と現像機器60が配置された現像機器ユニット68とに着脱自在に分けられている。現像機器ユニット68には、例えば現像剤を収納する現像剤収納空間70を有し、この現像剤収納空間70の上部は、図1で2点鎖線で示すように、傾斜部52と、傾斜部52の下端から延ばした水平面と、傾斜部52の状態から延ばした垂直面とで囲まれた領域A内に属している。また、現像剤収納空間70を構成する上部壁面72は、傾斜部52に沿って傾斜部52と平行であるように形成されている。また、傾斜部52の下面には複数のリブ74が傾斜部52の傾斜方向に沿って平行に形成され、このリブ74により、傾斜部52とプロセスカートリッジ64との間に流路76が形成されている。この流路76は、空気を通過させるためのもので、定着装置36で発生した熱を逃がすようにしてある。さらに現像剤収納空間70の上部には把持部78が形成されている。この把持部78は、現像剤収納空間70を構成する上部両側の壁面が内側に入り込むように形成されており、プロセスカートリッジ64を脱着するには、この把持部78を持つことにより容易に行うことができる。
【0019】
図2乃至図8において、前述したプロセスカートリッジ64の詳細が示されている。前述したように、プロセスカートリッジ64は、像担持体ユニット66と現像機器ユニット68とから構成されており、図4に示すように、像担持体ユニット66と現像機器ユニット68とは、結合ピン80a,80bを介して回動自在に結合されている。また、像担持体ユニット66と現像機器ユニット68とは、引っ張りばね82と押圧ばね84とにより互いに付勢され、像担持体44に現像ロール86が押し付けられるようになっている。
なお、プロセスカートリッジ64の側面(像担持体ユニット66及び現像機器ユニット68の一方又は双方の側面)には、印刷枚数等を記憶するためのメモリ88が設けれている。
【0020】
像担持体ユニット66は、像担持体ユニット本体90を有し、この像担持体ユニット本体90に像担持体44と帯電装置56とがそれぞれ像担持体用ベアリング92a,92b及び帯電装置用ベアリング94a,94bを介して回転自在に支持されている。帯電装置用ベアリング94a,94bの何れか一方は給電部分を兼ねている。また、像担持体ユニット本体90には、例えば2つのフィンガー96a,96bが回動自在に支持されており、このフィンガー96a,96bは、フィンガー用ばねにより該フィンガー96a,96bの先端が像担持体44の表面に押し付けられ、像担持体44に巻き付こうとする記録媒体を剥がすようにしてある。また、像担持体ユニット本体90内でクリーニング装置(クリーニングブレード)62の上方には、現像剤回収空間98が形成され、クリーニング装置62で掻き落とされた現像剤がこの現像剤回収空間98に回収される。この現像剤回収空間98にはパドル100が回転自在に設けられ、このパドル100は、パドル用ギア102を介して像担持体ユニット本体90に支持されており、回転することにより回収した現像剤を現像剤回収空間98の奥側に搬送する。また、像担持体ユニット本体90の上部には、シャッタ104が開閉自在に設けられ、このシャッタ104は、シャッタ用シャフト106を介して像担持体ユニット本体90に移動自在に支持されている。このシャッタ104は、プロセスカートリッジ64が装着される前には、像担持体44の開放部分を閉じ、プロセスカートリッジ64が装着された場合には、像担持体44が表に出るように開かれるものである。
【0021】
現像機器ユニット68は、フロントハウジング108とリアハウジング110とを接合して構成された現像機器ユニット本体112を有し、この現像機器ユニット本体112内は、前述した現像剤収納空間70と、現像ロール86が配置された現像部114とに分かれている。現像剤収納空間70は、潜像書込み位置Pから延ばした水平線(この実施形態においては、光書込み装置からの走査光路)を境として、上部に位置する第1の現像剤収納部116aと、下部に位置する第2の現像剤収納部116bとに隔壁118を介して分けれらている。第1の現像剤収納部116aの現像剤収納容積は、第2の現像剤収納部116bの現像剤収納容積よりも大きくなっている。
【0022】
図3に示すように、隔壁118は、光書込み装置からの走査光路を形成する例えば四角形状の窓部120を形成していると共に、この窓部120の両側で現像機器ユニット本体112と共に現像剤通路122a,122bを構成している。現像剤通路122a,122bは、第1の現像剤収納部116aと第2の現像剤収納部116bとを連通させている。第1の現像剤収納部116aは、前述したように、該第1の現像剤収納部116bの上部が領域A内に配置されていると共に、第1の攪拌搬送部材124が回転自在に配置されている。
【0023】
第1の攪拌搬送部材124は、図3及び図6に示すように、軸部126と、この軸部126の軸線方向中央部から両端に向けて、それぞれ異なった巻き方向で、らせん状に形成された巻き線部128a,128bとを有し、この軸部126と巻く線部128a,128bとが一つの線材から構成されている。したがって、この第1の攪拌搬送部材124が回転すると、第1の現像剤収納部116aに収納された現像剤を軸線方向両側の現像剤通路122a,122bに供給することができ、この現像剤通路122a,122bを介して現像剤が第2の現像剤収納部116bに供給される。
【0024】
また、第2の現像剤収納部116bには、第2の攪拌搬送部材130が第1の攪拌搬送部材124の下方位置で回転自在に配置されている。この第2の攪拌搬送部材130は、図3及び図6に示すように、軸部132と、この軸部132の軸線方向端部から中央に向けて互いに異なる方向に形成されたスクリュー部134a,134bからなるスクリューシャフトとして構成されている。したがって、この第2の攪拌搬送部材130が回転すると、両側の現像剤通路122a,122bからの現像剤が中心方向により多く搬送され、現像剤が均等に分散されて次の第3の攪拌搬送部材136に供給される。
【0025】
第2の現像剤収納部116bには、さらに第3の攪拌搬送部材136と第4の攪拌搬送部材138とが配置されている。第3の攪拌搬送部材136は、軸部140と、この軸部140に一端が固定されて周方向に延びる板状部142とを有し、現像剤を第4の攪拌搬送部材138へ供給する。第4の攪拌搬送部材138は、第2の現像剤収納部116bの出口部分に配置され、第3の攪拌搬送部材142により搬送された現像剤を現像ロール86に搬送すると共に、この新しい現像剤と、現像ロール86から掻き落とされた現像剤とを混合する。
【0026】
現像ロール86は、周知のように、マグネットロールにスリーブを巻装したものであり、両側にはトラッキング用キャップ144a,144bが設けられ、このトラッキング用キャップ144a,144bが像担持体44に接し、前述したように引っ張りばね82と押圧ばね84とにより像担持体44に押し付けられることにより現像ギャップを確保するようになっている。この現像ロール86には、例えば樹脂から構成された層厚規制部材146が接触しており、この層厚規制部材146によって、現像ロール86の表面に付着した現像剤の層厚を規制する。また、この現像ロール86の側面は現像部用シール部材148によりシールされている。
なお、150a,150bは、現像機器ユニット本体112に着脱自在に装着された現像剤キャップであり、この現像剤キャップ150a,150bを抜くことにより第1の現像剤収納部116a又は第2の現像剤収納部116bに現像剤が供給される。
【0027】
プロセスカートリッジ64における駆動系は、像担持体44側から駆動力が伝達され、現像ロール用ギア152、各攪拌搬送部材用ギア154及びアイドルギア156を介して現像ロール86及び各攪拌搬送部材124,130,136,138に伝達される。攪拌搬送部材用ギア154の軸受け部分には攪拌搬送部用シール部材158が挿入されている。さらに、現像機器ユニット本体112の側面には、各攪拌搬送部材用ギア154及びアイドルギア156を囲むギアカバー159が設けられている。
【0028】
次に上記実施形態の作用について説明する。
像担持体44が帯電装置56により一様に帯電され、この帯電された像担持体44には、画像信号に基づいて光書込み装置58から発した光が照射され、潜像書込み位置Pにおいて潜像が形成される。光書込み装置58からの光は、プロセスカートリッジ64の窓部120を介してプロセスカートリッジ64内を通過する。この光書込み装置58により形成された像担持体44の潜像は現像機器60の現像剤により可視化される。
【0029】
現像剤は、第1の現像剤収納部116aと第2の現像剤収納部116bとの双方に収納されており、第1の現像剤収納部116aに収納された現像剤は、第1の攪拌搬送部材124の回転により両側に搬送され、現像剤通路122a,122bを介して第2の現像剤収納部116bに搬送される。さらに、第2の現像剤収納部116bの現像剤は、第2の攪拌搬送部材130の回転により均等に分散され、第3の攪拌搬送部材136及び第4の攪拌搬送部材138により現像部114に搬送される。この現像部114においては、搬送された現像剤が現像ロール86に付着し、層厚規制部材146により層厚が規制され、像担持体44と対峙する現像位置まで搬送され、像担持体44の潜像に対応して現像剤の像が形成される。
【0030】
一方、サイズ信号等により給紙ユニット18a〜18dの一つが選択され、給紙カセット22の一つに収納された記録媒体はナジャーロール24により送り出され、リタードロール26びフィードロール28により捌かれて搬送路32に導かれ、レジストロール38により一次停止され、タイミングをとって転写装置42と像担持体44との間に導かれる。
【0031】
このようにして記録媒体が転写装置42と像担持体44との間に導かれると、像担持体44上の現像剤が転写装置42により記録媒体に転写される。この現像剤が転写された記録媒体は、定着装置36を通って排出口34から排出部16へ排出されるものである。
【0032】
記録媒体は、水平方向に配置された給紙ユニット18a〜18dから略鉛直方向に形成された搬送路32を通り、排出部16に排出されようになっており、いわゆるCパスを構成している。この実施形態においては、このCパス内にプロセスカートリッジ64を収納しているので、レイアウト的にコンパクトなものとなっている。ところが、通常行われるように、現像部114に接続される現像剤収納空間を潜像書込み位置Pよりも下方に配置すると、排出部16の下方がデッドスペースとなる。特に現像剤の収納容量を大きくしようとすると、潜像書込み位置Pの下方スペースも大きくしなければなれないので、より大きいデッドスペースが生じる。
【0033】
しかしながら、この実施形態においては、光書込み装置58からの走査光路となる窓部120をプロセスカートリッジ64に形成していると共に、この窓部120の両側に現像剤通路122a,122bを形成し、走査光路の上方に第1の現像剤収納部116aを配置できるようにしたので、十分な現像剤収納容積を確保しつつ、装置を小型化できるものである。
【0034】
図9において、前述した第2の攪拌搬送部材130に関する種々の変形例が示されている。図9(a)に示す第2の攪拌搬送部材130は、前述した実施形態と同様に、軸部132と、この軸部132の軸線方向端部から中央に向けて互いに異なる方向に形成されたスクリュー部134a,134bからなる点は同様であるが、スクリュー部134a,134bの各スクリュー部分のピッチを連続的に変化させた点が異なる。スクリュー部134a,134bのピッチは、両端から中央に向けて徐々に大きくなり、現像剤が中央部に集まりやすいようにし、軸方向の現像剤の搬送量が均一になるようにしてある。
【0035】
図9(b)に示す第2の攪拌搬送部材130は、図9(a)に示すものが各スクリュー部分のピッチを連続的に変化させたのに対し、段階的に変化させたものである。図9(c)に示す第2の攪拌搬送部材130は、スクリュー部の代わりに平板部160a,160bとし、この平板部160a,160bのピッチを連続的に変化させたものである。図9(d)に示す第2の攪拌搬送部材130は、平板部160a,160bのピッチを段階的に変化させたものである。
【0036】
図9(e)に示す第2の攪拌搬送部材130は、クランク状に形成された線材から構成されている。現像剤の流動性がよい場合は、このようにクランク状に形成して攪拌するだけで、現像剤の流動により現像剤を均一に搬送させることができる。
【0037】
以上のように構成した第2の攪拌搬送部材130は、搬送量を調整するために間歇駆動してもよい。間歇駆動させるには、他の駆動系に用いたモータとは別個に例えばパルスモータを用いて行うことができる。
【0038】
なお、上記実施形態においては、一成分現像方式が用いられているが、これに限定されるものではなく、二成分現像方式であってもよい。また、上記実施形態においては、像担持体から直接記録媒体に現像剤像を転写しているが、これに限定されるものではなく、中間転写体を像担持体と記録媒体との間に介在させてもよい。さらに、上記実施形態においては、白黒の画像形成装置について説明したが、カラー用の画像形成装置についても本発明が適用できることは勿論である。
【0039】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、像担持体の潜像書込み位置を挟んで上下に現像剤収納部を設けたので、現像剤収納容量を十分確保しつつ小型化することができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る画像形成装置を示す断面図である。
【図2】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示す断面図である。
【図3】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジにおいて、現像剤の供給経路を示す側面図である。
【図4】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジを示す斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの像担持体ユニットを示す分解斜視図である。
【図6】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの現像機器ユニットを示す分解斜視図である。
【図7】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの現像機器ユニットを示す斜視図である。
【図8】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジの現像機器ユニットを示す背面から見た分解斜視図である。
【図9】本発明の実施形態に係るプロセスカートリッジに用いた第2の攪拌搬送部材の変形例を示す側面図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置
12 画像形成装置本体
14 像形成手段
16 排出部
18a〜18d 給紙ユニット
22 給紙カセット
32 搬送路
36 定着装置
38 レジストロール
42 転写装置
44 像担持体
52 傾斜部
54 開放部
56 帯電装置
58 光書込み装置
60 現像機
62 クリーニング装置
64 プロセスカートリッジ
66 像担持体ユニット
68 現像機器ユニット
70 現像剤収納空間
116a 第1の現像剤収納部
116b 第2の現像剤収納部
120 窓部
122a,122b 現像剤通路
124 第1の攪拌搬送部材
130 第2の攪拌搬送部材

Claims (8)

  1. 画像形成装置本体に着脱自在に装着され、像担持体と、この像担持体に形成された潜像を可視化し、現像剤収納空間を有する現像装置と、を具備するプロセスカートリッジにおいて、
    潜像が書き込まれる前記像担持体の潜像書込み位置を挟んで、前記現像剤収納空間を第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部とに上下方向で分割すると共に、前記第1の現像剤収納部と第2の現像剤収納部とを現像剤通路を介して連通し、前記第1の現像剤収納部には該プロセスカートリッジを前記画像形成装置本体に着脱するための把持部が形成されていることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 前記把持部は、前記第1の現像剤収納部の上部両側の壁面が内側に入り込むように形成されていることを特徴とする請求項1記載のプロセスカートリッジ。
  3. 現像剤通路は、走査光路を構成する窓部の周囲に形成されてなることを特徴とする請求項1又は2記載のプロセスカートリッジ。
  4. 現像剤通路は、前記窓部の両側に形成されてなることを特徴とする請求項記載のプロセスカートリッジ。
  5. 前記第1の現像剤収納部は、現像剤を中央から両側へ攪拌搬送する第1の攪拌搬送部材を有することを特徴とする請求項記載のプロセスカートリッジ。
  6. 前記第2の現像剤収納部は、現像剤を両側から中央へ攪拌搬送する第2の攪拌搬送部材を有することを特徴とする請求項4又は5記載のプロセスカートリッジ。
  7. 第2の攪拌搬送部材は、間歇駆動するようになされていることを特徴とする請求項記載のプロセスカートリッジ。
  8. 請求項1乃至いずれか記載のプロセスカートリッジを有する画像形成装置。
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