JP4159563B2 - 止血パッチ - Google Patents

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Description

本発明は止血パッチ、特に、遺体表面の傷口から滲出する血液・体液の衣類等への漏出を防止すると共に、当該傷口の整容を図るために貼着する止血パッチの構造に関するものである。
外傷死のみならずほとんどの病死においても遺体は、幾つかの傷口を持つ。例を挙げれば、中心静脈栄養カテーテル抜去痕、ナート抜糸痕、クイントンカテーテル抜去痕、等々がその代表的なものである。
そしてそうした傷口からは、体液(血液を含む)が長時間滲出し続けることとなる。滲出した体液は、B型肝炎、C型肝炎、梅毒、エイズ(後天性免疫不全症候群の一種)、その他の感染症の原因になり、また遺体着衣(棺内では殆どの場合白色ゆえ目立つ)を汚すこととなるので、通常は整容を兼ねてそうした傷口を全て縫合している。
特開2000−095601
ところが死亡後の縫合であるので生体と異なり癒着によって塞がるということは殆どなく、縫合しても滲出量を少なくするという程度の効果しか期待できないことが多い。よって、仰向けに横たわる遺体の背中一面が滲出液で汚れるという事態になっていることも珍しくなかった。またガーゼなどで覆い漏れないようにしても、汚れ出すまでの遅延が図れる程度の効果しかない。
更に、縫合箇所は次第に変色し相当見苦しい状態となる。傷口箇所が着衣で見えないものであれば隠れることとなるが、顔面や頸部、手甲等にあると、遺族その他にとって辛いものを見ることになる。
そこで本発明者は上記点に鑑み鋭意研究の結果遂に本発明をなしたものでありその特徴とするところは、片面に粘着剤層を有するプラスチックフィルムと、該フィルムの該粘着剤層側を覆う剥離紙とにより構成されるものであり、該粘着剤面には高さ1mm以上の周回バンクが突条として配置されている点にある。
即ち本発明は、縫合後の傷口を覆い隠すと共に、滲出液貯留ゾーンが確保されていることによりある程度までの体液等を保持し漏出させないという機能を有する、特に遺体整容のために用いて有用な効果をもたらす止血パッチである。
ここで「片面に粘着剤層を有するプラスチックフィルム」は、本発明に係る止血パッチの主体部分であり、この粘着層の粘着力によって皮膚上に固定される。詳細については特に限定するものではないが、本発明の目的が滲出液の漏出防止と傷口の被覆にあることから、覆うべき傷口を視認しながら被せることができるように、透明体で構成されたフィルム層をまず貼着し、続いてこの透明フィルム層を肌色フィルム層で覆い隠す構造とすると使い勝手の良いものとなる。
「周回バンク」は、上記プラスチックフィルムの粘着剤層側に形成されるものであり、高さ1mm以上の突条体である。プラスチックフィルムを皮膚に貼着すると、この周回バンクも皮膚に接触することになるがその時、プラスチックフィルム、皮膚、周回バンクとによって取り囲まれる空間は、閉じられ水密が保たれたものとなる。皮膚面には傷口が存在しここより溢れ出す体液等は、この空間内に留まることになる。この機能を更に充実させるために、周回バンクの材質は変形しやすいものが好ましいし、皮膚との接着性が高くなるように粘着性を有するものであると好ましい。具体的には、トリモチ若しくはそれに類したものである。また、周回バンクが取り囲む空間の形状は、体液等をできるだけ多く溜めることができ、また満杯になって生じる内圧によって水密が破綻しにくいように、シンプルな形状が好ましい。即ち、円、楕円、長円、矩形などが該当し、その中でも最適な形状は真円である。
本発明に係る止血パッチは、以下述べる如き効果を有する極めて高度な発明である。
(1) 従来の救急絆創膏と異なり、周回バンクを有するものであるので、滲出液を溜め置く空間が確保されている。
(2) 遺体の整容として用いた場合、滲出液の漏れを防ぐだけでなく、プラスチックフィルムが該傷口を被覆するカバー部材として機能する。従ってフィルムを肌色にするなどにより極めて好適な整容が簡単にできる。
以下図面に基づいて本発明を更に詳細に説明する。
図1は、本発明に係る止血パッチ1(以下本発明パッチ1という)の一例の裏面を示すものである。通常は被覆している剥離紙2を、図では途中まで剥いでいるので、基材であるプラスチックフィルム3の粘着剤層4及び周回バンク5の一部が明らかとなっている。全体としてはほぼ矩形状であり、大きさは本例では約30mm×50mmであるが、これ以下或いはこれ以上であっても良い。またこの周回バンク5は、幅、高さ共およそ3mmの角棒状体を楕円状に配置したもので、断裂部分なくプラスチックフィルム3の粘着剤層4に貼着されている。材料には、トリモチ(モチノキ、クロガネモチなどの樹皮から採れるガム状の粘着性物質)を用いたが、小さな圧力で皮膚形状に沿って変形するも液圧に対する保形性は有するような適度な柔らかさがあれば良く、これに限定はしない。
図2は、図1で示した本発明パッチ1の使用状態を概略的に示す断面図である。なお図面は模式図であり、特に厚さを誇張して描出しており実際の寸法とは大きく異なる。
皮膚上の傷口Aに被せるように本発明パッチ1を貼着すると、皮膚、周回バンク5、プラスチックフィルム3とで閉じられた密閉空間Zが形成されることになる。この密閉空間Zは、傷口Aから滲出する体液等を溜め込む機能を有しているので、通常(生体)の傷口被覆用に採用されるガーゼや脱脂綿による体液溜め込み量に比して大きくすることが容易であるし密閉性は格段に大きい。なお図示は省略するがこの密閉空間Z内に吸水性ポリマーを配置し周回バンク5外への体液等の漏出を更に防止するようにしても良い。
こうして本発明パッチ1によって、傷口Aから滲出する体液等を外部に漏出させないものであるが同時に、傷口自体を被覆するものであるので非透明でさえあれば覆い隠すということが簡単にできる。更に、皮膚色に近い色彩の外表面とすれば、目立たなくなってより好適である。
図3は、本発明の他の例を示すものである。本例の本発明パッチ1は、これまで1層であったプラスチックフィルム3が、透明フィルム31と肌色フィルム32の2層構造となっており、個々に粘着剤層4を介して剥離紙2が設けられている。なお透明フィルム31と肌色フィルム32の間に配置される剥離紙2は、一方の端側には達しておらず製品段階で既にフィルム同士が接着された状態となっている。また周回バンク5は、透明フィルム5側に設けられている。
この例の本発明パッチ1の使用方法を図4(a)(b)(c)にて示す。透明フィルム31と肌色フィルム32とを開いた状態でまず周回バンク5側の剥離紙2を剥がす[同図(a)]。すると、本発明パッチ1を傷口Aにあてがう際、透明フィルム31越しに傷口Aの位置や大きさを目視することができる[同図(b)]。周回バンク5の大きさが傷口Aの大きさに近い場合などには非常に扱いやすいものとなる。そうして傷口Aを覆うように本発明パッチ1の透明フィルム31部分を貼着した後、透明フィルム31と肌色フィルム32の間の剥離紙2を剥がす[同図(c)]。最後に肌色フィルム32を被せる。
なおここまで本発明を、「遺体整容」に用途を限定して説明してきたが、傷口から滲出する血液その他の体液を、傷口にガーゼや脱脂綿を接触させ吸収するという方法を採用しにくい状況下(即ち傷そのものの保全が、治癒に関して止血よりも強く求められるような状況)での応急的な傷手当の手法を本発明パッチは提供するものでもあり得るので、本発明の用途については何ら限定しないものとする。
本発明に係る止血パッチの一例を示す概略斜視図である。 本発明に係る止血パッチの使用状態の一例を概略的に示す断面図である。 本発明に係る止血パッチの他の例を示す概略断面図である。 (a)(b)(c)は、図3で示した本発明に係る止血パッチの使用方法を経時的且つ概略的に示すいずれも断面図である。
符号の説明
1 本発明に係る止血パッチ
2 剥離紙
3 プラスチックフィルム
31 透明フィルム
32 肌色フィルム
4 粘着剤層
5 周回バンク
A 傷口
Z 密閉空間

Claims (1)

  1. 片面に粘着剤層を有するプラスチックフィルムと、該フィルムの該粘着剤層側を覆う剥離紙とにより構成されるものであり、該粘着剤面には高さ1mm以上の周回バンクが突条として配置されているものであって、該プラスチックフィルム本体は、透明フィルム層と肌色フィルム層とを透明剥離シートを介して密着させた多層構造体であり、且つ、該粘着剤層は該透明フィルム層側に配置されていることを特徴とする止血パッチ。
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