JP3067117U - 穿刺針用止血シ―ト - Google Patents

穿刺針用止血シ―ト

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JP3067117U
JP3067117U JP1999006675U JP667599U JP3067117U JP 3067117 U JP3067117 U JP 3067117U JP 1999006675 U JP1999006675 U JP 1999006675U JP 667599 U JP667599 U JP 667599U JP 3067117 U JP3067117 U JP 3067117U
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JP
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sheet
puncture needle
hemostatic
hemostatic sheet
puncture
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JP1999006675U
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和雄 江良
豊子 肥留間
良隆 安田
美栄子 鈴木
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ハナコメディカル株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【課題】大きな傷口の止血を圧迫による痛みのない、出
血の拡散防止される穿刺針用止血シートの提供 【課題を解決する手段】図1において、本考案の穿刺針
用止血シートは、多孔質シート11上の粘着剤層16の
面に圧迫端子12を置き、その上からパッド部材13を
覆い被せることによって形成される。この圧迫端子12
は、頂部にくぼみ10を有し、山型をしており、下部は
空隙19を有している。これにより圧迫に対して柔軟に
対応される。一方、パッド部材13の外面全面には吸水
シート14が設けられている。本考案の穿刺針用止血シ
ートは、包装されて保存されるが、使用に際しては包装
を解き、穿刺針用止血シートを取り出し、穿刺孔に当て
がうと粘着剤層16が皮膚に接着する。穿刺針用止血シ
ートの表面には、保護シートを設けることもできる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案は、透析療法に用いられる十分な抑え込み が可能な穿刺針用止血シートに関するものであり、更に詳しくは透析療法におけ る皮膚と血管の穿刺孔を同時に抑え込んで十分な血止めをすることができる穿刺 針用止血シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、透折療法を行うには、腕や足などの動脈血管と皮下静 脈に血管成形術を施し、皮下静脈を動脈化させて血液透析に必要な血液流量を得 ることにより行われている。このような透折療法では、体内の血液を体外に導く ためには専用の穿刺針で動脈化させた血管に穿刺させる。この穿刺針は動脈用と 静脈用とがあり、動脈用は血液をダイアライザー等に導くためのものであり、静 脈用はダイアライザー等で浄化した血液を再び体内に戻すためのものである。
【0003】 この専用の穿刺針は治療に必要な血液量を確保するため、一般的に点滴針より かなり太いことから治療終了後いわゆる穿刺針を抜去し、穿刺傷口を圧迫止血を 行わなければならない。止血が確認されたのちには、再度ガーゼ等の厚みを有し ている物を傷口に当て多少強めの力で医療用テープを貼ることが日常的に行われ ている。またガーゼ代用品として専用の絆創膏又はカットバン(これらはいずれ も商品名)等を使用するケースが多い。
【0004】 しかし、この様なカットバンは構造的に平坦なため平面的な抑えることになる ため、軽い切傷やかすり傷・すり傷等では抑える力が平面的に加わる点で好まし いが、穿刺針抜去を行う場合の傷口は皮膚と共に血管壁にも穿刺孔としての傷口 があるので、前述のようなカットバンで皮膚だけを抑えても押さえ込みの力が分 散し、十分な抑え込みができず、血管壁の傷口から出血し内出血の原因となる。 そこで皮膚と血管の傷口を同時に抑える(圧迫する)構造を有した絆創膏が望ま しいことになる。
【0005】 また透析治療を受けている患者は治療が長期(10年〜15年は普通)になる ため穿刺箇所が限られ、穿刺が幾度も繰り返されるため皮膚が硬くなり傷口の塞 がりかたが非常に悪くなっている患者が圧倒的である。しかもこの様な患者は血 小板数が健常者より少ないため治療後の帰宅途中に傷口が開き大出血を起こすこ とが希ではない。そのため穿刺針専用の絆創膏の開発が望まれている。
【0006】 また止血器具として、一般的に普及しているのは収縮性のある不織物かゴム性 のベルトにマジックバンドを取り付けもしくは張り付け、留置針抜去後の穿刺孔 の傷口に止血ガーゼ等を当てがいベルト上のもので圧迫強度をマジックバンドに て調整し圧迫固定するものである。
【0007】 このような中、穿刺針抜去を行った後の穿刺孔の止血に用いられるカットバン が開示されている。例えば、特開平6−254115号公報には、動脈穿刺カテ ーテル、動脈造影、動脈内注射、血液透析等の穿刺孔の止血を僅かな弾性と適度 の圧縮硬さを有するパッド(基層、上層、表層)3を定置した、伸縮性材料で形 成した基材1からなる動脈止血用添付材が記載されている(本願明細書に添付さ れた図6参照)。
【0008】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このような動脈止血用添付 材は、動脈への穿刺孔の止血としては、動脈管穿刺孔と皮膚表面穿刺孔の双方を 押え込むことができる点では優れた利点を有するものであるが、従来の動脈止血 用添付材のパッドは、通常のカットバンと同様に頂部が平坦であるため、穿刺孔 即ち傷口にもパッドの平坦面が当たりかつ圧迫されると痛みを感じたり、また傷 口を強く圧迫し過ぎると血管も圧迫され血流が止まり血管閉塞が起こるので、適 宜の力で抑え込む必要があり、そのため微量の出血が生じても傷口周囲に広がり 止血効果が減殺されるという問題がある。
【0009】 また前述の如きマジックバンドによる圧迫調節をする止血器具は、簡便である が、腕全体を締めつけるため、血液透析を受けるためにトウ骨動脈と皮下静脈と を吻合し血管の吻合部の怒張や血流が阻害された血管の閉塞が生じる恐れがあり 好ましいものではなかった。
【0010】 そこで、本考案者等は、前記問題点について種々検討したところ、圧迫端子を 用い、この頂部にくぼみを形成することにより圧迫による痛みや出血の拡散防止 に優れたものが得られることを見出し、ここに本考案をなすに至った。したがっ て、本考案が解決しようとする課題は、大きな傷口の止血を圧迫による痛みのな い、出血の拡散防止される穿刺針用止血シートを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本考案の上記課題は、以下の各考案により達 成される。
【0012】 (1)粘着剤層を有する多孔質シートの粘着剤層表面に、頂部にくぼみを有する 圧迫端子を有し、この圧迫端子は表面に吸水シートを有するパッド部で覆われて いることを特徴とする穿刺針用止血シート。 (2)粘着剤層は少なくとも保護シートで覆われていることを特徴とする前記第 1項に記載の穿刺針用止血シート。 (3)圧迫端子が成形体であることを特徴とする前記第1項又は第2項に記載の 穿刺針用止血シート。 (4)成形体は頂部にくぼみを有する山型であり、かつ内側は空洞であることを 特徴とする前記第1項乃至第3項のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。 (5)吸水シートが吸水性不織布と抗菌剤又はキトサン繊維からなることを特徴 とする前記第1項乃至第4項のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。 (6)パッド部の形状が凸球面であることを特徴とする前記第1項乃至第5項の いずれかに記載の穿刺針用止血シート。 (7)パッド部を構成する不織布が吸水性ポリマーと組み合わされていることを 特徴とする前記第1項乃至第6項のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。 (8)穿刺針用止血シートの表面は保護シートで覆われていることを特徴とする 前記第1項乃至第7項のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。
【0013】 本願明細書の記載において、穿刺針用止血シートを構成する多孔質シートは、 シートのみならず、テープ形状や絆創膏形状を含む意味に用いている。本考案の 穿刺針用止血シートは、粘着剤層を有する多孔質シートの粘着剤層表面に、頂部 にくぼみを有する圧迫端子を有し、この圧迫端子は表面に吸水シートを有するパ ッド部で覆われていることを特徴とするもので、この頂部にくぼみを有する圧迫 端子を用いることにより、大きな傷口の止血を十分に行いかつ圧迫による痛みの ない、出血の拡散防止されるという優れた効果を奏するものである。また粘着剤 層は少なくとも保護シートで覆われていることにより粘着剤が乾燥して粘着効果 が失われることはない。また圧迫端子が成形体であることにより十分な圧迫効果 を得ることができ、成形体は頂部にくぼみを有する山型であり、かつ内側は空洞 であることによりよりいっそう十分な圧迫効果を得ることができる。
【0014】 更に本考案では、吸水シートが吸水性不織布と抗菌剤又はキトサン繊維からな ることにより十分な吸血性能と保血性能及び抗菌性が得られる。更にまたパッド 部の形状が凸球面であることにより皮膚表面の穿刺孔と血管の穿刺孔の両方を十 分に抑え込むことができる。更にまたパッド部を構成する不織布が吸水性ポリマ ーと組み合わされていることによりよりいっそう十分な吸血性能と保血性能が得 られる。この場合も抗菌性を有すること言うまでもない。更にまた穿刺針用止血 シートの表面は保護シートで覆われていることにより、使用に際し、ベト付かず また粘着性が低下することがない。
【0015】 〔作用〕本考案の穿刺針用止血シートは、頂部にくぼみを有する圧迫端子か らなることにより圧迫による痛みの軽減並びににじみ出た血液の拡散を防止する ことができる。また多孔質シートの表面に設けられている粘着剤層の表面は、保 護フィルムで覆うことにより粘着剤の乾燥が防止され、長期間粘着性を維持する ことができる。
【0016】
【考案の実施の形態】以下に、本考案について、その実施の形態を図面で具 体的に説明するが、本考案はこれに限定されるものではない。
【0017】 本考案の穿刺針用止血シートは、粘着剤層を有する多孔質シートの粘着剤層表 面に、頂部にくぼみを有する圧迫端子を有し、この圧迫端子は表面に吸水シート を有するパッド部で覆われていることを特徴とするものであり、ここに図面をも って詳しく説明する。図1は、本考案の穿刺針用止血シートを示す一部切欠部を 有する斜視図であり、図2は、図1のA−B線の断面を示す断面図である。また 図3は、図1の別の実施の形態を示す断面図である。図4は、保護シートで覆わ れた穿刺針用止血シートを示す断面図である。図5は、穿刺針用止血シートの上 面からみた平面図である。
【0018】 図1又は図2において、本考案の穿刺針用止血シートは、多孔質シート11上 に少なくとも一部分に粘着剤層16が設けられており、この粘着剤層16を有す る面に圧迫端子12を置き、その上からパッド部材13を覆い被せることによっ て形成される。この圧迫端子12は、頂部にくぼみ10を有しており、成形によ って作製され、下部に空隙19を有しており、これにより圧迫に対して柔軟に対 応される。一方、パッド部材13の外面全面には吸水シート14が設けられてい る。本考案の穿刺針用止血シートは、包装されて保存されるが、使用に際しては 包装を解き、穿刺針用止血シートを取り出し、穿刺孔に当てがうと粘着剤層16 が皮膚に接着する。図3では、圧迫端子12は、多孔質シート11とパッド部材 13との間に設置されると共に、空隙18及び19を有している。この空隙に吸 収した血液や汗等を保持することができる。図4に示される穿刺針用止血シート の場合には、包装から取り出した後、保護シート17を剥がし、前記と同様に穿 刺孔に当てがうことにより使用される。この保護シート17は、観音開きになる ように設けてよいことは言うまでもない。また保護シートは、離型性を有し、粘 着剤層から容易に剥がれるものが好ましい。通常、離型紙と言われるものでよい 。
【0019】 本考案の穿刺針用止血シートにおいて、多孔質シート11は、縦・横の伸縮性 及び柔軟性を有するものが好ましく、また皮膚への刺激が少なくかぶれの少ない ものが選択される。具体的には紙、布、不織布(例えば綿、ウレタン不織布等) 、ポリエチレンフィルム等が挙げられるが、好ましくはウレタン不織布がよい。 またこの多孔質シート11の表面には粘着剤が設けられており、例えばアクリル 系粘着剤等が好ましい。圧迫端子12は、皮膚並びに血管の穿刺孔を十分圧迫す ることができ、その結果止血が十分可能な形状にされており、その一例として、 頂部にくぼみを有する山型形状が好ましい。このくぼみ10を有することによっ て位置ズレの防止、痛みの軽減、吸血液性が向上し、血の拡散が防止され、更に 接触面積を大きくすることができるという優れた効果を奏するものである。この 圧迫端子12は、ポリエチレンで作製したものが好ましいが、これに限定される ものではない。圧迫端子12は、成形によって作製することができる。また通気 孔15は、圧迫端子の周辺の平坦部に設けられているが、設けなくてもよい。更 に圧迫端子全体に設けてもよいが、この場合には、圧迫端子の素材の強度により 粗密度を調整することができる。
【0020】 本考案に用いられるパッド部13は、非固着性、高吸水性、柔軟性、通気性、 透湿性に優れ、角質をはがさず屈曲部位への密着性を保つものが好ましく、具体 的には、レーヨン不織布、セルロース不織布又はポリエステル不織布等から選択 された少なくともも1種が用いられるが、好ましくはこれらの組合せたものが好 ましく、更に好ましくはレーヨン不織布、セルロース不織布及びポリエステル不 織布の三種の組合せが好ましい。吸水シートとしては、血液を瞬時に吸収しうる ものが好ましく、例えば、セルロース不織布、綿等が好んで用いられる。
【0021】 この吸水シート14は、吸水性不織布と抗菌剤、あるいは吸水性不織布とキト サン繊維からなり、前者の吸水性不織布と抗菌剤の組合せでは、抗菌剤の溶液を 吸水性不織布に吸収乃至浸透させて乾燥する。また後者の吸水性不織布とキトサ ン繊維の場合には、キトサン繊維は抗菌性を有するので、吸水性不織布の表面に キトサン繊維で覆うか又は吸水性不織布用繊維とキトサン繊維とを混ぜ合わせて 不織布とするかのいずれでもよい。本考案の穿刺針用止血シートは、透折療法に おける穿刺孔の止血に好ましく用いられるが、この他、動脈穿刺カテーテル、動 脈造影、動脈内注射等にも十分効果が期待できるものである。
【0022】
【考案の効果】本考案は、粘着剤層を有する多孔質シートの粘着剤層表面に 、頂部にくぼみを有する圧迫端子を有し、この圧迫端子は表面に吸水シートを有 するパッド部で覆われていることを特徴とする中で、特に頂部にくぼみを有する 圧迫端子を用いることにより、大きな傷口の止血を十分に行いかつ圧迫による痛 みのない、出血の拡散防止され、その位置ズレの防止、接触面積を大きくできる 等の優れた効果を奏するものである。また本考案において、粘着剤層は少なくと も保護シートで覆われていることにより粘着剤が乾燥して粘着効果が失われるこ とはない。また本考案において、圧迫端子が成形体であることにより十分な圧迫 効果を得ることができ、成形体は頂部にくぼみを有する山型であり、かつ内側は 空洞であることによりより一層十分な圧迫効果を得ることができる。
【0023】 更に本考案では、吸水シートが吸水性不織布と抗菌剤又はキトサン繊維からな ることにより十分な吸血性能、保血性能及び抗菌性に優れたものがが得られる。 更にまた本考案において、パッド部の形状が凸球面であることにより皮膚表面の 穿刺孔と血管の穿刺孔の両方を十分に抑え込むことができる。更にまた本考案に おいて、パッド部を構成する不織布が吸水性ポリマーと組み合わされていること によりよりいっそう十分な吸血性能と保血性能が得られる。更にまた穿刺針用止 血シートの表面は保護シートで覆われていることにより、使用に際し、ベト付か ずまた粘着性が低下することがない。
【提出日】平成11年9月10日(1999.9.10)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、透療法を行うには、腕や足などの動脈血管と皮下 静脈に血管成形術を施し、皮下静脈を動脈化させて血液透析に必要な血液流量を 得ることにより行われている。このような透折療法では、体内の血液を体外に導 くためには専用の穿刺針で動脈化させた血管に穿刺させる。この穿刺針は動脈用 と静脈用とがあり、動脈用は血液をダイアライザー等に導くためのものであり、 静脈用はダイアライザー等で浄化した血液を再び体内に戻すためのものである。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本考案に用いられるパッド部13は、非固着性、高吸水性、 柔軟性、通気性、透湿性に優れ、角質をはがさず屈曲部位への密着性を保つもの が好ましく、具体的には、レーヨン不織布、セルロース不織布又はポリエステル 不織布等から選択された少なくとも1種が用いられるが、好ましくはこれらの組 合せたものが好ましく、更に好ましくはレーヨン不織布、セルロース不織布及び ポリエステル不織布の三種の組合せが好ましい。吸水シートとしては、血液を瞬 時に吸収しうるものが好ましく、例えば、セルロース不織布、綿等が好んで用い られる。
【提出日】平成11年9月24日(1999.9.24)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0002
【補正方法】変更
【補正内容】
【0002】
【従来の技術】従来、透析療法を行うには、腕や足などの動脈血管と皮下 静脈に血管成形術を施し、皮下静脈を動脈化させて血液透析に必要な血液流量を 得ることにより行われている。このような透療法では、体内の血液を体外に導 くためには専用の穿刺針で動脈化させた血管に穿刺させる。この穿刺針は動脈用 と静脈用とがあり、動脈用は血液をダイアライザー等に導くためのものであり、 静脈用はダイアライザー等で浄化した血液を再び体内に戻すためのものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の、一部切欠部を有する穿刺針用止血シ
ートを示す斜視図である。
【図2】図1のA−B線の断面を示す断面図である。
【図3】本考案の別の実施の形態を示す断面図である。
【図4】本発明の、保護シートを有する穿刺針用止血シ
ートを示す断面図である。
【図5】本考案を上面から見た平面図である。
【図6】従来の穿刺針用止血シートを示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
1 基材 2、16 粘着剤層 3、13 パッド(部) 4 基層(圧縮綿) 5 上層(柔らかい綿) 6 表層(不織布) 7 ネット層 8 縁部 9 スペース 10 くぼみ 11 多孔質シート 12 圧迫端子 14 吸水シート 15 通気孔 17 保護シート(離型紙) 18、19 空隙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 安田 良隆 埼玉県浦和市元町2丁目24番11号 ハナコ メディカル株式会社内 (72)考案者 鈴木 美栄子 埼玉県浦和市元町2丁目24番11号 ハナコ メディカル株式会社内

Claims (8)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】粘着剤層を有する多孔質シートの粘着剤層
    表面に、頂部にくぼみを有する圧迫端子を有し、この圧
    迫端子は表面に吸水シートを有するパッド部で覆われて
    いることを特徴とする穿刺針用止血シート。
  2. 【請求項2】粘着剤層は少なくとも保護シートで覆われ
    ていることを特徴とする請求項1に記載の穿刺針用止血
    シート。
  3. 【請求項3】圧迫端子が成形体であることを特徴とする
    請求項1又は請求項2に記載の穿刺針用止血シート。
  4. 【請求項4】成形体は頂部にくぼみを有する山型であ
    り、かつ内側は空洞であることを特徴とする請求項1乃
    至請求項3のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。
  5. 【請求項5】吸水シートが吸水性不織布と抗菌剤又はキ
    トサン繊維からなることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。
  6. 【請求項6】パッド部の形状が凸球面であることを特徴
    とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の穿刺針
    用止血シート。
  7. 【請求項7】パッド部を構成する不織布が吸水性ポリマ
    ーと組み合わされていることを特徴とする請求項1乃至
    請求項6のいずれかに記載の穿刺針用止血シート。
  8. 【請求項8】穿刺針用止血シートの表面は保護シートで
    覆われていることを特徴とする請求項1乃至請求項7の
    いずれかに記載の穿刺針用止血シート。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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