JP4158530B2 - 記録再生システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、記録再生システムに関し、特に実行中の記録動作と実行が予定されている記録予約との調整を行うアクセス制御装置およびそのアクセス制御方法ならびに当該方法をコンピュータに実行させるプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
記録再生装置には、録画中の内容をユーザの指示により時間差で再生する機能を有するものがある。このような機能をタイムシフト機能といい、この機能を用いた再生をタイムシフト再生という。また、タイムシフト再生を行うための録画をタイムシフト録画という。このようなタイムシフト機能を有する記録再生装置として、例えば、オーディオビデオハードディスク装置(AV−HDD等と呼ばれる。)がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0003】
また、記録再生装置は、所定のインターフェースにより他のオーディオ装置やコンピュータ等と接続することができる。このインターフェースの一つとして、米国電気電子学会により標準化されたIEEE1394という規格がある。このようなインターフェースにより接続された記録再生装置においては、相互に接続された複数の装置からの指示により録画再生やタイムシフト再生等が行われる。また、インターフェースにより接続された装置は物理的に独立した装置に限られず、ある装置の内蔵機器として接続される場合もある。
【0004】
このような記録再生装置は、予め指定された時間に所定の番組等の内容を記録させる録画予約の機能を有するのが通常である。この録画予約は、上述のインターフェースを介して他の装置から指示され得る。この録画予約がなされている場合には、予定の開始時刻になると、その予約された予約録画が動作する。しかし、同時に複数の録画動作を行えない記録再生装置において、予約された開始時刻に他の録画動作が行われている場合には、予約録画を行うことができず結果として録画予約が取り消されることになる。例えば、IEEE1394規格によるインターフェースにおいて予約の重複を防ぐための情報を提供するリソーススケジュールボード(Resource Schedule Board)を用いて、予約の実行が可能か否かを判断するアルゴリズムが提案されている(例えば、特許文献2参照。)。
【0005】
【特許文献1】
特開2000−13678号公報(図1)
【特許文献2】
特開2002−44579号公報(図1)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述の従来技術では、インターフェースにより接続された装置から録画予約が指示されてその予約された開始時刻に他の録画動作が行われている場合には、予約録画を行うことができず結果として録画予約が取り消されてしまう。しかし、予約された開始時刻にタイムシフト録画が行われている場合には、ユーザとしてはタイムシフト録画よりも予約録画を優先することを希望するのが通常であると考えられる。従って、既に予約されていた予約録画を取り消さずに実行させることが望ましい。
【0007】
そこで、本発明の目的は、予約録画の開始時刻にタイムシフト録画が行われている場合において予約録画を優先して実行させることにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明の請求項1記載のアクセス制御装置は、記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御装置であって、前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手段と、前記記録媒体に関する記録予約を調べる手段と、前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手段と、当該アクセス制御装置に接続される装置に関する装置情報を保持する資源管理手段と、この資源管理手段に保持された装置情報に基づいて前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手段と、前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手段と、前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手段とを具備する。これにより記録予約を取り消すことなく異なる記録再生装置にまたがってタイムシフト再生をさせるという作用をもたらす。
【0010】
また、本発明の請求項記載のアクセス制御装置は、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、当該アクセス制御装置に接続される装置を調べてその装置情報を前記資源管理手段に保持させる資源調査手段を具備する。これにより、使用可能な装置に変動があった際にも適時に資源管理手段を更新させるという作用をもたらす。
【0011】
また、本発明の請求項記載のアクセス制御装置は、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、バスリセットを検知するバスリセット検知手段を具備し、前記資源調査手段は前記バスリセット検知手段がバスリセットを検知すると前記アクセス制御装置に接続される装置を調べるものである。これにより、バスリセットを契機として使用可能な装置の変動を資源管理手段に適時に反映させるという作用をもたらす。
【0012】
また、本発明の請求項記載のアクセス制御装置は、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、前記装置情報は装置の種別を含む。これにより、記録予約された記録再生装置に代えて使用可能な他の記録再生装置を検索することを容易にするという作用をもたらす。
【0013】
また、本発明の請求項記載のアクセス制御装置は、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、前記装置情報は記録中の内容を再生する機能を有する装置であることを示す情報を含む。これにより、記録予約された記録再生装置に代えてタイムシフト録画を実行可能な他の記録再生装置を検索することを容易にするという作用をもたらす。
【0014】
また、本発明の請求項記載の記録再生システムは、記録媒体に所定の内容を記録し再生する少なくとも一つの記録再生装置と、当該記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御装置とを具備する記録再生システムであって、前記記録再生装置が、その記録媒体に関する記録予約を保持する資源予約部を備えるものであり、前記アクセス制御装置が、前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手段と、前記資源予約部における前記記録媒体に関する記録予約を調べる手段と、前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると当該記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手段と、当該アクセス制御装置に接続される装置に関する装置情報を保持する資源管理手段と、この資源管理手段に保持された装置情報に基づいて前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手段と、前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手段と、前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手段とを備えるものである。これにより記録予約を取り消すことなく異なる記録再生装置にまたがってタイムシフト再生をさせるという作用をもたらす。
【0015】
また、本発明の請求項記載の記録再生システムは、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、前記記録再生装置が前記記録媒体に記録中の内容を再生する手段を備えるものである。これにより、既に記録媒体へのタイムシフト録画が行われていても、記録予約を取り消すことなく実行させるという作用をもたらす。
【0017】
また、本発明の請求項記載の記録再生システムは、請求項記載のアクセス制御装置においてさらに、前記アクセス制御装置が、当該アクセス制御装置に接続される装置を調べてその装置情報を前記資源管理手段に保持させる資源調査手段をさらに備えるものである。これにより、使用可能な装置に変動があった際にも適時に資源管理手段を更新させるという作用をもたらす。
【0019】
また、本発明の請求項記載のアクセス制御方法は、記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御方法であって、前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手順と、前記記録媒体に関する記録予約を調べる手順と、前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手順と、前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手順と、前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手順と、前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手順とを具備する。これにより、記録予約を取り消すことなく異なる記録再生装置にまたがってタイムシフト再生をさせるという作用をもたらす。
【0021】
また、本発明の請求項10記載のプログラムは、記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うためのプログラムであって、前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手順と、前記記録媒体に関する記録予約を調べる手順と、前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手順と、前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手順と、前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手順と、前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手順とをコンピュータに実行させるものである。これにより、記録予約を取り消すことなく異なる記録再生装置にまたがってタイムシフト再生をさせるという作用をもたらす。
【0022】
【発明の実施の形態】
次に本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1は、本発明の実施の形態による記録再生システムの機能構成の一例を示す図である。この例では、アクセス制御装置10に2つの記録再生装置20および21が接続されている。記録再生装置20は、所定の内容が記録される記録媒体40と、この記録媒体40に関する録画予約の状況を保持する資源予約部90とを備えている。ここで、記録媒体40は、ランダムアクセス可能で録画と再生を同時に実行できるものとして、ハードディスクや半導体メモリ等が想定される。また、資源予約部90は、予約の重複を防ぐための情報を提供するものとして、例えば、IEEE1394規格インターフェースにおけるリソーススケジュールボード等が想定される。このリソーススケジュールボードは、ブリテンボードサブユニット(Bulletin Board Subunit)のボードタイプの一つであり、AV/Cコマンド(AV/C Digital Interface Command Set)と呼ばれるコマンドセットにより制御されるものである。なお、記録再生装置21も同様に、記録媒体41と、資源予約部91とを備えている。
【0024】
アクセス制御装置10は、当該アクセス制御装置10に接続される装置を調べる資源調査部70と、この資源調査部70により検索された装置の装置情報を保持する資源管理部80と、この資源管理部80に基づいて使用可能な記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御部30とを備える。資源調査部70は、例えば、インターフェースに新たな装置が接続され又はこれまで接続されていた装置が切り離された際のバスリセットを検知すると、それを契機として当該インターフェースに接続中の装置を検索する。資源管理部80は、例えば、装置の識別子と装置の種別とを対応させて保持するリソース管理テーブル800(図11)として実現することができる。
【0025】
アクセス制御部30は、例えば、記録媒体40への記録の開始を記録再生装置20に指示した後、定期的に記録媒体40に関する記録予約を調べ、記録媒体40に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると記録媒体40への記録の終了を記録再生装置20に指示する。その一方で、アクセス制御部30は、例えば、資源管理部80に保持された装置情報に基づいて記録再生装置20以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する。その結果、アクセス制御部30は、資源予約部91により記録再生装置21が使用可能であると判断した場合、記録媒体40への記録予約の記録開始時刻が迫ると記録再生装置21に記録媒体41への記録の開始を指示する。
【0026】
図2は、本発明の実施の形態による記録再生システムの具体例を示す図である。この例では、アクセス制御装置10の一例としてデジタル放送受信装置100が、記録再生装置20の一例としてオーディオビデオハードディスク装置200が使用されており、両者がバス400により相互に接続されている。デジタル放送受信装置100は、インターフェース190を有しており、このインターフェース190はバス400を介してオーディオビデオハードディスク装置200の(図示しない)インターフェースに接続する。例えば、IEEE1394は、これらインターフェース190およびバス400における信号のやりとりについて規格している。オーディオビデオハードディスク装置200は、記録媒体40としてハードディスク240を、資源予約部90としてリソーススケジュールボード209をそれぞれ有している。
【0027】
図3は、本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置100の構成例を示す図である。このデジタル放送受信装置100は、プロセッサ110と、メモリ120と、フラッシュメモリ130と、チューナ140と、復調部150と、デマルチプレクサ160と、音声復号部167と、画像復号部168と、デジタル−アナログ(D/A:Digital−Analog)変換部170と、音声出力部177と、画像出力部178と、インターフェース190とを備える。これらはバス180により接続される。また、外部機器として、アンテナ109と、スピーカ107と、ディスプレイ108とを接続する。
【0028】
プロセッサ110は、デジタル放送受信装置100全体の動作を制御する。メモリ120は、プロセッサ110の主記憶に該当し、プロセッサ110上で動作するプログラム等が記憶される。フラッシュメモリ130は、不揮発性の記録媒体であり、デジタル放送受信装置100の電源を切った後で再び必要とされる情報を保持するために使用される。従って、デジタル放送受信装置100の電源が入ると、このフラッシュメモリ130の内容がメモリ120に転送されるようになっている。
【0029】
チューナ140は、アンテナ109から供給された放送信号からプロセッサ110の制御によって所定チャンネルの信号を検波して復調部150に供給する。放送信号は、地上波でもよく、放送衛星(BS:Broadcasting Satellite)放送や通信衛星(CS:Communication Satellite)放送による衛星信号でもよい。復調部150は、プロセッサ110の制御によりチューナ140からの放送信号を復調してデータを取り出してデマルチプレクサ160に供給する。デジタル放送の場合は、例えば位相変調(PSK:Phase Shift Keying)等によりデジタル変調されており、復調部150はこのデジタル変調された信号からデータを取り出す。
【0030】
デマルチプレクサ160は、復調部150からのデータを音声データと画像データとに分離して、音声復号部167および画像復号部168にそれぞれ供給する。デマルチプレクサ160は、例えばデジタルデータのトランスポートデコーダとして機能し、MPEG(Moving Picture Experts Group)−2のトランスポートストリームを音声データとしての音声ストリームと画像データとしての画像ストリームとに分離する。また、デマルチプレクサ160は、メモリ120からのデータもバス180を介して受け取ることができる。
【0031】
音声復号部167および画像復号部168は、デマルチプレクサ160から供給された音声データおよび画像データをそれぞれ復号して、D/A変換部170に供給する。例えば、MPEG符号化された音声ストリームおよび画像ストリームをMPEG復号して、音声信号および画像信号とする。
【0032】
D/A変換部170は、音声復号部167および画像復号部168から供給されたデジタル信号をアナログ信号に変換して音声出力部177および画像出力部178に供給する。音声出力部177および画像出力部178は、スピーカ107に音声信号、ディスプレイ108に画像信号をそれぞれ供給する。
【0033】
インターフェース190は、デジタル放送受信装置100内部のバス180と外部のバス400とを接続する。また、インターフェース190は、MPEG−2のトランスポートストリームをアイソクロナス(Isochronous)転送するためにデマルチプレクサ160と接続する。このアイソクロナス転送とは、一定時間あたりの転送量を保証する一種の同期転送であり、例えば、IEEE1394では、サイクルスタートパケットに同期して125μs(マイクロ秒)毎にデータパケットの転送が完了することを保証する。
【0034】
図4は、本発明の実施の形態におけるインターフェース190の構成例を示す図である。このインターフェース190は、プロセッサ191と、メモリ192と、フラッシュメモリ193と、リンクレイヤ195と、物理レイヤ196と、コネクタ199とを備える。
【0035】
プロセッサ191は、インターフェース190全体の動作を制御する。メモリ192は、プロセッサ191の主記憶に該当し、プロセッサ191上で動作するプログラム(ファームウェア)やリソース管理テーブル800(図11)等が記憶される。フラッシュメモリ193は、不揮発性の記録媒体であり、インターフェース190の電源を切った後で再び必要とされる情報を保持するために使用される。
【0036】
リンクレイヤ195は、パケットレベルでデータのやりとりを行う層であり、例えば、IEEE1394では、上位のトランザクションレイヤから非同期命令やデータの通信を受け付けて、下位の物理レイヤとの間でパケットを単位としてデータの受け渡しを行う。リンクレイヤ195は、インターフェース190内部のバス198と接続して(図示しない)FIFO(First−In First−Out:先入れ先出し)メモリを介して外部の装置との間で非同期転送を行う。また、リンクレイヤ195は、デマルチプレクサ160と接続して、外部の装置との間でアイソクロナス転送を行う。
【0037】
物理レイヤ196は、物理的なデータのやりとりを行う層であり、例えば、IEEE1394では、上位のリンクレイヤ195からのデータとバス400からの電気信号とを相互に変換してデータ転送を行う。また、物理レイヤ196は、バス400の初期化やバス400の競合の調停等も行う。また、物理レイヤ196は、所定のコネクタ199を介してバス400に接続する。
【0038】
図5は、本発明の実施の形態におけるオーディオビデオハードディスク装置200の構成例である。このオーディオビデオハードディスク装置200は、プロセッサ210と、メモリ220と、フラッシュメモリ230と、ハードディスク240と、データコントローラ260と、インターフェース290とを備える。また、これらはバス280を介して接続される。
【0039】
プロセッサ210は、オーディオビデオハードディスク装置200全体の動作を制御する。メモリ220は、プロセッサ210の主記憶に該当し、プロセッサ210上で動作するプログラム等が記憶される。フラッシュメモリ230は、不揮発性の記録媒体であり、オーディオビデオハードディスク装置200の電源を切った後で再び必要とされる情報を保持するために使用される。
【0040】
ハードディスク240は、ランダムアクセス可能なディスク型記録媒体であり、録画と再生を同時に実行することができる。データコントローラ260は、ハードディスク240をオーディオおよびビデオの記録媒体として使用するための制御を行うものであり、データフォーマットの変換等の処理を行う。また、データコントローラ260は、ハードディスク240を制御して、例えば、録画中の内容をユーザの指示により時間差で再生するタイムシフト機能を実現する。
【0041】
インターフェース290は、オーディオビデオハードディスク装置200内部のバス280と外部のバス400とを接続する。また、インターフェース290は、上述のアイソクロナス転送を行うためにデータコントローラ260と接続する。このインターフェース290の内部構成は、図4により説明したインターフェース190と同様である。図2により説明したハードディスク240のリソーススケジュールボード209は、インターフェース290内のメモリ292に記憶される。
【0042】
次に、本発明の実施の形態における動作概要について説明する。
【0043】
図6は、タイムシフト録画中に予約録画が開始した場合の各装置の動作例を示したものである。この例では、バス400上にデジタル放送受信装置100、オーディオビデオハードディスク装置200、および、セットトップボックス300が接続されている。ここで、セットトップボックス300としては、衛星や地上波によるデジタル放送受信のためのコントロールボックスとして動作するものを想定する。
【0044】
まず、図6(a)では、デジタル放送受信装置100からの指示によりオーディオビデオハードディスク装置200においてタイムシフト録画が実行され、このタイムシフト録画の録画中にタイムシフト再生が行われている。オーディオビデオハードディスク装置200は、内部のハードディスク240(図5)に関する予約状況を保持するリソーススケジュールボード209を有している。デジタル放送受信装置100は、タイムシフト録画が行われている間、定期的もしくは断続的にリソーススケジュールボード209をチェックして、録画予約の存在およびその開始時刻に関する情報を得る。
【0045】
その後、図6(b)のように、セットトップボックス300からオーディオビデオハードディスク装置200に対して録画予約が実行されると、オーディオビデオハードディスク装置200のリソーススケジュールボード209にその録画予約の内容が記録される。このとき、デジタル放送受信装置100によるタイムシフト録画が行われているが、それにかかわらず録画予約は行われる。デジタル放送受信装置100はリソーススケジュールボード209をチェックすることにより録画予約の存在を知るが、予約録画の開始時刻が迫るまではそのままタイムシフト録画を継続する。そして、予約録画の開始時刻が迫ると、デジタル放送受信装置100は、オーディオビデオハードディスク装置200によるタイムシフト録画を中止する。
【0046】
そして、図6(c)のように、予約録画の開始時刻になるとセットトップボックス300による予約録画が実行される。デジタル放送受信装置100は、この時点ではタイムシフト録画を中止しているが、それまでにされていたタイムシフト録画に基づいてタイムシフト再生を行うことはできる。その後、タイムシフト録画されていた内容のタイムシフト再生が完了すると、オーディオビデオハードディスク装置200を用いたそれ以上のタイムシフト再生はできなくなる。
【0047】
図7は、タイムシフト録画中に予約録画が開始した場合の各装置の他の動作例を示したものである。この例では、図6の例と異なり、デジタル放送受信装置100が内蔵ハードディスク102を有している。
【0048】
まず、図7(a)では、デジタル放送受信装置100からの指示によりオーディオビデオハードディスク装置200においてタイムシフト録画が実行され、このタイムシフト録画の録画中にタイムシフト再生が行われている。そして、セットトップボックス300からオーディオビデオハードディスク装置200に対して録画予約が実行されると、オーディオビデオハードディスク装置200のリソーススケジュールボード209にその録画予約の内容が記録される。デジタル放送受信装置100はリソーススケジュールボード209をチェックすることにより録画予約の存在を知る。そして、予約録画の開始時刻が迫ると、デジタル放送受信装置100は、オーディオビデオハードディスク装置200によるタイムシフト録画を中止する。
【0049】
さらに、デジタル放送受信装置100は、メモリ192(図4)に保持されたリソース管理テーブル800(図11)に基づき、オーディオビデオハードディスク装置200に代わってタイムシフト録画を実行することが可能な装置を検索する。この例では、デジタル放送受信装置100の内蔵ハードディスク102が利用可能であるとする。予約録画の開始時刻が迫ると、デジタル放送受信装置100は、内蔵ハードディスク102においてタイムシフト録画を開始する。
【0050】
そして、図7(b)のように、予約録画の開始時刻になるとセットトップボックス300による予約録画が実行される。デジタル放送受信装置100は、この時点ではオーディオビデオハードディスク装置200によるタイムシフト録画を中止しているが、それまでにされていたタイムシフト録画に基づいてタイムシフト再生を行うことができる。その後、オーディオビデオハードディスク装置200においてタイムシフト録画されていた内容のタイムシフト再生が完了すると、オーディオビデオハードディスク装置200を用いたそれ以上のタイムシフト再生はできなくなる。
【0051】
一方、図7(c)のように、オーディオビデオハードディスク装置200を用いたタイムシフト再生が終了すると、今度は内蔵ハードディスク102を使用したタイムシフト再生が行われる。従って、セットトップボックス300による予約録画を取り消すことなく実行する一方で、内蔵ハードディスク102を使用してタイムシフト再生を継続することができる。
【0052】
図8は、図7の例による動作を時系列に表したタイムチャートである。デジタル放送受信装置100は、オーディオビデオハードディスク装置200によりタイムシフト録画601を行う。このタイムシフト録画601によって、オーディオビデオハードディスク装置200を用いたタイムシフト再生602が可能となる。
【0053】
そして、セットトップボックス300による予約録画621の開始時刻が迫ると、デジタル放送受信装置100は、オーディオビデオハードディスク装置200によるタイムシフト録画601を中止するとともに、内蔵ハードディスク102においてタイムシフト録画611を開始する。
【0054】
その後、セットトップボックス300による予約録画621の開始時刻になるとオーディオビデオハードディスク装置200において予約録画621が実行される。デジタル放送受信装置100は、この時点ではオーディオビデオハードディスク装置200によるタイムシフト録画601を中止しているが、それまでにされていたタイムシフト録画601に基づいてタイムシフト再生602を行うことができる。また、内蔵ハードディスク102によるタイムシフト録画611が行われていることから、これに基づいてタイムシフト再生612を行うことができる。
【0055】
次に、本発明の実施の形態におけるリソーススケジュールボード209の実現例について説明する。
【0056】
図9は、IEEE1394規格におけるブリテンボードサブユニットのディスクリプタの構成を示す図である。IEEE1394規格では、コマンドを発行するコントローラとコマンドを受信するターゲットとの間で仮想的なメモリ空間を共通の方式により実現するために、このようなディスクリプタメカニズムが設けられている。このディスクリプタは、AV/Cコマンドによりアクセスすることができる。
【0057】
リソーススケジュールボード209は、予約情報を保持するリソーススケジュールエントリ(Resource Schedule Entry)905により実現される。このリソーススケジュールエントリ905は、一つの予約に対して一つずつ存在する。リソーススケジュールエントリ905の各々は、インフォメーションエントリディスクリプタ(Information Entry Descriptor)904に包含される。インフォメーションエントリディスクリプタ904の集合はインフォメーションリストディスクリプタ(Information List Descriptor)903と呼ばれるデータ構造を構成する。このインフォメーションリストディスクリプタ903は、ブリテンボード毎に設けられる。
【0058】
インフォメーションリストディスクリプタ903の記憶場所は、ブリテンボードサブユニットのサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ(Subunit Identifier Descriptor)901におけるルートリスト識別子(root list ID)902により指し示される。
【0059】
図10は、IEEE1394規格におけるリソーススケジュールエントリ905の構成を示す図である。リソーススケジュールエントリ905は、大きく分けて、開始時刻(start_time)910、期間(duration)920、反復情報(repeat_information)930、および、サブユニット情報(subunit_resource_info_block)940の4つの情報を保持する。
【0060】
開始時刻910は、予約録画の開始する時刻を示すものであり、年(year)911、月(month)912、日(day)913、時(hour)914、分(minute)915、秒(second)916の各フィールドから構成される。期間920は、開始時刻910からの時間的長さを示すものであり、時間(hours)921、分(minutes)922、および、秒(seconds)923の各フィールドから構成される。
【0061】
反復情報930は、スケジュールの繰り返しがある場合に使用されるものであり、反復タイプ(repeat_type)931および反復方法932の各フィールドから構成される。反復タイプ931には「週毎(weekly)」と「間隔(Interval)」の何れかが指定され得る。反復タイプ931として「週毎」が指定された場合、反復方法932にはイベント数(number_of_events)と曜日が指定される。例えば、イベント数「3回」で曜日として「火曜日」と「金曜日」が指定された場合、開始時刻910が「金曜日」に該当する日を指定していれば、その「金曜日」を初回として、その後の「火曜日」および「金曜日」の計3回のスケジュールが設定されたことになる。一方、反復タイプ931として「間隔」が指定された場合は、反復方法932としてイベント数および間隔の時間、分、秒が指定される。例えば、イベント数「3回」で間隔として「1時間」を指定している場合、期間920を「30分」とすると、開始時刻910から「1時間」毎に「30分」ずつスケジュールが設定されたことになる。
【0062】
サブユニット情報940は、対応するスケジュールにおいて使用されるサブユニットのサブユニットタイプおよびサブユニット識別子941を示すものである。サブユニットタイプには、例えば、ディスク(Disc)、テープレコーダ/プレーヤ(Tape recorder/player)、チューナ(Tuner)、プリンタ(Printer)、ブリテンボード(Bulletin Board)等がある。また、これらサブユニットタイプについて同じタイプのものが複数接続される場合もあることから、サブユニット同士を区別するためにサブユニット識別子が用いられる。
【0063】
次に、本発明の実施の形態におけるリソース管理テーブル800を生成する手順の一例について説明する。
【0064】
図11は、本発明の実施の形態におけるリソース管理テーブル800の構成例である。このリソース管理テーブル800は、接続されている装置の種別を示すものであり、サブユニットタイプ801と、サブユニット識別子802と、リソースタイプ803とを対応させて保持する。この例では、ディスクサブユニットとして3つのサブユニットが接続されており、サブユニット識別子「1」としてCD(Compact Disc)装置が、サブユニット識別子「2」としてDVD(Digital Versatile Disk)装置が、サブユニット識別子「3」としてAV−HDD(Audio Video Hard Disk Drive)装置がそれぞれ接続されている。また、テープレコーダ/プレーヤサブユニットとして3つのサブユニットが接続されており、サブユニット識別子「1」としてD−VHS(Digital Video Home System)装置が、サブユニット識別子「2」としてMPEG CAM(MPEGCamcoder)装置が、サブユニット識別子「3」としてDV CAM(Digital Video Camcorder)装置がそれぞれ接続されている。
【0065】
リソースタイプ803は、例えばIEEE1394規格においてサブユニット毎に定義されるデータ構造を読み出すことにより知ることができる。一例として、ディスクサブユニットの場合にはディスクリプタメカニズムによりメディアタイプを調べることができる。また、テープレコーダ/プレーヤサブユニットタイプの場合には、ディスクリプタにアクセスすることなく、AV/Cコマンドを用いて対象フォーマットを調べることができる。
【0066】
図12は、IEEE1394規格におけるディスクサブユニットのサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ501の構成を示す図である。このサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ501は、図9により説明したブリテンボードサブユニットのサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ901と同様に、ルートリスト識別子502を有する。但し、このルートリスト識別子502が指し示すものは、ディスクサブユニットの(図示しない)インフォメーションリストディスクリプタである。
【0067】
サブユニットアイデンティファイアディスクリプタ501は、ディスクサブユニット固有情報(Disc Subunit dependent information)503の一つとして、メディアタイプ(supported_media_type)504を保持する。このメディアタイプ504が「AV−HDD」を示していればそのディスクはタイムシフト機能を有するオーディオビデオハードディスク装置として利用できることになる。
【0068】
また、他の手段としては、例えば、IEEE1394規格におけるレジスタ空間においてコンフィグレーションROMを調べることにより、どのような機器が接続されているかを知ることも可能である。このコンフィグレーションROMには、機器固有の情報が書かれている。
【0069】
図13は、リソース管理テーブル800を生成する手順の一例を示すフローチャートである。IEEE1394規格では、何れかのインターフェースに新たな装置が接続され又はこれまで接続されていた装置が切り離されるとバスリセット信号が発生する(ステップS701)。バスリセットが発生すると接続されている機器のトポロジー構成の初期化が行われる。資源調査部70(図1)は、バスリセットの発生を検知すると、機器の種別を調査する(ステップS702)。例えばIEEE1394規格では、サブユニット情報を取得するためのAV/Cコマンドを発行することにより、サブユニットタイプおよびサブユニット識別子が得られる。
【0070】
得られたサブユニットタイプがディスクサブユニットであれば(ステップS703)、さらにディスクの種別を調査する(ステップS704)。例えばIEEE1394規格では、上述のようにディスクサブユニットのサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ501(図12)のメディアタイプ504を読み出すことによりディスクの種別を判別できる。そして、このようにして得られた情報をリソース管理テーブル800(図11)に登録する(ステップS705)。
【0071】
なお、ここでは得られたサブユニットタイプがディスクサブユニットである場合について説明したが、例えば他のサブユニットについてもサブユニット毎に定められたデータ構造にアクセスすることによりリソースタイプ803を取得することができる。例えば、上述のようにテープレコーダ/プレーヤサブユニットタイプの場合には、AV/Cコマンドを用いて得られる対象フォーマットがリソースタイプ803となる。
【0072】
次に、本発明の実施の形態におけるアクセス制御方法の動作について図面を参照して説明する。
【0073】
図14および図15は、本発明の実施の形態におけるアクセス制御方法の一例を示すフローチャートである。ここでは、図7で説明したように、デジタル放送受信装置100がオーディオビデオハードディスク装置200(機器A)を使用してタイムシフト録画を行っている最中にセットトップボックス300による予約録画が開始するため、デジタル放送受信装置100は内蔵ハードディスク102(機器B)を用いてタイムシフト録画を継続するケースを想定している。
【0074】
まず、デジタル放送受信装置100は、機器Aを用いたタイムシフト録画を開始する(ステップS711)。この機器Aにリソーススケジュールボード209がなければ(ステップS712)、予約録画の開始時刻を把握できないため、タイムシフト録画を中止することはせずに(ステップS713)タイムシフト録画の終了まで動作を継続する(ステップS714)。
【0075】
機器Aにリソーススケジュールボード209があれば(ステップS712)、デジタル放送受信装置100によってリソーススケジュールボード209がチェックされ(ステップS716)、セットトップボックス300による予約録画の開始時刻が迫るまでタイムシフト録画が継続される(ステップS717)。予約録画の開始時刻が迫る前にタイムシフト録画が終了する場合には(ステップS715)、タイムシフト録画を中止することはせずにタイムシフト録画の終了まで動作を継続する(ステップS714)。
【0076】
デジタル放送受信装置100は、タイムシフト録画が行われている間、定期的もしくは断続的にリソーススケジュールボード209をチェックして(ステップS716)、セットトップボックス300による予約録画の開始時刻が迫ると機器Aによるタイムシフト録画を中止する(ステップS718)。
【0077】
また、デジタル放送受信装置100は、リソース管理テーブル800により、機器Aの代わりにタイムシフト録画をすることができる機器Bを検索する(ステップS721)。利用可能な機器Bが見つからなかった場合にはそれ以降のタイムシフト録画は行われない(ステップS722)。利用可能な機器Bが見つかった場合には、機器Bを利用してタイムシフト録画を開始する(ステップS723)。そして、タイムシフト録画の終了まで(ステップS724)動作を継続する(ステップS725)。
【0078】
このように、本発明の実施の形態によれば、記録媒体40を用いたタイムシフト録画中にアクセス制御部30が資源予約部90を検索することにより予約録画の開始時刻を取得し、予約録画の開始時刻が迫るとアクセス制御部30が記録媒体40を用いたタイムシフト録画を中止する。これにより、タイムシフト録画に妨げられることなく予約録画を実行することができる。
【0079】
また、本発明の実施の形態によれば、資源調査部70により生成された資源管理部80から記録媒体40の代わりに利用可能な記録媒体41をアクセス制御部30が検索することにより、記録媒体40を用いたタイムシフト録画を中止した後で記録媒体41を用いたタイムシフト録画を行うことができる。
【0080】
なお、ここでは本発明の実施の形態を例示したものであり、本発明はこれに限られず、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変形を施すことができる。
【0081】
また、ここで説明した処理手順はこれら一連の手順を有する方法として捉えてもよく、これら一連の手順をコンピュータに実行させるためのプログラム乃至そのプログラムを記憶する記録媒体として捉えてもよい。
【0082】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、本発明によると、記録媒体への記録中に当該記録媒体に関する記録予約が存在していた場合であっても、この記録予約を取り消すことなく実行できるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態による記録再生システムの機能構成の一例を示す図である。
【図2】本発明の実施の形態による記録再生システムの具体例を示す図である。
【図3】本発明の実施の形態におけるデジタル放送受信装置100の構成例を示す図である。
【図4】本発明の実施の形態におけるインターフェース190の構成例を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態におけるオーディオビデオハードディスク装置200の構成例を示す図である。
【図6】タイムシフト録画中に予約録画が開始した場合の各装置の動作例を示す図である。
【図7】タイムシフト録画中に予約録画が開始した場合の各装置の他の動作例を示す図である。
【図8】タイムシフト録画中に予約録画が開始した場合の動作を時系列に表したタイムチャートである。
【図9】IEEE1394規格におけるブリテンボードサブユニットのディスクリプタの構成を示す図である。
【図10】IEEE1394規格におけるリソーススケジュールエントリ905の構成を示す図である。
【図11】本発明の実施の形態におけるリソース管理テーブル800の構成例を示す図である。
【図12】IEEE1394規格におけるディスクサブユニットのサブユニットアイデンティファイアディスクリプタ501の構成を示す図である。
【図13】リソース管理テーブル800を生成する手順の一例を示すフローチャートである。
【図14】本発明の実施の形態におけるアクセス制御方法の一例を示すフローチャートである。
【図15】本発明の実施の形態におけるアクセス制御方法の一例を示す他のフローチャートである。
【符号の説明】
10 アクセス制御装置
20、21 記録再生装置
30 アクセス制御部
40、41 記録媒体
70 資源調査部
80 資源管理部
90、91 資源予約部
100 デジタル放送受信装置
102 内蔵ハードディスク
107 スピーカ
108 ディスプレイ
109 アンテナ
110 プロセッサ
120 メモリ
130 フラッシュメモリ
140 チューナ
150 復調部
160 デマルチプレクサ
167 音声復号部
168 画像復号部
170 D/A変換部
177 音声出力部
178 画像出力部
180 バス
190 インターフェース
191 プロセッサ
192 メモリ
193 フラッシュメモリ
195 リンクレイヤ
196 物理レイヤ
198 バス
199 コネクタ
200 オーディオビデオハードディスク装置
209 リソーススケジュールボード
210 プロセッサ
220 メモリ
230 フラッシュメモリ
240 ハードディスク
260 データコントローラ
280 バス
290 インターフェース
292 メモリ
300 セットトップボックス
400 バス
800 リソース管理テーブル

Claims (10)

  1. 記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御装置において、
    前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手段と、
    前記記録媒体に関する記録予約を調べる手段と、
    前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手段と
    当該アクセス制御装置に接続される装置に関する装置情報を保持する資源管理手段と、
    この資源管理手段に保持された装置情報に基づいて前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手段と、
    前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手段と、
    前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手段と
    を具備することを特徴とするアクセス制御装置。
  2. 当該アクセス制御装置に接続される装置を調べてその装置情報を前記資源管理手段に保持させる資源調査手段
    をさらに具備することを特徴とする請求項記載のアクセス制御装置。
  3. バスリセットを検知するバスリセット検知手段をさらに具備し、
    前記資源調査手段は、前記バスリセット検知手段がバスリセットを検知すると前記アクセス制御装置に接続される装置を調べる
    ことを特徴とする請求項記載のアクセス制御装置。
  4. 前記装置情報は、装置の種別を含む
    ことを特徴とする請求項記載のアクセス制御装置。
  5. 前記装置情報は、記録中の内容を再生する機能を有する装置であることを示す情報を含む
    ことを特徴とする請求項記載のアクセス制御装置。
  6. 記録媒体に所定の内容を記録し再生する少なくとも一つの記録再生装置と、当該記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御装置とを具備する記録再生システムであって、
    前記記録再生装置は、その記録媒体に関する記録予約を保持する資源予約部を備え、
    前記アクセス制御装置は、前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手段と、前記資源予約部における前記記録媒体に関する記録予約を調べる手段と、前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると当該記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手段と、当該アクセス制御装置に接続される装置に関する装置情報を保持する資源管理手段と、この資源管理手段に保持された装置情報に基づいて前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手段と、前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手段と、前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手段とを備える
    ことを特徴とする記録再生システム。
  7. 前記記録再生装置は、前記記録媒体に記録中の内容を再生する手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  8. 前記アクセス制御装置は、当該アクセス制御装置に接続される装置を調べてその装置情報を前記資源管理手段に保持させる資源調査手段をさらに備える
    ことを特徴とする請求項記載の記録再生システム。
  9. 記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うアクセス制御方法において、
    前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手順と、
    前記記録媒体に関する記録予約を調べる手順と、
    前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手順と、
    前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手順と、
    前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手順と
    前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手順と
    を具備することを特徴とするアクセス制御方法。
  10. 記録媒体に所定の内容を記録し再生する記録再生装置に対してアクセス制御を行うためのプログラムであって、
    前記記録媒体への記録の開始を前記記録再生装置に指示する手順と、
    前記記録媒体に関する記録予約を調べる手順と、
    前記記録媒体に関する記録予約が存在する場合にはその記録予約の記録開始時刻が迫ると前記記録媒体への記録の終了を前記記録再生装置に指示する手順と、
    前記記録再生装置以外に使用可能な他の記録再生装置を検索する手順と、
    前記他の記録再生装置が存在する場合には前記記録予約の記録開始時刻が迫ると前記他の記録再生装置に記録媒体への記録の開始を指示する手順と
    前記記録再生装置または前記他の記録再生装置が記録中であっても前記記録再生装置によって記録された内容を再生するとともに前記他の記録再生装置によって記録された内容も継続して再生する手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とするプログラム。
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