JP4158387B2 - 遠赤外線偽装シート - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遠赤外線に対して優れた偽装効果を発揮する遠赤外線偽装シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、野戦用装備として、森林や草原等の自然環境に対応した可視光線および近赤外線に対する偽装材が種々提案されている。すなわち、野戦用装備と自然環境のコントラストを最小限に抑える方法、また800〜1400nmの赤外線を使用して探知する赤外線写真法、赤外線夜間監視法などに対応する方法などである。例えば、特開平2−154084号公報には、ビニロン系織物に建染染料を添加して、3段階の赤外線反射率を有する迷彩プリントを施す方法、また、特開平5−60496号公報には、色別に染料着色域と水不溶性顔料着色域を有しかつ防水透湿性能を付与した迷彩加工布帛、また、特開平5−222682号公報には、酸性染料を用いて多段階の赤外線反射率を有する迷彩模様を施した迷彩加工ナイロン布帛などが提案されいる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの従来技術により得られた迷彩布帛は、森林や草原などの自然環境に調和した色や模様ならびに近赤外線反射率を有し、可視光線および近赤外線波長領域においては偽装効果は認められるが、8〜14μmの波長領域すなわち遠赤外線領域においては偽装効果が認められなかった。
【0004】
本発明は、かかる従来技術の欠点に鑑み、遠赤外線に対し、優れた偽装効果を有する遠赤外線偽装シートを提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる課題を解決するために、次のような手段を採用する。すなわち、本発明の遠赤外線偽装シートは、布帛の少なくとも片面に、金属薄膜層および迷彩用着色剤含有樹脂層が積層されてなり、かつ、該金属薄膜層が部分的に積層されることにより同一布帛表面上で熱放射率が多段階に分布していることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明は、自然環境において、優れた偽装効果を有する遠赤外線偽装シートを提供せんと鋭意検討したところ、布帛の少なくとも片面に、金属薄膜層および迷彩用着色剤含有樹脂層が積層されてなり、かつ、該金属薄膜層を部分的に積層させて同一布帛表面上で熱放射率を特定の範囲内で多段階に分布させることにより、かかる課題を解決できることを見い出したものである。ここでいう多段階に分布するとは、該表面に、相異なる熱放射率を有する領域が、多数分布して存在することを意味するものである。
【0007】
本発明で言うシートとは、布帛、フィルム、紙などを言うが、これらの中でも特に布帛が好ましく用いられる。
【0008】
かかる布帛を構成する素材としては特に限定されないが、例えば、ナイロン6、ナイロン6・6、ナイロン12、ナイロン4・6、ナイロン6成分とナイロン6・6成分を共重合した共重合ポリアミドなどからなるポリアミド繊維、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレートなどのホモポリエステル、ポリエステルの繰り返し単位を構成する酸成分にイソフタル酸、5−ナトリウムスルホイソフタル酸またはアジピン酸などの脂肪族ジカルボン酸などを共重合した共重合ポリエステルなどからなるポリエステル繊維、ポリパラフェニレンテレフタルアミド、ポリメタフェニレンイソフタルアミドなどにに代表されるアラミド繊維、セルロース系繊維、ポリビニルアルコール系繊維、サルフォン系繊維、超高分子量ポリエチレン繊維などの合成繊維または天然繊維などが使用される。好ましくは、合成繊維が使用される。
【0009】
かかる繊維には、原糸の製造工程や加工工程での生産性あるいは特性改善のために通常使用されている各種添加剤を含んでいてもよい。例えば、熱安定剤、酸化防止剤、光安定剤、平滑剤、帯電防止剤、可塑剤、難燃剤などを含有せしめることができる。
【0010】
かかる布帛の形態は特に限定されず、例えば、織物、編物、不織布が適宜使用されるが、特に織物が好ましく用いられる。また、必要に応じ、メッシュ状構造を有する布帛を適宜使用することもできる。
【0011】
さらに、かかる布帛としては、難燃性能の面からJIS K7201法に基づいて測定される限界酸素指数が25以上であるものが好ましく使用される。かかる布帛は、例えば、布帛をリン系化合物、ブロム系化合物を含む樹脂で浸漬・熱処理またはコーティング処理、または同化合物を原糸製造段階に添加することで得ることができる。
【0012】
本発明は、布帛の少なくとも片面に、金属薄膜層および迷彩用着色剤含有樹脂層を積層せしめたものであることが必須である。かかる金属は、金、銀、銅、アルミニウム、ニッケル、クロム、鉄、亜鉛、鉛などや、これらの合金などが使用されるが、性能、軽量性の面からアルミニウムが好ましく用いられる。
【0013】
一方、かかる金属薄膜層は、布帛上に箔状にして積層されるが、圧延法により作製された箔を接着剤で貼着してもよいが、蒸着法、メッキ法、スパッタリング法などの薄膜形成方法により布帛上に被覆してもよい。また、蒸着等法については、一旦、別なシート、例えばフィルムに金属蒸着した後、金属薄膜層を接着剤を介して布帛に転写することもできる。かかる金属薄膜層は、布帛上に箔状にして積層する際、部分的に積層する。部分的に積層させることで優れた偽装効果を発揮する。また、かかる金属薄膜層は、布帛の面積に対し、30〜90%の割合で形成するのが好ましい。
【0014】
なお、布帛に金属薄膜層を形成する際しては、予め布帛に熱カレンダー、熱プレス加工を施し、表面を扁平化したものが好ましく用いられる。また金属薄膜層の膜厚としては、200〜1000オングストロームが好ましく用いられる。
【0015】
また本発明で言う迷彩用着色剤含有樹脂とは、可視光ならびに近赤外線に対し、偽装性を付与するものであり、ポリプロピレン樹脂、酢酸ビニル樹脂、塩化ビニル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン樹脂等およびこれらの変性樹脂からなる合成樹脂に、迷彩用着色剤を含有せしめたものが使用される。迷彩着色剤は、通常に用いられる迷彩用顔料や染料を使用することができる。特に、顔料は無機系顔料であっても、有機系顔料であってもよい。例えば、迷彩着色剤としては、自然環境すなわち樹木、草、土などに調和した色相および近赤外線反射率を有する淡緑色、濃緑色、茶色および影部に相当する黒色などの顔料を用いることができる。なお、背景が建築物など人工的な環境の場合は、その環境に応じた色相、例えば灰色系などを選択するのが好ましい。かかる迷彩用着色剤含有樹脂は、プリント方式、コーティング方式、スプレー方式、印刷方式などで金属薄膜層の表面に塗布される。
【0016】
かかる同一布帛表面上で熱放射率を多段階に分布させるには、金属薄膜層を部分的に形成させる。そのほか、迷彩用着色剤含有樹脂の塗布量を変更させる方法、ならびに迷彩用着色剤含有樹脂を塗布した後、その表面をエンボスロールにて凹凸模様を形成させる方法などを適宜組み合わせて熱放射率を多段階に分布させてもよい。なお、凹凸模様を形成させる場合は、該凹凸部の深さは0.05〜1.00mmが好ましい。
【0017】
一方、かかる熱放射率は、多段階に分布していることが必須であり、自然環境すなわち樹木、草、土などの有する熱放射率に合わせることを基本とするが、熱反射を考慮し、熱放射率は0.20〜0.95の範囲で多段階に分布していることが好ましい。また、該布帛表面の熱放射率の最大値と最小値の差が0.03以上であることが好ましく、さらに平均熱放射率が0.35〜0.70であることが好ましいが、かくすることによって、遠赤外線に対して、さらに偽装効果を発揮することができるからである。なお、偽装対象物が、熱を発生するものについては、熱を抑制する断熱材を併用するとさらに効果が発揮される。かかる断熱材としては、特に限定されないが、通常の織物、ニットまたはメッシュ状を有する織物、ニットなどが用いられる。
【0018】
かかる遠赤外線偽装シートは、例えば、衣服、テント、バッグ、カバー類などの用途に好ましく用いられる。
【0019】
次に、本発明の遠赤外線偽装シートを図面により説明する。まず、図1は本発明の遠赤外線偽装シートの構成の一例を示しす概略図であり、この例は、布帛1に、接着層2を介してアルミニウム蒸着薄膜層3と、迷彩用着色剤含有樹脂層4を積層して構成されたものである。また図2は、遠赤外線偽装シート構成するアルミニウム蒸着薄膜層を積層した布帛の一例を示す概略図であり、布帛1にアルミニウム蒸着薄層3を部分的に形成させて形成されたものである。
【0020】
【実施例】
次に実施例により、本発明をさらに詳しく説明する。
【0021】
なお、実施例中における特性は、下記の方法により求めた。
(1)熱放射率
30cm×20cm試験片を6等分し、各々の箇所をD and S AERD熱放射率計(Devices Servicens社製)にて測定した。平均熱放射率は6箇所の平均 を意味する。
(2)偽装性
偽装シートおよび通常の迷彩シートをポンチョに縫製し、それぞれを着用し、森林を背景に偽装性を観察し判定した。
【0022】
識別困難 ◎
識別やや困難 ○
偽装効果あり △
識別容易 ×
A.可視光領域
目視判定した。
【0023】
B. 近赤外線領域
赤外線写真法(カメラに赤外線用フィルターを装着)で撮影し、写真観察し判定した。
【0024】
C.遠赤外線領域
検出波長8〜14μmの赤外線画像装置を用い、100mの距離から観察し判定した。
(3)限界酸素指数(LOI値)
JIS K7201法に基づいて測定した。
【0025】
実施例1
繊度167デシテックス、フィラメント数30本のポリエステル繊維からなる目付205g/m2の平織物を精練・熱セットした。次いで、この平織物に135℃で25tonの片面カレンダー加工を施し、そのカレンダー加工面に、ポリエステルフィルムに蒸着した500オングストロームのアルミニウム蒸着膜をポリエステル系接着剤を介して図1に示したように部分的(面積比85%)に転写した。しかる後、アルミニウム蒸着膜面に森林と同系の緑色顔料30部を含有した塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を7.5g/m2の塗布量になるようにドクターナイフでコーティングし、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0026】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表1に示した。本発明の遠赤外線偽装シートは、熱放射率が0.48〜0.84の範囲で多段階に分布し、遠赤外線画像装置にて観察した結果、画像のコントラストが小さく、背景(森林)と調和し、識別が困難であった。
【0027】
比較例1
実施例1と同一のポリエステル繊維からなる目付205g/m2の平織物を精練・熱セットした。次いで、この平織物に135℃で25tonの片面カレンダー加工を施し、そのカレンダー加工面に、ポリエステルフィルムに蒸着した500オングストロームのアルミニウム蒸着膜をポリエステル系接着剤を介して全面に転写した。しかる後、アルミニウム蒸着膜面に森林と同系の緑色顔料30部を含有した塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を7.5g/m2の塗布量になるようにドクターナイフでコーティングし、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0028】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表1に示した。比較例1の遠赤外線偽装シートは、熱放射率がすべての箇所で0.45を示し、遠赤外線画像装置にて観察した結果、画像のコントラストが大きく、背景(森林)との調和がとれず、偽装性が十分でなかった。
【0029】
実施例2
実施例1と同一のポリエステル繊維からなる目付215g/m2の平織物を精練・熱セットした。次いで、この平織物に135℃で20tonの片面カレンダー加工を施した。非カレンダーにブロム系難燃化合物を含有するウレタン樹脂をコーティングし、またカレンダー加工面に、ポリエステルフィルムに蒸着した500オングストロームのアルミニウム蒸着膜をポリエステル系接着剤を介して実施例1と同様に部分的(面積比85%)に転写した。しかる後、アルミニウム蒸着膜面に森林、草原などの自然環境と同系の淡緑色、濃緑色、茶色、黒色顔料をそれぞれ25部含有する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を用い、各々が8.5g/m2の塗布量になるように4色の迷彩プリントを施し、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0030】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表1に示した。本発明の赤外線偽装シートは、熱放射率が0.52〜0.86の範囲で多段階に分布し、遠赤外線画像装置にて観察した結果、画像のコントラストが小さく、識別が困難であった。また、可視光線および近赤外線領域においても、森林、草原と調和し、偽装効果に優れていた。
【0031】
比較例2
実施例1と同一のポリエステル繊維からなる目付215g/m2の平織物を精練・熱セットした。次いで、森林、草原などの自然環境と同系の淡緑色、濃緑色、茶色、黒色顔料をそれぞれ25部含有する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を用い、各々が8.5g/m2の塗布量になるように4色の迷彩プリントを施し、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0032】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表1に示した。比較例2の遠赤外線偽装シートは、熱放射率が0.85〜0.88の範囲であり、遠赤外線画像装置にて観察した結果、画像のコントラストが大きく、背景(森林)との調和がとれず、偽装性が十分でなかった。
【0033】
【表1】
Figure 0004158387
【0034】
実施例3
繊度155デシテックス、フィラメント数34本のポリアミド繊維からなる目付185g/m2の平織物を精練・熱セットした。 次いで、この平織物を森林と同系の淡緑色を有する酸性染料を用い、130℃で30分間染色した。次いで、ポリエステルフィルムに蒸着した500オングストロームのアルミニウム蒸着膜をポリエステル系接着剤を介して図2に示したように部分的(面積比80%)に転写した。しかる後、アルミニウム蒸着膜形成部に森林、草原などの自然環境と同系の濃緑色、茶色、黒色顔料をそれぞれ25部含有する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を用い、各々が8.0g/m2の塗布量になるように3色の迷彩プリントを施し、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0035】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表2に示した。本発明の赤外線偽装シートは、熱放射率が0.53〜0.86の範囲で多段階に分布し、遠赤外線画像装置にて観察した結果、画像のコントラストが小さく、識別が困難であった。また、通気性を有し、可視光線および近赤外線領域においても、森林、草原と調和し、偽装効果に優れていた。
【0036】
比較例3
実施例3と同一のポリアミド繊維からなる目付185g/mの平織物を精練・熱セットした。この平織物の片面に、ポリウレタン系接着剤を介して450オングストロームのアルミニウム蒸着膜を全面に形成した。次いで、アルミニウム蒸着膜面に森林、草原などの自然環境と同系の淡緑色、濃緑色、茶色、黒色顔料をそれぞれ25部含有する塩化ビニル・酢酸ビニル共重合系樹脂を用い、各々が8.5g/mの塗布量になるように4色の迷彩プリントを施した。しかる後、多数の葉形状を有するエンボスロールにて125℃で25tonのエンボス加工を施し、遠赤外線偽装シートを作製した。
【0037】
このようにして得られた遠赤外線偽装シートの特性を表2に示した
【0038】
【表2】
Figure 0004158387
【0039】
【発明の効果】
本発明によれば、森林や草原などの自然環境に対し、遠赤外線領域おいて、優れた偽装効果を有し、目視や赤外線画像装置にも検出され難い遠赤外線偽装シートを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この図は、本発明の遠赤外線偽装シートの構成の一例を示す概略図である。
【図2】この図は、本発明の遠赤外線偽装シートを構成するアルミニウム蒸着膜層部分的に形成させた状態の一例を示す概略図である。
【符号の説明】
1 布帛
2 接着層
アルミニウム蒸着薄膜層
4 迷採用着色剤含有樹脂層

Claims (6)

  1. 布帛の少なくとも片面に、金属薄膜層および迷彩用着色剤含有樹脂層が積層されてなり、かつ、該金属薄膜層が部分的に積層されることにより同一布帛表面上で熱放射率が多段階に分布していることを特徴とする遠赤外線偽装シート。
  2. 該熱放射率が、0.20〜0.95の範囲で多段階に分布している請求項1に記載の遠赤外線偽装シート。
  3. 該熱放射率の最大値と最小値の差が0.03以上であることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の遠赤外線偽装シート。
  4. 該金属薄膜層の膜厚が、200〜1000オングストロームであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の遠赤外線偽装シート。
  5. 該金属が、アルミニウムであることを特徴とする請求項1〜のいずれかに記載の遠赤外線偽装シート。
  6. 該金属薄膜層が、布帛の面積に対し、30〜90%の比率で形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の遠赤外線偽装シート。
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