JP4158295B2 - 洗濯機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、脱水行程で洗濯兼脱水槽の回転数を制御する洗濯機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種の洗濯機は、図10および図11に示すように構成していた。以下、その構成について説明する。
【0003】
図10に示すように、モータ1は、ベルト2、プーリ3を介して洗濯兼脱水槽4に連結し、洗濯兼脱水槽4の底部に攪拌翼5を回転自在に設けている。減速機構6は、モータ1からの駆動力を減速して洗濯時には攪拌翼5に伝達し、脱水時には洗濯兼脱水槽4に伝達する。このときの脱水と洗濯の切換えは排水弁7を駆動することにより行われ、排水弁7を駆動すると、洗濯水を排水するとともに減速機構6のクラッチが切り換わり、脱水運転が行われる。給水弁8は洗濯兼脱水槽4に給水するものである。
【0004】
制御装置9は図11に示すように構成しており、制御手段10は、マイクロコンピュータで構成し、双方向性サイリスタなどで構成したパワースイッチング手段11を介して、モータ1、排水弁6、給水弁8などの動作を制御し、洗濯、すすぎ、脱水などの一連の行程を逐次制御する。
【0005】
波形整形手段12はモータ1の進相用コンデンサ13の両端に誘起する電圧を波形整形し、制御手段10に入力する。制御手段10は、運転開始時に、攪拌翼5をオン、オフ駆動し、オフ時の惰性回転時に、波形整形手段12より出力するパルス信号より洗濯兼脱水槽4内の布量を検知し、以降の洗い、すすぎ、脱水の運転において、布量に応じた運転シーケンスを実行する。
【0006】
操作表示手段14は、洗い、すすぎ、脱水等の運転設定、運転の開始、一時停止などを入力し、運転状態や異常時にはその内容等を表示するもので、一時停止スイッチ15を有している。周期測定手段16は、波形整形手段12の出力パルスの周期を測定し、制御手段10に入力している。
【0007】
上記構成において脱水運転時の動作を説明する。間欠脱水行程に入ると、制御手段10は、運転開始時に検知した布量などに応じて、予め決められたオン/オフパターンを繰り返すことにより、パワースイッチング手段11を制御し、モータ1の回転数を徐々に加速させ、洗濯兼脱水槽4内の被洗濯物の偏りが起こりにくく、また被洗濯物に含まれた洗剤が発泡し、抵抗が増大しないようにして脱水する。間欠脱水行程の一連のオン/オフ時限を終了すると、脱水行程へ移行する。
【0008】
脱水行程において、制御手段10はモータ1のオン/オフを繰り返し、モータ1のオフ時に波形整形手段12の出力から進相用コンデンサ13の両端に誘起する電圧のパルス周期を周期測定手段16で測定し、測定結果に応じてモータ1のオンもしくはオフ時間を制御することで、洗濯兼脱水槽4の回転数を制御する。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では、脱水行程での洗濯兼脱水槽4の回転数制御をモータ1のオン/オフを繰り返すことにより行っているため、オン時とオフ時との回転数の変化が大きくなり、減速機構6のクラッチ等回転伝達機構へのストレスが増加する。そのため、回転伝達機構の強度をアップする必要がある。
【0010】
本発明は上記従来の課題を解決するもので、脱水行程においてモータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化をできるだけ小さく抑えて、回転伝達機構へのストレスを低減することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、洗濯兼脱水槽を駆動するモータに通電する電流をパワースイッチング手段により制御し、モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段の出力パルスの周期を周期測定手段により測定し、制御手段により洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するよう構成し、制御手段は、脱水運転中に、パワースイッチング手段を制御し、モータの通電状態を第1の時間の導通位相角低減状態と第2の時間のオン状態とを交互に第1の所定時間繰り返す第1のモードと、モータを第2の所定時間オフして周期測定手段により測定した波形整形手段の出力パルスの周期から洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第2のモードを有し、第1のモードおよび第2のモードを繰り返し行うようにし、第2のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの第1のモードにおける第1の時間と第2の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにしたものである。
【0012】
これにより、脱水行程においてモータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができ、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第1の時間の導通位相角低減状態と第2の時間のオン状態とを交互に第1の所定時間繰り返す第1のモードと、前記モータを第2の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第2のモードを有し、前記第1のモードおよび前記第2のモードを繰り返し行うようにし、前記第2のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第1のモードにおける前記第1の時間と前記第2の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにしたものであり、モータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができ、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0014】
請求項2に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第1のモードの第1の所定時間を、前記一定時間以降の第1のモ
ードの第1の所定時間よりも短くしたものであり、被洗濯物から水分が十分に抜けきっていない脱水行程の初期の段階において、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御することができ、洗濯兼脱水槽の回転数変化をより小さく抑えることができる。
【0015】
請求項3に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第1のモードの第1の所定時間を、それまでの第1の所定時間よりも長くしたものであり、目標回転数との偏差が大きい脱水行程の初期の段階においては、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、被洗濯物から水分が徐々に抜けてゆき、目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを少なくすることで、脱水行程の進行状況に応じて、より最適な制御を行うことができる。
【0016】
請求項4に記載の発明は、上記請求項1に記載の発明において、制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第1の所定時間を変するようにしたものであり、脱水行程において電源電圧の変動や、洗濯物の偏りなどによる回転数の変動が発生しても、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、再び目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを少なくすることで、外乱等に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【0017】
請求項5に記載の発明は、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第3の時間の導通位相角低減状態と第4の時間のオン状態とを交互に所定回数繰り返す第3のモードと、前記モータを第4の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第4のモードを有し、前記第3のモードおよび前記第4のモードを繰り返し行うようにし、前記第4のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第3のモードにおける前記第3の時間と前記第4の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにしたものであり、上記請求項1に記載の発明と同様に、モータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができ、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0018】
請求項6に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第3のモードの所定回数を、前記一定時間以降の第3のモードの所定回数よりも少なくしたものであり、被洗濯物から水分が十分に抜けきっていない脱水行程の初期の段階において、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御することができ、洗濯兼脱水槽の回転数変化をより小さく抑えることができる。
【0019】
請求項7に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第3のモードの所定回数を、それまでの所定回数よりも多くしたものであり、目標回転数との偏差が大きい脱水行程の初期の段階においては、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、洗濯物から水分が徐々に抜けてゆき、目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを
少なくすることで、脱水行程の進行状況に応じて、より最適な制御を行うことができる。
【0020】
請求項8に記載の発明は、上記請求項5に記載の発明において、制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第3のモードの所定回数を変化するようにしたものであり、外乱等に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【0021】
【実施例】
以下、本発明の実施例について図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同じ構成のものは同一符号を付して説明を省略する。また、洗濯機の構成は従来例と同じであるので説明を省略する。
【0022】
(実施例1)
図1に示すように、制御手段17は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するとともに、脱水運転中に、パワースイッチング手段11を制御し、モータ1の通電状態をオン状態と導通位相角低減状態を交互に繰り返し所定時間行う第1のモードと、モータ1をオフして周期測定手段16により測定した波形整形手段12の出力パルスの周期から洗濯兼脱水槽の回転数を演算し、演算した結果に応じて、つぎの第1のモードのオン状態もしくは導通位相角低減状態の時間を変更する第2のモードを有し、第1のモードおよび第2のモードを繰り返し行うことで、洗濯兼脱水槽の回転数を目標値に制御するようにしている。
【0023】
上記構成において脱水行程での動作を図2から図5を参照しながら説明する。
【0024】
図3において、脱水運転を開始すると、制御手段17は、ステップ21で、パワースイッチング手段11を制御して、図2に示すように、時間tcの間、モータ1への通電状態を導通位相角低減状態とする。ステップ22で時間ton1の間、モータ1への通電をオン状態とし、この第1のモードの繰り返しをステップ23でトータル時間が所定時間Tになるまで行う。
【0025】
つぎに、繰り返しのトータル時間が所定時間Tを越えると、ステップ24でモータ1を時間toffの間オフし、図4に示すように、周期測定手段16の出力からモータ1をオフした後、一定のディレイ時間Td以降に進相用コンデンサ13の両端に誘起する電圧のパルス周期t1を測定する第2のモードへ移行する。
【0026】
ステップ25では測定したパルス周期から洗濯兼脱水槽の回転数を演算する。なお、パルス周期と洗濯兼脱水槽の回転数との関係は、図5に示すように、反比例の関係となっている。
【0027】
つぎに、ステップ26で制御手段17は、脱水運転が終了かどうかを判断し、終了でない場合には、ステップ27で、つぎの第1のモードにおけるモータ1のオン時間ton2を、演算した洗濯兼脱水槽の回転数に応じて、例えば目標回転数Nref以下の場合はオン時間を長くし、目標回転数Nref以上の場合は、オン時間を短くするなどのルールに従って決定し、再びステップ21に戻り、つぎの第1のモードを実行し、この一連の動作をステップ26で脱水運転が終了と判断するまで繰り返し実行することで洗濯兼脱水槽の回転数を制御する。
【0028】
したがって、モータ1への通電状態を導通位相角低減状態とオン状態とを、交互に時間Tの間複数回繰り返した後に、オフ状態とするためオン、オフを繰り返す従来の方式に比べて、モータ1を完全にオフするタイミングを低減することができ、洗濯兼脱水槽の回転
数変化を小さく抑えることができる。
【0029】
なお、本実施例では、洗濯兼脱水槽の回転数の制御をモータ1のオン時間を変更することで実現しているが、導通位相角や、導通位相角低減状態とする時間それぞれやその組み合わせで変更してもよく、本実施例に限定するものではない。
【0030】
また、導通位相角低減状態を単一の位相角としたが、複数の位相角の組み合わせで実現することも可能であり、本実施例に限定するものではない。
【0031】
(実施例2)
図1に示す制御手段17は、脱水運転時の初期一定時間は、第1のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う所定時間Tを、初期一定時間以降の第1のモードの所定時間よりも短くするように構成している。例えば、脱水行程の初期2分間はT=10秒とし、2分以降はT=30秒としている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0032】
上記構成において脱水行程での動作を図6を参照しながら説明する。間欠脱水から脱水行程における洗濯兼脱水槽の回転数変化は、図6に示すように、脱水行程の初期の段階では、被洗濯物に含まれる水分量が多く、また、回転数制御も安定していないため、回転数の変化が大きい。
【0033】
すなわち、回転数の変化が大きい脱水行程の初期の一定時間は、第1のモードの繰り返しの所定時間Tを短くすることで、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができる。
【0034】
(実施例3)
図1に示す制御手段17は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、第1のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う時間Tを、それまでの繰り返し行う時間よりも長くするよう構成している。例えば、当初はT=10秒で運転を開始し、目標回転数との偏差が20r/min以下になるとT=30秒に変更する。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0035】
上記構成において動作を説明すると、回転数の変化が大きい脱水行程の初期の段階では、目標回転数との偏差も大きいため、第1のモードの繰り返しの所定時間Tは短い状態であり、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができ、ある程度制御が安定し目標回転数との偏差が小さくなると、第1のモードの繰り返しの所定時間Tを長い状態に変更することで、モータ1を完全にオフするタイミングを低減し、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0036】
(実施例4)
図1に示す制御手段17は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、つぎの第1のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う時間Tを変更するよう構成している。目標回転数との偏差Ndと第1のモードの繰り返し時間Tとの対応の一例を(表1)に示す。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0037】
【表1】
Figure 0004158295
【0038】
上記構成において動作を説明すると、(表1)に示すように、回転数の変化が大きい場合には、目標回転数との偏差も大きいため、第1のモードの繰り返しの所定時間Tを短くし、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができる。
【0039】
ある程度制御が安定し目標回転数との偏差が小さくなると、第1のモードの繰り返しの所定時間Tを長くすることで、モータ1を完全にオフするタイミングを低減し、回転伝達機構へのストレスを低減しつつ、電源電圧の変動や、洗濯物の偏りなどの外乱に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【0040】
(実施例5)
図7に示すように、制御手段18は、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御するとともに、脱水運転中に、パワースイッチング手段11を制御し、モータ1の通電状態をオン状態と導通位相角低減状態を交互に繰り返し所定回数行う第3のモードと、モータ1をオフして周期測定手段16により測定した波形整形手段12の出力パルスの周期から洗濯兼脱水槽の回転数を演算し、演算した結果に応じて、つぎの第3のモードのオン状態もしくは導通位相角低減状態の時間を変更する第4のモードを有し、第3のモードおよび第4のモードを繰り返し行うようにしている。他の構成は上記実施例1と同じである。
【0041】
上記構成において脱水行程での動作について、図8および図9を参照しながら説明する。
【0042】
図9において、脱水運転を開始すると、制御手段18は、ステップ31で、パワースイッチング手段11を制御して、図8に示すように、時間tc‘の間、モータ1への通電状態を導通位相角低減状態とする。ステップ32で時間ton1’の間、モータ1への通電をオン状態とし、この第3のモードの繰り返しをステップ33で繰り返し回数が所定回数Nになるまで行う。
【0043】
つぎに、繰り返しの回数が所定回数Nを越えると、ステップ34でモータ1を時間toff‘の間オフし、周期測定手段16の出力からモータ1をオフした後、一定のディレイ時間Td以降に進相用コンデンサ13の両端に誘起する電圧のパルス周期t1を測定する第4のモードへ移行する。
【0044】
ステップ35では測定したパルス周期から洗濯兼脱水槽の回転数を演算する。つぎに、ステップ36で制御手段18は、脱水運転が終了かどうかを判断し、終了でない場合には、ステップ37でつぎの第3のモードにおけるモータ1のオン時間ton2’を、演算した洗濯兼脱水槽の回転数に応じて、例えば、目標回転数Nref以下の場合は、オン時間を長くし、Nref以上の場合は、オン時間を短くするなどのルールに従って決定し、再
びステップ31に戻り、つぎの第1のモードを実行し、この一連の動作をステップ36で脱水運転が終了と判断するまで繰り返し実行することで洗濯兼脱水槽の回転数を制御する。
【0045】
したがって、モータ1への通電状態を導通位相角低減状態とオン状態とを交互に所定回数N回になるまで繰り返した後に、オフ状態とするため、オン、オフを繰り返す従来の方式に比べて、モータ1を完全にオフするタイミングを低減することができ、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができる。
【0046】
(実施例6)
図7に示す制御手段18は、脱水運転時の初期一定時間は、第3のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う所定回数Nを、初期一定時間以降の第3のモードの所定回数よりも少なくするように構成している。例えば、脱水行程の初期2分間はN=2回、2分以降はN=5回とする。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0047】
上記構成において動作を説明すると、回転数の変化が大きい脱水行程の初期の一定時間は、第3のモードの繰り返しの所定回数Nを小さくすることで、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができる。
【0048】
(実施例7)
図7に示す制御手段18は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、第3のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う回数Nを、それまでの繰り返し行う回数よりも多くするよう構成している。例えば、当初はN=2で運転を開始し、目標回転数との偏差が20r/min以下になるとN=5に変更する。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0049】
上記構成において動作を説明すると、回転数の変化が大きい脱水行程の初期の段階では、目標回転数との偏差も大きいため、第3のモードの繰り返しの所定回数Nは小さい状態であり、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができ、ある程度制御が安定し目標回転数との偏差が小さくなると、第3のモードの繰り返しの所定回数Nを多い状態に変更することで、モータ1を完全にオフするタイミングを低減し、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0050】
(実施例8)
図7に示す制御手段18は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、つぎの第3のモードのオン状態と導通位相角低減状態を繰り返し行う回数Nを変更するよう構成している。目標回転数との偏差Nd‘と第3のモードの繰り返し回数Nとの対応の一例を(表2)に示す。他の構成は上記実施例5と同じである。
【0051】
【表2】
Figure 0004158295
【0052】
上記構成において動作を説明すると、(表2)に示すように、回転数の変化が大きい場合には、目標回転数との偏差Nd’も大きいため、第3のモードの繰り返しの回数Nを少なくし、モータ1を完全にオフするタイミングを多くし、より細かく回転数検知を行うことで、安定した回転数制御を行うことができる。
【0053】
ある程度制御が安定し目標回転数との偏差が小さくなると、第3のモードの繰り返しの所定回数Nを多くすることで、モータ1を完全にオフするタイミングを低減し、回転伝達機構へのストレスを低減しつつ、電源電圧の変動や、洗濯物の偏りなどの外乱に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【0054】
【発明の効果】
以上のように本発明の請求項1に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第1の時間の導通位相角低減状態と第2の時間のオン状態とを交互に第1の所定時間繰り返す第1のモードと、前記モータを第2の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第2のモードを有し、前記第1のモードおよび前記第2のモードを繰り返し行うようにし、前記第2のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第1のモードにおける前記第1の時間と前記第2の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにしたから、モータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができ、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0055】
また、請求項2に記載の発明によれば、制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第1のモードの第1の所定時間を、前記一定時間以降の第1のモードの第1の所定時間よりも短くしたから、被洗濯物から水分が十分に抜けきっていない脱水行程の初期の段階において、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御することができ、洗濯兼脱水槽の回転数変化をより小さく抑えることができる。
【0056】
また、請求項3に記載の発明によれば、制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第1のモードの第1の所定時間を、それまでの第1の所定時間よりも長くしたから、目標回転数との偏差が大きい脱水行程の初期の段階においては、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、被洗濯物から水分が徐々に抜けてゆき、目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを少なくすること
で、脱水行程の進行状況に応じて、より最適な制御を行うことができる。
【0057】
また、請求項4に記載の発明によれば、制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第1の所定時間を変するようにしたから、脱水行程において電源電圧の変動や、洗濯物の偏りなどによる回転数の変動が発生しても、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、再び目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを少なくすることで、外乱等に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【0058】
また、請求項5に記載の発明によれば、洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第3の時間の導通位相角低減状態と第4の時間のオン状態とを交互に所定回数繰り返す第3のモードと、前記モータを第4の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第4のモードを有し、前記第3のモードおよび前記第4のモードを繰り返し行うようにし、前記第4のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第3のモードにおける前記第3の時間と前記第4の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにしたから、モータを完全にオフするタイミングを低減し、洗濯兼脱水槽の回転数変化を小さく抑えることができ、回転伝達機構へのストレスを低減することができる。
【0059】
また、請求項6に記載の発明によれば、制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第3のモードの所定回数を、前記一定時間以降の第3のモードの所定回数よりも少なくしたから、被洗濯物から水分が十分に抜けきっていない脱水行程の初期の段階において、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御することができ、洗濯兼脱水槽の回転数変化をより小さく抑えることができる。
【0060】
また、請求項7に記載の発明によれば、制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第3のモードの所定回数を、それまでの所定回数よりも多くしたから、目標回転数との偏差が大きい脱水行程の初期の段階においては、モータを完全にオフするタイミングを多くすることで、より細かく回転数を検知し制御し、洗濯物から水分が徐々に抜けてゆき、目標回転数との偏差が小さくなると、モータを完全にオフするタイミングを少なくすることで、脱水行程の進行状況に応じて、より最適な制御を行うことができる。
【0061】
また、請求項8に記載の発明によれば、制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第3のモードの所定回数を変化するようにしたから、外乱等に影響されないより最適な制御を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施例の洗濯機のブロック回路図
【図2】 同洗濯機のモータ制御出力のタイミングチャート
【図3】 同洗濯機の要部動作フローチャート
【図4】 同洗濯機のパルス周期測定時のタイミングチャート
【図5】 同洗濯機のパルス周期と洗濯兼脱水槽の回転数との関係特性図
【図6】 同洗濯機の脱水行程での洗濯兼脱水槽の回転数変化を示す特性図
【図7】 本発明の第5の実施例の洗濯機のブロック回路図
【図8】 同洗濯機のモータ制御出力のタイミングチャート
【図9】 同洗濯機の要部動作フローチャート
【図10】 従来の洗濯機の縦断面図
【図11】 同洗濯機のブロック回路図
【符号の説明】
1 モータ
11 パワースイッチング手段
12 波形整形手段
13 進相用コンデンサ
16 周期測定手段
17 制御手段

Claims (8)

  1. 洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第1の時間の導通位相角低減状態と第2の時間のオン状態とを交互に第1の所定時間繰り返す第1のモードと、前記モータを第2の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第2のモードを有し、前記第1のモードおよび前記第2のモードを繰り返し行うようにし、前記第2のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第1のモードにおける前記第1の時間と前記第2の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにした洗濯機。
  2. 制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第1のモードの第1の所定時間を、前記一定時間以降の第1のモードの第1の所定時間よりも短くした請求項1記載の洗濯機。
  3. 制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第1のモードの第1の所定時間を、それまでの第1の所定時間よりも長くした請求項1記載の洗濯機。
  4. 制御手段は、第2のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第1の所定時間を変するようにした請求項1記載の洗濯機。
  5. 洗濯兼脱水槽を駆動するモータと、前記モータに通電する電流を制御するパワースイッチング手段と、前記モータの進相用コンデンサの両端に誘起する電圧を波形整形する波形整形手段と、前記波形整形手段の出力パルスの周期を測定する周期測定手段と、洗い、すすぎ、脱水の各行程を逐次制御する制御手段とを備え、前記制御手段は、脱水運転中に、前記パワースイッチング手段を制御し、前記モータの通電状態を第3の時間の導通位相角低減状態と第4の時間のオン状態とを交互に所定回数繰り返す第3のモードと、前記モータを第4の所定時間オフして前記周期測定手段により測定した前記波形整形手段の出力パルスの周期から前記洗濯兼脱水槽の回転数を演算する第4のモードを有し
    、前記第3のモードおよび前記第4のモードを繰り返し行うようにし、前記第4のモードにおいて、演算した結果に応じて、つぎの前記第3のモードにおける前記第3の時間と前記第4の時間の少なくともいずれか一方を変更するようにした洗濯機。
  6. 制御手段は、脱水運転時の初期の一定時間は、第3のモードの所定回数を、前記一定時間以降の第3のモードの所定回数よりも少なくした請求項5記載の洗濯機。
  7. 制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差が所定値以下になると、以降の第3のモードの所定回数を、それまでの所定回数よりも多くした請求項5記載の洗濯機。
  8. 制御手段は、第4のモードにおいて演算した洗濯兼脱水槽の回転数と目標回転数との偏差に応じて、第3のモードの所定回数を変化するようにした請求項5記載の洗濯機。
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