JP4158119B2 - 画像処理装置、複写機及び画像処理システム - Google Patents
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Description
第1処理部により、読取部にて得られた画像データに対し、読取部と原稿との距離に応じた第1処理が施され、判定手段によりその画像データに基づいた判定が行われる。これにより、原稿が原稿載置面から浮いている場合、若しくは原稿の浮きが想定されるような場合において、それらを考慮に入れた精度の高い判定を行うことが可能となる。
また、読取部と原稿との距離が大きくなると、画像データの画質が劣化する傾向にあるため、それに合わせて画像データに対するエッジ強調の度合いを上げることにより、判定手段における判定精度の低下を抑えることができる。
第1処理部における第1処理が検出手段により検出された距離に応じて多段階的に変化することで、画像データの画質の劣化の度合いに応じて的確な判定を行うことが可能となる。
検出手段によって原稿の浮き量を必ずしも正確に把握できるとは限らないため、第1処理部における第1処理の処理内容を変えて複数回を行い、その各処理結果に対して判定を行うことで、判定の信頼度を高めることができる。
検出手段により検出される距離が大きくなるにつれ、実際の原稿の浮き量に幅ができるため、それに応じて第1処理を行う回数を増やすことで、判定の信頼度をより高めることができる。
判定手段に供給される画像データに施される第1処理と、生成手段に供給される画像データに施される第2処理とが異なるため、それぞれの目的に即した処理を実現することができる。
また、第1処理では、画像データに対するエッジ強調の度合いを高めることで、原稿に浮きが生じた場合にも適切に判定を行うことができる。
画像データに特定画像データが含まれると判定された場合に、その出力を停止させるか、あるいは無効化した出力を行わせることで、特定画像が出力され、悪用されることを阻止することができる。
読取部と原稿押さえ部との距離の検出を簡易な構成で行うことができる。
読取部にて読み取った画像データに基づいて印刷を行う複写機において、請求項1と同様の効果を得ることができる。
読取部を備えた画像読取装置(スキャナ)と、画像読取装置に接続された情報処理装置(コンピュータ)などから構成される画像処理システムにおいて、請求項1と同様の効果を得ることができる。
次に本発明の実施形態1を図1から図7を参照して説明する。
1.全体構成
図1は、本発明の画像処理装置及び複写機の一例である複合機1の外観を示す斜視図であり、図2は、原稿カバー35を上げた状態を示す複合機1の斜視図である。この複合機1は、プリンタ機能、スキャナ機能、コピー機能など各種の機能を備えた多機能周辺装置である。複合機1は、用紙5上に画像を形成する画像形成部10を収容する本体部2と、本体部2の上方に設けられ原稿画像を読み取る原稿読取部3とを備えている。
図3は、本体部2の概略構成を示す断面図である。なお、以下の説明では、同図における左側を前方とする。
原稿読取部3は、図1及び図2に示すように、透明なガラス板からなる原稿載置部33(原稿載置面)を備えている。この原稿載置部33には、いわゆるフラットベッド方式で原稿の読み取りを行う際に原稿が載置される。また、原稿載置部33の上面は、ADF34を備えた原稿カバー35により開閉可能に覆われている。ADF34は、複数枚の原稿を積載可能な原稿トレイ36を備えている。この原稿トレイ36には、原稿が載置されているか否かを検出するためのフォトセンサ等を利用した原稿検出センサ(図示せず)が設けられている。ADF34は、原稿トレイ36に載置された原稿を一枚ずつ搬送して、その原稿を次に述べるCIS37により読み取らせた後に排出する。
次に、複合機1の電気的構成について説明する。図4は、複合機1の電気的構成を概念的に示すブロック図である。複合機1は、CPU51、ROM52、RAM53、不揮発性メモリ54、制御部55、ネットワークインターフェイス56等を備えて構成された制御装置50を備えている。
制御装置50は、以下に説明するように、CPU51の制御により、原稿押さえ部38の原稿載置部33からの浮き量を検出する浮き量検出動作を実行する。
MTF=(極大値−極小値)/(白基準値−黒基準値) ...(1)
図7は、CPU51によって実行される印刷処理の流れを示すフローチャートである。ユーザが原稿載置部33に原稿を載せて、操作部39より印刷(コピー)を指示する印刷指令を入力すると、CPU51は、その印刷指令を受けて図7に示す印刷処理を開始する。CPU51は、まず前述した手順で、CIS37によりチャート40の読み取りを行い、原稿押さえ部38の浮き量の検出を行う(S11)。
以上のように本実施形態によれば、判定用補正部61により、CIS37にて得られた画像データに対し、CIS37と原稿との距離に応じたエッジ強調処理が施され、判定部63によりその画像データに基づいた判定が行われる。これにより、原稿が原稿載置部33から浮いている場合、若しくは原稿の浮きが想定されるような場合において、それらを考慮に入れた精度の高い判定を行うことが可能となる。
次に本発明の実施形態2について図8のフローチャートを参照して説明する。なお、複合機1の構成については実施形態1と同様である。
次に本発明の実施形態3について図9のフローチャートを参照して説明する。なお、複合機1の大部分の構成については実施形態1と同様である。
続いて、CPU51は、原稿の浮き量に応じて、判定用補正部61が用いる補正係数の設定を行い(S42)、その後、判定・出力並行処理を実行する(S43)。
次に本発明の参考例について図10のフローチャートを参照して説明する。なお、複合機1の構成については実施形態1と同様である。
上記のように判定条件の設定を行った後、CPU51は、判定・出力並行処理を実行する(S53)。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態1,2及び参考例では、原稿押さえ部に対するMTFを測定し、その値から原稿押さえ部の浮き量を算出し、その浮き量に基づいて補正係数や判定条件の設定を行うものを示したが、処理上、浮き量を算出せずに、MTFの値に基づいて直接的に補正係数等の設定を行うことも可能である。この場合は、MTFの測定が本発明の「読取部と原稿との距離に関する検出」に相当する。
(3)上記実施形態では、判定用補正部における補正係数の切替を3段階行うもの、あるいは判定条件の切替を3段階行うものを示したが、これらの切替は2段階や、あるいは4段階以上行うようにしても良い。
5...用紙(被記録媒体)
10...画像形成部(出力手段及び印刷手段)
33...原稿載置部(原稿載置面)
37...CIS(読取部、検出手段)
38...原稿押さえ部
40...チャート
51...CPU(禁止手段)
56...ネットワークインターフェイス(出力手段)
61...判定用補正部(第1処理部)
62...生成用補正部(第2処理部)
63...判定部(判定手段)
64...生成部(生成手段)
Claims (9)
- 原稿載置面に載置された原稿を読み取って画像データを得る読取部と、
前記読取部と前記原稿との距離に関する検出を行う検出手段と、
前記読取部によって得られた画像データに対し、前記検出手段による検出結果に応じて変化する第1処理を施す第1処理部と、
前記第1処理部によって第1処理が施された画像データに特定画像データが含まれているか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記第1処理部は、前記第1処理として、画像データに対しエッジ強調処理を行うと共に、前記検出手段によって検出される距離が大きくなるのに応じて、そのエッジ強調の度合いを上げることを特徴とする画像処理装置。 - 前記第1処理部による前記第1処理は、前記検出手段により検出された距離に応じて多段階的に変化することを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。
- 前記第1処理部は、前記検出手段の検出結果に基づき、画像データに対し処理結果の異なる第1処理を複数回行い、
前記判定手段は、前記第1処理部による各処理結果に対して判定を行うことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の画像処理装置。 - 前記第1処理部は、前記検出手段によって検出された距離が大きくなるのに応じて、前記第1処理を行う回数を増やすことを特徴とする請求項3に記載の画像処理装置。
- 前記読取部によって得られた画像データに対し、前記第1処理とは異なる第2処理を施す第2処理部と、
前記第2処理部によって第2処理が施された画像データに基づいて出力用画像データを生成する生成手段と、
前記出力用画像データを出力する出力手段と、
を備え、
前記第2処理は、画像データに対しエッジ強調を行う処理であって、前記第1処理は、前記第2処理よりもエッジ強調の度合いが高いことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の画像処理装置。 - 前記判定手段により画像データ中に特定画像データが含まれると判定された場合に、前記出力手段に対しその出力を停止させるか、あるいは無効化した出力を行わせる禁止手段を備えることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装置。
- 前記原稿載置面との間に原稿を挟む原稿押さえ部を備え、
前記原稿押さえ部には、距離検出用のチャートが設けられ、
前記検出手段は、前記読取部により前記チャートを読み取ることで前記読取部と前記原稿押さえ部との距離の検出を行うことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の画像処理装置。 - 原稿載置面に載置された原稿を読み取って画像データを得る読取部と、
前記読取部と前記原稿との距離に関する検出を行う検出手段と、
前記読取部によって得られた画像データに対し、前記検出手段による検出結果に応じて変化する第1処理を施す第1処理部と、
前記第1処理部によって第1処理が施された画像データに特定画像データが含まれているか否かを判定する判定手段と、
前記読取部によって得られた画像データに対し、第2処理を施す第2処理部と、
前記第2処理部によって第2処理が施された画像データに基づいて出力用画像データを生成する生成手段と、
前記出力用画像データに基づいた画像を被記録媒体上に印刷出力する印刷手段と、
を備え、
前記第1処理部は、前記第1処理として、画像データに対しエッジ強調処理を行うと共に、前記検出手段によって検出される距離が大きくなるのに応じて、そのエッジ強調の度合いを上げ、
前記第2処理は、画像データに対しエッジ強調を行う処理であって、前記第1処理は、前記第2処理よりもエッジ強調の度合いが高いことを特徴とする複写機。 - 原稿載置面に載置された原稿を読み取って画像データを得る読取部と、
前記読取部と前記原稿との距離に関する検出を行う検出手段と、
前記読取部によって得られた画像データに対し、前記検出手段による検出結果に応じて変化する第1処理を施す第1処理部と、
前記第1処理部によって第1処理が施された画像データに特定画像データが含まれているか否かを判定する判定手段と、
を備え、
前記第1処理部は、前記第1処理として、画像データに対しエッジ強調処理を行うと共に、前記検出手段によって検出される距離が大きくなるのに応じて、そのエッジ強調の度合いを上げることを特徴とする画像処理システム。
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