JP6314873B2 - 画像読取装置、及び画像形成装置 - Google Patents

画像読取装置、及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6314873B2
JP6314873B2 JP2015035602A JP2015035602A JP6314873B2 JP 6314873 B2 JP6314873 B2 JP 6314873B2 JP 2015035602 A JP2015035602 A JP 2015035602A JP 2015035602 A JP2015035602 A JP 2015035602A JP 6314873 B2 JP6314873 B2 JP 6314873B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
document
unit
inclination
inclination angle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015035602A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016158162A (ja
Inventor
新一 木村
新一 木村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Document Solutions Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Document Solutions Inc filed Critical Kyocera Document Solutions Inc
Priority to JP2015035602A priority Critical patent/JP6314873B2/ja
Publication of JP2016158162A publication Critical patent/JP2016158162A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6314873B2 publication Critical patent/JP6314873B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、原稿を読取る画像読取装置及び画像形成装置に関し、特に、読取られた原稿の画像の傾斜を補正する技術に関する。
この種の画像読取装置は、原稿の画像を読取るものであって、スキャナーとも称され、単独で又は画像形成装置等に搭載されて用いられ、読取った原稿の画像を出力する。例えば、原稿給紙トレイに原稿がセットされると、原稿を原稿給紙トレイから引き出して搬送し、原稿がプラテンガラス上を通過するときに、該原稿を、プラテンガラスを通じて読取る。
ところで、原稿が傾斜した状態で搬送されると、読み取られた原稿の画像も傾斜する。このため、特許文献1では、原稿をそのサイズよりも大きな読取領域で読取って、読取領域の画像に含まれる原稿の画像の傾斜角度を検出し、画像処理により原稿の画像の傾斜を補正した後に、読取領域の画像から原稿の画像を切出して抽出している。
また、特許文献2では、原稿の傾斜角度が大きくなる程、画像処理により傾斜が補正された原稿の画像の品質が低下するため、一定の画像品質を維持することが可能な限界傾斜角度を予め設定しておき、原稿の画像の傾斜をその限界傾斜角度までは補正するようにしている。これにより、画像品質の著しい低下を防止することができる。
2010−87826公報 2013−77954号公報
しかしながら、原稿の画像の傾斜を限界傾斜角度までは補正するようにした場合は、原稿の傾斜角度が限界傾斜角度を超えると、傾斜の補正が不十分になって、原稿の画像に傾斜が残る。そして、この状態では、読取領域の画像における原稿の画像に位置ずれが生じるため、読取領域の画像から原稿サイズの領域を切出すと、原稿の画像の角が欠けることがあった。
本発明は、上記の事情に鑑みなされたものであり、読取られた原稿の画像が傾斜していても、原稿の画像の全体を切出すことが可能な画像読取装置及び画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の一局面にかかる画像読取装置は、原稿サイズを検出する原稿サイズ検出部と、前記原稿サイズ検出部により検出された原稿サイズのサイズ別に予め設定された読取領域であってそれぞれ原稿の規定のサイズよりも大きな読取領域で該原稿を読み取る原稿読取部と、前記原稿の傾斜角度を検出する原稿傾斜角度検出部と、記原稿の傾斜角度が規定の限界傾斜角度以下の場合には、前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を補し、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合には、前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を前記限界傾斜角度まで補正する傾斜補正部と、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度以下の場合に前記傾斜補正部が前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を補正した後の当該読取領域の画像から、前記原稿のサイズの切出し領域を切出して、前記原稿の画像を抽出する原稿抽出部と、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合は、前記切出し領域を、前記原稿の全ての領域が包含される大きさでかつ前記原稿サイズ検出部により検出された原稿サイズよりも一段階大きな規定のサイズに変更するよう前記原稿抽出部に指示する切出し領域変更部と、を備え、前記原稿抽出部は、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合に前記傾斜補正部が前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を前記限界傾斜角度まで補正した後の当該読取領域の画像から、前記切出し領域変更部から指示された前記切出し領域を切出して、前記原稿の画像を抽出する、画像読取装置である。
また、本発明の別の一局面にかかる画像読取装置は、前記切出し領域変更部による前記切出し領域の変更を有効又は無効に切替える切替え部を備える画像読取装置である。
更に、本発明の他の一局面にかかる画像読取装置は、前記限界傾斜角度を変更する限界傾斜角度変更部を備える画像読取装置である。
また、本発明の別の一局面にかかる画像読取装置においては、前記切替え部は、前記画像読取装置の操作部の操作による入力指示又はネットワークを通じて受信した受信指示に従って前記切出し領域の変更を有効又は無効に切替える。
更に、本発明の他の一局面にかかる画像読取装置においては、前記限界傾斜角度変更部は、前記画像読取装置の操作部の操作による入力指示又はネットワークを通じて受信した受信指示に従って前記限界傾斜角度を変更する。
次に、本発明の一局面にかかる画像形成装置は、上記本発明の画像読取装置と、前記画像読取装置により読取られた原稿画像を記録紙に記録する画像形成部と、を備える画像形成装置である。
上記の本発明の一局面にかかる画像読取装置及び画像形成装置によれば、読取られた原稿の画像が傾斜していても、原稿の画像の全体を切出すことができる。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。 本発明の一実施形態に係る画像読取装置の機械構成を示す断面図である。 画像形成装置の主要内部構成を示す機能ブロック図である。 画像読取装置において用いられる予め設定された規定サイズデータを概念的に示す図である。 画像読取装置により読取られた原稿の画像を概念的に示す図である。 画像読取装置により読取られた原稿のサイズよりも大きな読取領域等を概念的に示す図である。 (a)〜(c)は、原稿の画像の傾斜が補正可能な場合の読取領域の処理過程を概念的に示す図である。 (a)〜(c)は、原稿の画像の傾斜の補正が不十分であるか、あるいは傾斜の補正が行われず、かつ原稿の切出し領域の変更も行われなかった場合の読取領域の処理過程を概念的に示す図である。 (a)〜(b)は、原稿の画像の傾斜の補正が不十分であるか、あるいは傾斜の補正が行われず、かつ原稿の切出し領域の変更が行われた場合の読取領域の処理過程を概念的に示す図である。 原稿の画像の傾斜を補正する処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の一実施形態に係る画像形成装置について図面を参照して説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の構造を示す正面断面図である。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置1は、例えば、コピー機能、プリンター機能、スキャナー機能、及びファクシミリ機能のような複数の機能を兼ね備えた複合機である。画像形成装置1は、装置本体11に、画像読取装置2、操作部47、定着部13、給紙部14、及び画像形成部120等を備えて構成されている。
操作部47は、画像形成装置1が実行可能な各種動作及び処理について操作者から画像形成動作実行指示や画像読取動作実行指示等の指示を受け付ける。操作部47は、操作者への操作案内等を表示する表示部473を備えている。
画像読取装置2は、ADF(Automatic document feeder:自動原稿送り装置)20及び読取部30等を備えて構成されている。読取部30は、ADF20による搬送中の原稿又は第2プラテンガラス32に載置された原稿の画像を光学的に読み取り、画像データを生成する。この画像データは、内蔵HDD等に保存される。また、ネットワーク接続されたコンピューターやスマートフォン等のユーザー端末装置から受信した画像データも、内蔵HDD等に保存される。
画像形成部120は、内蔵HDDから画像データを読出し、この画像データに基づいて、給紙部14から供給される記録紙Pにトナー像を形成する。
画像形成部120の画像形成ユニット12M、12C、12Y、及び12Bkは、感光体ドラム122と、感光体ドラム122の表面を均一に帯電させる帯電装置と、感光体ドラム122の表面を露光して、その表面に静電潜像を形成する露光装置(LSU;Laser scanning units)123と、感光体ドラム122の表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置と、1次転写ローラー126とをそれぞれ備えている。
カラー印刷を行う場合、画像形成部120のマゼンタ用の画像形成ユニット12M、シアン用の画像形成ユニット12C、イエロー用の画像形成ユニット12Y、及びブラック用の画像形成ユニット12Bkにおいては、画像データに基づき、帯電、露光及び現像の工程によりそれぞれの感光体ドラム122上に各色のトナー像を形成し、各色のトナー像をそれぞれの一次転写ローラー126により中間転写ベルト125上に転写させる。
中間転写ベルト125は、それぞれの感光体ドラム122の周面に当接した状態で駆動ローラー125Aによって駆動されて無端走行している。この中間転写ベルト125上に転写される各色成分のトナー像は、転写タイミングを調整して中間転写ベルト125上で重ね合わされ、カラーのトナー像となる。2次転写ローラー210は、中間転写ベルト125の表面に形成されたカラーのトナー像を、中間転写ベルト125との間のニップ部Nにおいて、給紙部14から搬送路190を通じて搬送されてきた記録紙Pに2次転写させる。この後、定着部13が、記録紙P上のトナー像を熱圧着により記録紙Pに定着させ、この記録紙Pが排出トレイ151に排出される。
給紙部14は、複数の記録紙Pが積載されて収容された給紙トレイ15と、最上層の記録紙Pに押し当てられるピックアップローラー16とを備え、ピックアップローラー16を回転させて、記録紙Pを1枚ずつ引出して供給する。
図2は、本発明の一実施形態に係る画像読取装置の機械構成を示す断面図である。図2に示すように、画像読取装置2は、ADF20及び読取部30から構成されている。ADF20は、読取部30の上面にヒンジ等によって開閉可能に設けられており、原稿給紙トレイ22に載置された原稿MSを1枚ずつ引出して、原稿MSを読取部30の第1プラテンガラス31上を通じて搬送する。また、ADF20は、読取部30の第2プラテンガラス32上に載置された原稿MSを押さえる原稿押さえカバーとして機能する。読取部30は、ADF20により搬送されて第1プラテンガラス31の上を通過する原稿MSまたは
第2プラテンガラス32上に載置された原稿MSを読み取る。
ADF20は、プラテンカバー21、原稿給紙トレイ22、搬送ローラー25、レジストローラー26、排紙ローラー27、及び原稿排紙トレイ28を備えている。
レジストローラー26から排紙ローラー27までの間には、読取用開口部OPが設けられている。読取用開口部OPは、ADF20の底部に形成された主走査方向に長い帯状の開口であり、読取部30の第1プラテンガラス31に向いて、原稿MSを第1プラテンガラス31に導く。
搬送ローラー25、レジストローラー26、排紙ローラー27は、原稿を原稿給紙トレイ22から引出して第1プラテンガラス31を通じて搬送し、更に原稿を原稿排紙トレイ28へと搬送して排出する。
読取部30は、第1プラテンガラス31、第2プラテンガラス32、白色基準板33、キャリッジ34、光学系ユニット35、集光レンズ36、及びCCD(Charge Coupled Device)センサー37を備えている。
キャリッジ34は、原稿に光を照射するLED(Light Emitting Diode)34Aと、原稿MSで反射された光を反射するミラー34Cとを備えている。
光学系ユニット35は、ミラー35Aと、ミラー35Bとを備えている。ミラー35Aは、キャリッジ34のミラー34Cで反射された光を受けて、さらに略垂直下方に方向転替させる。ミラー35Bは、ミラー35Aで反射された光を、さらに略水平に方向転替させて、集光レンズ36を通じてCCDセンサー37へと導く。
キャリッジ34及び光学系ユニット35は、レールに沿って主走査方向と直交する副走査方向に往復移動可能に設けられている。
白色基準板33は、第1プラテンガラス31と第2プラテンガラス32との間に設けられたシェーディング補正用の白色板である。
ここで、ADF20により原稿MSを搬送しつつ、読取部30により原稿MSを読取る場合は、図2に示すようにキャリッジ34及び光学系ユニット35を位置決めする。この状態で、ADF20では、原稿を原稿給紙トレイ22から引出して、原稿を読取用開口部OPから読取部30の第1プラテンガラス31上に搬送し、更に原稿を原稿排出トレイ28へと排出する。
このとき、読取部30では、キャリッジ34のLED34Aの光を第1プラテンガラス31上を通過する原稿MSに照射し、原稿MSで反射された光をキャリッジ34のミラー34Cで反射する。更に、この光は、光学系ユニット35のミラー35A及びミラー35Bで反射されて、集光レンズ36を通じてCCDセンサー37に入射する。集光レンズ36はCCDセンサー37の受光面に原稿の画像を結像し、CCDセンサー37は原稿の画像を読取る。
また、読取部30の第2プラテンガラス32上に載置された原稿MSを読み取る場合は、読取部30のキャリッジ34及び光学系ユニット35を所定の速度関係を維持して移動させつつ、LED34Aの光を第2プラテンガラス32上の原稿MSに照射し、原稿MSで反射された光をミラー34C、ミラー35A、及びミラー35Bで順次反射させて、集光レンズ36を通じてCCDセンサー37に入射させ、CCDセンサー37により原稿の画像を読取る。
次に、画像形成装置1の制御に係る構成について説明する。図3は、画像形成装置1の主要内部構成を示す機能ブロック図である。図3において、画像形成装置1は、主制御部61、画像読取装置2、定着部13、給紙部14、画像形成部120、操作部47、画像メモリー62、HDD63、ファクシミリ通信部64、及びネットワークインターフェイス部66等を備えて構成される。尚、図1を用いて説明した構成要素と同じものには同じ符号を付している。
主制御部61は、CPU(Central Processing Unit)、RAM、ROM及び専用のハードウェア回路等から構成されており、画像形成装置1の全体的を制御する。
画像メモリー62は、画像読取装置2により読取られた原稿の画像データを一時的に記憶したり、画像形成部120のプリント対象となる画像データを一時的に保存したりする領域である。
HDD63は、画像読取装置2によって読取られた原稿画像等を記憶する大容量の記憶装置である。
ファクシミリ通信部64は、図略の符号化/復号化部、変復調部及びNCU(Network Control Unit)を備え、公衆電話回線網を用いてのファクシミリ通信を行うものである。
ネットワークインターフェイス部66は、LANボード等の通信モジュールから構成され、ネットワークインターフェイス部66に接続されたLAN等を介して、ローカルエリア内又はインターネット上のパーソナルコンピューター等の外部装置67と種々のデータ通信を行う。
このような構成において、例えば、ファクシミリ通信部64又はネットワークインターフェイス部66で画像データが受信されると、この画像データが画像メモリー62やHDD63に保存される(ファクシミリ機能)。主制御部61は、操作部47の操作により印刷の指示を受けると、画像形成部120を起動して、画像形成部120により画像メモリー62又はHDD63の画像データを読取らせ、画像データによって示される画像を記録紙Pに記録させる(プリンター機能)。
また、主制御部61は、操作部47の操作により複写の指示を受けると、画像読取装置2及び画像形成部120を起動して、画像読取装置2により原稿MSの画像を読取らせ、原稿MSの画像を示す画データを画像メモリー62又はHDD63に一旦保存し、画像形成部120により画像データを読取らせて、画像データによって示される画像を記録紙Pに記録させる(コピー機能)。
また、主制御部61は、操作部47の操作により読取りの指示が出されると、画像読取装置2により原稿MSの画像を読取らせ、原稿MSの画像を示す画データを画像メモリー62又はHDD63に一旦保存する(スキャナー機能)。
ところで、画像読取装置2においては、原稿MSが傾斜した状態で搬送されて読取られると、読み取った原稿MSの画像が傾斜する。特に、サイズが異なる複数種類の原稿MSを混ぜて原稿給紙トレイ22に積載した場合は、最大サイズの原稿MSについては、原稿給紙トレイ22のガイド29により該原稿MSの側端が案内されるため傾斜することは殆どないが、小さなサイズの原稿MSについては、ガイド29が有効に機能せずに傾斜することがある。
そこで、本実施形態の画像読取装置2では、CCDセンサー37により原稿MSのサイズよりも大きくて該原稿MSを含む読取領域を読取り、この読取領域の画像に対して画像処理を施して、原稿MSの画像の傾斜を補正し、この後に読取領域の画像から原稿MSの画像を切出して抽出するようにしている。
また、原稿MSの傾斜角度が大きくなる程、傾斜が補正された原稿MSの画像の品質が低下するため、その傾斜補正が可能な傾斜角度を、一定の画像品質が維持される限界傾斜角度以下に制限するか、又はその検出された傾斜角度が限界傾斜角度以下のときに原稿MSの画像の傾斜を補正し、原稿MSの傾斜角度が限界傾斜角度を超えているときに傾斜の補正を行わないようにして、画像品質の著しい低下を防止している。
更に、原稿MSの傾斜角度が限界傾斜角度を超えると、傾斜の補正が不十分になるか、あるいは傾斜の補正が行われないので、読取領域の画像における原稿MSの画像に位置ずれが生じ、読取領域の画像から原稿MSの画像を切出したときに該原稿MSの画像の角が欠けることがある。このため、原稿MSの傾斜角度が限界傾斜角度を超えている場合は、原稿MSの画像を切出す領域を変更して大きくし、原稿MSの画像の角が欠けないようにしている。
次に、そのような原稿MSの画像の傾斜の補正が可能な画像読取装置2について詳しく説明する。
図3に示すように画像読取装置2は、CCDセンサー37、画像形成装置1の主制御部61と協働しつつ画像読取装置2の全体を制御する読取制御部50、キャリッジ34及び光学系ユニット35を駆動する走査系駆動部51を備えている。また、画像形成装置1の主制御部61に、原稿サイズ検出部52、原稿抽出部53、原稿傾斜角度検出部54、傾斜補正部55、切出し領域変更部56、メモリー57、限界傾斜角度変更部58、及び傾斜補正切替え部59が備えられている。なお、メモリー57を設けず、画像メモリー62をこれに代えて用いるようにしてもよい。
ここで、原稿サイズ検出部52は、CCDセンサー37による原稿MSの画像の読取に先立ち、原稿MSのサイズを検出する。例えば、ADF20の原稿給紙トレイ22に設けられたセンサーにより、原稿給紙トレイ22にセットされた最大サイズの原稿MSの主走査方向(原稿搬送方向に直交する方向)の長さを検出し、またADF20による原稿MSの搬送に際し、原稿MSの搬送経路に設けられたセンサーにより原稿MSの先端及び後端を検出して、これらの検出タイミング及び原稿MSの搬送速度に基づき原稿MSの副走査方向(原稿搬送方向)の長さを求める。また、図4に示すような規定サイズデータDをメモリー57に予め記憶しておく。そして、メモリー57内の規定サイズデータDを参照して、主走査方向の長さ及び副走査方向の長さに対応する原稿MSのサイズを求める。
この規定サイズデータDには、原稿給紙トレイ22にセットされた最大サイズの原稿MSの主走査方向の長さが287.0mm以上であるときに、大小様々な原稿MSの副走査方向の長さに対応する該各原稿MSのサイズが示されている。原稿サイズ検出部52は、この規定サイズデータDを参照することにより、原稿MSのサイズを確定することができる。例えば、原稿サイズ検出部52は、原稿MSの副走査方向の長さが192.0mm以下である場合は、原稿MSのサイズがB5サイズ(横置き)とする。また、原稿サイズ検出部52は、原稿MSの副走査方向の長さが192.1mm〜220.0mmの場合は、原稿MSのサイズがA4サイズ(横置き)とする。同様に、原稿サイズ検出部52は、原稿MSの副走査方向の長さが220.1mm〜373.9mmの場合は、原稿MSのサイズがB4サイズ(縦置き)とし、また原稿MSの副走査方向の長さが374.0mm以上の場合は、原稿MSのサイズがA3サイズ(縦置き)とする。尚、図4の規定サイズデータDは、一例であって、最大サイズの原稿MSの主走査方向の長さ毎に、副走査方向の長さに対応するサイズを予め設定することができる。
こうして原稿サイズ検出部52が原稿MSのサイズを検出した後、ADF20により原稿MSを搬送しつつ、CCDセンサー37により原稿MSを読取る。このとき、読取制御部50は、先に述べたセンサーによる原稿MSの先端及び後端の検出タイミングに基づき、CCDセンサー37による読取開始タイミングと読取終了タイミングを設定すると共に、CCDセンサー37による主走査方向の読取範囲を設定して、CCDセンサー37による読取領域を設定する。
一方、読取制御部50は、操作部47の操作による入力指示又はネットワークインターフェイス部66で受信した外部装置67からの受信指示を主制御部61から受け取って、この受信指示に基づき原稿MSの画像の傾斜の補正を無効にしたり有効にしたりする。
原稿MSの画像の傾斜の補正が無効にされている場合は、読取制御部50は、CCDセンサー37により、図5に示すように原稿MSの画像を該原稿MSのサイズの読取領域Rcで読取らせ、原稿MSの画像を示す画像データをメモリー57に記憶し、この画像データをメモリー57から画像メモリー62又はHDD63にロードして保存する。
また、原稿MSの画像の傾斜の補正が有効にされている場合は、次のような手順で原稿MSの画像の傾斜を補正する。
まず、読取制御部50は、CCDセンサー37により、図6に示すように原稿MSを該原稿MSのサイズよりも大きな読取領域Raで読取らせて、読取領域Raの画像をメモリー57に一旦記憶する。読取領域Raは、B5サイズ、A4サイズ、B4サイズ、A3サイズ別に予め設定されたものであり、それぞれの規定のサイズよりも大きく設定されている。
原稿傾斜角度検出部54は、原稿MSの傾斜角度αを検出する。例えば、読取領域Raの画像を画像処理することにより、エッジ検出等により原稿MSの端縁部の画像MS1を抽出し、当該端縁部が示す直線が主走査方向に対して有する角度、すなわち、読取領域Raの画像における原稿MSの傾斜角度αを検出する。あるいは、原稿傾斜角度検出部54は、ADF20による原稿MSの搬送に際し、副走査方向に離間して配置された2つのセンサーにより原稿MSの先端を検出し、これらのセンサーによる先端の検出タイミングの差に基づき原稿MSの傾斜角度αを検出する。
傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αに基づき、読取領域Raの画像に対して画像処理を施して、読取領域Raの画像における原稿MSの画像の傾斜を規定の限界傾斜角度βまでは補正する。換言すれば、傾斜補正部55は、読取領域Raの画像において原稿MSの画像が傾斜していても、規定の限界傾斜角度βまでは補正可能である。傾斜補正部55による、原稿MSの画像の傾斜を規定の限界傾斜角度βまで補正する処理は、既知の方法により行われる。
傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αが限界傾斜角度β以下のときに原稿MSの画像の傾斜を上記のようにして補正し、原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えているときに傾斜の補正を行わない。
従って、原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度β以下の場合は、原稿MSの画像の傾斜が補正される。また、原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えている場合は、原稿MSの画像の傾斜が補正されても傾斜が残るか、傾斜が補正されずに傾斜したままとなる。
切出し領域変更部56は、原稿MSの傾斜角度αを限界傾斜角度βと比較し、傾斜角度αが限界傾斜角度β以下であると判定すると、原稿抽出部53に対する指示を行わない。また、切出し領域変更部56は、傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えると判定すると、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズよりも一段階大きな規定のサイズを選択して、この一段階大きな規定のサイズを原稿抽出部53に指示する。例えば、原稿サイズ検出部52により図6に示すB5Yサイズと検出されていた場合、切出し領域変更部56は、の一段階大きな規定のサイズであるA4Yサイズを原稿抽出部53に指示する。
従って、傾斜補正部55により原稿MSの画像の傾斜が補正された場合は、原稿抽出部53に対する指示が行われない。また、傾斜補正部55により原稿MSの画像の傾斜が補正されても傾斜が残るか、傾斜が補正されずに傾斜したままとなった場合は、原稿抽出部53に対して原稿MSのサイズよりも一段階大きな規定のサイズが指示される。
原稿抽出部53は、切出し領域変更部56からの指示がなければ、つまり原稿MSの画像の傾斜が補正されていれば、傾斜補正部55の処理を経た読取領域Raの画像から、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズの切出し領域Ccを切出して、原稿MSの画像を生成する。
また、原稿抽出部53は、切出し領域変更部56から一段階大きな規定のサイズが指示されると、つまり原稿MSの画像が傾斜していれば、画像処理により傾斜補正部55の処理を経た読取領域Raの画像から、一段階大きな規定のサイズの切出し領域Cbを切出して、原稿MSの画像を生成する。
こうして生成された原稿MSの画像を示す画像データは、メモリー57から画像メモリー62やHDD63にロードされて保存される。
尚、本実施形態では、限界傾斜角度βを調節可能である。限界傾斜角度変更部58は、操作部47の操作による入力指示又はネットワークインターフェイス部66で受信した外部装置67からの受信指示を主制御部61から受け取って、この受信指示に基づき限界傾斜角度βを予め設定された角度範囲内で変更して調節する。また、切出し領域変更部56の処理を有効又は無効に切替えることが可能である。傾斜補正切替え部59は、操作部47の操作による入力指示又はネットワークインターフェイス部66で受信した外部装置67からの受信指示に従って、切出し領域変更部56の処理を有効又は無効に切替える。
次に、具体例を挙げて、原稿MSの画像の傾斜の補正手順を整理して説明する。図10は、原稿MSの画像の傾斜を補正する処理の流れを示すフローチャートである。
画像読取装置2により原稿MSの画像の読取処理が開始されると、まず、原稿サイズ検出部52が原稿MSのサイズを検出する(S1)。そして、CCDセンサー37による原稿MSの読取に際し、図7(a)に示すように原稿MSを該原稿MSのサイズよりも大きな読取領域Raで読取り、この読取領域Raの画像をメモリー57に一旦記憶する(S2)。
続いて、原稿傾斜角度検出部54により原稿MSの傾斜角度αを検出する(S3)。傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αが限界傾斜角度β以下であるかを判断する(S4)。傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αが限界傾斜角度β以下であると判断したときは(S4でYES)、メモリー57内の読取領域Raの画像における原稿MSの画像の傾斜を規定の限界傾斜角度βまでは補正する(S7)。
この場合、原稿抽出部53は、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズの切出し領域Ccを切出して、原稿MSの画像を生成する(S8)。その後、処理は終了する。
このように原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度β以下である場合、原稿MSの画像の傾斜が完全に補正されて、図7(b)に示すような読取領域Raの画像が生成される。この読取領域Raの画像では、原稿MSの傾斜角度αが0°であり、原稿MSの画像が傾いていない。
この後、原稿抽出部53は、その補正された読取領域Raの画像から、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズの切出し領域Ccを切出して、図7(c)に示すような原稿MSの画像を生成する。
この切出し領域Ccについても、傾斜角度は0°であり、傾いていない。これにより、傾斜が補正された原稿MSの画像が生成される。
一方、上記S4において、傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えると判断したときは(S4でNO)、当該傾斜の補正を行わない。なお、傾斜補正部55は、その検出された傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えると判断したときであっても(S4でNO)、読取領域Raの画像における原稿MSの画像の傾斜を上記限界傾斜角度βまで補正するようにしてもよい。
このように原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えている場合(図8(a)参照)、傾斜補正部55による傾斜補正が行われないか、傾斜の補正が不十分になる。このため、図8(b)に示すように原稿MSの画像が傾斜して、読取領域Raの画像における原稿MSの画像に位置ずれが生じる。
仮に、この読取領域Raの画像から、原稿MSのサイズの切出し領域Ccを切出すと、図8(c)に示すように原稿MSの画像の角が欠けることがある。
そこで、切出し領域変更部56は、原稿MSの傾斜角度αを限界傾斜角度βと比較し、傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えると判定すると、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズよりも一段階大きな規定のサイズを選択して、この一段階大きな規定のサイズを原稿サイズとして原稿抽出部53に出力する(S5)。
これに応答して原稿抽出部53は、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズの切出し領域Ccの代わりに、図9(a)に示すようにその一段階大きな規定のサイズの切出し領域Cbを設定して、図9(b)に示すように読取領域Raの画像から、その一段階大きな規定のサイズの切出し領域Cbを切出して、原稿MSの画像を生成する(S6)。例えば、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズがB5サイズである場合は、一段階大きな規定のサイズがA4サイズとなる。このため、図9(b)に示すように原稿MSの画像の角が欠けることがない。
尚、切出し領域変更部56の処理が無効にされている場合は、図8(c)に示すように原稿MSの画像の角が欠けることがある。
このように本実施形態の画像読取装置2では、原稿MSの傾斜角度αが限界傾斜角度βを超えた場合は、原稿サイズ検出部52により検出された原稿MSのサイズよりも一段階大きな規定のサイズを選択して、読取領域Raの画像から、その一段階大きな規定のサイズの切出し領域Cbを切出して、原稿MSの画像を生成しているため、原稿MSの画像の角が欠けることがない。
尚、上記実施形態では、画像形成装置1の主制御部61に、原稿傾斜角度検出部54、傾斜補正部55、原稿抽出部53、切出し領域変更部56、メモリー57、限界傾斜角度変更部58、及び傾斜補正切替え部59を設けているが、これらを画像読取装置2に設けることも可能である。
また、本発明は上記実施の形態の構成に限られず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、本発明に係る画像形成装置の一実施形態としてカラー複合機を用いて説明しているが、これは一例に過ぎず、他の電子機器、例えば、プリンター、コピー機、ファクシミリ装置等の他の画像形成装置でもよい。
更に、上記実施形態では、図1乃至図10を用いて上記実施形態により示した構成及び処理は、本発明の一実施形態に過ぎず、本発明を当該構成及び処理に限定する趣旨ではない。
1 画像形成装置
2 画像読取装置
12M、12C、12Y、及び12Bk 画像形成ユニット
13 定着部
14 給紙部
20 ADF(Automatic document feeder:自動原稿送り装置)
30 読取部
47 操作部
50 読取制御部
51 走査系駆動部
52 原稿サイズ検出部
53 原稿抽出部
54 原稿傾斜角度検出部
55 傾斜補正部
56 切出し領域変更部
57 メモリー
58 限界傾斜角度変更部
59 傾斜補正切替え部
61 主制御部
62 画像メモリー
63 HDD
64 ファクシミリ通信部
66 ネットワークインターフェイス部
120 画像形成部
122 感光体ドラム
123 露光装置
125 中間転写ベルト
126 1次転写ローラー

Claims (6)

  1. 原稿サイズを検出する原稿サイズ検出部と、
    前記原稿サイズ検出部により検出された原稿サイズのサイズ別に予め設定された読取領域であってそれぞれ原稿の規定のサイズよりも大きな読取領域で該原稿を読み取る原稿読取部と、
    前記原稿の傾斜角度を検出する原稿傾斜角度検出部と、
    記原稿の傾斜角度が規定の限界傾斜角度以下の場合には、前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を補し、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合には、前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を前記限界傾斜角度まで補正する傾斜補正部と、
    前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度以下の場合に前記傾斜補正部が前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を補正した後の当該読取領域の画像から、前記原稿のサイズの切出し領域を切出して、前記原稿の画像を抽出する原稿抽出部と、
    前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合は、前記切出し領域を、前記原稿の全ての領域が包含される大きさでかつ前記原稿サイズ検出部により検出された原稿サイズよりも一段階大きな規定のサイズに変更するよう前記原稿抽出部に指示する切出し領域変更部と、を備え
    前記原稿抽出部は、前記原稿の傾斜角度が前記限界傾斜角度を超えている場合に前記傾斜補正部が前記読取領域の画像において前記原稿の画像の傾斜を前記限界傾斜角度まで補正した後の当該読取領域の画像から、前記切出し領域変更部から指示された前記切出し領域を切出して、前記原稿の画像を抽出する、画像読取装置。
  2. 前記切出し領域変更部による前記切出し領域の変更を有効又は無効に切替える切替え部を備える請求項1に記載の画像読取装置。
  3. 前記限界傾斜角度を変更する限界傾斜角度変更部を備える請求項1又は2に記載の画像読取装置。
  4. 前記切替え部は、前記画像読取装置の操作部の操作による入力指示又はネットワークを通じて受信した受信指示に従って前記切出し領域の変更を有効又は無効に切替える請求項2に記載の画像読取装置。
  5. 前記限界傾斜角度変更部は、前記画像読取装置の操作部の操作による入力指示又はネットワークを通じて受信した受信指示に従って前記限界傾斜角度を変更する請求項3に記載の画像読取装置。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の画像読取装置と、
    前記画像読取装置により読取られた原稿画像を記録紙に記録する画像形成部と、を備える画像形成装置。
JP2015035602A 2015-02-25 2015-02-25 画像読取装置、及び画像形成装置 Active JP6314873B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035602A JP6314873B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像読取装置、及び画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015035602A JP6314873B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像読取装置、及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016158162A JP2016158162A (ja) 2016-09-01
JP6314873B2 true JP6314873B2 (ja) 2018-04-25

Family

ID=56826515

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015035602A Active JP6314873B2 (ja) 2015-02-25 2015-02-25 画像読取装置、及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6314873B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018203450A (ja) * 2017-06-02 2018-12-27 キヤノン株式会社 画像読取装置、その制御方法、及びプログラム
JP2022098958A (ja) 2020-12-22 2022-07-04 キヤノン株式会社 画像読取装置、画像形成装置

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0483467A (ja) * 1990-07-25 1992-03-17 Ricoh Co Ltd 読み取り画像の傾斜補正方式
JP2000244728A (ja) * 1999-02-23 2000-09-08 Konica Corp 画像の傾き補正装置、原稿読取装置及び画像形成装置
JP2006203710A (ja) * 2005-01-24 2006-08-03 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像処理装置
JP5542380B2 (ja) * 2009-07-22 2014-07-09 シャープ株式会社 画像処理装置、画像形成装置、画像処理方法、画像処理プログラム、記録媒体

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016158162A (ja) 2016-09-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US11102365B2 (en) Edge detecting device, tilt correction device, reading device, image processing apparatus, and edge detection method
US8760727B2 (en) Sheet-conveying device having opening
JP5539952B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP2022098958A (ja) 画像読取装置、画像形成装置
JP6025782B2 (ja) 原稿読取装置、及び画像形成装置
US20200319585A1 (en) Image forming apparatus for controlling density of output image based on read data of test image, and information processing apparatus
JP6047528B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP6314873B2 (ja) 画像読取装置、及び画像形成装置
JP5504140B2 (ja) 画像形成装置
US20150156358A1 (en) Image processing apparatus, image processing method, and non-transitory computer-readable storage medium
US20180229956A1 (en) Document conveyance apparatus and image forming apparatus
JP5919350B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP7300926B2 (ja) 画像読取装置および画像読取装置を備えた画像形成装置
JP6375640B2 (ja) 画像読取装置および複写機
JP2019186748A (ja) 画像読取装置、画像形成装置、後処理装置、及び画像形成システム
US8582136B2 (en) Image processing apparatus, method, and recording medium for ensuring the authenticity of a document
JP7456487B2 (ja) 画像処理装置、読取制御方法
JP6311599B2 (ja) 画像読取装置及び画像形成装置
JP4573742B2 (ja) 画像出力装置
JP6885076B2 (ja) 画像読取装置、画像形成装置、画像処理装置、及び画像処理方法
JP6204433B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置
JP3934385B2 (ja) 画像処理装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2016119571A (ja) 画像読取装置
US20090226192A1 (en) Image forming apparatus
JP5723798B2 (ja) 画像読取装置および画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20170124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170914

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170926

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20171114

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20180227

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20180312

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6314873

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150