JP4158021B2 - 歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム - Google Patents

歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
歯科用チェアユニットの水回路の給水及び残留水の排出に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来歯科用チェアユニットにおける各種水回路への給水管路は、給水元から長管により直接に、あるいは中途から、多岐管(マニホールド)を経由して分岐し、各排水器用の電磁弁の入り口に配設されていた。
そして、残留水の排出は歯科用チェアユニットのスピットン上部に、残留水排出装置を所要の都度設置し、各種水回路の端末を該残留水排出装置の挿入孔に差込んで、すべての排水用電磁弁や排水口を開いて、同時にあるいは規定された順序で電磁弁や排水口を開いてスピットン内に水回路内部の残留水を排出し、
かつ、残留水排出装置のタンクに貯留された前記残留水は、差し込まれた吸引管路の端末から吸引して、排水管に排出していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記水回路の給水管路の配管は、配管やチューブ等の長さや多岐管での減衰や通水径の大小等によって、
まず排水用装置及び排水用器具入り口の開閉電磁弁に至るまでに給水速度に時間差を生じ、さらに前記残留水排出装置を設置して排水する場合、装置の取り付けや水回路端末の差込等のセットアップは面倒で時間を要すると共に、複数の排水管から同時に排水した場合、各排水管の配管路によるチューブ等の長さ、通水径の大小等によって、排水に時間がかかりかつ、時間差を生ずる問題があった。
また、電磁弁の開閉を時系列的に通水径の大小に応じて行うと、全排水時間は10数分と長時間を要した。
本発明は、給水及び残留水の排出を短時間で、かつ簡単に実施できる手段を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記に鑑み、本発明者等は鋭意実験研究の結果下記の手段によりこの課題を解決した。
(1)歯科用チェアユニットの水供給及び排出回路において、導水管から、スピットン洗浄装置、コップ給水装置、冷却用給水装置等の送水用各種装置と、カットフィルタ、バキュームタンク等の吸水用装置及び、エアタービン、マイクロモータ、スケーラ、スリーウェイシリンジ、レーザプローブ等の送水を伴うハンドピース等の送水用各種器具の水回路を開閉する電磁弁の入り口を、すべて直列に接続した水供給の幹線管路と、該管路の終端を開閉して幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、該電磁弁に接続された排水管とを備えてなり、また、前記送水用各種装置のスピットン洗浄装置及び、吸水用装置のカットフィルタ、バキュームタンクの水回路終端の排水口は直接排水管に接続され、前記、スピットン洗浄装置の注水管、コップ給水装置の給水管、冷却用給水装置の給水管及び各ハンドピース先端の吐出口はスピットン内に開放されてなることを特徴とする幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
【0005】
(2)歯科用チェアユニットの水供給及び排出回路において、導水管から、スピットン洗浄装置、コップ給水装置、冷却用給水装置等の送水用各種装置と、カットフィルタ、バキュームタンク等の吸水用装置の水回路を開閉する電磁弁の入り口を直列に接続した水供給の第1の幹線管路と、該管路の終端を開閉して第1幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、該電磁弁に接続された排出管とを備えてなり、また、前記送水用各種装置のスピットン洗浄装置及び吸水用装置のカットフィルタ、バキュームタンクの終端の排水口は直接排水管に接続され、さらに、導水管からエアタービン、マイクロモータ、スケーラ、スリーウェイシリンジ、レーザプローブ等の送水を伴うハンドピースの各種送水器具の水回路を開閉する電磁弁の入り口をすべて直列に接続した水供給の第2の幹線管路と、前記管路の終端を開閉して第2の幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、該電磁弁に接続された排出管とを備えてなり、また、前記第2の幹線管路に接続され送水を開閉する各種送水器具用電磁弁と、そして、前記送水器具先端の吐水口は、それぞれスピットン内に開放されてなることを特徴とする歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
(3)吸水用装置の水回路の基部より分岐されバキュームシリンジ、サライバエジェクタ等の吸水用器具の基部から逆向きに送水する開閉電磁弁と、前記吸水用器具の先端を吐水口となし、スピットン内に開放されてなることを特徴とする前項(1)又は(2)に記載の歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
【0006】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図6は、従来の歯科用チェアユニットの残留水排出装置の外観斜視図である。
図において、6はスピットン部、7はコップ給水管、12、18はスリーウェイシリンジ、13はスケーラ、14はマイクロモータ、15、16はエアタービン、17はサライバエジェクタ、19はバキュームシリンジ、21はスピットン、67は残留水排出装置、68は挿入口を示す。
図示したように、まず歯科用チェアユニットのスピットン21の上部に、残留水排出装置67を所要の都度設置し、コップ給水管7、スリーウェイシリンジ12、18 、スケーラ13、マイクロモータ14、エアタービン15、16の排水管端末及び、サライバエジェクタ17、バキュームシリンジ19の吸水管端末を、それぞれ所定挿入口68に挿入してセットアップする。
【0007】
次に、すべての排水用電磁弁や排水口を開いて、同時にあるいは規定された順序で電磁弁や排水口を開いて(図示せず)残留水排出装置67内に前記各水回路内部の残留水を排出し、かつ、残留水排出装置67のタンクに貯留された前記残留水は、挿入口68に差し込まれたサライバエジェクタ17、バキュームシリンジ19の吸水管路の端末から吸引して、排水管に排出していた。
そして、前記各種水回路への給水管路は、給水元から長管により直接に、あるいは中途から、多岐管(マニホールド)を経由して分岐し、各排水器用の電磁弁の入り口に配設されていた(図示せず)。
【0008】
図1は本発明の幹線管路循環式給水及び残留水排出システムの歯科用チェアユニットの外観斜視図である。
図において、1は歯科用チェアユニット、2はチェア、3は移動用アーム、4はトレイテーブル、5は操作盤、8はスピットン洗浄用注水管、9は補助者用テーブル、10はチェア台座、11はフットコントローラ、を示す。
幹線管路循環式給水及び残留水排出システムの幹線管路はスピットン部6内に配設されており、また前記残留水排出装置67等は使用しないため、外観的には通常と変わらない。
【0009】
図2は、スピットン内部の外観斜視図である。
図において、20はコップ置台、22は給水用チューブ、23はカットフィルタ、24はバキュームタンク、25は制御部操作スイッチ、26は水量開閉調整つまみを示す。
排水はスピットン21に対して個々に空間を介して行われる。
また、幹線管路の配管は図の背面及び下部に配設される。その経路は後記図3〜5のブロック図に示す。
【0010】
図3は、本発明の幹線管路循環式給水及び残留水排出システムのブロック図である。
図において、27は排水トラップ、28は寒天印象冷却部、28’は冷却部の排水管、29は給水元、30は排出元、31は幹線管路、32は幹線排水路、34は給水用コップ、35は幹線ループの開閉電磁弁、37コップ給水用開閉電磁弁、38はスピットン注水用開閉電磁弁、39は給水用開閉電磁弁、40はバキューム用開閉電磁弁、41はバキューム用ハンドピースの開閉電磁弁、44〜48はハンドピース用開閉電磁弁、49はコップ給水管路の通水方向、50は幹線管路の通水方向、52はハンドピース管路の排水方向、53はスピットン管路の排水方向、54は冷却水管路の通水方向、55はバキューム管路の通水方向、57は合流排水管路の通水方向、59はバキューム用ハンドピースの給水方向、60は残留水、61はスピットン排水口、62は逆止弁、63は水回路切替制御部を示す。
【0011】
幹線管路31は、給水元29に直結された導水管から、スピットン注水用開閉電磁弁38、コップ給水用開閉電磁弁37、給水用開閉電磁弁39、カットフィルタ23、バキュームタンク24等のバキューム用開閉電磁弁40及び、エアタービン15、16、マイクロモータ14、スケーラ13、スリーウェイシリンジ12、18、レーザプローブ(図示せず)等の送水を伴うハンドピースの送水用各種器具の水回路を開閉するハンドピース開閉用電磁弁44〜48の入り口をすべて直列に接続している。
そしてその端部は幹線排水路32に直結され、該幹線排水路の終端は排出元30に接続されているので、全体で幹線管路のループが形成されている。
したがって、給水元29と排出元30間は1本の太い管路であるため、前記幹線ループの開閉電磁弁35を開くと、給水は遅滞なく幹線管路の通水方向50のように循環し、残留水は合流排水管路の通水方向57のように排出されると共に、清浄な給水に置換される。
【0012】
そして、前記幹線ループの開閉電磁弁35を閉じると、幹線管路31内の清浄な供給水がその位置まで常に充填される。
また、図示したようにすべての各種送水用電磁弁は、幹線管路31に並列にブランチされているため、その入り口の導水管には上記清浄な供給水が充填されており、上記導水管は短く配設されている。
【0013】
次に、前記各開閉電磁弁の出口は、前記送水用各種装置の例えば、スピットン洗浄装置(スピットン洗浄用注水管8)、コップ給水管7及び給水用チューブ22に接続され、その先端はスピットン21内に開放されているので、使用後の管あるいはチューブ内の残留水は、個々にコップ給水用開閉電磁弁37、スピットン注水用開閉電磁弁38、給水用開閉電磁弁39を開いてスピットン21内に、その先端のコップ給水管7、スピットン洗浄用注水管8、寒天印象冷却部28等の冷却部排水管28’より排出すればよく、この際、管内は清浄な水に置き換えられる。
また、吸水用装置のバキューム用開閉電磁弁40出口は、カットフィルタ23とそれに接続されているバキュームタンク24の水回路の入り口に逆止弁62を介して接続され、その終端の排水口は直接排水路32に接続されておりバキューム管路の通水方向55のように排出される。
さらに、前記スピットン21の排水口61も直接幹線排水路32に接続され、スピットン管路の排水方向53のように排出される。
【0014】
そして、エアタービン15、16、マイクロモータ14、スケーラ13、スリーウェイシリンジ12、18等の各ハンドピースの送水用各種器具の水回路を開閉するハンドピース用開閉電磁弁44〜48の出口は、各ハンドピース用チューブの基部に接続され、器具先端の吐出口はスピットン21に内に開放されているので、使用後のチューブあるいは器具内の残留水は、個々にスピットン21内にハンドピース管路の排水方向52のように吐出すればよく、この際、チューブ及び器具内は清浄な水に置き換えられる。
【0015】
吸引用器具サライバエジェクタ17、バキュームシリンジ19の残留水の処理は、バキューム用ハンドピースの開閉電磁弁41を開き、例えばうがい用コップを流用した給水用コップ34に清浄な水を満たし、前記吸引用器具の先端を入れてバキュームポンプ(図示せず)により、チューブの基部から吸引し、水をバキューム用ハンドピースの給水方向59のように前記カットフィルタ23とそれに接続されているバキュームタンク24を介して幹線排水路32に排出すればよい。
水回路切替制御部63は操作器とシーケンス回路を有し、前記各種の複数の開閉電磁弁の駆動回路に接続され所要時に作動させる。
【0016】
以上述べたように、本幹線管路循環式給水及び残留水排出システムにより、幹線管路31内の残留水は迅速に清浄な給水に置き換えられかつ管路に充填され、また各種送水装置及び送水器具は個々に迅速にかつ容易に処理できるため、歯科用チェアユニット水回路の残留水の処理は、従来に比し効率よく行うことができる。
【0017】
図4は、本発明の第1幹線管路及び第2幹線管路を有する循環式給水及び残留水排出システムのブロック図である。
図において、66は第1幹線管路、33は第2幹線管路、36は第1幹線ループの開閉電磁弁、51は第1幹線管路の通水方向、56は第2幹線管路の通水方向、64は第2幹線ループの開閉電磁弁を示す。
本ブロック図は、前記図3に示した幹線管路循環式給水及び残留水排出システムの幹線管路31を、給水元29から第1幹線管路66と、第2幹線管路33の2つの幹線ループに分けて配設し、第1幹線管路の通水方向51、第2幹線管路の通水方向56のように循環させたもので、第1幹線管路66は前記送水用装置に、第2幹線管路33は送水用器具を所属させている。
特に送水用器具の各ハンドピースの先端部は、トレイテーブル4あるいは補助者用テーブル9に配置されており、かつ給水チューブの基部があるスピットン部6からは遠い距離にある(図1)。
そして、前記ハンドピース用開閉電磁弁44〜48はトレイテーブル内にあるため、その入り口までを第2幹線管路33として前記第1幹線管路66と分けて配設すると、各種送水用器具の排水速度をより速くすることができる。
また、操作及び作用としては図3の事例と同様である。
【0018】
図5は、本発明の第1幹線管路及び第2幹線管路を有し、吸水器具の先端より吐水する循環式給水及び残留水排出システムのブロック図である。
図において、42はバキュームシリンジ用開閉電磁弁、43サライバエジェクタ用開閉電磁弁、58は吸水器具管路の排出方向、65はバキューム装置用開閉電磁弁を示す。
本ブロック図は前記図4に示したブロック図において、
吸水用装置(カットフィルタ23とそれに接続されているバキュームタンク24)の水回路の基部より分岐され、バキュームシリンジ用開閉電磁弁42とサライバエジェクタ用開閉電磁弁43を経由して、バキュームシリンジ19、サライバエジェクタ17の基部から逆向きにその先端に向けて送水し、ハンドピースの先端を吐水口として、前記スピットン21内に開放して注水する。
【0019】
上記の場合の各開閉電磁弁の動作を示す。
▲1▼、バキューム装置管路の残留水排出。
バキューム装置用開閉電磁弁65開、バキュームシリンジ用開閉電磁弁42とサライバエジェクタ用開閉電磁弁43閉とする。
▲2▼、バキュームシリンジ19及びサライバエジェクタ17の残留水排出。
バキューム装置用開閉電磁弁65閉、バキュームシリンジ用開閉電磁弁42とサライバエジェクタ用開閉電磁弁43は開とする。
▲3▼、診療時のバキューム管路の設定。
バキューム用開閉電磁弁40閉、バキュームシリンジ用開閉電磁弁42とサライバエジェクタ用開閉電磁弁43及びバキューム装置用開閉電磁弁65はそれぞれ開とする。
上記の順序は水回路切替制御部63において設定しておけばよい。
このように作動させれば、他のハンドピースと同様な操作で残留水の排水を行うことができ、従来の例えば、コップに水を満たして片手で握持し、他の片手で吸水しながら排出する操作は不要であり、簡単かつ迅速に作業することができる。
【0021】
【発明の効果】
本発明によれば次のような優れた効果を発揮することができる。
〔1〕本発明の請求項の発明によれば、
歯科用チェアユニットの水供給及び排出回路において、導水管から、スピットン洗浄、コップ給水、冷却用給水等の送水用各種装置と、カットフィルタ、バキュームタンク等の吸水用装置及び、エアタービン、マイクロモータ、スケーラ、スリーウェイシリンジ、レーザプローブ等の送水を伴うハンドピース等の送水用各種器具の水回路を開閉する電磁弁の入り口を、すべて直列に接続した水供給の幹線管路と、該管路の終端を開閉して幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、該電磁弁に接続された排水管とを備えてなり、また、前記送水用各種装置のスピットン洗浄装置及び、吸水用装置のカットフィルタ、バキュームタンクの水回路終端の排水口は直接排水管に接続され、そして、スピットン洗浄用注水管、コップ給水管、冷却用給水管及び各ハンドピース先端の吐出口はスピットン内に開放されてなるため、
本システムによれば、幹線管路の残留水は迅速に清浄な水に置き換えられかつ管路に充填され、また各種送水装置及び送水器具内の残留水は個々に迅速にかつ容易に処理でき、歯科用チェアユニット水回路の残留水の処理を効率よく行うことができる。
【0022】
〔2〕請求項の発明によれば、
操作及び作用は前項と同様であるが、幹線管路循環式残留水排出システムの幹線管路を、供給元から第1幹線管路と、第2幹線管路の2つの幹線ループに分けて配設し、第1幹線管路の通水並びに第2幹線管路の通水を循環させ、第1幹線管路は送水用装置に、第2幹線管路は送水用器具に所属させている。
特に送水用器具の各ハンドピースの先端部は、トレイテーブルあるいは補助者テーブルに配置されており、かつ給水チューブの基部があるスピットン部からは遠い距離にあり、またハンドピース用開閉電磁弁はトレイテーブル内にあるため、その入り口までを第2の幹線管路として第1幹線管路と分けて配設すると、各送水用具の排水速度をより速くすることができる。
【0023】
〔3〕請求項の発明によれば、
吸水用装置の水回路の基部より分岐されバキュームシリンジ、サライバエジェクタ等の吸水用器具の基部から逆向きに送水する開閉電磁弁と、前記吸水用器具の先端を吐水口となし、スピットン内に開放されてなるため、
順序を水回路切替制御部において設定して作動させれば、他のハンドピースと同様な操作で残留水の排水を行うことができ、従来の例えば、コップに水を満たして片手で握持し、他の片手で吸水しながら排出する等の操作は不要となり、簡単かつ迅速に作業することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の幹線管路循環式給水及び残留水排出システムの歯科用チェアユニットの外観斜視図。
【図2】スピットン内部の外観斜視図。
【図3】本発明の幹線管路循環式給水及び残留水排出システムのブロック図。
【図4】本発明の第1幹線管路及び第2幹線管路を有する循環式給水及び残留水排出システムのブロック図。
【図5】本発明の第1幹線管路及び第2幹線管路を有し吸水器具の先端より吐水する循環式給水及び残留水排出システムのブロック図。
【図6】従来の歯科用チェアユニットの残留水排出装置の外観斜視図。
【符号の説明】
1:歯科用チェアユニット 2:チェア
3:移動用アーム 4:トレイテーブル
5:操作盤 6:スピットン部
7:コップ給水管 8:スピットン洗浄用注水管
9:補助者用テーブル 10:チェア台座
11:フットコントローラ 12、18:スリーウェイシリンジ
13:スケーラ 14:マイクロモータ
15、16:エアタービン 17:サライバエジェクタ
19:バキュームシリンジ 20:コップ置台
21:スピットン 22:給水用チューブ
23:カットフィルタ 24:バキュームタンク
25:制御部操作スイッチ 26:水量開閉調整つまみ
27:排水トラップ 28:寒天印象冷却部
28’:冷却部の排水管 29:給水元
30:排出元 31:幹線管路
32:幹線排水路 33:第2幹線管路
34:給水用コップ 35:幹線ループの開閉電磁弁
36:第1幹線ループの開閉電磁弁 37:コップ給水用開閉電磁弁
38:スピットン注水用開閉電磁弁
39:給水用開閉電磁弁 40:バキューム用開閉電磁弁
41:バキューム用ハンドピースの開閉電磁弁
42:バキュームシリンジ用開閉電磁弁
43:サライバエジェクタ用開閉電磁弁
44〜48:ハンドピース用開閉電磁弁
49:コップ給水管路の通水方向 50:幹線管路の通水方向
51:第1幹線管路の通水方向 52:ハンドピース管路の排水方向
53:スピットン管路の排水方向 54:冷却水管路の通水方向
55:バキューム管路の通水方向 56:第2幹線管路の通水方向
57:合流排水管路の通水方向 58:吸水器具管路の排出方向
59:バキューム用ハンドピースの給水方向
60:残留水 61:スピットン排水口
62:逆止弁 63:水回路切替制御部
64:第2幹線ループの電磁弁 65:バキューム装置用開閉電磁弁
66:第1幹線管路 67:残留水排出装置
68:挿入口

Claims (3)

  1. 歯科用チェアユニットの水供給及び排出回路において、
    導水管から、スピットン洗浄装置、コップ給水装置、冷却用給水装置等の送水用各種装置と、カットフィルタ、バキュームタンク等の吸水用装置及び、
    エアタービン、マイクロモータ、スケーラ、スリーウェイシリンジ、レーザプローブ等の送水を伴うハンドピース等の送水用各種器具の水回路を開閉する電磁弁の入り口を、すべて直列に接続した水供給の幹線管路と、
    該管路の終端を開閉して幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、
    該電磁弁に接続された排水管とを備えてなり、
    また、前記送水用各種装置のスピットン洗浄装置及び、吸水用装置のカットフィルタ、バキュームタンクの水回路終端の排水口は直接排水管に接続され、
    前記、スピットン洗浄装置の注水管、コップ給水装置の給水管、冷却用給水装置の給水管及び各ハンドピース先端の吐出口はスピットン内に開放されてなることを特徴とする幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
  2. 歯科用チェアユニットの水供給及び排出回路において、
    導水管から、スピットン洗浄装置、コップ給水装置、冷却用給水装置等の送水用各種装置と、カットフィルタ、バキュームタンク等の吸水用装置の水回路を開閉する電磁弁の入り口を直列に接続した水供給の第1の幹線管路と、
    該管路の終端を開閉して第1幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、
    該電磁弁に接続された排出管とを備えてなり、
    また、前記送水用各種装置のスピットン洗浄装置及び吸水用装置のカットフィルタ、バキュームタンクの終端の排水口は直接排水管に接続され、
    さらに、導水管からエアタービン、マイクロモータ、スケーラ、スリーウェイシリンジ、レーザプローブ等の送水を伴うハンドピースの各種送水器具の水回路を開閉する電磁弁の入り口をすべて直列に接続した水供給の第2の幹線管路と、
    前記管路の終端を開閉して第2の幹線管路内の残留水を排出した後、清浄な水を充填する排水及び充填用電磁弁と、該電磁弁に接続された排出管とを備えてなり、
    また、前記第2の幹線管路に接続され送水を開閉する各種送水器具用電磁弁と、そして、前記送水器具先端の吐水口は、それぞれスピットン内に開放されてなることを特徴とする歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
  3. 吸水用装置の水回路の基部より分岐されバキュームシリンジ、サライバエジェクタ等の吸水用器具の基部から逆向きに送水する開閉電磁弁と、前記吸水用器具の先端を吐水口となし、スピットン内に開放されてなることを特徴とする請求項1又は2に記載の歯科用幹線管路循環式給水及び残留水排出システム。
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