JP4158020B2 - キャリブレーション装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、最大起き上がり角度について具体的使用環境に合わせたキャリブレーションをユーザーが容易に行えるキャリブレーション装置、方法及びプログラムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、自動車とデジタル技術の普及に伴い、カーナビゲーションに代表される車載機器の技術が急速に進歩している。例えばカーナビゲーションは、道路や地図のデータを予め備え、刻々と検出する自車位置を周辺地図と共に表示したり、指定された目的地への最適な経路を計算し、それに沿って進行方向等の誘導案内を出力するものである。このような車載機器では、CDやDVDの再生やテレビ受信等を行うカーオーディオシステムとの統合も進み、メール送受信などを行ういわばオートPC(パーソナルコンピュータ)への進化も待望されている。
【0003】
本出願人は、このような車載機器の一つのタイプとして、図3〜図6に示すように、液晶等の表示パネル3を本体ユニット1内に収納可能なものを提案している(例えば、特許文献1参照)。また、このタイプの車載機器のブロック図を図7に例示する。このタイプは典型的には(図4〜図6)、本体ユニット1に設けた左右の支持アーム2が、表示パネル3左右下端を支持し、図7に示すモータ51,52を駆動源として、表示パネル3を動かす。
【0004】
具体的には、表示パネル3は、使わないときは本体ユニット1内に水平状態で格納され(図3)、この状態が初期状態で「収納状態」と呼ぶ。表示パネル3は、電源オンなどの使用開始時には、収納状態から、本体ユニット1の外へ水平状態で移動され(図4)、この位置を「起き上がり開始位置」と呼ぶ。さらに、図5の起き上がり動作を経て図6の状態へ起き上がる。このときの表示パネル3の角度を「起き上がり最大角度」と呼ぶ。また、電源オフなどで用済みになれば表示パネル3は逆の動作で収納される。
【0005】
なお、起き上がっていた表示パネル3が逆に倒れてゆく動作を起き下がりと呼ぶこととする。これらの動作が全自動(フルオート)であることから、このタイプの車載機器においてこれらの動作を行う機構部分は「フルオートメカ」とも呼ばれる。
【0006】
このタイプの車載機器では、図7のブロック図に示すように、水平方向動作用のモータ51と起き上がり動作用のモータ53があり、水平移動と起き上がりに関わる各部材の位置や角度に連動して回転する半固定ボリュームのA/D値(アナログからデジタルに変換された値)により、機構の各部分の位置や角度をリアルタイムに取得する。A/D値は、例えば8ビットの符号無し整数データであれば、1〜256という256ステップのいずれかの値として得られる。
【0007】
そして、上記のようなフルオートメカの動作(単にメカ動作とも呼ぶ)では、動作の基準となる位置と角度がいくつかあり、具体的には、水平方向動作については、収納状態の位置(図3、CLOSE位置と呼ぶ)、起き上がり開始位置(図4、OPEN位置と呼ぶ)がある。起き上がり/起き下がり動作については、図4の水平角度と、起き上がり/起き下がり角度における最大起き上がり角度(図6)がある。したがって、各動作の際にA/D値がそれらの値に達すればその動作はそこまでで停止させ、次の段階の動作や処理に移行しなければならない。
【0008】
ところが、これらの位置や角度は、各部材の形状や半固定ボリュームの取付角度の誤差やその相乗作用等により、個々の機体ごとに微妙な差異がある。このため、それぞれの動作のための限界値、例えば「これ以上は起き上がる事は出来ない」という最大起き上がり角度などを一様に定義する事はできず、生産時に一台ずつ行なわれるキャリブレーションと呼ばれる操作によって検出し、その値をメモリに書き込んでいる。この場合のメモリとしては、例えばバックアップ付きのメモリやEEPROM(E2PROMとも表す)などが用いられる。そして、フルオートメカを持つ車載機器のセットは、起動時にメモリからその値を読み込み、メカ動作のための限界値として用いる。
【0009】
ここで、キャリブレーションとは,通常のメカ動作における電圧(例えば9Vもしくは8V)よりも低い電圧(例えば7V)で、「機構的にこれ以上動けずに停止した状態」、例えばこれ以上起き上がれないという位置まで動作させて、その値を読み取ってメモリに記録する操作である。ある動作で停止したかどうかについては、例えば、A/D値として0.5秒間連続で5ステップ以内(5/256)の値が入力された場合、停止していると判断する。
【0010】
このようなキャリブレーションの一連の流れを、図8のフローチャートに示す。なお、キャリブレーション操作は、水平位置を検出する際に土台となる特別な冶具に車載機器をセットする必要があるため、実車に取り付けた後で行うことは不可能である。また、キャリブレーションは、例えば、生産工程で製品外部から専用の制御信号やプログラムを与えて行う。このように従来から出荷にあたり行っていたキャリブレーションを出荷用初期キャリブレーションと呼ぶこととする。
【0011】
【特許文献1】
特開平11−257974(図8)
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、出荷用初期キャリブレーションにより検出された最大起き上がり角度は、フルオートメカ単体としてのものであり、実車に取り付けた場合、車種によっては表示パネルが起き上がる際に、背後のセンターコンソール部に接触したり、ユーザーがその後、角度調節操作をする度に同様に接触する場合があった。これにより、モータ等の駆動機構に無理や異音が生じたり、表示パネルが車両の振動でセンターコンソール部に繰り返し繰り返しぶつかっていわゆるビビリ音が生じるなどの問題があった。
【0013】
本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決するために提案されたもので、その目的は、最大起き上がり角度について具体的使用環境に合わせたキャリブレーションをユーザーが容易に行えるキャリブレーション装置、方法及びプログラムを提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、請求項1の発明は、表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーション装置において、所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行う手段をコンピュータの制御処理により実現することを特徴とする。すなわちそのユーザーキャリブレーション動作は(1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、(2)表示パネルが停止状態になったことを検出し、(3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存する。
【0015】
請求項3の発明は、請求項1の発明を方法という見方から捉えたもので、表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーション方法において、所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行う処理をコンピュータが行うことを特徴とする。すなわちそのユーザーキャリブレーション動作は、(1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、(2)表示パネルが停止状態になったことを検出し、(3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存する。
【0016】
請求項5の発明は、請求項1,3の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーションプログラムにおいて、そのプログラムはコンピュータを制御することにより、所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行わせることを特徴とする。すなわち、そのユーザーキャリブレーション動作は、(1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、(2)表示パネルが停止状態になったことを検出させ、(3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存させる。
【0017】
請求項2の発明は、請求項1記載のキャリブレーション装置において、前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームのA/D値により判断することを特徴とする。
【0018】
請求項4の発明は、請求項2の発明を方法という見方から捉えたもので、請求項3記載のキャリブレーション方法において、前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームから提供されるA/D値により判断することを特徴とする。
【0019】
請求項6の発明は、請求項2,4の発明をコンピュータのプログラムという見方から捉えたもので、請求項5記載のキャリブレーションプログラムにおいて、そのプログラムは前記コンピュータに、前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームから提供されるA/D値により判断させることを特徴とする。
【0020】
本発明では、実車への取り付け後も、最大起き上がり角度検出のためのキャリブレーションをユーザーが行えるので、当たる個所や駆動機構の傷みや異音が防止される。
【0021】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態(以下「実施形態」と呼ぶ)について図面を参照して具体的に説明する。なお、本実施形態は、コンピュータをプログラムで制御することにより実現できるが、この場合のハードウェアやプログラムの実現態様は各種変更可能であるから、以下の説明では、本発明及び本実施形態の各機能を実現する仮想的回路ブロックを用いる。
【0022】
〔1.構成〕
本実施形態は、表示パネル3が本体ユニット1に対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動されるフルオートメカ5を備えた車載装置と一体のキャリブレーション装置(以下「本装置」と呼ぶ)であり、この点は図3〜8に示した従来例と共通する。
【0023】
また、図1は本装置のブロック図であり、本装置では、制御処理部6が、E2PROMに保存されている設定値に基き、フルオートメカ5の制御を含む情報処理を行う。この制御処理部6では、制御マイコンと図示しないプログラム7が、操作に基く全体制御部71と、フルオートメカ動作制御部72を実現し、入出力手段8を通じた入出力も行う。これらの点も従来例と共通する。
【0024】
一方、本実施形態では、以下のように作用するユーザーキャリブレーション部73が新設されている点が、図7に示した従来例と異なる。
【0025】
〔2.作用〕
本実施形態では、取り付ける車種により、出荷用初期キャリブレーションで設定された最大起き上がり角度では、起き上がり動作中にパネルがセンターコンソール部に接触してしまう場合、取付後でもユーザーは、所定の操作によりユーザーキャリブレーション部73に、出荷用初期キャリブレーションとは異なるユーザーキャリブレーションを行わせることができる。
【0026】
ユーザーキャリブレーションは、個別具体的な車載環境下での最大起き上がり可能角度のみを検出し,E2PROMなどのメモリに上書きするものである。すなわち、操作に基く全体制御部71は、所定の操作を受け付けるとユーザーキャリブレーション部73を起動し、起動されたユーザーキャリブレーション部73は、下記のユーザーキャリブレーション動作を行う。
(1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネル3が起き上がっていない状態から表示パネル3の起き上がり動作を開始させ、
(2)表示パネル3が停止状態になったことを検出し、
(3)そのときの表示パネル3の角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度92としてE2PROMに保存する。
【0027】
また、表示パネル3の角度は、表示パネル3の角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームのA/D値により判断する。
【0028】
ここで、本実施形態におけるユーザーキャリブレーションの処理手順を図2のフローチャートに示す。この手順では、ユーザーキャリブレーションがスタートすると(ステップ01)収納状態(ステップ02〜03)かつ所定の低電圧モードから(ステップ04)表示パネルを水平に送り出すOPEN動作を開始し(ステップ05)、停止状態(ステップ06)、起き上がり動作開始(ステップ07)を経て、表示パネル3が停止状態になると(ステップ08)そのときの表示パネル3の角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネル3のその後の動作における最大起き上がり角度としてE2PROMに保存する(ステップ09)。
【0029】
さらに、起き下がり動作を開始し(ステップ10)、停止状態(ステップ11)を経て、表示パネルを水平に取り込むCLOSE動作を開始し(ステップ12)、停止状態になると終了する(ステップ13)。
【0030】
このようなユーザーキャリブレーションでは、図8に示した従来からの出荷用初期キャリブレーションと比べ、各動作で停止状態になるたびに行っていたE2PROMへの位置保存を、最大起き上がり位置を検出した時(ステップ09)にのみ行なう。このように、本実施形態におけるユーザーキャリブレーションについては、水平状態の角度の検出と保存を行なわないので、水平を決めるための治具は不要であり、実車への取り付け後も行なう事ができる。
【0031】
また、従来からの出荷用初期キャリブレーションでは、メカ保護のため、検出した最大起き上がり角度から所定のオフセット値を引いてうえでメモリに書き込むが、本実施形態におけるユーザーキャリブレーションでは、表示パネル3が車体振動で繰り返しセンターコンソール部に繰り返しぶつかって生じるいゆわるビビリ音を防ぐため、検出された最大起き上がり角度から、出荷用初期キャリブレーションでのオフセット値よりも大きな所定のオフセット値(余裕値)を差し引いてメモリに記憶させる。
【0032】
具体的には、出荷用初期キャリブレーションでのオフセット値の1.5〜2.5倍、とりわけ2倍が望ましく、例えば出荷用初期キャリブレーションでのオフセット値が10ステップの場合、20ステップを差し引くが、具体的な数値は自由に定めてよい。
【0033】
〔3.効果〕
以上のように、本実施形態では、実車への取り付け後も、最大起き上がり角度検出のためのキャリブレーションをユーザーが行えるので、当たる個所や駆動機構の傷みや異音が防止される。
【0034】
すなわち、本実施形態では、ユーザーキャリブレーション時のみ、表示パネルは、最大起き上がり可能角度検出のためセンターコンソール部に接触するが、それ以降の通常操作では接触することがない。そして、それにより設定された最大起き上がり可能は、再度のユーザーキャリブレーションまでは、あらゆる動作に適用されるので、もちろん、ユーザーがパネルの角度調節を行なっても、同様に表示パネルはセンターコンソール部に接触しない範囲で動作することになる。
【0035】
特に、多機能なオートPCのように2DIN+フルオートメカの構成を持つような車載機器では,出荷用初期キャリブレーションだけでは背後のセンターコンソール部に接触するケースも多いと思われるため、本実施形態におけるユーザーキャリブレーションは特に実益が大きい。
【0036】
なお、「DIN」はドイツの工業規格(Douche Industrial Norm)で縦50mm横178mmのものであり、カーステレオユニット等の機器においてDIN1つ分のサイズのものを1DIN(ワンディン)、縦2つ分のサイズのものを2DIN(ツーディン)と呼ぶ。
【0037】
〔4.他の実施形態〕
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、次に例示するような他の実施形態も含むものである。例えば、上記実施形態では、ユーザーキャリブレーションは、所定の操作で開始される例を示したが、出荷後の最初の電源オンの際に自動で一度行われるようにしてもよい。また、上記実施形態や各図に示した構成や処理手順は一例に過ぎず、適宜変更して実施可能である。
【0038】
【発明の効果】
以上のように、この発明によれば、最大起き上がり角度について具体的使用環境に合わせたキャリブレーションをユーザーが容易に行えるキャリブレーション装置、方法及びプログラムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態の構成を示す機能ブロック図。
【図2】本発明の実施形態におけるユーザーキャリブレーションの処理手順を示すフローチャート。
【図3】フルオートメカにおける表示パネルの収納状態を示す図。
【図4】フルオートメカにおける表示パネルの水平状態を示す図。
【図5】フルオートメカにおける表示パネルの起き上がり途中の状態を示す図。
【図6】フルオートメカにおける表示パネルの最大起き上がり角度の状態を示す図。
【図7】従来のフルオートメカを用いた車載機器の構成を示すブロック図。
【図8】従来のフルオートメカを用いた車載機器において、出荷用初期キャリブレーションの処理手順を示すフローチャート。
【符号の説明】
1…本体ユニット
2…支持アーム
3…表示パネル
5…フルオートメカ
6…制御処理部
7…制御マイコンとプログラム
71…操作に基く全体制御部
72…フルオートメカ動作制御部
73…ユーザーキャリブレーション部
8…入出力手段
92…起き上がり最大角度
C…出荷用初期キャリブレーション部

Claims (6)

  1. 表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーション装置において、
    所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行う手段をコンピュータの制御処理により実現することを特徴とするキャリブレーション装置。
    (1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、
    (2)表示パネルが停止状態になったことを検出し、
    (3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存する。
  2. 前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームのA/D値により判断することを特徴とする請求項1記載のキャリブレーション装置。
  3. 表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーション方法において、
    所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行う処理をコンピュータが行うことを特徴とするキャリブレーション方法。
    (1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、
    (2)表示パネルが停止状態になったことを検出し、
    (3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存する。
  4. 前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームから提供されるA/D値により判断することを特徴とする請求項3記載のキャリブレーション方法。
  5. 表示パネルが本体ユニットに対し、収納された状態と、水平に引き出されている状態と、起き上がった状態と、に所定の駆動源により駆動される車載装置のキャリブレーションプログラムにおいて、
    そのプログラムはコンピュータを制御することにより、所定の操作を受けて下記のユーザーキャリブレーション動作を行わせることを特徴とするキャリブレーションプログラム。
    (1)所定の低電圧モードで、かつ表示パネルが起き上がっていない状態から表示パネルの起き上がり動作を開始させ、
    (2)表示パネルが停止状態になったことを検出させ、
    (3)そのときの表示パネルの角度から所定の余裕値を差し引いた角度を表示パネルのその後の動作における最大起き上がり角度として保存させる。
  6. そのプログラムは前記コンピュータに、
    前記表示パネルの角度は、表示パネルの角度に連動して回転するように設けられた半固定ボリュームから提供されるA/D値により判断させることを特徴とする請求項5記載のキャリブレーションプログラム。
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