JP4378200B2 - 車載機器制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の走行時に映像表示又は操作を規制等する車載機器制御装置、車載機器制御方法、そのプログラム、及びその記録媒体に関する。
例えば車載型テレビジョンセットやナビゲーション装置等の映像表示部や操作部を備えた車載機器にあっては、安全運転の確保を図るため、車両の走行時には映像表示や一部の操作を規制し、車両の停車時に限り映像表示や操作を可能にする車載機器制御装置が設けられている。
従来の車載機器制御装置では、パーキングブレーキ(いわゆるサイドブレーキ)のオンオフ状態のみを検出することで、車両が走行中か停車中かを検出し、車載機器を制御する方式のものがある。
しかし、この方式では、例えば改造等によりパーキングブレーキのオンオフ状態を検出する検出ラインが車体アースに接続されると、車両が停車中又は走行中であっても常に停車中(パーキングブレーキをかけた状態)として検出されるため、車両の走行中に映像表示や操作の規制が解除されてしまうという問題を生じる。
そこで、この問題に対処するための車載機器制御装置を備えた車載用画像表示装置として、特開2000−172195号公報に開示されている。
この車載用画像表示装置は、車両のアクセサリ電源スイッチ(ACCスイッチ)がオン操作されて起動すると、車両が停車している際に、同公報の図2に示されているステップS104〜S113の処理を行うことによって、パーキングブレーキとフットブレーキとが所定の順序でオンオフ操作されたか否かの判断を行い、更にその判断結果に基づいて検出ラインが車体アースに接続されることなく適切に接続されていると判断すると、ステップS114,S115において映像表示や操作の規制を解除することとしている。
そして、検出ラインが適切に接続されていると判断した後は、ステップS103,S116〜S119において、パーキングブレーキがオン状態となれば、車両が停車中であると判断して映像表示や操作を可能にし(ステップS117)、パーキングブレーキがオフ状態となれば、車両が走行中であると判断して映像表示や操作を規制することとしている(ステップS118)。
特開2000−172195号公報
ところで、上述したように、特開2000−172195号公報に開示されている車載用画像表示装置は、車両の走行状態又は停車状態、すなわち車両の走行中又は停車中の状態を検出するための検出ラインが不正に改造された場合、走行中に映像表示や操作の規制を解除してしまうことを防止するため、アクセサリ電源スイッチがオン操作されて起動した後、運転者等のユーザにパーキングブレーキとフットブレーキとを所定の順序でオンオフ操作してもらうことで、パーキングブレーキの検出ラインが適切に接続されているか否かのいわゆる確認処理を実施している。そして、検出ラインが適切に接続されていることを確認した後、検出ライン上の検出信号に基づいて車両の走行状態又は停車状態を検出し、表示規制又は表示規制の解除を行うこととしている。
このため、ユーザは、映像を表示させるべく、アクセサリ電源スイッチをオン操作して車載用画像表示装置を起動させる度に、パーキングブレーキとフットブレーキとを所定の順序でオンオフ操作しなければならず、操作性が良好でないという問題がある。
また、車載用画像表示装置の映像表示を観るためには、たとえ停車中であっても、パーキングブレーキを一旦解除する操作(オフ操作)を行わなければならないため、このパーキングブレーキの解除によって車両の安全性が確保されなくなるという問題もある。
更に、フットブレーキのオンオフ状態を検出するための検出ラインを敷設する必要があることから、検出ラインのコストや取付けコストがかかり、また、検出ラインの取付性が良好でないという問題もある。
そこで、本発明は、こうした従来の課題に鑑みてなされたものであり、ユーザにとって良好な操作性が得られる車載機器制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、例えば車両の走行状態や停車状態を検出するための検出ラインが不適切に配線された場合等、車載機器が適正に車両に取付けられていない場合を検出することが可能な車載機器制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、例えば車両の走行状態や停車状態を検出するための検出ラインを改造等により不適切に配線接続する等の行為、すなわち車載機器を適正に車両に取付けない行為を止めさせることを可能にする車載機器制御装置を提供することを目的とする。
また、本発明は、車載機器を正規の状態で使用するユーザにとって、運転の安全性を確保することができ、また、車載機器の操作性、取付性、コスト等の面で良好な車載機器制御装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制する車載機器制御装置において、前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出する電源状態検出手段と、前記車両の走行状態と停車状態を検出する車両状態検出手段と、前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記電源状態検出手段が検出する際に計数動作を行い、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記車両状態検出手段が検出する際にリセット動作を行う計数手段と、前記車両状態検出手段の検出結果と前記計数手段の計数値とに基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御する制御手段と、を具備することを特徴とする。
請求項11に記載の発明は、車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制する車載機器制御方法において、前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出する電源状態検出工程と、前記車両の走行状態と停車状態を検出する車両状態検出工程と、前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記電源状態検出工程において検出すると該検出に際して計数動作を行い、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記車両状態検出工程において検出すると該検出に際して前記計数した計数値をリセットする計数工程と、前記車両状態検出工程において検出した検出結果と前記計数工程において計数又はリセットした計数値に基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御する制御工程と、を具備することを特徴とする。
請求項12に記載の発明は、コンピュータに、車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制させるプログラムであって、前記コンピュータに、前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出させる電源状態検出ステップと、前記コンピュータに、前記車両の走行状態と停車状態を検出させる車両状態検出ステップと、前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記コンピュータが前記車両状態検出ステップによって検出すると、該検出に際して計数動作を行わせ、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記コンピュータが前記電源状態検出ステップによって検出すると、該検出に際して前記計数した計数値をリセットさせる計数ステップと、前記車両状態検出ステップによって検出させた検出結果と前記計数ステップによって計数又はリセットさせた計数値に基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御させる制御ステップと、を具備することを特徴とする。
請求項13に記載の発明に係る記録媒体は、請求項12に記載のプログラムを記録していることを特徴とする。
発明を実施するための最良の形態について図1を参照して説明する。
なお、図1(a)は、本実施形態の車載機器制御装置の構成を表したブロック図、図1(b)は、この車載機器制御装置の機能を説明するための図である。
図1(a)において、この車載機器制御装置1は、計数部2、制御部3、電源状態検出部4、車両状態検出部5を備えて構成されている。
電源状態検出部4は、この車載機器制御装置1の制御対象となっている車載機器が電源投入された状態(電源オン状態)か、電源遮断された状態(電源オフ状態)か、を検出し、その検出結果としての電源状態検出信号S1を計数部2側に出力する。
例えば、電源状態検出部4は、車両に設けられているアクセサリ電源スイッチ(ACCスイッチ)に検出ラインLN1を介して接続され、検出ラインLN1上に生じるオンオフ信号Saに基づいてACCスイッチのオン操作とオフ操作されたことを検出することにより、ACCスイッチを介して車載バッテリから電源供給を受ける車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出する。
車両状態検出部5は、車両が走行状態にあるか、停車状態にあるか、を検出し、その検出結果としての車両状態検出信号S2を計数部2と制御部3側に出力する。
例えば、車両状態検出部5は、車両に設けられているパーキングブレーキや車速センサ等に検出ラインLN2を介して接続され、検出ラインLN2上に生じるオンオフ信号Sbに基づいてパーキングブレーキがオンオフ操作されたことを検出することによって車両の走行状態と停車状態を検出したり、検出ラインLN2上に生じる車速センサからの車速パルスSbに基づいて、車両の走行状態と停車状態を検出する。
計数部2は、電源状態検出信号S1に基づいて計数動作を行い、車両状態検出信号S2に基づいてリセット動作する例えばリセッタブルカウンタ等で形成され、計数値NUMを制御部3側へ出力する。
なお、計数部2は、計数動作に際して1ずつカウントアップするリセッタブルカウンタ等でもよいし、計数動作に際して1ずつカウントダウンするリセッタブルカウンタ等でもよい。また、1ずつカウントアップやカウントダウンするリセッタブルカウンタ等に限らず、所定数ずつカウントアップやカウントダウンするリセッタブルカウンタ等であればよい。
そして、計数部2は、車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に切り替えられる際に生じる電源状態検出信号S1の変化に同期して計数動作を行い、車両が走行状態から停車状態となったときに生じる車両状態検出信号S2の変化に同期してリセット動作することにより、計数動作又はリセット動作の結果である計数値NUMを出力する。
したがって、電源状態検出信号S1が変化し車両状態検出信号S2は変化しない状態が継続すると、計数部2は、電源状態検出信号S1の変化した回数を計数することによって計数値NUMを変化させていき、また、車両状態検出信号S2が変化すると、リセット動作を行うことによって計数値NUMを例えば「0」に初期化する。
制御部3は、例えばマイクロプロセッサ(MPU)やデジタルシグナルプロセッサ(DSP)や論理演算回路等の演算機能を有する回路で形成されており、計数値NUMと車両状態検出信号S2とに基づいて、車載機器の映像表示又は操作を制御するための制御信号Scntを出力する。
より詳細に述べると、制御部3は、予め決められた異常検出用の閾値Kと計数値NUMとを逐一比較し、更にその比較結果と車両状態検出信号S2とを次に述べる〈処理1〉〈処理2〉〈処理3〉〈処理4〉に基づいて逐一解析することにより、図1(b)に示すように、車載機器の映像表示や操作を規制すべき旨の判断、又は車載機器の映像表示や操作の規制を解除すべき旨の判断を行い、その判断結果を示す制御信号Scntを出力して、車載機器を制御する。
なお、閾値Kは、計数部2がリセット動作してから少なくとも2回以上計数動作したときの計数値NUM、すなわち値「2」以上に設定されている。
図1(b)では、計数部2が1ずつカウントアップするリセッタブルカウンタで形成され、閾値Kが値「3」に決められている場合を例示している。また、車載機器の映像表示や操作を規制することを「表示規制」、車載機器の映像表示や操作の規制を解除することを「表示規制解除」として示している。
〈処理1〉
制御部3は、計数値NUMが閾値K未満の値、且つ車両状態検出信号S2が車両の走行状態を示しているときには、車両が走行状態にあると判断して、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力し、車載機器に表示規制を行わせる。
したがって、図1(b)において、計数値NUMが閾値K(すなわち、値「3」)未満の時、且つ車両状態検出信号S2が車両の走行状態を示しているときには、車載機器に表示規制を行わせる。
〈処理2〉
制御部3は、計数値NUMが閾値K未満の値、且つ車両状態検出信号S2が車両の停車状態を示しているときには、車両が停車中の状態にあると判断して、表示規制を解除すべき旨の制御信号Scntを出力することにより、表示規制を行っている車載機器に表示規制を解除させ、また、映像表示等を行っている車載機器に対しては映像表示等を継続させる。
したがって、図1(b)において、計数値NUMが閾値K(すなわち、値「3」)未満の時、且つ車両状態検出信号S2が車両の停車状態を示しているときには、車載機器に表示規制を解除させ、また、映像表示等を行っている車載機器に対しては映像表示等を継続させる。
〈処理3〉
制御部3は、計数値NUMが閾値K以上の値、且つ車両状態検出信号S2が車両の走行状態を示しているときには、車両が走行状態であると判断して、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力する。更に、検出ラインLN2が適切に接続されていない等の異常が発生していると判断し、表示規制に加えて警告を行うための制御信号Scntを出力する。
したがって、図1(b)において、計数値NUMが閾値K(すなわち、値「3」)に達しており、且つ車両状態検出信号S2が車両の走行状態を示しているときには、車載機器に表示規制を行わせる他、警告を行う。
そして、制御部3は、警告に対してユーザが車載機器を適正に取り付ける等の措置を行うことで異常の発生原因を取り除くと共に、所定の入力操作を行って所定の入力信号Sargを入力すると、表示規制と警告を解除して、〈処理1〉〜〈処理4〉に基づく解析動作を開始する。
〈処理4〉
制御部3は、計数値NUMが閾値K以上の値、且つ車両状態検出信号S2が車両の停車状態を示しているときには、検出ラインLN2が適切に接続されていない等の異常が発生していると判断し、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力する。更に、表示規制に加えて警告を行うための制御信号Scntを出力する。
したがって、図1(b)において、計数値NUMが閾値K(すなわち、値「3」)に達しており、且つ車両状態検出信号S2が車両の停車状態を示しているときには、車載機器に表示規制を行わせる他、警告を行う。
そして、制御部3は、警告に対してユーザが車載機器を適正に取り付ける等の措置を行うことで異常の発生原因を取り除くと共に、所定の入力操作を行って所定の入力信号Sargを入力すると、表示規制と警告を解除して、〈処理1〉〜〈処理4〉に基づく解析動作を開始する。
次に、かかる構成を有する本車載機器制御装置1の動作を説明する。
まず、改造等が行われず車載機器が適正に車両に取り付けられている場合には、ACCスイッチがオンオフ操作されるのに従って、電源状態検出信号S1が変化し、更に車両状態検出部5から出力される車両状態検出信号S2も、車両の走行状態又は停車状態に従って変化する。
そのため、計数部2は、電源状態検出信号S1の変化に従って計数動作しても、車両状態検出信号S2が車両の走行状態から停車状態に変化したときにリセット動作を行う。これにより、計数値NUMを閾値Kに達する前に初期化することとなる。
つまり、図1(b)に例示したように、計数値NUMは、車両が実際に走行状態から停車状態となったときに値「0」となる。
このため、ユーザがACCスイッチをオン操作して車両を走行させると、制御部3が上述の〈処理1〉を行うことによって車載機器に表示規制を行わせ、また、ユーザが車両を停車させると、制御部3が上述の〈処理2〉を行うことによって車載機器に表示規制を解除させ、ユーザが車載機器に映像表示を行わせたり操作することを可能にする。
一方、改造等によって車載機器が適正に車両に取り付けられていない場合には、車両状態検出信号S2が車両の走行状態と停車状態に応じて変化しなくなる。
そして、計数部2は、車両状態検出信号S2が車両の走行状態から停車状態に変化したときのその変化の時点においてリセット動作することから、車両の走行状態と停車状態に応じて変化しない車両状態検出信号S2が供給されてもリセット動作を行わず、ユーザが車載機器を電源オフ状態から電源オン状態にする度に電源状態検出信号S1が変化するのに従って計数動作を行うことにより、計数値NUMが閾値Kに次第に近づいていき、最終的に閾値Kと等しい値に到達する。
そして、計数値NUMが閾値Kに達すると、図1(b)に例示したように、制御部3が上述の〈処理3〉又は〈処理4〉を行うことによって異常の発生を検出し、更に表示規制と警告を行うことにより、ユーザに異常の発生を提示すると共に、車載機器を適正に車両に取り付ける等の改善のための処置を行うよう促す。
以上説明したように、この車載機器制御装置1は、改造等が行われず車載機器が適正に車両に取り付けられている場合には、車両が走行中のときには表示規制を行い、車両が停車中のときには表示規制を解除することから、車両の実際の走行状態と停車状態に即応したいわゆるインターロック制御を行うことができ、ユーザの運転の安全を確保することができる。
また、改造等が行われず車載機器が適正に車両に取り付けられている場合には、車両が停車状態のときに、ユーザが車載機器を電源オフ状態から電源オン状態にして映像表示を行わせ又操作を行う際、従来技術のようなパーキングブレーキを一旦解除するための操作を行う必要がなく、自動的に表示規制を解除する。これにより、ユーザは車両を停車状態にするだけで、車載機器に映像表示を行わせたり操作を行うことができるため、良好な操作性を提供することができ、また、車両の安全性を確保することができる。
また、特別な検出ラインを敷設する必要がないため、車載機器の操作性、取付性、コスト等の面で良好な車載機器制御装置を提供することができる。
また、改造等によって車載機器が適正に車両に取り付けられていない場合には、計数部2がリセット動作を行わず、ユーザが車両を走行させる際に車載機器を電源オフ状態から電源オン状態にする度に電源状態検出信号S1の変化に従って計数動作を行うことにより、計数値NUMが最終的に閾値Kと同じ値に到達することとなり、この閾値Kと同じ値になったことを制御部3が検出して表示規制を行う。このため、本車載機器制御装置1によれば、車載機器が適正に車両に取り付けられていない等の異常事態を見過ごすことなく、運転の安全を確保すべく、表示規制を行うためのいわゆるインターロック制御を行うことができる。
更に、制御部3が上述の〈処理3〉又は〈処理4〉において、表示規制に加えて警告を行うので、ユーザに異常の発生を提示し、改善のための処置を行うよう促すことができる。更に、警告に対してユーザが適正な処置を講じない場合には、表示規制を解除せず、更に警告を継続するので、例えば検出ラインを改造等により不適切に配線接続する等の行為を止めさせ、車載機器を適正に車両に取り付けるように促すことができる。
なお、以上に説明した本実施形態では、車載機器制御装置1をいわゆるハードウェアで構成する場合を説明したが、計数部2、制御部3、電源状態検出部4、車両状態検出部5の機能をコンピュータプログラムで実現し、該コンピュータプログラムをマイクロプロセッサに実行させるようにしてもよい。
次に、より具体的な第1の実施例を図2〜図6を参照して説明する。
図2は、本実施例の車載機器制御装置の構成を表したブロック図であり、図1(a)と同一又は相当する部分を同一符号で示している。
図3及び図4は、本実施例の車載機器制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。
図5及び図6は、この車載機器制御装置の動作例及び効果を説明するためのタイミングチャートである。
図2において、この車載機器制御装置1は、図1(a)に示した計数部2に相当するエッジトリガ型のリセッタブルカウンタ2と、制御部3に相当するマイクロプロセッサ(MPU)等で形成された制御回路3と、電源状態検出部4に相当するチャタリング吸収回路4と、車両状態検出部5に相当するチャタリング吸収回路5とを備えて構成されている。
チャタリング吸収回路4は、車両に設けられているACCスイッチ6と検出ラインLN1を介して接続され、検出ラインLN1上に生じるオンオフ信号Saに基づいてACCスイッチ6のオンオフ動作を検出する。更に、チャタリング吸収回路4は、ローパスフィルタを有しており、ACCスイッチ6がオンオフ操作される際にACCスイッチ6から発生するオンオフ信号Sa中のチャタリングノイズを該ローパスフィルタで吸収することにより、チャタリングノイズを除去した電源状態検出信号S1を生成して、リセッタブルカウンタ2の入力端子(いわゆるクロック入力端子)に供給する。これにより、ACCスイッチ6を介して車載バッテリから電源供給を受ける車載機器8の電源オン状態と電源オフ状態を示す電源状態検出信号S1をリセッタブルカウンタ2に供給する。
ここで、ACCスイッチ6は、一般に車両によって異なった構造を有しているが、例えば図示するように、アクセサリ電源を遮断するための端子(OFF端子)が車体アースと同電位のグランド端子GNDに接続され、アクセサリ電源を投入するための端子(ON端子)が抵抗R1を介して電源Vccに接続されている。
そして、ユーザがACCスイッチ6をON端子側へオン操作すると、電源Vccとほぼ同電圧の論理“H”となる電源状態検出信号S1、すなわち電源オン状態を示す電源状態検出信号S1をチャタリング吸収回路4が出力し、ユーザがACCスイッチ6をOFF端子側へオフ操作すると、グランド端子GNDとほぼ同電位の論理“L”となる電源状態検出信号S1、すなわち電源オフ状態を示す電源状態検出信号S1をチャタリング吸収回路4が出力する。
チャタリング吸収回路5は、車両のパーキングブレーキ(図示略)に設けられているPBKスイッチ7と検出ラインLN2を介して接続され、検出ラインLN2上に生じるオンオフ信号Sbに基づいて、パーキングブレーキがオンオフ操作されたことを検出する。更に、チャタリング吸収回路5は、ローパスフィルタを有しており、パーキングブレーキがオンオフ操作される際にPBKスイッチ7から発生するオンオフ信号Spbk中のチャタリングノイズを該ローパスフィルタで吸収することにより、チャタリングノイズを除去した車両状態検出信号S2を生成して、リセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御回路3に供給する。これにより、チャタリング吸収回路5は、検出ラインLN2が適正に配線されている場合に、パーキングブレーキがオン操作されて車両が停車状態、又はパーキングブレーキがオフ操作されて車両が走行状態となっていることを示す車両状態検出信号S2をリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御回路3に供給する。
ここで、PBKスイッチ7は、例えば図示するように、入力端子側が車体アースと同電位のグランド端子GNDに接続され、出力端子(ON端子)が抵抗R2を介して電源Vccに接続されている。そして、ユーザがパーキングブレーキをオン操作(ブレーキを掛ける操作)すると、PBKスイッチ7が入力端子とON端子との間を閉成するように切り替わることで、グランド端子GNDとほぼ同電位の論理“L”となる車両状態検出信号S2、すなわち車両の停車状態を示す車両状態検出信号S2をチャタリング吸収回路5が出力し、ユーザがパーキングブレーキをオフ操作(ブレーキを解除する操作)をすると、PBKスイッチ7が入力端子とON端子との間を開成するように切り替わることで、電源Vccとほぼ同電圧の論理“H”となる車両状態検出信号S2、すなわち車両の走行状態を示す車両状態検出信号S2をチャタリング吸収回路5が出力する。
リセッタブルカウンタ2は、電源状態検出信号S1が論理“L”から“H”に切り替わる時点に同期して計数動作することにより、1カウントアップした計数値NUMを出力すると共に、車両状態検出信号S2が論理“H”から“L”に切り替わる時点に同期してリセット動作し、計数値NUMを値「0」に初期化する。
制御回路3は、上述のマイクロプロセッサ(MPU)等が所定のプログラムを実行することで、図1(b)を参照して説明した処理、すなわち〈処理1〉〈処理2〉〈処理3〉〈処理4〉と同様の処理を行う。なお、本実施例では、閾値Kが値「3」に決められている。
また、詳細については後述するが、制御回路3は、本車載機器制御装置1が新たに電気配線された場合に初期化処理を行い、また、上述の〈処理3〉又は〈処理4〉を行って、検出ラインLN2等が適正に配線接続されていない場合等の異常事態を検出すると、固定動作モードとなる。
更に、制御回路3には画像記憶メモリ(図示略)が設けられ、該画像記憶メモリには、制御回路3が初期化と固定動作モードの処理を行う際、車載機器8に設けられている映像表示部に警告等を行うための所定の静止画像を表示させるための画像データが予め記憶されている。
次に、かかる構成を有する車載機器制御装置1の動作を、図3及び図4のフローチャートを参照して説明する。
図3において、ユーザが新規に購入した車載用電子機器8を車両に取付け、車載機器制御装置1をACCスイッチ6とPBKスイッチ7に初めて接続すると、制御回路3が初期化処理を開始する。
まず、制御回路3が、ステップSA1において、初期化処理中であることを表すためのフラグデータFLGを内部セットし、次にステップSA2において、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力すると共に、上述の画像記憶メモリに記憶されている画像データを、予め接続されている所定のデータ転送ラインを介して車両用電子機器8へ供給する。
これにより、車両用電子機器8の映像表示部に上述の画像データによる警告等を行うための静止画映像を表示させ、初期化中であることの提示と、安全のための警告、改造を行わない旨の同意を求める警告等をユーザに提示する。
例えば、『初期化中です。安全のため、フットブレーキを踏み込み、車を確実に停車させてください。改造を行わないことに同意しますか』等の文字を含めた画像を表示させる。
次に、ステップSA3において、予め制御回路3に接続されている所定の操作スイッチがオン操作されることによって所定の入力信号Sagrが供給されたか、制御回路3が判断し、該信号Sagrを検出すると、ステップSA4へ移行する。すなわち、制御回路3は、ユーザから改造等を行わない旨の同意が得られるまで待機し、同意が得られたことを信号Sagrに基づいて確認した上でステップSA4へ移行する。
次に、ステップSA4において、制御回路3が計数値NUMを検出し、値「0」となるまで待機する。このときに、車両用電子機器8の映像表示部に『パーキングブレーキラインの検出を行いますので、フットブレーキを踏み込み車を確実に停車させた状態で、パーキングブレーキを一旦オフ操作してからオン操作して下さい。』等のパーキングブレーキラインを検出するための操作を要求する旨の表示をさせる。
すなわち、表示によって提示したパーキングブレーキ操作をユーザが行うと、改造等がなされていなければ、パーキングブレーキを一旦オフ操作してからオン操作することに伴って車両状態検出信号S2のレベルが論理“H”から論理“L”に切り替わり、その切り替わり時点に同期してリセッタブルカウンタ2がリセット動作することにより、計数値NUMが値「0」となる。
制御回路3は、この値「0」となる計数値NUMを検出すると、PBKスイッチ7と本車載機器制御装置1との間が検出ラインLN2によって適切に接続されていると判断し、ステップSA5へ移行する。
次に、ステップSA5において、制御回路3が、初期化を終了した旨の制御信号Scntを車載用電子機器8へ出力し、上述の初期化表示を終了させる。更に画像データの車載機器8への供給を終了すると共に、フラグデータFLGをリセットすることにより初期化処理を完了し、図1(b)を参照して説明した〈処理1〉〈処理2〉〈処理3〉〈処理4〉等の処理を行うための図4に示すいわゆるメインルーチンへ移行する。
図4において、いわゆるメインルーチンの開始となると、リセッタブルカウンタ2が電源状態検出信号S1を逐一入力し、ステップSB1において、ACCスイッチ6がオン操作され、車両状態検出信号S2が電源オフ状態(論理“L”)から電源オン状態(論理“H”)に変化すると、その変化に同期して、ステップSB2において計数動作し、1カウントアップした計数値NUMを出力する。
更に、リセッタブルカウンタ2が車両状態検出信号S2を逐一入力し、ステップSB3において、パーキングブレーキがオン操作(ブレーキを掛ける操作)されて、車両状態検出信号S2が走行状態(論理“H”)から停車状態(論理“L”)に変化すると、その変化に同期して、ステップSB4においてリセット動作し、値「0」となる計数値NUMを出力する。
次に、ステップSB5において、制御回路3が、計数値NUMと閾値K(すなわち値「3」)とを比較し、計数値NUMが閾値K未満の値であれば、ステップSB6へ移行して、PBKスイッチ7からの車両状態検出信号S2の状態を検出する。
そして、車両状態検出信号S2が停車状態(論理“L”)となっていると、制御回路3は、車両が「停車中」であると判断して、ステップSB7へ移行し、表示規制を解除すべき旨の制御信号Scntを出力する。
一方、ステップSB6において車両状態検出信号S2が走行状態(論理“H”)となっていると、制御回路3は、車両が「走行中」又は、車両は走行していないがパーキングブレーキが解除されたため「走行可能」の状態にあると判断して、ステップSB8へ移行し、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力する。
そして、ステップSB15において、電源状態検出信号S1が電源オフ状態(論理“L”)となると、制御回路3がこれを検知して動作を終了し、再びACCスイッチ6がオン操作され、本車載機器制御装置1が起動すると、制御回路3がフラグデータFLGがリセットされていることを確認の上、ステップSB1からの処理を開始する。
一方、ステップSB15において、電源状態検出信号S1が電源オフ状態(論理“L”)でなければ、制御回路3がフラグデータFLGを調べ、フラグデータFLGがリセットされているとメインルーチンの処理を継続すべく、ステップSB1からの処理を繰り返す。
次に、上述のステップSB5において、制御回路3が計数値NUMと閾値Kを比較した結果、計数値NUMが閾値K以上の値であった場合、ステップSB9へ移行する。そして、ステップSB9において、異常の発生を検出したと判断して、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力し、更にステップSB10において、画像記憶メモリに記憶されている画像データを、予め接続されている所定のデータ転送ラインを介して車載機器8へ供給する。
これにより、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを継続して出力する固定動作モードとなり、更に車両用電子機器8の映像表示部に上述の警告等を行うための画像データによる静止画映像を表示させることで、異常が発生したことをユーザに警告する。
例えば、『配線接続の異常が発生しました。安全のため、フットブレーキを踏み込み、車を確実に停車させた後、パーキングブレーキの配線接続を確認して正常な状態にして下さい。配線接続を正常な状態にしましたら、車を確実に停車させた状態でパーキングブレーキを一旦オフ操作してからオン操作して下さい。』等の文字を含めた警告表示を行わせる。
次に、ステップSB11において、制御回路3が計数値NUMを検出し、値「0」となるまで待機する。
すなわち、上述の警告表示したパーキングブレーキ操作をユーザが行うと、異常が解消していれば、パーキングブレーキを一旦オフ操作してからオン操作することに伴って車両状態検出信号S2が走行状態(論理“H”)から停車状態(論理“L”)に切り替わり、その切り替わり時点に同期してリセッタブルカウンタ2がリセット動作することにより、計数値NUMが値「0」となる。
制御回路3は、この値「0」となる計数値NUMを検出すると、PBKスイッチ7と本車載機器制御装置1との間が検出ラインLN2によって適切に接続されていると判断し、ステップSB12に移行する。
次に、ステップSB12において、制御回路3が、車載用電子機器8の映像表示部に『改造をしないことに同意しますか。』等の改造を行わない旨の同意を促す表示を行わせ、前述した予め制御回路3に接続されている所定の操作スイッチがオン操作されることによって所定の入力信号Sagrが供給されたかを判断する。
そして、該信号Sagrを検出すると、ステップSB13へ移行する。
すなわち、制御回路3は、ユーザから改造等を行わない旨の同意が得られるまで待機し、信号Sagrに基づいて同意が得られたことを確認した上でステップSB13へ移行する。
次に、ステップSB13において、制御回路3が、異常が除かれた旨の制御信号Scntを車載用電子機器8へ出力し、警告表示を終了させる。更に画像データの車載用電子機器8への供給を終了した後、ステップSB14において、表示規制を解除すべき旨の制御信号Scntを出力することによって、固定動作モードを終了すると共に、表示規制を解除する。
そして、ステップSB15において、電源状態検出信号S1が論理“L”となると、制御回路3がこれを検知して動作を終了し、再びACCスイッチ6がオン操作され、本車載機器制御装置1が起動すると、制御回路3がフラグデータFLGがリセットされていることを確認の上、ステップSB1からの処理を開始する。
一方、ステップSB15において、電源状態検出信号S1が論理“L”でなければ、制御回路3がフラグデータFLGを調べ、フラグデータFLGがリセットされているとメインルーチンの処理を継続すべく、ステップSB1からの処理を繰り返す。
次に、図5及び図6を参照して車載機器制御装置の動作例及び効果を説明する。なお、図5は、改造等が行われることなく、車載機器制御装置1とPBKスイッチ7との間が検出ラインLN2によって適切に配線されている場合の動作例、図6は、改造等が行われ、検出ラインLN2が適切に配線されていない場合の動作例を示している。
図5において、例えばユーザが通常行う操作として、ACCスイッチ6をオン操作(アクセサリ電源を投入する操作)又はオフ操作(アクセサリ電源を遮断する操作)すると、電源状態検出信号S1が電源オン状態(論理“H”)又は電源オフ状態(論理“L”)となる。
また、ユーザがパーキングブレーキをオン操作(ブレーキを掛ける操作)して「ブレーキ掛中」の状態にし、車両が「停車中」である場合には、PBKスイッチ7から出力される車両状態検出信号S2は停車状態(論理“L”)となる。
また、ユーザがパーキングブレーキをオフ操作(ブレーキを解除する操作)して、車両が「走行中」のときには、車両状態検出信号S2は走行状態(論理“H”)となる。
また、パーキングブレーキがオフ操作されているがフットブレーキによって車両が停車している、いわゆる「走行可能」の状態のときにも、車両状態検出信号S2は走行状態(論理“H”)となる。
このように、改造等が行われていない正常な場合には、パーキングブレーキのオフ又はオン操作に連動して車両状態検出信号S2のレベルも論理“H”又は“L”となる。
ここで、図5中の時点t1,t4,t7等において、ユーザがACCスイッチ6をオン操作し、電源状態検出信号S1が論理“L”から“H”に変化すると、そのレベル変化の時点t1,t4,t7等に同期して計数部2が計数動作し、1カウントアップした計数値NUMを出力する。
また、図5中の時点t3,t6,t9等において、ユーザがパーキングブレーキをオン操作し、車両状態検出信号S2が論理“H”から“L”に変化すると、計数部2がそのレベル変化の時点t3,t6,t9等に同期してリセット動作することにより、計数値NUMが値「0」となる。
更に、電源状態検出信号S1又は車両状態検出信号S2のレベルが変化しない期間では、計数部2は計数値NUMを変化させることなく保持する。
そして、制御部3が計数値NUMと閾値K(すなわち、値「3」)とを比較すると共に、車両状態検出信号S2のレベルを逐一検出し、車両状態検出信号S2が論理“H”のときには、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力する。つまり、車両状態検出信号S2が論理“H”のときには、車両が「走行中」又は「走行可能」な状態であることから、安全運転を確保すべく、表示規制をすべき旨の制御信号Scntを出力する。
また、車両状態検出信号S2が論理“L”のときには、制御部3は、計数値NUMが閾値K未満の値となっていることを確認した上で、表示規制を解除すべき旨の制御信号Scntを出力する。つまり、車両状態検出信号S2が論理“L”のときには、車両が「停車中」であり、安全運転に支障を来さないことから、表示規制を解除する。
このように、改造等が行われていない正常な場合には、計数値NUMは閾値K(すなわち、値「3」)以上の値にはならないので、車載機器制御装置1は、パーキングブレーキがオン操作又はオフ操作されるのに連動して、表示規制の解除又は表示規制を行うこととなり、車両の実際の状態、すなわち「停車中」又は「走行中又は走行可能」な状態に即応した制御を行う。
次に、改造等が行われた場合の動作を、図6を参照して説明する。
例えば図6中に示す時点t0において、ユーザがパーキングブレーキをオン操作することによって「ブレーキ掛中」の状態にし、計数部2とPBKスイッチ7との間の検出ラインLN2を車体アース等に接続すると、パーキングブレーキを実際にオン操作又はオフ操作するのとは関係なく、常に車両状態検出信号S2を停車状態(論理“L”)にすることができ、表示規制を解除した状態で車両を走行させるための改造がなされることとなる。
しかし、その改造がなされた後に、ユーザが例えば車両を運転する目的で、図6中の時点t1,t4,t7等においてACCスイッチ6をオン操作すると、計数部2は、車両状態検出信号S2が常に論理“L”となって変化しないことから、リセット動作することなく計数動作だけを行う。このため、時点t7において計数値NUMが値「3」となる。
そして、制御部3は、計数値NUMが値「3」以上となったことを検出すると、異常が発生したと判断し、「表示規制」を行って上述の固定動作モードとなる。
したがって、走行中であっても車両状態検出信号S2が常に停車状態(論理“L”)となるように改造が行われても、ユーザが例えば車両を走行させる目的でACCスイッチ6をオン操作すると、計数値NUMが閾値K(すなわち値「3」)に達することとなり、制御部3がこの計数値NUMを検出して固定動作モードになるため、ユーザに対して、固定動作モードを解除すべく適切な配線に戻すための処置等を行わせることとなる。
以上説明したように、本実施例の車載機器制御装置1は、ACCスイッチ6からの電源状態検出信号S1とPBKスイッチ7からの車両状態検出信号S2との夫々のレベルが変化する時点においてのみ計数動作とリセット動作を行う計数部2を備え、計数部2の計数値NUMが所定の閾値Kに達すると、異常が発生したと判断するので、改造等による不適切な配線や誤配線等確実に検出することができる。
すなわち、車両状態検出信号S2が常に停車状態となるように改造等が行われた場合、計数部2はリセット動作することなく、ACCスイッチ6からの電源状態検出信号S1に基づいて計数動作することによって必ず閾値Kに達する計数値NUMを出力することとなるので、制御部3がこの閾値Kに達した計数値NUMを検出することによって、異常が発生したと判断し、不適切な配線や誤配線等を確実に検出することができる。
また、計数値NUMが所定の閾値Kに達したと判断すると、表示規制を継続的に行う固定動作モードとなり、更に適切な配線に戻す等の処置をユーザが行って、更に所定の入力信号Sargを入力しなければ固定動作モードを解除しないようにしたので、改造等を止めさせて車載用電子機器を適切に使用するように促すことができる。
また、改造等が行われることなく検出ラインLN2が適切に配線されていれば、ユーザは車両の停車中にパーキングブレーキをオン操作するだけで、表示規制を解除させ、映像表示を行うことができるので、操作性の良好な車載機器制御装置を提供することができる。
また、特別な検出ラインを敷設する必要がないため、車載機器の操作性、取付性、コスト等の面で良好な車載機器制御装置を提供することができる。
なお、以上に説明した本実施形態の車載機器制御装置1では、制御部3に予め設定される閾値Kを値「3」にしているが、値「2」であってもよい。
閾値Kを値「2」にすると、図6中に示した時点t0において改造等がなされた後、車両を運転する等のためにACCスイッチ6が2回オン操作される時点t4において計数値NUMが値「2」になることから、閾値Kを値「3」にする場合に較べて、より迅速に異常の発生を検出し、表示規制を継続的に行う固定動作モードを設定することができる。つまり、閾値Kを値「2」にすると、異常の発生を検出するためのいわゆる検出感度を上げることができる。
ただし、車両の内外で発生する雑音の影響や、車両毎のACCスイッチ6の構造や機能の違い等を考慮して、上述のいわゆる検出感度が高くなり過ぎることのないように、閾値Kを決めることが望ましい。
また、閾値Kを値「4」又はそれ以上の値としてもよい。ただし、閾値Kを値「4」又はそれ以上の値にすると、改造等による異常の発生を迅速に検出できなくなる場合を生じることから、安全運転の確保を図ること等を考慮して、閾値Kを決めることが望ましい。
また、本実施形態の車載機器制御装置は、上述したように閾値Kを使用状況に応じて好適な値に設定することが望ましいのであるが、別言すると、閾値Kを使用状況に応じて適宜に調整することで、いわゆるインターロック制御の最適化を実現することができるという効果を発揮することから、車両毎にACCスイッチ6とPBKスイッチ7の構造や機能が異なるような場合でも、適応可能な汎用性等を発揮するものである。
また、本実施例の車載機器制御装置1には、初期化表示と警告表示を行うための画像データを記憶する画像記憶メモリが設けられているが、該画像記憶メモリを車載用電子機器8に設けておき、制御回路3が初期化処理と固定動作モードの際に、車載用電子機器8に指令して、該画像記憶メモリの画像データに基づいて初期化表示と警告表示を行わせるようにしてもよい。
また、本実施例の車載機器制御装置1を車載用電子機器8に内蔵してもよいし、車載用電子機器8とは別個の構成としてもよい。
なお、以上に説明した本実施例では、車載機器制御装置1をいわゆるハードウェアで構成する場合を説明したが、リセッタブルカウンタ2、制御回路3、チャタリング吸収回路4,5の機能をコンピュータプログラムで実現し、該コンピュータプログラムをマイクロプロセッサに実行させるようにしてもよい。
次に、更に第2の実施例を図7を参照して説明する。なお、図7は本実施例の車載機器制御装置の構成を表したブロック図である。
図7において、本実施例の車載機器制御装置1と、図2に示した第1の実施例の車載機器制御装置との構成上の相違点を説明すると、本実施例の車載機器制御装置1は、車両に設けられている車速センサ9から出力される車速パルスSbを検出ラインLN2を介して入力する走行検出回路5を有し、走行検出回路5から出力される車両状態検出信号S2がリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御部3に入力するようになっている。
すなわち、図2に示した第1の実施例の車載機器制御装置では、PBKスイッチ7に接続されるチャタリング吸収回路5が設けられているのに対し、本実施例の車載機器制御装置では、チャタリング吸収回路5に代えて走行検出回路5が設けられている。
走行検出回路5は、車速パルスSbに含まれるノイズ成分を除去するローパスフィルタを有し、該ローパスフィルタを通過した車速パルスの単位時間(所定期間)当たりのパルス数を計数し、該計数値を速度検出用の閾値と逐一比較して、該計数値が該閾値未満のときには車両が停車状態、該計数値が該閾値以上のときには車両が走行状態であると判断して、その判断結果である車両状態検出信号S2を出力する。
より具体的には、走行検出回路5は、車両が走行状態のときには、論理“L”となる車両状態検出信号S2を出力し、車両が停車状態のときには、論理“H”となる車両状態検出信号S2を出力する。
リセッタブルカウンタ2と制御回路3とチャタリング吸収回路4は、図2に示した第1の実施例と同じ構成を有し、チャタリング吸収回路4は検出ラインLN1を介してACCスイッチ6に接続され、リセッタブルカウンタ2と制御回路3は、電源状態検出信号S1と車両状態検出信号S2に基づいて、図3〜図6を参照して説明した第1の実施例の車載機器制御装置と同様の処理を行う。
かかる構造を有する本実施例の車載機器制御装置1によれば、車両状態検出信号S2が常に停車状態となるように改造等が行われた場合、計数部2はリセット動作することなく、ACCスイッチ6からの電源状態検出信号S1に基づいて計数動作することによって必ず閾値Kに達する計数値NUMを出力することとなることから、制御部3がこの閾値Kに達した計数値NUMを検出することによって、異常が発生したと判断し、不適切な配線や誤配線等を確実に検出することができる。
すなわち、車両状態検出信号S2が常に停車状態となるように改造等が行われた場合、計数部2はリセット動作することなく、ACCスイッチ6からの電源状態検出信号S1に基づいて計数動作することによって必ず閾値Kに達する計数値NUMを出力することとなるので、制御部3がこの閾値Kに達した計数値NUMを検出することによって、異常が発生したと判断し、不適切な配線や誤配線等を確実に検出することができる。
また、第1の実施例の場合と同様に、制御部3は、計数値NUMが所定の閾値Kに達したと判断すると、表示規制を継続的に行う固定動作モードとなり、更に適切な配線に戻す等の処置をユーザが行って、更に所定の入力信号Sargを入力しなければ固定動作モードを解除しないので、改造等を止めさせて車載用電子機器を適切に使用するように促すことができる。
また、車速センサ9から出力される車速パルスSbを利用して、車両の走行状態又は停車状態を示す車両状態検出信号S2を生成することとしているので、改造等が行われることなく検出ラインLN2が適切に配線されていれば、ユーザは車両を停車するだけで、表示規制を解除させて映像表示を行うことができるので、操作性の良好な車載機器制御装置を提供することができる。
また、特別な検出ラインを敷設する必要がないため、車載機器の操作性、取付性、コスト等の面で良好な車載機器制御装置を提供することができる。
なお、本実施例の車載機器制御装置1では、車速センサ9から出力される車速パルスSbを利用して車両の走行状態又は停車状態を検出し、車両状態検出信号Sbを生成するようにしているが、図2に示したPBKスイッチ7から出力されるオンオフ信号Sbをも利用していわゆるインターロック制御を行うようにしてもよい。
例えば、図8(a)に示すように、検出ラインLN2aを介してPBKスイッチ7に接続されるチャタリング吸収回路5aと、検出ラインLN2bを介して車速センサ9に接続される走行検出回路5bを備え、チャタリング吸収回路5aから出力される車両状態検出信号S2aと走行検出回路5bから出力される車両状態検出信号S2bとを論理和回路10に入力し、論理和回路10から出力される論理和出力を車両状態検出信号S2としてリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御部3に供給するように構成してもよい。
かかる構成の車載機器制御装置1によると、PBKスイッチ7と車速センサ9に接続される検出ラインLN2a,LN2bの何れか一方の検出ライン(例えば、検出ラインLN2a)が改造等によって車体アースに接続された場合でも、他方の検出ライン(例えば、検出ラインLN2b)を介して供給される信号に基づいて、車両の走行状態と停車状態を示す車両状態検出信号S2を論理和回路10において生成することができるため、何れか一方の検出ラインが改造されていても他方の検出ラインが正常に接続されていれば適正な映像表示の規制や操作規制を行うことができる。
また、図8(b)に示すように、論理和回路10に代えて論理積回路11を設け、チャタリング吸収回路5aから出力される車両状態検出信号S2aと走行検出回路5bから出力される車両状態検出信号S2bとを論理積回路11に入力し、論理積回路11から出力される論理積出力を車両状態検出信号S2としてリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御部3に供給するように構成してもよい。
かかる構成の車載機器制御装置1によると、改造等が行われない場合に、チャタリング吸収回路5aから出力される車両状態検出信号S2aと走行検出回路5bから出力される車両状態検出信号S2bとが、同時に同じ走行状態又は停止状態となったことを示す車両状態検出信号S2が論理積回路11から出力されるため、何れかの検出ラインを改造すると警告がなされるため容易に改造されなくなる。
また、以上に説明した第1,第2の実施例では、PBKスイッチ7の出力と車速センサ9から出力される車速パルスを利用して、インターロック制御を行うこととしているが、これらの出力と車速パルス以外の物理情報、すなわち車両の走行状態又は停車状態を検出することが可能な他の物理情報を利用してもよい。
例えば、GPS衛星から到来する電波を受信するGPS受信機を備え、その受信信号から車両の走行状態と停車状態を検出して、車両状態検出信号を生成し、リセッタブルカウンタのリセット端子と制御部3に供給するようにしてもよい。
また、図8(a)に示した論理和回路10にGPS受信機で受信した受信信号から生成した車両状態検出信号を、車両状態検出信号S2a,S2bと共に論理和回路10に入力し、論理和回路10から出力される論理和出力を車両状態検出信号S2としてリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御部3に供給するように構成してもよい。
また、図8(b)に示した論理和回路10にGPS受信機で受信した受信信号から生成した車両状態検出信号を、車両状態検出信号S2a,S2bと共に論理積回路11に入力し、論理積回路11から出力される論理和出力を車両状態検出信号S2としてリセッタブルカウンタ2のリセット入力端子と制御部3に供給するように構成してもよい。
なお、以上に説明した本実施例では、車載機器制御装置1をいわゆるハードウェアで構成する場合を説明したが、図7と図8に示したリセッタブルカウンタ、制御回路、チャタリング吸収回路、走行検出回路の機能をコンピュータプログラムで実現し、該コンピュータプログラムをマイクロプロセッサに実行させるようにしてもよい。
実施形態に係る車載機器制御装置の構成と機能を説明するための図である。 第1の実施形態に係る車載機器制御装置の構成を表したブロック図である。 図1に示した車載機器制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 更に、図1に示した車載機器制御装置の動作を説明するためのフローチャートである。 図1に示した車載機器制御装置の動作例を説明するためのタイミングチャートである。 更に、図1に示した車載機器制御装置の動作例を説明するためのタイミングチャートである。 第2の実施例に係る車載機器制御装置の構成を表したブロック図である。 変形例に係る車載機器制御装置の構成を表したブロック図である。
符号の説明
1…車載機器制御装置
2…計数部
3…制御部
4…電源状態検出部
5…車両状態検出部
6…ACCスイッチ
7…PBKスイッチ

Claims (13)

  1. 車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制する車載機器制御装置において、
    前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出する電源状態検出手段と、
    前記車両の走行状態と停車状態を検出する車両状態検出手段と、
    前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記電源状態検出手段が検出する際に計数動作を行い、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記車両状態検出手段が検出する際にリセット動作を行う計数手段と、
    前記車両状態検出手段の検出結果と前記計数手段の計数値とに基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御する制御手段と、
    を具備することを特徴とする車載機器制御装置。
  2. 前記電源状態検出手段は、前記車両におけるアクセサリ電源スイッチのオン状態を前記車載機器の電源オン状態として検出し、前記アクセサリ電源スイッチのオフ状態を前記車載機器の電源オフ状態として検出することを特徴とする請求項1に記載の車載機器制御装置。
  3. 前記車両状態検出手段は、前記車両におけるパーキングブレーキスイッチのオフ状態を前記車両の走行状態として検出し、前記パーキングブレーキスイッチのオン状態を前記車両の停車状態として検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載機器制御装置。
  4. 前記車両状態検出手段は、前記車両における車速センサから出力される車速検出信号に基づいて、前記車両の走行状態と停車状態を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の車載機器制御装置。
  5. 前記制御手段は、前記計数手段の計数値が所定値未満、且つ前記車両状態検出手段の検出結果が前記走行状態である場合、前記車載機器の映像表示又は操作を規制することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。
  6. 前記制御手段は、前記計数手段の計数値が所定値未満、且つ前記車両状態検出手段の検出結果が前記停車状態である場合、前記車載機器の映像表示又は操作の規制を解除することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。
  7. 前記制御手段は、前記計数手段の計数値が所定値以上である場合、前記車両状態検出手段の検出結果にかかわらず、前記車載機器の映像表示又は操作を規制することを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記車載機器の映像表示又は操作の規制をすると共に、異常である旨の警告を行うことを特徴とする請求項7に記載の車載機器制御装置。
  9. 前記警告に対してユーザが所定の入力を行う入力手段を備え、
    前記入力手段により前記入力がなされると、前記計数手段はリセット動作を行い、前記制御手段は前記警告を終了することを特徴とする請求項8に記載の車載機器制御装置。
  10. 前記車両状態検出手段が前記車両の走行状態と停車状態を検出するための物理情報とは異なる他の物理情報に基づいて前記車両の走行状態と停車状態を検出する他の検出手段を備え、
    前記制御手段は、前記車両状態検出手段の検出結果、前記他の検出手段の検出結果、及び前記計数手段の計数値に基づいて前記車載機器の映像表示又は操作を制御することを特徴とする請求項1〜9のいずれか1項に記載の車載機器制御装置。
  11. 車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制する車載機器制御方法において、
    前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出する電源状態検出工程と、
    前記車両の走行状態と停車状態を検出する車両状態検出工程と、
    前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記電源状態検出工程において検出すると該検出に際して計数動作を行い、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記車両状態検出工程において検出すると該検出に際して前記計数した計数値をリセットする計数工程と、
    前記車両状態検出工程において検出した検出結果と前記計数工程において計数又はリセットした計数値に基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御する制御工程と、
    を具備することを特徴とする車載機器制御方法。
  12. コンピュータに、車両の走行時に車載機器の映像表示又は操作を規制させるプログラムであって、
    前記コンピュータに、前記車載機器の電源オン状態と電源オフ状態を検出させる電源状態検出ステップと、
    前記コンピュータに、前記車両の走行状態と停車状態を検出させる車両状態検出ステップと、
    前記車載機器が電源オフ状態から電源オン状態に変化したことを前記コンピュータが前記車両状態検出ステップによって検出すると、該検出に際して計数動作を行わせ、前記車両が走行状態から停車状態に変化したことを前記コンピュータが前記電源状態検出ステップによって検出すると、該検出に際して前記計数した計数値をリセットさせる計数ステップと、
    前記車両状態検出ステップによって検出させた検出結果と前記計数ステップによって計数又はリセットさせた計数値に基づいて、前記車載機器の映像表示又は操作を制御させる制御ステップと、
    を具備することを特徴とするプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記録していることを特徴とする記録媒体。
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