JP4156852B2 - ウェブサーバ管理方法、プログラム及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、自サイトのHTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトに依頼しているリンク張りを管理するウェブサーバ管理方法、プログラム及び記録媒体に関し、特に、ウェブサイトの更新によるページ削除で起きる外部ウェブサイトとのリンク切れを監視するためのウェブサーバ管理方法、プログラム及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】
現在、インターネットによる広報活動は企業活動の中でウェイトを増してきている。インターネットによる広報活動で最も重要となってくるのが、他のサイトからのリンクである。特に各種ポータルサイトや著名サイトからのリンクには広告費を出して掲載してもらっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、他サイトにリンク設定を依頼して運用中に、自サイトを更新する際にページ削除が起きると、他サイトに設定を依頼しているリンクが切れることがある。このようにリンク切れを起こすと、ビジネスチャンスの喪失、顧客満足度の低下、広告費用の無駄を招き、企業として多大な損害がでると予想される。
【0004】
通常、自サイト内におけるリンク切れについては、ホームページ作成ツールなどに搭載されているリンクチェックを実施することで、チェック可能である。しかし、他サイトからのリンクについては、サーバログを集計し、該当するログを見つけ、自サイト内ページを修正するか、他のサイトの管理者に修正してもらうなどの人為的な作業しかないのが現状である。
【0005】
このため、通常の運用をしているだけでは、更新の際に起きた他のサイトからのリンク切れに気づかず、長期間放置され、ビジネスチャンスを喪失してしまう可能性があるという問題がある。
【0006】
本発明は、他のサイトに依頼して設定しているリンクを監視してリンク切れに対し適切に対応可能とするウェブサーバ管理方法、プログラム及び記録媒体を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、ウェブサーバ管理方法を提供する。このウェブサーバ管理方法は、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
HTTPコンテンツの更新時に、リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告する警告ステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0008】
このように本発明は、ウェブサイト更新時、ログと突き合わせをしてリンク切れに対する警告を出すことにより、リンク切れの発見を人為的なアクセスログの解析といった複雑な手順を踏まずに、管理者が容易に把握できる。
【0009】
ここで、ログ取得ステップは、ウェブサーバのログファイル及び又はCGI環境変数を取得し、リファー情報生成ステップは、ログファイル及びまたはCGI環境変数からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成する。
【0010】
更に、ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップを備え、このため警告ステップは、更新によるページ削除でリンク切れを起す場合に、メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信する。このように他サイトの管理者のメール情報を取得してリンク切れの修復をメールで依頼するため、修復のためにリンク依頼先のメールアドレスを調べる必要がなく、管理者の負担が軽減される。
【0011】
警告ステップは、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、サイト管理者のメールアドレス、ページ削除の可否の操作釦、メール送信釦を備えた警告画面を表示させる。また警告ステップは、警告画面に、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を備える。
【0012】
本発明によるウェブサーバ管理方法の別の形態にあっては、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
ページ無しエラーコードが検出された時に、リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告する警告ステップと、
を備えたことを特徴とする。
【0013】
このように本発明は、ウェブサイト更新でページ削除が既に行われていた場合、ログから他サイトからのアクセスに対するページ無しエラーコードを検出してリンク切れに対する警告を出すことにより、リンク切れの発見を人為的なアクセスログの解析といった複雑な手順を踏まずに、管理者が容易に把握できる。
【0014】
ログ取得ステップは、ウェブサーバのログファイル及び又はCGI環境変数を取得し、リファー情報生成ステップは、前記ログファイル及びまたはCGI環境変数からウェブページと外部とのリンク関係を抽出してリファー情報を生成すると共にエラーコード404(404 Not Found)を検出する。
【0015】
この場合もウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップを備え、警告ステップは、ページ無しエラーコードを検出した場合に、メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信する。
【0016】
また警告ステップは、リンク切れを起した外部ウェブサイト名、サイト管理者のメールアドレス、メール送信釦を備えた警告画面を表示させる。更に、警告ステップは、警告画面に、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を備える。
【0017】
本発明は、ウェブサーバに対し設けられたウェブ管理装置としてのコンピュータで実行されるプログラムを提供する。このプログラムは、コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
HTTPコンテンツの更新時に、リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告すると共に、メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信する警告ステップと、
を実行させることを特徴とする。
【0018】
また本発明によるプログラムの別の形態にあっては、ウェブサーバに対し設けられたウェブ管理装置としてのコンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
ページ無しエラーコードが検出された時に、リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告すると共に、メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信する警告ステップと、
を実行させることを特徴とする。
【0019】
本発明は、ウェブサーバに対し設けられたウェブ管理装置としてのコンピュータで実行されるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。この記録媒体は、コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
HTTPコンテンツの更新時に、リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告すると共に、メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信する警告ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。
【0020】
また本発明による記録媒体の別の形態にあっては、ウェブサーバに対し設けられたウェブ管理装置としてのコンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
ページ無しエラーコードが検出された時に、リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告すると共に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信する警告ステップと、
を実行させるプログラムを格納したことを特徴とする。なお、プログラム及び記録媒体の詳細は、ウェブサーバ管理方法と基本的に同じになる。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明によるウェブサーバ管理方法が適用されるシステム構成のブロック図である。
【0022】
図1において、管理対象とするウェブサーバ10に対しては、インターネット15を介してパーソナルコンピュータなどの利用者装置12−1〜12−nが接続され、それぞれに設けているWWWブラウザ14−1〜14−nからのリクエストにより、ウェブサーバ10のコンテンツを閲覧することができる。
【0023】
またインターネット15には、ウェブサーバ10のコンテンツに対するリンクの設定を依頼している外部ウェブサーバ16も接続されており、外部ウェブサーバ16に設けているリンク元のHTTPコンテンツ17をWWWブラウザ14−1〜14−nのいずれかがリクエストして閲覧し、閲覧中に設定されたリンクをクリックすることで、リンク先となるウェブサーバ10に対するリクエストが行われることになる。
【0024】
ウェブサーバ10には、HTTPインタフェース20、HTMLアクセス部22、CGI24、HTTPコンテンツ26及びアクセスログファイル28が設けられている。またCGI24には環境変数30が設けられている。
【0025】
ウェブサーバ10の主要な機能は、WWWブラウザ14−1〜14−nのいずれかがリクエストしたURLに該当するHTTPコンテンツ26のファイルを送信する。WWWブラウザ14−1〜14−n側からのリクエストは、HTMLリクエストとCGIプログラムによるリクエストがある。
【0026】
HTMLリクエストはHTMLアクセス部22に与えられ、HTTPコンテンツ26からファイルを読み出して送信する。リクエストがCGIの場合には、CGIプログラム24を実行してHTTPコンテンツからファイルを取り出し、このCGIプログラム24の出力としてブラウザ側に送信する。
【0027】
HTMLアクセス部22は、ブラウザ側から受けたリクエストごとにアクセスログを作成して、アクセスログファイル28に格納している。例えばウェブサーバとして知られたアパッチ(Apache)にあっては、リファーログとログファイルローテーションを利用してアクセスファイルを作成し、アクセスログファイル28に1つにまとめている。
【0028】
ウェブサーバ10はブラウザ側からCGIのリクエストを受けると、まず環境変数30を設定した後にCGIプログラム24を起動する。GCIプログラム24の起動に先立って作成される環境変数30には、アクセス元のドメイン情報となるURLやアクセスが行われたページに関する情報が含まれている。
【0029】
このようなウェブサーバ10に対し本発明にあっては、ウェブ管理装置18を別途設けている。ウェブ管理装置18はパーソナルコンピュータなどで実現され、ウェブサーバ10に直接接続されると共にインターネット15にも接続されている。
【0030】
本発明のウェブ管理装置18は、ウェブサーバ10に対する外部ウェブサーバ16に依頼しているリンク設定に基づいたアクセスにおけるリンク切れを監視しており、リンク切れを発見するとウェブサイトの管理者に対し警告を出すようにしている。
【0031】
このためウェブ管理装置18には、HTTPインタフェース32に続いて、ウェブサイト更新部34、ログ取得部36、リファー情報作成部38、メール情報作成部40、警告部42及びメール処理部44を設けている。またリンク切れを監視するための情報として、リファー情報ファイル46とドメインメール情報ファイル48を備えている。
【0032】
ウェブサイト更新部34は、ウェブサーバ10の運用中に、HTTPコンテンツ26の変更、追加、削除などの更新を行う。このウェブサイト更新部34による更新でHTTPコンテンツ26のページ削除が発生すると、削除ページに対し外部ウェブサーバ16からのリンク設定が行われていた場合、ページ削除によって外部ウェブサーバ16との間のリンク関係が切り離されるリンク切れを起こす。
【0033】
本発明のウェブ管理装置18にあっては、このウェブサイト更新に伴うページ削除で発生する外部ウェブサーバ16からのリンク切れを監視し、更新の際にリンク切れが起きる場合には管理者に警告して確認を取ってからページ削除を行わせる。
【0034】
また更新時にリンク切れチェックを行わずにページ削除が行われ、運用中に外部ウェブサーバ16からのアクセスに対しリンク切れを発生している場合があることから、この場合にもリンク切れによるページなしエラーコードとして知られている「404 Not Found」を検出して警告を行うようにしている。
【0035】
このようなリンク切れ監視のためログ取得部36はウェブサーバ10のアクセスログファイル28に格納しているログファイルを取得する。リファー情報作成部38は、ログ取得部36でウェブサーバ10から取得したアクセスログを解析し、自分のウェブページに対する外部ウェブサーバ16による外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成し、リファー情報ファイル46に格納している。このリファー情報ファイル46には、外部のどのURLから自分のウェブサイトのどのページにアクセスが行われたかの情報が格納されている。
【0036】
メール情報作成部40は、アクセスログファイル28からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを取得してメール情報を生成し、アクセス元を示すIPアドレスであるドメイン情報と共にドメイン・メール情報ファイル48に格納している。
【0037】
警告部42は、ウェブサイト更新部34によりウェブサーバ10の更新が行われたときに起動し、リファー情報ファイル46を参照して、更新により行われるページ削除によってリンク切れが起きるか否かチェックし、リンク切れを起こすページ削除を判別した場合には、警告画面を使用して管理者に対し警告を行うようにしている。
【0038】
この更新時のリンク切れの可能性に関する警告画面にあっては、リンク切れを認識してページ削除を行うか、ページ削除を行わずにリンク切れを起こさないようにするなどの操作機能が設けられている。
【0039】
更に警告画面には、ページ削除によってリンク切れが起きる場合の対応操作として、リンク切れを起こす外部ウェブサーバ16のドメイン情報、即ちIPアドレスをドメインめメール情報ファイル48から取得し、同時にリンク切れを起こす外部ウェブサーバの管理者のメールアドレスをドメイン・メール情報ファイル48から取得し、メール処理部44によって、リンク切れを起こす外部ウェブサーバ16の管理者に対し、更新によるページ削除でリンク切れが起きること、及びこのリンク切れに対しサイト側で修正の処理をお願いする旨のメール内容を持つ電子メールを送信する。
【0040】
更に警告部42にあっては、ウェブサイト更新時にリンク切れチェックを行わずに更新を行っていた場合に対処するため、運用中におけるアクセスログファイル28から作成されたリファー情報ファイル46を参照し、リファー情報ファイル46の中の削除ページに対するアクセスで生成されたページなしエラーコード、即ちコード番号「404」を検出する処理を行っており、もしエラーコード「404」を検出した場合には、管理者に対し警告画面によって警告を行うようにしている。
【0041】
このようにページなしエラーコード「404」を検出した場合の警告画面にあっても、ページ切れを起こしている外部ウェブサイトの管理者に対し、メール処理部44によってドメイン・メール情報ファイル48から管理者メールアドレスを取得して、リンク切れに対する外部ウェブサイトでの修復を依頼する電子メールを送信可能としている。
【0042】
図2は、本発明によるウェブサーバ管理処理の運用処理を示している。ウェブサーバ10に対しては、WWWブラウザ14−1よりリクエストとしてHttp要求50が行われ、この要求を受けてHTTPコンテンツ26から該当するウェブページを取得してWWWブラウザ14−1にHttp応答52を行って、ウェブページを表示させる。このようなWWWブラウザ14−1からのHttp要求50ごとに、アクセスログファイル28に対し1つのアクセスログの書込み54が行われる。
【0043】
またWWWブラウザ14−1からのリクエストがCGIプログラム24に対するものであった場合には、ウェブサーバ10はまず環境変数30を設定した後にCGIプログラム24を起動して、HTTPコンテンツ26から要求されたウェブページを取り出して、Http応答52としてブラウザ側に出力する。
【0044】
ウェブサーバ10の外部装置として設けたウェブ管理装置18は、ウェブサーバ10に設けているウェブページの更新45を行う際には、更新されたコンテンツのアップロード47をHTTPコンテンツ26に対し行う。このコンテンツアップロード47にはHTTPコンテンツ26におけるウェブページの削除も含まれる。
【0045】
ウェブ管理装置18によるウェブページの更新45の際には、ウェブサーバ10のアクセスログファイル28からリファー情報ファイル46が生成される。リファー情報ファイル46には、リンク元となる外部ウェブサーバのURLと、そこからのアクセスが行われたHTTPコンテンツ26における自分のウェブサーバのページの関係が登録されている。
【0046】
またウェブ管理装置18にあっては、ウェブサーバ10の運用中にリンク元となるURLのドメイン情報を取得すると共に、このドメイン情報となるリンク元のウェブページの参照で、外部ウェブページの管理者のメールアドレスを取得してドメイン・メール情報ファイル48に格納している。
【0047】
そしてウェブページ更新時45にあっては、コンテンツアップロード47によるページ削除によって、リファー情報ファイル46の参照で外部ウェブページからのリンク切れの有無をチェックし、リンク切れが起きる場合にはウェブ管理装置18に警告画面を表示し、管理者がページ削除を行うか否か判断できるようにしている。
【0048】
またページ削除によるリンク切れを起こす場合には、ドメイン・メール情報ファイル48からリンク元のドメイン情報(IPアドレス)及び管理者メールアドレスを取得し、ページ削除に伴うリンク切れに対し外部ウェブページの修正を依頼する内容の電子メールを送信するようにしている。
【0049】
勿論、更新時にリンク切れチェックが行われていない場合には、アクセスログファイル28の取得で得られたリファー情報ファイル46の中のリンク切れに伴うエラーコード「404」を監視し、エラーコード「404」を検出すると、リンク切れ発生と判断してウェブ管理装置18に警告画面を表示し、ウェブ管理者に知らせる。この警告画面にはリンク切れを起こしている外部ウェブサイトの管理者に対する電子メールの送信機能も設けられている。
【0050】
図3は、本発明によるウェブ管理処理の全体的な処理手順のフローチャートである。まずステップS1でウェブサイトの更新処理が判別されると、ステップS2で更新作業処理、即ちコンテンツアップロードが行われる。続いてステップS3で更新時チェック処理を行い、リンク切れの可能性を判別すると、管理者に対し警告を行う。
【0051】
一方、ウェブサイト更新と無関係に、ステップS4で運用中のウェブサーバにおけるリンク切れチェック処理が行われている。このリンク切れチェック処理は、リファー情報に含まれているリンク切れに伴うページなしのエラーコード「404」を検出してステップS5で管理者に警告を行う。このようなステップS1〜S5のウェブ管理処理を、ステップS6でウェブ管理装置18の停止指示があるまで繰り返す。
【0052】
図4は、図3のステップS3における更新時チェック処理の詳細を示したフローチャートである。この更新時チェック処理にあっては、ステップS1でウェブサーバ10のアクセスログファイル28を読み込む。
【0053】
図5は、ウェブサーバ10で作成されているアクセスログファイル28の具体例である。このアクセスログファイル28の内容は、ウェブサーバとして知られるアパッチ(Apache)の場合、リファーログとログファイルローテーションを利用してアクセスごとに1つのログにまとめている。
【0054】
図6は、Http要求によるリクエストを受けた際の1つのアクセスログを取り出している。このアクセスログ28−1には、アクセスページ情報58として「“GET/nasi.html HTTP/1.1”」が記述されている。
またエラー情報60として、リンク切れに起因したページなしエラーコード「404」が記述されている。更に、アクセス元のドメインを示すリファー情報62として「http://gprd7/projectweb/jnc/」が記述されている。
【0055】
再び図4を参照するに、ステップS1でウェブサーバ10のアクセスログファイル28を読み込むと、次のステップS2で、読み込んだアクセスログファイル28からアクセスページとアクセス元URLを示すリファー情報を読み取り、図7に示すリファー情報ファイル46を作成して管理する。
【0056】
図7のリファー情報ファイル46は、アクセスページ及びアクセス元URLを持っており、例えば図6のアクセスログファイル28−1を例に取ると、アクセスページにアクセスページ情報58が格納され、アクセス元URLにリファー情報62が格納される。
【0057】
このようなリファー情報ファイル46は、ウェブサーバ10におけるアクセスログファイル28以外にも、CGIプログラム24に対するリクエストで初期設定される環境変数30からも取得することができる。
【0058】
図8はCGIプログラム24の起動に先立って設定される環境変数30の一例である。この環境変数30の中には、アクセス元ホスト名64として「www.futomi.com」が記述され、またアクセス元IPアドレス66として「http://www.futomi.com/lecture/env_var/」が記述されている。
【0059】
またCGIプログラム24の実行で、リクエストに対しhttp応答として送信されたウェブページが分かる。したがって、このようなCGIプログラム24の起動に先立って行われるアクセスごとの環境変数30を読み込むことで、図7のようなアクセスページとアクセス元IPアドレスの関係を格納したリファー情報ファイル46を作成することができる。
【0060】
再び図4を参照するに、ステップS2でリファー情報ファイル46が作成できたならば、次にステップS3で、更新によりHTTPコンテンツの削除が発生した際にリファー情報ファイル46との突き合わせを行う。
【0061】
即ち、削除が行われたページにより図7のようなリファー情報ファイル46のアクセスページを検索し、一致するアクセスページが検索された場合には、ページ削除によりアクセス元URLからのリンク切れが発生するものと判断し、ステップS4で警告画面を表示し、警告画面から必要な操作を行う。
【0062】
図9は、図4のステップS4で表示される警告画面70の説明図である。この警告画面70にはタイトルとして「リンク切れ発生」が表示され、更に削除ページと削除によるリンク切れ発生のメッセージ71が表示されている。
続いてメッセージ71の下に情報一覧72として、リンクサイト名74、サイト管理者メールアドレス76、存在チェック78及びメール送信80が表示される。この情報一覧72の下には、メール送信釦82、サイトチェック釦84、ページ削除OK釦86及び削除停止釦88が設けられる。
【0063】
情報一覧72におけるリンク元となるリンクサイト名74は、図7の内容を持つリファー情報ファイル46から取得できる。またサイト管理者メールアドレス76はドメイン・メール情報ファイル48から取得できる。
【0064】
存在チェック78は、現在リンクサイト名74に対応したリンク元ウェブサイトのリンク設定を行っているページが存在しているか否かのチェック結果を表示する。この存在チェック78のためにサイトチェック釦84が設けられている。
【0065】
サイトチェック釦84を操作すると、Httpプロトコルでそのリンクサイト名74にリクエストが出され、ステータス情報が返送されてくる。ステータス情報が正常に返送されれば、存在チェック78の最初の欄のように、リンク元のページの存在を示すコード「200」を持つチェック結果「200 OK」を表示する。
【0066】
一方、リンク元のページが存在していなかった場合には、ページなしのエラーコードである「404」が返送されてくることから、第2欄のように「404 Not Found」を表示する。
【0067】
ウェブサイトの管理者は、この図9のような警告画面70の表示を見てリンク切れの発生を認識し、これを前提にページ削除を行うかどうか判断する。リンク切れが起きてもよい場合にはページ削除OK釦86を操作する。リンク切れを起こしたくない場合には削除停止釦88を押す。
【0068】
ページ削除OK釦86を操作してウェブページのアップロードによりページ削除を行った場合には、リンク元のウェブ管理者に対しメール送信を行う。このメール送信は、情報一覧72のメール送信80のチェックボックスについて、存在チェック78で存在が確認されたリンクサイトについて送信チェックを行った後、メール送信釦82を操作する。
【0069】
この場合、存在チェック78でページなしとなっているリンクサイトに対してはメール送信のチェックボックスをクリックせず、不必要なメール送信は行わない。
【0070】
図10は、図9のメール送信釦82の操作でリンク設定を行っている外部のリンクサイトの管理者に対し送信されるメール90の記述内容の一例である。このメール90には、自分のサイトに対する相手サイトのリンク設定の情報と、自ウェブサイトにおけるページ削除に伴う相手サイトでの修正依頼が記述されている。
【0071】
図11は、図3のステップS4におけるリンク切れチェック処理の詳細を示したフローチャートである。このリンク切れチェック処理は、ウェブサイト更新時にリンク切れのチェックを行わずに、更新によりウェブページの削除が行われ、その後の運用中におけるリンク切れを検出して管理者に警告を行うようにしている。
【0072】
まずステップS1で、ウェブサーバ10のアクセスログファイル28を読み込み、図7のようなリファー情報ファイル46を生成する。このリファー情報ファイル46の生成の際に、アクセスログファイル28の中のページ無しエラーコード「404 Not Found」を同時に検出している。
このリファー情報ファイル46の作成の際にエラーコード「404 Not Found」を検出すると、ステップS3で警告画面を表示し、警告画面から必要な操作を行う。
【0073】
図12は、図11のステップS3で表示される警告画面92の説明図である。この警告画面92は、更新時のリンク切れに対応した図9の警告画面70と同様、タイトルに「リンク切れ発生」を表示し、続いて詳細情報71として自ウェブサイトのページに情報一覧72のサイトからのリンク切れが発生したことを表示する。
【0074】
情報一覧72は図9の警告画面70と同じであり、リンクサイト名74、サイト管理者メールアドレス76、存在チェック78及びメール送信80を設けている。この情報一覧72の下にはメール送信釦82とサイトチェック釦84が設けられている。この警告画面92はウェブコンテンツの更新から切り離されていることから、図9の警告画面70のようなページ削除OK釦86や削除停止釦88は除かれている。
【0075】
図13は、図12の警告画面92で情報一覧72のメール送信80のチェックボックスにおいて存在チェック78の結果が「200 OK」としてリンク元のページが存在しているリンクサイトを選択し、メール送信釦82を操作した場合のメール94の内容である。
【0076】
このメール94にあっても、図10のメール90と同様、リンク関係にあるリンク元とリンク先のページが表示され、続いてページ削除によって現在リンク切れが発生していることを知らせて、サイト管理者に修正を依頼するようにしている。
【0077】
図14は、図3におけるステップS5の外部ウェブサイトの管理者メール情報取得処理の詳細を示したフローチャートである。このメール情報取得処理は、ステップS1でウェブサーバ10のアクセスログファイル28を読み込み、ステップS2でアクセスログファイル28からリンク設定を行っている相手先のドメイン情報を抜き取り、ドメイン・メール情報ファイル48−1に格納する。
【0078】
次にステップS3で、ドメイン・メール情報ファイル48−1に格納したドメインにアクセスして、図15のようなHTMLソース96を取得する。次にステップS4で図15のHTMLソース96の中からサイト内のアンカータグ98を抜き出し、ステップS5で相手サイト内のページを巡回する。
【0079】
そしてステップS6で図15におけるメールアンカータグ100を抜き出し、そのメールアドレスの中でウェブサイトの管理者のメールアドレスの抽出条件に合うものを抽出し、メール情報ファイル48−2に保存する。例えばメールアドレスの内、ウェブサイト管理者にあっては
「admin@xx.xx.xx」
「webmaster@xx.xx.xx」
などの、一般にウェブサイト管理者が使用するIDを持つメールアドレスを抽出して、メール情報ファイル48−2に保存しておく。
【0080】
このような図15のメール情報取得処理によりウェブサーバの運用中に取得されたウェブサイト管理者のドメイン情報及びメール情報は、図9の警告画面70及び図12の警告画面92の情報一覧72のリンクサイト名及びサイト管理者メールアドレス76の表示に使用され、リンク切れ発見に伴うリンク元のウェブページの修正依頼を行う電子メールの送信に利用される。
【0081】
なお、上記の実施形態はウェブサーバとして公表されているアパッチ(Apache)を例に取るものであったが、本発明はこれに限定されず、他のウェブサーバであっても全く同様にして、外部ウェブページのリンク切れを発見して対応する本発明のウェブサーバ管理が適用できる。
【0082】
また本発明はウェブサーバ管理用のプログラムを提供するものであり、このプログラムは具体的には図3のウェブ管理処理のフローチャートの構成を持ち、更にその詳細として示したサブルーチンである図4,図11及び図14のフローチャートの内容を備えている。
【0083】
また本発明はウェブサーバ管理用プログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体を提供する。この記録媒体としては、CD−ROM、フロッピィディスク(R)、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの可搬型記憶媒体や、コンピュータシステムの内外に備えられたハードディスクHDDなどの記憶装置の他、回線を介してプログラムを保持するデータベース、あるいは他のコンピュータシステム並びにそのデータベース、更には回線上の伝送媒体を含むものである。
【0084】
また本発明は、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含み、更に上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
【0085】
(付記)
(付記1)
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
前記HTTPコンテンツの更新時に、前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告する警告ステップと、
を備えたことを特徴とするウェブサーバ管理方法。(1)
【0086】
(付記2)
付記1記載のウェブサーバ管理方法に於いて、
前記ログ取得ステップは、前記ウェブサーバのログファイル及び又はCGI環境変数を取得し、
前記リファー情報生成ステップは、前記ログファイル及び又はCGI環境変数からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成することを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0087】
(付記3)
付記1記載のウェブサーバ管理方法に於いて、更に、前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップを備え、
前記警告ステップは、更新によるページ削除でリンク切れを起す場合に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信することを特徴とするウェブサーバ管理方法。(2)
【0088】
(付記4)
付記1記載のウェブサーバ管理方法に於いて、前記警告ステップは、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、サイト管理者のメールアドレス、ページ削除の可否の操作釦、メール送信釦を備えた警告画面を表示させることを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0089】
(付記5)
付記4記載のウェブサーバ管理方法に於いて、前記警告ステップは、前記警告画面に、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を備えたことを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0090】
(付記6)
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
前記ページ無しエラーコードが検出された時に、前記リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告する警告ステップと、
を備えたことを特徴とするウェブサーバ管理方法。(3)
【0091】
(付記7)
付記6記載のウェブサーバ管理方法に於いて、
前記ログ取得ステップは、前記ウェブサーバのログファイル及び又はCGI環境変数を取得し、
前記リファー情報生成ステップは、前記ログファイル及びまたはCGI環境変数からウェブページと外部とのリンク関係を抽出してリファー情報を生成すると共にエラーコード404を検出することを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0092】
(付記8)
付記6記載のウェブサーバ管理方法に於いて、更に、前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップを備え、
前記警告ステップは、ページ無しエラーコードを検出した場合に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信することを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0093】
(付記9)
付記6記載のウェブサーバ管理方法に於いて、前記警告ステップは、リンク切れを起した外部ウェブサイト名、サイト管理者のメールアドレス、メール送信釦を備えた警告画面を表示させることを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0094】
(付記10)
付記9記載のウェブサーバ管理方法に於いて、前記警告ステップは、前記警告画面に、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を備えたことを特徴とするウェブサーバ管理方法。
【0095】
(付記11)
コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
前記HTTPコンテンツの更新時に、前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告すると共に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信する警告ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。(4)
【0096】
(付記12)
コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
前記ページ無しエラーコードが検出された時に、前記リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告すると共に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信する警告ステップと、
を実行させることを特徴とするプログラム。
【0097】
(付記13)
コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
前記HTTPコンテンツの更新時に、前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して警告すると共に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを事前に送信する警告ステップと、
を実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。(5)
【0098】
(付記14)
コンピュータに、
HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによる情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報を生成すると共に、ページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
前記ウェブサーバのログ情報からリンク関係にある外部ウェブサイトの管理者メールアドレスを抽出してメール情報を生成するメール情報生成ステップと、
前記ページ無しエラーコードが検出された時に、前記リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して警告すると共に、前記メール情報から選択された管理者メールアドレスにサイトの修正依頼の電子メールを送信する警告ステップと、
を実行させるプログラムを格納したコンピュータ読取可能な記録媒体。
【0099】
【発明の効果】
以上説明してきたように本発明によれば、ウェブサイトの更新時、ログとつき合わせてページ削除に伴うリンク切れに対する警告を出すことにより、リンク切れの発見を人為的なアクセスログの解析といった複雑な手順を踏まずに、ウェブサイトの管理者が容易に把握することができる。
【0100】
また運用中にリンク切れを起こしていたような場合にも、例えばページなしのエラーコードを検出してリンク切れに対する警告を出すことにより、ウェブサイトの管理者が容易に把握できる。
【0101】
更に、リンク切れの警告が出されたときに日常的な運用を通じてリンク先となる他のウェブサイトの管理者のメール情報を取得しているため、この管理者メール情報を使用してリンク切れに対するリンク元サイトでの修復を管理者にメールで簡単に依頼できるため、リンク切れ修復のためにリンク依頼先の管理者メールアドレスをその都度調べる必要がなく、リンク切れに対するウェブサイト管理者の負担を大幅に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されるシステム構成のブロック図
【図2】本発明によるウェブサーバ管理処理の説明図
【図3】本発明によるウェブサーバ管理処理のフローチャート
【図4】図3の更新時チェック処理の詳細のフローチャート
【図5】ウェブサーバで採取されたアクセスログの具体例の説明図
【図6】リンク切れを起こした際のアクセスログの説明図
【図7】本発明によりアクセスログから生成されるリファー情報ファイルの説明図
【図8】本発明によるリファー情報の生成に使用するCGIの環境変数の説明図
【図9】図4における更新時のリンク切れチェック処理で使用する警告画面の説明図
【図10】図9のリンク切れ警告画面を使用したメール送信内容の説明図
【図11】図3におけるアクセスログからページ無しエラーコードを検出して警告するリンク切れチェック処理の詳細のフローチャート
【図12】図11のチェック処理で使用する警告画面の説明図
【図13】図12のリンク切れ警告画面を使用したメール送信内容の説明図
【図14】図3における管理者メール情報取得処理の詳細のフローチャート
【図15】本発明により生成されるドメイン情報及びメール情報の説明図
【図16】図15の処理で他サイトにアクセスして取得するHTMLソースの説明図
【符号の説明】
10:ウェブサーバ
12−1〜12−n:利用者装置
14−1〜14−n:WWWブラウザ
16:外部ウェブサーバ
18:ウェブ管理装置
20,32:HTTPインタフェース
22:HTMLアクセス部
24:CGIプログラム
26:HTTPコンテンツ
28:アクセスログファイル
30:環境変数
34:ウェブサイト更新部
36:ログ取得部作成部
40:メール情報作成部
42:警告部
44:メール処理部
46:リファー情報ファイル
48:ドメイン・メール情報ファイル
70,92:警告画面
72:リンク元サイト情報
74:リンクサイト名
76:サイト管理者メールアドレス
78:存在チェック
80:メール送信
82:メール送信釦
84:サイトチェック釦
86:ページ削除OK釦
88:削除停止釦
90,94:メール
Claims (5)
- ウェブ管理装置におけるHTTPコンテンツの更新作業において、
前記ウェブ管理装置が当該HTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記ウェブ管理装置が前記取得したログ情報からウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成するリファー情報生成ステップと、
当該HTTPコンテンツのページ削除が発生した場合に、前記ウェブ管理装置が前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して当該ウェブ管理装置の画面に警告画面を表示することで警告する警告ステップとからなり、
前記警告画面は、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、当該ウェブサイトのサイト管理者のメールアドレス、該メールアドレスにメールを送信するためのメール送信釦、ページ削除の可否の操作釦、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を表示したものであることを特徴とするウェブサーバ管理方法。 - ウェブ管理装置におけるHTTPコンテンツの更新作業において、
前記ウェブ管理装置が当該HTTPコンテンツに対する外部ウェブサーバからのアクセスによるログ情報をウェブサーバから取得するログ取得ステップと、
前記ウェブ管理装置が前記取得したログ情報からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリンク情報であるリファー情報を生成し、該リファー情報からページ無しエラーコードを検出するリファー情報生成ステップと、
前記ページ無しエラーコードが検出された時に、前記ウェブ管理装置が前記リファー情報を参照してリンク切れを起したウェブページを認識して当該ウェブ管理装置の画面に警告画面を表示することで警告する警告ステップとからなり、
前記警告画面は、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、該外部ウェブサイトのサイト管理者のメールアドレス、該メールアドレスにメールを送信するためのメール送信釦、ページ削除の可否の操作釦、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を表示したものであることを特徴とするウェブサーバ管理方法。 - 請求項1または請求項2のウェブサーバ管理方法に於いて、
前記ログ取得ステップは、前記ウェブサーバのログファイル及び又はCGI環境変数を取得し、前記リファー情報生成ステップは、前記ログファイル及び又はCGI環境変数からウェブページと外部ウェブサーバとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成することを特徴とするウェブサーバ管理方法。 - ウェブサーバにおけるHTTPコンテンツの更新により外部ウェブサーバとのリンク切れを検出したとき外部ウェブサーバの管理者にリンク切れを警告するウェブ管理装置としてコンピュータを動作させるプログラムであって、
該コンピュータに、
ウェブサーバのアクセスログファイルからHTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報を取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報から自分のウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成し、リファー情報ファイルに記録する処理をリファー情報生成ステップと、
当該HTTPコンテンツのページ削除が発生した場合に、ウェブサイト更新部が前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して当該ウェブ管理装置の画面に警告画面を表示することで警告する警告ステップを実行させ、
前記警告画面は、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、該外部ウェブサイトのサイト管理者のメールアドレス、該メールアドレスにメールを送信するためのメール送信釦、ページ削除の可否の操作釦、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を表示したものであることを特徴とするプログラム。 - ウェブサーバにおけるHTTPコンテンツの更新により外部ウェブサーバとのリンク切れを検出したとき外部ウェブサーバの管理者にリンク切れを警告するウェブ管理装置としてコンピュータを動作させるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
該コンピュータに、
ウェブサーバのアクセスログファイルからHTTPコンテンツに対する外部ウェブサイトからのアクセスによるログ情報を取得するログ取得ステップと、
前記取得したログ情報から自分のウェブページに対する外部ウェブサイトとのリンク関係を抽出してリファー情報を生成し、リファー情報ファイルに記録するリファー情報生成ステップと、
当該HTTPコンテンツのページ削除が発生した場合に、ウェブサイト更新部が前記リファー情報を参照してページ削除によりリンク切れを起こす可能性を認識して当該ウェブ管理装置の画面に警告画面を表示することで警告する警告ステップと、
を実行させるためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、
前記警告画面は、リンク切れを起こす外部ウェブサイト名、該外部ウェブサイトのサイト管理者のメールアドレス、該メールアドレスにメールを送信するためのメール送信釦、ページ削除の可否の操作釦、外部ウェブサイトにリンク元のページが存在するか否かをチェックして表示させるサイトチェック釦を表示したものであることを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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