JP4155014B2 - シート搬送装置、定着装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートを搬送するシート搬送装置およびシート上に形成された未定着像を定着する定着装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置では、感光体ドラム等に形成したトナー像を直接あるいは間接的に用紙上に転写し、用紙上に転写された未定着トナー像を加熱・加圧定着することにより用紙上に永久像を形成する。このような画像形成装置では、一対の搬送ロール対間のニップ部に用紙を狭持して搬送する用紙搬送装置が設けられている。また、用紙上の未定着トナー像を加熱・加圧定着する定着装置としては、例えば内部に加熱源を有する加熱ロールと、この加熱ロールに圧接する加圧ロールとを備え、加熱ロールと加圧ロールとのニップ部に用紙を通過させるようにしたものが知られている。
【0003】
このような用紙搬送装置では、用紙搬送中に紙詰まりが生じた場合に、ニップ部に挟まれた用紙を除去する必要がある。そこで、一方の搬送ロールを手動で回転させる除去ノブを取り付けたものが知られている。ところが搬送ロールは、画像形成装置内の動力伝達機構(駆動モータやギヤなど)と連結されていたり、また、搬送ロール対が高荷重で圧接されていたりすることがあるため、除去ノブを回転させるのに必要なトルクが非常に大きくなることがある。特に上述した定着装置では、加熱ロールと加圧ロールとを高荷重をかけて圧接させているため、一般の搬送ロール対よりも紙詰まり発生時に要求される用紙除去力(除去ノブを回すのに必要な力)が大きくなってしまう。そのため、除去ノブから加熱ロールあるいは加圧ロールへの駆動伝達部(ギヤ、シャフト等)にストレスがかかり、これらが破損してしまうおそれがある。また、用紙除去力が大きすぎてユーザが除去ノブを回せない場合は、定着装置内に用紙が残ったり、無理に用紙を除去しようとして用紙が破れたりするおそれがあった。
【0004】
そこで、加熱ロールと加圧ロールとを離間させる離間レバーを設けたり(特許文献1、2参照)、画像形成装置から定着装置を引き出す動作に連動して加熱ロールと加圧ロールとを離間させるようにしたもの(特許文献3参照)が提案されている。
【0005】
【特許文献1】
実開平4−46459号公報(第8-10頁)
【特許文献2】
特開平2−261763号公報(第3頁)
【特許文献3】
特開昭62−258483号公報(第2-3頁、第4図、第5図)
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、離間レバーによって加熱ロールと加圧ロールとを離間させたとしても、定着装置の外に紙詰まりを生じさせた用紙が見えない場合は用紙を除去することができないため、やはり除去ノブが必要になる。
つまり、まず離間レバーを操作して加熱ロールと加圧ロールとを離間させ、次いで除去ノブを回転させて定着装置の外に用紙を排出させるという手順を踏むことによって、定着装置の内部に詰まった用紙を除去することが可能になる。
【0007】
しかしながら、定着装置に離間レバーおよび除去ノブを装着した場合は、ユーザが離間レバーあるいは除去ノブのどちらを先に操作したらよいかがわからないという問題がある。つまり、ユーザが上述した手順とは逆に操作するおそれがあり、除去ノブを先に操作した場合には加熱ロールあるいは加圧ロールの駆動伝達部の破損を招いてしまうという問題を解決することができない。
このような問題を解決するため、画像形成装置にユーザに対する案内ラベルを貼り付けるなどして操作手順を表示することは可能であるが、ユーザの誤操作には対応することができない。
【0008】
本発明は、以上の技術的課題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、ユーザの誤操作に伴う装置の破損を防止することにある。
また、本発明の他の目的は、装置の小型化を図ることにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明では、ユーザが、正しい順序で操作を行うための構成を提案する。
すなわち、本発明のシート搬送装置は、圧接配置される一対の搬送部材を用いてシートをニップ搬送する搬送手段と、搬送手段に対して圧接力を付与する圧接力付与手段と、圧接力付与手段による圧接力を手動により弱めまたは解除する圧接力変更手段と、圧接力変更手段に対する操作をした後に操作可能に構成され、搬送手段を手動により駆動させる手動駆動手段とを含んでいる。このようなシート搬送装置において、圧接力変更手段は揺動可能に配設されるレバーを有し、手動駆動手段は回転可能に配設されるノブを有することを特徴とすることができ、また、この場合には、レバーの揺動中心およびノブの回転中心が同一であることを特徴とすることができる。
【0010】
また、本発明のシート搬送装置は、回転可能に配設される搬送部材と、搬送部材に回転可能に圧接配置される対向搬送部材と、搬送部材と対向搬送部材との間に働く圧接力を調整する調整部材と、搬送部材を手動で駆動するための駆動用部材と、調整部材によって圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して駆動用部材を操作可能な状態に露出させると共に、調整部材により圧接力を強めまたは付加する動作に連動して駆動用部材を操作不可能な状態に覆うカバー部材とを含んでいる。このようなシート搬送装置において、駆動用部材が回転可能に配設されると共に、調整部材が揺動可能に配設され、駆動用部材の回転中心および調整部材の揺動中心が同一であることを特徴とすることができる。また、カバー部材が揺動中心を軸に揺動自在に配設されることを特徴とすることができる。
そして、カバー部材は、固定配置され、駆動用部材の一部を定常的に覆う固定カバーと、調整部材と一体的に形成され、調整部材の動作に連動して駆動用部材を露出させまたは覆う移動カバーとを有していることを特徴とすることができる。また、駆動用部材およびカバー部材の相対的位置が、調整部材の動作に連動して軸方向に変化することを特徴とすることができる。
【0011】
さらに、本発明のシート搬送装置は、圧接配置される一対の搬送部材を用いてシートをニップ搬送する搬送手段と、一対の搬送部材の圧接力を調整する圧接力調整手段と、搬送手段を手動で駆動する手動駆動手段とを有し、圧接力調整手段により圧接力を弱めまたは解除した場合に、手動駆動手段にアクセスできるようにしたことを特徴としている。このようなシート搬送装置では、圧接力調整手段により圧接力を強めまたは付加した場合に、手動駆動手段にアクセスできないようにしたことを特徴とすることができる。
【0012】
また、本発明の定着装置は、加熱源を有し回転可能に配設される加熱部材と、加熱部材に回転可能に圧接配置され、加熱部材との間に未定着トナー像を担持した記録媒体が挟持搬送される加圧部材と、加熱部材と加圧部材との間に働く圧接力を調整する圧接力調整機構と、加熱部材または加圧部材を手動で駆動するための手動駆動用機構と、圧接力調整機構によって圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して手動駆動用機構を操作可能な状態に露出させると共に、圧接力調整機構により圧接力を強めまたは付加する動作に連動して手動駆動用機構を操作不可能な状態に覆うカバーとを含んでいる。このような定着装置において、加圧部材が無端状の加圧ベルトからなり、加圧ベルトの内側には加熱部材に向けて加圧ベルトを押圧する押圧部材を有していることを特徴とすることができる。また、圧接力調整機構は加圧部材を移動させるレバーを有し、手動駆動用機構は加熱部材を回転させるノブを有し、レバーおよびノブが同一軸を中心に回動するように配設することを特徴とすることができる。そして、カバーは、固定配置され、ノブの一部を定常的に覆う固定カバーと、レバーと一体的に形成され、レバーの動作に連動してノブを露出させまたは覆う移動カバーとを有していることを特徴とすることができる。また、ノブおよびカバーの相対的位置が、レバーの動作に連動して軸方向に変化することを特徴とすることができる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して、実施の形態について詳細に説明する。
―実施の形態1―
図1は、実施の形態1にかかる画像形成装置1の全体構成を示す図である。この画像形成装置1は、ユーザインターフェースUIと、図示しない原稿を載置する透明なプラテンガラス2とを有している。ユーザインターフェースUIは、コピースタートキー、用紙種指定キー、テンキー、表示器等を有している(すべて図示せず)。
【0014】
プラテンガラス2の下部には、原稿を照射する光源4および原稿から反射した光を反射する第1反射ミラー5を備え、図中水平方向に移動自在な原稿照明ユニット3が配置されている。第1反射ミラー5の側部には、第2の反射ミラー7および第3の反射ミラー8を備えたミラーユニット6が固定配置されている。反射ミラー8による反射光の経路上には、結像レンズ9および撮像部CCD(Charge Coupled Device)が設けられている。撮像部CCDは、原稿からの反射光をR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)のアナログ信号として読み取る。撮像部CCDには、図示しないコントローラによって制御される画像処理部IPS(Image Processing System)が接続されている。画像処理部IPSは、撮像部CCDから入力された読取画像信号をAD変換する画像読取データ出力部11と、画像メモリ13を有し、画像読取データ出力部11から出力されたデータ(デジタルデータ)をY(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)、K(ブラック)の画像データに変換して濃度補正、拡大縮小補正等のデータ処理を施すと共に、書込用画像データ(レーザ駆動データ)として出力する画像データ出力部12とを有している。
【0015】
画像処理部IPSには、画像処理部IPSから出力された書込用画像データに応じたレーザ駆動信号を所定のタイミングで光走査装置ROS(Raster Output Scanner)に出力するレーザ駆動信号出力装置14が接続されている。光走査装置ROSは、レーザ駆動信号により変調されたレーザビームLを出力し、矢印A方向に向かって回転する感光体ドラム16に照射する。
【0016】
感光体ドラム16の周囲には、帯電器17、上述した光走査装置ROS、Y,M,C,Kの各色に対応したトナーTが収容された現像器18Y,18M,18C,18Kを搭載し回転軸18aを中心に回動するロータリー現像器18、一次転写後に感光体ドラム16上に残留したトナーTを除去するドラムクリーナ20が配設されている。本実施の形態では、感光体ドラム16の感光層が負極性に帯電するもので構成され、また、現像は反転現像方式にて行われる。したがって、使用されるトナーTは負極性に帯電しやすい特性を有している。
【0017】
また、感光体ドラム16には、感光体ドラム16の表面に当接するように配置された中間転写ベルト21が設けられている。中間転写ベルト21は、複数のロール26、27、28a〜28cおよび29に掛け渡され、矢印B方向に回動するようになっている。これらのうち、ロール26は中間転写ベルト21を回動させるための駆動ロール、ロール27は中間転写ベルト21にかかる張力を一定とするためのテンションロール、ロール28a〜28cは従動回転するアイドラロール、ロール29は後述する二次転写用のバックアップロールである。ここで、アイドラロール28aは、アースされた金属ロールで構成される。
【0018】
さらに、中間転写ベルト21の感光体ドラム16と対向する部位(一次転写位置)において、中間転写ベルト21の裏面側には一次転写装置(本例では一次転写ロール)T1が配設されている。一次転写ロールT1は、中間転写ベルト21の回動に伴って従動回転するようになっている。
【0019】
また、用紙Sの搬送経路に面した中間転写ベルト21の二次転写位置には、二次転写装置T2が配設されている。二次転写装置T2は、中間転写ベルト21のトナーT担持面側(外側)に中間転写ベルト21と接離自在に配設される二次転写ロール30と、中間転写ベルト21の裏面側(内側)に配設されて二次転写ロール30の対向電極をなすバックアップロール29と、バックアップロール29に圧接配置される金属製の給電ロール31とを備えている。バックアップロール29は、導電性の金属ロールに半導電性の弾性体を巻き付けて構成したものであり、例えばその表面抵抗率は7logΩ/□以上に調整されている。一方、二次転写ロール30は、金属ロールの表面をカーボン分散発泡ウレタンで包み、その外側に半導電性の弾性体を巻き付けて構成したものであり、例えばその体積抵抗率は9logΩcmに調整されている。なお、二次転写ロール30には、二次転写ロール30に付着したトナー等の異物を除去するロールクリーナ33が取り付けられる。
【0020】
さらに、二次転写装置T2の下流側には、中間転写ベルト21を挟んでアイドラロール28aと対向する位置にベルトクリーナ34が配設されている。このベルトクリーナ34は、中間転写ベルト21に対して接離自在に配置されており、複数色のカラートナー像が形成される場合には、最終色前のトナー像がベルトクリーナ34との対向部を通過するまでは、中間転写ベルト21から離間するようになっている。なお、二次転写ロール30も、複数色のカラートナー像が形成される場合には、最終色前のトナー像が二次転写ロール30との対向部を通過するまでは、中間転写ベルト21から離間するようになっている。
【0021】
さらにまた、ベルトクリーナ34の直後には、中間転写ベルト21を挟んでアイドラロール28aと対向する位置に除電器36が配置されている。除電器36は、中間転写ベルト21の搬送方向直交する方向(幅方向)にわたって並列配置される赤色LEDアレイを有している。
また、中間転写ベルト21の表面には位置検出用のマークMKが形成されており、除電器36の下流側にはこのマークMKを検出するベルト位置検知センサSNが取り付けられている。この画像形成装置1では、ベルト位置検知センサSNから出力される精度の高い中間転写ベルト21の位置検出信号によって、感光体ドラム16に対する潜像書込タイミングの制御が行われる。
【0022】
さらに、用紙搬送系は、用紙Sが載置される用紙トレイ41と、用紙トレイ41に載置された用紙Sを取り出すピックアップロール42と、取り出された用紙Sを一枚ずつに捌く捌きロール43と、用紙Sを一時的にせき止めてタイミングあわせをするレジストロール44と、二次転写装置T2に用紙Sを案内するガイド搬送路45と、二次転写後の用紙Sを案内するガイド46および用紙搬送ベルト47とを有している。また、用紙搬送ベルト47の用紙搬送方向下流側には、一対の定着部材を有し、用紙Sに転写されたトナーを加熱・加圧定着する定着装置48が設けられている。そして、定着装置48の用紙搬送方向下流側には、定着後の用紙Sを画像形成装置1の外部へ排出する排出ロール49および外部に排出された用紙Sを堆積させる排紙トレイ50が設けられている。
【0023】
なお、本例では、感光体ドラム16のレーザビームLの照射位置を潜像書込位置Q1、感光体ドラム16とロータリー現像器18との対向領域を現像領域Q2、感光体ドラム16と中間転写ベルト21との対向領域を一次転写領域Q3、二次転写ロール30と中間転写ベルト21との対向領域を二次転写領域Q4、除電器36と中間転写ベルト21との対向領域を除電領域Q5、定着装置48における一対の定着部材のニップ領域を定着領域Q6と呼ぶことにする。
【0024】
次に、本実施の形態にかかる画像形成装置1による画像形成動作について説明する。
ユーザーインターフェースUIのコピースタートキーがオン操作されると、所定の作像プロセスが実行される。まず、プラテンガラス2に置かれた原稿が原稿照明ユニット3の光源により照射される。原稿から反射した原稿反射光は、原稿照明ユニット3の第1反射ミラー5およびミラーユニット6の第2反射ミラー7および第3反射ミラー8で反射し、結像レンズ9を通って撮像部CCDによりR,G,Bのアナログ信号として読み取られる。撮像部CCDの読取画像信号は画像処理部IPSに入力される。そして、画像処理部IPSから出力された書込用画像データに応じて、レーザ駆動信号出力装置14がレーザ駆動信号を送出し、光走査装置ROSからレーザビームLが感光体ドラム16の潜像書込位置Q1に照射される。
【0025】
感光体ドラム16は矢印A方向に回転駆動され、その表面が帯電器17によって所定の負電位に帯電されている。これにより、潜像書込位置Q1で感光体ドラム16表面には上述したレーザビームLによって潜像が書き込まれる。このとき、感光体ドラム16に書き込まれた静電潜像がイエローの画像情報に対応したものであれば、この静電潜像は現像領域Q2においてイエローのトナーTが収容されるイエローの現像器18Yで現像され、感光体ドラム16にはイエローのトナー像が形成される。そして、感光体ドラム16上に形成されたトナー像は、感光体ドラム16と中間転写ベルト21とが対向する一次転写領域Q3で一次転写ロールT1に印加される一次転写バイアスにより一次転写ロールT1と感光体ドラム16との間に形成される転写電界の作用で中間転写ベルト21上に転写される。一方、一次転写後に中間転写ベルト21上に残留したトナーT(残留トナー)は、ドラムクリーナ20によって除去される。
【0026】
単色画像(例えば白黒画像)を形成する場合は、中間転写ベルト21に一次転写されたトナー像を直ちに用紙Sに二次転写するのであるが、複数色のトナー像を形成する場合には、感光体ドラム16上でのトナー像の形成並びにこのトナー像の一次転写の工程が色数分だけ繰り返される。例えば、四色のトナー像を重ね合わせたフルカラー画像を形成する場合には、感光体ドラム16上には順次イエロー、マゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が形成され、これらトナー像は順次中間転写ベルト21に一次転写される。一方、中間転写ベルト21は、最初に一次転写されたイエローのトナー像を保持したまま感光体ドラム16と同一周期で回動し、中間転写ベルト21上には、所定の位置にその一回転毎にマゼンタ、シアンおよびブラックのトナー像が重ねられていく。
【0027】
このようにして中間転写ベルト21上に一次転写されたトナー像は、中間転写ベルト21の回動に伴って二次転写領域Q4へと搬送される。一方、用紙Sはピックアップロール42により用紙トレイ41から取り出され、捌きロール43によって一枚ずつに捌かれた後レジストロール44の位置まで搬送される。その後、用紙Sは中間転写ベルト21上のトナー像が二次転写領域Q4に到達するタイミングに合うように二次転写領域Q4へと供給され、中間転写ベルト(バックアップロール29)に対して二次転写ロール30が用紙Sをニップする。すると、二次転写領域Q4では、給電ロール31に印加される二次転写バイアスにより二次転写ロール30とバックアップロール29との間に形成される転写電界の作用で、中間転写ベルト21上に担持されたトナー像が用紙Sに二次転写(一括転写)される。その後、トナー像が転写された用紙Sは、ガイド46および用紙搬送ベルト47によって定着装置48へと搬送されて用紙S上のトナー像を加熱・加圧定着した後、排紙トレイ50に排出される。一方、二次転写後に中間転写ベルト21に付着したトナー(残留トナー)は、ベルトクリーナ34によって除去され、その後の中間転写ベルト21は除電器36によって除電される。
【0028】
次に、定着装置48について詳細に説明する。図2は、定着装置48の要部を示す図である。定着装置48は、回転可能な加熱ロール(加熱部材)60と、この加熱ロール60に圧接し且つ加熱ロール60と共に転動する加圧ベルト(加圧部材)70とを備えている。なお、本実施の形態では、加熱ロール60と加圧ベルト70との間にかかる荷重が20〜50kg程度に設定される。なお、加熱ロール60と加圧ロールとを圧接配置して定着装置48を構成する場合には、加熱ロール60と加圧ロールとの間にかかる荷重が10〜150kg程度に設定される。
加熱ロール60は、熱伝導性のよい金属製円筒コア61の外周面にシリコンゴムからなる弾性層62を被覆し、この弾性層62の外周面にテトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)樹脂からなる表面離型層(図示せず)を形成したものであり、その内部には加熱源としてのハロゲンランプ63が内蔵配置されている。なお、ハロゲンランプ63は、加熱ロール60に内蔵されるタイプだけでなく、外部に配置されるものでもよい。また、ハロゲンランプ63以外の加熱源を用いてもよいことは勿論である。
【0029】
一方、加圧ベルト70は、耐熱性ポリイミドからなる基層(図示せず)の上部(加熱ロール60と対向する側)に、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体(PFA)樹脂からなる表面離型層(図示せず)を形成したものである。
【0030】
また、加圧ベルト70の支持構造は、張架ロールなどを持たず、加熱ロール60に対向する加圧ベルト70の内側にシリコンゴム等の耐熱性弾性体からなる第一の加圧パッド71および剛性のある金属または樹脂等で構成される第二の加圧パッド77を配設し、これら第一の加圧パッド71および第二の加圧パッド77にて加圧ベルト70を加熱ロール60に押圧することで、両者間に定着領域Q6を形成するようになっている。つまり、第一の加圧パッド71および第二の加圧パッド77が押圧部材を構成する。そして、この定着領域Q6にトナーTが転写された用紙Sを通過させることにより、このトナーTを加熱・加圧定着するようになっている。
【0031】
加圧パッド71は、加熱ロール60との間に形成される定着領域Q6に対し略等しい加圧状態となるテーパ状頂面を有している。この加圧パッド71は、断面凹字状の保持部材72に嵌合するように配設されている。また、保持部材72は、加圧パッド71を加熱ロール60に向けて付勢するばね73を介してその下部に設けられた支持部材74にて支持され、この支持部材74は断面略U字状の支持枠75に取り付けられる。また、加圧パッド77も支持枠75に取り付けられる。さらに、支持枠75の外側には、断面略円弧状のベルト走行ガイド76が取り付けられている。
【0032】
また、図3は定着装置48の外部構成を示す斜視図、図4は定着装置48の内部を側部から見た断面図、図5は定着装置48の内部を後部から見た断面図である。定着装置48は、加熱ロール60および加圧ベルト70(図3には図示せず)を収容するケース80を有している。
【0033】
ケース80の一方の側部には、軸(揺動中心)81aを中心に揺動自在に設けられるレバー81が取り付けられ、レバー81の軸81aには偏心カム82が固着されている。この偏心カム82の下側には、回動軸83aを中心に揺動自在なフレーム83が配設されている。このフレーム83には、加圧ベルト70の支持枠75(図2参照)が取り付けられる。フレーム83の自由端側には、図示しない装置本体に固定されたボルト84が立設されており、フレーム83に設けられた孔にゆるくはめ込まれている。したがって、ボルト84に対してフレーム83は基本的に自由に動けるようになっている。フレーム83とボルト84との間には、ボルト84に巻き回されたスプリング85が取り付けられており、偏心カム82から受ける力に抗してフレーム83を上部側に向けて付勢するようになっている。これらレバー81、軸81a、偏心カム82、フレーム83、ボルト84およびスプリング85によって(圧接力)調整機構が構成される。
【0034】
つまり、レバー81を図中A方向に揺動させると、偏心カム82が揺動するのに伴い、偏心カム82のプロファイルに応じてフレーム83が図中B方向に揺動し、フレーム83に取り付けられた加圧ベルト70が加熱ロール60から離間することになる。また、一旦揺動させたレバー81をA方向と逆方向に揺動させると、偏心カム82が逆方向に揺動するのに伴い、スプリング85の付勢力によってフレーム83が図中C方向に揺動し、フレーム83に取り付けられた加圧ベルト70が加熱ロール60に圧接することになる。なお、本実施の形態では、レバー81の操作によって加熱ロール60と加圧ベルト70とを完全に離間させているが、これに限られるものではなく、圧接力を弱めるだけでもよい。
【0035】
また、レバー81の内側には、軸81aと同軸(回転中心)上に回動自在なノブ90が取り付けられており、ノブ90の側部にはギヤ91がノブ90と一体的に形成されている。ここで、ノブ90およびギヤ91は、軸81aより直径の大きい中空部を有しており、軸81aはこの中空部を貫通するように配設される。このような構成を採用することで、レバー81の揺動とノブ90の回動とを全く別個に行うことができる。また、ギヤ91の下部には、ギヤ91に噛合するギヤ92が配設され、ギヤ92の側部にはギヤ92と一体的に形成されたギヤ93が取り付けられている。さらに、ギヤ93に噛合するギヤ94およびギヤ94に噛合するギヤ95が取り付けられ、ギヤ95は加熱ロール60と同軸上に固着されたギヤ96と噛合するようになっている。これらノブ90、ギヤ91〜96によって加熱ロール60の手動駆動用機構が構成される。
つまり、ノブ90を回動させると、ギヤ91〜96を介して加熱ロール60に駆動力が伝達されることになる。
【0036】
そして、ケース80には、ノブ90の下半分を覆うカバー部(固定カバー)86が形成されている。このカバー部86の端部86aは、レバー81のストッパとしての役割を担っている。一方、レバー81には、レバー81を立てた状態でノブ90の上半分のほとんどを覆う半円状のカバー部材(移動カバー)87が取り付けられている。
【0037】
これにより、本実施の形態では、図3に示すレバー81を立てた状態すなわち加熱ロール60と加圧ベルト70とを圧接させた状態では、ノブ90の上部のほとんどがカバー部材87で覆われているため、ユーザがノブ90を回動させることが困難となる。一方、図6に示すレバー81を寝かせた状態(90°揺動させた状態)すなわち加熱ロール60と加圧ベルト70とを離間させた状態では、加熱ロール60と加圧ベルト70との圧接が解除されると共に、ノブ90の上部がカバー部材87で覆われなくなるため、ユーザが少ない力で容易にノブ90を回動させることが可能となる。なお、ノブ90の上部のほとんどがカバー部材87で覆われた状態とは、ユーザがノブ90にさわることはできてもノブ90を回動させることができない状態をいう。つまり、多少外側からノブ90が覗けていたとしても、ノブ90を操作できない状態であれば、実質的にはカバー部材87で覆われた状態に含まれる。また、レバーの許容揺動範囲については、90°に限られるものではなく、これより大きくてもあるいは小さくてもよく、ユーザが操作可能、操作不可能な状態を切り替えられるようになっていればよい。
【0038】
本実施の形態では、定着装置48で紙詰まりが生じたような場合、先にレバー81を操作して加熱ロール60と加圧ベルト70との圧接を解除し、次いでノブ90を操作して紙詰まりを起こした用紙Sを取り除く、という順序で作業を行わなければならなくなる。それゆえ、ユーザの誤操作が生じることはなく、加熱ロール60と加圧ベルト70とを圧接させたままノブ90を回動させることによって生じる駆動伝達系(例えばギヤ91〜96)の破損を防止することができる。
また、本実施の形態では、レバー81およびノブ90を同軸上に設けているため、定着装置48をコンパクト化することができる。
【0039】
なお、本実施の形態では、定着装置48を例に挙げて説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えば画像形成装置1で用いられるレジストロール44、二次転写装置T2および排出ロール49等の搬送ロール対(一対の搬送部材)に対しても同様に適用することが可能である。
【0040】
―実施の形態2―
本実施の形態は、実施の形態1と略同様であるが、図7に示すようにレバー81およびノブ90の構成および動作が異なっている。なお、本実施の形態において、実施の形態1と同様な構成要素についてはその詳細な説明を省略する。
図7(a)は、加熱ロール60と加圧ベルト70とを圧接させた状態におけるレバー81およびノブ90を示している。本実施の形態では、レバー81が中空状のカバー88の外周面に突出形成されるようになっており、この状態においてカバー88がノブ90の外周を完全に覆うようになっている。また、図7(b)は、レバー81を揺動させて加熱ロール60と加圧ベルト70とを離間させた状態におけるレバー81およびノブ90を示している。本実施の形態では、図7(a)に示すレバー81を立てた状態ではレバー81およびカバー88をケース80側に押し込めることができないようになっている。また、図7(b)に示すレバー81を寝かせた状態ではレバー81およびカバー88をケース80側に押し込めることができるようになっており、この状態においてノブ90が外部に露出するようになっている。つまり、レバー81の位置によってカバー88およびノブ90の軸方向から見た相対的位置を変化させることができるようになっている。
【0041】
したがって、本実施の形態においても、定着装置48で紙詰まりが生じたような場合、先にレバー81を操作して加熱ロール60と加圧ベルト70との圧接を解除し、次いでノブ90を操作して紙詰まりを起こした用紙Sを取り除く、という順序で作業を行わなければならなくなる。それゆえ、ユーザの誤操作が生じることはなく、加熱ロール60と加圧ベルト70とを圧接させたままノブ90を回動させることによって生じる駆動伝達系(例えばギヤ91〜96)の破損を防止することができる。
また、本実施の形態においても、レバー81およびノブ90を同軸上に設けているため、定着装置48をコンパクト化することができる。
【0042】
なお、本実施の形態では、ユーザがケース80側にレバー81を押し込むようになっていたが、これに限られるものではなく、レバー81の揺動に伴ってレバー81およびカバー88が自動的にケース80側にねじ込まれるように構成してもよい。
【0043】
また、本実施の形態では、レバー81およびカバー88をケース80側に押し込むことでノブ90を露出させるタイプについて説明を行ったが、これに限られるものではなく、例えば図7(a)および図7(c)に示すように、レバー81を揺動させるのに伴ってノブ90をケース80側から飛び出させることで、ノブ90を外部に露出させるようにしてもよい。
【0044】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、ユーザの誤操作に伴う装置の破損を防止することができる。
また、本発明によれば、装置の小型化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施の形態1に係る画像形成装置の全体構成を示す図である。
【図2】 定着装置の要部を示す図である。
【図3】 定着装置の外部構成を示す斜視図である。
【図4】 定着装置を内部を側部から見た断面図である。
【図5】 定着装置の内部を後部から見た断面図である。
【図6】 レバーおよびノブの操作を説明する図である。
【図7】 実施の形態2に係るレバーおよびノブの構成を説明する図である。
【符号の説明】
1…画像形成装置、16…感光体ドラム、18…ロータリー現像器、21…中間転写ベルト、29…バックアップロール、30…二次転写ロール、48…定着装置、60…加熱ロール、63…ハロゲンランプ、70…加圧ベルト、71…加圧パッド、72…保持部材、73…ばね、74…支持部材、75…支持枠、80…ケース、81…レバー、81a…軸、82…偏心カム、83…フレーム、83a…回動軸、84…ボルト、85…スプリング、86…カバー部、87…カバー部材、90…ノブ、91〜96…ギヤ、Q1…潜像書込位置、Q2…現像領域、Q3…一次転写領域、Q4…二次転写領域、Q5…除電領域、Q6…定着領域、S…用紙、T1…一次転写装置(一次転写ロール)、T2…二次転写装置

Claims (4)

  1. 回転可能に配設される搬送部材と、
    前記搬送部材に回転可能に圧接配置される対向搬送部材と、
    前記搬送部材と前記対向搬送部材との間に働く圧接力を調整する調整部材と、
    前記搬送部材を手動で駆動するための駆動用部材と、
    前記調整部材によって前記圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して前記駆動用部材を操作可能な状態に露出させると共に、当該調整部材により当該圧接力を強めまたは付加する動作に連動して当該駆動用部材を操作不可能な状態に覆うカバー部材と
    を含み、
    前記調整部材は前記対向搬送部材を移動させるレバーを有し、
    前記駆動用部材は前記搬送部材を回転させるノブを有し、
    前記カバー部材は、前記レバーと一体的に形成され、当該レバーの動作に連動して前記ノブを露出させまたは覆う半円状の移動カバーを有し、
    前記レバー、前記ノブおよび前記移動カバーが同一軸を中心に回動するように配設することを特徴とするシート搬送装置。
  2. 回転可能に配設される搬送部材と、
    前記搬送部材に回転可能に圧接配置される対向搬送部材と、
    前記搬送部材と前記対向搬送部材との間に働く圧接力を調整する調整部材と、
    前記搬送部材を手動で駆動するための駆動用部材と、
    前記調整部材によって前記圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して前記駆動用部材を操作可能な状態に露出させると共に、当該調整部材により当該圧接力を強めまたは付加する動作に連動して当該駆動用部材を操作不可能な状態に覆うカバー部材と
    を含み、
    前記駆動用部材および前記カバー部材の相対的位置が、前記調整部材の動作に連動して軸方向に変化することを特徴とするシート搬送装置。
  3. 加熱源を有し回転可能に配設される加熱部材と、
    前記加熱部材に回転可能に圧接配置され、当該加熱部材との間に未定着トナー像を担持した記録媒体が挟持搬送される加圧部材と、
    前記加熱部材と前記加圧部材との間に働く圧接力を調整する圧接力調整機構と、
    前記加熱部材または前記加圧部材を手動で駆動するための手動駆動用機構と、
    前記圧接力調整機構によって前記圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して前記手動駆動用機構を操作可能な状態に露出させると共に、当該圧接力調整機構により当該圧接力を強めまたは付加する動作に連動して当該手動駆動用機構を操作不可能な状態に覆うカバーと
    を含み、
    前記圧接力調整機構は前記加圧部材を移動させるレバーを有し、
    前記手動駆動用機構は前記加熱部材を回転させるノブを有し、
    前記カバーは、前記レバーと一体的に形成され、当該レバーの動作に連動して前記ノブを露出させまたは覆う半円状の移動カバーを有し、
    前記レバー、前記ノブおよび前記移動カバーが同一軸を中心に回動するように配設することを特徴とする定着装置。
  4. 加熱源を有し回転可能に配設される加熱部材と、
    前記加熱部材に回転可能に圧接配置され、当該加熱部材との間に未定着トナー像を担持した記録媒体が挟持搬送される加圧部材と、
    前記加熱部材と前記加圧部材との間に働く圧接力を調整する圧接力調整機構と、
    前記加熱部材または前記加圧部材を手動で駆動するための手動駆動用機構と、
    前記圧接力調整機構によって前記圧接力を弱めまたは解除する動作に連動して前記手動駆動用機構を操作可能な状態に露出させると共に、当該圧接力調整機構により当該圧接力を強めまたは付加する動作に連動して当該手動駆動用機構を操作不可能な状態に覆うカバーと
    を含み、
    前記圧接力調整機構は前記加圧部材を移動させるレバーを有し、
    前記手動駆動用機構は前記加熱部材を回転させるノブを有し、
    前記レバーおよび前記ノブが同一軸を中心に回動するように配設し、
    前記ノブおよび前記カバーの相対的位置が、前記レバーの動作に連動して軸方向に変化することを特徴とする定着装置。
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