JP4154778B2 - 包装袋 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、液体調味料、液体化粧品、液体洗剤等の内容物を取り出すためのノズル部を備えた包装袋、特に、他の容器に内容物を詰め替える際に適する外方に突出したノズルを備える包装袋に関する。
【0002】
【従来技術】
購入後、プラスチックボトル、ガラス瓶、あるいは他の容器等に詰め替える調味料、化粧品、洗剤等に用いられる包装袋としては、自立性を有し、内容物の注出が容易で、最後まで安定した流れを保ちながら注出できる包装袋が求められている。
【0003】
そして、自立性を有する包装袋としては、特開平8−318954に示されるように、サイドシール部に凹凸リブを設けて剛性を付与した包装袋が提案されている。
【0004】
一方、注出性を有する包装袋としては、特開平7−2260号に示されるように、包装袋のコーナー部に形成したノズル部に補強機構を設け、注出時のノズル部の折れ曲がりを防止した包装袋が提案されている。
【0005】
【発明の解決しようとする課題】
しかしながら、上記特開平8−318954に示されるサイドシール部に凹凸リブを設けて剛性を付与した自立性包装袋は、胴部自体に剛性が付与されるが、内容物の注出を容易にするノズル部が設けられておらず、排出に時間を要したり排出量の調節が難しく、また、予期せぬ方向に注出されて液こぼれを生じるといった問題点があった。
【0006】
さらに、上記特開平8−318954に示される包装袋のように、その形態が自立性を持たせたスタンディングパウチの場合は、胴材と底材をヒートシールするため、胴材の下方の底材をヒートシールした部分が厚肉となり、この部分に凹凸リブを設けることが難しく、また、設けたとしても、胴材と底材のシール境界部が凹凸リブの成形時に剥離、あるいは成形後に経時劣化を生じる可能性がある。
【0007】
一方、上記特開平7−2260号に示される注出性を付与するため、包装袋のコーナー部に設けた外方に突出するノズル部に補強機構を設けた包装袋は、補強機構の成形を加熱した金型等により行うが、その成形時にノズル部に亀裂、皺等が生じ易く、また、亀裂、皺を防止しようとすると補強機構が確実に成形できず、補強機構による補強効果を十分に発揮出来ないといった問題がある。
【0008】
また、補強機構が成形できたとしても、内容物を注出して他の容器、例えば、プラスチックボトルに詰め替える際は、上記ボトルの口部に、包装袋のコーナー部に設けたノズル部の根元部と側辺シール部間の接続シール部を係合した後、包装袋を回転して詰め替えが行われるが、この時、側辺シール部側、あるいは上辺シール部側の根元部、その近傍が包装袋の内方へ変形し、ノズル部が変形する共にその係合状態が安定せず、詰め替えが容易にできないといった問題がある。
【0009】
これらの問題は、包装袋の材料となるプラスチックフィルムの薄肉化が進むにつれて顕著になる。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本願発明によれば、プラスチックフィルムの辺部を切り欠くことによりノズル部を形成したプラスチックフィルムの周縁をヒートシールしてなる包装袋において、ノズル部の周縁シール部の根元部はプラスチックフィルムの周縁シール部の辺部と接続シール部を介して連接し、接続シール部に凹凸形状のリブを設け、このリブが支柱として機能してノズル部の折れ曲がり防止することを特徴とする包装袋が提供される。
【0011】
【発明の実施の形態】
本願発明の包装袋に使用するプラスチックフィルムの材料は特に制限が無く、結晶性ポリプロピレン、ナイロン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂が挙げられ、これらの材料からなるプラスチックフィルムを、未延伸、一軸延伸、あるいは二軸延伸した後、単層で、あるいは二層以上で積層して、包装袋に充填する内容物の性状に応じて適宜選択される。
【0012】
包装袋の形態としては、本願発明の包装袋は特に制限はなく、例えば、三方シールや四方シールの平袋、自立性を有するスタンディングパウチ等が挙げられる。
【0013】
そして、本願発明における包装袋において、ノズル部の根元部と側辺シール部及び/又は上辺シール間の接続シール部に設けられる補強リブは、プラスチックフィルムをヒートシールして製袋すると共に切断してノズル部を形成する際に設けられる。
【0014】
上記した補強リブを設ける手段は、加熱、加圧、超音波等により、断面が凹状、あるいは凸状となるように設けるが、その手段は特に限定されず、上記したシール部に設けることができればいかなる手段を用いても良い。
【0015】
外方に突出したノズル部を設けた包装袋は、内容物の自重によって下方に膨らみ、注出を容易にするノズル部を、包装袋の上辺部の下方と側辺部の内方を切り欠いて設けるため、特に、ノズル部を設けるために切り欠いた部分の下方部分が折れ曲がりやすく、上記ノズル部も同様に下方に曲がる傾向を生じる。
【0016】
本願発明では、補強リブを、ノズル部の根元部と側辺シール部間の接続シール部に設けると、上記接続シール部に設けた補強リブが支柱として機能し、ノズル部の側辺部側の根元部とその近傍の接続シール部及びノズル部の不規則な折れが防止され、ノズル部の係合が安定し、詰め替えを容易に行うことできる。
【0017】
また、包装袋から内容物をプラスチックボトル等の他の容器に詰め替える際に、先ず、包装袋のコーナー部に設けたノズル部の側辺シール部側の根元部をプラスチックボトルの口部に係合し、次いで、包装袋を回転してノズル部の上辺シール部側の根元部を勢いよくプラスチックボトルの口部に係合させて行われる場合もある。
【0018】
補強リブを、ノズル部の根元部と上辺シール部間の接続シール部に設けると、上記接続シール部に設けた補強リブが支柱として機能し、ノズル部の上辺シール部側の根元部とその近傍及びノズル部の不規則な折れが防止され、係合状態が安定し、詰め替えを容易に、素早く行うことできる。
【0019】
本願発明の上記した補強リブは、連続して設けても、あるいは不連続に設けても良く、付与する方向、位置、長さ、深さ、数等については、その目的に応じて適宜選択される。
【0020】
【実施例】
次に、図面に基づいて本願発明の包装袋を説明するが、これらの具体例は、本願発明の内容を限定するものではない。
【0021】
図1は本願発明の包装袋を示す参考図で内容物充填後の状態を示し、包装袋11は、図示しないが胴材と底材からなり、周縁をヒートシールした自立性を有するスタンディングパウチであり、一方のコーナー部を切り欠いて外方に突出するノズル部12を設け、ノズル部12には、内容物を注出する際に開封されるレーザー加工、機械加工等による易開封部13が設けられている。
【0022】
包装袋11は、ノズル部12の周縁シール部14の根元部15、15と、上辺シール部16及び一方の側辺シール部17をそれぞれ接続シール部18、18を介して連接し、上記側辺シール部17及び他方の側辺シール部17は底材の底辺シール部19とヒートシールにより一体化されている。
【0023】
そして、ノズル部12の側辺シール部17側の根元部15と上記側辺シール部17間の接続シール部18に補強リブ20を設ける。
【0024】
補強リブ20は、図2に示すように、ノズル部12の上辺シール部16側の根元部15と上記上辺シール部16間の接続シール部18に設けても良く、また、図3に示すように、ノズル部12の両側の根元部15、15と上辺シール部16及び側辺シール部17間の接続シール部18、18にそれぞれ設けても良い。
【0025】
そして、本願発明によれば、液体洗剤等の内容物を注出して、図示しないがプラスチックボトル等の他の容器に移し替える際に、包装袋11のコーナー部に設けたノズル部12の側辺シール部17側の根元部15を、プラスチックボトルの口部に係合した状態で包装袋を回転しながら詰め替えが行われる。
【0026】
この時、内容液の自重、押圧力が、ノズル部12の根元部15、15、あるいはその近傍に加わるが、ノズル部12の根元部15と側辺シール部17間の接続シール部18に設けた補強リブ20が支柱として機能し、不規則な折れが防止され、ノズル部12の係合が安定し、詰め替えを容易に行うことできる。
【0027】
また、包装袋11から内容物をプラスチックボトル等の他の容器に詰め替える際に、先ず、包装袋11のコーナー部に設けたノズル部12の側辺シール部側17の根元部15をプラスチックボトルの口部に係合し、次いで、包装袋11を回転してノズル部12の上辺シール部16側の根元部15を勢いよくプラスチックボトルの口部に係合させても、ノズル部12の根元部15と上辺シール部16間の接続シール部18に設けた補強リブ20が支柱として機能し、ノズル部12の上辺シール部16側の根元部15とその近傍及びノズル部12の不規則な折れが防止され、係合状態が安定し、詰め替えを容易に、素早く行うことできる。
【0028】
【発明の効果】
本願発明の包装袋によれば、プラスチックフィルムを側辺部と上辺部から切り欠くことによりプラスチックフィルムのコーナー部に注出ノズルを形成したプラスチックフィルムの周縁をヒートシールしてなる包装袋において、注出ノズル周縁シール部の両側の根元部はそれぞれプラスチックフィルム周縁シール部の側辺部と上辺部とに接続シール部を介して連接しており、少なくとも一方の接続シール部に凹凸形状のリブを設け、このリブが支柱として機能して注出ノズルの折れ曲がり防止することにより、内容物を他の容器に詰め替える際に、ノズル部の根元部と側辺シール部及び/又は上辺シール部間における不規則な折れが防止され、上記ノズル部が折れ曲がらず、注出方向が安定するため排出量の調節を容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の包装袋を示す参考図である。
【図2】本願発明の包装袋の他の実施例を示す参考図である。
【図3】本願発明の包装袋の他の実施例を示す参考図である。
【符号の説明】
11 包装袋
12 ノズル部
13 易開封部
14 周縁シール部
15 根元部
16 上辺シール部
17 側辺シール部
18 接続シール部
19 底辺シール部
20 補強リブ

Claims (1)

  1. プラスチックフィルムの辺部を切り欠くことによりノズル部を形成したプラスチックフィルムの周縁をヒートシールしてなる包装袋において、ノズル部の周縁シール部の根元部はプラスチックフィルムの周縁シール部の辺部と接続シール部を介して連接し、接続シール部に凹凸形状のリブを設け、このリブが支柱として機能してノズル部の折れ曲がり防止することを特徴とする包装袋。
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