JP4153527B2 - エスカレータに出入りする車椅子 - Google Patents

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Description

本発明はエスカレータに出入りする車椅子に関する。
エスカレータに出入りする車椅子には、エスカレータ進入時にいかなる位置にあっても所定の位置に移動して固定され、座席の水平を保つものがある。これらの車椅子は動力はもちろんクラッチなどの切替え装置を持たないことを特徴とし、出入りの際の特別な操作は不要である(特許文献1参照)。
以下図6〜図20により、従来のエスカレータに出入りする車椅子について説明する。
図6(特許文献1図5参照)は、車椅子の座席の端部を、エスカレータ内で2段にまたがって固定される回転体で支えるものである。エスカレータ内で2つに折れる車体の連結点の位置によっては、座席の傾斜はエスカレータの傾斜より緩和されるが、連結点の上下がそのまま座席端部の上下になるので以下に示す改善を施した。
図7は、平行四辺形の1つの内角を固定して変形しない四辺形にして、水平な座席を動かさないようにするものである(特許文献1図6参照)。
図8は、エスカレータ内で2段にまたがって固定される回転体に移された長穴内部を、座席端部が水平移動するもの(特許文献2図1参照)。
図9は、エスカレータ内で2段にまたがって固定される回転体上を、座席端部が水平移動するもの(特許文献2図2参照)。
図10は、図7の車体に大径の車輪を取り付けた手漕ぎ車椅子で、車輪径が大きくなればなるほど階段のステップ上にとどまる位置が一定するので、エスカレータに進入した後のカートの強制移動は不要となる(特許文献3図3参照)。
図11は、2段にまたがる回転体の回転を、回転体が支える端部の反対側の端部の上下動に変えて、座席を水平にするものである(特許文献4図3参照)。
図12に示すように、座席の水平維持機構が簡単になることで、その他の機能を追加することができる(特許文献4図4参照)。
図13の車椅子には、エスカレータ内で車体の転倒を防ぐ安全装置として、下段方向に車体から出入りするアウトリガーが取り付く(特許文献5図3参照)。
図14の車椅子には、エスカレータ内で車体の転倒を防ぐ安全装置として、転倒時にエスカレータの手摺りで車体を支えるものが取り付く(特許文献6図4参照)。
図15は、上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも足載せ台が先頭になって進入する車椅子で、大径車輪が座席の下で前後して移動する車椅子である(特許文献7図7参照)。
図16は、方杖とスロープによる水平保持機構を説明する(特許文献8図6参照)。
図17は、エスカレータ出口で車椅子を押しても押さなくてもエスカレータの外に脱出させる逆転防止装置の説明図である(特許文献9図4参照)。
図18は、座席の中央を支持する中径の車輪の両側に、エスカレータ内で2段にまたがる2輪を有する回転体を持つ車椅子で、上り使用時に座席を水平にせず傾けたまま後退することにより、足載せ台が前方の蹴込みに当たらないようにし、下位の回転体で座席を支持する車椅子である(特許文献10図4参照)。
図19は、エスカレータ内で座席下の平行2輪を移動させるものである。(特許文献10図5参照)。
図20は、座席の水平保持機能を簡素化して段差解消機能を追加するものである(特許文献10図6参照)。
特開2005−41461 特願2003−436566 特願2004−040587 特願2004−149781 特願2004−170573 特願2004−298204 特願2005−044203 特願2005−101197 特願2005−164185 特願2005−222301 特願2005−337170
上述のように車椅子がエスカレータに出入りでき、車椅子に段差を乗り越える機能も追加することができるが、車椅子が重くなったら折りたたむ機能を損なうことになり、取り扱いに支障をきたすものとなれば、普段に常時使われるものではなく特別なものとなって普及することはない。車椅子は障害者や高齢者にとって日常体の一部として生活を共にするものであるので、新たに機能が追加されても、部品の追加はできるだけ少なく且つ構造が簡素であり、重量を軽くして取り扱い易いものにするのが課題である。
本発明は上記課題を克服するために座席の両端を支持する2輪に新たにひとつの車輪を追加し且つ大径車輪を用いることで、エスカレータに進入した際いかなる位置にあってもエスカレータの一定の位置に固定されるようにした。
本発明の車椅子はエスカレータ内で2段にまたがる2輪を有する回転体と大径の車輪で座席の両端を支持する構造で、平地走行では、車椅子を支持する3輪のうち中央の車輪すなわち回転体2輪の大径車輪側の車輪は大径車輪の中に包含され平地走行での方向転換性能を損なうことはない。エスカレータ内では大径車輪はステップ角部近傍の位置にとどまり、車椅子を支持する3輪のうち中央の車輪は大径車輪と同一のステップ上を蹴込みに密着する方向に移動し回転体2輪の大径車輪側の車輪と大径車輪とのそれぞれの車輪の回転軸の間の距離(以下、車間距離という)を広げて座席の水平を保つようになる。上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも回転体が大径車輪より上段に位置する。
下肢に障害を持つものにとってエスカレータ内で背もたれ側が低く脚載せ台が高くなる方向に座席が傾斜することは受け入れられてもその反対方向の回転は車椅子から搭乗者が放り出される危険性があるため受け入れられない。そのため上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも、座席の方向は脚載せ台を上位にする方向であり、座席の足元側を支える回転体は上位にあり、座席の背中側を支える大径車輪は上位にあるようになる。
この車椅子は座席を支持する3輪の中央の車輪を接地させないように、車体の下に凸の折れ変形を当たりで止めて、3輪の中央の車輪を宙に浮かして両端の2輪で平地走行するが、この車椅子はエスカレータに入る前に手作業にて当たりを外して3輪が接地する状態にし、同時に座席をエスカレータ内で座席が回転する反対方向に手作業で予め倒しておくことによりエスカレータ内で座席の水平が保たれる。この車椅子は座席の背もたれ側を大径車輪が支持し上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも足載せ台を上位側にする車椅子で、エスカレータに入る前に手作業にて先頭の自在輪の方向を変えて回転体2輪の車間距離を最大にするようにして、エスカレータ内での回転体の回転をできるだけ小さくすることによって座席の水平を保つようにする。
しかし上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも脚載せ台を上位にすると、脚載せ台の下から上昇するステップと衝突することになり、脚載せ台を高くするために座席全体を上げる必要がある。上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも脚載せ台を下位にするようにすれば、このような問題はなく、エスカレータ進入直前に予め座席を背もたれ側が低くなる方向に倒して置くようにしておくと搭乗者の恐怖感を和らげることができる。
即ちこの車椅子は座席の背もたれ側端部を回転体2輪が支持し座席の脚載せ側端部を大径車輪が支持し、上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも足載せ台を上位側になる車椅子で、一般に使用されている車椅子の座席の背もたれ側を支持する大径車輪を前方に移動して座席の脚載せ側端部を大径車輪が支持するようにしたもので、大径車輪を前方に移動する際、座席の背もたれ側端部が沈むことにより座席の背もたれ側端部に取り付けた回転体2輪が接地し、座席の背もたれ側端部を回転体2輪が支持するようになる。
エスカレータはエレベータと異なり人を大量に連続的に運ぶもので、人の流れの動線上に設計され、カートや車椅子を運べるようにすれば、街や建物の設計を根本的に変えるだけでなく、障害者や高齢者の地域社会への参加を促し、来るべき老人社会を明るくするものとなる。またシンプルでコンパクトであり、安全かつ堅ろうであるので商品化しやすい。
階段上のステップ上に車輪径の大きな大径車輪を置くとき、車輪径がステップの踏面寸法より大きい場合は、ステップ上にとどまることなく下段に落ち続ける。車輪径がステップの踏面寸法と同じとき、車輪の回転軸はステップ角部を通る鉛直線上にあって、車輪はかろうじてステップ上にとどまることが出来る。車輪径が踏面寸法より僅かに小さい大径車輪は、エスカレータ進入時にいかなる位置にあっても始めに僅かな段差で下段に移ることがあっても、以後乗ったステップ上を移動して、大径車輪の回転軸がステップ角部近傍に近づくだけで更に下段に落ちることはない。即ち大径車輪は最終的にとどまる位置は一定である。従って車椅子に大径車輪を用いると、大径車輪が先にエスカレータに進入しようとも後から進入しようとも、進入後の強制的な移動装置は全く要らないことになる。また座席の片端は大径車輪で支持されることになるので、座席の他端は同じステップ上で上段の蹴込みに密着する車輪で支持される。
図1(c)に示すように、座席2の片端が大径車輪5で支持され他端がエスカレータ内で2段にまたがる回転体6の2輪で支持されるとき、回転体2輪は上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータでも、大径車輪より上位で2段のステップにまたがることになる。
回転体6は車体の接続軸11を中心に回転するが、この接続軸11は回転体2輪の内側の車輪8の接地点を中心に円運動をする。この円運動による接続軸11の高さの変化は、接地点と接続軸との距離が大きいほど大きく、接地点と接続軸を結ぶ直線が地面に対して垂直に近いほど小さくなる。また上段のステップにより上下する回転体のもう1つの車輪9と接続軸との距離が長いほど上段のステップの上昇に伴う回転体6の回転量は少なく、接続軸11の高さの変化も少ない。従って上下する回転体のもう1つの車輪9が自在輪の時、自在輪の向く方向が図1(a)に示す前進方向から図1(b)に示すように後退方向に180度回転して、回転体2輪の車間距離を広げれば回転体の回転量少なくなる。
図1(a)は平地走行状態で回転体の内側の車輪8を当たり20で宙に浮かした状態で、図1(b)に示すように、エスカレータに入る準備としてこの当たりを外して回転体の2輪8,9とも接地するようにし、回転体を自在に回転できるようにすると、座席の前方が沈みエスカレータ内では座席の前が持ち上げられ、座席をある程度水平にすることができる。
図2は自在輪を強制的にあるいは勝手に方向を変える装置の説明図で、図2(a)は側面図、図2(b)は背面図、図2(c)は平面図である。初めに車輪枠F1を延長して地面近くに取り付けた車輪F2の機能(特許文献11図9参照)について説明する。図2(a)に示す実線X1X1は平地走行時の地面を示し、一点鎖線X2X2は自在輪が傾斜したときの地面を示す。
図1(a)に示すように自在輪9が前進方向のままエスカレータ内に進入し回転体が回転すると、図2(a)に示すように自在輪9が宙に浮き、車輪枠を延長して地面近くに取り付けた車輪F2が接地して自在輪9に代わって車体を支持する。車輪枠を延長して地面近くに取り付けた車輪F2は図2(b)(c)に示すように、自在輪の車輪の真後ろより左右どちらかにずれた位置に取り付けられているので車輪枠の回転軸F3には偏心荷重が加わり、自在輪全体は回転し最終的には180度回転して図1(c)の状態に至る。自在輪全体が回転し始める方向は、車輪枠を延長して地面近くに取り付けた車輪F2が取り付く側に回転するが、回転の傾斜で車輪枠を延長して地面近くに取り付けた車輪F2が接地し、自在輪全体がその向きを勝手に変えるようにすると、自在輪がエスカレータ側壁や足載せ台に当たって向きを変えることができなくなることもあり、エスカレータに入る前に強制的に向きを変えておくほうが良い。車輪枠の回転軸F3の天端から車輪と直角方向に突き出たアームF4の先に車輪F5を取り付け、図2(a)に示す山型のスロープF6をレバーの回転でこの車輪に下から当てて押し上げると、車輪は前か後ろに移動し車輪枠全体は90度回転した向きになる。
図3図4の車椅子は、上りのエスカレータにおいても下りのエスカレータにおいても、座席の方向を足載せ台を下位側にして、ステップのはるか上空に位置するようにするものである。図3(a)は段差も乗り越えることもできるエスカレータ仕様の車椅子(特許文献10図6参照)で、大径車輪が座席前部に取り付くため日常使用する車椅子としては不都合であるが、駅構内などの限られた場所で介助者が付き添えばエスカレータに乗り入れる車椅子として使用することができる。
図3(b)は、一般的に使用されている車椅子にエスカレータ内で2段にまたがる回転体6を取り付け大径車輪5を前後に移動するようにした車椅子で、図3(b)は平地走行状態を示し、大径車輪は座席2後部に固定され回転体6に付属する2輪は当たりで宙に浮いた状態にして平地走行にまったく関与しないようにする。大径車輪を取り付けるプレート31の上下の両側には軸を貫通し軸方向に移動するスライドブッシュが仕込まれた円筒32がとりつき、プレートは車椅子のフレーム内を前後に移動し終始端で固定される。
図3(c)に示すように、レバー26で回転体を回転させると回転体は車輪枠を延長したブレーキ部分19で自立し、車椅子は前後に動かないようになり両端は回転体6と先頭の自在輪13で支持することになり、大径車輪5が宙に浮くことになる。宙に浮いた大径車輪は前に移動したとき接地するが、車体の動きが止められているので、大径車輪を手で漕ぐと大径車輪だけが前進し、大径車輪は先頭の自在輪13を宙に浮かして前の端部まで移動することができる。
前の端部までを移動した大径車輪を固定し、レバー26を戻して回転体の2輪を接地するようにすると、エスカレータ内に入る準備が完了しエスカレータ内では図3(a)と同じ状態になる。図3(c)の状態から回転体をレバーで更に回転させると、回転体のブレーキ部分が回転とともに半径を増す渦巻き曲線になっているので、車体は前進しながら浮き上がり段差を乗り越えることができる。
回転体6の内側の車輪を支える足33には押しばね30が仕込まれ、足の長さが伸縮するようになっており、図3()に示すように平地走行では地面に対して斜めに接地するので足の長さは最大で、図3(a)に示すようにエスカレータ内では地面に対して垂直に接地し、足33の長さは最小になる。またこの回転体内側の車輪の枠の形状は、図3(a)に示すようにブレーキとして働く部分から始まり、次に図3(c)に示すように車体の動きを止め回転体が自立するフラットな部分が続き、更に車体を前進させながら回転体の回転軸の高さを上げる渦巻き曲線部分が追加される。
図4は図3と同様に、エスカレータに進入する前にレバー操作で座席後部の大径車輪を前方に移動するもので、レバー26先端は円弧の軸34がスライドブッシュを介して貫通する円筒32に取り付けられ、レバー先端に取り付けた大径車輪を車体両側のフレームと平行面内に固定するようにしている。図4(a)に示すように、平地走行では回転体2輪は宙に浮いた状態で、レバー26を引いて図4(b)に示すように大径車輪5を前方に送り出すと、回転体2輪が接地し座席後部が沈むことになり、図4(c)に示すようにエスカレータ内で座席後部が持ち上げられても、座席を水平以上に前傾しないようにすることが出来る。
図5は点線で示す車椅子を荷台に乗せてエスカレータで上下階に運搬する車椅子運搬車で、図5(a)は平地で車椅子を載せる状態、図5(b)はエスカレータ内の状態を示す。荷台は、図5(b)に示すように上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも、下位になる端部を大径車輪5で、上位になる端部をステップ2段にまたがる回転体6で支持される。
最も上位にある自在輪13の両側には、上り入り口でエスカレータの固定位置に移動させる中径の車輪35が取り付き、荷台の上位側には車椅子を荷台に持ち上げるためのスロープを兼用する下り出口用の取手27が取り付く。下位に取り付くアウトリガー36は回転体と連動し、平地では接地せずエスカレータ内では下段に接地して荷台の前転を防ぐ。アウトリガー36には上り出口用の取っ手が取り付き、取っての中間には車輪に渦巻き車輪14が同軸で取り付く前転防止装置が取り付き、上り出口で押し出すとき渦巻き車輪が大径車輪に押さえつけられるので、車体は後退することなくエスカレータから脱出する。
荷台の水平については、回転体の回転軸と回転体2輪の内側の車輪の回転軸を結ぶ直線Y2Y2が、鉛直状態を通り過ぎ内側から外側に回転する事によって車体と回転体の接続軸の高さの変化はなくなる。
本発明の車椅子の機構の説明図 自在輪を強制的にあるいは勝手に方向を変える装置の説明図 大径車輪を移動する車椅子の説明図で本発明の実施例を示す 大径車輪を移動する車椅子の説明図で本発明の実施例を示す 車椅子運搬車の説明図で本発明の応用例を示す 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図 背景技術の説明図
符号の説明
1 車体
2 座席
3 背もたれ
4 脚載せ台
5 大径車輪
6 回転体
8 回転体の内側の車輪
9 回転体の外側の車輪
10大径車輪の回転軸
11車体と回転体との接続軸
12固定車輪
13自在車輪
14渦巻車輪
15両端に接続軸を有する連結棒
16複数の接続軸を有するプレート17接続軸
18回転軸
19ゴム等の緩衝物が接地するブレーキ
20当り
21エスカレータのステップ角部
22エスカレータの蹴込み部分
23エスカレータ段の踏面部分
24エスカレータのエンドプレート
25地面
26レバー
27取手
28ベアリング
29捩りバネ
30押しバネ
31大径車輪を取り付けるプレート
32軸を貫通し軸方向に移動するスライドブッシュが仕込まれた円筒
33回転体6の内側の車輪を支える足
34円弧の軸
35中径の車輪
36アウトリガー

Claims (4)

  1. 車椅子の座席の片端を支持する車輪を、該車輪の半径がエスカレータのステップ踏面長さより小さく該踏面長さに近似する大径の車輪にすることで、上記エスカレータ内で上記大径の車輪の回転軸が必ずステップ角部近傍の位置に移動し、上記車椅子を下段に落下せずに静止させエスカレータに入したときのステップ上に留めるようにし、
    上記車椅子の他端に設けた回転支軸に、上記大径の車輪側の端部に固定輪を取り付け上記大径の車輪の反対側の端部に走行方向に自在に旋回する自在輪を取り付けた回転体の中間部を回転自在に軸支し、
    上記エスカレータ内で上記固定輪が必ず上記大径の車輪と同じエスカレータのステップ上で、上記大径の車輪が載るエスカレータのステップより1段上のステップ上に上記自在輪が必ず載るように上記固定輪の車軸と上記自在輪の車軸との間の距離を設定したエスカレータに出入りする車椅子で、
    上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも、上記回転体を大径車輪より上位にしてエスカレータに出入りする車椅子
  2. 請求項1記載の車椅子における回転体と上記回転体の前記大径の車輪側の端部に取り付ける固定輪とを伸縮継ぎ手で連結するエスカレータに出入りする車椅子で、
    上記伸縮継ぎ手は平地走行では地面に対して斜めに傾斜して伸縮することなく固定輪を支持し、前記エスカレータ内で回転して地面に対して垂直になり伸縮して長さが短くなる伸縮継ぎ手であるエスカレータに出入りする車椅子。
  3. 平地走行時に車椅子の座席の背もたれ側の部分を支持する請求項1記載の車椅子における大径の車輪が前記車椅子の座席の足載せ側の部分を支持する位置に移動するようにしたエスカレータに出入りする車椅子で、
    前記エスカレータ内で上記大径の車輪が前記車椅子の座席の足載せ側の部分を支持し、前記車椅子の座席の背もたれ側の部分を、中間部を前記車椅子の座席の背もたれ側の部分に設けた回転支軸に回転自在に軸支した回転体の両端に取り付けた固定輪で支持して、上記回転体の両端に取り付けた固定輪のそれぞれが必ず上記大径の車輪が載るエスカレータのステップ上と、上記大径の車輪が載るエスカレータのステップより1段上のステップ上に必ず載るようにしたエスカレータに出入りする車椅子で、
    上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも、座席の方向は脚載せ台を下位にしてエスカレータに出入りする車椅子。
  4. 荷台の片端を支持する車輪を、該車輪の半径がエスカレータのステップ踏面長さより小さく該踏面長さに近似する大径の車輪にすることで、上記エスカレータ内で上記大径の車輪の回転軸が必ずステップ角部近傍の位置に移動し、荷台を下段に落下せずに静止させエスカレータに侵入したときのステップ上に留めるようにし、
    上記荷台の他端に設けた回転支軸に、上記大径の車輪側の端部に固定輪を取り付け上記大径の車輪の反対側の端部に走行方向に自在に旋回する自在輪を取り付けた回転体の中間部を回転自在に軸支し、
    上記エスカレータ内で上記固定輪が必ず上記大径の車輪と同じエスカレータのステップ上で、上記大径の車輪が載るエスカレータのステップより1段上のステップ上に上記自在輪が必ず載るように上記固定輪の車軸と上記自在輪の車軸との間の距離を設定したエスカレータに出入りする車椅子を運搬する車で、上りのエスカレータ内でも下りのエスカレータ内でも、上記回転体を大径車輪より上位にしてエスカレータに出入りする車椅子を運搬する車
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