JP4151931B2 - 無線通信システム、無線基地局および制御局 - Google Patents

無線通信システム、無線基地局および制御局 Download PDF

Info

Publication number
JP4151931B2
JP4151931B2 JP25913799A JP25913799A JP4151931B2 JP 4151931 B2 JP4151931 B2 JP 4151931B2 JP 25913799 A JP25913799 A JP 25913799A JP 25913799 A JP25913799 A JP 25913799A JP 4151931 B2 JP4151931 B2 JP 4151931B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
base station
radio base
control station
extracted
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP25913799A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2001085925A (ja
Inventor
治 柴田
一郎 瀬戸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP25913799A priority Critical patent/JP4151931B2/ja
Priority to KR10-2000-0053764A priority patent/KR100376298B1/ko
Priority to US09/660,467 priority patent/US7043271B1/en
Priority to EP05027830A priority patent/EP1659708B1/en
Priority to CNB001370243A priority patent/CN1250019C/zh
Priority to DE60026670T priority patent/DE60026670T2/de
Priority to EP00307895A priority patent/EP1085678B1/en
Priority to CN 200610006124 priority patent/CN1819485A/zh
Priority to DE60039797T priority patent/DE60039797D1/de
Publication of JP2001085925A publication Critical patent/JP2001085925A/ja
Priority to US11/288,171 priority patent/US7496384B2/en
Application granted granted Critical
Publication of JP4151931B2 publication Critical patent/JP4151931B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)
  • Variable-Direction Aerials And Aerial Arrays (AREA)
  • Transceivers (AREA)
  • Optical Communication System (AREA)
  • Radio Transmission System (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、特に遠隔地にある可変指向性アレーアンテナの各素子の信号を、光ファイバで伝送する無線通信システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
携帯電話やITS (Intelligence Transport System)に代表される移動通信の無線基地局を光ファイバで制御局に収容するRadio on Fiber (ROF)技術が注目されている。光ファイバに無線信号をそのまま光伝送させることにより、変復調器及び制御器等は制御局に一括収容し、無線基地局の構成を簡単化して小型化する。そのため、多数の無線基地局を道路沿い、地下街、トンネル等に配置することが可能となる。
【0003】
一方、無線基地局では、周波数帯域の逼迫、あるいは干渉波等の問題を解決するべく、アダプティブアンテナが注目されている。アダプティブアンテナは、アレーアンテナを備え、各アンテナ素子に給電する電気信号によってアレーアンテナの指向性が変化する可変指向性アンテナである。無線基地局から端末局へ通信では、無線基地局から送信する無線信号の放射パターンを信号演算回路により導出し、端末局の移動及び位置に合わせて適応的にアンテナの指向性を変え、端末局から無線基地局への通信では、無線基地局で受信した信号からビーム形成回路により所望の信号を導出する。
【0004】
このアダプティブアンテナをROFで収容する無線基地局に適用する方法として、図8に概念図で示すように、1つのアンテナに1本の光ファイバを割り当てる手法がある。ここで、移動通信で考えられているアンテナブランチ数は、通常4〜8本である。この場合、無線基地局と制御局では、電気―光変換器及び光―電気変換器が、ブランチ数組み必要となり、構成規模が大きくなる問題がある。図8は、制御局から伝送した信号を無線基地局から送信する場合の構成であるが、無線基地局で受信した信号を制御局に伝送する場合も同様である。ROFを適用する目的の1つは、無線基地局を小型化することであるが、アダプティブアンテナを組み込むことで、制御局、無線基地局に複数の光−電気/電気−光変換器を必要となるため、装置が複雑となりコストが上昇する。また、このような構成では、各ブランチにおいてそれぞれ異なる光ファイバを用いているため、光ファイバの伸縮により伝送途中における各ブランチ間の相対的な位相差が、それぞれ独立に常に変動してしまうという問題がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
アダプティブアンテナをROFで収容する手段として、1つのアンテナに1本の光ファイバを割り当てる手法が取られている。移動通信で考えられているアンテナブランチ数は、通常、4〜8本である。無線基地局と制御局では、電気―光変換器及び光―電気変換器がブランチ数組み必要となり、構造が複雑となりコストが上昇するという問題がある。また、個々の光ファイバの伸縮により、伝送途中でビーム形成のための相対的な位相情報が変動してしまうという問題がある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために本発明においては、可変指向性アレーアンテナをもつ無線基地局と、制御局の間をROFで伝送するシステムにおいて、アレーアンテナの各素子の信号を周波数の異なる複数の信号に周波数変換し、さらにこれらの複数の信号と一定の周波数だけはなれた参照信号を多重して、同一の光ファイバで伝送する無線通信システムを提案する。本発明により、電気―光変換器及び光―電気変換器が削減でき、無線基地局側の構成が大幅に簡素化されるため、安価で小型なシステムを構築できる。また、本構成では、すべての信号を1本の光ファイバを用いて伝送するため、伝送途中の各光ファイバの伸縮による相対的な位相変動がなくなる。
【0007】
【発明の実施の形態】
(第1の実施例)
図1は、本発明の第1の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。図中に左側の破線で囲んである部分が制御局、右側が無線基地局である。ここでは、無線基地局から放射する信号の指向性の制御を制御局で行う方法について説明する。また、アンテナ素子の数をn素子とするが、図では1、2およびnのブランチのみを示している。また通信媒体としては光ファイバを用いる。
【0008】
101は伝送する情報を含む中間周波数fIFのIF信号である。IF信号は102の分配器でアンテナ素子数と同じ数(n)に分配され、それぞれ重み付け回路1041、1042〜104nによって振幅および位相の両方もしくはどちらか一方の変化(W1、W2〜Wn)をうける。振幅および(もしくは)位相の変化量は、所望のアンテナ指向性が得られるように信号演算回路103で計算される。これらの信号は周波数多重するために、それぞれ異なる周波数に変換される。1081、1082〜108nはそれぞれ異なる周波数f1、f2〜fnの局部発信信号を発生する発振器でこれらの局部発信信号と重み付けされたIF信号は、1051、1052〜105nで示すミキサで混合された後、1061、1062〜106nで示すフィルタによって、周波数f1+fIF、f2+fIF〜fn+fIFで示される和の周波数成分(もしくは周波数f1−fIF、f2−fIF〜fn−fIFで示される差の周波数)成分のみを取り出すことによって、異なる周波数に変換される。以降は和の周波数成分のみを取り出したものとして説明する。これらの信号は107によって多重される。ここで、1081、1082〜108nから出力された信号の一部は、分岐回路1091、1092〜109nで分岐され、ミキサに入力されずそのまま107に入力され、他の周波数成分と多重される。多重された信号を周波数軸でみると、たとえば110に示すような間隔で並んでいる。周波数軸上の信号の配列はたとえば図3に示すような間隔で並んでいても構わない。これらの信号を111で電気−光変換(E/O変換)して112の光ファイバで伝送する。電気−光変換器としては、内部変調器をもつレーザー光源などを用いる。伝送された信号を113で光−電気変換(O/E変換)する。光−電気変換器としてはフォトダイオードなどを用いる。光−電気変換された信号は110で示す信号と同じになる。光−電気変換された信号は114で2つに分けられ、それぞれ115および116に示すn分配回路でn分配される。114、115、116のかわりに、図2の201で示すような2n分配回路を用いた場合でもその後の信号処理は同じである。115で分配された信号は帯域通過フィルタ1241、1242〜124nでそれぞれf1+fIF、f2+fIF〜fn+fIFの周波数成分のみを抽出され、1181、1182〜118nで示されるミキサの一方の入力端子に入力される。一方116で分配された信号は、1171、1172〜117nで示される帯域通過フィルタによって、それぞれf1、f2〜fnの周波数成分のみを抽出され、それぞれ1181、1182〜118nで示されるミキサのもう一方の入力端子に入力される。ミキサで出力された信号を1191、1192〜119nで示される帯域通過フィルタを通し、fIFの周波数成分を取り出す。ここで1191から出力される信号は1041で重み付けされたIF信号が得られ、以下同様に1192から出力される信号は1042で重み付けされたIF信号、119nから出力される信号は104nで重み付けされたIF信号が得られる。これらのIF信号は、発振器120、ミキサ1121、1122〜112nおよび帯域通過フィルタ1221、1222〜122nによってfRFに周波数変換され、アレーアンテナの各素子1231、1232〜123nによって空間に放射される。ここで、アンテナから放射されるビームの指向性は、1041、1042〜104nの重みづけ回路で与えた振幅、位相により形成される。実際には各コンポーネントのばらつきなどで、得られたIF信号の振幅および位相は、必ずしも1041、1042〜104nで与えた振幅および位相とは異なる値となるが、この問題については、あらかじめキャリブレーションを行なって各ブランチにおける較正値を得ておき、1041、1042〜104nで重みを与える際にこれらの較正値を含んだ値を与えることにより、制御局においてアンテナに給電される振幅および(もしくは)位相を制御可能である。
【0009】
このような構成とすることで、制御局の電気−光変換器および無線基地局の光−電気変換器が大幅に削減できる。また、すべての信号を周波数多重して同一の光ファイバで送ることにより、光ファイバの伸縮による各信号の相対的な位相の変動を抑圧できる。
(第2の実施例)
図4は、本発明の第2の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。図中に左側の破線で囲んである部分が制御局、右側が無線基地局である。第1の実施例と同様に、無線基地局から放射する信号の指向性の制御を制御局で行う方法について説明する。アンテナ素子の数をn素子とするが、図では1、2およびnのブランチのみを示している。また通信媒体としては光ファイバを用いる。
【0010】
第2の実施例にかかる構成は第1の実施例と共通する部分が多いため、第1の実施例との差分について説明する。フィルタやO/E、E/O変換器などの帯域が十分にとれる場合、制御局において401で示す無線周波数fRFのRF信号を周波数変換して送る方法であってもかまわない。この場合、制御局の構成は図1と同じである。したがって407で多重された信号は、410に示すように並んでいる。これらを411で電気−光変換し、412の光ファイバで送り、413で光−電気変換して電気信号に戻すと、光−電気変換された信号は410で示す信号と同じになる。この信号を415で2n分配する。このうちn個の信号は、4241、4242〜424nで示される帯域通過フィルタによって、それぞれf+fRF、f+fRF〜f+fRFの周波数成分のみを抽出され、それぞれ4181、4182〜418nに示すミキサの一方の入力端子に入力される。残りのn個の信号は、4171、4172〜417nで示される帯域通過フィルタによって、それぞれf、f〜fの周波数成分のみを抽出され、それぞれ4181、4182〜418nで示されるミキサのもう一方の入力端子に入力される。ミキサで出力された信号を4191、4192〜419nで示される帯域通過フィルタを通し、fRFの周波数成分を取り出す。この信号は、制御局において、4041、4042〜404nで与えられた振幅、位相を持っているため、アンテナから放射されるRF信号の指向性は、この振幅、位相情報に従って形成される。
【0011】
本実施例においては、無線基地局において、IF信号からRF信号への周波数変換がなくなるため、第1の実施例に比べ、さらに構造が簡単になる。
(第3の実施例)
図5は、本発明の第3の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。図中に左側の破線で囲んである部分が制御局、右側が無線基地局である。本実施例は、無線基地局で受信した信号を制御局に伝送し、制御局でビーム形成を行なうための信号を得る方法について説明する。アンテナ素子の数をn素子とするが、図では1、2およびnのブランチのみを示している。また通信媒体としては光ファイバを用いる。
【0012】
5011、5012〜501nはアレーアンテナの各素子で、ここで受信されたRF信号は、ミキサ5031、5032〜503nにおいて発振器502からのfRF−IFの周波数の信号と混合され、帯域通過フィルタ5041、5042〜504nにより差周波数fIFのみを得ることで周波数変換され、IF信号となる。これらの信号は周波数多重するために、それぞれ異なる周波数に変換される。5061、5062〜506nはそれぞれ異なる周波数f、f〜fの局部発信信号を発生する発振器で、これらの局部発信信号とアンテナで受信し周波数変換された周波数fIFのIF信号は、5051、5052〜505nで示すミキサで混合された後、5081、5082〜508nで示すフィルタによって、和の周波数(もしくは差の周波数)成分のみを取り出すことによって、異なる周波数に変換される。これらの信号は509によって多重される。ここで、5061、5062〜506nから出力された信号の一部は、分岐回路5071、5072〜507nで分岐され、ミキサに入力されずそのまま509に入力され、他の周波数成分と多重される。多重された信号を周波数軸でみると、たとえば図1の110に示すような間隔、あるいは図3に示すような間隔で並んでいる。これらの信号を510で電気−光変換(E/O変換)して511の光ファイバで伝送する。伝送された信号を512で光−電気変換(O/E変換)する。光−電気変換された信号は513で2つに分けられ、それぞれ514および515に示すn分配回路でn分配される。514で分配された信号は5201、5202〜520nで示される帯域通過フィルタによって、それぞれf+fIF、f+fIF〜f+fIFの周波数成分のみを抽出され、それぞれ5171、5172〜517nで示されるミキサの一方の入力端子に入力される。一方515で分配された信号は、5161、5162〜516nで示される帯域通過フィルタによって、それぞれf、f〜fの周波数成分のみを抽出され、それぞれ5171、5172〜517nで示されるミキサのもう一方の入力端子に入力される。ミキサで出力された信号を5181、5182〜518nで示される帯域通過フィルタを通し、fIFの周波数成分を取り出す。ここで5181から出力されるIF信号は5041から出力されるIF信号が得られ、以下同様に5182から出力される信号は5042から出力されるIF信号、518nから出力される信号は504nから出力されるIF信号が得られる。すなわちこれらのIF信号は、各アンテナ素子5011、5012〜501nで受信した各信号を周波数変換した信号となっている。これらのIF信号をビーム形成回路519で信号処理をすれば、所望の信号が得られる。実際には各コンポーネントのばらつきや周波数による位相差などで、ビーム形成回路519に入力されるIF信号の振幅および位相は、必ずしもアンテナ5011、5012〜501nで受信した振幅および位相とは異なる値となるが、この問題については、あらかじめキャリブレーションを行なって各ブランチにおける較正値を得ておき、ビーム形成回路519で信号処理を行なう際に補正することで、制御局においてアンテナ受信信号を信号処理できる。
【0013】
このような構成とすることで、無線基地局の電気−光変換器および制御局の光−電気変換器が大幅に削減できる。また、すべての信号を周波数多重して同一の光ファイバで送ることにより、光ファイバの伸縮による各信号の相対的な位相の変動を抑圧できる。
【0014】
受信アンテナにおいても、第2の実施例同様、各コンポーネントの周波数帯域が十分であれば、502、5031〜503n、5041〜504nなどによってアンテナ受信信号である周波数fRFの信号を中間周波数fIFに変換することなく伝送可能であり、無線基地局の構成がさらに簡単になる。
(第4の実施例)
図6は、本発明の第4の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。図中に左側の破線で囲んである部分が制御局、右側が無線基地局である。本実施例は、アンテナ送信信号および受信信号の両方を、制御局で信号処理するための方法について説明する。アンテナ素子の数をn素子とするが、図では1、2およびnのブランチのみを示している。また通信媒体としては光ファイバを用いる。
【0015】
601は伝送する情報を含む中間周波数fIFをもつIF信号である。この信号は、図1に示す第1の実施例の制御局側の構成と全く同じ手順で信号処理され、612で示す光ファイバによって、無線基地局に伝送される。伝送された光信号は、光−電気変換器613で電気信号に変換され2n分配器615で2n分岐される。このうちn個のブランチは、6501、6502〜650nで示される帯域通過フィルタでそれぞれf1+fIF、f2+fIF〜fn+fIFの周波数成分のみを抽出された後、ミキサ6181、6182〜618nの一方の入力端子に入力する。残るn個のブランチは6161、6162〜616nで示される帯域通過フィルタでそれぞれf1、f2〜fnの周波数成分のみを抽出された後、これらf1、f2〜fnの周波数成分のそれぞれの一部が分岐され、一方はミキサ6181、6182〜618nのもう一方の入力端子に入力する。混合された信号から、帯域通過フィルタ611、612〜61nにより周波数fIFのIF信号のみを抽出し発振器620、ミキサ6211、6212〜621n、帯域通過フィルタ6221、6222〜622nによって周波数変換され、アンテナから放射する周波数fRFのRF信号を得る。RF信号はサーキュレータ6231、6232〜623nを介してアンテナ素子6241、6242〜624nに給電され、空間に放射される。
【0016】
一方アンテナ素子6241、6242〜624nで受信したRF信号は、サーキュレータ6231、6232〜623nを介して6251、6252〜625nで示されるミキサの一方の入力端子にそれぞれ入力する。これらのRF信号は、発振器620、ミキサ6251、6252〜625n、帯域通過フィルタ6261、6262〜626nによって中間周波数fIFのIF信号に周波数変換される。これらのIF信号は周波数多重するために、それぞれ異なる周波数に変換されるため、6291、6292〜629nで示すミキサの一方の入力端子に入力される。ここで前記帯域通過フィルタ6161、6162〜616nを出力後、それぞれ分岐されたf1、f2〜fnの周波数成分のもう一方の信号は、6291、6292〜629nで示すミキサのもう一方の入力端子に入力される。ミキサで混合された信号は、6301、6302〜630nで示すフィルタによって、和の周波数(もしくは差の周波数)成分のみを取り出すことによって、異なる周波数に変換される。周波数変換された信号は、640に示す多重化回路に入力する。ここで、前記帯域通過フィルタ6161、6162〜616nを出力後、それぞれ分岐されたそれぞれ異なる周波数f1、f2〜fnの信号の一部は、さらに分岐され、ミキサに入力されずそのまま640に入力され、他の周波数成分と多重される。多重した信号は、電気−光変換器641で光信号に変換され光ファイバ642により無線基地局から制御局に伝送される。伝送された信号は、図5に示す第3の実施例の制御局側の信号処理と同様の手順により信号処理され、648に示すビーム形成回路より、所望のアンテナ受信信号を得る。
【0017】
このような構成とすることで、無線基地局のアンテナから放射されるRF信号の指向性制御と、無線基地局のアンテナで受信したRF信号の信号処理の両方が制御局側で可能となる。またこの構成では、無線基地局側の周波数f、f〜fの発振器を省略できるため、無線基地局の構成が簡単になり、小型化等に有利である。
(第5の実施例)
図7は、本発明の第5の実施例に係る無線通信システムの構成を示す図である。図中に左側の破線で囲んである部分が制御局、右側が無線基地局である。本実施例は、アンテナ送信信号および受信信号をそれぞれ制御局で信号処理するための方法について説明する。アンテナ素子の数をn素子とするが、図では1、2およびnのブランチのみを示している。また通信媒体としては光ファイバを用いる。
【0018】
第5の実施例にかかる構成のうち、送信側(制御局 → 無線基地局)の構成は、第4の実施例と全く同じため、受信側(無線基地局 → 制御局)の構成のみ説明する。アレーアンテナの各素子7241、7242〜724nで受信したRF信号は、サーキュレータを介してミキサ7251、7252〜725nの一方の入力端子にそれぞれ入力する。これらのRF信号は、発振器720、ミキサ7251、7252〜725n、帯域通過フィルタ7261、7262〜726nによって中間周波数fIFのIF信号に周波数変換される。これらのIF信号は周波数多重するために、それぞれ異なる周波数に変換されるため、7291、7292〜729nで示すミキサの一方の入力端子に入力される。分岐回路7171、7172〜717nから分岐した信号はそれぞれ異なる周波数f1、f2〜fnの信号で、それぞれ7291、7292〜729nで示すミキサのもう一方の入力端子に入力される。ミキサで混合された信号は、7301、7302〜730nで示すフィルタによって、和の周波数(もしくは差の周波数)成分のみを取り出すことによって、異なる周波数に変換される。周波数変換された信号は、740に示す多重化回路に入力する。多重された信号は、741で電気−光変換され、光ファイバ742で制御局に伝送され、743で光−電気変換される。光−電気変換された信号は、n分配器744でn分配され、7491、7492〜749nで示される帯域通過フィルタでそれぞれf1+fIF、f2+fIF〜fn+fIFの周波数成分のみを抽出された後、それぞれミキサ7461、7462〜746nの一方の入力端子に入力する。ミキサ7461、7462〜746nのもう一方の入力端子には、送信側の周波数変換で用いた周波数f1、f2〜fnの局部発信信号を発生する発振器7081、7082〜708nの局部発信信号を入力する。ミキサ7461、7462〜746nから出力した信号は、帯域通過フィルタ7471、7472〜747nによって中間周波数fIFのIF信号のみ取り出される。ここで7471から得られる信号は、7241で示すアンテナ素子で受信した信号を周波数変換した信号に対応しており、同様に、7472から得られる信号は、7242で示すアンテナ素子で受信した信号に対応し、747nから得られる信号は、724nで示すアンテナ素子で受信した信号に対応している。これらの信号をビーム形成回路748で信号処理をすることで所望の信号が取り出せる。
【0019】
このような構成とすることで、図6に示す第4の実施例に比べ、アンテナ受信信号を無線基地局から制御局への信号伝送の際に必要なコンポーネントをさらに削減可能であり、制御局および無線基地局の構成が簡単になり、小型化等に有利である。ただし本構成の場合には、受信側についてはf、f〜fの局部発信信号は光ファイバ742を通らないため、この分の遅延差分をビーム形成回路748において補正をする必要がある。これついては、あらかじめキャリブレーションを行なって各ブランチにおける較正値を得、それに基づいてビーム形成回路内で補正を行なえば良い。
【0020】
【発明の効果】
本発明の無線通信システムでは、制御局および無線基地局の電気−光変換器/電気−光変換器の数を大幅に低減可能である。従って無線基地局が小型でかつ低価格で構成できる。このため無線基地局の数を増やし、通信エリアを拡大できる。
【0021】
また、本発明の無線通信システムでは、すべての信号を1本の光ファイバを用いて伝送するため、伝送途中の各光ファイバの伸縮による相対的な位相変動がなくなる。このためシステムの動作が安定する。
【0022】
さらに本発明の無線通信システムでは、1つの制御局が複数の無線基地局を収容している場合に、光分岐/合成回路、ファイバーアンプなどの数が少なくてすむため、システム全体のコストを削減できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す図。
【図2】本発明にかかる無線基地局の別の構成を示す図。
【図3】周波数マップの別の例。
【図4】本発明の第2の実施例を示す図。
【図5】本発明の第3の実施例を示す図。
【図6】本発明の第4の実施例を示す図。
【図7】本発明の第5の実施例を示す図。
【図8】従来の構成例を示す図。
【符号の説明】
101、601…IF信号
102、115、116、514、515、744…n分配器
103…信号演算回路
1041、1042、104n、4041、4042、404n…重み付け回路
1051、1052、105n、1181、1182、118n、
1211、1212、121n、4181、4182、418n、
5031、5032、503n、5051、5052、505n
5171、5172、517n、6181、6182、618n、
6211、6212、621n、6251、6252、625n、
6291、6292、629n、6461、6462、646n、
7251、7252、725n、7291、7292、729n、
7461、7462、746n…ミキサ
1061、1062、106n、1171、1172、117n、
1191、1192、119n、1221、1222、122n、
1241、1242、124n、4171、4172、417n、
4191、4192、419n、5041、5042、504n、
5081、5082、508n、5161、5162、516n、
5181、5182、518n、520n、5201、5202、
520n、6161、6162、616n、6191、6192、
619n、6221、6222、622n、6261、6262、
626n、6301、6302、630n、6451、6452、
645n、6471、6472、647n、6491、6492、
649n、6501、6502、650n、7261、7262、
726n、7301、7302、730n、7471、7472、
747n、7491、7492、749n…帯域通過フィルタ
107、407、509、640、740…多重化回路
1081、1082、108n、120、502、5061、
5062、506n、620、7081、7082、708n、
720…発振器
1091、1092、109n、114、5071、5072、
5073、513、6171、6172、617n、6281、
6282 628n、7171、7172、717n…分岐回路
110、410…周波数マップ
111、411、510、641、741…電気−光変換器
112、412、511、612、642、742…光ファイバ
113、413、512、613、643、743…電気−光変換器
1231、1232、123n、4231、4232、423n、
5011、5012、501n、6241、6242、642n、
7241、7242、724n…アンテナ素子
201、415、615、644…2n分配器
401…RF信号
519、648、748…ビーム形成回路
6231、6232、623n、6231、7232、723n…サーキュレータ

Claims (4)

  1. 複数のアンテナ素子に給電する電気信号によって指向性が変化する可変指向性アレーアンテナを備えた無線基地局と、
    前記可変指向性アレーアンテナの放射パターンを導出する信号演算回路および前記可変指向性アレーアンテナの受信信号から所望の信号を導出するビーム形成回路を備えた制御局とを備え、
    前記無線基地局と前記制御局とを通信媒体で接続し、
    前記複数のアンテナ素子に給電する電気信号を前記制御局から前記通信媒体により前記無線基地局に伝送し、前記複数のアンテナ素子で受信した電気信号を前記無線基地局から前記通信媒体により前記制御局へ伝送することを特徴とする無線通信システムにおいて、
    前記制御局から前記通信媒体により前記無線基地局へ伝送する第1の信号は、前記複数のアンテナ素子に給電する第1の電気信号をそれぞれ周波数の異なる複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換した電気信号と、前記局部発信信号とを多重した信号であり、
    前記無線基地局から前記通信媒体により前記制御局へ伝送する第2の信号は、前記複数のアンテナ素子で受信した第2の電気信号を前記第1の信号から抽出された複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換した電気信号と、前記第1の信号から抽出された複数の局部発信信号とを多重した信号であり、かつ、前記制御局において前記複数の局部発信信号が抽出され該抽出される複数の局部発信信号を用いて前記第2の電気信号が抽出される信号であることを特徴とする無線通信システム。
  2. 複数のアンテナ素子に給電する電気信号によって指向性が変化する可変指向性アレーアンテナを備え、
    前記可変指向性アレーアンテナの放射パターンを導出する信号演算回路および前記可変指向性アレーアンテナの受信信号から所望の信号を導出するビーム形成回路を備えた制御局と通信媒体で接続され、
    前記複数のアンテナ素子に給電する電気信号を前記制御局から前記通信媒体により伝送されることを特徴とする無線基地局において、
    前記制御局から前記通信媒体により伝送される第1の信号は、前記複数のアンテナ素子に給電する第1の電気信号をそれぞれ周波数の異なる複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換した電気信号と、前記局部発信信号とを多重した信号であり、
    前記通信媒体により前記制御局へ伝送する第2の信号は、前記複数のアンテナ素子で受信した第2の電気信号を前記第1の信号から抽出した複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換した電気信号と、前記第1の信号から抽出した複数の局部発信信号とを多重した信号であり、かつ、前記制御局において前記複数の局部発信信号が抽出され該抽出される複数の局部発信信号を用いて前記第2の電気信号が抽出される信号であることを特徴とする無線基地局。
  3. 複数のアンテナ素子に給電する電気信号によって指向性が変化する可変指向性アレーアンテナを備えた無線基地局と通信媒体で接続され、
    前記可変指向性アレーアンテナの放射パターンを導出する信号演算回路および前記可変指向性アレーアンテナの受信信号から所望の信号を導出するビーム形成回路を備え、
    前記複数のアンテナ素子に給電する電気信号を前記通信媒体により前記無線基地局へ伝送することを特徴とする制御局において、
    前記通信媒体により前記無線基地局へ伝送する第1の信号は、前記複数のアンテナ素子に給電する第1の電気信号をそれぞれ周波数の異なる複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換した電気信号と、前記局部発信信号とを多重した信号であり、
    前記無線基地局から前記通信媒体により伝送される第2の信号は、前記複数のアンテナ素子で受信され第2の電気信号を前記第1の信号から抽出された複数の局部発信信号により異なる周波数に周波数変換された電気信号と、前記第1の信号から抽出された複数の局部発信信号とを多重された信号であり、かつ、前記制御局が前記複数の局部発信信号を抽出し該抽出する複数の局部発信信号を用いて前記第2の電気信号を抽出する信号であることを特徴とする制御局。
  4. 記無線基地局と前記制御局を接続する通信媒体は光ファイバであることを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
JP25913799A 1999-09-13 1999-09-13 無線通信システム、無線基地局および制御局 Expired - Fee Related JP4151931B2 (ja)

Priority Applications (10)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25913799A JP4151931B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 無線通信システム、無線基地局および制御局
KR10-2000-0053764A KR100376298B1 (ko) 1999-09-13 2000-09-09 무선통신시스템
US09/660,467 US7043271B1 (en) 1999-09-13 2000-09-12 Radio communication system
CNB001370243A CN1250019C (zh) 1999-09-13 2000-09-13 无线电通信系统
DE60026670T DE60026670T2 (de) 1999-09-13 2000-09-13 Funkübertragungssystem mit einer Gruppenantenne mit variablem Strahlmuster
EP00307895A EP1085678B1 (en) 1999-09-13 2000-09-13 Radio communication system with variable beam-pattern antenna array
EP05027830A EP1659708B1 (en) 1999-09-13 2000-09-13 Radio communication system with variable beam-pattern antenna array
CN 200610006124 CN1819485A (zh) 1999-09-13 2000-09-13 无线电通信系统
DE60039797T DE60039797D1 (de) 1999-09-13 2000-09-13 Funkübertragungssystem mit Antennengruppe variablen Strahlmusters
US11/288,171 US7496384B2 (en) 1999-09-13 2005-11-29 Radio communication system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25913799A JP4151931B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 無線通信システム、無線基地局および制御局

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001085925A JP2001085925A (ja) 2001-03-30
JP4151931B2 true JP4151931B2 (ja) 2008-09-17

Family

ID=17329850

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25913799A Expired - Fee Related JP4151931B2 (ja) 1999-09-13 1999-09-13 無線通信システム、無線基地局および制御局

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP4151931B2 (ja)
CN (1) CN1819485A (ja)

Families Citing this family (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4102272B2 (ja) * 2003-08-26 2008-06-18 日本電信電話株式会社 光−無線融合通信システム用光送信器
DE102004062000A1 (de) * 2004-12-23 2006-07-06 Robert Bosch Gmbh Antennendiversity-Einrichtung
JP2006234602A (ja) * 2005-02-25 2006-09-07 Device Co Ltd 電磁界測定装置
WO2007086785A1 (en) * 2006-01-25 2007-08-02 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and apparatus for reducing combiner loss in a multi-sector, omni-base station
JP4674185B2 (ja) * 2006-06-12 2011-04-20 Dxアンテナ株式会社 ブースタ
JP4674184B2 (ja) * 2006-06-12 2011-04-20 Dxアンテナ株式会社 Gps信号伝送システム
JP2010087921A (ja) * 2008-09-30 2010-04-15 Toshiba Corp Rf光伝送システム、親局装置、および子局装置
US10862208B2 (en) 2015-11-04 2020-12-08 Fujikura Ltd. Phased array antenna
US10978801B2 (en) 2015-11-25 2021-04-13 Fujikura Ltd. Phased array antenna
US11456532B2 (en) 2016-05-04 2022-09-27 California Institute Of Technology Modular optical phased array
US11336373B2 (en) 2017-03-09 2022-05-17 California Institute Of Technology Co-prime optical transceiver array
EP3593408A4 (en) * 2017-03-09 2020-12-23 California Institute of Technology ARRANGEMENT OF OPTICAL CO-PRIME TRANSCEIVER
JP7354070B2 (ja) * 2020-08-31 2023-10-02 株式会社Kddi総合研究所 ビーム制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2001085925A (ja) 2001-03-30
CN1819485A (zh) 2006-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP3223441B1 (en) High-capacity communications satellite using passive optical beamforming
JP4151931B2 (ja) 無線通信システム、無線基地局および制御局
JP5044040B2 (ja) アンテナ・システム及びその送受信方法
EP1085678A3 (en) Radio communication system with variable beam-pattern antenna array
US6308085B1 (en) Distributed antenna system and method of controlling the same
JPH07336772A (ja) マルチ−バンド セルラ無線電話システムのアーキテクチャ
CN106972881A (zh) 一种波束赋形bf权值赋值的方法和装置
US9397397B2 (en) Electronically-steered Ku-band phased array antenna comprising an integrated photonic beamformer
JP7328578B2 (ja) 無線送信システム、無線受信システム、基地局装置、及び無線通信システム、並びに無線送信方法、及び無線受信方法
RU2428792C1 (ru) Автоматизированный радиоузел коротковолновой связи
JP7323826B2 (ja) 無線送信システム、無線受信システム、基地局装置、及び無線通信システム、並びに無線送信方法、及び無線受信方法
CN108809427B (zh) 基于光学相控的波束可调太赫兹无线通信系统及通信方法
US20220094374A1 (en) Apparatus and Methods for Receiving Signals Using Optical Lens as a Beamformer
JPH0759152A (ja) マルチビーム無線通信用無線局装置
JPH0622285B2 (ja) 光制御型フェーズドアレーアンテナ
EP1089579B1 (en) Radio road vehicle communication system with enhanced system extendibility
JP3162215B2 (ja) 無線通信装置
JP2001102979A (ja) 移動体無線通信システム
JP2558006B2 (ja) 無線装置
US6754448B2 (en) Multiplex transmission apparatus
JP2965504B2 (ja) アレーアンテナの光制御型受信信号処理装置
KR20000007806A (ko) 광중계기 전송 시스템 및 그 방법
RU2654994C1 (ru) Приемная многолучевая активная фазированная антенная решетка
US20140348509A1 (en) Fiber-optic communication apparatus and fiber-optic communication terminal incorporating the same
KR101999589B1 (ko) 고주파 대역용 광학빔 형성시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050318

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050530

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20050603

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060421

A911 Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20060427

A912 Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912

Effective date: 20060526

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110711

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120711

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees