JP4151767B2 - 収納籠の遠心脱水装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、野菜や果物、或いは小型部品などの物品を搬送するときに使用する合成樹脂製の収納籠を洗浄液を用いて洗浄する際に脱水工程で使用する収納籠の遠心脱水装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、野菜や果物、或いは小型部品等の物品を、トラック等の貨物輸送車両で搬送する際には、段ボール箱等の紙製の梱包箱を使用し、その内部に物品を詰めて梱包し、それら物品の開梱後は、段ボール箱等の紙製梱包箱を廃棄していた。昨今では、このような紙製梱包箱を回収し、再使用することも行われているが、こうした紙製梱包箱は、搬送中等に汚損したり壊れたすることも多く、したがってその廃棄率は依然として高く、経済的にも資源節約の面からも極めて不利である。
【0003】
そこで、こうした搬送容器をプラスチック等の合成樹脂製に変更し、それを確実に再使用することが行われつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような合成樹脂製の収納籠も、例えば前述のように野菜や果物等の物品を搬送する際には、籠の内部も外部も汚損してしまう。このように汚損した折畳み籠1は、その再使用の前に洗浄する必要があるが、従前は、内部及び外部を手作業によって洗浄していた。
【0005】
しかし、これでは、洗浄作業が面倒である上に、洗浄に要する所要時間が膨大なものとなると共に、洗浄液を脱水乾燥させる所要時間も膨大なものとなり、洗浄後の収納籠を迅速に脱水乾燥させることができないという未解決の課題がある。
【0006】
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、洗浄後の収納籠を簡易な構成で迅速に脱水乾燥させることができる収納籠の遠心脱水装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明における請求項1に係る収納籠の遠心脱水装置は、洗浄液で洗浄した上面を開放した合成樹脂製の収納籠を遠心脱水する収納籠の遠心脱水装置において、所定速度で水平面内で搬送される搬送用無端コンベヤと、該搬送用無端コンベヤの外表面に長手方向に所定間隔を保って回転自在に配設された前記収納籠を保持する複数のターンテーブルと、前記搬送用無端コンベヤの搬送方向の上流側で前記ターンテーブルに収納籠を保持させる収納籠保持手段と、この収納籠保持手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに対して搬送用無端コンベヤの搬送中に回転力を伝達して遠心脱水を行う回転動力伝達手段と、該回転動力伝達手段の下流側に配設された前記ターンテーブルの前記搬送用無端コンベヤの内面側に延長する回転軸における延長端部に配設された係合ローラに摺接して当該ターンテーブルの回転を制動する制動手段と、該制動手段の下流側の前記搬送用無端コンベヤを支持する回転軸に形成された収納籠の向きを整列させる整列手段と、該整列手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに保持されている収納籠を抽出する収納籠抽出手段とを備えたことを特徴としている。
【0008】
この請求項1に係る発明においては、収納籠保持手段で搬送用無端コンベヤ上のターンテーブルに洗浄を終了した収納籠を保持させると、搬送用無端コンベヤの搬送に伴ってターンテーブルが回転動力伝達手段に搬送され、この回転動力伝達手段でターンテーブルに回転動力が伝達されることにより、ターンテーブルが高速回転駆動されて、収納籠の遠心脱水が行われる。さらに、ターンテーブルが搬送されると、制動手段でターンテーブルの回転が制動され、整列手段でターンテーブル上に保持されている遠心脱水を完了した収納籠の向きを一定方向に整列させ、収納籠抽出手段でターンテーブル上の収納籠が抽出される。ここで、整列手段が、搬送用無端コンベヤを支持する回転軸に形成されているので、別途整列手段を配設する必要がない。
【0009】
また、請求項2に係る収納籠の遠心脱水装置は、請求項1に係る発明において、前記回転動力伝達手段及び収納籠抽出手段との間に遠心脱水後の収納籠を乾燥させる乾燥手段が配設されていることを特徴としている。
【0010】
この請求項2に係る発明においては、回転動力伝達手段でターンテーブルが高速回転駆動されて遠心脱水された収納籠を乾燥手段で乾燥させることができ、収納籠をより確実に乾燥させることができる。
【0011】
さらに、請求項3に係る収納籠の遠心脱水装置は、請求項1又は2に係る発明において、前記ターンテーブルが、前記収納籠をその開放上面が下側となるように保持するように構成されていることを特徴としている。
【0012】
この請求項3に係る発明においては、ターンテーブルに収納籠が開放上面を下側として保持されるので、収納籠保持手段を搬送用無端コンベヤの反転部に設けることにより、収納籠を開放上面を下側として配置しておくだけで容易にターンテーブルに保持させることができる。
【0013】
さらにまた、請求項4に係る収納籠の遠心脱水装置は、請求項1乃至3に係る発明において、前記回転動力伝達手段は、前記係合ローの搬送軌跡に沿って配設され、当該係合ローラに接触しながら搬送駆動される動力伝達用無端ベルトを備えていることを特徴としている。
【0014】
この請求項4に係る発明においては、ターンテーブルの回転軸に形成された係合ローラがその搬送状態で、動力伝達用無端ベルトに摺接することにより、高速回転駆動されて、ターンテーブルに保持した収納籠を遠心脱水する。
【0015】
なおさらに、請求項5に係る収納籠の遠心脱水装置は、請求項4に係る発明において、前記制動手段は、前記動力伝達用無端ベルトの下流側前記ターンテーブルの係合ローラに摺接して制動するブレーキプレートが配設されていることを特徴としている。
【0016】
この請求項5に係る発明においては、ターンテーブルの係合ローに制動手段のブレーキプレートが摺接することにより、ターンテーブルの回転が確実に停止される。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
先ず、本発明を適用し得る収納籠1は、図10に示すように、エンジニアリングプラスチック等の合成樹脂材で成形され、長方形状を有する底板部1aと、この底板部1aの左右側縁から上方に外側に広がるテーパー状に延長する左右傾斜側板部1b,1cと、底板部1aの前後側縁から上方に外側に広がるテーパー状に延長する前後傾斜側板部1d,1eとで上面を開放した積み重ねが容易な角錐筒状に形成され、左右傾斜側板部1b,1cに把手部1fが形成されている。
【0021】
そして、底板部1a,左右傾斜側板部1b,1c及び前後傾斜側板部1d,1eには、夫々所定長さの多数のスリット1gが形成されている。
そして、上記構成を有する収納籠1が、図1に示すように、洗浄装置2によって洗浄液を噴射することにより洗浄され、洗浄後の洗浄液が付着した収納籠1が開放上面を下向きとしてローラコンベヤ3によって遠心脱水装置4に供給される。
【0022】
この遠心脱水装置4は、高さがローラコンベヤ3の上面と略等しい高さに設定され且つローラコンベヤ3の搬送方向に延長する直方体上のケース体5を有する。
【0023】
このケース体5は、所定間隔を保って設置面に立設された略H形状の支持フレームF1〜F3と、これら支持フレームF1〜F3の周囲を覆う外面カバー6と、支持フレームF1〜F3の底面側を覆い洗浄装置2側に行くに従い徐々に高さが低くなる傾斜樋7と、支持フレームF1〜F3の上面に左右方向に延長して配設された所定幅の支持プレートP1,P2と、これら支持プレートP1,P2の左右端部を除く中央部上に設けられたフード8とで構成されている。
【0024】
そして、ケース体5内の上面側に搬送用コンベヤ10が配設されている。
この搬送用コンベヤ10は、ケース体5内の左右端部に前後方向に延長して配設された回転軸11,12と、これら回転軸11,12の支持プレートP1及びP2の内側端面より所定距離内側となる位置に夫々取付けられたチェーンスプロケットCSL1,CSL2及びCSR1,CSR2と、これらチェーンスプロケットCSL1及びCSR1間とCSL2及びCSR2間に夫々巻装されたチェーンCH1 及びCH2 と、これらチェーンCH1 及びCH2 間に前記収納籠1の上面の対角線長さよりも長く設定された所定間隔を保って橋架されたベースプレートBP1 〜BP11とでチェーンコンベヤ状に構成されている。
【0025】
ここで、回転軸12は、図6に示すように、支持フレームF3の前方側支柱に固定された軸受13と、支持プレートP2 の下面に支持された軸受14とで回転自在に支持され、軸受14を貫通する突出部にスプロケット15が取付けられている。
【0026】
一方、支持フレームF3の後方側支柱部には、変速機を備えた駆動モータ16が配設され、この駆動モータ16の出力軸にスプロケット17が取付けられ、このスプロケット17と回転軸12のスプロケット15との間にチェーン18が張設され、回転軸12が駆動モータ16の変速機の変速比に応じた回転数で回転駆動される。
【0027】
そして、搬送用コンベヤ10の各ベースプレートBP1 〜BP11には、図4及び図6に示すように、ベースプレートBP1 〜BP11の中央部に配設された軸受21の内輪にベースプレートBP1 〜BP11を貫通して延長する回転軸22が嵌着され、この回転軸22の上方側端部には洗浄する最大の大きさの収納籠1の上端面より僅かに広い長方形板状に形成された剛性を有するナイロン樹脂製のターンテーブル23が固定され、下方側端部には所定厚みを有する係合ローラ24が固定されている。
【0028】
ここで、ターンテーブル23には、その上面上に収納籠1の内面側の上端より底面側の四隅に係合する例えば4本の係合爪23aが配設され、これら係合爪23aによって収納籠1を開放上面を下向きとして保持する。これら係合爪23aは、収納籠1の大きさに応じて取付位置を調整可能とされている。
【0029】
また、係合ローラ24には、その外周面に後述する回転動力伝達機構の両面歯付ベルトの歯部と噛合する3列の歯列TR1 〜TR3 が形成され、その下面に突出する回転軸22に収納籠1の向きを左右側面板1b,1cを搬送用コンベヤ10の進行方向に向けて整列させるための2面幅の整列用係合部25が形成されている。
【0030】
さらに、ベースプレートBP1 〜BP11の上面側の内側端縁には、支持プレートP1及びP2の上面に内方に突出して設けられたガイドプレート26に下面側から係合するガイドローラ27が配設され、さらにベースプレートBP1 〜BP11の下面側の内側端縁にはチェーンCH1 及びCH2 を下側から案内するチェーンガイド28が配設されている。
【0031】
一方、各支持フレームF1〜F3の中間梁部の上面におけるターンテーブル23の長辺に対向する位置に夫々支柱29が配設され、これら支柱29の上端にターンテーブル23の長辺を案内するガイドプレート30が左右方向に延長して配設されている。
【0032】
そして、ケース体5の洗浄装置2側の上面には、洗浄装置2から搬出される収納籠1をターンテーブル23に保持させる収納籠保持手段としての収納籠保持機構31が配設されている。
【0033】
この収納籠保持機構31は、図3に示すように、ケース体5の上面に配設された収納籠1を左右側板部1b,1cを進行方向に向けた状態で前後側板部1d,1eを前記ターンテーブル23に接触することなく案内する前後一対のローラコンベヤ32と、ケース体5におけるターンテーブル23が転回してケース体5の上面に向かう位置に配設した門型フレーム33の上方中央部に配設されたローラコンベヤ32による収納籠1の搬送を一時的に停止させてターンテーブル23に保持させるタイミングを調整するエアシリンダ34と、搬送用コンベヤ10の回転軸11の中央部に設けられたターンテーブル23の整列用係合片25と係合してターンテーブル23の長手方向を搬送用コンベヤ10の進行方向に整列させる整列用ガイドリング35とを備えている。
【0034】
ここで、エアシリンダ34は、そのピストンロッド36のストロークが収縮時にはその先端が下向きにした収納籠1の底面板1aから上方に離間した位置となり、伸張時にはその先端が収納籠1の右側面板1cに当接するように設定されている。
【0035】
そして、ローラコンベヤ32は収納籠1を洗浄装置2の搬出速度に応じた速度で搬送するように駆動されると共に、エアシリンダ34は、搬送用コンベヤ10によるターンテーブル23の搬送速度に応じて、収納籠1がローラコンベヤ32で搬送されたときにターンテーブル23の係合爪23aが収納籠1内に挿入されるタイミングでピストンロッド36が収縮し、収納籠1の左側面板1dがエアシリンダ34の下を通過した時点或いはこれより遅れた時点でピストンロッド36を伸張させるように制御される。
【0036】
そして、ケース体5内の収納籠保持機構31の下流側にターンテーブル23を高速回転駆動する回転動力伝達手段としての回転動力伝達機構41が配設されている。
【0037】
この回転動力伝達機構41は、図4に示すように、ターンテーブル23の係合ローラ24の搬送軌跡に沿って所定距離離間した位置にプーリ42及び43が配設され、これらプーリ42及び43間に動力伝達用ベルトとしての3本の両側歯付きベルトB1 〜B3 が張設され、これら歯付きベルトB1 〜B3 とは反対側に係合ローラ24に摺接してその歯付きベルトB1 〜B3 からの離脱を抑制するガイドプレート45が配設され、両側歯付きベルトB1 〜B3 の外表面の歯列が係合ローラ24の歯列TR1 〜TR3 に噛合するように構成されている。
【0038】
ここで、両側歯付きベルトB1 〜B3 は、図5に示すように、中央部の心線46の両側に所定ピッチの歯列を形成するゴム材47が形成され、このゴム材47の外表面の歯列を覆うように歯面帆布48が貼着された構成を有する。
【0039】
そして、下流側のプーリ43は、支持フレームF2の中間梁に立設された平行な2本の支柱51に横設された上下2本の支持片52の先端に配設されたスラスト軸受53及びラジアル軸受54に回転自在に支持された回転軸55の先端に取付けられており、回転軸55の支持片52間に2個のスプロケット56が取付けられている。
【0040】
一方、支持フレームF2の前側支柱に架台57が設置され、この架台57上に電動モータ58が配設され、この電動モータ58の出力軸がカップリング59を介して減速機60に連結され、この減速機60の出力軸に2個のスプロケット61が取付けられ、これらスプロケット61と回転軸55のスプロケット56との間に無端チェーン62が張設されている。
【0041】
したがって、電動モータ58を所定回転速度で回転駆動することにより、減速機で減速された回転速度でプーリ43が平面から見て反時計方向に回転駆動され、これによって両側歯付きベルトB1 〜B3 が平面から見て係合ローラ24に噛合する側が搬送用コンベヤ10の搬送方向と逆行するように駆動され、これに応じてターンテーブル23が平面から見て時計方向に高速回転駆動される。
【0042】
また、フード8の天板8aには、図1に示すように、左右端部側に夫々螺軸65が螺合され、この螺軸65の上端にハンドル66が取付けられていると共に、下端に遠心脱水時に収納籠1が上方に飛び出すことを抑制する平行な2本のガイドバー67が取付けられている。
【0043】
さらに、フード8には、その内面側に無数の透孔を有するパンチングメタル68が配設され、遠心脱水時に収納籠1に付着されている洗浄液が水平方向に飛散したときにこれが透過して内部に回収される。
【0044】
さらにまた、フード8の背面側には回転動力伝達機構41でのターンテーブル23の高速回転による収納籠1の遠心脱水状態を視認するアクリル等の透明板69で覆われた窓70が形成されている。
【0045】
そして、ケース体5内の回転動力伝達機構41の下流側にターンテーブル23の回転を停止させる制動機構71が配設されている。
この制動機構71は、図6及び図7に示すように、駆動軸12の係合ローラ24の搬送軌跡に対応する位置に一対の軸受72が配設され、この軸受の外輪に支持片73が固定され、さらに駆動軸12より上流側の支持フレームF2における回転動力伝達機構41の回転軸55よりやや下流側に設けられた支持片F2に支持片73に対応して支持片74が設けられ、これら支持片73及び74に夫々ターンテーブル23の係合ローラ24の搬送軌跡に沿って係合ローラ24を挟着するブレーキプレート75が配設されている。
【0046】
これらブレーキプレート75は、支持片73及び74に対向する位置に設けられた螺軸76を有し、これら螺軸76を支持片73及び74に挿通し、その外側の突出部に止めナット77を螺合させることにより、支持片73及び74に対する最大突出長が設定され、この最大突出長でブレーキプレート75の上流側に設けた外側に傾斜する傾斜導入部75aの先端における内側長さが係合ローラ24の外径より僅かに大きくなるように選定されている。
【0047】
また、螺軸76の周りにおける支持片73及び74とブレーキプレート75との間にコイルスプリング78が介挿されて、これらによって係合用ローラ24に対する摺接力が調整される。
【0048】
そして、制動機構71の終端となる駆動軸12の中央部には、図6及び図8に示すように、ターンテーブル23の整列用係合片25と係合してターンテーブル23の長手方向を搬送用コンベヤ10の進行方向に整列させる整列用ガイドリング79が設けられている。
【0049】
一方、制動機構71の上方側のフード8には、遠心脱水した収納籠1を乾燥させる乾燥機構81が配設されている。
この乾燥機構81は、図1及び図6に示すように、電動モータ82によって回転駆動される直列に配列された2つのファン83a,83bを有すると共に、図6で特に明らかなように、収納籠1の外側に棒状ヒータ84a,84bが配設され、棒状ヒータ84a,84bで発生される熱をファン83a,83bで攪拌することにより、収納籠1の隅々にまで熱風を送り込むことにより、確実に乾燥させる。
【0050】
そして、ケース体5の乾燥機構81の下流側には、乾燥機構81での乾燥が完了した収納籠1がフード8に形成された挿通部90を通過して搬送されて来たときに、収納籠1をターンテーブル23から抽出する抽出機構91が配設されている。
【0051】
この抽出機構91は、駆動軸12の僅か下流側に設けた前述した収納籠保持機構31のローラコンベヤ32と同様のターンテーブル23と接触することなく、収納籠1の前後側面板1d,1eの上端面を受けると共に、図1で時計方向に回転駆動されるローラコンベヤ92を有し、このコーラコンベヤ92で、ターンテーブル23が反転されるときに、ターンテーブル23によって搬送されて来た収納籠1の前後側面板1d,1eの上端部を受けることにより、ターンテーブル23から収納籠1を抽出して後続の搬送用ローラコンベヤ93に受け渡す。
【0052】
次に、上記実施形態の動作を説明する。
収納籠1は、その開放上面を下向きとし、且つ前後側面板1d,1eを搬送方向として洗浄装置2に送り込まれ、この洗浄装置2内で洗浄液を噴射することにより洗浄すると共に、収納籠1に付着されているラベル等を剥離してから、ローラコンベヤ3によって遠心脱水装置4に供給される。
【0053】
この遠心脱水装置4では、先ず、ローラコンベヤ3から搬入された収納籠1が収納籠保持機構31のローラコンベヤ32に受け渡されると、このローラコンベヤ32によって右方向に搬送されて、図3に示すように、伸長状態に制御されたエアシリンダ34のピストンロッド36の下面に当接して、その搬送が停止される。
【0054】
この状態で、搬送用コンベヤ10によってターンテーブル23が所定速度で下側の戻り経路を通って搬送されると、その整列用係合片25が回転軸11に形成した整列用ガイドリング35に当接することにより、ターンテーブル23がその長手方向を搬送方向として停止中の収納籠1に対応した姿勢に整列される。
【0055】
この状態で、ターンテーブル23が、図3における二点鎖線図示のように、停止されている収納籠1の内側に入る直前となると、エアシリンダ34のピストンロッド36が収縮されて、ローラコンベヤ32によって収納籠1が右方向に搬送され、これによってターンテーブル23の回転と共に収納籠1が搬送されることにより、図3における実線図示のように係合爪23a及びターンテーブル23の上端が収納籠1内に入り込む。
【0056】
その後、ターンテーブル23の係合爪23aが収納籠1の右側面板1cと前後側面板1d,1eの隅部に係合することにより、このターンテーブル23のローラコンベヤ32より僅かに速い搬送速度で収納籠1が引っ張られ、ターンテーブル23が略水平状態となると、図3に示すように、係合爪23aが収納籠1内の四隅に係合して保持状態となる。
【0057】
その後、搬送用コンベヤ10の搬送速度に応じてターンテーブル23がフード8内に搬送されると、ターンテーブル23に保持された収納籠1の底面板1aの上端がガイドバー67に対向することになり、上方への移動が規制される。
【0058】
さらに搬送用コンベヤ10によって搬送されて、ターンテーブル23が、回転動力伝達機構41に達すると、ターンテーブル23の係合ローラ24が回転動力伝達機構41の両側歯付きベルトB1 〜B3 に噛合する。このとき、係合ローラ24の両側歯付きベルトB1 〜B3 とは反対側がガイドレール45に摺接することにより、係合ローラ24と両側歯付きベルトB1 〜B3 との噛合状態が確保される。
【0059】
したがって、ターンテーブル23は、搬送用コンベヤ10で右方向に搬送されながら両側歯付きベルトB1 〜B3 によって図2で見て時計方向に例えば610rpmの回転数で高速回転駆動されて、遠心脱水が開始され、このとき収納籠1に上方への揚力が生じるが、収納籠1の底面板1aがガイドバー67に接触することにより、収納籠1の浮上が阻止される。
【0060】
また、ターンテーブル23等が剛性の高いナイロン樹脂で製作されているので、軽量化を図ることができ、この分ターンテーブル23の回転に要する駆動力を減少させることができる。
【0061】
この遠心脱水処理時には、収納籠1から遠心力によって洗浄液が水平方向に飛散することになるが、これら飛散される洗浄液は、フード8の内面側に設けられたパンチングメタル68によってその外側に透過して回収される。
【0062】
この遠心脱水状態が係合ローラ24が両側歯付きベルトB1 〜B3 との噛合状態を維持している間継続され、例えば7秒後に係合ローラ24が両側歯付きベルトB1 〜B3 から離脱すると、そのターンテーブル23に対する回転動力の伝達が遮断されることにより、慣性回転状態となり、収納籠1は乾燥機構81に対向する状態となる。
【0063】
このため、乾燥機構81のファン83a,83b及び棒状ヒータ84a,84bによって攪拌された熱風によって収納籠1の隅々まで確実に乾燥される。
このとき、乾燥機構81の下側のケース体5内には、図7に示す制動機構71が配設されているので、係合ローラ24がブレーキプレート75でコイルスプリング78の弾性力によって挟着されることにより、このブレーキプレート75と係合ローラ24との間の摩擦力によって減速されて停止状態となる。
【0064】
そして、搬送用コンベヤ10によってさらに搬送されて、ターンテーブル23の整列用係合部25が駆動軸12に形成された整列用ガイドリング79に当接することにより、再度ターンテーブル1がその長手方向を搬送方向とするように整列される。そして、整列が完了すると、図9に示すように、収納籠1の右側面板1c側が抽出機構91のローラコンベヤ92に載置され、この状態からターンテーブル23が図9で一点鎖線図示のように下側に反転することから、収納籠1がターンテーブル23上からローラコンベヤ92上に抽出されて、外部のローラコンベヤ93に受け渡されて搬出される。
【0065】
このようにして、各ベースプレートBP1 〜BP11に配設されたターンテーブル23に順次収納籠保持機構31で収納籠1が保持され、搬送用コンベヤ10で右方向に搬送されることにより、回転動力伝達機構41で回転力が伝達されて遠心脱水状態となり、次いで乾燥機構81で乾燥されてから、抽出機構91で収納籠1がターンテーブル23から抽出されて外部に搬出されることが繰り返され、収納籠1の連続的な遠心脱水処理が行われる。
【0066】
なお、上記実施形態においては、回転動力伝達機構41で遠心脱水処理が行われた後に乾燥機構81で熱風乾燥する場合について説明したが、洗浄装置2での比較的高温60℃以上の洗浄液を使用する場合には、その蒸発が速いので、回転動力伝達機構41による遠心脱水処理のみで、収納籠1に付着した洗浄液を完全に除去することができるので、乾燥機構81を省略することができる。
【0067】
また、上記実施形態においては、収納籠1が図10に示す形状である場合について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば底面板に対してこれを囲む左右側板及び前後側板が内方に折畳み可能な折畳み籠である場合でも、折畳み状態から各側板を起こした収納状態としてからその開放上面を下向きにして洗浄装置2で洗浄し、次いで遠心脱水装置4で遠心脱水処理を行うことができ、遠心脱水処理を行う収納籠1の形状や大きさの制約は全くない。この場合、収納籠1の形状に応じてターンテーブル23の係合爪23aの位置や高さ及びガイドバー67の位置を調整すればよい。
【0068】
さらに、上記実施形態においては、チェーンCH1 及びCH2 にターンテーブル23を回転自在に支持する11個のベースプレートBP1 〜BP11を橋架した場合について説明したが、ベースプレートの数は任意数に設定することができることは言うまでもない。
【0069】
さらにまた、上記実施形態においては、回転動力伝達機構41を、両側歯付きベルトB1 〜B3 とガイドレール45とで形成した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、係合ロー24の搬送軌跡の両側に互いに逆方向に同期回転駆動される両側歯付きベルトB1 〜B3 を線対称に2組設置するようにしてもよく、この場合には駆動力が倍となるので、歯付きベルトに代えてVベルト等のベルトを適用することができる。
【0070】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に係る収納籠の遠心脱水装置によれば、洗浄液で洗浄した上面を開放した合成樹脂製の収納籠を遠心脱水する収納籠の遠心脱水装置において、所定速度で水平面内で搬送される搬送用無端コンベヤと、該搬送用無端コンベヤの外表面に長手方向に所定間隔を保って回転自在に配設された前記収納籠を保持する複数のターンテーブルと、前記搬送用無端コンベヤの搬送方向の上流側で前記ターンテーブルに収納籠を保持させる収納籠保持手段と、この収納籠保持手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに対して搬送用無端コンベヤの搬送中に回転力を伝達して遠心脱水を行う回転動力伝達手段と、該回転動力伝達手段の下流側に配設された前記ターンテーブルの回転を制動する制動手段と、制動手段の下流側の前記搬送用無端コンベヤを支持する回転軸に形成された収納籠の向きを整列させる整列手段と、該整列手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに保持されている収納籠を抽出する収納籠抽出手段とを備えているので、収納籠をターンテーブルに保持させてから搬送用無端コンベヤで搬送しながら回転動力伝達手段でターンテーブルを回転駆動させることにより遠心脱水処理を自動的に行うことができ、連続的な遠心脱水処理が可能となり、処理能力を大幅に向上させることができるという効果が得られる。
また、動力伝達手段が制動手段の下流側に配設された収納籠の向きを整列させる整列手段を有するので、整列手段によってターンテーブル上に保持されている遠心脱水を完了した収納籠の向きを一定方向に整列させて、収納籠抽出手段に搬送することができ、収納籠抽出手段での収納籠の抽出を容易確実に行うことができるという効果が得られるると共に、整列手段が、搬送用無端コンベヤを支持する回転軸に形成されているので、別途整列手段を配設する必要がないという効果が得られる。
【0071】
また、請求項2に係る収納籠の遠心脱水装置によれば、回転動力伝達手段でターンテーブルが高速回転駆動されて遠心脱水された収納籠を乾燥手段で乾燥させることができ、収納籠をより確実に乾燥させることができるという効果が得られる。
【0072】
さらに、請求項3に係る収納籠の遠心脱水装置によれば、ターンテーブルに収納籠が開放上面を下側として保持されるので、収納籠保持手段を搬送用無端コンベヤの反転部位置に設けることにより、収納籠を開放上面を下側として配置しておくだけで容易にターンテーブルに保持させることができるという効果が得られる。
【0073】
さらにまた、請求項4に係る収納籠の遠心脱水装置によれば、ターンテーブルの回転軸に形成された係合ローラがその搬送状態で、動力伝達用無端ベルトに摺接することにより、高速回転駆動されて、ターンテーブルに保持した収納籠を遠心脱水することができ、ターンテーブルを簡易な構成で確実に高速回転駆動することができるという効果が得られる。
【0074】
なおさらに、請求項5に係る収納籠の遠心脱水装置によれば、制動手段は、動力伝達用無端ベルトの下流側で前記ターンテーブルの係合ローに摺接して制動するブレーキプレート有するので、ターンテーブルの係合ローにブレーキプレートが摺接することにより、ターンテーブルの回転を確実に停止させることができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す収納籠の遠心脱水装置の全体構成を示す概略正面図である。
【図2】本発明の一実施形態を示す概略平面図である。
【図3】図1の収納籠保持機構を示す拡大正面図である。
【図4】図2のA−A線断面図である。
【図5】両側歯付きベルトの拡大断面図である。
【図6】図2のB−B線断面図である。
【図7】本発明に適用し得る制動機構の一例を示す平面図である。
【図8】本発明に適用し得る整列機構の一例を示す図であって、(a)は正面図、(b)は底面図である。
【図9】本発明に適用し得る収納籠抽出機構の一例を示す正面図である。
【図10】収納籠の説明図である。
【符号の説明】
1 収納籠
2 洗浄装置
4 遠心脱水装置
5 ケース体
10 搬送用無端コンベヤ
15 駆動モータ
BP1 〜BP11 ベースプレート
23 ターンテーブル
24 係合ローラ
25 整列用係合部
31 収納籠保持機構
32 ローラコンベヤ
34 エアシリンダ
41 回転動力伝達機構
42,43 プーリ
1 〜B3 両側歯付きベルト
45 ガイドレール
58 駆動モータ
71 制動機構
75 ブレーキプレート
81 乾燥機構
83a,83b ファン
84a,84b 棒状ヒータ
91 収納籠抽出機構
92 ローラコンベヤ

Claims (5)

  1. 洗浄液で洗浄した上面を開放した合成樹脂製の収納籠を遠心脱水する収納籠の遠心脱水装置において、所定速度で水平面内で搬送される搬送用無端コンベヤと、該搬送用無端コンベヤの外表面に長手方向に所定間隔を保って回転自在に配設された前記収納籠を保持する複数のターンテーブルと、前記搬送用無端コンベヤの搬送方向の上流側で前記ターンテーブルに収納籠を保持させる収納籠保持手段と、この収納籠保持手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに対して搬送用無端コンベヤの搬送中に回転力を伝達して遠心脱水を行う回転動力伝達手段と、該回転動力伝達手段の下流側に配設された前記ターンテーブルの前記搬送用無端コンベヤの内面側に延長する回転軸における延長端部に配設された係合ローラに摺接して当該ターンテーブルの回転を制動する制動手段と、該制動手段の下流側の前記搬送用無端コンベヤを支持する回転軸に形成された収納籠の向きを整列させる整列手段と、該整列手段の下流側に配設された前記ターンテーブルに保持されている収納籠を抽出する収納籠抽出手段とを備えたことを特徴とする収納籠の遠心脱水装置。
  2. 前記回転動力伝達手段及び収納籠抽出手段との間に遠心脱水後の収納籠を乾燥させる乾燥手段が配設されていることを特徴とする請求項1記載の収納籠の遠心脱水装置。
  3. 前記ターンテーブルは、前記収納籠をその開放上面が下側となるように保持するように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の収納籠の遠心脱水装置。
  4. 前記回転動力伝達手段は、前記係合ローの搬送軌跡に沿って配設され、当該係合ローラに接触しながら搬送駆動される動力伝達用無端ベルトを備えていることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の収納籠の遠心脱水装置。
  5. 前記制動手段は、前記動力伝達用無端ベルトの下流側に配設された前記ターンテーブルの係合ローラに摺接して制動するブレーキプレートを有することを特徴とする請求項4に記載の収納籠の遠心脱水装置。
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