JP4151526B2 - パワー変換モジュールおよびそれを用いた電源装置 - Google Patents

パワー変換モジュールおよびそれを用いた電源装置 Download PDF

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Description

本発明は、電子機器などに使用されるスイッチング電源等の電源装置およびその電源装置に搭載されるパワー変換モジュールデバイスに関するものである。
近年、情報通信量が大きく増大する中であらゆる電子機器において消費電力は増大する方向になっており、低消費電力化が社会的問題となってきている。特にこれら電子機器の電源部は主としてスイッチング電源で構成されているものが多く、この電源部の高効率化とともに小形化、低ノイズ化が技術的な課題となっており、この電源の開発スピードアップが電子機器の開発していく上で重要なポイントとなっている。
従来、この種のスイッチング電源は図8、図9に示されるような構成になっていた。
以下、従来例として図8、図9を用いて説明する。図8は従来のスイッチング電源の回路ブロック図であり、図9は従来のスイッチング電源の外観斜視図である。
図8、図9に示すように従来のスイッチング電源は入力回路部1、コンバータ部2、出力回路部3が1枚のメイン基板9の上に搭載されて構成しているものが一般的である。
入力回路部1は入力フィルタ1a、入力整流回路1b、力率改善回路4、平滑回路1cなどから構成されている。また、コンバータ部2は制御回路5、トランス6、1次パワー素子7、2次パワー素子8などから、構成されている。ここで1次パワー素子7はFET、2次パワー素子8としてはダイオードが使われることが多いが、ダイオードの代りのスイッチとしてFETが用いられることもある。さらに出力回路部3は出力平滑部3a、出力変換回路3b、出力フィルタ3cなどから構成されている。
なお、この出願に関する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3のように制御回路を含む回路ブロックをモジュール化して形成したものもある。
また、本出願の別の先行技術文献情報として特許文献4のようにプリントコイル形トランスと1次スイッチ素子と2次整流回路に装着されたヒートシンクを伝熱するための配線パターンを実装基板に設けた構成のものもある。
特開2001−359281号公報 特開平5−198445号公報 特開2001−103756号公報 特開平8−45748号公報
しかしながら、最も一般的な従来例を示す図8、図9の構成においては1枚のメイン基板9上に各回路ブロックおよび全部品を搭載して構成しているため、それぞれの仕様が微妙に絡み合って干渉し合うため、最終仕様の決定が難しくなり、設計にも多くの経験を有する熟練者が必要となる、開発リードタイムが非常に長くなるなど、開発設計効率面で課題を残していた。また、電源の出力が増大した場合、コンバータ部2に搭載しているトランス6のサイズが極端に大きくなり、電源形状のサイズ制約をオーバーしてしまったり、温度上昇面でも所定値をオーバーするなど小形化、低発熱化という面でも課題を有していた。
また、特許文献1〜3においては特定部分をモジュール化して小形化を図っているものの制御回路など多くの部品を有する機能満載形の複雑なモジュールブロックとなっているため、仕様決定は図8、図9の従来例に比較してもさらに難しくなる。このため、開発時間、開発コストも大きく増大し、高価な電源ブロックとなるため、市場展開していく上では分野・用途が限定されるなど、多くの課題を有するものであった。
さらに特許文献4においてはトランスの端子とヒートシンクは配線パターンで接続されるため、パターン設計が制約される。また、配線も長くなるため、配線インピーダンスも高くなり、ノイズ増大、損失が大きくなるなど課題を有していた。また、配線パターンを用いて熱を伝熱しているため、ヒートシンクまでの距離が長くなり、伝熱効果も一定以上よくならないという課題を有していた。
本発明は上記従来の課題を解決するものであり、設計開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスとそれを搭載したスイッチング電源装置を提供することを目的とするものである。
上記課題を解決するために、本発明は以下の構成を有する。
本発明の請求項1に記載の発明は、金属板と、この金属板に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、この絶縁層で固定したリードフレームからなる配線と、別基板上に設けられた制御回路部と接続するための接続端子と、からなる高放熱基板と、この高放熱基板に面接触するように実装した、複数のパワー素子と、トランスと、からなるパワー変換モジュールであって、前記配線は、前記リードフレームを前記高熱伝導絶縁層に埋め込んだものであり前記接続端子は、前記リードフレームの一部を折り曲げたものであり、前記トランスと前記複数のパワー素子とを近接して配置して、ブロック化したパワー変換モジュールとすることを特徴としたものである。
この構成により、薄形トランスとパワー素子との配線距離を最短にできるため、配線インピーダンスが小さくなり、配線上の損失を非常に少なく出来ることに加えてノイズ源となるFETのドレイン〜ソース間電圧(Vds)のリンギング波形(Vp−p)、ダイオード両端電圧の波形なども大幅に改善されるので電源の低ノイズ化が達成できる。また、薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15をこの高放熱基板16と面接触するように実装しているので電源の発熱の主要部品である薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15の熱を高放熱基板16に接触面を通して直接、伝熱してやることが可能となる。このことにより、薄形トランス11、1次パワー素子14、2次パワー素子15の発熱を大幅に低減できるとともに薄形トランス11のサイズも小形化できるものである。さらに従来と異なり、本発明のブロックには多くの部品を有する複雑な制御回路は実装しないこととしているのでこのブロックの設計が非常に簡単になり、電源設計の熟練者でなくとも短時間で設計できることになる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供できるという大きな効果が得られる。
本発明の請求項2に記載の発明は、金属板と、この金属板上に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、この絶縁層で固定したリードフレームからなる配線と、前記リードフレームの一部を折り曲げて形成した接続端子と、からなる高放熱基板と、この高放熱基板に面接触するように実装した、パワー素子とトランスと、からなるパワー変換モジュールであって、前記配線は、前記リードフレームを前記高熱伝導絶縁層に埋め込んだものであり前記トランスの磁心の下面を前記高放熱基板に面接触させたものであり、前記トランスと前記パワー素子とを近接して配置して、ブロック化したパワー変換モジュールとするものであり、接続端子の少なくとも1本を制御回路部に接続するための端子としたものであり、これにより、別の基板上に構成された制御回路部と接続できるため、本モジュールデバイスの制御が別基板から、簡単に実現できるという効果が生まれる。
本発明の請求項3に記載の発明は、リードフレームを0.3mm以上の厚みを有する銅板で形成するものであり、抵抗値を低減でき、大電流対応も可能とするものである。
本発明の請求項に記載の発明は、金属板は、アルミニウムもしくは銅のいずれかであり、筐体への取付部を設けた請求項1もしくは2のいずれか一つに記載のパワー変換モジュールとしたものであり、軽量化、熱伝導性が向上、低発熱化が図れる。
本発明の請求項に記載の発明は、トランスは、複数のパワー素子の間に設置する請求項2記載のパワー変換モジュールであり、ノイズなどの影響を受けることなく制御回路の設計もできることとなり、制御回路の開発設計リードタイムも短縮できるという効果が生まれる。
本発明の請求項に記載の発明は、トランスを、チョークコイルとしたものであり、チョークコイルとパワー素子との配線距離を最短にできるため、配線インピーダンスが小さくなり、配線損失を非常に少なく出来ることに加えてFET、ダイオードの両端電圧波形も改善されるので低ノイズ化が達成される。また、チョークコイルとパワー素子の発熱も高放熱基板に接触面を通して伝熱させるため、チョークコイルサイズも小形化できるとともにチョークコイルとパワー素子の発熱も大幅に低減できることとなる。さらに多くの部品を有する複雑な制御回路部を除いているため、このブロックの設計も非常に簡単になり、熟練者でなくとも短時間で設計できることとなる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供できるという大きな効果が得られる。
本発明の請求項に記載の発明は、金属板と、この金属板に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、この高熱伝導絶縁層で埋め込んだリードフレームからなる配線と、この高放熱基板に面接触するように実装した、パワー素子とトランスと、からなるパワー変換モジュールと、前記リードフレームの一部を折り曲げて形成した接続端子と、前記接続端子に接続した、別基板に設けた制御回路と、からなる電源装置であって、前記トランスと前記パワー素子とを近接して配置して、ブロック化した電源装置としたものであり、ノイズなどの影響を受けることなく制御回路の設計もできることとなり、制御回路の開発設計リードタイムも短縮できるという効果が生まれる。
本発明の請求項に記載の発明は、トランスをチョークコイルとする電源装置であり、チョークコイルとパワー素子との配線距離を最短にできるため、配線インピーダンスが小さくなり、配線損失を非常に少なく出来ることに加えてFET、ダイオードの両端電圧波形も改善されるので低ノイズ化が達成される。また、チョークコイルとパワー素子の発熱も高放熱基板に接触面を通して伝熱させるため、チョークコイルサイズも小形化できるとともにチョークコイルとパワー素子の発熱も大幅に低減できることとなる。さらに多くの部品を有する複雑な制御回路部を除いているため、このブロックの設計も非常に簡単になり、熟練者でなくとも短時間で設計できることとなる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供できるという大きな効果が得られる。
本発明のパワー変換モジュールデバイスは、高放熱基板上に薄形トランスと1次または2次の少なくともどちらか一方のパワー素子を面接触するように実装し、前記高放熱基板に設けられた外部接続端子を介して別基板上に設けられた制御回路部と接続されることを特徴としたものであり、配線損失を非常に少なく出来ることに加えてノイズ源となるFET、ダイオード電圧の波形なども大幅に改善されるので電源の低ノイズ化が達成できる。また、薄形トランス、パワー素子の発熱を大幅に低減できるとともにトランスのサイズも小形化できるものである。さらに多くの部品を有する複雑な制御回路は実装しないこととしているのでこのブロックの設計が非常に簡単になり、電源設計の熟練者でなくとも短時間で設計できることになる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供できるという大きな効果が得られる。
また、本発明の電源装置は、第1の構成体と第2の構成体とが一体化してなる電源装置であって、第2の構成体として本発明の請求項1に記載のパワー変換モジュールデバイスを用いるとともに、第1の構成体を形成する第1の基板上に第2の構成体を制御する制御回路部を設けたことを特徴としたものであり、パワー変換モジュールデバイスの特徴である小形、低発熱、低損失、低ノイズをそのまま利用できるため、熱設計、構造設計が非常に簡単になり、開発リードタイムも大幅に削減できるという大きな効果が生まれる。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1を用いて本発明の特に請求項1の局面に記載の発明について説明する。
図1は、本発明の実施の形態1におけるパワー変換モジュールデバイスの外観斜視図、図2は同実施の形態における高放熱基板の断面模式図、図3は同実施の形態1における薄形トランスの断面模式図である。
図1〜図3において11は薄形トランス、12は磁心、13は薄形積層コイル、14は1次パワー素子、15は2次パワー素子、16は高放熱基板、17は絶縁物、18はリードフレーム一体形配線板、19はリードフレーム、19aは制御回路接続用リードフレーム、20は金属板、24は3層絶縁電線コイル、25は銅板コイル、26は絶縁物を示している。
図1において従来例を示す図9と大きく異なる点は図9におけるコンバータ部2の制御回路5を除いたトランス6、1次パワー素子7、2次パワー素子8の発熱部品のみを集めてブロック化した点であるが、本発明においてはさらにトランス6を薄形トランス11に変更した点、この薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15を高放熱基板16上に搭載した点、これら薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15はこの高放熱基板16と面接触するように実装している点が異なっている。
以上、本発明の実施の形態1を示す図1の構成によれば、薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15は最短に近接して並べることが可能となり、配線距離を最短にできる。このことにより、配線インピーダンスが小さくなり、配線上の損失を非常に少なく出来ることに加えてノイズ源となるFETのドレイン〜ソース間電圧(Vds)のリンギング波形(Vp−p)、ダイオード両端電圧の波形なども大幅に改善されるので電源の低ノイズ化が達成できる。また、薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15をこの高放熱基板16と面接触するように実装しているので電源の発熱の主要部品である薄形トランス11と1次パワー素子14、2次パワー素子15の熱を高放熱基板16に接触面を通して直接、伝熱してやることが可能となる。このことにより、薄形トランス11、1次パワー素子14、2次パワー素子15の発熱を大幅に低減できるとともに薄形トランス11のサイズも小形化できるものである。さらに従来と異なり、本発明のブロックには多くの部品を有する複雑な制御回路は実装しないこととしているのでこのブロックの設計が非常に簡単になり、電源設計の熟練者でなくとも短時間で設計できることになる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供することが可能となるものである。
ここで1次パワー素子14は主にFET、2次パワー素子15は主にFET、ダイオードが使用されるが他の素子であってもよい。また、1次パワー素子14、2次パワー素子15は少なくともどちらか一方のみを搭載した場合でも本発明の効果は得られるものである。
図2は本発明の実施の形態1を構成する高放熱基板16の断面模式図である。図2に示すように高放熱基板16はリードフレーム19と一体となったリードフレーム一体形配線板18と絶縁物17を貼り合せた構成としたものに加えて絶縁物17の裏面に金属板20を貼り合せているものである。ここで採用した絶縁物17は厚みを平均で0.5mm、最小でも0.4mm以上確保して製作している。ここで0.4mmとは安全規格において強化絶縁として認められる最小厚みであり、この厚みを確保することにより、安全規格にも適合できるようになるものである。
以上、本発明の実施の形態を示す図2によれば、特に高放熱基板16として絶縁物17とリードフレーム一体形の配線板18を貼り合せた構成としたのでリードフレームを基準にして配線板の位置決めも可能となる。また、絶縁物17の厚みを所定厚み以上にしてやることによって安全規格にも適合可能な高放熱基板として利用できることとなる。
また、絶縁物の厚みを0.4mm以上としてやることによって安全規格要求上の強化絶縁を施すことが可能となり、電源としての使途範囲が広げられる。
ここで構成部品である絶縁物17はエポキシなどリードフレーム一体形配線板18との密着性のよい絶縁樹脂を採用している。これにより、絶縁物17とリードフレーム一体形配線板18との密着性が非常によくなるため、高放熱基板16の伝熱特性を高められる。
さらに、この絶縁物17のエポキシ樹脂にシリカ、アルミナなどのような無機質フィラを充填してやれば、樹脂の熱伝導性を向上させることができるため、高放熱基板16の熱伝導特性をさらに向上させることが出来る。我々の実験結果では、熱伝導率を0.15〜0.3W/(m・K)(フィラなし)から、3〜5W/(m・K)(フィラ入り)と1桁高めることができることが確認できている。
また、高放熱基板16の構成部品である絶縁物17をセラミック系の材料としてやれば、熱伝導率がさらに向上することに加えてセラミックシート基板応用という新たな工法の高放熱基板を導入できるという効果が生まれる。
また、リードフレーム一体形配線板18は0.3mm以上の厚みとしている。通常のプリント配線板に採用される銅箔の厚みはエッチング工法により、多量に生産するため、汎用性、コスト面から、あまり、厚い銅箔のものは採用されていないのが実態であり、最大でも0.2〜0.25mm程度、通常は0.018〜0.07mmぐらいと非常に薄く、導体の断面積が大きく出来ないため、配線インピーダンスが高くなり、配線損失も大きくなるという課題を有していた。以上、本発明においては、通常のプリント配線板では製作上、困難とされる0.3mm以上の厚みを有する薄板状の銅板を採用して導体断面積を大きく出来るようにしている。このことにより、配線インピーダンスを究極まで小さくすることができるため、配線損失を極小とできるとともに大電流対応も可能と出来るという効果が生まれるものである。
なお、ここで使用したリードフレームの製作方法としては、金型による打ち抜き工法、エッチングなど各種考えられるが、敢えて限定する必要はない。
さらにリードフレーム19は図2に示すように折り曲げて出力用のリード線としてやれば、リードフレーム19を出力用のリード線として兼用してやることになり、出力接続用のピンが不要となることに加えて接続工程も不要とできる。接続点が減るので信頼性も向上する、など多くの効果を得ることができる。
ここで出力接続用のリード線のうち、少なくとも1本を制御回路に接続するためのリード線19aとしている。これにより、別の基板上に構成された制御回路と接続できるため、本モジュールデバイスの制御が別基板から、簡単に実現出来ることとなる。
また、図2に示すように絶縁物17の裏面には金属板20を貼り付けているので高放熱基板上の熱をこの金属板20にも伝熱してやることが可能となる。このことにより、薄形トランス11、1次パワー素子14、2次パワー素子15の温度上昇を低減することができる。
ここで使用する金属板20の材質は特に限定する必要はないが、アルミニウム、銅など熱伝導率のよい金属が好ましい。特にアルミニウムなどを用いてやれば、軽量化が図れる。
また、銅としてやれば、熱伝導特性がさらに向上できるため、薄形トランス11、1次パワー素子14、2次パワー素子15の温度上昇を大幅に低減することができる。
図3は本発明の実施の形態1を構成する薄形トランス11の断面模式図である。図3に示すように本薄形トランス11は薄板状の銅板で製作した銅板コイル25と3層絶縁電線を渦巻状に巻回して製作した扁平形の3層絶縁電線コイル24を薄い絶縁物26を介して交互に積層して薄形積層コイルを完成した後、上下から磁心12を組合わせて完成するものである。
以上、本発明の実施の形態を示す図3によれば、特に薄形トランス11として1次または2次コイルの少なくともどちらか一方のコイルを薄板状のコイルで形成している。このことにより、1次と2次コイル間の距離が少なくなるため、巻線間の結合が良くなり、変換効率が向上する。また、薄板状のコイルは表面積が大きいので放熱性が良くなり、トランスの温度上昇を低減できるという効果も生まれる。
ここで、薄板状のコイル25は0.3mm以上の厚みとしている。薄板状のコイルを形成する方法としては、他にプリント配線板を利用する方法もある。しかしながら、通常のプリント配線板に採用される銅箔の厚みはエッチング工法により、多量に生産するため、汎用性、コスト面から、あまり、厚い銅箔のものは採用されていないのが実態であり、最大でも0.2〜0.25mm程度、通常は0.018〜0.07mmぐらいと非常に薄く、導体の断面積が大きく出来ないため、配線インピーダンスが高くなり、配線損失も大きくなるという課題を有していた。以上、本発明においては、通常のプリント配線板では製作上、困難とされる0.3mm以上の厚みを有する薄板状の銅板を採用して導体断面積を大きく出来るようにしている。このことにより、コイルの抵抗値を低減できるため、トランスの損失も低減できるとともに、大電流対応も可能と出来るという効果が生まれる。
なお、ここで使用した薄板状の銅板コイルの製作方法としては、打ち抜き工法、エッチングなど各種考えられるが、敢えて限定する必要はない。
また、本発明の実施の形態を示す図3によれば、特に薄形トランス11として1次または2次コイルの少なくともどちらか一方のコイルは3層絶縁電線を渦巻状に巻回して形成している。ここで使用した3層絶縁電線は東京特殊電線製のTIW線であり、各国安全規格の強化絶縁に認可された線材である。このことにより、薄形トランス11として安全規格に対応した強化絶縁を施すことが出来るため、高電圧入力時の安全規格適合可能なトランスを簡単に実現出来るという効果が生まれる。なお、3層絶縁電線に関しては、必ずしも上記線材にこだわる必要はなく、強化絶縁として安全規格認定された線材であれば、古河電工製のTEX線など、他の線材であってもよい。
また、薄形トランス11の1次または2次コイルの少なくともどちらか一方のコイルは巻線を巻回して形成しており、これにより、巻数が簡単に変更できるため、設計の自由度が広がるという効果が生まれる。
さらに上記巻線コイルは表面に融着層を有する融着層付きとしている。このことにより、巻線を施したままの状態で固着ができるのでボビンレスでの巻線形成が容易に実現出来るという効果が生まれる。
ここでは、特に、融着層をアルコール融着タイプの融着層としている。これにより、アルコールを塗布するだけで簡単に巻線の固着が出来るため、設備化が容易に出来るという効果も生まれる。
なお、薄形トランス11を構成する薄形積層コイル13は本発明の実施の形態においては図3に示すような3層絶縁電線コイル24、薄板状銅板コイル25などを用いているが、1次または2次コイルの少なくともどちらか一方のコイルとしてプリント基板で形成してやれば、コイル導体の位置が安定するので性能ばらつきが低減出来る。
さらにこのプリント基板で形成したコイルの層間にエポキシプリプレグを挿入して製作した多層プリント基板コイルとしてやれば、積層コイルの厚み、外形寸法が安定するので性能ばらつきがさらに低減できることに加えて後工程で磁心12の組込みも容易となる。
また、本発明の実施の形態を示す図1によれば、特に、薄形トランス11の磁心12の下面が高放熱基板16と接するように取り付けたものであり、これにより、磁心の発熱を基板面からも伝熱できることとなり、トランスの温度上昇を大幅に低減できるという効果が生まれる。
さらに、ここでは図示していないが、磁心12と相対向する面には高放熱基板のパターンを形成している。これにより、このパターンにも磁心の熱を伝熱できることとなり、トランスの発熱はさらに大幅に低減可能となるという効果が生まれる。
また、これも図示していないが、本発明の実施の形態においては、特に、磁心12と高放熱基板16の間には熱伝導部材を挟み込んでいる。これにより、磁心12と高放熱基板16の間に生ずる空隙が熱伝導部材で埋まるため、熱伝導のばらつきが少なくなるという効果が生まれる。ここで熱伝導部材としては熱伝導率の良い材料が好ましいが、空隙を埋めることさえ出来れば、敢えて材質を限定する必要はない。エポキシ、シリコン、アクリル系の樹脂などが使用可能である。
さらに、本発明の実施の形態1においては図1に示すように、特に、1次パワー素子14と2次パワー素子15との間に薄形トランス11を配置している。このことにより、絶縁分離するトランスと1次、2次を結ぶ配線パターンも最短距離で形成できることとなり、配線損失を大幅に低減出来るパターン設計を簡単に実現できるという効果が生まれる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2を用いて本発明の特に他の局面に記載の発明について説明する。
図4は、本発明の実施の形態2における電源回路のブロック図、図5は同実施の形態における電源の外観斜視図、図6は同実施の形態における他の実施例を示す電源の外観斜視図である。
図4〜図6において21は第2の構成体、22は第1の構成体、23は制御回路、27は第1の基板、28はくり抜き穴、29は筐体を示している。実施の形態1の構成と同一構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図4〜図6において従来例を示す図8〜図9と大きく異なる点はコンバータ部2の部分に本発明の実施の形態1で提案したパワー変換モジュールデバイスを第2の構成体21として使用した点である。
図4に示すように回路ブロック図の上では第2の構成体21は薄形トランス11、1次パワー素子14、2次パワー素子15で別ブロックとして形成されており、この第2の構成体21を除いた入力フィルタ22a、入力整流回路22b、力率改善回路22c、平滑回路22d、制御回路23、出力平滑部22e、出力変換回路22f、出力フィルタ22gなどは第1の構成体22として別基板上に形成している。そして、この第1の構成体22と第2の構成体21は回路的に接続して一体化して電源を完成している。
図5は本発明の実施の形態2を示す電源の外観斜視図であるが、図に示すように第1の構成体22を形成する第1の基板27には第2の構成体21を形成する薄形トランス11の対向する部分にくり抜き穴28を設けている。そして第1の構成体22と第2の構成体21とはリードフレーム19などを利用して回路的に接続している。さらに第2の構成体21を形成する高放熱基板16は電源の筐体29と面接触するように実装している。
以上、本発明の実施の形態2を示す図4〜図5によれば、第1の構成体22と第2の構成体21とが一体化してなる電源装置であって第2の構成体21として本発明の実施の形態1で提案したパワー変換モジュールデバイスを使用しているので同デバイスの特徴である小形、低発熱、低損失、低ノイズをそのまま利用できる。このことにより、熱設計、構造設計が非常に簡単になり、開発リードタイムも大幅に削減できるという大きな効果が生まれる。
これら基本構成の違いによる特性比較の実験結果を(表1)に示している。
Figure 0004151526
(表1)より、従来例の図9と本発明の実施の形態2を示す図5の構成での特性を比較すると
(1)トランスサイズが“1/4以下”になり、大幅な小形化ができた。
(2)トランスの温度上昇が“半減以下”となり、大幅に低減できた。
(3)電源の効率が“約2.1%アップ”と大幅に改善できた。
(4)FETのドレイン〜ソース間電圧(Vds)のリンギング電圧(Vp−p)が“150v低減”でき、波形が大幅に改善できた。
(5)雑音端子電圧が各帯域で“6dB以上低減”と大幅な低ノイズ化を達成できた。
以上のような大きな効果が実験結果によって検証できた。
また、第1の構成体22を形成する第1の基板27上に第2の構成体21を制御する制御回路23を設けており、制御回路接続用リードフレーム19aで接続している。これにより、第2の構成体が発生するノイズなどの影響を受けることなく制御回路の設計もできることとなり、制御回路の開発設計リードタイムも短縮できるという効果が生まれる。
さらに、第1の構成体22を形成する第1の基板27には第2の構成体21を形成するトランスの対向部分にくり抜き穴を設けている。これにより、トランスの高さが電源装置全体の高さに影響しなくなり、他の部品を低背化すれば、薄形の電源装置が実現できるという効果が生まれる。
また、第2の構成体21を形成するリードフレーム19で第1と第2の構成体を接続している。これにより、接続用のピンなどを使用しないで直接接続しているので接続点が減ることとなり、信頼性向上、接続強度が安定するという効果が生まれる。
さらに、第2の構成体21を形成する高放熱基板16を電源の筐体29に面接触するように実装したものであり、これにより、第2の構成体21の発熱を電源の筐体29に放熱出来るため、従来例の図9に示すような専用の放熱用ヒートシンク10aが不要となるという効果が生まれる。
また、本発明の実施の形態2における別の実施例を示す図6のように、第2の構成体21を形成する薄形トランス11の天面と第1の構成体22を形成する第1の基板27の表面が面接触するような向きに逆向きに実装してやることもできる。これにより、第2の構成体21を形成する高放熱基板16を放熱用ヒートシンクとして利用できるため、トランス、1次、2次のパワー素子の発熱が低減できることに加えて放熱用ヒートシンクも不要もしくは軽減できるという効果が生まれる。
(実施の形態3)
以下、実施の形態3を用いて本発明の特に他の局面に記載の発明について説明する。
図7は、本発明の実施の形態3における力率改善回路用のパワー変換モジュールデバイスの回路ブロック図である。
図7において14a、15aはパワー素子、30はチョークコイル、31は第3の構成体を示しており、実施の形態1、2の構成と同一構成を有するものについては、同一符号を付してその説明を省略する。
図7において実施の形態1と大きく異なる点はパワー変換モジュールデバイスを形成する薄形トランス11をチョークコイル30置換えて第3の構成体31とした点であり、パワー素子としてFETやダイオードを使用して高放熱基板上に実装する構成は全て同じである。
図7に示すように回路ブロック図の上では第3の構成体31はチョークコイル30、パワー素子14a、パワー素子15aを別ブロックとして形成されており、制御回路は第3の構成体には含んでいない。ここでのパワー変換モジュールデバイスは図示していないが、パワー素子とチョークコイルを面接触するように高放熱基板上に実装する点は実施の形態1を示す図1と全く同じ構成である。
以上、本発明の実施の形態3を示す図7によれば、チョークコイルとパワー素子との配線距離を最短にできる。このことにより、配線インピーダンスが小さくなり、配線損失を非常に少なく出来ることに加えてFET、ダイオードの両端電圧波形も改善されるので低ノイズ化が達成される。また、チョークコイルとパワー素子の発熱も高放熱基板に接触面を通して伝熱させるため、チョークコイルサイズも小形化できるとともにチョークコイルとパワー素子の発熱も大幅に低減できることとなる。さらに多くの部品を有する複雑な制御回路部を除いているため、このブロックの設計も非常に簡単になり、熟練者でなくとも短時間で設計できることとなる。これらの結果、開発効率を大幅に向上できる小形、低発熱、低損失、低ノイズのパワー変換モジュールデバイスを提供できるという大きな効果が得られる。
また、第1の構成体と第3の構成体31とが一体化してなる電源装置であって第3の構成体31としてパワー変換モジュールデバイスを使用したので、パワー変換モジュールデバイスの特徴である小形、低発熱、低損失、低ノイズをそのまま利用できる。このことにより、熱設計、構造設計が非常に簡単になり、開発リードタイムも大幅に削減できるという大きな効果が生まれる。
さらに、第1の構成体を形成する第1の基板上に第3の構成体31を制御する制御回路23を設けており、制御回路接続用リードフレーム19aで接続している。これにより、第3の構成体31が発生するノイズなどの影響を受けることなく制御回路の設計もできることとなり、制御回路の開発設計リードタイムも短縮できるという効果が生まれる。
本発明にかかるパワー変換モジュールデバイスおよびそれを用いた電源装置は小形、低発熱、低損失、低ノイズという効果に加えて、電源の設計開発効率を大幅に向上できるという効果を有するものであり、スイッチング電源を搭載するあらゆる電子機器に適用できるものである。
本発明の実施の形態1におけるパワー変換モジュールデバイスの外観斜視図 同実施の形態における高放熱基板の断面模式図 同実施の形態における薄形トランスの断面模式図 本発明の実施の形態2における電源回路のブロック図 同実施の形態における電源の外観斜視図 同実施の形態における他の実施例を示す電源の外観斜視図 本発明の実施の形態3における力率改善回路用のパワー変換モジュールデバイスの回路ブロック図 従来のスイッチング電源の回路ブロック図 従来のスイッチング電源の外観斜視図
符号の説明
1 入力回路部
2 コンバータ部
3 出力回路部
4 力率改善回路
5、23 制御回路
6 トランス
7、14 1次パワー素子
8、15 2次パワー素子
9 メイン基板
10a ヒートシンク
10b、29 筐体
11 薄形トランス
12 磁心
13 薄形積層コイル
14a パワー素子(FET)
15a パワー素子(ダイオード)
16 高放熱基板
17、26 絶縁物
18 リードフレーム一体形配線板
19 リードフレーム
19a 制御回路接続用リードフレーム
20 金属板
21 第2の構成体

Claims (8)

  1. 金属板と、
    この金属板に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、
    この絶縁層で固定したリードフレームからなる配線と、
    別基板上に設けられた制御回路部と接続するための接続端子と、
    からなる高放熱基板と、
    この高放熱基板に面接触するように実装した、複数のパワー素子と、トランスと、
    からなるパワー変換モジュールであって、
    前記配線は、前記リードフレームを前記高熱伝導絶縁層に埋め込んだものであり
    前記接続端子は、前記リードフレームの一部を折り曲げたものであり、
    前記トランスと前記複数のパワー素子とを近接して配置して、ブロック化したパワー変換モジュール。
  2. 金属板と、
    この金属板上に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、
    この絶縁層で固定したリードフレームからなる配線と、
    前記リードフレームの一部を折り曲げて形成した接続端子と、
    からなる高放熱基板と、
    この高放熱基板に面接触するように実装した、パワー素子とトランスと、
    からなるパワー変換モジュールであって、
    前記配線は、前記リードフレームを前記高熱伝導絶縁層に埋め込んだものであり
    前記トランスの磁心の下面を前記高放熱基板に面接触させたものであり、
    前記トランスと前記パワー素子とを近接して配置して、ブロック化したパワー変換モジュール。
  3. リードフレームを0.3mm以上の厚みを有する銅板で形成する請求項1もしくは2のいずれか一つに記載のパワー変換モジュール。
  4. 金属板は、アルミニウムもしくは銅のいずれかであり、筐体への取付部を設けた請求項1もしくは2のいずれか一つに記載のパワー変換モジュール。
  5. トランスは、複数のパワー素子の間に設置する請求項2記載のパワー変換モジュール。
  6. トランスを、チョークコイルとする請求項2記載のパワー変換モジュール。
  7. 金属板と、
    この金属板に貼り付けた、無機フィラー入り樹脂からなる高熱伝導絶縁層と、
    この高熱伝導絶縁層で埋め込んだリードフレームからなる配線と、
    この高放熱基板に面接触するように実装した、パワー素子とトランスと、
    からなるパワー変換モジュールと、
    前記リードフレームの一部を折り曲げて形成した接続端子と、
    前記接続端子に接続した、別基板に設けた制御回路と、
    からなる電源装置であって、
    前記トランスと前記パワー素子とを近接して配置して、ブロック化した電源装置
  8. トランスをチョークコイルとする請求項記載の電源装置。
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