JP4149027B2 - 角パイプの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、角パイプをプレス成形によって得ることができる角パイプの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば複写機等の電子装置のフレームには角パイプが用いられるが、この角パイプは図12又は図13に示すように2部材を溶接することによって製造されていた。
【0003】
即ち、図12及び図13は角パイプの部分斜視図であり、図12に示す角パイプ110はチャンネル材101の上面にプレート102を突き合わせて両者の突き合わせ部を部分的又は連続的に溶接することによって得られ、又、図13に示す角パイプ210は断面L字状の2つのアングル材201,202同士を突き合わせてその突き合わせ部を部分的又は連続的に溶接することによって得られていた。
【0004】
ところが、図12に示す角パイプ110及び図13に示す角パイプ210の製造にあっては、溶接工程を要する他、それぞれの接合部に形成される溶接ビードX,Yを仕上げ加工によって研削する必要があるため、加工工数が増大して製造コストがアップするとともに、溶接熱の影響によって角パイプ110,210に熱変形を生じるという問題がある。
【0005】
そこで、プレス成形によって角パイプを製造する方法が提案されている(例えば、特公昭56−15977号公報参照)が、この方法を図14及び図15に基づいて説明する。
【0006】
即ち、図14及び図15はプレス成形による角パイプの製造方法を示す断面図であり、本方法においては、図14に示すように幅方向中央部に逆U字状の凸部301aが形成された金属プレート301がダイ302上にセットされ、この金属プレート301の凸部301aがパンチ303によって押し潰される。尚、ダイ302は固定部302aと該固定部302aに対して上下動可能な可動部302bとで構成されており、可動部302bはスプリング304によって支持されている。
【0007】
而して、金属プレート301の凸部301aがパンチ303によって押し潰されて平坦になった後にパンチ303が更に下動すると、図15に示すようにスプリング304の付勢力に抗してダイ302の可動部302bが押し下げられるため、金属プレート301はダイ302の固定部302aとパンチ303との間で絞られて左右両半部分が曲げ合わされ、この結果、上方が開放された横断面略U字状の中間品が得られる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記プレス成形による製造方法においては、スプリングバックによって金属プレート301の合わせ面である両フランジ部301bが開いてしまうため、プレス成形後に両フランジ部301bを突き合わせて溶接する必要があり、溶接に伴う前記問題が発生するとともに、角パイプに要求される精度(例えば、公差±0.1)を満足することができないという問題があった。
【0009】
従って、本発明の目的とする処は、要求精度を満たす角パイプをプレス成形によって低コストで製造することができる角パイプの製造方法を提供することにある。
【0010】
ところで、従来は既製の角パイプに後からドリル加工によって必要な孔明けを行っていたため、加工に伴う角パイプの変形、切粉やバリの発生等の問題が発生していた。
【0011】
従って、本発明の目的とする処は、角パイプの成形時に穿孔、切欠き加工、絞り加工等を同時に行うことによって後加工を省略し、後加工に伴う角パイプの変形、切粉やバリの発生等の問題を解決することができる角パイプの製造方法を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、
矩形状の金属プレートを素材としてこれの幅方向両端を長さ方向に沿って同方向に直角に折り曲げてフランジ部とすることによって1次中間品を得る第1曲げ工程と、
前記1次中間品の幅方向中央部に長さ方向に沿う所定幅の凹曲面を形成するとともに、該凹曲面の両端を内側に略直角に折り曲げて横断面略U字状の2次中間品を得る第2曲げ工程と、
前記2次中間品の凹曲面の両側の側壁部を内側に押圧して各端部に形成された前記フランジ部同士を突き合わせて該凹曲面を平面状に形成するリストライク工程と、
を経て角パイプを得ることを特徴とする。
【0013】
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記素材にプレス加工によって穿孔、切欠き加工及び絞り加工の少なくも1つを施す前加工工程を前記第1曲げ工程の前に実施することを特徴とする。
【0014】
従って、請求項1記載の発明によれば、リストライク工程において2次中間品の両側壁部を内側に押圧する際に該2次中間品の幅方向中央部に形成された凹曲面は両側壁部のスプリングバックによる外側への開きを抑制する機能を果たすため、リストライク工程において両側壁部を内側に押圧してフランジ部同士を突き合わせれば、フランジ部は開くことなく密着して横断面矩形の角パイプがプレス成形のみによって得られ、溶接工程が不要となって溶接に伴う加工工数と加工コストの増大、熱変形による精度低下等を防ぐことができ、要求精度を満たす角パイプを低コストで製造することができる。
【0015】
又、請求項2記載の発明によれば、第1曲げ工程の前に素材にプレス加工によって穿孔、切欠き加工、絞り加工等が予め施されるため、後加工による穿孔、切欠き加工、絞り加工等が不要となり、後加工に伴う角パイプの変形、切粉やバリの発生等の問題を解決することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0017】
図1は前加工工程(ピアス工程)を示す断面図、図2は第1曲げ工程によって得られた1次中間品の横断面図、図3〜図5は第2曲げ工程をその作用順に示す断面図、図6は第2曲げ工程によって得られた2次中間品の横断面図、図7は図6のA部拡大詳細図、図8〜図10はリストライク工程をその作用順に示す断面図、図11は本発明方法によって製造された角パイプの部分斜視図である。
【0018】
本実施の形態に係る製造方法は、素材にプレス加工によって孔明けする前加工工程(ピアス工程)と、素材の幅方向両端を長さ方向に沿って同方向に直角に折り曲げてフランジ部とすることによって1次中間品を得る第1曲げ工程と、前記1次中間品の幅方向中央部に長さ方向に沿う所定幅の凹曲面を形成するとともに、該凹曲面の両端を内側に略直角に折り曲げて横断面略U字状の2次中間品を得る第2曲げ工程と、前記2次中間品の凹曲面の両側の側壁部を内側に押圧して各端部に形成された前記フランジ部同士を突き合わせるリストライク工程を経て角パイプを得ることを特徴とする。
【0019】
先ず、前加工工程(ピアス工程)においては、図1に示すように、矩形状の金属プレートから成る素材Wがピアスダイ1上に載置されてセットされる。尚、ピアスダイ1の所定位置には複数のピアス孔1aが貫設されている。
【0020】
一方、ピアスダイ1の前記ピアス孔1aの上方位置には複数のピアスパンチ2がパンチホルダー3に支持されて配置されており、パンチホルダー3を下動させてこれに支持されたピアスパンチ2で素材Wを打ち抜くことによって素材Wの所定箇所に所望の孔加工が施される。尚、この前加工工程においては、穿孔の他、プレス加工によって素材Wに切欠き加工、絞り加工等を施しても良い。
【0021】
而して、上述のように前加工工程において所定位置に孔加工が施された素材Wは、次の第1曲げ工程において既知のプレス加工によって図2に示すように幅方向(図2の左右方向)両端の所定幅部分が長さ方向(図2の紙面垂直方向)に沿って同方向(図示例では上方向)に直角に折り曲げられる。この曲げ加工によって幅方向両端部に直角上方に起立するフランジ部Waを有する1次中間品W1が得られる。尚、図2においてWeは位置決め用の円孔である。
【0022】
そして、上述の第1曲げ工程によって得られた一次中間品W1には図3〜図5に示すプレス装置によって第2曲げ工程が施される。
【0023】
ここで、図3〜図5に示すプレス装置の構成と作用を説明する。
【0024】
図示のプレス装置は上型11と下型21を含んで構成されており、上型11は図の紙面垂直方向に長い所定幅(=角パイプの内幅寸法)のパンチ12を有している。このパンチ12はパンチホルダー13に垂直に支持されており、その下面は所定の曲率を有する円弧曲面状の凹面12aを構成しており、その幅方向中心部には逃げ穴12bが形成されている。
【0025】
又、図において、14はストリッパーであって、これの幅方向中央部に穿設された溝14aには前記パンチ12が嵌合しており、該ストリッパー14と前記パンチホルダー13との間にはスプリング15が介装されている。そして、このストリッパー14の下面の一部からはキラーピン16が下方に向かって垂直に突設されている。
【0026】
一方、前記下型21は図の紙面垂直方向に長いダイ22とこれを保持するダイホルダー23を含んで構成されており、ダイ22に形成された加工孔22aとダイホルダー23に形成された貫通孔23aには図の紙面垂直方向に長い所定幅(=角パイプの外幅寸法)のノックアウトブロック24が上下動可能に挿通しており、該ノックアウトブロック24はジョイント25を介してサブクッションピン26の上端に連結されている。尚、サブクッションピン26は不図示のクッションピンを介してプレス装置本体の不図示のダイクッションに連結されている。
【0027】
ところで、前記ノックアウトブロック24の上面は前記パンチ12の凹面12aに等しい曲率を有する円弧曲面状の凸面24aを構成しており、その幅方向中心部には位置決めピン27が突設されている。
【0028】
而して、図3に示す成形前のセット状態においては、上型11は上限に位置しており、この状態で前記1次中間品W1はその幅方向両端に形成されたフランジ部Waが垂直上方に起立するようにして下型21のダイ22上に載置されてセットされる。尚、このとき、1次中間品W1はその幅方向中心に穿設された前記円孔We(図2参照)をノックアウトブロック24に突設された前記位置決めピン27に嵌め込むことによって正確に位置決めされる。
【0029】
その後、図3に示すセット状態から上型11を下動させれば、図4に示すように、キラーピン16の下端が下型21のダイホルダー23の上面に当接するためにストリッパー14が図示位置に固定される。従って、上型11が更に下動すると、パンチ12がストリッパー14を貫通して下がるとともに、ストリッパー14とパンチホルダー13との間に介装されたスプリング15が圧縮される。
【0030】
そして、やがてパンチ12が1次中間品W1に当接してこれを押圧すると、図5に示すように、1次中間品W1はその幅方向中央部がパンチ12の円弧曲面状の凹面12aとノックアウトブロック24の円弧曲面状の凸面24aに挟持されてプレス加工され、この1次中間品W1の幅方向中央部には長さ方向に沿う所定幅の凹曲面Wbが形成される。
【0031】
又、パンチ12の押圧力によってノックアウトブロック24が図示のように押し下げられるため、1次中間品W1はその幅方向中間部がノックアウトブロック24とパンチ12との間で成形されて凹曲面Wbの両端が内側に略直角に折り曲げられる。この結果、1次中間品W1の凹曲面Wbの左右両側に側壁部Wcが形成され、両側壁部Wcはその端部に形成された前記フランジ部Waがパンチ12の側部に当接するまで曲げ合わされ、これによって図6に示すように上方が開放された(左右のフランジ部Waが開いた)横断面略U字状の2次中間品W2が得られる。尚、このとき、ノックアウトブロック24の上面に突設された位置決めピン27はパンチ12の下面に形成された逃げ穴12bに埋没するため、第2曲げ工程における加工は支障なく円滑になされる。
【0032】
ところで、図7に詳細に示すように、2次中間品W2の凹曲面Wbの両端内側のコーナー部には、両側壁部Wcのスプリングバックによる外側への開きを抑制するための凹溝状の底突きビードWdが長さ方向に沿って形成されている。
【0033】
而して、以上説明した前加工工程(ピアス工程)〜第2曲げ工程を経て図6に示す2次中間品W2が得られると、この2次中間品W2には図8〜図10に示すプレス装置によってリストライク工程が施される。
【0034】
ここで、図8〜図10に示すプレス装置の構成と作用を説明する。
【0035】
図示のように、下型ダイセット31上には左右一対のスライドカム32が不図示のカムホルダーによって左右方向に摺動自在に設置されており、各スライドカム32の背面側にはテーパ面32aが形成されている。
【0036】
一方、上記スライドカム32の上方には左右一対のドライバカム33が上型ダイセット34に支持されて配置されており、各ドライバカム33に形成されたテーパ面33aはこれの下方に位置する前記各スライドカム32のテーパ面32aに係合している。
【0037】
又、上記上型ダイセット34の左右方向中央部には押圧ブロック35が上下動可能に挿通支持されており、該押圧ブロック35はこれと上型ダイセット34との間に縮装されたスプリング36によって下方に付勢されている。
【0038】
而して、図8に示すセット状態においては、下型ダイセット31上であって、且つ、左右のスライドカム32の間の空間に前記2次中間品W2がその凹曲面Wbが下になるようにしてセットされる。尚、このとき、2次中間品W2はその凹曲面Wbに穿設された円孔We(図2参照)に下型ダイセット31に突設された位置決めピン37が嵌合することによって位置決めされている。そして、この状態から上型ダイセット34を下動させると、これに支持されたドライバカム33と押圧ブロック35が一体的に下動する。
【0039】
すると、ドライバカム33に係合する左右のスライドカム32は両カム32,33のテーパ面32a,33aによる楔作用によって同量ずつ内側(図示矢印方向)に移動して互いに近接し、図9に示すように2次中間品W2の左右の側壁Wcを同時に内側に押圧してこれらを内側に折り曲げ、これらの各端部に形成されたフランジ部Wa同士を突き合わせる。この結果、2次中間品W2の底面を構成する凹曲面Wbは下型ダイセット31からの押圧力を受けて平面状に成形される。これと同時に、押圧ブロック35は2次中間品W2のフランジ部Waに当接して固定され、その後の上型ダイセット34の更なる下動によってスプリング36が圧縮されるために押圧ブロック35はスプリング36の強い弾発力によって2次中間品W2のフランジ部Waを押圧する。
【0040】
ところで、上記リストライク工程においては、2次中間品W2の幅方向中央部に形成された凹曲面Wbは両側壁部Wcのスプリングバックによる外側への開きを抑制する機能を果たすため、このリストライク工程において両側壁部Wcを内側に押圧してフランジ部Wa同士を突き合わせれば、その後、図10に示すように上型ダイセット34とドライバカム33及び押圧ブロック35を上動させ、左右のスライドカム32を不図示のリターンスプリングによって外側(図示矢印方向)に移動させて除荷しても、フランジ部Waは開くことなく密着して横断面矩形の角パイプ10がプレス成形のみによって得られる。
【0041】
以上のように、本発明に係る製造方法によれば、角パイプ10がプレス成形のみによって得られるために溶接工程が不要となり、従って、溶接に伴う加工工数と加工コストの増大、熱変形による精度低下等を防ぐことができ、要求精度を満たす角パイプ10を低コストで製造することができる。
【0042】
ここで、本発明方法によって実際に製造された角パイプ10の具体例を図11に示すが、本発明方法によれば、第1曲げ工程の前に素材Wにプレス加工によって穿孔、切欠き加工等が予め施されるため、角パイプ10には既にブラケット部10aや複数の円孔10b、更には任意の形状の切欠き10c,10d等が形成されており、これらを後加工によって形成する必要がない。
【0043】
従って、本発明方法によれば、後加工を省略することができ、後加工に伴う角パイプの変形、切粉やバリの発生等の問題を解決することができるという効果も得られる。
【0044】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項1記載の発明によれば、リストライク工程において2次中間品の両側壁部を内側に押圧する際に該2次中間品の幅方向中央部に形成された凹曲面は両側壁部のスプリングバックによる外側への開きを抑制する機能を果たすため、リストライク工程において両側壁部を内側に押圧してフランジ部同士を突き合わせれば、フランジ部は開くことなく密着して横断面矩形の角パイプがプレス成形のみによって得られ、溶接工程が不要となって溶接に伴う加工工数と加工コストの増大、熱変形による精度低下等を防ぐことができ、要求精度を満たす角パイプを低コストで製造することができるという効果が得られる。
【0045】
又、請求項2記載の発明によれば、第1曲げ工程の前に素材にプレス加工によって穿孔、切欠き加工、絞り加工等が予め施されるため、後加工による穿孔、切欠き加工、絞り加工等が不要となり、後加工に伴う角パイプの変形、切粉やバリの発生等の問題を解決することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法における前加工工程(ピアス工程)を示す断面図である。
【図2】本発明方法における第1曲げ工程によって得られた1次中間品の横断面図である。
【図3】本発明方法における第2曲げ工程を示す断面図である。
【図4】本発明方法における第2曲げ工程を示す断面図である。
【図5】本発明方法における第2曲げ工程を示す断面図である。
【図6】本発明方法における第2曲げ工程によって得られた2次中間品の横断面図である。
【図7】図6のA部拡大詳細図である。
【図8】本発明方法におけるリストライク工程を示す断面図である。
【図9】本発明方法におけるリストライク工程を示す断面図である。
【図10】本発明方法におけるリストライク工程を示す断面図である。
【図11】本発明方法によって製造された角パイプの部分斜視図である。
【図12】従来の製造方法によって得られた角パイプの部分斜視図である。
【図13】従来の製造方法によって得られた角パイプの部分斜視図である。
【図14】従来のプレス成形による角パイプの製造方法を示す断面図である。
【図15】従来のプレス成形による角パイプの製造方法を示す断面図である。
【符号の説明】
10 角パイプ
W 素材
W1 1次中間品
W2 2次中間品
Wa フランジ部
Wb 凹曲面
Wc 側壁部

Claims (2)

  1. 矩形状の金属プレートを素材としてこれの幅方向両端を長さ方向に沿って同方向に直角に折り曲げてフランジ部とすることによって1次中間品を得る第1曲げ工程と、
    前記1次中間品の幅方向中央部に長さ方向に沿う所定幅の凹曲面を形成するとともに、該凹曲面の両端を内側に略直角に折り曲げて横断面略U字状の2次中間品を得る第2曲げ工程と、
    前記2次中間品の凹曲面の両側の側壁部を内側に押圧して各端部に形成された前記フランジ部同士を突き合わせて該凹曲面を平面状に形成するリストライク工程と、
    を経て角パイプを得ることを特徴とする角パイプの製造方法。
  2. 前記素材にプレス加工によって穿孔、切欠き加工及び絞り加工の少なくも1つを施す前加工工程を前記第1曲げ工程の前に実施することを特徴とする請求項1記載の角パイプの製造方法。
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