JP4148884B2 - 建設機械のエンジンラグダウン抑制装置 - Google Patents

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本発明は、油圧ショベル等の建設機械に備えられ、油圧アクチュエータを操作する操作装置が中立状態から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制する建設機械のエンジンラグダウン抑制装置に関する。
この種の従来技術として、エンジンと、このエンジンによって駆動する油圧ポンプと、この油圧ポンプから吐出される圧油によって作動する油圧アクチュエータと、油圧ポンプから油圧アクチュエータに供給される圧油を制御する方向制御弁と、油圧アクチュエータを操作する操作装置と、この操作装置が操作されたことを検出する操作検出手段と、上述の操作装置が操作されている状態から中立状態となったとき、所定時間経過後にポンプ吸収トルクを所定の低ポンプ吸収トルクとなるように制御するトルク制御手段とを備え、このトルク制御手段によって所定の低ポンプ吸収トルクにする制御により、上記操作装置が中立状態から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制するようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2000−154803公報
一般に、大型のディーゼルエンジンを備えた建設機械では、操作装置が操作されて油圧アクチュエータが作動している状態から、操作装置が中立に戻された時点では、エンジンのブースト圧が高く、このブースト圧が低くなるまでに時間がかかる。上述した従来技術は、操作装置が中立に戻された際に、それまでの定格ポンプ吸収トルクが所定時間保持され、その所定時間経過後に所定の低ポンプ吸収トルクに制御されるものである。すなわち、上述の所定時間経過前にあっては、ブースト圧が徐々に低下する状態となっている。したがって例えば、所定時間が経過する前に中立状態にある操作装置が再び操作されたときには、ブーストが低くなり始めているのにも拘わらず定格ポンプ吸収トルクのままで制御されることになる。このために、エンジン回転数の一瞬の低下であるエンジンラグダウンが大きくなりやすい。このように従来技術では、操作装置の中立時からの再操作時に、ブースト圧の低下と定格ポンプ吸収トルクの保持に伴う大きなエンジンラグダウンが生じて作業性、操作性が低下してしまうことがある。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、操作装置が中立状態になってから比較的短時間の間に行なわれる再操作時のエンジンのブースト圧を考慮したエンジンラグダウンの抑制を実現できる建設機械のエンジンラグダウン抑制装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明は、排気タービンにより過給を行なうエンジンと、このエンジンによって駆動する可変容量型の油圧ポンプ、及びパイロットポンプと、上記油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御アクチュエータと、この傾転制御アクチュエータの駆動を制御する電磁弁と、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値である所定の低ポンプ吸収トルクが設定される設定手段を有し、上記電磁弁を制御するコントローラと、上記油圧ポンプから上記油圧アクチュエータに供給される圧油を制御する方向制御弁と、上記油圧アクチュエータを操作する操作装置と、この操作装置が操作されたことを検出する操作検出手段とを備えると共に上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記設定手段とを含むトルク制御手段を備え、このトルク制御手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が操作されたことが検出されたとき、上記コントローラの上記設定手段で設定された上記定格ポンプ吸収トルク制限値に応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が増加することにより、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクとなるように制御し、上記操作検出手段によって上記操作装置が中立位置となったことが検出されたとき、所定時間経過後に、上記コントローラの上記設定手段で設定される上記所定の低ポンプ吸収トルクに応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が減少することにより、ポンプ吸収トルクを、上記所定の低ポンプ吸収トルクとなるように制御するものであり、このトルク制御手段によってポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに制することにより、上記操作装置が中立位置から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制する建設機械のエンジンラグダウン抑制装置において、上記エンジンのブースト圧を測定するブースト圧測定手段と、上記コントローラに含まれ、ポンプ吸収トルクを上記定格ポンプ吸収トルクに保持する時間であり、ブースト圧の低下に比例して短くなる保持時間と上記ブースト圧測定手段で測定されるブースと圧との関係を設定する関数設定手段とを備えると共に、上記ブースト圧測定手段と、上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記関数設定手段とを含む減トルク手段を備え、この減トルク手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が中位置となったことが検出されたとき、上記ブースト圧測定手段で測定されたブースト圧に基づいて上記関数設定手段により求められ上記保持時間の間、上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクに保持し、上記関数設定手段により求められた保持時間の経過後に、上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに減トルクすることを特徴としている。

このように構成した本発明によれば、操作装置が操作状態から中立状態になったことが操作検出手段で検出されたときに、減トルク手段に含まれるコントローラによって、ブースト圧測定手段によって測定されるブースト圧が低下するに従って短くなる保持時間が演算され、この演算によって求められた比較的短い保持時間の経過後に、ポンプ吸収トルクを所定の低ポンプ吸収トルク減トルクする処理が行なわれる。すなわち、所定の低ポンプ吸収トルクにするまでの時間をブースト圧の低下に応じた短い保持時間とすることができる。したがって、操作装置が中立状態から上述の保持時間は超えるものの、前述した従来技術における所定時間に相当する時間に至る前に再操作されたようなときには、ポンプ吸収トルクを低くなっているブースト圧に対応させた低い所定の低ポンプ吸収トルクにするトルク制御が可能となり、このような中立状態になってから比較的短時間の間に行なわれる再操作時のエンジンラグダウンの抑制を実現できる。
また本発明は、排気タービンにより過給を行なうエンジンと、このエンジンによって駆動する可変容量型の油圧ポンプ、及びパイロットポンプと、上記油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御アクチュエータと、この傾転制御アクチュエータの駆動を制御する電磁弁と、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値である所定の低ポンプ吸収トルクが設定される設定手段を有し、上記電磁弁を制御するコントローラと、上記油圧ポンプから上記油圧アクチュエータに供給される圧油を制御する方向制御弁と、上記油圧アクチュエータを操作する操作装置と、この操作装置が操作されたことを検出する操作検出手段とを備えると共に上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記設定手段とを含むトルク制御手段を備え、このトルク制御手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が操作されたことが検出されたとき、上記コントローラの上記設定手段で設定された上記定格ポンプ吸収トルク制限値に応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が増加することにより、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクとなるように制御し、上記操作検出手段によって上記操作装置が中立位置となったことが検出されたとき、所定時間経過後に、上記コントローラの上記設定手段で設定される上記所定の低ポンプ吸収トルクに応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が減少することにより、ポンプ吸収トルクを、上記所定の低ポンプ吸収トルクとなるように制御するものであり、このトルク制御手段によってポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに制することにより、上記操作装置が中立位置から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制する建設機械のエンジンラグダウン抑制装置において、上記エンジンのブースト圧を測定するブースト圧測定手段と、上記コントローラに含まれ、ポンプ吸収トルクを減少させる割合であり、ブースト圧の低下に応じて大きくなる減トルク率と上記ブースト圧測定手段により測定されるブースト圧との関係を設定する関数設定手段とを備えると共に、上記ブースト圧測定手段と、上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記関数設定手段とを含む減トルク手段を備え、この減トルク手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が中位置となったことが検出されたとき、上記ブースト圧測定手段で測定されたブースト圧に基づき上記関数設定手段により求められた減トルク率を、上記定格ポンプ吸収トルクに乗じて得られる値に基づく上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを上記定格ポンプ吸収トルクから上記所定の低ポンプ吸収トルクまで徐々に減トルクすることを特徴としている。
このように構成した本発明によれば、操作装置が操作状態から中立状態になったことが操作検出手段で検出されたときに、減トルク手段に含まれるコントローラによって、ブースト圧測定手段で測定されるブースト圧の低下に応じた規定減トルク率が演算され、この規定減トルク率に応じてポンプ吸収トルクを定格ポンプ吸収トルクから所定の低ポンプ吸収トルクまで連続的あるいは段階的に減トルクする処理が行なわれる。したがって、操作装置が中立状態から比較的短時間のうちに、すなわち前述した従来技術における所定時間に相当する時間に至る前に再操作されたようなときでも、ポンプ吸収トルクを低くなっているブースト圧に対応させた低いポンプ吸収トルクとするトルク制御が可能となり、このような中立状態になってから比較的短時間の間に行なわれる再操作時のエンジンラグダウンの抑制を実現できる。
本発明は、操作装置が中立状態になってから比較的短時間の間に行なわれる再操作時のエンジンのブースト圧を考慮したエンジンラグダウンの抑制を実現でき、従来に比べてこのような再操作時の作業性、操作性を向上させることができる。
以下,本発明に係る建設機械のエンジンラグダウン抑制装置を実施するための最良の形態を図に基づいて説明する。
図1は本発明の一実施形態が備えられる建設機械の油圧回路図、図2は図1に示す建設機械に備えられるポンプ傾転制御手段を示す図である。
本発明の一実施形態が対象とする建設機械は例えば油圧ショベルであり、図1に示すように、排気タービンによる過給を行なうエンジン1と、このエンジン1の出力軸1aに接続され、エンジン1によって駆動される油圧ポンプ2及びパイロットポンプ6と、油圧ポンプ2から吐出される圧油によって駆動するブームシリンダ、アームシリンダ等の油圧シリンダ5と、油圧ポンプ2から油圧シリンダ5に供給される圧油を制御する方向制御弁3と、油圧シリンダ5を操作する操作装置4と、この操作装置4が操作されたことを検出する後述の操作検出手段とを備えている。
上述の操作装置4は、例えば操作レバー4aと、減圧弁4b,4cとを備える油圧パイロット方式のものであり、減圧弁4b,4cは一次ポートがパイロットポンプ6に接続され、二次ポートがパイロット管路7a,7bを介して方向制御弁3の駆動部3a,3bに接続されている。操作レバー4aを同図1の右側に倒すと減圧弁4bが作動し、操作レバー4aの操作量に応じたパイロット圧が方向制御弁3の駆動部3aに与えられる。これにより、方向制御弁3は図示上段位置に切換えられ、操作レバー4aの操作量に応じたポンプ流量が主管路2bを経て油圧シリンダ5のロッド側に供給される。また、操作レバー4aを図示左側に倒すと減圧弁4cが作動し、操作レバー4aの操作量に応じたポンプ流量が主管路2bを経て油圧シリンダ5のボトム側に供給される。
油圧ポンプ2は可変容量型のポンプであり、図2にも示すように斜板2aを有する。この斜板2aは傾転制御アクチュエータ8によって傾転角が制御され、油圧ポンプ2の押し除け容積、すなわちポンプ容量が制御される。
傾転制御アクチュエータ8は、シリンダ本体8a内を往復動するピストン8bを有し、このピストン8bに接続されるピストンロッド8cに斜板2aが連結されると共に、シリンダ本体8a内のボトム側にはばね8dが内臓され、ロッド側室8eには電磁弁14からの制御圧が導入される。電磁弁14が同図2の状態にあるときは、ロッド側室8eがタンク圧となり、ばね8の力でピストンロッド8cは図示左方に移動する傾向にあり、斜板2aの傾転角を減少させる。電磁弁14に電流が流れると、ロッド側室8eに制御圧が導入され、ピストンロッド8cは図示右方に移動する傾向にあり、斜板2aの傾転角を増加させる。
上述したような油圧回路に、本発明のエンジンラグダウン抑制装置の一実施形態が備えられている。上述した操作装置4の操作を検出する操作検出手段は、この一実施形態に含まれている。この操作検出手段は、図1に示すパイロット管路7a,7bと、チェック弁10a,10bを備えパイロット管路7a,7bを流れるパイロット圧の高圧側を選択するシャトル弁10と、シャトル弁10で選択された圧力が操作装置4の操作レバー4aが操作されたことによる圧力であるときに作動する圧力スイッチ11とを含んでいる。さらに、この一実施形態は、エンジン1に設けられブースト圧を測定するブースト圧測定手段を構成するブースト圧センサ9と、主管路2bに連なる吐出管路に接続され、油圧ポンプ2の吐出圧を検出する圧力センサ12と、圧力スイッチ11、ブースト圧センサ9、及び圧力センサ12から出力される信号を入力し、所定の演算処理を行なうコントローラ13と、このコントローラ13から出力された駆動電流により作動する電磁弁14と、この電磁弁14によって生成された制御圧によって作動する上述の傾転制御アクチュエータ8とを含んでいる。
上述したコントローラ13には、図3に示すように、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値T1、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値T2が設定されるPQ設定手段と、図4に示すように、ブースト圧と保持時間の関係が設定される関数設定手段とが備えられている。
このコントローラ13に備えられるPQ設定手段では、図3に示すように、減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値T2が、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値T1よりも小さくなるように設定されている。また、関数設定手段では、図4に示すように、ブースト圧が次第に低下すると保持時間taが短くなる関係が設定されている。
なお、上述したパイロットポンプ6と、電磁弁14と、傾転制御アクチュエータ8と、コントローラ13とによって、操作装置4が操作されている状態から中立状態となったときに、所定時間経過後にポンプ吸収トルクを図3に示す定格ポンプ吸収トルク制限値T1から、同図3に示す所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2となるように制御するトルク制御手段が構成されている。
また、上述したパイロットポンプ6と、電磁弁14と、傾転制御アクチュエータ8と、ブースト圧センサ9と、コントローラ13とによって、操作装置4が操作状態から中立状態になったとき、図3に示す定格ポンプ吸収トルク制限値T1を保持し、ブースト圧センサ9で測定されたブースト圧から図4に示す関係に基づいて演算された保持時間taの経過後に、同図3に示す所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2まで減トルクする減トルク手段が構成されている。
図6は本実施形態に備えられるコントローラにおける処理手順を示すフローチャートである。以下、この図6を参照して本実施形態の処理動作について説明する。
コントローラ13の電源がONされると、このコントローラ13における初期化処理としてポンプ吸収トルクTが最小になるように、すなわち所定の低ポンプ吸収トルクTminとなるように傾転制御される(手順S1)。すなわち、コントローラ13から電磁弁14に、この電磁弁14を図2に示す状態にする駆動電流が出力される。これにより前述したように、傾転制御アクチュエータ8のばね8dの力によりピストン8b、ピストンロッド8cが同図2の左方向に移動し、斜板2aの傾転角が小さくなり、油圧ポンプ2の押し除け容積は最小となる。これによりポンプ吸収トルクTが最小となるように設定される。
次に、ポンプ吸収トルクTを一定に保持する設定保持時間tを初期化処理として0に設定する(手順S2)。次に、圧力スイッチ11の状態、圧力センサ12の値、及びブースト圧センサ9の値を読み込む(手順S3)。次に、圧力スイッチ11の状態がONかどうか判断する(手順S4)。
ここで、ONと判断されたときは、操作装置4の操作レバー4aが操作され、パイロット管路7aあるいは7b、チェック弁10を介してパイロット圧が取り出されたことになる。しかし今のように、コントローラ13の電源がONとなった時点では、圧力スイッチ11はONとならないので、手順S4の判断はノーとなる。
次に、このコントローラ13で、図4に示す関数設定手段に基づいてブースト圧センサ9の値に対応する演算保持時間taが求められ、この演算保持時間taが上述の設定保持時間tに等しいかどうか判断する(手順S6)。演算保持時間taが設定保持時間tに等しいと判断されたときは手順S1に戻り、等しくないと判断されたときはtに1を足す処理がなされ、手順S3に戻る(手順S7)。
このような処理が実施される間、油圧シリンダ5を作動させるために操作装置4の操作レバー4aが操作されると、圧力スイッチ11がONとなり、手順S4の判断がイエスとなり、操作レバー4aの操作量に応じて吐出される油圧ポンプ2の吐出圧に応じた、すなわち圧力センサ12の値に応じた、また、エンジン1の目標回転数に応じた定格ポンプ吸収トルクTとする制御が実施される。すなわち、コントローラ13から電磁弁14に、タンクとの連通路を閉じる方向に、また、パイロットポンプ6のパイロット圧を制御圧として傾転制御アクチュエータ8のロッド側室8eに供給する方向に、この電磁弁14を駆動する駆動電流が出力される。この電磁弁14を介してロッド側室8eに供給される制御圧による力がばね8dの力よりも大きくなると、傾転制御アクチュエータ8のピストン8b及びピストンロッド8cは、図2の右方向に移動し、斜板2aの傾転角が増加する。これにより油圧ポンプ2の押し除け容積が大きくなり、ポンプ吸収トルクTが大きくなる。例えば図3のポンプ吸収トルク制限値T1となる。この状態で、掘削作業等の各種作業が実施される。
このように操作装置4の操作レバー4aを操作している状態から、操作レバー4aを中立に戻すと、手順S4の判断はノーとなり、手順S6に移って演算保持時間taが設定時間tに等しいかどうか判断される。例えば中立に復帰させた直後でブースト圧が高く、図4の関係から求められる演算保持時間taの値が大きいときには、手順S6の判断はノーとなり、手順S7に移って設定保持時間tに1を加える処理がなされ、手順S3に戻る。以下、同様にして手順S3→S4→S6→S7→S3の処理が繰り返される間、ブースト圧が低下し続け、図4の関係から求められる演算保持時間taの値が小さくなり、手順S7で演算される設定保持時間tの値が次第に増加して、t=taとなると、手順S6の判断がイエスとなり、手順S1に戻る。この手順S1では上述したように、斜板2aを最小の傾転角にする制御が実施される。これにより、ポンプ吸収トルクTは、例えば図3に示す小さな所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2となる。
すなわち、操作装置4の操作レバー4aが操作されている状態から中立に戻されたときには、ブースト圧センサ9で検出された値に応じた演算保持時間taの間、ポンプ吸収トルクTは定格ポンプ吸収トルク制限値T1に保持され、演算保持時間taの経過後に所定の低ポンプトルク制限値T2まで減少する制御がなされる。したがって、操作レバー4aが上述した演算保持時間taの経過後に再び操作されたときには、エンジン1にかかる負荷は所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2に応じた比較的小さな負荷となる。これによって操作レバー4aの再操作時におけるエンジン回転数の一瞬の落ち込み、すなわちエンジンラグダウンを抑制できる。なお、演算保持時間taは、ブースト圧の低下を考慮して演算されるものであるので、前述した従来技術における所定時間に比べて短い時間とすることができる。
したがって本実施形態では、上述したように操作装置4の操作レバー4aが操作されている状態から中立に戻されたものの、操作レバー4aを中立位置からそれまでの操作方向とは逆方向に操作する反転操作時のように、演算保持時間taの経過後、前述した従来技術における所定時間が経過する前に、中立状態にある操作レバー4aが再操作されたときには、図3に示す所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2によってポンプ吸収トルクの制御がなされ、上述したようにこのときのエンジンラグダウンを小さく抑えることができる。
このように本実施形態は、操作装置4の操作レバー4aが操作状態から中立に戻された後、比較的短時間の間に行なわれる再操作時、すなわち演算保持時間taは経過するものの前述したブースト圧に対する考慮のない従来技術における比較的長い所定時間の経過前に実施される再操作時のエンジンラグダウンを小さく抑えることができ、このような再操作時の作業性、操作性の低下を防ぐことができる。
次に本発明の別の実施形態について説明する。図5は、この別の実施形態に備えられるコントローラ13に含まれる関数設定手段で設定されるブースト圧と規定減トルク率の関係を示す図である。この別の実施形態の外観構成は、前述した図1に示した実施形態と同等である。この別の実施形態は、コントローラ13に含まれる関数設定手段として、図4に示したものに代えて、図5に示した関数設定手段が含まれている。図5に示す関数設定手段は、ブースト圧が低下するに従って規定減トルク率Aが大きくなる関係にしてある。
図7は、この別の実施形態に備えられるコントローラにおける処理手順を示すフローチャートである。以下、図7を参照して別の実施形態の処理動作について説明する。
コントローラ13の電源がONされると、このコントローラ13における初期化処理としてポンプ吸収トルクTが最小となるように、すなわち所定の低ポンプ吸収トルクTminとなるように傾転制御される(手順S11)。このときの動作は前述のとおりである。
次に、圧力スイッチ11の状態、圧力センサ12の値、及びブースト圧センサ9の値を読み込む(手順S12)。次に、圧力スイッチ11の状態がONかどうか判断する(手順S13)。今は、コントローラ13の電源がONとなった時点であり、圧力スイッチ11はONとはならず、手順S13の判断はノーである。
次に、ポンプ吸収トルクTが最小トルク、すなわち所定の低ポンプ吸収トルクTminに等しいかどうか判断される(手順S15)。今は、等しいと判断され、手順S12に戻る。操作装置4の操作レバー4aが操作されない間は、手順S12→S13→S15→S12の処理が繰り返される。
操作装置4の操作レバー4aが操作されて、手順S13の判断がイエスとなると、操作レバー4aの操作量に応じて吐出される油圧ポンプ2の吐出圧に応じた、すなわち圧力センサ12の値に応じた、また、エンジン1の目標回転数に応じた定格ポンプ吸収トルクTとする制御が実施される(手順S14)。すなわち、コントトローラ13から電磁弁14に駆動電流が出力され、傾転制御アクチュエータ8が作動し、斜板2aの傾転角が増加し、ポンプ吸収トルクTが大きくなる。例えば図3のポンプ吸収トルク制限値T1となる。この状態で、掘削作業等の各種作業が実施される。
このように操作装置4の操作レバー4aを操作している状態から、操作レバー4aを中立に戻すと、手順S13の判断はノーとなり、さらに手順S15の判断はノーとなり、コントローラ13に含まれる図5に示す設定手段の関数関係からブースト圧に相応する規定減トルク率Aが求められ、さらに前回のポンプ吸収トルクT規定減トルク率Aを乗じて今回のポンプ吸収トルクTを求める演算が行なわれ(手順S16)、手順S12に戻る。以下、同様にして手順S12→S13→S15→S16→S12の処理が繰り返される間、ブースト圧が低下し続け、図5の関係から求められるポンプ吸収トルクTの値が徐々に小さくなる。例えば、前述した従来技術における所定時間と同等の時間に至ったとき、ポンプ吸収トルクTは、図3の所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2となる。
すなわち、操作装置4の操作レバー4aが操作されている状態から中立に戻されたときには、ブースト圧センサ9で検出された値に応じた規定減トルク率Aに基づいて徐々に小さくなるポンプ吸収トルクTが演算され続け、前述した従来技術における所定時間と同等の時間の経過後に、所定の低ポンプトルク制限値T2となる制御がなされる。したがって、操作レバー4aが上述した所定時間の経過後に再び操作されたときには、エンジン1にかかる負荷は所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2に応じた小さな負荷となる。これによって操作レバー4aの再操作時におけるエンジン回転数の一瞬の落ち込み、すなわちエンジンラグダウンを抑制できる。
そして特に、操作装置4の操作レバー4aが操作されている状態から中立に戻されるものの、操作レバー4aを中立位置からそれまでの操作方向とは逆方向に操作する反転操作時のように、前述した従来技術における所定時間と同等の時間が経過する前に、中立状態にある操作レバー4aが再操作されたときには、図7の手順S13の判断がイエスとなって、手順S14に移り、その直前に手順S16で演算されたポンプ吸収トルクT、すなわち図3の定格ポンプ吸収トルク制限値T1と所定の低ポンプ吸収トルク制限値T2の間の値となるポンプ吸収トルクTによる制御がなされる。したがって、このときのポンプ吸収トルクTは、上述のように図3に示す定格ポンプ吸収トルク制限値T1よりも小さいことから、エンジン1にかかる負荷が小さくなり、エンジンラグダウンを抑えることができる。
この別の実施形態にあっても、操作装置4の操作レバー4aが操作状態から中立に戻された後、比較的短時間の間に行なわれる再操作時のエンジンラグダウンを小さく抑えることができ、このような再操作時の作業性、操作性の低下を防止できる。
本発明の一実施形態が備えられる建設機械の油圧回路図である。 図1に示す建設機械に備えられるポンプ傾転制御手段を示す図である。 本発明の一実施形態に備えられるコントローラに含まれるPQ設定手段で設定される通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値を示す図である。 本発明の一実施形態に備えられるコントローラに含まれる関数設定手段で設定されるブースト圧と保持時間の関係を示す図である。 別の実施形態に備えられるコントローラに含まれる関数設定手段で設定されるブースト圧と規定減トルク率Aの関係を示す図である。 本発明の一実施形態に備えられるコントローラにおける処理手順を示すフローチャートである。 別の実施形態に備えられるコントローラにおける処理手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1 エンジン
2 油圧ポンプ
2b 主管路
3 方向制御弁
4 操作装置
5 油圧シリンダ
6 パイロットポンプ(トルク制御手段)(減トルク手段)
7a パイロット管路(操作検出手段)
7b パイロット管路(操作検出手段)
8 傾転制御アクチュエータ(トルク制御手段)(減トルク手段)
9 ブースト圧センサ(ブースト圧測定手段)
10 シャトル弁(操作検出手段)
11 圧力スイッチ(操作検出手段)
12 圧力センサ
13 コントローラ(トルク制御手段)(減トルク手段)
14 電磁弁(トルク制御手段)(減トルク手段)
T1 定格ポンプ吸収トルク制限値
T2 所定の低ポンプ吸収トルク制限値

Claims (2)

  1. 排気タービンにより過給を行なうエンジンと、このエンジンによって駆動する可変容量型の油圧ポンプ、及びパイロットポンプと、上記油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御アクチュエータと、この傾転制御アクチュエータの駆動を制御する電磁弁と、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値である所定の低ポンプ吸収トルクが設定される設定手段を有し、上記電磁弁を制御するコントローラと、上記油圧ポンプから上記油圧アクチュエータに供給される圧油を制御する方向制御弁と、上記油圧アクチュエータを操作する操作装置と、この操作装置が操作されたことを検出する操作検出手段とを備えると共に
    上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記設定手段とを含むトルク制御手段を備え、このトルク制御手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が操作されたことが検出されたとき、上記コントローラの上記設定手段で設定された上記定格ポンプ吸収トルク制限値に応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が増加することにより、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクとなるように制御し、上記操作検出手段によって上記操作装置が中立位置となったことが検出されたとき、所定時間経過後に、上記コントローラの上記設定手段で設定される上記所定の低ポンプ吸収トルクに応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が減少することにより、ポンプ吸収トルクを、上記所定の低ポンプ吸収トルクとなるように制御するものであり
    このトルク制御手段によってポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに制することにより、上記操作装置が中立位置から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制する建設機械のエンジンラグダウン抑制装置において、
    上記エンジンのブースト圧を測定するブースト圧測定手段と、上記コントローラに含まれ、ポンプ吸収トルクを上記定格ポンプ吸収トルクに保持する時間であり、ブースト圧の低下に比例して短くなる保持時間と上記ブースト圧測定手段で測定されるブースと圧との関係を設定する関数設定手段とを備えると共に、
    上記ブースト圧測定手段と、上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記関数設定手段とを含む減トルク手段を備え、この減トルク手段は、
    上記操作検出手段によって上記操作装置が中位置となったことが検出されたとき、上記ブースト圧測定手段で測定されたブースト圧に基づいて上記関数設定手段により求められ上記保持時間の間、上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクに保持し、
    上記関数設定手段により求められた保持時間の経過後に、上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに減トルクすることを特徴とするエンジンラグダウンの抑制装置。
  2. 排気タービンにより過給を行なうエンジンと、このエンジンによって駆動する可変容量型の油圧ポンプ、及びパイロットポンプと、上記油圧ポンプの傾転角を制御する傾転制御アクチュエータと、この傾転制御アクチュエータの駆動を制御する電磁弁と、通常時の定格ポンプ吸収トルク制限値、及び減トルク制御時のポンプ吸収トルク制限値である所定の低ポンプ吸収トルクが設定される設定手段を有し、上記電磁弁を制御するコントローラと、上記油圧ポンプから上記油圧アクチュエータに供給される圧油を制御する方向制御弁と、上記油圧アクチュエータを操作する操作装置と、この操作装置が操作されたことを検出する操作検出手段とを備えると共に
    上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記設定手段とを含むトルク制御手段を備え、このトルク制御手段は、上記操作検出手段によって上記操作装置が操作されたことが検出されたとき、上記コントローラの上記設定手段で設定された上記定格ポンプ吸収トルク制限値に応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が増加することにより、ポンプ吸収トルクを、上記定格ポンプ吸収トルクとなるように制御し、上記操作検出手段によって上記操作装置が中立位置となったことが検出されたとき、所定時間経過後に、上記コントローラの上記設定手段で設定される上記所定の低ポンプ吸収トルクに応じて上記電磁弁が制御されて、上記パイロットポンプから吐出される圧油の上記傾転制御アクチュエータへの供給が制御され、上記油圧ポンプの上記傾転角が減少することにより、ポンプ吸収トルクを、上記所定の低ポンプ吸収トルクとなるように制御するものであり
    このトルク制御手段によってポンプ吸収トルクを上記所定の低ポンプ吸収トルクに制することにより、上記操作装置が中立位置から操作された際のエンジン回転数の一瞬の落ち込みを抑制する建設機械のエンジンラグダウン抑制装置において、
    上記エンジンのブースト圧を測定するブースト圧測定手段と、上記コントローラに含まれ、ポンプ吸収トルクを減少させる割合であり、ブースト圧の低下に応じて大きくなる減トルク率と上記ブースト圧測定手段により測定されるブースト圧との関係を設定する関数設定手段とを備えると共に、
    上記ブースト圧測定手段と、上記パイロットポンプと、上記電磁弁と、上記傾転制御アクチュエータと、上記コントローラの上記関数設定手段とを含む減トルク手段を備え、この減トルク手段は、
    上記操作検出手段によって上記操作装置が中位置となったことが検出されたとき、上記ブースト圧測定手段で測定されたブースト圧に基づき上記関数設定手段により求められた減トルク率を、上記定格ポンプ吸収トルクに乗じて得られる値に基づく上記コントローラによる上記電磁弁の制御により、ポンプ吸収トルクを上記定格ポンプ吸収トルクから上記所定の低ポンプ吸収トルクまで徐々に減トルクすることを特徴とするエンジンラグダウンの抑制装置。
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