JP5760816B2 - ポンプユニット - Google Patents

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Description

この発明は、ポンプユニットに関する。
従来、ポンプユニットとしては、大容量の固定容量型ポンプと、上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の固定容量型ポンプとを、回転数が制御される可変速モータで直結して、大容量のポンプをアンロードする一方小容量のポンプからの吐出流体のみをアクチュエータに供給する運転(以下、分流運転という)と、大容量のポンプと小容量のポンプとの合流による運転(以下、合流運転という)とを、制御部により、切り換えたものがある(特開2004−11597号公報:特許文献1参照)。
図9Aに、合流運転状態での予め定められた圧力流量特性線を示し、この圧力流量特性線に基づいてポンプを運転していた。一方、図9Bに、分流運転状態での予め定められた圧力流量特性線を示し、この圧力流量特性線に基づいてポンプを運転していた。
上記従来のポンプユニットでは、油圧シリンダのピストンのシリンダ端への到達などにより、フルフローFFからデッドヘッドDHに切り換わった場合、合流から分流への切り換えは、可変速モータの回転数が予め設定された設定回転数を下回ったとき、または、図2Aに示すように、ポンプから吐出された圧力が、予め設定された設定圧力Ps1を上回ったときに、行っていた。
しかしながら、図2Aに示す吐出圧力が設定圧力Ps1を超える条件では、デッドヘッドDHへ切り換わったときに、設定圧力Ps1を超えない場合や、設定圧力Ps1を超えるためのタイムラグが発生していた。このため、図2Bに示すように、設定圧力Ps1を超えてからポンプを合流から分流に切り換えると、ポンプの切り換えタイミングが遅くなって、圧力が迅速に上昇せず、圧力の応答性が低下する課題があった。
一方、デッドヘッドDHから負荷圧の高い流量制御状態に切り換わった場合、上記従来のポンプユニットでは、分流から合流への切り換えは、図4に示すように、ポンプから吐出された圧力が、予め設定された設定圧力Pd2を下回ったときに、行っていた。つまり、電磁弁の切り換えなどにより、A点の保圧状態からB点の流量制御状態に切り換わって、圧力が低下しかつ流量が上昇するとき、図中の矢印に示すように、一瞬、圧力が設定圧力Pd2を下回って合流に切り換わり、その後に、合流から分流に切り換わっていた。このため、無駄なポンプの切り換えが発生して、流量の応答性が低下する課題があった。
特開2004−11597号公報
そこで、この発明の課題は、圧力の応答性または流量の応答性の少なくとも一方を向上できるポンプユニットを提供することにある。
上記課題を解決するため、この発明のポンプユニットは、
大容量の第1固定容量型ポンプと、
上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の第2固定容量型ポンプと、
上記第1固定容量型ポンプおよび上記第2固定容量型ポンプを駆動する可変速モータと、
上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを、上記第2固定容量型ポンプの吐出ラインに合流または分流させる切換弁と、
上記第2固定容量型ポンプの吐出ラインの圧力を検出する圧力センサと、
上記圧力センサからの圧力を表す信号と、上記可変速モータの回転数を表す信号とを受けて、予め定められた圧力流量特性線に自律的に沿うように、外部からの指令によることなく、上記切換弁および上記可変速モータを制御して、上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを分流させて第1固定容量型ポンプをアンロードさせた分流状態で運転を行い、または、上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを第2固定容量型ポンプの吐出ラインに合流させた合流状態で運転を行なう制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記圧力センサが検出した圧力が、合流運転時の予め定められた圧力流量特性線の定馬力線から予め設定された設定圧力分を上回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を上回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数分を下回ったとき、上記切換弁を合流状態から分流状態に切り換える第1の制御を行うことを特徴としている。
この発明のポンプユニットによれば、上記制御装置は、上記圧力センサが検出した圧力が、合流運転時の圧力流量特性線の定馬力線から予め設定された設定圧力分を上回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を上回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数分を下回ったとき、上記切換弁を合流状態から分流状態に切り換える第1の制御を行う。
こうすることにより、合流運転状態で、例えば流量制御状態(フルフローFF)から保圧状態(デッドヘッドDH)に切り換わって、圧力が上昇しかつ流量が低下するとき、定馬力線の差分(設定圧力)または最大流量線の差分(設定流量)によって判断し、または、可変速モータの回転数によって判断するので、速やかに合流状態から分流状態に切り換え、圧力を迅速に上昇して、圧力の応答性が向上する。また、最大流量からの差分、かつ予め設定された設定圧力によって判断することで、保圧状態(デッドヘッドDH)から流量制御状態(フルフローFF)への切り替え時など、圧力が低く過渡的に回転数が低い状態でのポンプの無駄な切り替わりを防止して、安定した制御を行うことができる。
また、一実施形態のポンプユニットでは、
上記制御装置は、
上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力を下回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、上記第1の設定圧力よりも大きな予め設定された第2の設定圧力を下回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数を引いた値を上回ったとき、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える第2の制御を行う。
この実施形態のポンプユニットによれば、上記制御装置は、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力を下回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、上記第1の設定圧力よりも大きな予め設定された第2の設定圧力を下回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数を引いた値を上回ったとき、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える第2の制御を行う。
こうすることにより、分流運転状態で、例えば保圧状態(デッドヘッドDH)から負荷圧の高い流量制御状態に切り換わって、圧力が低下しかつ流量が上昇するとき、2つの第1、第2の設定圧力、および、回転数によって判断するので、無駄なポンプの切り換えが発生せず、流量の応答性が向上する。
また、一実施形態のポンプユニットでは、
上記切換弁を合流状態から分流状態に切り換える際に、上記制御装置が上記第1の制御またはその他の制御を行うように、上記制御装置の制御を切り換え可能とする一方、
上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える際に、上記制御装置が上記第2の制御またはその他の制御を行うように、上記制御装置の制御を切り換え可能とする切換設定部を備える。
この実施形態のポンプユニットによれば、上記切換設定部を備えるので、必要に応じて、上記制御装置を上記第1の制御や上記第2の制御に切り換えることができる。
また、一実施形態のポンプユニットでは、
大容量の第1固定容量型ポンプと、
上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の第2固定容量型ポンプと、
上記第1固定容量型ポンプおよび上記第2固定容量型ポンプを駆動する可変速モータと、
上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを、上記第2固定容量型ポンプの吐出ラインに合流または分流させる切換弁と、
上記第2固定容量型ポンプの吐出ラインの圧力を検出する圧力センサと、
上記圧力センサからの圧力を表す信号と、上記可変速モータの回転数を表す信号とを受けて、予め定められた圧力流量特性線に自律的に沿うように、外部からの指令によることなく、上記切換弁および上記可変速モータを制御して、上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを分流させて第1固定容量型ポンプをアンロードさせた分流状態で運転を行い、または、上記第1固定容量型ポンプの吐出ラインを第2固定容量型ポンプの吐出ラインに合流させた合流状態で運転を行なう制御装置と
を備え、
上記制御装置は、
上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力を下回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、上記第1の設定圧力よりも大きな予め設定された第2の設定圧力を下回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数を引いた値を上回ったとき、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える制御を行う。
この実施形態のポンプユニットによれば、上記制御装置は、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力を下回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、上記第1の設定圧力よりも大きな予め設定された第2の設定圧力を下回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数を引いた値を上回ったとき、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える制御を行う。
こうすることにより、分流運転状態で、例えば保圧状態(デッドヘッドDH)から負荷圧の高い流量制御状態に切り換わって、圧力が低下しかつ流量が上昇するとき、2つの第1、第2の設定圧力、および、回転数によって判断するので、無駄なポンプの切り換えが発生せず、流量の応答性が向上する。
この発明のポンプユニットによれば、上記制御装置は、上記圧力センサが検出した圧力が、合流運転時の予め定められた圧力流量特性線の定馬力線から予め設定された設定圧力分を上回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を上回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数分を下回ったとき、(または、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された設定圧力を上回ったとき、)上記切換弁を合流状態から分流状態に切り換える第1の制御を行うので、速やかに合流状態から分流状態に切り換え、圧力を迅速に上昇して、圧力の応答性が向上し、かつ、ポンプの無駄な切り替わりを防止して、安定した制御を行うことができる。
この発明のポンプユニットによれば、上記制御装置は、上記圧力センサが検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力を下回ったとき、または、上記圧力センサが検出した圧力が、上記第1の設定圧力よりも大きな予め設定された第2の設定圧力を下回り、かつ、上記可変速モータの回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線から予め設定された設定回転数を引いた値を上回ったとき、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える第2の制御を行うので、無駄なポンプの切り換えが発生せず、流量の応答性が向上する。
本発明のポンプユニットの第1実施形態を示す簡略構成図である。 第1条件を説明する圧力流量特性線のグラフである。 第1条件での圧力とポンプ状態との関係を説明するグラフである。 第2条件を説明する圧力流量特性線のグラフである。 第2条件での圧力とポンプ状態との関係を説明するグラフである。 第3条件を説明する圧力流量特性線のグラフである。 第4条件を説明する圧力流量特性線のグラフである。 各モードの切り換え条件を説明する表である。 第1モードのフローチャートである。 第4モードのフローチャートである。 第2モードのフローチャートである。 第3モードのフローチャートである。 本発明のポンプユニットの第2実施形態を示すフローチャートである。 合流運転状態での圧力流量特性線を示すグラフである。 分流運転状態での圧力流量特性線を示すグラフである。
以下、この発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の実施形態のポンプユニットを示す簡略構成図である。このポンプユニットは、タンクTの作動流体を、図示しない油圧シリンダなどのアクチュエータに供給するポンプユニットである。
このポンプユニットは、大容量の第1固定容量型ポンプとしての第1ポンプ1と、この第1ポンプ1に直結された上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の第2固定容量型ポンプとしての第2ポンプ2を備える。例えば、上記第1ポンプ1は、5.5cc/revのギアポンプからなり、上記第2ポンプ2は、3.5cc/revのギアポンプからなる。
上記第1ポンプ1および第2ポンプ2は、可変速モータ3に接続され、この可変速モータ3は、制御装置4に電気的に接続されている。
上記第1ポンプの吐出ライン5は、切換弁6に接続され、この切換弁6で、第2ポンプの吐出ライン8またはタンク10に至る排出ライン11に切り換え可能になっている。
上記第2ポンプの吐出ライン8は、チェック弁付流量制御弁9を介して図示しないアクチュエータに接続している。この吐出ライン8は、所定の漏れ量の作動流体を排出する絞り13を介して排出ライン11に接続し、また、上記絞り13と並列に設けられたリリーフ弁14を介して上記排出ライン11に接続している。
また、上記吐出ライン8には、第1および第2ポンプ1,2の吐出圧力を検出する圧力センサ17が設けられている。上記第1ポンプの吐出ライン5は、リリーフ弁15を介して排出ライン11に接続している。
上記制御装置4は、電気的に接続された設定入力部19に、吐出ライン8から吐出される作動流体の最大圧力および最大流量などが設定入力されるようになっている。また、制御装置4は、上記圧力センサ17に電気的に接続していると共に、上記可変速モータ3の回転数を示す信号を受け取り可能に上記モータ3に接続している。
上記制御装置4は、上記可変速モータ3に駆動電流を出力するインバータ部と、マイクロコンピュータで構成されて上記インバータ部の出力電流の周波数を制御する制御部とを備える。この制御部は、上記設定入力部19を介して入力された情報を用いて、上記第1および第2ポンプ1,2が実行すべき圧力流量特性を算出する。上記圧力流量特性と、上記圧力センサ17からの現在の圧力値および可変速モータ3の現在の回転数とに基いて、上記インバータ部を介して可変速モータ3の回転数を制御すると共に、上記切換弁6の切換状態を制御するようになっている。
上記制御装置4の制御部は、分流運転状態または合流運転状態で、上記可変速モータ3および上記切換弁6の制御を行うように、構成されている。
分流運転状態では、上記第1ポンプの吐出ライン5を、第2ポンプの吐出ライン8と分流させて、上記第1ポンプ1をアンロードさせた状態で定馬力運転を行なう。つまり、第2ポンプ2の吐出流体のみを、吐出ライン8を介してアクチュエータに送出する。
一方、合流運転状態では、上記第1ポンプの吐出ライン5を、第2ポンプの吐出ライン8に合流させた状態で定馬力運転を行なう。つまり、第1および第2ポンプ1,2の両方の吐出流体を、吐出ライン8を介してアクチュエータに送出する。
上記設定入力部19は、上記制御装置4を、4つのモードのうちの何れか一つのモードに切り換える切換設定部20を有する。制御装置4は、この選択された一つのモードに基づいて、合流運転と分流運転とを切り換える。各モードは、以下に示す4つの条件の組み合わせ等によって、構成される。
図2Aに示すように、第1条件では、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された設定圧力(第1の設定圧力Ps1)を上回ったときに、または、上記可変速モータ3の回転数が、予め設定された設定回転数を下回ったときに、上記切換弁6を合流状態から分流状態に切り換える。この予め設定された設定回転数は、算定または実測により、第1の設定流量Qd1に相当する。
ここで、図2Aの圧力流量特性線について説明する。なお、図3A、図4および図5の圧力流量特性線についても同じであるため、説明を省略する。
この圧力流量特性線は、上記設定入力部19から入力された情報に基いて、上記制御装置4が算出した圧力流量特性の値を、縦軸が流量で横軸が圧力の2次元座標に示したものである。
この圧力流量特性線は、合流運転状態の部分と分流運転状態の部分とが、切換点CPで接続されてなる。上記分流運転状態の部分は、第2ポンプ2のみの吐出流体に係る部分であり、最大圧力線MP1、定馬力線としての最大馬力曲線MHP1、および、最大流量線MV1からなる。上記合流運転状態の部分は、第1および第2ポンプ1,2の合流された吐出流体に係る部分であり、最大圧力線MP2、定馬力線としての最大馬力曲線MHP2、および、最大流量線MV2からなる。切換点CPの圧力をPcとし、流量をQcとする。切換点CPの流量Qcは、第1の設定流量Qd1よりも大きい。
上記ポンプユニットが作動すると、上記制御部は、図2Aの座標において、上記圧力センサ17が検出した現在の吐出圧力と可変速モータ3の回転数に相当する現在の吐出流量とで定まる現在点をプロットする。この現在点における現在馬力を算出し、上記圧力流量特性線上の目標馬力との偏差を求める。この偏差を表す制御信号をインバータ部に入力して、上記可変速モータ3の回転数を制御して、現在馬力を目標馬力に一致させる。これによって、上記吐出ライン8からの吐出流体の圧力および流量が、図2Aの圧力流量特性線上に載る。その結果、外部からの指令や入力によることなく、ポンプユニットの出力が自律的に最大に制御される。
また、大きな圧力を保持するが流量を必要としない場合、制御装置4は、図2Aの縦軸に略平行な最大圧力線MP1上の点の小流量を第2ポンプ2が吐出するように、可変速モータ3を低速で回転させて少ない吐出流量の状態で、圧力を最高設定圧力Pmに保持する。したがって、可変速モータ3および第2ポンプ2は必要以上の回転速度で回転することが無くて、ロス馬力が少なくて省エネルギーを達成でき、かつ、騒音を低減できる。
一方、大きな流量を必要とするが圧力を必要としない場合、図2Aの横軸(圧力軸)に略平行な最大流量直線MV2上の点の小さな圧力に第1および第2ポンプ1,2の吐出圧力がなるように、制御装置4はインバータ部を介して可変速モータ3を回転させる。したがって、可変速モータ3並びに第1および第2ポンプ1,2は、必要以上の回転速度で回転することがなくなって、ロス馬力が少なくて省エネルギーを達成でき、かつ、騒音を低減できる。
以上のように、上記制御装置4によって可変速モータ3の回転数の制御および切換弁6の切り換えが行なわれて、ポンプユニットの外部からの指令によることなく自律的に運転できる。したがって、このポンプユニットは、操作が容易である。また、外部からの指令を受けるための配線等が不要であるので、ポンプユニットの配線が少なくできて、このポンプユニットの設置場所の周りが簡潔に整理でき、また、ポンプユニットの設置作業が簡易にできる。
そして、合流運転時に、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Ps1を上回ったときに、または、上記可変速モータ3の回転数が、予め設定された設定回転数(第1の設定流量Qd1)を下回ったときに、上記制御装置4は、上記切換弁6を合流状態から分流状態に切り換える。
このように、第1の設定圧力Ps1を超えてからポンプを合流から分流に切り換えると、図2Bに示すように、圧力の上昇が緩やかとなる。これは、図9Aに示すように、合流運転状態で流量制御状態(フルフローFF)から保圧状態(デッドヘッドDH)に切り換わるときに、設定圧力Ps1を超えない場合や、設定圧力Ps1を超えるためのタイムラグが発生するためである。
図3Aに示すように、第1の制御としての第2条件では、上記圧力センサ17が検出した圧力が、合流運転時の圧力流量特性線の最大馬力曲線(定馬力線)MHP2から予め設定された設定圧力Ps2分を上回ったとき、または、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された設定圧力(第2の設定圧力Pd3)を上回り、かつ、上記可変速モータ3の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線MV1から予め設定された設定回転数(設定流量Qd2に相当する)分を下回ったとき、または、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Ps1を上回ったとき、上記切換弁6を合流状態から分流状態に切り換える。
こうすることにより、合流運転状態で、流量制御状態(フルフローFF)から保圧状態(デッドヘッドDH)に切り換わって、圧力が上昇しかつ流量が低下するとき、最大馬力曲線MHP2の差分(設定圧力Ps2)または最大流量線MV1の差分(設定流量Qd2)によって判断するので、図3Bに示すように、速やかに合流状態から分流状態に切り換え、圧力を迅速に上昇して、圧力の応答性が向上する。また、最大流量線MV1の差分(設定流量Qd2)と共に、予め設定された設定圧力(第2の設定圧力Pd3)によっても合流状態から分流状態への切り替えを判断するので、保圧状態(デッドヘッドDH)から流量制御状態(フルフローFF)への切り替え時など、圧力が低く過渡的に回転数が低い状態でのポンプの無駄な切り替わりを防止して、安定した制御を行うことができる。
図4に示すように、第3条件では、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された設定圧力(第2の設定圧力Pd2)を下回ったときに、上記切換弁6を分流状態から合流状態に切り換える。具体的に述べると、圧力流量値が、切換点CPの圧力Pcよりも小さな第2の設定圧力Pd2と、切換点CPの流量Qcとで、囲まれたハッチング領域に、進入したときに、分流から合流に切り換える。
こうすることによって、分流運転状態で、A点の保圧状態からB点の流量制御状態に切り換わるとき、図中の矢印に示すように、一瞬、圧力が第2の設定圧力Pd2を下回って合流に切り換わり、その後に、合流から分流に切り換わる。
図5に示すように、第2の制御としての第4条件では、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Pd1を下回ったとき、または、上記圧力センサ17が検出した圧力が、上記第1の設定圧力Pd1よりも大きな予め設定された第2の設定圧力Pd2を下回り、かつ、上記可変速モータ3の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線MV1から予め設定された設定回転数(設定流量Qd3に相当する)を引いた値を上回ったとき、上記切換弁6を分流状態から合流状態に切り換える。この予め設定された設定回転数は、算定または実測により、設定流量Qd3に相当する。
具体的に述べると、圧力流量値が、第1の設定圧力Pd1と最大流量線MV1からの差分線である設定流量Qd3とで囲まれたハッチング領域、または、第2の設定圧力Pd2と最大流量線MV1からの差分線である設定流量Qd3と切換点CPの流量Qcとで囲まれたハッチング領域に、進入したときに、分流から合流に切り換える。
こうすることにより、分流運転状態で、A点の保圧状態からB点の負荷圧の高い流量制御状態に切り換わるとき、図中の矢印に示すように、一瞬、圧力が第2の設定圧力Pd2を下回っても、第1の設定圧力Pd1よりも大きければ、無駄なポンプの切り換えが発生せず、流量の応答性が向上する。
図6に示すように、第1モードでは、外部信号入力のパターンである、DIN1をONとしDIN2をOFFとして、分流運転を固定して行う。第2モードでは、DIN1をONとしDIN2をONとして、上記第1条件と上記第4条件を組み合わせて、運転を行う。第3モードでは、DIN1をOFFとしDIN2をONとして、上記第2条件と上記第3条件を組み合わせて、運転を行う。第4モードでは、DIN1をOFFとしDIN2をOFFとして、合流運転を固定して行う。
そして、上記制御装置4は、上記第1から上記第4モードのうち、上記切換設定部20によって選択されたモードに基づいて、運転を行う。この切換設定部20によって、各モードに、必要に応じて、切り換えることができる。
次に、上記各モードでの制御装置4による運転を説明する
図7Aに示すように、上記第1モードでは、制御をスタートする(ステップS11)と、分流運転に切り換えて(ステップS12)、制御を終了する(ステップS13)。このように、常時、強制的に分流運転を行う。
図7Bに示すように、上記第4モードでは、制御をスタートする(ステップS21)と、合流運転に切り換えて(ステップS22)、制御を終了する(ステップS23)。このように、常時、強制的に合流運転を行う。
図7Cに示すように、上記第2モードでは、制御をスタートする(ステップS31)と、現在のポンプの運転が合流運転か分流運転かを判断し(ステップS32)、合流運転と判断した場合、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Ps1を上回り、または、上記可変速モータ3の回転数が、予め設定された設定回転数(第1の設定流量Qd1に相当)を下回っているかを判断し(ステップS33)、「Yes」と判断すれば、合流運転から分流運転に切り換えて(ステップS34)、制御を終了し(ステップS35)、一方、「No」と判断すれば、合流運転を維持して、制御を終了する(ステップS35)。
一方、上記ステップS32で分流運転と判断した場合、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Pd1を下回っているかを判断し(ステップS36)、「Yes」と判断すれば、分流運転から合流運転に切り換えて(ステップS38)、制御を終了する(ステップS35)。一方、「No」と判断すれば、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第2の設定圧力Pd2を下回り、かつ、上記可変速モータ3の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線MV1から予め設定された設定回転数(設定流量Qd3に相当する)を引いた値を上回っているかを判断し(ステップS37)、「Yes」と判断すれば、分流運転から合流運転に切り換えて(ステップS38)、制御を終了する(ステップS35)。一方、「No」と判断すれば、分流運転を維持して、制御を終了する(ステップS35)。
このように、上記第2モードでは、図5に示す上記第4条件(第2の制御)を有し、分流運転状態で、例えば保圧状態(デッドヘッドDH)から負荷圧の高い流量制御状態に切り換わって、圧力が低下しかつ流量が上昇するとき、2つの第1、第2の設定圧力Pd1,Pd2、および、設定回転数(設定流量Qd3)によって判断するので、無駄なポンプの切り換えが発生せず、流量の応答性が向上する。つまり、この第2モードは、流量応答性向上モードといえる。
図7Dに示すように、上記第3モードでは、制御をスタートする(ステップS41)と、現在のポンプの運転が合流運転か分流運転かを判断し(ステップS42)、合流運転と判断した場合、上記圧力センサ17が検出した圧力が、合流運転時の圧力流量特性線の最大馬力曲線(定馬力線)MHP2から予め設定された設定圧力Ps2分を上回っているかを判断する(ステップS43)。このとき、「Yes」と判断すれば、合流運転から分流運転に切り換えて(ステップS47)、制御を終了し(ステップS46)、一方、「No」と判断すれば、圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第2の設定圧力Pd3を上回り、かつ、可変速モータ3の回転数が、分流運転時の圧力流量特性線の最大流量線MV1から予め設定された設定回転数(設定流量Qd2)分を下回っているかを判断する(ステップS44)。このとき、「Yes」と判断すれば、合流運転から分流運転に切り換えて(ステップS47)、制御を終了し(ステップS46)、一方、「No」と判断すれば、圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力Ps1を上回っているかを判断する(ステップS45)。このとき、「Yes」と判断すれば、合流運転から分流運転に切り換えて(ステップS47)、制御を終了し(ステップS46)、一方、「No」と判断すれば、合流運転を維持して、制御を終了する(ステップS46)。
一方、上記ステップS42で分流運転と判断した場合、上記圧力センサ17が検出した圧力が、予め設定された第2の設定圧力Pd2を下回っているかを判断し(ステップS48)、「Yes」と判断すれば、分流運転から合流運転に切り換えて(ステップS49)、制御を終了する(ステップS46)。一方、「No」と判断すれば、分流運転を維持して、制御を終了する(ステップS46)。
このように、上記第3モードでは、図3Aに示す上記第2条件(第1の制御)を有し、合流運転状態で、例えば流量制御状態(フルフローFF)から保圧状態(デッドヘッドDH)に切り換わって、圧力が上昇しかつ流量が低下するとき、最大馬力曲線MHP2の差分(設定圧力Ps2)または最大流量線MV1の差分(設定流量Qd2)によって判断するので、速やかに合流状態から分流状態に切り換え、圧力を迅速に上昇して、圧力の応答性が向上する。つまり、この第3モードは、圧力応答性向上モードといえる。
(第2の実施形態)
図8は、この発明のポンプユニットの第2の実施形態を示している。この第2の実施形態では、上記第1実施形態の上記第2モード(図7C)または上記第3モード(図7D)に換えて、または、第2、第3モードと共に、第5モードを有する。
図8に示すように、上記第5モードでは、図7Dの第3モードのステップS41〜ステップS47を、ステップS51〜ステップS57とし、図7Cの第2モードのステップS36〜ステップS38を、ステップS58〜ステップS60として、組み合わせたものである。なお、詳細な説明は省略する。
このように、上記第5モードでは、図3Aに示す上記第2条件(第1の制御)、および、図5に示す上記第4条件(第2の制御)を有し、圧力の応答性および流量の応答性を、向上できる。
なお、この発明は上述の実施形態に限定されない。例えば、図7Cの第2モードにおいて、ステップS33〜ステップS34を省略しまたは他のステップに置き換えて、新たな流量応答性向上モードとしてもよい。また、図7Dの第3モードのステップS48、ステップS49を省略しまたは他のステップに置き換えて、新たな圧力応答性向上モードとしてもよい。
また、制御装置は、上記第2条件(第1の制御)または上記第4条件(第2の制御)の少なくとも一方の条件を有していればよい。また、上記第2条件(第1の制御)および上記第4条件(第2の制御)以外の条件は、如何なる種類の条件であってもよい。
また、上記切換設定部は、上記切換弁を合流状態から分流状態に切り換える際に、上記制御装置が上記第1の制御(上記第2条件)またはその他の制御を行うように、上記制御装置の制御を切り換え可能としてもよい。この場合その他の制御とは、上記第1条件などの他の条件をいう。
また、上記切換設定部は、上記切換弁を分流状態から合流状態に切り換える際に、上記制御装置が上記第2の制御(上記第4条件)またはその他の制御を行うように、上記制御装置の制御を切り換え可能としてもよい。この場合その他の制御とは、上記第3条件などの他の条件をいう。
また、第1および第2ポンプとして、ギアポンプ以外のトロコイドポンプ、ベーンポンプまたはピストンポンプなどの他のポンプでもよく、固定容量型ポンプであればどのようなポンプでもよい。
また、圧力流量特性線の定馬力線として、最大馬力曲線を用いているが、最大馬力曲線に代えて斜線あるいは折れ線からなる擬似最大馬力曲線を用いてもよい。
1 第1ポンプ
2 第2ポンプ
3 可変速モータ
4 制御装置
5 吐出ライン
6 切換弁
8 吐出ライン
17 圧力センサ
19 設定入力部
20 切換設定部

Claims (4)

  1. 大容量の第1固定容量型ポンプ(1)と、
    上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の第2固定容量型ポンプ(2)と、
    上記第1固定容量型ポンプ(1)および上記第2固定容量型ポンプ(2)を駆動する可変速モータ(3)と、
    上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を、上記第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)に合流または分流させる切換弁(6)と、
    上記第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)の圧力を検出する圧力センサ(17)と、
    上記圧力センサ(17)からの圧力を表す信号と、上記可変速モータ(3)の回転数を表す信号とを受けて、予め定められた圧力流量特性線に自律的に沿うように、外部からの指令によることなく、上記切換弁(6)および上記可変速モータ(3)を制御して、上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を分流させて第1固定容量型ポンプ(1)をアンロードさせた分流状態で運転を行い、または、上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)に合流させた合流状態で運転を行なう制御装置(4)と
    を備え、
    上記制御装置(4)は、
    上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、合流運転時の予め定められた圧力流量特性線の定馬力線(MHP2)から予め設定された設定圧力(Ps2)分を上回ったとき、または、上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、予め設定された設定圧力(Pd3)を上回り、かつ、上記可変速モータ(3)の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線(MV1)から予め設定された設定回転数(Qd2)分を下回ったとき、上記切換弁(6)を合流状態から分流状態に切り換える第1の制御を行うことを特徴とするポンプユニット。
  2. 請求項1に記載のポンプユニットにおいて、
    上記制御装置(4)は、
    上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力(Pd1)を下回ったとき、または、上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、上記第1の設定圧力(Pd1)よりも大きな予め設定された第2の設定圧力(Pd2)を下回り、かつ、上記可変速モータ(3)の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線(MV1)から予め設定された設定回転数(Qd3)を引いた値を上回ったとき、上記切換弁(6)を分流状態から合流状態に切り換える第2の制御を行うことを特徴とするポンプユニット。
  3. 請求項2に記載のポンプユニットにおいて、
    上記切換弁(6)を合流状態から分流状態に切り換える際に、上記制御装置(4)が上記第1の制御またはその他の制御を行うように、上記制御装置(4)の制御を切り換え可能とする一方、
    上記切換弁(6)を分流状態から合流状態に切り換える際に、上記制御装置(4)が上記第2の制御またはその他の制御を行うように、上記制御装置(4)の制御を切り換え可能とする切換設定部(20)を備えることを特徴とするポンプユニット。
  4. 大容量の第1固定容量型ポンプ(1)と、
    上記大容量よりも小さな小容量、または同容量の第2固定容量型ポンプ(2)と、
    上記第1固定容量型ポンプ(1)および上記第2固定容量型ポンプ(2)を駆動する可変速モータ(3)と、
    上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を、上記第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)に合流または分流させる切換弁(6)と、
    上記第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)の圧力を検出する圧力センサ(17)と、
    上記圧力センサ(17)からの圧力を表す信号と、上記可変速モータ(3)の回転数を表す信号とを受けて、予め定められた圧力流量特性線に自律的に沿うように、外部からの指令によることなく、上記切換弁(6)および上記可変速モータ(3)を制御して、上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を分流させて第1固定容量型ポンプ(1)をアンロードさせた分流状態で運転を行い、または、上記第1固定容量型ポンプ(1)の吐出ライン(5)を第2固定容量型ポンプ(2)の吐出ライン(8)に合流させた合流状態で運転を行なう制御装置(4)と
    を備え、
    上記制御装置(4)は、
    上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、予め設定された第1の設定圧力(Pd1)を下回ったとき、または、上記圧力センサ(17)が検出した圧力が、上記第1の設定圧力(Pd1)よりも大きな予め設定された第2の設定圧力(Pd2)を下回り、かつ、上記可変速モータ(3)の回転数が、分流運転時の予め定められた圧力流量特性線の最大流量線(MV1)から予め設定された設定回転数(Qd3)を引いた値を上回ったとき、上記切換弁(6)を分流状態から合流状態に切り換える制御を行うことを特徴とするポンプユニット。
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