JP4148257B2 - 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 - Google Patents
歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4148257B2 JP4148257B2 JP2005335976A JP2005335976A JP4148257B2 JP 4148257 B2 JP4148257 B2 JP 4148257B2 JP 2005335976 A JP2005335976 A JP 2005335976A JP 2005335976 A JP2005335976 A JP 2005335976A JP 4148257 B2 JP4148257 B2 JP 4148257B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hot
- temperature
- age hardening
- strain age
- dip galvanized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Coating With Molten Metal (AREA)
- Heat Treatment Of Sheet Steel (AREA)
Description
なお、この発明でいう溶融亜鉛めっき鋼板は、合金化溶融亜鉛めっき鋼板も含むものとする。
このようなことから、自動車車体の軽量化および自動車車体の強化が積極的に進められている。自動車車体の軽量化と強化を同時に満足させるには、部品素材を高強度化することが効果的であるといわれており、最近では高強度鋼板が自動車部品に積極的に使用されている。また、耐食性が要求される自動車の部材用(構造部材、足周り部材等)として、高強度溶融亜鉛めっき鋼板が強く要望されている。
このような問題に対し、プレス形成時には加工がし易く、塗装時の焼付によって、強度が増加する、いわゆる歪時効硬化を利用した、高強度の溶融亜鉛めっき鋼板が開示されている。
しかしながら、特許文献1、特許文献2に記載された溶融亜鉛めっき鋼板では、成形後強度上昇のために、従来の塗装焼付け処理温度( 170℃程度)よりも高い 200〜 450℃という温度で塗装焼付け処理を行う必要がある。このため、高温に加熱するという経済的不利に加えて、従来の工程とは別工程とする必要があるなどの問題点があった。
0.08質量%C-0.3質量%Si-2.3質量%Mn-0.01 質量%P-0.002質量%S-0.015質量%Al-0.015質量%N系鋼(鋼A)、0.05質量%C- 0.01質量%Si-1.3質量%Mn-0.01 質量%P-0.002質量%S-0.02 質量%Al-0.017質量%N-0.42 質量%Mo系鋼(鋼B)、0.1 質量%C-0.2質量%Si-1.7質量%Mn-0.01 質量%P-0.002質量%S-0.02 質量%Al-0.017質量%N-0.015質量%Nb系鋼(鋼C)、の3種の鋼を転炉で溶製し、連続鋳造法にてそれぞれ鋳片とした。これら鋳片を、1180℃に加熱したのち、粗圧延と、圧延終了温度を 850℃とする仕上げ圧延とにより熱延板( 2.0mm厚)とした。なお、熱延板は、圧延終了後20℃/s以上の冷却を施し、600 ℃で巻取りを行った。
・板温度:475 ℃
・めっき浴:0.13%Al−Zn
・浴温:475 ℃
・浸漬時間:3s
・目付け量:45g/m2 (片面当り)
得られた合金化溶融めっき鋼板から、圧延方向と直角な方向を長手方向としてJIS 13号B引張試験片を採取し、JIS Z 2241の規定に準拠して、引張試験を実施し、めっき鋼板の引張特性(TS)を求めた。
ΔTS=TSHT−TS
で算出した。なお、TSはめっき鋼板の引張強さである。
図1から、加熱処理の加熱温度を鋼種ごとに特有な温度以上とした場合にはじめて、ΔTS:80MPa 以上の大きな歪時効硬化が得られることがわかる。そして、本発明者らは、種々検討の結果、この鋼種ごとに特有な、ΔTS:80MPa 以上の大きな歪時効硬化が得られる加熱処理の加熱温度Tは、次(1)式
T=860-250 C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb……(1)
(ここで、T:加熱温度(℃)、C、N、Si、Mn、P、Al、Ni、Cr、Mo、Ti、Nb:各元素の含有量(質量%))
で表わされることを見出した。なお、図1中のT(A)、T(B)、T(C)は、それぞれ、鋼A、鋼B、鋼Cの各元素含有量を用いて(1)式から計算される温度Tを表す。ここで、(1)式に含まれる元素のうち、その鋼中に含まれない元素は零として(1)式を計算するものとする。
本発明は上記した知見に立脚し、さらに検討を加えて完成されたものである。すなわち、本発明の要旨は以下の通りである。
(1)質量%で、C:0.04〜0.12%、Si:0.4 %以下、Mn:1.0 〜 3.0%、P:0.05%以下、Al:0.001 〜 0.1%、N:0.005 〜0.02%を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、熱間圧延、あるいはさらに冷間圧延を施して、鋼板としたのち、該鋼板に、加熱処理として、次(1)式
T= 860-250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb…(1)
(ここで、T:温度(℃)、C、N、Si、Mn、P、Al、Ni、Cr、Mo、Ti、Nb:各元素の含有量(質量%))
で定義される温度T以上の温度域の温度に加熱保持時間300 s以下として加熱したのち、550 ℃までの平均冷却速度を5〜50℃/sとして冷却する処理を施し、次いで溶融亜鉛めっき処理を施すことを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
(2)(1)において、前記鋼素材が、前記組成に加えてさらに、質量%で、Cr:1.0 %以下、Mo:1.0 %以下およびNi:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有する組成とすることを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
(3)(1)または(2)において、前記加熱処理の前に、前記(1)式で定義される温度T以上の温度域に加熱する前処理と、表面の成分濃化層を除去する酸洗処理とを順次施すことを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
(4)(1)ないし(3)のいずれかにおいて、前記溶融亜鉛めっき処理後に、さらに合金化処理を施すことを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
C:0.04〜0.12%
Cは、高い固溶強化能、あるいは高い組織強化能を有し、鋼を強化するうえで重要な元素である。また歪時効硬化にも有効に寄与する。このような効果は、0.04%以上の含有で認められるが、一方、0.12%を超える含有は、溶接性を劣化させる。このため、Cは0.04〜0.12%に限定した。なお、好ましくは0.05〜0.10%である。
Siは、強度を増加させる元素であり、所望の強度に応じて含有することができるが、0.4 %を超えて含有すると、歪時効硬化特性が低下する。このため、Siは 0.4%以下に限定した。なお、好ましくは、0.005 〜 0.4%である。
Mn:1.0 〜 3.0%
Mnは、Sと結合しMnS としてSによる熱間脆化を防止するとともに、固溶強化あるいは変態強化により鋼を強化する元素である。本発明では、とくにMnは低温変態生成フェライト(ベイニティックフェライト)の生成に有効に寄与する。このような効果は、1.0 %以上の含有で認められる。一方、3.0 %を超えて含有すると、加工性の劣化を招く。このため、Mnは 1.0〜 3.0%に限定した。なお、好ましくは 1.5〜 2.5%である。
Pは、鋼を強化する元素であり、所望の強度に応じて含有量を調整することが好ましいが、0.05%を超えて含有すると、溶接性の劣化を招くとともに、めっき性を低下させる。このため、Pは0.05%以下に限定した。なお好ましくは0.005 %〜0.03%である。
Al:0.001 〜 0.1%
Alは、脱酸剤として作用する元素であるが、0.001 %未満の含有ではその効果に乏しく、一方、0.1 %を超えて多量に含有しても、含有量に見合う効果が望めないばかりか、かえって表面性状を劣化させる。このため、Alは 0.001〜 0.1%に限定した。
Nは、歪時効硬化特性を向上させる元素であり、本発明では極めて重要な元素である。このような効果は 0.005%以上の含有で認められる。一方、0.02%を超えて含有すると、成形性の劣化を招く。このため、Nは0.005 〜0.02%に限定した。なお、好ましくは 0.008〜 0.018%である。
Cr:1.0 %以下、Mo:1.0 %以下、Ni:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種以上
Cr、Mo、Niは、いずれも固溶強化により鋼を強化するとともに、組織強化により鋼を強化する元素であり、焼入れ性を向上させ、歪時効硬化特性の向上に有効な低温変態生成フェライト相を生成し易くする作用を有し、本発明では必要に応じ含有できる。このような効果は、Cr、Mo、Niをそれぞれ 0.1%以上の含有で顕著となるが、それぞれ 1.0%を超えて含有すると、めっき性、成形性、スポット溶接性が劣化する。このため、Cr、Mo、Niはそれぞれ 1.0%以下に限定することが好ましい。
上記した組成に調整した溶鋼を、転炉等の公知の溶製方法で溶製し、連続鋳造法等の公知の鋳造方法で鋼素材とすることが好ましい。この鋼素材を、高温のまま、あるいは室温まで冷却することなく加熱炉に装入し、あるいは室温まで冷却したのち再加熱炉に装入したのち、熱間圧延を施して熱延板とするか、あるいはさらに熱延板に酸洗を施したのち冷間圧延を施して冷延板とすることが好ましい。本発明では、熱間圧延条件、あるいはさらに冷間圧延条件はとくに限定する必要はなく、所定の寸法形状とすることができる通常公知の条件でよい。
T=860- 250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb………(1)
(ここで、T:加熱温度(℃)、C、N、Si、Mn、P、Al、Ni、Cr、Mo、Ti、Nb:各元素の含有量(質量%))
で定義される温度T以上の温度域に加熱したのち、550 ℃までの平均冷却速度を5〜50℃/sとして冷却する処理とする。(1)式で定義される温度T(℃)以上の温度域に加熱された鋼板は、その温度で、300 s以下、好ましくは10s以上保持することが好ましい。加熱保持時間が10s未満では加熱処理前の鋼板の組織が残存し、組織の不均一を生じる場合があり、加工性の低下につながりやすい。一方、300 sを超えて保持されると、結晶粒の粗大化が生じる場合がある。
すなわち、加熱温度が、(1)式で定義される温度T(℃)未満の温度域で、かつ(α+γ)2相域の場合には、固溶Nはγ相へ分配される量が多くなり、固溶Nの存在が不均一となる。さらには、γ相には、C、Mnなどの元素も同時に分配されるため、γ相はその後の冷却過程において転位密度の高いマルテンサイトのような低温変態相となりやすい。γ相に分配された固溶Nは、この低温変態相中の転位に束縛され、その後の歪時効硬化処理時に固溶Nの拡散が充分に行われず、充分に高い歪時効硬化量が得られない。また、加熱温度がα単相の場合には、鋼板組織が不均一となるために、延性が著しく低下する。
このため、加熱温度が、(1)式で定義される温度T(℃)以上の温度域となる温度に加熱し、その後の冷却を調整することにより、マルテンサイトのような低温変態相ではなく、優れた歪時効硬化特性を発現することができる、ベイニティックフェライト相や上部ベイナイト相のような低温変態生成フェライト相が得やすくなる。
(1)式で定義される温度T(℃)以上の温度域に加熱されたのち、ついで、鋼板は、550 ℃までの平均冷却速度を5〜50℃/sとして冷却される。本発明では、加熱後の冷却速度を制御して歪時効硬化特性に有効なベイニティックフェライト相を生成しやすくする。冷却速度が5℃/s未満では、冷却中にポリゴナルフェライトの生成が顕著となり、ベイニティックフェライト相の生成が少なく、一方、冷却速度が50℃/s以上ではベイニティックフェライト相の生成が顕著となり、延性の低下が著しくなる。
本発明では、上記した加熱処理に先立ち、めっき性の更なる改善のために、(1)式で定義される温度T(℃)以上の温度域に加熱する前処理と、前処理により生成された鋼板表面の成分濃化層を除去する酸洗処理を施すことが好ましい。なお、前処理は連続焼鈍ラインで行うことが好ましい。また、酸洗処理は連続溶融亜鉛めっきラインで行うことが好ましい。
なお、前処理において、加熱温度が(1)式で定義される温度T(℃)未満の温度域で、かつ加熱温度が(α+γ)2相域の場合には、固溶Nはγ相へ分配される量が多くなり、固溶Nの存在が不均一となる。このような固溶Nの偏在は、引き続く溶融亜鉛めっき処理において加熱温度をT℃以上の温度域としても払拭されず残存するため、充分に高い歪時効硬化特性を示さなくなる。また、加熱温度がα単相の場合には、前処理によるめっき性改善効果が得られない。
また、前処理に続く酸洗処理は、表面の成分濃化層が除去できればよく、例えば塩酸水溶液に浸漬する等の通常公知の方法で行えばよい。
溶融亜鉛めっき処理は、通常の溶融亜鉛めっきラインで行われる条件と同様とすることが好ましい。
溶融亜鉛めっき処理は、 450〜 550℃程度の温度範囲に調整した溶融亜鉛めっき浴に鋼板を浸漬して、鋼板表層に溶融亜鉛めっき層を形成すればよい。なお、溶融亜鉛めっき浴は、0.10〜0.15%Alを含有するZn浴とするのが好ましい。また、めっき処理後には必要に応じ目付け量調整のためのワイピングを行っても良い。
本発明でいう「低温変態生成フェライト」相αB は、通常の意味でのフェライト(「ポリゴナルフェライト」相αP )とは異なる、低温域(概ね500 ℃以下)で生成するフェライトであり、ベイニティックフェライトおよび/または上部ベイナイトからなる組織を意味する。この「低温変態生成フェライト」相αB は、優れた歪時効特性の発現に寄与する重要な組織である。低温変態生成フェライト内では、もともと転位密度が高いため、侵入型固溶元素である鋼中のC,Nがこれら転位に固着し、これら固着された転位が塑性変形時の転位の運動に対する抵抗となり、優れた歪時効硬化特性を示すようになる。
上記した低温変態生成フェライト相以外は、実質的にポリゴナルフェライト相からなるが、一部マルテンサイト相やパーライト相が混入する場合がある。マルテンサイト相やパーライト相の混入量が多いと、所期した効果を得ることが困難となるため、これらの相の混入は面積率で10%以下とすることが好ましい。このため、低温変態生成フェライト相とポリゴナルフェライト相との合計が面積率で90%以上とすることが好ましい。
なお、組織を8μm以下の平均結晶粒径を有する組織とすることにより、歪時効特性が向上する理由については、本発明者らはつぎのように考えている。
また、結晶粒が微細化すると、固溶Nの存在場所である粒界面積が増大し、室温における固溶Nの拡散を抑制するため、常温時効が抑制されるという効果もある。
めっき浴:0.13%Al−Zn
浴温:475 ℃
浸漬時間:3s
目付け量:45g/m2 (片面当り)
得られた溶融亜鉛めっき鋼板の表面を目視観察し、不めっき欠陥の存在の有無を判定しめっき性を評価した。なお、評価は、不めっき欠陥の全く無いもの(めっき性良好)を○、不めっき欠陥が一部発生したもの(めっき性やや良好)を△、不めっき欠陥が多数発生したもの(めっき性不良)を×とした。
また、得られた溶融亜鉛めっき鋼板から組織観察用試験片を採取し、圧延方向断面について、組織を光学顕微鏡で観察し撮影した光学顕微鏡組織写真から、鋼板組織の種類を同定した。また、得られた光学顕微鏡組織写真(倍率 400倍)から画像解析装置により、ASTMに規定の求積法で算出した値を組織の平均結晶粒径とした。
また、得られた溶融亜鉛めっき鋼板からJIS 13号B引張試験片を採取し、これら引張試験片に8%の引張予歪みを付与したのち、一旦除荷し、170 ℃× 20minの熱処理を施す、歪時効硬化処理を施した。ついで、これら引張試験片を再度引張試験して、歪時効硬化処理後の引張特性(YSHT、TSHT)を求めた。歪時効硬化処理後の引張強さTSHTと溶融亜鉛めっき鋼板の引張強さTSとから、次式
ΔTS=TSHTーTS
により、歪時効硬化処理による引張強さの上昇量、ΔTSを算出した。また、歪時効硬化処理後の降伏応力YSHTと時効硬化処理の熱処理前の予変形応力YSとから、次式
BH量=(時効硬化処理後の降伏応力)ー(時効硬化処理の熱処理前の予変形応力)
により、BH量を算出した。
Claims (4)
- 質量%で、
C:0.04〜0.12%、 Si:0.4 %以下、
Mn:1.0 〜 3.0%、 P:0.05%以下、
Al:0.001 〜 0.1%、 N:0.005 〜0.02%
を含有し、残部Feおよび不可避的不純物からなる組成を有する鋼素材に、熱間圧延、あるいはさらに冷間圧延を施して、鋼板としたのち、該鋼板に、加熱処理として、下記(1)式で定義される温度T以上の温度域の温度に加熱保持時間300 s以下として加熱したのち、550 ℃までの平均冷却速度を5〜50℃/sとして冷却する処理を施し、次いで溶融亜鉛めっき処理を施すことを特徴とする歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
記
T= 860-250C-150N+45Si-30Mn+700P+400Al-15Ni-10Cr+30Mo+400Ti+80Nb………(1) ここで、T:温度(℃)
C、N、Si、Mn、P、Al、Ni、Cr、Mo、Ti、Nb:各元素の含有量(質量%) - 前記鋼素材が、前記組成に加えてさらに、質量%で、Cr:1.0 %以下、Mo:1.0 %以下およびNi:1.0 %以下のうちから選ばれた1種または2種以上を含有する組成とすることを特徴とする請求項1に記載の歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
- 前記加熱処理の前に、前記(1)式で定義される温度T以上の温度域に加熱する前処理と、表面の成分濃化層を除去する酸洗処理とを順次施すことを特徴とする請求項1または2に記載の歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
- 前記溶融亜鉛めっき処理後に、さらに合金化処理を施すことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335976A JP4148257B2 (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005335976A JP4148257B2 (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002034394A Division JP3758584B2 (ja) | 2002-02-12 | 2002-02-12 | 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006083471A JP2006083471A (ja) | 2006-03-30 |
JP4148257B2 true JP4148257B2 (ja) | 2008-09-10 |
Family
ID=36162214
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005335976A Expired - Fee Related JP4148257B2 (ja) | 2005-11-21 | 2005-11-21 | 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4148257B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5591443B2 (ja) * | 2007-05-10 | 2014-09-17 | Jfeスチール株式会社 | 成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板 |
-
2005
- 2005-11-21 JP JP2005335976A patent/JP4148257B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006083471A (ja) | 2006-03-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
CN111433380B (zh) | 高强度镀锌钢板及其制造方法 | |
EP2589677B1 (en) | High-strength hot-dip galvanized steel sheet with excellent processability and process for producing same | |
JP4737319B2 (ja) | 加工性および耐疲労特性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
TWI422688B (zh) | 延展性優異之高強度鋼板及其製造方法 | |
JP5402007B2 (ja) | 加工性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
KR101923327B1 (ko) | 고강도 용융 아연 도금 강판 및 그 제조 방법 | |
JP5651964B2 (ja) | 延性及び穴広げ性並びに耐食性に優れた合金化溶融亜鉛めっき鋼板及びその製造方法 | |
JP5949253B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板とその製造方法 | |
JP5310919B2 (ja) | 耐時効性と焼付き硬化性に優れた高強度冷延鋼板の製造方法 | |
JP5504737B2 (ja) | 鋼帯内における材質のバラツキが小さい成形性に優れた高強度溶融亜鉛めっき鋼帯およびその製造方法 | |
JP5531757B2 (ja) | 高強度鋼板 | |
JP3812279B2 (ja) | 加工性および歪時効硬化特性に優れた高降伏比型高張力溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4445420B2 (ja) | 高強度冷延鋼板、高強度溶融亜鉛めっき鋼板及び高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板、並びに高強度冷延鋼板の製造方法、高強度溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法、高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP6384623B2 (ja) | 高強度鋼板およびその製造方法 | |
KR20180112817A (ko) | 고강도 박강판 및 그의 제조 방법 | |
JP5853884B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板およびその製造方法 | |
JP4436275B2 (ja) | 高降伏比高強度冷延鋼板と高降伏比高強度溶融亜鉛めっき鋼板及び高降伏比高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板並びにそれらの製造方法 | |
JP5397263B2 (ja) | 高張力冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP3870868B2 (ja) | 伸びフランジ性、強度−延性バランスおよび歪時効硬化特性に優れた複合組織型高張力冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP5035268B2 (ja) | 高張力冷延鋼板 | |
JP6119655B2 (ja) | 鋼帯内における材質のバラツキが小さい成形性に優れた高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼帯およびその製造方法 | |
JP4292986B2 (ja) | 高張力冷延鋼板およびその製造方法 | |
JP5213307B2 (ja) | 表面性状に優れる高延性高強度合金化溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 | |
JP2014240510A (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼板および製造方法 | |
JP4148257B2 (ja) | 歪時効硬化特性に優れた溶融亜鉛めっき鋼板の製造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20080603 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20080616 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110704 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120704 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130704 Year of fee payment: 5 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |