JP4147652B2 - 動力伝達装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、有効な耐ジャミング機能を備え、その設計も容易に行い得るようにした動力伝達装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
航空機の操縦系統用アクチュエータとして、コンパクトに設計が可能なメカニカルアクチュエータが有望視されている。この種のアクチュエータは、モータの動力を減速機を介して出力側に取り出し、その出力により舵角を変更し得るように構成するのが通例であるが、その伝達系路上で固着(ジャミング)が生じると、舵角変更不能となり、航空機の致命的な事故に直結する。
【0003】
このような不具合に鑑みて、従来、ジャミングを防止すべく、回転動力を2系統で出力端に伝達できるように構成し、一部がジャミングしても他の系統で作動を続行できるようにしたものが考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、かかる既往の対応策としては、伝達系路を機械的に切り離すようにしたいわゆるクラッチ方式或いはシェアセクション方式と呼ばれるものか、差動歯車機構で分割した動力をそれぞれ並列に出力側に取り出すようにしたいわゆる遊星ギヤ方式、ディファレンシャルギヤ方式と呼ばれるものか、何れかが採用されているのが通例である。
【0005】
ところが、前者の場合には、リリーストルクの設定が困難であるという不都合がある。また後者の場合には、通常作動時に比べてジャミング時に出力(速度又は駆動力)が変化する欠点があり、これを解消しようとしても限定された特定のギヤ比のもとでしかその変化を無くすことができないものであった。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、有効な耐ジャミング機能を備え、その設計も容易に行い得るようにした動力伝達装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。すなわち、本発明の動力伝達装置は、航空機の操縦系統用アクチュエータとして適用可能なものであり、入力端に入力される回転動力を初段に配置した差動歯車機構の第1、第2の歯車列を介してそれぞれ第1、第2の動力伝達系に分割し、しかる後、それら第1、第2の動力伝達系に伝達された回転動力を終段に配置した差動歯車機構の第1、第2の歯車列を介して統合し、出力端に取り出すようにしたものであって、初段の差動歯車機構の歯車列と終段の差動歯車機構の歯車列を、それぞれ互いに機構的に同一の歯車列とし、第1、第2の動力伝達系の減速比を同一に設定していることを特徴とする。
【0008】
このような構成のものであれば、第1、第2の動力伝達系の何れがジャミングした場合にも、その動力伝達系を固定点とし他方の動力伝達系を引き続き有効に作動させて、入力端と出力端の間の動力伝達を継続的に行い得ることになる。したがって、歯車は噛み合ったままでよく、リリーストルクの設定等が不要になる。しかも、初段の差動歯車機構の各歯車列を通過して分配された動力は、終段に配置した差動歯車機構の同一の歯車列を通過して統合されるので、通常作動時とジャミング時とで出力端に取り出される回転動力間の調整を図ることが容易となるだけでなく、各動力伝達系に減速機等を介在させる場合にも、その減速比の設定等を両差動歯車機構の存在に大きく左右されることなく行うことが可能になる。
【0010】
【実施例】
以下、本発明の実施例を、図面を参照して説明する。
<実施例>この実施例の動力伝達装置は、航空機の操縦系統用アクチュエータとして翼等に組み込んで利用されるもので、図1及び図2に示すように、中央で左右に分断されたハウジング1にベアリング2を介してシャフト3を支持させ、そのハウジング1の分断部分に出力回転体4を配設するとともに、ハウジング1内に一対の差動歯車機構たる遊星歯車機構5、6と、各々減速機7、8を備えた第1、第2の動力伝達系A、Bとを収容して構成されるもので、入力端である前記シャフト3に入力される回転動力を初段に位置する遊星歯車機構5の第1、第2の歯車列5A、5Bを介してそれぞれ第1、第2の動力伝達系A、Bに分割し、しかる後、それら第1、第2の動力伝達系A、Bに伝達された回転動力を終段に位置する遊星歯車機構6の第1、第2の歯車列6A、6Bを介して統合し、出力端である前記出力回転体4より取り出すようにしている。
【0011】
具体的に説明すると、初段の遊星歯車機構5は、シャフト3の外周に配設したサンギヤ51と、シャフト3に一体回転可能に固設したギヤリテーナ50に支持させてなるプラネタリギヤ52と、このプラネタリギヤ52とハウジング1との間に配設したリングギヤ53とを互いに噛合させてなるものである。
また、終段の遊星歯車機構6は、前記出力回転体4にギヤリテーナ60を介して支持されたプラネタリギヤ62と、このプラネタリギヤ62とシャフト3の間に配設したサンギヤ61と、前記プラネタリギヤ62の外周に遊転自在に配設したリングギヤ63とを互いに噛合させてなるものである。
【0012】
これに対して、第1の動力伝達系Aは、コンパウンドと称される減速機7を主体として構成されるもので、この減速機7は、支軸70を介して互いに連結された一対の平歯車71、72を主体となし、その一方の平歯車71をシャフト3の外周に配設した外歯ギヤ73及びハウジング1の内周に形成した内歯ギヤ74に同時に噛合させて遊星歯車機構を構成し、他方の平歯車72をその外周に配設した内歯ギヤ75に噛合させたものである。しかして、この減速機7の外歯ギヤ73と初段の遊星歯車機構5のリングギヤ53との間をカップ状の第1連結部材91を介して一体回転可能に連結するとともに、前記内歯ギヤ75と終段の遊星歯車機構6のリングギヤ63との間を円筒体状の第2連結部材92を介して一体回転可能に連結し、減速機7を含めてこれら第1、第2連結部材91、92間を第1の動力伝達系Aとしている。
【0013】
また、第2の動力伝達系Bは、やはりコンパウンドと称される減速機8を主体として構成されるもので、この減速機8も、支軸80を介して互いに連結された一対の平歯車81、82を主体となし、その一方の平歯車81をシャフト3の外周に配設した外歯ギヤ83及びハウジング1の内周に形成した内歯ギヤ84に同時に噛合させて遊星歯車機構を構成し、他方の平歯車82をその外周に配設した内歯ギヤ85に噛合させたものである。しかして、この減速機8の外歯ギヤ83と初段の遊星歯車機構5のサンギヤ51との間をシャフト3の外周に遊転自在に外装した円筒状の第3連結部材93を介して一体回転可能に連結するとともに、前記内歯ギヤ85と終段の遊星歯車機構6のサンギヤ61との間をカップ状の第4連結部材94を介して一体回転可能に連結し、減速機8を含めてこれら第3、第4連結部材93、94間を第2の動力伝達系Bとしている。
【0014】
すなわち、この動力伝達装置は、入力端であるシャフト3に入力される回転動力を初段に配置した遊星歯車機構5の第1の歯車列5Aであるプラネタリギヤ52→リングギヤ53を介して第1の動力伝達系Aに、また第2の歯車列5Bであるプラネタリギヤ52→サンギヤ51を介して第2の動力伝達系Bにそれぞれ分割し、しかる後、第1の動力伝達系Aに伝達された回転動力を減速機7で減速した後に終段に配置した遊星歯車機構6の第1の歯車列6Aであるリングギヤ63→プラネタリギヤ62を介して出力端である出力回転体4に、また第2の動力伝達系Bに伝達された回転動力を減速機8で減速した後に前記遊星歯車機構6の第2の歯車列6Bであるサンギヤ61→プラネタリギヤ62を介して出力回転体4に、統合して取り出すようにしたものである。つまり、初段の遊星歯車機構5の第1の歯車列5Aと終段の遊星歯車機構6の第1の歯車列6A、及び、初段の遊星歯車機構5の第2の歯車列5Bと終段の遊星歯車機構6の第2の歯車列6Bは、それぞれ互いに遊星という機構的に同一の歯車列が使用されているものである。
【0015】
なお、図3において符号Za〜Zgは各ギヤに設定される歯数を例示しており、Za〜Zgのうち同じ符号で示されるものは同一歯数に設定されていることを意味している。
次に、入力端であるシャフト3に角速度ωの回転動力が入力された場合に、出力端である出力回転体4の角速度ω5がどのようになるかを計算する。そのために、初段の遊星歯車機構5において、リングギヤ53の角速度すなわち第1連結部材91の角速度ω1がαωであると仮定し、第2連結部材92の角速度ω2、第3連結部材93の角速度ω3、第4連結部材94の角速度ω4を求める。減速機7、8における減速比をKとおけば、
である。一方、出力回転体4の角速度ω5は、
ω5=(ω4+ω2・Zc/Za)/(1+Zc/Za) …(6)
であるから、(6)式に(2)式及び(4)式を代入すると、
ω5=K・ω …(7)
となって、出力回転体4にはαに拘わらず一定の回転動力が得られることがわかる。すなわち、理想的にω1=ω3となる状態(すなわちα=1の状態)は勿論のこと、ω1、ω2が0となり第1の動力伝達系Aがジャミングする状態(α=0の状態)や、ω3、ω4が0となり第2の動力伝達系Bがジャミングする状態(ω3=0とおいた場合に(3)式より得られるα=1+Za/Zcの状態)においても、常に(7)式で示す関係が成立する。
【0016】
なお、図3において括弧書きで示す数値は、各ギヤの歯数を具体的に例示したものである。これらの値を(5)式に代入すると、(7)式より、
ω5=0.009809ω
となり、大きな減速比が取り出せることがわかる。
このようにして、本実施例の動力伝達装置は、第1、第2の動力伝達系A、Bの何れがジャミングした場合にも、そのジャミングした動力伝達系A(B)を固定点とし他方の動力伝達系B(A)を引き続き有効に作動させて、入力端であるシャフト3と出力端である出力回転体4の間の動力伝達を継続的に行い得ることになる。したがって、各部の歯車は噛み合ったままでよく、リリーストルクの設定等は一切不要になる。しかも、初段の遊星歯車機構5の各歯車列5A、5Bを通過して分配された動力は、終段に配置した遊星歯車機構6の歯車列6A、6Bを通過して統合されるので、通常作動時とジャミング時とで出力回転体4に取り出される回転動力間の調整を図ることが容易となるだけでなく、各動力伝達系A、Bに介在される減速機7、8に対し、その減速比の設定等を両遊星歯車機構5、6の存在に左右されることなく行うことが可能になる。その上、構造的には、遊星歯車機構やコンパウンドと称される減速機を採用しており、一般的な要素部品のみを用いて構成することができる上に、モータと共に翼内にコンパクトに組み込むことができるので、航空機に要求される小型軽量化にも極めて適したものとなる。
【0017】
特に、本実施例は、初段、終段の遊星歯車機構5、6ともに同一歯数設定(Za、Zb、Zc)とし、それらを対称的に配置することで叙述した出力回転にαが影響しないようにしているため、正常作動時から種々のジャミング状態に亘る広い範囲で同一出力を得ることができ、翼の操舵を安定、確実なものにすることが可能となる。しかも、本実施例は、動力伝達系A、Bに介在される減速機7、8にも同一のものを採用して対称的に配置しており、出力回転が減速機7、8の歯数設定のみによって決まるようにしているため、減速比の設計も極めて簡単に行うことが可能となる。
【0018】
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施例のみに限定されるものではない。例えば、遊星歯車機構5、6間の歯数設定や、減速機7、8間の歯数設定は、必ずしも同一とする必要はなく、少なくとも相似の関係にしておけば上記と全く同様の作用効果を上げることができる。また、差動歯車機構として、遊星歯車機構に代え、傘歯車機構を初段及び終段に配置して構成してもよい。さらに、上記実施例ではプラネタリギヤに入力した回転動力をプラネタリギヤより取り出すようにしているが、サンギヤに入力した回転動力をサンギヤより取り出す構成や、リングギヤに入力した回転動力をリングギヤより取り出す構成を採用することもできる。
【0019】
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
<参考例>次に、上記実施例に準じた基本構成を採用し、且つ積極的にジャミングを発生させ得るような機構を付加することにより、入力端であるシャフト3と出力端である出力回転体4との間の減速比を作動しながら切り換え得るようにした参考例を図4に示す。
【0020】
このものも、入力端である前記シャフト3に入力される回転動力を初段に位置する遊星歯車機構5の第1、第2の歯車列5A、5Bを介してそれぞれ第1、第2の動力伝達系A、Bに分割し、しかる後、それら第1、第2の動力伝達系A、Bに伝達された回転動力を終段に位置する遊星歯車機構6の第1、第2の歯車列6A、6Bを介して統合し、出力端である前記出力回転体4より取り出すようにしている点において前記第1実施例と同様である。しかして、この実施例の特徴は、前記両動力伝達系A、Bの減速比を異なる値に設定している点、及び、両動力伝達系A、Bをそれぞれ選択的にロックし得る位置にブレーキ機構100、200を設けている点にある。
【0021】
具体的には、減速機7、8を構成するに際して、それらの外歯ギヤ73、83を異なる歯数Za1、Za2に、平歯車71、81を異なる歯数Zd1、Zd2に、平歯車72、82を異なる歯数Ze1、Ze2に、内歯ギヤ74、84を異なる歯数Zf1、Zf2に、内歯ギヤ75、85を異なる歯数Zg1、Zg2にそれぞれ設定しているものである。
【0022】
一方、ブレーキ機構100、200は、動力伝達系A、Bをロックし得る位置であればどこでもよいが、一例として、ブレーキ機構100をシューの拡縮を利用したドラムタイプのものにして第1連結部材91の外周面をロックし得る位置に配設したり、ブレーキ機構200をやはりシューの拡縮を利用したドラムタイプのものにして第3連結部材93の内周面をロックし得る位置に配設することができる。
【0023】
次に、入力端であるシャフト3に角速度ωの回転動力が入力された場合に、出力端である出力回転体4の角速度ω5がどのようになるかを計算する。そのために、初段の遊星歯車機構5において、リングギヤ53の角速度すなわち第1連結部材91の角速度ω1がαωであると仮定し、第2連結部材92の角速度ω2、第3連結部材93の角速度ω3、第4連結部材94の角速度ω4を求める。減速機7、8における減速比をK1、K2とおけば、
である。
【0024】
一方、出力回転体4の角速度ω5は、ブレーキ200を掛けたときは動力伝達系Aのみが作動して、(α=(1+Zc/Za)/(Zc/Za))
ω5(1)=(ω2・Zc/Za)/(1+Zc/Za) …(6)
となり、ブレーキ100を掛けたときは動力伝達系Bのみが作動して、(α=1+Zc/Za)
ω5(2)=ω4/(1+Zc/Za) …(6)’
となり、ブレーキ100、200の何れをも掛けないときは、両動力伝達系A、Bが共回りして、(α=1)
ω5(3)=(ω4+ω2・Zc/Za)/(1+Zc/Za) …(6)''
となる。
【0025】
このように、積極的に動力伝達系A、Bの何れにジャミングを発生させるかによって、上記(6)、(6)’式に示すように作動しながら効率良く出力端である出力回転体4の回転速度を切り換えることができ、またフリーにすることによっても上記(6)''式のように切り換えることができるため、クラッチ式の変速機構等に比べて作動の連続性、安定性を高めることができ、また流体クラッチ等に比べて常時歯車の噛み合いを通じて構成していることにより効率も格段に向上させることが可能となる。
【0026】
なお、この実施例においても、前記第1実施例に準じた種々の変形を加えることが可能である。
【0027】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したように、同一の歯車列を有する一対の差動歯車機構の間を2系統の動力伝達系を介して連結し、回転動力を一旦分割し、しかる後統合して出力するようにしたものである。このため、何れの動力伝達系がジャミングしても適正な動力伝達を有効に継続することが可能となる。しかも、リリーストルクの設定等が不要であり、通常作動時とジャミング時とで出力端に取り出される回転動力間の調整が図り易いため、ジャミングしても出力を変化させないための構成や、積極的に所定の出力変化を発生させるための構成、更には所望の減速比を得るための構成を、高い設計自由度の下で容易に実現することができるという優れた効果が奏される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す概略的な断面図。
【図2】図1に対応した模式的な機構説明図。
【図3】図1に対応した模式的な機構説明図。
【図4】参考例を示す図3に対応した機構説明図。
Claims (1)
- 航空機の操縦系統用アクチュエータとして適用可能な動力伝達装置であり、
入力端に入力される回転動力を初段に配置した差動歯車機構の第1、第2の歯車列を介してそれぞれ第1、第2の動力伝達系に分割し、しかる後、それら第1、第2の動力伝達系に伝達された回転動力を終段に配置した差動歯車機構の第1、第2の歯車列を介して統合し、出力端に取り出すようにしたものであって、初段の差動歯車機構の歯車列と終段の差動歯車機構の歯車列を、それぞれ互いに機構的に同一の歯車列とし、
第1、第2の動力伝達系の減速比を同一に設定していることを特徴とする動力伝達装置。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP33676598A JP4147652B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-11-27 | 動力伝達装置 |
Applications Claiming Priority (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10-223463 | 1998-08-06 | ||
| JP22346398 | 1998-08-06 | ||
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Publications (2)
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| JP2000110896A JP2000110896A (ja) | 2000-04-18 |
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Family
ID=26525490
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33676598A Expired - Lifetime JP4147652B2 (ja) | 1998-08-06 | 1998-11-27 | 動力伝達装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
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Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| US8704341B2 (en) | 2012-05-15 | 2014-04-22 | Advanced Semiconductor Engineering, Inc. | Semiconductor packages with thermal dissipation structures and EMI shielding |
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Families Citing this family (2)
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-
1998
- 1998-11-27 JP JP33676598A patent/JP4147652B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| Publication number | Publication date |
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| JP2000110896A (ja) | 2000-04-18 |
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