JP4898256B2 - 自動車用変速装置 - Google Patents

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本発明は、4輪駆動車の前後左右車輪の駆動力配分を制御する自動車用変速装置に関し、特に、コーナリング時に外側後輪の駆動力を増速するために後輪側に伝える駆動力を増速する自動車用変速装置に関する。
従来、4輪駆動車では、中低速域において4輪駆動の走行状態で旋回半径の小さいコーナーを旋回すると、外側後輪が前輪の平均軌跡より外の軌跡を通るため、同じ回転数では外側後輪が前輪に追いつかず、これにより外側後輪に駆動力を積極的に発生させられないため、コーナリングの旋回力(yaw)を高めることができない。
このような、問題を解消するための従来技術として、コーナリング時に、外側後輪の回転数を前輪に対して増速させる駆動力配分装置が実用化されている。
図10は従来の4輪駆動車であり、エンジン200の駆動力を変速機202から副変速機204内のフロントデフを介して右前輪206Rと左前輪206Lに伝える。またドライブシャフト208により後輪側に設けた変速装置210を介して右後輪212Rと左後輪212Lに伝える。
図11は図10の変速装置であり、変速機構214、左後輪駆動力制御機構240、右後輪駆動力制御機構242で構成される。変速機構214は直進時に油圧P1により油圧クラッチ216をオンして入力軸220と出力軸222の間をキャリア224を一体化し、前輪と同じ回転を後輪側に伝達している。
コーナリング時には油圧P2により油圧クラッチ218がオンとなり、キャリア224を固定し、ギア226、228、230、232となる経路で増速した回転を後輪側に伝達する。
このとき例えば右旋回であったとすると、コーナリング中に外側となる左後輪駆動力制御機構240が増速した駆動力を左後輪212Lに出力する。左後輪駆動力制御機構240は電磁クラッチ244により駆動力を制御する。電磁クラッチ244がオフのとき、サンギア250がフリーとなり、リングギア246から入力した駆動力はキャリア252に伝達されず、駆動力はゼロとなっている。
電磁クラッチ244を作動してクラッチ締結力を増加させると、締結力に応じてサンギア250にトルクが発生し、リングギア246からの駆動力がキャリア252から左後輪212Lに伝達される。電磁クラッチ244を完全にオンするとサンギア250が固定となり、左後輪212Lに伝達される駆動力は最大となる。
従ってコーナリング時には、前輪に対し増速された増速機構214から駆動力が入力することから、右コーナリング時に外側後輪となる左後輪212Lに増速した駆動力が伝達されるように電磁クラッチ244を作動させる。
特開2004−114778号公報
しかしながら、このような従来の変速装置にあっては、変速機構として変速ギア機構と油圧クラッチを用いた切替機構が2組必要であり、サイズが大型化し、重量も重くなり、コストアップになるという問題があり、一部の高級車種にしか採用されないという問題がある。
またリアに駆動力を伝達するために大きなくクラッチ力が得られる油圧クラッチが必要であり、そのため油圧を発生させるためのオイルポンプも必要となり、装置が複雑化すると同時にフリクションが大きくエネルギー損失が大きいという問題がある。
本発明は、サイズが小さく軽量であり、外部的な油圧源も必要とせず、後輪側に対する駆動力を増速切替え可能な駆動力制御装置を提供することを目的とする。
本発明は、自動車用変速装置を提供する。本発明の変速装置は、
サンギア、複数のプラネタリギア、及び内歯と外歯を形成したリングギアとを備え、サンギアに動力回転を入力し、プラネタリギアのキャリアケースから動力回転を出力する遊星歯車セットと、
リングギアの外歯に噛合わされ、リングギアを一方向にのみ回転可能とするワンウェイクラッチギアと、
遊星歯車セットのサンギアとプラネタリギア又はプラネタリギアとリンクギアにより複数箇所に構成されるギアオイルポンプと、
ギアオイルポンプの吐出路からドレーン油路の間の制御油路に設けられ、アクチュエータによって開放と遮断とを切替えられるバルブ機構と、
を備え、前記遊星歯車セットは、
バルブ機構の開放時にギアオイルポンプを無負荷状態としてリングギアを前記ワンウェイクラッチギアの制限によって固定状態とした所定の減速比
バルブ機構の遮断時にギアオイルポンプに油を封じ込めてサンギア、プラネタリギア及びリングギアを一体化し減速比1と
の2速切替えが可能であることを特徴とする。
ここで、バルブ機構は、ギアオイルポンプの各吐出ラインをれぞれ集合させた後にドレーン側に連通する制御油路に設ける。また、バルブ機構は、ギアオイルポンプの各吐出ライン。
ギアオイルポンプの油路及び前記バルブ機構を、遊星歯車セットのキャリアケースに設ける。
本発明によれば、バルブ機構により制御油路を開放したギアオイルポンプの無負荷状態では、遊星歯車セットは、リングギア固定、サンギア入力でキャリア出力で決まる減速比で前輪と同じ速度の駆動力を後輪側に伝達しているが、バルブ機構により制御油路を遮断してギアオイルポンプに油を封じ込めると、遊星歯車セットのサンギア、プラネタリギア、リングギアが一体化し,減速比を1、即ち入出力回転を同一として相対的に増速となり、コーナリング時に外側後輪を増速させる駆動力制御機構に増速回転を入力することができる。
またギアセットは遊星歯車セットを1セット必要とするだけで2速切替えが可能であり、小型化と軽量化、更にコスト低減を図ることができる。
また2速切替えは、バルブ機構によるギアオイルポンプの吐出側制御油路の開閉制御のみであり、例えばスプール弁を開位置の間で移動するだけでよく、そのための駆動力はスプール弁のフリクション程度とわずかであり、消費電力も殆ど必要としない。
図1は本発明による変速装置の一実施形態の説明図であり、FF方式の4輪駆動に適用した場合である。図1において、本実施形態の変速装置10は左右後輪26L,26Rに対する駆動系に設けられ、エンジン44、変速機45及び副変速機46からのリア側への駆動力をドライブシャフト48から入力し、ギア34,36を介して左後輪駆動力制御ユニット30と右後輪駆動力制御ユニット32に駆動力を出力している。
左後輪駆動力制御ユニット30及び右後輪駆動力制御ユニット32は、図11に示した従来装置と同じものが使用され、右コーナリング時は左後輪駆動力制御ユニット30が左後輪26Lを増速し、左コーナリング時は右後輪駆動力制御ユニット32が右後輪26Rを増速する。
遊星歯車セット12はサンギア18、プラネタリギア20−1,20−3、リングギア22及びワンウェアクラッチギア25で構成され、ドライブシャフト48をサンギア18に連結して動力回転を入力し、キャリアケース24から動力回転を出力して後輪側に伝達している。
遊星歯車セット12のリングギア22は、プラネタリギア20−1,20−3に噛み合う内歯を有すると共に、外歯を備えている。リングギア22の外歯にはワンウェイクラッチギア25が噛合い、リングギア22を出力回転を増速させる一方向にのみ回転可能としている。
図2は本実施形態における遊星歯車セット12の内部構造を示した説明図である。図2において、遊星歯車セット12は、動力回転を入力するサンギア18に、本実施形態では4つのプラネタリギア20−1〜20−4をキャリアケース24に回転自在に支持しており、プラネタリギア20−1〜20−4の外側にリングギア22を内歯22−1により噛み合わせている。
本実施形態でサンギア18は駆動力の入力により時計周りに回転し、プラネタリギア20−1〜20−4は時計回りに回転し、これに伴いキャリアケース24は時計回りに回転して駆動力を出力する。リングギア22は通常は停止しているが、増速時にはサンギア18,プラネタリギア20−1〜20−4及びキャリアケース24と一体化して回転する。
リングギア22が反時計回りに回転を始めると、キャリアケース24による出力回転は、リングギア22の停止時より更に減速することになるため、リングギア22の外歯22−2にワンウェイクラッチギア25を噛合わせ、リングギア22を時計回りにのみ回転可能としている。
図3は遊星歯車セット12におけるギアオイルポンプの説明図である。図3において、サンギア18とプラネタリギア20−1〜20−4との間には、黒く塗り潰して示すように、4箇所にギアオイルポンプ52−1〜52−4が形成される。
ギアオイルポンプ52−1〜52−4は、リングギア22を固定した状態でサンギア18を時計回りに回転したときのプラネタリギア20−1〜20−4の反時計回りの回転に伴うキャリアケース24の時計方向の回転により、回転移動しながらギアオイルポンプとしての機能を作り出している。
ギアオイルポンプ52−1〜52−4は、それぞれ吐出油路54−1〜54−4をキャリアケース24に形成しており、吐出油路54−1〜54−4は更に集合油路56−1〜56−4に連通され、最終的にプラネタリギア20−2の吐出油路54−2を直結している制御油路としてのスプール油路58に集められ、スプール油路58には軸方向に摺動自在にスプール弁(バルブ機構)60が組み込まれている。
図4は図2のA−A断面図である。図4において、入力軸62はサンギア18と一体に形成されている。サンギア18の出力側の内側には、出力軸部64がスラストベアリング65により回転自在に組み込まれている。出力軸部64にはキャリアケースカバー24−1が一体に形成され、反対側に配置するキャリアケースカバー24−2との間に、図2の内部構造に示したキャリアケース24を挟み込む形で固定している。
キャリアケースカバー24−1,24−2にはプラネタリシャフト66−1,66−3が、ナット67−1,67−3により固定されて、プラネタリギア20−1,20−3をサンギア18に噛み合わせた状態で回転自在に支持している。
プラネタリギア20−1,20−3の外側にはリングギア22が配置され、その内歯22−1を噛み合わせている。キャリアケースカバー24−2はベアリング68により回転自在に支持され、また出力軸部64がベアリング70により回転自在に支持されている。
図5は図2のB−B断面図であり、スプール弁60の組込構造及びその作動機構を示している。図5において、出力軸部64と一体に形成したキャリアケースカバー24−1と反対側のキャリアケースカバー24−2との間にはキャリアケース24が挟み込み状態で固定されており、このキャリアケース24の下側に軸方向にスプール穴を形成し、そこにスプール弁60を摺動自在に組み込んでいる。スプール弁60に対しては、直交する方向からスプール油路58が開口している。
スプール弁60の右側には、リング状の駆動プレート72が配置され、駆動プレート72は、上側をガイドロッド76の右側にナット78−1で固定し、下側をスプール弁60の右側にナット78−3で固定している。
駆動プレート72に対しては上部に示すようにスプール作動フォーク74が設けられ、その嵌合溝に駆動プレート72の外周部を嵌め入れ、駆動プレート72のキャリアケース24の回転に伴う動きを許容している。
スプール作動フォーク74は図示しないシフトロッドに連結されており、モータなど適宜のアクチュエータにより軸方向に駆動することで、スプール弁60によるスプール流路58の開閉ができるようにしている。
図6は本実施形態のバルブ機構の説明図であり、図5に示したスプール弁60による全開状態と全閉状態に分けて示している。図6(A)はスプール弁60の全開状態であり、スプール油路(制御油路)58に対しスプール弁60は流路面積を最大とする全開位置に後退しており、スプール油路58に対しギアオイルポンプにより送られた油は、そのままドレーン油路80に排出され、図3に示した4箇所のギアオイルポンプ52−1〜54−4のポンプ室に圧力は発生せず、無負荷状態にあり、このときリングギア22は停止している。
図6(B)はスプール弁60の全閉状態であり、スプール弁60を作動してスプール油路58を閉鎖しており、この場合、ギアオイルポンプからの吐出油路は完全に遮断されるため、図においてサンギア18、プラネタリギア20−1〜20−4、リングギア22及びキャリアケース24はロック状態となり、入力回転はそのまま出力回転となる。
図7は本実施形態における遊星歯車セット12を出力軸側から見た説明図である。即ち図5の右側から見た説明図である。図7において、キャリアケースカバー24−1の外周側には、プラネタリシャフトを固定するナット67−1〜67−4の部分を除く形で刳り抜かれた駆動プレート72が、ナット78−1〜78−4で固定されている。
駆動プレート72に対し、上部半分に亘りフォーク溝を勘合したスプール作動フォーク74が配置され、駆動プレート72の右下側にナット78−5で固定したスプール弁60を軸方向に移動できるようにしている。
図8は本実施形態における2速切替動作の説明図である。図8(A)は、減速切替時であり、この場合、スプール弁60は図6(A)のように全開位置にあり、ギアオイルポンプ52−1〜52−4から吐出された油は流動抵抗を受けることなくドレーン流路に流れて無負荷状態にある。このためリングギア22は固定状態にある。
このため入出力回転は次式で与えられ、
Figure 0004898256
入力回転を減速して出力する。
ここで、i01はリングギア22の歯数Zcとサンギア18の歯数ZAで決まる歯数比であり、
Figure 0004898256
となる。
この歯数比i01は遊星歯車セット12として実現可能な範囲は
Figure 0004898256
となる。
図8(B)は、増速切替時であり、この場合、スプール弁60は図6(B)のように全閉位置にあり、ギアオイルポンプ52−1〜52−4から吐出油路は遮断されてポンプ室に油が封じ込められ、サンギア18とプラネタリギア20−1〜20−4が一体回転し、プラネタリギア20−1〜20−4とリングギア22も一体回転することにより、遊星歯車セット12が一体回転し、
Figure 0004898256
と入力回転と出力回転がギア比1の等速となり、図8(A)の減速切替えに対し増速切替えとなる。
図9は本実施形態におけるギアオイルポンプの他の実施形態であり、この実施形態にあっては、プラネタリギア20−1〜20−4とリングギア22により、ギアオイルポンプ90−1〜90−4を形成している。このギアオイルポンプ90−1〜90−4についても、それぞれの吐出油路は集合油路56−1〜56−4によりスプール油路58に集められ、スプール弁60に供給されることになる。
なお、本実施形態にあっては、図5のように、ギアオイルポンプ52−1〜52−4からの吐出油路54−1〜54−4を集合油路56−1〜56−4によりスプール油路58に集めらた後にスプール弁(バルブ機構)60を組み込んでいるが、他の実施形態として、ギアオイルポンプ52−1〜52−4からの吐出油路54−1〜54−4を集合せずに個別に制御油路を介してドレーン油路に連通し、各々の制御油路にスプール弁(バルブ機構)を個別に組み込むようにしても良い。
また本発明は上記の実施形態に限定されず、その目的と利点を損なうことのない適宜の変形を含む。また本発明は上記の実施形態に示した数値による限定は受けない。
本発明による変速装置の一実施形態の説明図 本実施形態における遊星歯車セットを内部構造の説明図 サンギアとプラネタリギアで構成されるギアオイルポンプの説明図 図2のA−A断面図 図2のB−B断面図 本実施形態のバルブ機構の説明図 本実施形態における遊星歯車セットの出力軸側から見た説明図 本実施形態における切替動作の説明図 プラネタリギアとリングギアにより形成されるギアオイルポンプの他の実施形態の説明図 前輪と後輪の駆動力配分と後輪左右の駆動力配分を制御する従来の4輪駆動車の説明図 従来の変速装置の説明図
符号の説明
10:変速装置
12:遊星歯車セット
15:反力伝達機構
16:支点
18:サンギア
20−1〜20−4:プラネタリギア
22:リングギア
22−1:内歯
22−2:外歯
24,24−1,34:キャリアケース
24−1,24−2:キャリアカバー
25:ワンウェイクラッチギア
26:後輪変速装置
30:左後輪駆動力制御ユニット
32:右後輪駆動力制御ユニット
52−1〜54−4:ギアオイルポンプ
54−1〜54−4:吐出油路
56−1〜56−4:集合油路
58:スプール油路(制御油路)
60:スプール弁
62:入力軸
64:出力軸部
66−1,66−3:プラネタリシャフト
68,70:ベアリング
72:駆動プレート
74:スプール作動フォーク
76:ガイドロッド
80:ドレーン油路

Claims (5)

  1. サンギア、複数のプラネタリギア、及び内歯と外歯を形成したリングギアとを備え、前記サンギアに動力回転を入力し、前記プラネタリギアのキャリアケースから動力回転を出力する遊星歯車セットと、
    前記リングギアの外歯に噛合わされ、前記リングギアを一方向にのみ回転可能とするワンウェイクラッチギアと、
    前記遊星歯車セットのサンギアとプラネタリギア又はプラネタリギアとリンクギアにより複数箇所に構成されるギアオイルポンプと、
    前記ギアオイルポンプの吐出路からドレーン油路の間の制御油路に設けられ、アクチュエータによって開放と遮断とを切替えられるバルブ機構と、
    を備え、前記遊星歯車セットは、
    前記バルブ機構の開放時に前記ギアオイルポンプを無負荷状態として前記リングギアを前記ワンウェイクラッチギアの制限によって固定状態とした所定の減速比
    前記バルブ機構の遮断時に前記ギアオイルポンプに油を封じ込めて前記サンギア、プラネタリギア及びリングギアを一体化し減速比1と
    の2速切替えが可能であることを特徴とする自動車用変速装置。
  2. 請求項1記載の自動車用変速装置に於いて、前記バルブ機構は、前記ギアオイルポンプの各吐出ラインをれぞれ集合させた後にドレーン側に連通する制御油路に設けられることを特徴とする自動車用変速装置。
  3. 請求項1記載の自動車用変速装置に於いて、前記バルブ機構は、前記ギアオイルポンプの各吐出ラインからドレーン側に連通する制御油路の各々に設けられることを特徴とする自動車用変速装置。
  4. 請求項1記載の自動車用変速装置に於いて、前記遊星歯車セットは、後輪に対する駆動力を入力して前記所定の減速比または減速比1の駆動力を後輪に出力することを特徴とする自動車用変速装置。
  5. 請求項1記載の自動車用変速装置に於いて、前記ギアオイルポンプの油路及び前記バルブ機構を、前記遊星歯車セットのキャリアケースに設けたことを特徴とする自動車用変速装置。
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