JP4147119B2 - 携帯電話機器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、携帯電話機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、電子機器は小型化、高機能化が進んでいる。例えば、携帯電話機器では、画面が大型化し、大量の文字情報や画像を表示出来るようになっている。
【0003】
すなわち、電子機器において表示画面が大型化し、多くの情報を表示出来るようになると共に、カラー化により画像の表示においても充分実用となるに従い、単なる文字の表示だけでなく、文字と画像を表示することが要望されている。
【0004】
一方、最近の携帯電話機器の中には、撮像レンズおよび入力光を電気信号に変換する撮像素子を備えるカメラが搭載されたいわゆるカメラ付携帯電話機器があり、このカメラ付携帯電話機器では、記憶容量、画像表示サイズ、カメラの解像度および処理能力が向上している。
【0005】
更に、携帯電話機器の電子メール機能も広く利用されており、上記の画像を添付した電子メールの送受信も一般的となっている。
【0006】
しかし、通常、画像データをそのまま電子メールに添付すると非常に大きなデータとなる。特に、携帯電話機器では1度に送信できるデータ容量が制限されているものがあり、画像表示サイズやカメラの解像度の向上などにより画像データの容量が増える一方で、その画像を添付した電子メールを送信できないという問題がある。
【0007】
一方、パーソナルコンピュータ等においては、画像を電子メールに添付する場合、その画像を分割する手法が採用される場合がある。この画像の分割には、例えば、複数ページの画像データを、送信が可能な範囲内(メールサーバに規定の許容範囲内)でページ単位で分割するものがある。(例えば【特許文献1】参照。)。
【0008】
また、送信時に分割された画像データを受信した場合に、受信時に自動的に複数の分割データを統合し、できるだけ、元の画像データに近い画質で復元するための技術も研究されている(例えば【特許文献2】参照)。
【0009】
これらの、従来の画像分割の手法では、完全に近い形で元の画像データに復元するため、あるいは分割したデータが未着であった場合でもそれを確認できるようにするため、分割した画像の情報である識別情報および識別情報リストを、データと共に添付する必要がある。
【0010】
【特許文献1】
特開2000−259513号公報(第6頁、第3図)
【特許文献2】
特開平11−220609号公報(第7頁―9頁、第4図、第5図)
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら,上記の如く従来の電子メール機能を備えた携帯電話機器では、1回の送信で可能な画像データのサイズが制限されているものが多く、この送信可能な画像データのサイズ(以下、送信可能容量と称する)を超えた画像データは送信できないことになる。
【0012】
あるいは、送信可能容量を超えた画像データは再圧縮等により、送信可能容量内にして送信する必要がある。しかし、元の画像データの容量は大きく、これを送信可能容量(例えば6KB)まで再圧縮した画像は、復元時に画質が大幅に劣する問題があった。
【0013】
更に、パーソナルコンピュータ等の電子メール機能を利用する場合に工夫されている上述の如き画像データの分割方法では、例えページ単位で区切られた独立した画像であっても、携帯電話機器においては送信可能容量を超過する可能性がある。また、分割されたデータがひとまとまり揃わないと復元ができないシステムの場合には揃ったことを確認する手段が受信側の携帯電話機器でも必要である。しかし、携帯電話機器は、通信プロトコルが限定されている場合も多く、メモリ容量も少ないため、受信側でこのような確認する手段を設けることは困難である。また、分割データが揃ったことを確認するため、あるいは未着のものを確認するための識別情報および識別情報リストを添付することにより、データ量によって課金する携帯電話機器のインフラの場合ユーザに余分な課金が発生する問題もある。
【0014】
本発明は、電子メールに添付する画像データを複数に等分割し、個々に圧縮して送信することにより、電子メールで送信可能なサイズが制限されている、あるいは通信プロトコルに追加できる余地がない限定されたシステムであっても、画像データの容量に関係なく、画像データの伝送を可能とするものである。
【0015】
本発明は、上述した各事情に鑑みて成されたものであり、本発明の携帯電話機器は、画像データを記憶する記憶手段と、1つの前記画像データを複数の画像に等分割する画像分割手段と、前記複数の分割画像を夫々について同一の条件を満たす容量に圧縮した場合の圧縮率を求め、前記圧縮率の中から最も圧縮率が高い値を用いて全ての前記分割画像を個々に圧縮する画像圧縮手段と、前記圧縮した分割画像を個々に伝送する通信手段とを具備することを特徴とする。従って、本発明の携帯電話機器では、1つの画像データを等分割し、等しい圧縮率にて個々に圧縮した画像データを作成することができ、それを伝送できるので、容量の大きい画像データをストレス無く伝送することができ、また元の画像データに近い画像データに復元することができる。
【0017】
また、本発明の携帯電話機器の画像圧縮手段は、前記複数の分割画像をそれぞれ前記通信手段の送信可能データ量を超過しない容量に圧縮することを特徴とする。これにより、送信可能なデータ量の制限がある場合でも大きな容量の画像データを送信することができる。
【0020】
また、本発明の携帯電話機器の通信手段は、前記圧縮した分割画像を個々に電子メールに添付して伝送することを特徴とする。これにより、電子メールに添付できる送信可能なデータ容量の制限の有無にかかわらず、大容量の画像データをストレス無く送信できる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明における実施の形態について、図1〜図9を参照にして詳細に説明する。
【0022】
本発明は、画像が表示でき、電子メール機能を備えた任意の携帯電話機器に適用できるが、まず、第1の実施形態として、電子メールに画像データを添付する場合に送信可能容量の制限がある携帯電話機器1について図1から図5を用いて説明する。尚、以下では折り畳み可能な携帯電話機器が示されているが、この形態に限定されるものではなく、例えば、ストレート式の携帯電話機器の場合でも良い。
【0023】
先ず、図1は本発明の第1の実施の形態である携帯電話機器の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図であり、図2は同携帯電話機器の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【0024】
図1(A)及び(B)に示す如く、例えば、スピーカ2は携帯電話機器1の蓋部内側の上方中央に、マイク3は本体部内側の下方中央にそれぞれ配置されている。また、キー操作部23は、電源投入するための電源キー、メールモードを起動させるメールキー、数字・文字キー、各処理の選択や実行を指示するコントロールキー等から構成されている。
【0025】
そして、第1表示部18は、スピーカ2が配置されている蓋部内側に四角形状で配置されており、第2表示部19は四角い形状で蓋部外側の中央付近に配置されている。なお、第2表示部19は無くても良い。
【0026】
図2に示す如く、本実施の形態の携帯電話機器1は、主に、制御部11、画像保存用メモリ12、第1メモリ13、第2メモリ14、第3メモリ15、第4メモリ16、表示ドライバ部17、第1表示部18、第2表示部19、画像分割部20、画像圧縮部21、画像解凍部22、キー操作部23、アンテナ24、無線部25、通信制御部26を備えている。
【0027】
制御部11は、携帯電話機器1を構成する各部位の動作を制御し、例えば、各メモリ12〜16、表示ドライバ部17、第1及び第2表示部18、19、画像分割部20、画像圧縮部21、通信制御部26等を制御する。
【0028】
各メモリは、画像保存用メモリ12と、作業用メモリ13〜16とからなる。画像保存用メモリ12は、ユーザの指示があるまであるいは所定の時間が経過するまで、所定の画像データを格納する。画像データは、ネットワークを介し、一般的にはjpeg方式等で圧縮されてダウンロードされたデータ等である。
【0029】
第1メモリ13は、画像保存用メモリ12に格納されている1つの画像データを一時的に格納し、第1表示部18に当該画像データを表示する読出し用メモリである。第2メモリ14〜第4メモリ16は、画像分割部20および画像圧縮部21における作業用メモリである。第1メモリ13は、画像保存用メモリ12に格納された画像データからユーザに指定された1つの画像データを読み出し、格納する。第2メモリ14は、1つの画像データを等分割した画像データ(以下分割データと称する)を一時的に記憶している。第3メモリ15は、分割データを個々に圧縮したデータ(以下、分割圧縮データと称する)を一時的に記憶している。更に、第4メモリ16は、分割データが送信可能容量以下になるまで圧縮率を調整するため圧縮係数(α)を一時的に記憶している。
【0030】
画像分割部20は、第1メモリ13に格納された1つの画像データを、縦横サイズを元に等分割し、分割データを作成する。分割数は、例えば縦横に4分割、16分割などである。また、パノラマサイズのような横長の画像データの場合には、横方向に9分割等でも良い。分割データはそれぞれ第2メモリ14に格納される。
【0031】
画像圧縮部21は、分割データを圧縮して分割圧縮データを作成する。後に詳述するが、それぞれの分割データを送信可能容量以下に収めるため、分割データを個別に1回または圧縮係数を変化させて複数回の圧縮を行う。分割圧縮データは、第3メモリ15に格納される。また、このときの圧縮係数は、第4メモリ16に格納される。
【0032】
画像解凍部22は、圧縮されたデータを既知の方法により解凍・復元する。すなわち、圧縮してダウンロードされ、画像保存用メモリ12に格納されているデータの解凍および、分割圧縮データの解凍を行う。
【0033】
制御部11は、ユーザから画像データ表示の指示があると、表示ドライバ部17に制御信号を送信するとともに、画像保存用メモリ12に記憶された所定の画像データを画像解凍部22にて解凍して、表示ドライバ部17に送る。表示ドライバ部17は、第1及び第2表示部18、19に表示しようとする画像データに従って、第1及び第2表示部18、19の各画素電極に対して駆動電圧を印加する。第1及び第2表示部18、19は、液晶ディスプレイおよびEL(Electro Luminescense)ディスプレイなどで実現され、表示ドライバ部17を介して送られてくる画像データに基づく画像を表示する。
【0034】
第1及び第2表示部18、19は、発光素子である発光ダイオードなどから構成されるバックライトにより背面から照明される。バックライトの点灯、消灯の制御および輝度調整などの制御は、制御部11によって行われる。尚、バックライトは、使用者によって消灯するための所定の操作が行われるまで点灯する構成としてもよいし、点灯してから所定時間が経過すると消灯する構成としてもよい。
【0035】
キー操作部23は、数字および文字を入力するためのキーなどから構成される。
【0036】
アンテナ24は、無線電波を介して基地局と無線通信を行うときに、音声データ、文字データおよび画像データなどを送受信する。無線部25は、受信時は、基地局からアンテナ24を介して受信したデータを復調し、送信時は、通信制御部26から送られてくる文字データおよび画像データなどを変調して増幅し、アンテナ24を介して基地局に送信する。通信制御部26は、無線部25が復調した文字データおよび画像データなどの受信データを所定の通信プロトコルに基づいて制御部11に送る。
【0037】
図3を用いて画像の分割について分割数を4の場合を例に更に説明する。図3(A)は、第1表示部18に表示された画像データを分割した概観図である。また、図3(B)は、第1から第4の各メモリの詳細構成を示す模式図である。
【0038】
画像データがユーザによって選択され、画像分割の指示を受けると、第1表示部18に表示されている元になる画像データを、全てが同じサイズとなるように必要であれば周囲をトリミングし、縦2分割、横2分割する。ここでは説明上、図の如く、各分割データは1/4、2/4、3/4、4/4とする。これらのファイル名には元の画像データを示すファイル名Aと、4分割後の位置を座標に対応させてこれらを連動させ、例えばA_x_y_4.jpgの如き名称を付ける。ここで、最後の4は4分割の意である。このようなファイル名をつけることにより、従来技術の画像分割の際に必要であった、復元時の画像データの位置等の情報を格納する識別情報および識別情報ラベルを添付しなくても、受信側で元の画像データに対応する位置を知ることができる。
【0039】
このとき、図3(B)の如く第1メモリ13には、元の画像データであるA.jpgが格納され、第2メモリ14、第3メモリ15、第4メモリ16はそれぞれ4つ(分割数)の格納場所a〜dを保持し、1/4、2/4、3/4、4/4のデータが夫々格納される。
【0040】
次に、図4は本発明の携帯電話機器により画像を分割して送信する処理のシーケンスを説明するフローチャートである。
【0041】
一例として、元になる画像データのサイズは縦240dot×横320dotとし、データを4分割するものとする。また、送信可能容量を6KBとする。
【0042】
本実施の形態では、送信可能容量が制限されているため、画像データを分割して、送信可能容量以下になるように個々に圧縮する。それぞれの分割圧縮データは、第3メモリ15aから15dに一時的に格納され、ユーザは所望の分割圧縮データを個々に電子メールに添付して送信する。1つの画像データを送信するのであれば、4つの分割圧縮データ全てを送信すれば良いし、不要なデータがあれば必要なもののみ送信することも可能である。分割後のファイル名は元の画像データと関連付ける名称になっており、これにより、識別情報および識別情報ラベルを添付しなくても、受信側で原画像の復元(組み立て)を行うことができる。
【0043】
まず、ユーザの指示により、画像保存用メモリ12に記憶されている画像データを第1メモリ13に読み出す。画像データは、前述の如くネットワークを介し、一般的にはjpeg方式等で圧縮してダウンロードされた画像データ等である。(ステップS1)。
【0044】
次に、画像解凍部22において、画像データを縦240dot×横320dotのサイズに解凍し、第1表示部18に表示する(ステップS2)。その後、画像分割部20において、画像データのサイズ、すなわち縦横のドット数を元に画像を4分割する。このため、まず、縦横サイズが分割可能な2ドット以上あるかを判断し(ステップS3)、2ドット以上なければエラー処理を行う(ステップS4)。また、個々に等分割する必要から、縦横サイズが奇数ドットであるかを判断し(ステップS5)、奇数ドットの場合は、画像の右又は下を1ドット分カットする(ステップS6)。画像データは、縦120dot×横160dotサイズの4つの画像1/4、2/4、3/4、4/4に分割され(図3参照)、それぞれ第2メモリ14a〜14dに格納される(ステップS7)。
【0045】
次に画像圧縮部21において、第2メモリ14a内の分割データ(1/4)を圧縮係数αにて圧縮して、分割圧縮データを作成し、第3メモリ15aに格納する。また圧縮係数αも、第4メモリ16aに格納する(ステップS8)。
【0046】
圧縮係数αを用いて圧縮した分割圧縮データ(1/4)は送信可能容量(6KB)以下であるかを判断し(ステップS9)、6KBを超える大きさを有する場合には、再度圧縮を行う(ステップS10)。
【0047】
分割圧縮データが圧縮後も6KBを越える容量の場合、次の圧縮係数αn−1を取得して(ステップS10)再度、第2メモリ14aの分割データを圧縮し、第3メモリ15aに格納すると共に、第4メモリ16aに圧縮係数αn−1を格納する(ステップS8)。ステップS10では、前回の圧縮よりも高圧縮にするため圧縮率を大きく、すなわち前回よりも小さい圧縮係数を用いる(αn−1<α)。
【0048】
その後再度分割圧縮データが6KB以下であるか判断し(ステップS9)、6KBを超える場合には更に圧縮係数を小さくして圧縮係数αn−2(αn−2<αn−1)にて再圧縮を行う。
【0049】
分割圧縮データ(1/4)が6KB以下の場合は、第3メモリ15aに格納し、第2メモリの残りのデータ(2/4、3/4、4/4)を圧縮したかを判断し(ステップS11)、圧縮を行っていないものがある場合は次の分割データ(2/4)の圧縮を行う(ステップS12)。第3メモリ15a〜15dの分割圧縮データが全て6KB以下になった場合、第4メモリ16a〜16dに格納してある圧縮係数αが全て同一かを判断する(ステップS13)。同一であれば、4つの分割データが全て同じ圧縮率で圧縮されたことになるので、第3メモリ14a〜14dに格納してある分割圧縮データ(6KB以下)をそれぞれメールに添付して送信する(ステップS15)。
【0050】
ステップS13において、第4メモリ15aに格納されている圧縮係数αが異なる場合は、その中で最も小さい圧縮係数αmin(圧縮率が一番高い値)を選択する(ステップS14)。
【0051】
次に、この圧縮係数αminを用いて、第2メモリ14a〜14dの中で圧縮係数がαmin以外の圧縮係数の分割圧縮データについて、圧縮係数αminで再度圧縮し、所定の第3メモリに格納する(ステップS15)。これは、受信側で4つの画像を復元する際になるべく元の画像データに近い画像にするために、4つの画像の圧縮率(圧縮係数α)を同じ値にするものである。ステップS9において、既に各分割圧縮データは、6KB以下まで圧縮されているので、ここで最も小さい圧縮係数αminで圧縮しても、必ずその容量は6KB以下となる。つまり、全て同じ圧縮係数αminで圧縮された、6KB以下の分割圧縮データが4つ揃うことになる。
【0052】
電子メールには、この6KB以下の分割圧縮データを添付し、送信する(ステップS15)。
【0053】
ここで、再圧縮の場合は常に、第2メモリ14内の分割データを圧縮する。つまり、最終的には6KB以下になる最小の圧縮係数αminが得られれば、それを用いて第2メモリ14内の分割データを圧縮して、添付する分割圧縮データを作成できるので、第3メモリ15は無くてもよい。
【0054】
図5は、上述の6KB以下の分割圧縮データを受信した側の携帯電話機器における画像復元のフローチャートの一例を示す。
【0055】
受信側では分割圧縮データが添付された4つの電子メールを個々に受信する。電子メールに添付の分割圧縮データをそれぞれ画像保存用メモリ12に格納する(ステップS21)。
【0056】
分割圧縮データの1つを指定する(ステップS22)。自動結合の場合には、分割圧縮データの所定のファイル名(図2(A)参照)を持つ残り3つの関連ファイルを自動選択し、画像解凍部22にて解凍し、第1表示部18に順次配置する。また、ユーザが分割圧縮データを個別に選択し、第1表示部18に配置しても良い。ファイル名の座標に従って配置することにより、第1表示部18には、元の画像データが結合されて復元される(ステップS23)。
【0057】
例えば、手動の場合、4つすべてを復元してもよいし、必要なデータのみ個別に復元することも可能である(ステップS24)。
【0058】
前述の如く、分割データのファイル名により、元の画像データのの組立が行えることから、識別情報および識別情報リスト等を添付する必要はなく、また受信側で全ての分割データが揃ったかを確認する等の特別な通信プロトコルも必要としない。すなわち、既存のシステムを用いて、容量の制限なくデータを送信することが可能となる。また、受信側でも、受信したデータのみを部分的にでも復元することができる。画像データを構成する全てのデータを受信しないとデータの復元ができないものと異なり、必要な部分のみまたは、受信したもののみでも復元することができる利点を有する。
【0059】
尚、上述の第1の実施形態においては、カメラ付きでない携帯電話機器について説明したが、カメラ付き携帯電話機器(構造については図6参照)であってもよい。その場合、画像データにはネットワークを介してダウンロードしたデータ等の他にカメラで撮影された画像データも含まれる。また、撮影された画像データは、一般的には画像保存用メモリ12に格納する際に、画像圧縮部21にて圧縮される。画像分割時には、所定の撮影画像データを指定すると、第1メモリ12に読み出され、画像解凍部22にて解凍される。
【0060】
次に、図6から図9を用いて本発明の第2の実施形態として、カメラ付き携帯電話機器であって、特に送信可能容量の制限がない携帯電話機器10について説明する。
【0061】
データ容量の制限はないことから、分割および圧縮を行わなくても画像データの送信は行えるが、例えば部分的に必要な画像のみを取り出して送信したいような場合は、本実施形態が適用できる。また大容量による送信時のストレスを緩和することができる。
【0062】
図6は、本発明の第2の実施の形態である携帯電話機器の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図である。カメラ付き携帯電話機器10の場合には、図の如く、撮像部28が付加される。撮像部28は、蓋部外側のヒンジ近くの中央付近に配置され、閉じた状態でも第2表示部19で被写体を確認しながら撮影ができる。また、背面キー4は第2表示部19の下方に配され、閉じた状態でシャッタキーとして使用され、使用者が自らを撮影するのに適している。また、キー操作部23は、カメラモードを起動させるカメラキー、撮影を行うためのシャッターキー、電源投入するための電源キー、メールモードを起動させるメールキー、数字・文字キー等から構成されている。
【0063】
一方、開いた状態で撮影する場合は、第1表示部18あるいは第2表示部19で被写体を確認しながら、キー操作部23のシャッタキーを押下することで撮影することができる。例えば、電話帳にリストしたい人物や建造物を撮影すると共にその電話番号、氏名、メールアドレス等を入力し、関連したデータとして記憶することも出来る。尚、他の構成要素は図1に示すものと同様であるので、説明は省略する。
【0064】
図7には、同カメラ付き携帯電話機10の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【0065】
図7に示す如く、本実施の形態のカメラ付き携帯電話機10は、主に、制御部11、撮像部28、画像処理部29、画像保存用メモリ12、第1メモリ13、第2メモリ14、第3メモリ15、第4メモリ16、表示ドライバ部17、第1表示部18、第2表示部19、画像分割部20、画像圧縮部21、画像解凍部22、キー操作部23、アンテナ24、無線部25、通信制御部26を備えている。
【0066】
撮像部28は、撮像レンズと、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサあるいはCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどの撮像素子と、RGBの3色のカラーフィルタとを備える。撮像部28は、被写体で反射されて撮像レンズに入射した光を、カラーフィルタを通してRGBの3色光にし、RGBの3色光をそれぞれ前記撮像素子によって電気信号に変換する。
【0067】
画像処理部29は、増幅部、A/D(アナログ/デジタル)変換部、信号処理部からなる。増幅部は、撮像部28から送られてくるRGBに対応した電気信号を増幅し、A/D変換部に送る。A/D変換部は、増幅部で増幅されたRGBに対応した電気信号(アナログ)をデジタル信号に変換して画像データを出力し、信号処理部に送る。信号処理部は、A/D変換部から送られてくる画像データに対して、画素の補間処理などの信号処理を行う。また信号処理部は、制御部11から送られてくる制御信号に基づいて、信号処理を施した画像データを第1メモリ13に送る。
【0068】
第1メモリ13は、信号処理部から送られてくる画像データを一時的に記憶する撮影画像用メモリまたは読出し用メモリである。
【0069】
キー操作部23のシャッターキーは、カメラ撮影時において、使用者が所望の画像を撮影したい時に押下される。そして、制御部11は、シャッターキーからの指示信号に応答して、第1メモリ13に記憶されている画像データを画像圧縮部21にて圧縮して、その際の圧縮係数γと共に画像保存用メモリ12に格納する。
【0070】
尚、これ以外の構成要素は図2に示すブロック図と同様であるので、説明は省略する。
【0071】
カメラ付き携帯電話機器10では、一般的に撮影された画像データを画像保存用メモリ12に格納する場合に画像圧縮部21において所定の圧縮係数γを用いて圧縮する機能を備えている。
【0072】
このようなシステムを備えたカメラ付き携帯電話機器10で、特に送信可能容量が制限されていない場合には、4分割後の分割データの圧縮には、圧縮係数γを用いると好適であり、復元後の画質の劣化を抑制することができる。
【0073】
図8は、第2の実施形態の各作業用メモリの詳細構成を示す模式図である。尚、分割数は4とし、画像分割の概要は図3(A)と同様であるので説明は省略する。図3(A)の如く、各分割データは1/4、2/4、3/4、4/4とする。
【0074】
図8の如く第1メモリ13は、撮影画像用メモリまたは読出し用メモリであり、A.jpgが格納される。第2メモリ14、第3メモリ15はそれぞれ4つ(分割数)の格納場所a〜dを保持し、1/4、2/4、3/4、4/4のデータが夫々格納される。本実施形態では、分割データの圧縮に、撮影した画像データを圧縮した際の圧縮係数γを用いるので、第4メモリ16は1つの画像データに対して1つの格納場所があればよい。第4メモリ16には、画像データの読出しと共に画像保存用メモリ12に格納された圧縮係数γが読み出され、格納される。
【0075】
図9は、本発明のカメラ付き携帯電話機器により画像を分割して送信する処理のシーケンスを説明するフローチャートである。
【0076】
まず、撮像部28において、デジタル画像を撮影する。撮像部28では、入射光を画像処理部29にて電気信号に変換し、画像データを得る(ステップS31)。撮影した画像データは、ユーザの指示により画像保存用メモリ12に格納される。この際、画像データは、撮影機能に付随して一般的に含まれる画像圧縮機能のシステムを利用し、最適な圧縮係数γを用いて圧縮される。また本実施形態では、圧縮係数γは、画像データと関連付けて画像保存用メモリ12に格納される。(ステップS32)。
【0077】
ユーザが、分割画像伝送を指示すると、画像保存用メモリ12から第1メモリ13に画像データを読み出し、又画像保存用メモリ12から第4メモリに圧縮係数γを読出し(ステップS33)、画像解凍部22にて解凍する(ステップS34)。また、既に画像保存用メモリ12に格納されている他の画像データを第1メモリ13にロードすることも可能である。その場合は、ロードした画像データを解凍する。
【0078】
さらに、画像分割部にて、縦240dot×横320dotサイズの画像を縦120dot×横160dotサイズで4分割して、第2メモリにそれぞれ格納する(ステップS35)。
【0079】
第2メモリ内にある分割画像データを第4メモリに格納した圧縮係数γを用いて圧縮し、第3メモリに格納する(ステップS36)。
【0080】
4つの画像を全て圧縮したら、第3メモリに格納されている画像をそれぞれメールに添付して送信する(ステップS37)。
【0081】
このように第2の実施例の場合は、撮影した画像データを画像保存用メモリ12に保存する際に用いる圧縮係数γを、分割画像データの圧縮に利用できる。これは、特に、撮影した画像データに最適な圧縮係数γを適宜選択して圧縮できるシステムを有するカメラ付き携帯電話機器に好適である。このように画像データ毎に異なる圧縮係数γを適用するシステムは、例えば圧縮画像データの保存容量が決まっていたり、画像により容量を小さくかつきれいな画像に圧縮できる圧縮係数γがあるため、採用されている。例えば人物撮影モードで撮影した画像データa、風景モードで撮影した画像データb、オートで撮影した画像データcにより最適な圧縮係数がそれぞれγ、γ、γであり、これを用いると、画像データの容量を小さく、または復元時の画質の劣化を少なくできるものである。
【0082】
画像保存用メモリ12に格納する際に、画像データとその圧縮係数γとを関連付けて格納し、画像分割時に圧縮係数γも呼び出す。これにより、画像データaは圧縮係数γ、画像データbは圧縮係数γ、画像データcは圧縮係数γを用いて分割画像データを圧縮でき、夫々の画像データの復元時に元の画像データにより近い復元が可能となる。
【0083】
また、第1の実施形態の場合と同様に、第2メモリ内の画像データを圧縮係数γで圧縮すればよいので、第3メモリは無くてもよい。
【0084】
更に、上記の如く画像データ毎に最適な圧縮係数γが決まるシステムを有するものであって、第1の実施形態の如く送信可能容量が制限されている環境に本実施形態を適用しても良い。その場合は、例えば、分割データの圧縮の回数は1回とし、圧縮係数γで圧縮しても送信可能容量を超過する画像データについては、エラー処理を行うなどが考えられる。
【0085】
【発明の効果】
上述したように、本発明の携帯電話機器では、第1に、1つの画像データを分割し、個々に圧縮し、データ容量を抑えて電子メールに添付して送信することができる。これにより一般にデータ量の多くなる画像データをストレス無く送信することができる。
【0086】
第2に、複数に分割した画像データはそれぞれ同等の圧縮率で圧縮することができる。これにより、受信側で画像データを復元する場合に、元の画像データに近い画質で復元することができる。
【0087】
第3に、携帯電話機器の電子メールに送信可能容量の制限がある場合には、分割したデータを個々に送信可能容量以下になるまで圧縮できる。これにより、大きなデータ量の画像データであっても容易に送信できる。例えば元の画像データをそのまま送信可能容量以下になるまで再圧縮を繰り返すと、復元時の画質の劣化が大きくなる。しかし本実施形態の如く、画像データを等分割してから個々に圧縮することにより、小さい圧縮率で送信可能容量以下にすることができ、画質の劣化を抑制できる。
【0088】
第4に、分割圧縮データのファイル名を元の画像データの位置に関連づけたファイル名にすることにより、識別情報や識別情報リストなどを添付しなくても受信側で復元することができる。受信側は、受信した電子メールに添付された画像データを保存用メモリに格納することで、自動であるいは手動で元画像データを自由に復元できる。個別に復元できるので、必要な画像データの一部分のみを復元することもできる。また、受信側で分割データを全て着信できたかを判断しなくて良いので、通信プロトコルに追加できる余地がない既存のシステムであっても適用でき、画像データ容量に関係なく画像データの伝送が可能となるものである。
【0089】
第5に、カメラ付き携帯電話であって元画像を圧縮できるシステムを有するものであれば、元画像を圧縮する圧縮率で分割画像データを圧縮できる。これにより、復元時に元画像により近い画像を復元することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態である携帯電話機器の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図である。
【図2】同携帯電話機器の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【図3】同携帯電話機器の(A)画像分割を説明する概観図および(B)各メモリ内の詳細構成を説明する模式図である。
【図4】同携帯電話機器の分割圧縮伝送のシーケンスを説明するフローチャートである。
【図5】同携帯電話機器の分割圧縮データの復元のシーケンスを説明するフローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施の形態であるカメラ付き携帯電話機器の(A)開いた状態での内側(キー面)から見た概観図、(B)閉じた状態での外側(背面)から見た概観図である。
【図7】同カメラ付き携帯電話機器の電気的構成を説明する概略機能ブロック図である。
【図8】同カメラ付き携帯電話機器の各メモリ内の詳細構成を説明する模式図である。
【図9】同カメラ付き携帯電話機器の分割圧縮伝送のシーケンスを説明するフローチャートである。
【符号の説明】
1 携帯電話機器
2 スピーカー
3 マイク
4 背面キー
10 カメラ付き携帯電話機器
11 制御部
12 画像保存用メモリ
13 第1メモリ
14 第2メモリ
15 第3メモリ
16 第4メモリ
17 表示ドライバ部
18 第1表示部
19 第2表示部
20 画像分割部
21 画像圧縮部
22 画像解凍部
23 キー操作部
24 アンテナ
25 無線部
26 通信制御部
28 撮像部
29 画像処理部

Claims (3)

  1. 画像データを記憶する記憶手段と、
    1つの前記画像データを複数の画像に等分割する画像分割手段と、
    前記複数の分割画像を夫々について同一の条件を満たす容量に圧縮した場合の圧縮率を求め、前記圧縮率の中から最も圧縮率が高い値を用いて全ての前記分割画像を個々に圧縮する画像圧縮手段と、
    前記圧縮した分割画像を個々に伝送する通信手段とを具備することを特徴とする携帯電話機器。
  2. 前記画像圧縮手段は、前記複数の分割画像をそれぞれ前記通信手段の送信可能データ量を超過しない容量に圧縮することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機器。
  3. 前記通信手段は、前記圧縮した分割画像を個々に電子メールに添付して伝送することを特徴とする請求項1に記載の携帯電話機器。
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