JP4146506B1 - モザイク画像生成装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】対象画像に応じた素材画像に関する制限をなくし、対象画像及び素材画像の視認性を向上させるモザイク画像生成技術を提供する。
【解決手段】モザイク画像生成装置が、モザイク画像の元となる対象画像を複数ブロックに分割する分割手段と、分割されたブロック内の各基本色の平均濃度値を目標濃度値としてそれぞれ算出する対象画像処理手段と、複数の素材画像のうちの1つの素材画像を配置すべき配置ブロックを上記複数ブロックの中からそのブロックの画像によらず決定する決定手段と、素材画像内の各基本色の平均濃度値をそれぞれ算出する算出手段と、素材画像の各基本色の濃度値分布率をそれぞれ保持しながらその素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正する色補正手段と、この色補正手段により色補正された素材画像を配置ブロックに配置する配置手段とを備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の素材画像を用いてモザイク画像を生成するモザイク画像生成技術に関する。
複数の小さな画像(写真等)を並べて1つの大きな画像を生成する技法としてフォトモザイクがある。図15は、フォトモザイクの例を示す図である。フォトモザイクは、遠くから見る者501には一枚の大きな画像505を視認させ、近くから見る者502にはその一枚の大きな画像501を形成する複数の画像511、512、513及び514等を視認させることができる。以降、このようなフォトモザイク技術を単にモザイク技術とも表記し、またフォトモザイク技術で生成された画像505を単にモザイク画像とも表記する。またこのモザイク画像を形成する画像(例えば、画像511等)を素材画像と表記し、モザイク画像の元となる画像を対象画像と表記する。
現在、このようなモザイク画像を生成する各種ツールがインターネット等で提供されている。このような従来のモザイク画像作成ツールは、ユーザに1枚の対象画像と複数の素材画像を登録させ、以下に示す大きく2つの手法を用いてモザイク画像を作成する。
第1の手法では、対象画像が所定数のブロックに分割され、複数の素材画像の中から各ブロックの色調及び形状に近い素材画像がそれぞれ抽出され、抽出された各素材画像が各ブロックにそれぞれ配置される。
第2の手法では、対象画像が半透明の画像に変換され、複数の素材画像がモザイク状に配置され、この複数の素材画像の上に半透明の対象画像が重ね合わされる。
このような従来手法は、以下に示す先行技術文献にもそれぞれ開示される。
特開2005−100120号公報 特開平11−341264号公報 特開2000−306083号公報
しかしながら、上述のような従来のモザイク画像生成手法では、以下のような問題点があった。
上述の第1手法では、ブロックの色調及び形状に合致する最適な素材画像が各ブロックにつきそれぞれ必要となる。よって、上述の第1手法では、モザイク画像の視認性を上げるためには分割されるブロック数よりも格段に多い素材画像が必要となってしまっていた。
更に、上述の第1手法では、各ブロックの色調及び形状に応じて各素材画像を配置すべきブロック位置が決められるため、各素材画像の配置が限定されてしまっていた。この結果、例えば、素材画像をユーザに提供させてフォトモザイクを生成するようなシステムの場合に、各ユーザに自身の素材画像の配置位置を指定させることができなかった。また、モザイク画像を完成させるのに必要な全ての素材画像が集まらなければ、その素材画像の配置を決めることができないため、モザイク画像を生成し始めることもできなかった。
一方、上述の第2手法では、素材画像の上に半透明の対象画像が重なることで素材画像と対象画像とが混色し素材画像の明度が落ちるため、素材画像の視認性が低下する場合があった。
本発明の目的は、このような問題点に鑑み、対象画像に応じた素材画像に関する制限をなくし、対象画像及び素材画像の視認性を向上させるモザイク画像生成技術を提供することである。
本発明は、上述した課題を解決するために以下の構成を採用する。即ち、本発明の態様は、複数の素材画像を用いてモザイク画像を生成するモザイク画像生成装置が、モザイク画像の元となる対象画像を複数ブロックに分割する分割手段と、この分割手段により分割されたブロック内の各基本色の平均濃度値を目標濃度値としてそれぞれ算出する対象画像処理手段と、上記複数の素材画像のうちの1つの素材画像を配置すべき配置ブロックを上記複数ブロックの中からそのブロックの画像によらず決定する決定手段と、素材画像内の各基本色の平均濃度値をそれぞれ算出する算出手段と、素材画像の各基本色の濃度値分布率をそれぞれ保持しながらその素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正する色補正手段と、この色補正手段により色補正された素材画像を配置ブロックに配置する配置手段とを備えるものである。
ここで、基本色とは、画像領域に含まれる各画素の色を構成するための色を意味し、例えばRGB色モデルでは赤、緑、青であり、CMYK色モデルでは藍色、深紅色、黄色、黒である。濃度値とは、各画素の色を構成する各基本色の比率又は濃淡情報を意味する。また、濃度値分布率とは、その画像内の全画素における各基本色の濃度値の利用率を意味する。
本発明の態様では、モザイク画像を形成する素材画像は、対象画像内のそれを配置すべきブロック位置がその配置ブロックの画像に依存しないで決定される。素材画像は、その各基本色の濃度値分布率がそれぞれ保持されつつ、その素材画像に関し算出される各基本色の平均濃度値がそれを配置するブロックに関し決定される各基本色の目標濃度値となるように、色補正される。
これにより、本発明の態様によれば、素材画像の配置を限定せず任意に決定することができるようにするために素材画像は配置先のブロックの色調に応じて色補正されるが、この素材画像は、元の画像の各基本色の濃度値分布率が保持された状態で色補正されるため、完成されたモザイク画像においてその素材画像の視認性を向上させることができる。更に、元となる対象画像の各ブロックの色調にそこに配置される素材画像の色調が合わせられるため、完成されたモザイク画像の視認性も向上させることができる。
また、本発明の態様において好ましくは、各ブロックの色を上記対象画像処理手段により算出された目標濃度値にそれぞれ均一化した状態で、許容最低濃度値から所定範囲及び許容最高濃度値から所定範囲が利用されないように対象画像内の各基本色の濃度値分布率を圧縮し、この圧縮された濃度値分布に応じて各基本色の平均濃度値を目標濃度値として新たに算出する対象画像補正手段を更に備えるように構成し、上記色補正手段が、上記対象画像補正手段により新たに算出された目標濃度値を用いて、素材画像を色補正するように構成する。
ここで、許容最低濃度値から所定範囲及び許容最高濃度値から所定範囲とは、例えばRGB色モデルにおける白及び黒に近い色を意味する。このような態様では、各ブロックの
目標濃度値は、対象画像全体としての各基本色の濃度値分布率が保持されながら所定の色調範囲が利用されないように変換された状態の対象画像に基づいて算出される。これにより、素材画像は、このように変換されたブロック画像の目標濃度値に応じて色補正されるため、許容最低濃度値から所定範囲及び許容最高濃度値から所定範囲が利用されないような色に補正される。
従って、このような態様によれば、素材画像が配置先のブロックの色調に応じて色補正されたとしても、素材画像の視認性の低下を防ぐことができる。例えば、RGB色モデルでいえば、素材画像が色補正された場合に白や黒に近い色になることで見え難くなるのを防ぐことができる。
また、本発明の態様において好ましくは、以下のような構成により、素材画像の視認性を一層向上させるようにしてもよい。
好ましい態様としては、上記算出手段が、素材画像内の各基本色の最高濃度値をそれぞれ更に算出するようにし、上記色補正手段が、素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正した場合に、少なくとも1つの基本色において色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値を超えると判断すると、その少なくとも1つの基本色の濃度分布率を、色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値となりかつ平均濃度値が目標濃度値となるように圧縮する第1濃度変換手段を含むように構成する。
また、好ましい態様としては、上記算出手段が、素材画像内の各基本色の最高濃度値及び最低濃度値をそれぞれ更に算出するようにし、上記色補正手段が、素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正した場合に、少なくとも1つの基本色において色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値を超えないと判断すると、その少なくとも1つの基本色の濃度分布を、色補正後の最低濃度値が許容最低濃度値となり平均濃度値が目標濃度値となるように伸張又は圧縮する第2濃度変換手段を含むように構成する。
このような態様によれば、素材画像内の各基本色の平均濃度値を配置ブロックの各目標濃度値に合わせるように色補正したとしても、その素材画像の各基本色の濃度分布率は保持されるため、素材画像の視認性を向上させることができる。
また、本発明の態様において好ましくは、素材画像をグレースケール画像に変換する素材画像変換手段を更に備え、上記算出手段が、上記素材画像変換手段により変換されたグレースケール画像から基本色のいずれか1色の平均濃度値を算出し、上記色補正手段が、グレースケール画像の濃度値分布率及び前記算出手段により算出された基本色のいずれか1色の平均濃度値を用いて素材画像を色補正するように構成する。
ここで、グレーススケール画像とは、明度情報のみによって表現される画像であり、各画素の各基本色の濃度値がそれぞれ同一となる。よって、グレースケール画像に変換された素材画像は、各基本色の濃度値分布はそれぞれ同一となり、各基本色の平均濃度値もそれぞれ同一となる。
従って、このような態様によれば、基本色のうちのいずれか1色についてのみ平均濃度
値及び濃度値分布率を処理すればよいため、モザイク画像を生成するための計算量を削減することができる。加えて、グレースケール画像に変換することにより、素材画像の各基本色のばらつきを抑えることができるため、素材画像をブロック画像に近付けるように色補正した場合であっても元の素材画像に存在しなかった色の発生を防ぐことができる。よ
って、完成されたモザイク画像の視認性及び見易さを向上させることができる。
なお、本発明の別態様として、上述したモザイク画像生成装置と同様の特徴を有するモザイク画像生成方法、情報処理装置(コンピュータ)をモザイク画像生成装置として機能させるプログラム、或いは、当該プログラムを記録したコンピュータが読み取り可能な記憶媒体としてもよい。
本発明によれば、対象画像に応じた素材画像に関する制限をなくし、対象画像及び素材画像の視認性を向上させるモザイク画像生成技術を実現することができる。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態としてのモザイク画像生成装置について説明する。以下に示す各実施形態の構成はそれぞれ例示であり、本発明は各実施形態の構成に限定されるものではない。
[第一実施形態]
以下、本発明の第一実施形態としてのモザイク画像生成装置について説明する。
〔装置構成〕
まず、本第一実施形態としてのモザイク画像生成装置の装置構成について図1を用いて説明する。図1は、第一実施形態としてのモザイク画像生成装置の概念的な機能構成を示す機能ブロック図である。
第一実施形態におけるモザイク画像生成装置は、ハードウェア構成として、CPU(Central Processing Unit)、メモリ(RAM(Random Access Memory)、ハードディスク
等)、入出力インタフェース等を備える。入出力インタフェースには、例えば、ディスプレイ等の表示装置、マウスやキーボード等の入力装置、ネットワークインタフェースカードやUSB(Universal Serial Bus)等の各種外部機器への接続装置等が接続される。第一実施形態におけるモザイク画像生成装置は、一般的なパーソナルコンピュータ等のような汎用コンピュータで構築されてもよいし、専用コンピュータで構築されてもよい。本発明は、モザイク画像生成装置のハードウェア構成を限定するものではない。
第一実施形態におけるモザイク画像生成装置は、ハードディスク等のメモリに記憶されるアプリケーションプログラムがCPUにより読み出され実行されることにより、図1に示す各機能部を実現する。図1に示す各機能部を実現するためのアプリケーションプログラムは、CD(Compact Disc)等の記録媒体からインストールされてもよいし、ネットワークを介してサーバからインストールされてもよい。
第一実施形態としてのモザイク画像生成装置は、図1に示すように、対象画像処理部10、対象画像変換部11、ブロック画像処理部12、素材画像取得部13、素材画像前処理部14、素材画像変換部15、素材画像算出部16、素材画像補正部17、モザイク画像生成部18等を有する。第一実施形態としてのモザイク画像生成装置は、このような各機能部が実行されることにより、対象画像及び複数の素材画像を用いて図15に示すようなモザイク画像を生成する。
ここで、対象画像及び複数の素材画像は、様々な手法により生成され、対象画像ファイル5及び複数の素材画像ファイル6としてそれぞれハードディスク等に格納されている。以下、対象画像及び素材画像がそれぞれカラー画像である例を挙げ説明する。更に以下の説明では、各画像ファイル5及び6が有する色情報(色空間)としてR(Red)、G(Gre
en)、B(Blue)が利用される場合を例に挙げる。もちろん、本発明は、このような色構成モデルを限定するものではないため、C(Cyan)、M(Magenta)、Y(Yellow)、K
(Key tone)のモデル等が利用されてもよい。
本発明は、例えば写真画像であるとかカラー画像であるといった対象画像自体及び素材画像自体の形態を限定するものではないし、対象画像ファイル5及び素材画像ファイル6の生成手法(ファイル形式等)を限定するものでもないし、これらファイル5及び6の入手方法を限定するものではない。但し、対象画像及び素材画像がカラー画像であり、生成されるモザイク画像もカラー画像である場合に、本実施形態におけるモザイク画像生成装置はより高い効果を発揮する。
以下、これら各機能部についてそれぞれ詳細に説明する。
〈対象画像処理部10〉
対象画像処理部10は、生成されるモザイク画像の元となる対象画像のファイル(対象画像ファイル5)を取得する。対象画像処理部10は、図2に示すように、この対象画像ファイル5を所定の数の領域(ブロック)に分割し、この分割されたブロック単位でこの対象画像ファイル5のフィルタリング処理を行う。図2は、対象画像処理を示す概念図である。
対象画像処理部10は、図2の符号21に示すように、対象画像ファイル5を複数ブロックに分割する。この分割される数(ブロック数)及び各ブロックのサイズは、例えば、本モザイク画像生成装置を利用するユーザにより指定され、メモリ等に設定情報として格納される。図2の符号22は、この分割されたブロックの画像(以降、ブロック画像と表記する)を示す。図2の例では、全てのブロック画像のサイズが同一の例を示すが、本発明はこのようなブロック画像のサイズを限定するものではないため、各ブロック画像によりサイズが異なるように分割されてもよい。
対象画像処理部10は、この分割された各ブロック画像に関し、以下に示すフィルタリング処理をそれぞれ行う。このフィルタリング処理において、まず、対象画像処理部10は、ブロック画像内の各RGBについてそれぞれ濃度値(階調値)の平均値を算出する。以降、各RGBの濃淡を示す濃度値をそれぞれR値、G値、B値又は総称してRGB値と表記する。具体的には、対象画像処理部10は、1つのブロック画像に含まれる全画素のR値の合計をその画素数で割った平均値(以降、平均R値と表記する)、全画素のG値の合計を画素数で割った平均値(以降、平均G値と表記する)、全画素のB値の合計を画素数で割った平均値(以降、平均B値と表記する)をそれぞれ算出する。
対象画像処理部10は、そのブロック画像の全画素のRGB値をそのブロック画像について算出された平均RGB値に設定する(図2の符号23参照)。具体的には、各ブロック画像に関しそれぞれ、全R値が平均R値に設定され、全G値が平均G値に設定され、全B値が平均B値に設定される。これにより、各ブロック画像の色が各ブロック画像の平均RGB値で均一化される。図2の符号24は、このようにフィルタリング処理された対象画像を示す。
〈対象画像変換部11〉
対象画像変換部11は、対象画像処理部10により処理された対象画像に対し、更に図3に示す変換処理を行う。図3は、対象画像変換処理を示す概念図である。図3の符号24は、対象画像処理部10によりフィルタリング処理された対象画像である。各ブロックの色が平均RGB値に均一化された対象画像24は、各RGB値についてRGBヒストグラム31が示すような濃度値分布をそれぞれ有する。このRGBヒストグラム31では、
横軸に濃度値が示され、縦軸にその濃度値を持つ画素数が示される。RGBの濃度値がそれぞれ8ビットで示される場合には、装置で許容される最低濃度値(最暗濃度値)(以降、許容最低濃度値と表記する)は0でありRGBヒストグラム31の左端に示され、装置で許容される最高濃度値(最明濃度値)(以降、許容最高濃度値と表記する)は255でありRGBヒストグラム31の右端に示される。
対象画像変換部11は、対象画像24のRGB値として、許容最低濃度値から所定濃度値の範囲及び許容最高濃度値から所定濃度値の範囲が使われないように、RGBの単位幅を圧縮する。この所定濃度値としては32(階調)が利用されると好適である。この場合、対象画像変換部11は、濃度値31以下及び濃度値224以上の濃度値が対象画像24で使われないようにRGBの単位幅を圧縮する。図3のRGBヒストグラム32は、圧縮処理された後の対象画像のヒストグラムの例を示す。
ここでいう圧縮とは、RGBヒストグラム31で示される形(濃度値分布率)を保持しながら取り得る濃度値の幅を狭めることを意味する。具体的には、RGB値が8ビットで示される場合には、中心濃度値127.5を変えないで、0から255で示される濃度値が32から223で示されるように濃度値の単位の幅を狭めることを意味する。但し、この濃度値の単位幅は装置として1で変えることができないのが一般的であるため、例えば圧縮処理後に小数点以下を四捨五入等することにより新たな濃度値とすればよい。
図3の符号33は、対象画像変換部11により圧縮処理された対象画像を概念的に示している。図3は、白黒図面でかつ概念図であるため分かり難いが、対象画像33は、圧縮処理前の対象画像24と比べ一定の色調を保持しながら最明濃度(濃度値255)及び最暗濃度(濃度値0)の周辺濃度(白又は黒に近い色)が使われていないためシャープさに欠ける画像となっている。しかしながら、このように対象画像の濃度値単位の圧縮処理を行うことにより、素材画像の視認性の低下を防ぐことができる。
〈ブロック画像処理部12〉
ブロック画像処理部12は、対象画像変換部11により処理された対象画像に基づいて、各ブロック画像のRGBの各濃度値(階調値)を各目標濃度値としてそれぞれ取得する。これにより、各ブロック画像について、Rの目標濃度値(以降、R目標値と表記する)、Gの目標濃度値(以降、G目標値と表記する)、Bの目標濃度値(以降、B目標値と表記する)がそれぞれ取得される。
〈素材画像取得部13〉
素材画像取得部13は、ハードディスク等に格納されている複数の素材画像ファイル6の中からいずれか1つの素材画像ファイル6を任意に取得する。以下に説明する各機能部は、素材画像取得部13により取得された1つの素材画像ファイル6を処理対象とする。但し、これら素材画像ファイル6を処理する機能部は、複数の素材画像ファイル6を並行に処理するようにしてもよい。
素材画像取得部13は、1つの素材画像ファイル6を取得すると共に、その素材画像を配置する位置情報も併せて取得する。この位置情報は、対象画像に依存しないで決定される。この位置情報は、ユーザ等により入力された情報が予め設定情報としてメモリ等に格納されているようにしてもよいし、その都度入力されるようにしてもよいし、任意に自動決定されるようにしてもよい。また、素材画像取得部13は、対象画像に対し部分的なモザイク画像を生成する場合には、その部分に必要な素材画像ファイルのみを取得するようにしてもよい。
〈素材画像前処理部14〉
素材画像前処理部14は、ブロック数及び各ブロックの大きさに関する情報を対象画像処理部10から取得する。素材画像前処理部14は、素材画像取得部13により取得された素材画像ファイル6の位置情報に基づいて、上記対象画像処理部10から素材画像ファイル6が配置されるべきブロック画像に関する情報を取得する。ブロック画像に関する情報には、そのブロック画像を特定するための識別情報、そのブロック画像の大きさ、画素数等が含まれる。
素材画像前処理部14は、これら取得された情報に応じて、素材画像ファイル6の大きさ、画素数等を決定する。この画素数については、元となる対象画像ファイル5に応じて決められても良いし、予め固定で設定情報として保持される情報を用いるようにしてもよい。素材画像前処理部14は、素材画像ファイル6がこのように決められた大きさ、画素数等となるように画像処理する。なお、素材画像前処理部14をなくし、既に所定の大きさ及び画素数となるように画像処理された素材画像ファイルを素材画像取得部13が取得するようにしてもよい。
〈素材画像変換部15〉
素材画像変換部15は、図4に示すように、素材画像前処理部14により処理された素材画像ファイル41をグレースケール画像に変換する。以降、変換後の素材画像をグレースケール素材画像と表記する。グレーススケール画像とは、明度情報のみによって表現される画像であり、各画素の各RGB値がそれぞれ同一となる。図4は、第一実施形態における素材画像変換部15及び素材画像算出部17による処理概念を示す図である。
このように素材画像をグレースケール画像に変換することにより、素材画像の各RGB値のばらつきをなくすことができる。よって、素材画像ファイルに対し素材画像補正部17による色補正が行われた場合に、各RGB値のばらつきによりその素材画像に存在しなかった色が発生するのを防ぐことができ、ひいては、素材画像の視認性を向上させることができる。
また、図4に示すように、グレースケール素材画像42のヒストグラムは、RGBそれぞれに関し同一情報となる。よって、素材画像をグレースケール画像に変換することにより、次に説明する素材画像算出部16の算出処理をRGBのいずれか1つに関してのみ行えばよくなるため計算量を減らすことができる。なお、このグレースケール画像への変換手法については、各RGB値の単純平均又は重み付き平均を取る手法等、様々な手法が既に知られているため、ここでは詳細な説明を省略する。
〈素材画像算出部16〉
素材画像算出部16は、素材画像変換部15により変換されたグレースケール素材画像42に関し、その素材画像に含まれるRGBのうちのいずれか1つの基本色に基づいて所定の統計値を算出する。以下、例として、基本色としてR値が利用される場合について説明する。
素材画像算出部16は、そのグレースケール素材画像42に含まれる全画素のR値のうち、最小R値を抽出する。素材画像算出部16は、その素材画像の全R値からこの最小R値をそれぞれ減算する。言い換えれば、素材画像算出部16は、抽出された最小R値が許容最低濃度値(0(ゼロ))となるようにR値分布を濃度値が下がる方向にずらす。図4の例では、ヒストグラム43がヒストグラム44へ変換される。
素材画像算出部16は、このように変換されたRヒストグラム44に関し、最低濃度値(許容最低濃度値と同一)、最高濃度値、平均濃度値、最低濃度値から平均濃度値までの濃度値と平均濃度値から最高濃度値までの濃度値との割合をそれぞれ算出する。平均濃度
値は、変換されたヒストグラム44における全画素のR値の合計を画素数で割った値である。以降、平均濃度値より小さい方向の割合値を暗濃度値、平均濃度値より大きい方向の割合値を明濃度値と表記する。
図5は、第一実施形態における素材画像の統計値算出の例を示す図である。この場合、素材画像算出部16は、図5の例における全画素のR値(全濃度値)から最小R値として16を抽出する。素材画像算出部16は、全画素のR値からそれぞれ16を減算する。このように変換されたR値分布に基づいて、素材画像算出部16は、最低濃度値(0)、最高濃度値(215)、平均濃度値(93.60)、暗濃度値(0.44、93.60)、明濃度値(0.56、121.40)の各統計値をそれぞれ算出する。以降、これら算出された各統計値は、各RGBの統計値としてそれぞれ処理される。
〈素材画像補正部17〉
素材画像補正部17は、素材画像算出部16で処理されたグレースケール素材画像42に関する各統計値をそれぞれ取得し、その素材画像42が配置されるブロック画像を示す識別情報を取得する。更に、素材画像補正部17は、ブロック画像処理部12から、その素材画像42が配置されるブロック画像のR目標値、G目標値、B目標値をそれぞれ取得する。素材画像補正部17は、素材画像算出部16により算出された素材画像の平均濃度値が対象ブロック画像のR目標値、G目標値及びB目標値となるようにその素材画像42を色補正する。
図6は、第一実施形態における素材画像の色補正処理の例を示す図である。素材画像42の平均濃度値は、上述のように素材画像算出部16により93.60と算出されている。その素材画像42を配置すべきブロック画像のRGBの目標値は、ブロック画像処理部12により、R目標値が165、G目標値が105、B目標値が54と決定されている。
素材画像補正部17は、その素材画像42の全R値を、その平均濃度値(93.60)がブロック画像のR目標値(165)となるように補正する。同様に、素材画像補正部17は、その素材画像42の全G値を、その平均濃度値(93.60)がブロック画像のG目標値(105)となるように補正し、全B値をその平均濃度値(93.60)がブロック画像のB目標値(54)となるように補正する。
ここで、元の素材画像の平均濃度値を目標濃度値に移動した場合に、元の素材画像の最高濃度値が許容最高濃度値を超える場合とそうでない場合がある。素材画像補正部17は、最高濃度値が許容最高濃度値を超えると判断した場合には、平均濃度値を目標濃度値に固定させた状態で最高濃度値が許容最高濃度値となるように、元の素材画像の分布幅を縮小(圧縮)する。図6の例では、素材画像のR値がこのように補正される。
一方、素材画像補正部17は、最高濃度値が許容最高濃度値を超えないと判断した場合には、最低濃度値を許容最低濃度値に固定させた状態で平均濃度値が目標濃度値となるように、元の素材画像の分布幅を圧縮又は伸張する。元の平均濃度値が目標濃度値よりも大きい場合には、分布幅は縮小され、元の平均濃度値が目標濃度値よりも小さい場合には、分布幅は拡大される。図6の例では、素材画像のG値の分布幅は拡大され、B値の分布幅は縮小されている。
このように、素材画像補正部17は、全体のモザイク画像の視認性を上げるために素材画像をブロック画像の色調に近づけつつ、素材画像の視認性を上げるために素材画像の色調を可能な限り保持するよう処理する。以下、素材画像補正部17の具体的な処理例について図7を用いて説明する。図7は、第一実施形態における素材画像の補正処理の具体例を示す図であり、素材画像が図5に示すRGB値を持つ場合の例を示している。
素材画像補正部17は、まず、以下に示すように、RGBそれぞれについて、目標値を暗濃度値(0.44)で割った値が許容最高濃度値(255)を超えるか否かを判断する。
(R値):R目標値(165)/暗濃度値(0.44)=375
(G値):G目標値(105)/暗濃度値(0.44)=238.64
(B値):B目標値(54)/暗濃度値(0.44)=122.73
素材画像補正部17は、算出された値が許容最高濃度値を超えると判断すると、以下の(数式A)を用いて、元の素材画像の各画素の濃度値をそれぞれ補正する。なお、255は許容最高濃度値を示す。
(数式A):(元の濃度値−最低濃度値)×H+I
H=(255−目標値)/明濃度値
I=255−(最高濃度値×H)
一方、素材画像補正部17は、算出された値が許容最高濃度値を超えないと判断すると、以下の(数式B)を用いて、元の素材画像の各画素の濃度値をそれぞれ補正する。
(数式B):(元の濃度値−最低濃度値)×J
J=目標値/暗濃度値
図7の例によれば、素材画像補正部17は、素材画像の全R値を上記(数式A)で補正し、全G値及び全B値をそれぞれ上記(数式B)で補正する。具体的には、R値については、Hが0.74(=(255-165)/121.40)でIが95.90(=255-(215*0.74))となる。G値については、Jが1.12(=105/93.60)となり、B値については、Jが0.58(=54/93.60)となる。このように、素材画像補正部17は、素材画像のRGBそれぞれを
色補正する。
〈モザイク画像生成部18〉
モザイク画像生成部18は、素材画像補正部17により色補正された素材画像を対象画像ファイルのうちその素材画像を配置すべきブロック画像と置き換える。モザイク画像生成部18は、複数の素材画像ファイルをそれぞれブロック画像と置き換えることで最終的にモザイク画像を生成する。なお、ここでは、対象画像ファイルのうちの対象のブロック画像と素材画像とを置き換えることでモザイク画像を生成すると説明しているが、素材画像をその配置すべきブロック位置に配置できさえすれば新たな画像ファイルからこのモザイク画像を生成することも含まれる。
また、モザイク画像生成部18は、全ての素材画像を配置する前の段階においてモザイク画像ファイル8を出力するようにしてもよい。このようにすれば、モザイク画像完成途中のモザイク画像を表示することにより、モザイク画像の生成経過を楽しませることもできる。
〔動作例〕
次に、上述の本発明の第一実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例について図8を用いて説明する。図8は、第一実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。
第一実施形態におけるモザイク画像生成装置には、モザイク画像の元となる対象画像ファイル5及びモザイク画像を形成する複数の素材画像ファイル6が格納されている。
対象画像処理部10は、モザイク画像の元となる対象画像ファイル5を取得し、この対
象画像ファイル5を所定の数の領域(ブロック)に分割する(S801)。この対象画像ファイル5の分割された各領域の画像をそれぞれブロック画像と表記している。
対象画像処理部10は、この分割されたブロック単位でこの対象画像ファイル5のフィルタリング処理を行う(S802)。具体的には、まず、対象画像処理部10は、各ブロック画像についてRGB毎の濃度値(階調値)の平均値(平均R値、平均G値、平均B値)をそれぞれ算出する。対象画像処理部10は、そのブロック画像を構成する全画素のRGB値をそのブロック画像について算出された平均RGB値に設定する。これにより、各ブロック画像の色が各ブロック画像の平均RGB値に均一化される。
続いて、対象画像変換部11は、対象画像処理部10により処理された対象画像に対し、一定の色調を保持しながら許容最高濃度値(濃度値255)及び許容最低濃度値(濃度値0)の周辺濃度(白及び黒に近い色)が使われないように、そのRGB値の単位幅を圧縮(縮小)する(S803)。最良の形態として例えば、対象画像変換部11は、中心濃度値(127.5)を固定した状態で許容最低濃度値0が濃度値32となり許容最高濃度値255が濃度値223となるように、濃度値の単位幅を圧縮する。
このように対象画像を変換することにより、対象画像の目標濃度値に素材画像の平均濃度値を近づけた場合に、素材画像が白又は黒に近づき過ぎ見え難くなるのを防ぐ。
ブロック画像処理部12は、対象画像変換部11により処理された対象画像に基づいて、各ブロック画像のRGBの各濃度値(階調値)を各目標濃度値としてそれぞれ取得する(R目標値、G目標値、B目標値)(S804)。
上述のように対象画像に基づく各ブロック画像がそれぞれ生成されると、次に、対象画像のこれら各ブロックに配置されるべき各素材画像が以下のように随時処理される。
素材画像取得部13は、ハードディスク等に格納されている複数の素材画像ファイル6の中からいずれか1つの素材画像ファイル6を任意に取得する(S805)。素材画像取得部13は、1つの素材画像ファイル6を取得すると共に、その素材画像を配置する対象画像中のブロック位置についての情報も併せて取得する。
素材画像前処理部14は、素材画像取得部13により取得された素材画像ファイル6の位置情報に基づいて、上記対象画像処理部10から素材画像ファイル6が配置されるべきブロック画像に関する情報を取得する。ブロック画像に関する情報には、そのブロック画像を特定するための識別情報、そのブロック画像の大きさ、画素数等が含まれる。素材画像前処理部14は、これら取得された情報に応じて、素材画像ファイル6の大きさ、画素数等を決定する。
素材画像変換部15は、素材画像前処理部14により処理された素材画像ファイルをグレースケール画像に変換する(S806)。これにより、以降、素材画像の各RGB値を操作する場合に、いずれか1つの基本色の濃度値を扱うようにすれば足りる。また、素材画像の各RGB値のばらつきをなくすことができるため、素材画像ファイルに対し素材画像補正部17による色補正が行われた場合に、その素材画像に存在しなかった色が発生するのを防ぐ等、素材画像の視認性を向上させることができる。
素材画像算出部16は、素材画像変換部15により変換されたグレースケール素材画像42に関し、その素材画像に含まれるRGBのうちのいずれか1つの基本色について統計値を算出する。具体的には、まず、素材画像算出部16は、その素材画像に含まれる全画素の有する基本色の濃度値のうち、最小濃度値を抽出し、その素材画像の全画素の各濃度
値からこの最小濃度値をそれぞれ減算する。素材画像算出部16は、このように変換されたいずれか1つの基本色に関し、最低濃度値(許容最低濃度値と同一)、最高濃度値、平均濃度値、最低濃度値から平均濃度値までの濃度値と平均濃度値から最高濃度値までの濃度値との割合(暗濃度値、明濃度値)をそれぞれ算出する(S807)。
素材画像補正部17は、素材画像算出部16により算出された素材画像41に関する各統計値をそれぞれ取得し、更に、その素材画像41が配置されるブロック画像を示す識別情報に基づいてその素材画像41が配置されるブロック画像のR目標値、G目標値、B目標値をそれぞれ取得する。素材画像補正部17は、その素材画像41の各RGB値を素材画像算出部16により算出されたその平均濃度値が対象のブロック画像のR目標値、G目標値及びB目標値となるようにそれぞれ補正する(S808)。
元の素材画像の平均濃度値を目標濃度値に移動した場合に、元の素材画像の最高濃度値が装置が許容する最高濃度値(許容最高濃度値)を超える場合とそうでない場合がある。素材画像補正部17は、最高濃度値が許容最高濃度値を超えると判断した場合には、平均濃度値を目標濃度値に固定させた状態で最高濃度値が許容最高濃度値となるように、元の素材画像の分布幅を縮小(圧縮)する。一方、素材画像補正部17は、最高濃度値が許容最高濃度値を超えないと判断した場合には、最低濃度値を許容最低濃度値に固定させた状態で平均濃度値が目標濃度値となるように、元の素材画像の分布幅を伸縮する。このように、素材画像補正部17は、全体のモザイク画像の視認性を上げるために元の素材画像をそれを配置するブロック画像の色調に近づけつつ、素材画像の視認性を上げるために元の素材画像の色調を可能な限り保持するよう処理する。
モザイク画像生成部18は、素材画像補正部17により色補正された素材画像を対象画像ファイルのうちその素材画像を配置すべきブロック画像と置き換える。モザイク画像生成部18は、複数の素材画像ファイルをそれぞれブロック画像と置き換えることで最終的にモザイク画像を生成する(S809)。
モザイク画像生成部18は、上述のように処理された素材画像が所定のブロック位置に配置されることによりモザイク画像が完成したか否かを判断する(S810)。モザイク画像生成部18は、モザイク画像が完成したと判断すると(S810;YES)、モザイク画像生成処理を終了する。一方、モザイク画像生成部18は、モザイク画像が完成していないと判断すると(S810;NO)、素材画像取得部13に新たな素材画像を取得するように依頼する(S805へ戻る)。
〈第一実施形態における作用及び効果〉
ここで、上述した第一実施形態におけるモザイク画像生成装置の作用及び効果について述べる。
第一実施形態では、素材画像は、対象画像内の配置されるべきブロック画像の色調に合うように色調補正される。
これにより、第一実施形態によれば、素材画像の配置は対象画像の色調によらず任意に決定することができる。
また、第一実施形態では、対象画像に関しては、一定の色調を保持しながら白及び黒に近い色が使われないように変換された状態で、各ブロックのRGBの各目標濃度値がそれぞれ決定される。
これにより、第一実施形態によれば、各ブロックのRGBの各目標濃度値に素材画像を
近付けた場合であっても素材画像が白又は黒に近づき過ぎ見え難くなるのを防ぐことができる。すなわち、モザイク画像を生成する上で、個々の素材画像の視認性を低下するのを防ぐことができる。
また、第一実施形態では、素材画像は、グレースケール画像に変換された後、それが持つ基本色の統計値(平均濃度値、最低濃度値、最高濃度値、暗濃度値及び明濃度値)が算出される。
このようにグレースケール画像に変換することにより、第一実施形態によれば、素材画像の有する基本色の統計値の計算量を減らすことができる。加えて、グレースケール画像に変換することにより、素材画像の各RGB値のばらつきを抑えることができるため、素材画像をブロック画像に近付けるように色調補正した場合であっても元の素材画像に存在しなかった色の発生を防ぐことができる。
また、第一実施形態では、素材画像をブロック画像の色調に近付けるにあたり、元の素材画像の色調が可能な限り保持されるように素材画像のRGB値の単位幅が伸縮される。
これにより、第一実施形態によれば、元の素材画像がそれを配置するブロック画像の色調に近づけられることで全体のモザイク画像の視認性を上げることができ、かつ、元の素材画像の色調が可能な限り保持されるよう処理されるため素材画像の視認性を向上させることができる。
このように第一実施形態におけるモザイク画像生成装置によれば、対象画像に応じた素材画像に関する限定をなくし、対象画像及び素材画像の視認性を向上させることができる。
[第二実施形態]
以下、本発明の第二実施形態としてのモザイク画像生成装置について説明する。上述の第一実施形態におけるモザイク画像生成装置は、素材画像をグレースケール画像に変換した後そのグレースケール素材画像の統計値を算出していた。第二実施形態におけるモザイク画像生成装置は、グレースケール画像に変換することなく素材画像に関する処理を行う。
〔装置構成〕
第二実施形態としてのモザイク画像生成装置の装置構成について図9を用いて説明する。図9は、第二実施形態としてのモザイク画像生成装置の概念的な機能構成を示す機能ブロック図である。第二実施形態の機能構成は、素材画像をグレースケール画像に変換する素材画像変換部15が省かれていることを除いて第一実施形態とは変わるところがない。以下、第一実施形態と機能が変わる機能部についてのみ説明する。
〈素材画像算出部16〉
素材画像算出部16は、素材画像前処理部14により処理された素材画像に関し、その素材画像に含まれる各RGBのヒストグラムについて以下の処理を行う。第一実施形態では、グレースケール素材画像42に対する処理であったため、RGBのいずれか1つの基本色についてのみ処理されればよかったが、第二実施形態では図10に示すように各RGBについてそれぞれ処理される。図10は、第二実施形態における素材画像算出部17による処理概念を示す図である。
素材画像算出部16は、素材画像41に関し、各RGBについての最低濃度値(許容最低濃度値と同一)、最高濃度値、平均濃度値、暗濃度値、明濃度値をそれぞれ算出する。
なお、これら統計値の算出方法については、第一実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
図11は、第二実施形態における素材画像の各RGBについての統計値算出の例を示す図である。図11では、全R値(Rの全濃度値)は第一実施形態と同様の値を例に挙げているため、Rに関し算出される各統計値も第一実施形態と同様である。具体的には、Rに関しては、最低濃度値(0)、最高濃度値(215)、平均濃度値(93.60)、暗濃度値(0.44、93.60)、明濃度値(0.56、121.40)と算出される。Gに関しては、最低濃度値(0)、最高濃度値(228)、平均濃度値(62.75)、暗濃度値(0.28、62.75)、明濃度値(0.72、165.25)と算出される。Bに関しては、最低濃度値(0)、最高濃度値(75)、平均濃度値(29.55)、暗濃度値(0.39、29.55)、明濃度値(0.61、45.45)と算出される。
〈素材画像補正部17〉
第一実施形態における素材画像補正部17は、素材画像算出部16で算出されたいずれか1つの基本色の統計値を各RGBについての統計値として利用することで、当該素材画像の色補正を行っていた。第二実施形態における素材画像補正部17は、素材画像算出部16で算出された各RGBの統計値をそれぞれ用いて、当該素材画像の色補正を行う。具体的には、素材画像補正部17は、素材画像算出部16により算出されたRGBの各平均濃度値がそれぞれ対象ブロック画像のR目標値、G目標値及びB目標値となるようにその素材画像41を色補正する。
図12は、第二実施形態における素材画像の色補正処理の例を示す図である。素材画像41の平均濃度値は、上述のように素材画像算出部16により平均R値が93.60、平均G値が62.75、平均B値が29.55と算出されている。一方、その素材画像41を配置すべきブロック画像のRGBの目標値は、ブロック画像処理部12により、R目標値が165、G目標値が105、B目標値が54と決定されている。
素材画像補正部17は、平均R値(93.60)がブロック画像のR目標値(165)となり、平均G値(62.75)がブロック画像のG目標値(105)となり、平均B値(29.55)がブロック画像のB目標値(54)となるように素材画像41を色補正する。
このとき、素材画像補正部17は、第一実施形態と同様に、元の素材画像の平均濃度値を目標濃度値に移動した場合に、元の素材画像の最高濃度値が許容最高濃度値を超えか否かを、各RGBについてそれぞれ判断する。最高濃度値が許容最高濃度値を超えると判断された場合の処理とそうでない場合の処理とについてはそれぞれ第一実施形態と同様である。
以下、第二実施形態における素材画像補正部17の具体的な処理例について図13を用いて説明する。図13は、第二実施形態における素材画像の補正処理の具体例を示す図であり、素材画像が図11に示すRGB値を持つ場合の例を示している。
素材画像補正部17は、まず、以下に示すように、目標値を暗濃度値で割った値が許容最高濃度値(255)を超えるか否かを各RGBについてそれぞれ判断する。
(R値):R目標値(165)/暗濃度値(0.44)=375
(G値):G目標値(105)/暗濃度値(0.28)=375
(B値):B目標値(54)/暗濃度値(0.39)=138.46
素材画像補正部17は、算出された値が許容最高濃度値を超えると判断すると、第一実
施形態と同様に上記(数式A)を用いて、元の素材画像の各画素の濃度値をそれぞれ補正する。一方、素材画像補正部17は、算出された値が許容最高濃度値を超えないと判断すると、第一実施形態と同様に上記(数式B)を用いて、元の素材画像の各画素の濃度値をそれぞれ補正する。
図13の例によれば、素材画像補正部17は、素材画像の全R値及び全G値をそれぞれ上記(数式A)で補正し、全B値を上記(数式B)で補正する。具体的には、R値については、Hが0.74(=(255-165)/121.40)で、Iが95.90(=255-(215*0.74))となる。G値については、Hが0.91(=(255-105)/165.25)で、Iが47.52(=255-(228*0.91))となり、B値については、Jが1.83(=54/29.55)となる。
〔動作例〕
次に、上述の本発明の第二実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例について図14を用いて説明する。図14は、第二実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。
対象画像に対する処理(S801からS804)は、第一実施形態と同様であるため、ここでは説明を省略する。
第二実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作では、図8に示される第一実施形態における素材画像をグレースケール画像に変換する処理(S806)が省かれている。従って、素材画像取得部13により取得され(S805)、素材画像前処理部14により対象ブロックの情報に応じてリサイズ等された素材画像ファイル6が対象とされ、素材画像算出部16により各RGBについて各統計値(最低濃度値、最高濃度値、平均濃度値、暗濃度値、明濃度値)がそれぞれ算出される(S1401)。
なお、統計値の算出方法は第一実施形態と同様である。すなわち、素材画像41に含まれる全画素のRGB値のうち、各RGBについてそれぞれ最小濃度値が抽出され、その素材画像の全画素の各濃度値からこの最小濃度値がそれぞれ減算される。素材画像算出部16は、このように変換された各RGB値に関し、最低濃度値(許容最低濃度値と同一)、最高濃度値、平均濃度値、最低濃度値から平均濃度値までの濃度値と平均濃度値から最高濃度値までの濃度値との割合(暗濃度値、明濃度値)をそれぞれ算出する。
素材画像補正部17は、素材画像算出部16により算出された素材画像41に関する各RGBの各統計値をそれぞれ取得し、更に、その素材画像41が配置されるブロック画像のR目標値、G目標値、B目標値をそれぞれ取得する。素材画像補正部17は、素材画像算出部16により算出された平均R値、平均G値及び平均B値がそれぞれ対象ブロック画像のR目標値、G目標値及びB目標値となるようにその素材画像41の各RGB値をそれぞれ色補正する(S1402)。このとき、素材画像補正部17は、第一実施形態と同様に、元の素材画像の平均濃度値を目標濃度値に移動した場合に、元の素材画像の最高濃度値が許容最高濃度値を超えか否かを、各RGBについてそれぞれ判断し、その判断結果に応じて第一実施形態と同様の処理を行う。
このように素材画像が処理されると、モザイク画像生成部18によりその素材画像がブロック画像に置き換えられ(S809)、以降、第一実施形態と同様の処理が行われる(S810)。
〈第二実施形態における作用及び効果〉
ここで、上述した第二実施形態におけるモザイク画像生成装置の作用及び効果について述べる。
第二実施形態では、素材画像をグレースケール画像に変換することなく、元の素材画像に関する各RGBについてそれぞれ各統計値が算出される。そして、この各RGBについてそれぞれ算出された各統計値が利用されることにより、元の素材画像が対象のブロック画像の色調に合うように色調補正される。
このように、第二実施形態では、第一実施形態と異なり素材画像をグレースケール画像に変換せず元のRGB値を用いて算出される各統計値に基づいて、素材画像が色調補正される。
よって、第二実施形態によれば、素材画像の各RGB値のばらつきを残しているため、完成されたモザイク画像にとっては第一実施形態と較べてざらつき感を出すことができ、各素材画像に関しては元の画像の色調により近付く素材画像を設けたり、少し突飛な色を生じる素材画像を設けたりと各素材画像に見栄えの幅を持たせることができる。
第一実施形態におけるモザイク画像生成装置の概念的な機能構成を示す機能ブロック図である。 対象画像処理を示す概念図である。 対象画像処理を示す概念図である。 第一実施形態における素材画像変換部15及び素材画像算出部17による処理概念を示す図である。 第一実施形態における素材画像の統計値算出の例を示す図である。 第一実施形態における素材画像の色補正処理の例を示す図である。 第一実施形態における素材画像の補正処理の具体例を示す図である。 第一実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。 第二実施形態としてのモザイク画像生成装置の概念的な機能構成を示す機能ブロック図である。 第二実施形態における素材画像算出部17による処理概念を示す図である。 第二実施形態における素材画像の各RGBについての統計値算出の例を示す図である。 第二実施形態における素材画像の色補正処理の例を示す図である。 第二実施形態における素材画像の補正処理の具体例を示す図である。 第二実施形態におけるモザイク画像生成装置の動作例を示すフローチャートである。 フォトモザイクの例を示す図である。
符号の説明
5 対象画像ファイル
6 素材画像ファイル
8 モザイク画像ファイル
10 対象画像処理部
11 対象画像変換部
12 ブロック画像処理部
13 素材画像取得部
14 素材画像前処理部
15 素材画像変換部
16 素材画像算出部
17 素材画像補正部
18 モザイク画像生成部
505 モザイク画像
511、512、513、514 素材画像

Claims (7)

  1. 複数の素材画像を用いてモザイク画像を生成するモザイク画像生成装置において、
    前記モザイク画像の元となる対象画像を複数ブロックに分割する分割手段と、
    前記分割手段により分割されたブロック内の各基本色の平均濃度値を目標濃度値としてそれぞれ算出する対象画像処理手段と、
    前記複数の素材画像のうちの1つの素材画像を配置すべき配置ブロックを前記複数ブロックの中からそのブロックの画像によらず決定する決定手段と、
    前記素材画像内の各基本色の平均濃度値をそれぞれ算出する算出手段と、
    前記素材画像の各基本色の濃度値分布率をそれぞれ保持しながらその素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ前記配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正する色補正手段と、
    前記色補正手段により色補正された素材画像を前記配置ブロックに配置する配置手段と、
    を備えるモザイク画像生成装置。
  2. 前記各ブロックの画像各基本色がそれぞれ前記対象画像処理手段により算出された各基本色の目標濃度値に設定された色でそれぞれ均一色とした状態で、許容最低濃度値から所定範囲及び許容最高濃度値から所定範囲が利用されないように前記対象画像内の各基本色の濃度値分布率を圧縮し、この圧縮された濃度値分布に応じて各基本色の平均濃度値を目標濃度値として新たに算出する対象画像補正手段を更に備え、
    前記色補正手段は、前記対象画像補正手段により新たに算出された目標濃度値を用いて、前記素材画像を色補正する、
    請求項1に記載のモザイク画像生成装置。
  3. 前記算出手段は、前記素材画像内の各基本色の最高濃度値をそれぞれ更に算出し、
    前記色補正手段は、
    前記素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ前記配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正した場合に、少なくとも1つの基本色において色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値を超えると判断すると、その少なくとも1つの基本色の濃度値分布率を、色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値となりかつ平均濃度値が目標濃度値となるように圧縮する第1濃度変換手段を含む、
    請求項1又は2に記載のモザイク画像生成装置。
  4. 前記算出手段は、前記素材画像内の各基本色の最高濃度値及び最低濃度値をそれぞれ更に算出し、
    前記色補正手段は、
    前記素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ前記配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正した場合に、少なくとも1つの基本色において色補正後の最高濃度値が許容最高濃度値を超えないと判断すると、その少なくとも1つの基本色の濃度値分布率を、色補正後の最低濃度値が許容最低濃度値となり平均濃度値が目標濃度値となるように伸張又は圧縮する第2濃度変換手段を含む、
    請求項1から3のいずれか1項に記載のモザイク画像生成装置。
  5. 前記素材画像をグレースケール画像に変換する素材画像変換手段を更に備え、
    前記算出手段は、前記素材画像変換手段により変換されたグレースケール画像から基本色のいずれか1色の平均濃度値を算出し、
    前記色補正手段は、前記グレースケール画像の濃度値分布率及び前記算出手段により算出された基本色のいずれか1色の平均濃度値を用いて、前記素材画像を色補正する、
    請求項1から4のいずれか1項に記載のモザイク画像生成装置。
  6. 複数の素材画像を用いてモザイク画像を生成するモザイク画像生成方法において、
    前記モザイク画像の元となる対象画像を複数ブロックに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップにより分割されたブロック内の各基本色の平均濃度値を目標濃度値としてそれぞれ算出する対象画像処理ステップと、
    前記複数の素材画像のうちの1つの素材画像を配置すべき配置ブロックを前記複数ブロックの中からそのブロックの画像によらず決定する決定ステップと、
    前記素材画像内の各基本色の平均濃度値をそれぞれ算出する算出ステップと、
    前記素材画像の各基本色の濃度値分布率をそれぞれ保持しながらその素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ前記配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正する色補正ステップと、
    前記色補正ステップにより色補正された素材画像を前記配置ブロックに配置する配置ステップと、
    を実行するモザイク画像生成方法。
  7. コンピュータに複数の素材画像を用いてモザイク画像を生成させるモザイク画像生成プログラムにおいて、
    前記コンピュータに、
    前記モザイク画像の元となる対象画像を複数ブロックに分割する分割ステップと、
    前記分割ステップにより分割されたブロック内の各基本色の平均濃度値を目標濃度値としてそれぞれ算出する対象画像処理ステップと、
    前記複数の素材画像のうちの1つの素材画像を配置すべき配置ブロックを前記複数ブロックの中からそのブロックの画像によらず決定する決定ステップと、
    前記素材画像内の各基本色の平均濃度値をそれぞれ算出する算出ステップと、
    前記素材画像の各基本色の濃度値分布率をそれぞれ保持しながらその素材画像内の各基本色の平均濃度値がそれぞれ前記配置ブロック内の各基本色の目標濃度値となるようにその素材画像を色補正する色補正ステップと、
    前記色補正ステップにより色補正された素材画像を前記配置ブロックに配置する配置ステップと、
    を実行させるモザイク画像生成プログラム。
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