JP4145971B2 - 鋏 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、握り柄と刃身とを有する一対の鋏片を開閉中心部により互いに回動可能に支持した鋏において、握り柄と刃身との間の取付構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
今般、各種塵は、焼却や埋立てまたはリサイクルのため、互いに材質の異なるものに分別して捨てることが求められている。この点は、鋏を使い捨てる場合も同様である。鋏においては、一般に、刃身が金属により成形され、握り柄がプラスチックにより成形されることが多い。しかし、従来の鋏では、刃身と握り柄とを分別し得る構造についてほとんど考慮されていない。
【0003】
本発明は、互いに材質の異なる両刃身と両握り柄とを分別し得る構造を積極的に採用した鋏を提供することを目的にしている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
後記実施形態の図面(図1〜4に示す第一実施形態、図5〜7に示す第二実施形態)の符号を援用して本発明にかかる鋏を説明する。
【0006】
請求項1の発明は、下記のように構成されている。
この鋏においては、握り柄(3)と刃身(4)とを有する一対の鋏片(1,2)にあって、この両鋏片(1,2)の刃身(4)を開閉中心部(5)により互いに回動可能に支持し、この開閉中心部(5)よりも先端側で両刃身(4)に刃部(6)を設けるとともに、この開閉中心部(5)よりも基端側で両刃身(4)に支持部(7)を設け、この両支持部(7)の基端部に握り柄(3)を取着している。前記両握り柄(3)はインサート成形により両刃身(4)の支持部(7)に対しプラスチックにより一体成形されて取着されている。この両握り柄(3)の先端部に設けられた支持凹所(10)に隣接してこの両握り柄(3)の先端部には支持凹所(10)の壁となる折損部(12)が設けられるとともにこの折損部(12)に設けられた挿着孔(11)に両刃身(4)の支持部(7)の基端部が挿着されて、この支持凹所(10)に設けられた係止突起(14)が、この両刃身(4)の支持部(7)の基端部に設けられた係止孔(15)に対し嵌着された状態で、両刃身(4)の支持部(7)の基端部がこの支持凹所(10)で露出するとともにこの挿着孔(11)を通して折損部(12)から突出している。この支持凹所(10)に対しカバー(18)を嵌着してそのカバー(18)により両刃身(4)の支持部(7)を覆い隠すとともに押さえている。このカバー(18)を支持凹所(10)から離脱させた状態で、刃身(4)の支持部(7)と握り柄(3)とを互いに折り曲げて折損部(12)を破損し、前記支持部(7)の係止孔(15)を前記支持凹所(10)の係止突起(14)から抜いて刃身(4)の支持部(7)を握り柄(3)から離脱させることができる。
【0007】
【発明の実施形態】
〔第一実施形態〕
まず、本発明の第一実施形態にかかる鋏を図1〜4を参照して説明する。
【0008】
<鋏の概略>
図1に示す一対の鋏片1,2は握り柄3と刃身4とを有している。この両鋏片1,2の刃身4は開閉中心部5により互いに回動可能に支持されている。この開閉中心部5よりも先端側で両刃身4に刃部6が設けられている。この開閉中心部5よりも基端側で両刃身4に支持部7が設けられている。この両支持部7に握り柄3が取着されている。
【0009】
前記両握り柄3はプラスチックにより成形されている。この両握り柄3と両刃身4の支持部7とは、後記する分離可能構造部Sで互いに連結されている。この分離可能構造部Sでは係止手段8と分離手段9とが一体的に設けられている。なお、図1では分離可能構造部Sが一方の握り柄3のみに図示されているが、他方の握り柄3においても一方の握り柄3の分離可能構造部Sに隣接する面の反対側の面で分離可能構造部Sが同様に構成されている。
【0010】
<図2〜4に示す前記分離可能構造部Sの係止手段8及び分離手段9>
両握り柄3は、いわゆるインサート成形により、両刃身4の支持部7に対し一体的に取着されている。この両握り柄3に支持凹所10が形成され、この支持凹所10で両刃身4の支持部7が露出している。この支持凹所10に隣接して両握り柄3に形成された挿着孔11から両刃身4の支持部7が突出している。この挿着孔11の外周には折損部12が支持凹所10に隣接して形成されている。両刃身4の支持部7は、支持凹所10内に形成された嵌着凹部13に埋め込まれ、支持凹所10の底面に対し面一の状態で露出している。嵌着凹部13内に形成された係止突起14は、両刃身4の支持部7に形成された係止孔15に嵌着されている。嵌着凹部13の外周に形成された係止凸部16は、両刃身4の支持部7に形成された係止凹部17に嵌着されている。支持凹所10にはカバー18が嵌着されて両刃身4の支持部7を覆い隠すようになっている。
【0011】
このように両刃身4の支持部7を両握り柄3に挿着した状態で、両支持部7が両握り柄3の挿着孔11から抜けて離脱するのを規制する係止手段8の係止部としては、前記係止突起14及び係止孔15が該当する。
【0012】
また、両刃身4の支持部7を両握り柄3から離脱させることができる分離手段9の分離部としては、前記折損部12が該当する。
<第一実施形態の特徴>
第一実施形態は下記*の特徴(後記する他の技術的思想以外)を有する。
【0013】
* 刃身4の支持部7と握り柄3とを把持して互いに折り曲げると、折損部12が破損し、カバー18が支持凹所10から離脱した状態で、係止孔15が係止突起14から抜けて支持部7が嵌着凹部13から外れる。そのため、刃身4の支持部7を握り柄3から離脱させて、両鋏片1,2を分解することができる。従って、互いに材質の異なる両刃身4と両握り柄3とを分別し、それらを焼却や埋立てまたはリサイクルのために塵として捨てることができる。
【0014】
〔第二実施形態〕
次に、本発明の第二実施形態にかかる鋏を図5〜7を参照して説明する。なお、この第二実施形態は、第一実施形態と比較して、分離可能構造部Sの構成を異にする。従って、その相違点を中心に以下詳述する。
【0015】
<分離可能構造部Sの係止手段8及び分離手段9>
第一実施形態と比較して、その支持凹所10及びカバー18の形状が異なるだけである。
【0016】
<第二実施形態の特徴>
第一実施形態と同様に、互いに材質の異なる両刃身4と両握り柄3とを分別し、それらを焼却や埋立てまたはリサイクルのために塵として捨てることができる。
【0032】
【発明の効果】
本発明にかかる鋏によれば、分離可能構造部(S)で刃身(4)の支持部(7)を握り柄(3)から離脱させて両鋏片(1,2)を分解することにより、互いに材質の異なる両刃身(4)と両握り柄(3)とを分別し、それらを焼却や埋立てまたはリサイクルのために塵として捨てることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一実施形態にかかる鋏を示す組立平面図である。
【図2】 図1に示す鋏の部分分解斜視図である。
【図3】 図1に示す鋏の部分組立斜視図である。
【図4】 図2の断面図である。
【図5】 第二実施形態にかかる鋏においてその部分分解斜視図である。
【図6】 第二実施形態にかかる鋏においてその部分組立斜視図である。
【図7】 図6の断面図である。
【符号の説明】
1…鋏片、2…鋏片、3…握り柄、4…刃身、5…開閉中心部、6…刃部、7…支持部、8…係止手段、9…分離手段、10…支持凹所、11…挿着孔、12…折損部(分離部)、14…係止突起(係止部)、15…係止孔(係止部)、18…カバー、S…分離可能構造部。

Claims (1)

  1. 握り柄(3)と刃身(4)とを有する一対の鋏片(1,2)にあって、この両鋏片(1,2)の刃身(4)を開閉中心部(5)により互いに回動可能に支持し、この開閉中心部(5)よりも先端側で両刃身(4)に刃部(6)を設けるとともに、この開閉中心部(5)よりも基端側で両刃身(4)に支持部(7)を設け、この両支持部(7)の基端部に握り柄(3)を取着した鋏において、
    前記両握り柄(3)はインサート成形により両刃身(4)の支持部(7)に対しプラスチックにより一体成形されて取着され、この両握り柄(3)の先端部に設けられた支持凹所(10)に隣接してこの両握り柄(3)の先端部には支持凹所(10)の壁となる折損部(12)が設けられるとともにこの折損部(12)に設けられた挿着孔(11)に両刃身(4)の支持部(7)の基端部が挿着されて、この支持凹所(10)に設けられた係止突起(14)が、この両刃身(4)の支持部(7)の基端部に設けられた係止孔(15)に対し嵌着された状態で、両刃身(4)の支持部(7)の基端部がこの支持凹所(10)で露出するとともにこの挿着孔(11)を通して折損部(12)から突出され、この支持凹所(10)に対しカバー(18)を嵌着してそのカバー(18)により両刃身(4)の支持部(7)を覆い隠すとともに押さえ、
    このカバー(18)を支持凹所(10)から離脱させた状態で、刃身(4)の支持部(7)と握り柄(3)とを互いに折り曲げて折損部(12)を破損し、前記支持部(7)の係止孔(15)を前記支持凹所(10)の係止突起(14)から抜いて刃身(4)の支持部(7)を握り柄(3)から離脱させることができる
    ことを特徴とする鋏。
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