JP4196153B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ファウンデーション等の化粧料を携帯するために用いるコンパクト容器、詳しくは容器本体と蓋体とを蝶番により結合し、蝶番軸を合成樹脂製としたコンパクト容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
ファンデーション等の化粧料を携帯するために用いるコンパクト容器は、化粧料を収容する容器本体と、この容器本体の上端開口部を閉鎖する蓋体とから構成され、これらは、軽量で、加工性に優れ、低コストである等の理由から合成樹脂により成形されることが多い。
【0003】
また、通常、容器本体と蓋体とは、取扱い性を高めるために蝶番により結合されるが、この蝶番を構成する蝶番軸には、高い機械的強度を要求されるので、一般には金属製のものが使用されている。
【0004】
ところで、近年、合成樹脂製品は、資源リサイクルのため、廃棄に際し分別回収されることが要求され、かかる要求を満たすために、コンパクト容器においては、金属製の蝶番軸を取り外すことが必要となる。
【0005】
しかし、妄りに蝶番結合が外れないように、また蓋体を容器本体に対して任意の開放姿勢に保持する機能を確保ために、蝶番軸は、軸孔との間に所定の大きさ以上の摩擦抵抗を有するようきつく嵌合していることが多く、このため蝶番軸を軸孔から取り外すことが困難であり、蝶番を破壊する等しないと分別することができなかった。
【0006】
この分別回収の問題を解決するために、特開平11−285411号に開示された従来技術は、蝶番軸を、容器本体および蓋体と同様に、合成樹脂製としたコンパクト容器を提案している(図5〜7参照)。
【0007】
この従来技術は、化粧料が収納される合成樹脂製の容器本体112と、この容器本体112を開閉する合成樹脂製の蓋体114とを備え、この容器本体112と蓋体114の端部にそれぞれ突設した突起部116、118に跨って、この蓋体114の回動軸である蝶番ピン120を挿通し、蝶番ピン120を合成樹脂で成形する一方、この蝶番ピン120が挿通される容器本体112と蓋体114のそれぞれの突起部116、118間に、蝶番ピン120の周りにこれを囲繞して互いに相対回転可能に密接嵌合される環状凹部126および環状凸部128を形成したものである。
【0008】
また、環状凹部126の周りに、その径方向に沿って、環状凸部128を挿入可能な切欠部130を形成している。
【0009】
この従来技術においては、蝶番ピンを容器本体および蓋体と同様に合成樹脂製とすることにより廃棄に際して蝶番ピンを取り外す必要を無くし、また合成樹脂製の蝶番ピンの強度は金属製のものより低いが、蝶番ピンに作用することが考えられる強大な剪断力を、環状凹部と環状凸部とで受け止めて支持することにより、合成樹脂製の蝶番ピンが破損するのを防止しようとしている。
【0010】
また、環状凹部に環状凸部を嵌合する際、環状凸部を切欠部から挿入することによって、両者を容易に嵌合し、環状凸部が環状凹部から離脱することなく、蝶番ピンを中心として円滑に相対回転するようにしている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記した従来技術においては、環状凹部と環状凸部とを嵌合させるために、弾性変形する環状凹部の周縁部の変形が局部変形となり、この局部変形により環状凹部の周縁部が破損する危険性がある、と云う問題があった。
【0012】
環状凹部の周縁部の破損を避けるために、変形性の高い柔軟な合成樹脂を用いることも考えられるが、環状凹部を形成した突起部、すなわち容器本体に柔軟な合成樹脂を用いると、容器の質感が低級なものとなり商品価値が減じると共に、蝶番結合状態の安定性が低下し、このため蓋体の開閉回動動作が不良となる、と云う問題があった。
【0013】
また、従来技術のように突起部の下側に切欠部を形成すると、コンパクト容器を携帯する際の蓋体を閉鎖した状態において、切欠部が下側に向かって開放した形態になるので、蓋体の後端部に押し上げ方向に不測の外力が加えられた場合、この外力を環状凸部と環状凸部とで受け止めることができず、この外力が蝶番ピンに、せん断力として直接作用し、これにより蝶番ピンが破損してしまう恐れがある、と云う問題があった。
【0014】
そこで、本発明は上記の問題に鑑みなされたもので、コンパクト容器の取扱い時、特には蓋体が開放限に達した時に、てこ作用により強大なせん断力として作用する外力から、蝶番軸を保護することを技術的課題とし、もって無理のない簡単な組付けを得ると共に、蓋体が開閉いずれの状態においても、蝶番軸の破損を確実に防止することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の手段は、
化粧料を収容する合成樹脂製の容器本体の後端部に突設され、第一軸孔を穿設した第一蝶番片と、容器本体を開閉する合成樹脂製の蓋体の後端部に突設され、第二軸孔を穿設した第二蝶番片と、第一軸孔と第二軸孔とを挿通する合成樹脂製の蝶番軸とから成る蝶番構造を有するコンパクト容器であること、
第一蝶番片の第二蝶番片に当接する端面に、第一軸孔の中心軸を中心軸とする短円筒状の嵌合凸部を凸設すること、
第二蝶番片の第一蝶番片に当接する端面に、蓋体の前端側に嵌合凸部の直径と略等しい幅で開放し、第二軸孔の中心と曲率中心が一致し、かつ曲率半径が嵌合凸部と等しい湾曲部を有するU字状の嵌合凹部を凹設し、嵌合凸部周面を嵌合凹部U字状曲面に当接するまで嵌入させて組み付けること、
にある。
【0016】
本発明のコンパクト容器は、容器本体の後端部に突設した第一蝶番片と、蓋体の後端部に突設した第二蝶番片と、両蝶番片に穿設された軸孔を挿通する蝶番軸とから成る蝶番構造により、容器本体と蓋体とが回動自在に結合される。
【0017】
容器本体、蓋体と同様に蝶番軸も合成樹脂製であるため、使用後の廃棄に際して蝶番軸を取り外す必要がない。
【0018】
容器本体と蓋体との組付けは、嵌合凹部に嵌合凸部を無理なく嵌め込む態様で、両蝶番片を組合わせ、次いで両軸孔に蝶番軸を打ち込むことにより達成されるのであるから、蝶番片に強制的な変形が加わることがなく、蝶番片に破損を生じさせることがない。
【0019】
蓋体が、第二蝶番片の後面が容器本体の後端面に突き当たる開放限まで回動した状態では、嵌合凹部は、その開放端を後方に向けた姿勢となっているので、嵌合凸部は、その後側以外の周面部分の全部を、嵌合凹部の周面に対向させることになる。
【0020】
それゆえ、開放限において、第二蝶番片の後面が容器本体の後端面に突き当たって、この突き当たり点を支点とし、蓋体の一部を力点としたてこ作用により、蝶番軸に強大なせん断方向の外力が作用しようとしても、この外力は、蝶番軸に対して前側から作用するので、その全てが、嵌合凹部周面にその周面を当接させている嵌合凸部により受け止められるので、蝶番軸には、この外力がせん断力として作用することがなく、それゆえせん断破壊することはない。
【0021】
また、蓋体の閉状態では、嵌合凹部は、その開放端を前方に向けた姿勢となっているので、嵌合凸部は、その前方側以外の周面部分の全部を、嵌合凹部の周面に対向させることになる。
【0022】
それゆえ、嵌合凹部の嵌合凸部に対する嵌り込みにより、蓋体を容器本体に対して、後方以外の方向に変位させようとする外力の全てを、嵌合凸部が受け止めることになり、これにより蝶番軸には、この外力がせん断力として作用することがなく、また蓋体を容器本体に対して後方に変位させようとする力は、蓋体の閉姿勢を保持する係止機能部、および閉鎖状態を維持する機能部により受け止められるので、蝶番軸にせん断力として作用することはない。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を、図1〜4に基づいて説明する。
コンパクト容器1は、化粧料を収容する有底皿状の容器本体2と、この容器本体2の上面開口部を閉鎖する板状の蓋体3とから構成され、いずれも合成樹脂により成形されている。
【0024】
なお、図示の形態は、脱着可能な詰替用の中皿16により化粧料を収容するものとしているが、図示の形態に限定されることなく、容器本体2に直接化粧料を収容したり、化粧料と共に化粧具を収容する等、商品に応じて適宜の使用形態とすることができる。
【0025】
容器本体2は、前端中央に切欠き凹部11を形成し、切欠き凹部11の左右両側面に、相対峙するようにして突部(図示せず)を突設し、これら両突部には合成樹脂製で横断面コ字状の開蓋用押ボタン12が回動自在に支受され、この開蓋用押ボタン12の内面に係合用突部13を突設している。
【0026】
また、容器本体2は、後端左右端部に第一蝶番片4を一つずつ突設し、この各第一蝶番片4に、左右方向に貫通する第一軸孔5をそれぞれ穿設し、両第一蝶番片4の相対峙する内端面に、図2に示すように、各第一軸孔5が中心を貫通する短円筒状の嵌合凸部9をそれぞれ凸設している。
【0027】
蓋体3は、下面の前端部中央から、閉蓋姿勢で、開蓋用押ボタン12のコ字状の内側に嵌合し、係合用突部13と係合する係合用突片14を垂下設しており、また後端部中央に、容器本体2に組み付いた姿勢で、両第一蝶番片4に挟まれて当接する第二蝶番片6を垂下設し、この第二蝶番片6の両端面に、容器本体2に組付いた姿勢で各第一軸孔5と連なる第二軸孔7をそれぞれ穿設している。
【0028】
また、この第二蝶番片6の両端面には、図3に示すように、蓋体3の前端側に嵌合凸部9の直径と略等しい幅で開放し、第二軸孔7の中心と曲率中心が一致し、かつ曲率半径が嵌合凸部9と等しい湾曲部を有するU字状の嵌合凹部10をそれぞれ凹設している。
【0029】
そして、蓋体3の下面には、使用者が化粧具合を確認するのに用いる鏡15が接着、嵌着等の適宜の手段により脱着可能に取り付けられている。
【0030】
左右一連の第一軸孔5と第二軸孔7とには、合成樹脂製の強靭な蝶番軸8がそれぞれ挿通されるが、この蝶番軸8は、第一軸孔5および第二軸孔7の孔径よりも若干大径に形成されている。
【0031】
容器本体2と蓋体3とを組み付けるには、まず、左右の嵌合凸部9と左右の嵌合凹部10の開放端とを対向させ、嵌合凸部9の周面が嵌合凹部10のU字状の曲面に当接するまで、嵌合凸部9を嵌合凹部10内に挿入状に嵌入させ、これにより第一軸孔5と第二軸孔7とを一致させる。
【0032】
このように、嵌合凸部9の嵌合凹部10内への嵌入組付けは、無理のない挿入操作により達成されるので、嵌合凹部10の開放端部分が強制的に拡幅変形させられることがなく、組み付け時に、第二蝶番片6の嵌合凹部10の開放端部分に破損を生じることがない。
【0033】
次いで、容器本体2の後端部側面に露出している左右の第一軸孔5から第二軸孔7にかけて蝶番軸8を圧入するが、圧入された蝶番軸8は、第一軸孔5および第二軸孔7との間に、所望する大きさの摩擦抵抗を有するようにきつく嵌合し、蓋体3を容器本体2に対してフリーストップ可能に蝶番結合する。
【0034】
化粧に際して、開閉用押ボタン12を押圧し、係合用突部13が外側に移動するように回動させ、係合用突部13と係合用突片14との係合を解除し、引き続き蓋体3を開放方向に起こしてコンパクト容器1を開放する。
【0035】
化粧終了後、蓋体3を閉鎖方向に倒して、係合用突片14を開閉用押ボタン12の内側に嵌合し、係合用突部13と係合用突片14とを係合させてコンパクト容器1を閉鎖する。なお、蓋体3の閉止機構は、図1に示す実施形態に限定されることなく、適宜の形態を採ることができる。
【0036】
コンパクト容器1を開放する際に、図4に示すように、蓋体3の第二蝶番片6の後面が容器本体2の後面に突き当たると、突き当たった箇所を支点とし、開放力を作用させた蓋体3部分を力点としたてこ作用により、強大な外力がせん断力として作用点となる蝶番軸8に作用しようとするが、この外力は、嵌合凹部10の周面を介して嵌合凸部9に作用し、この嵌合凸部9で受け止められるので、蝶番軸8に作用することができず、これにより蝶番軸8は破損することがない。
【0037】
また、蓋体3を閉鎖した状態において、嵌合凹部10の開放端は蓋体3の前端側、すなわち内側に向き、嵌合凸部9は外方に対して完全に包み込まれる形態となるので、コンパクト容器1携帯時に、蓋体3の後端部に押し上げ方向に不測の外力が加えられても、嵌合凹部10は嵌合凸部9から抜け出すことなく外力を確実に受け止め、蝶番軸8にせん断力が作用することがない。
【0038】
コンパクト容器1使用後の廃棄に際して、蝶番軸8は、容器本体2および蓋体3と同様に合成樹脂により成形されているので、取り外すことなく容器本体2および蓋体3と一括に廃棄することができ、鏡15等の備品を取り外すだけで、分別回収に容易に対応することができる。
【0039】
なお、上記の実施形態においては、第一蝶番片4を左右に各一つ、第二蝶番片6をその間に一つ配置し、第一蝶番片4に嵌合凸部9を凸設し、第二蝶番片6に嵌合凹部10を凹設しているが、これらの一方、あるいは両方を逆にして第一蝶番片4を内側に一つ、第二蝶番片6を左右に各一つ配置したり、第一蝶番片4に嵌合凹部10を凹設し、第二蝶番片6に嵌合凸部9を凸設したりする形態としても良い。
【0040】
また、容器本体2、蓋体3に使用する合成樹脂としては、化粧料を収容する容器に相応しい高級な質感を醸し出すことができるものが好ましく、ポリプロピレンのような硬質の合成樹脂が好適であり、蝶番軸8に使用する合成樹脂としては、軸材として強度が高いものが必要であり、ナイロンのような高い強靭さを発揮する合成樹脂が好適である。
【0041】
【発明の効果】
本発明は、上記した構成となっているので、以下に示す効果を奏する。
コンパクト容器の閉姿勢状態、および蓋体が開放限位置に突き当たった状態において、容器本体と蓋体との間に作用する相対変位力を、嵌合凹部と嵌合凸部との突き当たりにより受け止めて、蝶番軸に作用するのを阻止するので、合成樹脂製蝶番軸の妄りな破損発生を、確実に防止することができる。
【0042】
嵌合凹部と嵌合凸部との組付けは、スライドしながらの単純な嵌め合せにより達成され、強引な乗り越えがないので、嵌合凹部および嵌合凸部を設けた蝶番片の一部に局部的な変形を要することがなく、これにより蝶番片に不正変形とか局部破損を生じる恐れがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す、全体分解斜視図。
【図2】図1に示した実施形態の、閉状態での蝶番周辺の平断面図。
【図3】図1に示した実施形態の、蓋体を閉じた状態での蝶番周辺の縦断面図。
【図4】図1に示した実施形態の、開放限位置での蝶番周辺の縦断面図。
【図5】従来技術の一実施形態を示す縦断側面図。
【図6】図5中A−A線断面図および該断面図中B部を拡大して示す断面図。
【図7】図5のヒンジ部分の要部を拡大して示す分解斜視図。
【符号の説明】
1 ; コンパクト容器
2 ; 容器本体
3 ; 蓋体
4 ; 第一蝶番片
5 ; 第一軸孔
6 ; 第二蝶番片
7 ; 第二軸孔
8 ; 蝶番軸
9 ; 嵌合凸部
10 ; 嵌合凹部
11 ; 切欠き凹部
12 ; 開蓋用押ボタン
13 ; 係合用突部
14 ; 係合用突片
15 ; 鏡
16 ; 中皿
110 ; 化粧料容器
112 ; 容器本体
114 ; 蓋体
116 ; 第一突起部
116a; ピン穴
118 ; 第二突起部
118a; ピン穴
120 ; 蝶番ピン
122 ; ヒンジ
126 ; 環状凹部
128 ; 環状凸部
130 ; 切欠部

Claims (1)

  1. 化粧料を収容する合成樹脂製の容器本体(2)の後端部に突設され、第一軸孔(5)を穿設した第一蝶番片(4)と、前記容器本体(2)を開閉する合成樹脂製の蓋体(3)の後端部に突設され、第二軸孔(7)を穿設した第二蝶番片(6)と、前記第一軸孔(5)と第二軸孔(7)とを挿通する合成樹脂製の蝶番軸(8)とから成る蝶番構造を有するコンパクト容器(1)において、前記第一蝶番片(4)の第二蝶番片(6)に当接する端面に、前記第一軸孔(5)の中心軸を中心軸とする短円筒状の嵌合凸部(9)を凸設し、前記第二蝶番片(6)の第一蝶番片(4)に当接する端面に、前記蓋体(3)の前端側に前記嵌合凸部(9)の直径と略等しい幅で開放し、前記第二軸孔(7)の中心と曲率中心が一致し、かつ曲率半径が前記嵌合凸部(9)と等しい湾曲部を有するU字状の嵌合凹部(10)を凹設し、前記嵌合凸部(9)の周面を前記嵌合凹部(10)のU字状曲面に当接するまで嵌入させて組み付けたコンパクト容器。
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