JP4145813B2 - データ共有通信方法 - Google Patents

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Description

本発明は、企業や官公庁などの組織内での種々の業務において、無線通信を行う複数の携帯型の端末装置に格納するデータの共通性を確保することを目的としたデータ共有通信方法に関するものである。
企業や官公庁などの組織の中では、携帯型のパソコンやPDA(Personal Data Assistant)に代表される端末装置を複数使用し、個々の端末装置が無線ネットワークを経由してほかの端末装置からデータをコピーし、使用するケースは多く見られる。こうしたケースでは、端末装置の利用者が知らない間に、コピーしたデータが更新されて公開され、このため端末装置のデータが古いものとなっていることがある。こうした状態を解消するためには、端末装置のデータを新しいものに入れ替える必要がある。データを最新の状態に更新するためには、新しいデータを送信する送信端末と、これを受信してデータを更新する受信端末との間でデータの送受信を行うが、従来の技術では送信端末はデータのバージョンに関する情報を含むデータ情報と、データとを送信する必要があった。また、受信端末はデータ情報と、データとを受信する必要があった。このため、例えば送信端末が送信したデータが受信端末のデータと同じであった場合などには、送信したデータは不要であるために送信端末のデータ送信に必要な電力と、受信端末のデータ受信に必要な電力とが無駄に使われ、かつ、送信端末と、受信端末との通信リソースが不必要に占有されることとなっていた。携帯型の端末装置では電力や通信リソースは極力節約する必要があり、問題となっていた。
なお、従来のデータ共有通信方法として、特許文献1に記載されるものが知られている。
特開2000−299698号公報
本発明は上記の事情を考慮してなされたもので、その目的は、電力や通信リソースの不必要な使用を抑止してデータの共通性を確保することができる複数端末装置間でのデータ共有通信方法を提供することにある。
この発明は前述の課題を解決するためになされたもので、請求項1の発明は、第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信方法において、前記第1の端末装置は他の不特定の前記端末装置に対してデータ共有ネットワークへの参加要求を送信し、前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ共有ネットワークへの参加要求を受信し、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することを報知し、また、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置から前記データ共有ネットワークへの参加の報知を受け、前記第2の端末装置から電波信号の送受信可能な範囲であるサブネットワーク内にある他の端末装置を認識し、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、自身が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータと、を送信し、前記第1の端末装置は前記サブネットワークの情報と、前記インデックスデータとを前記第2の端末装置から受信し、前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを前記データ共有ネットワークに参加する端末装置に送信し、前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ情報リストを受信し、自身が希望するデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を生成して前記第1の端末装置へ送信し、前記第1の端末装置は前記第2の端末装置から前記受信希望コンテンツ信号を受信し、各端末装置から受信したサブネットワークの情報と、受信希望コンテンツ信号とに基づいてデータ交換のスケジュールを生成し、前記スケジュールを送信し、前記第2の端末装置は前記スケジュールを受信し、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行うことを特徴とするデータ共有通信方法である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置は、サブネットワーク内でのデータ交換のみが必要なサブネットワークがある場合には、前記サブネットワークでのデータ交換を他のサブネットワークのデータ交換と並列して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とするものである。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2に記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置はサブネットワークをまたがるデータ交換を、前記サブネットワークの間で共通の端末装置を介して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とするものである。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置はサブネットワークをまたがるデータ交換を前記第1の端末装置を介して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とするものである。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第2の端末装置は、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することの報知を開始するまでの間、送受信機能を停止することを特徴とするものである。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置は前記データ共有ネットワークへの参加要求を複数回送信することを特徴とするものである。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、前記インデックスデータとを送信する際に、他の端末装置とは異なるタイミングでデータを送信することを特徴とするものである。
請求項8に記載の発明は、請求項1〜7のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第2の端末装置は、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う際に、自身がデータ交換を行わない間は送受信機能を停止することを特徴とするものである。
請求項9に記載の発明は、請求項1〜8のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置は、前記データ共有ネットワークへの参加要求を送信する前に他の端末装置が電波の送信を行っているか否かをチェックし、他の端末装置からデータ共有ネットワークへの参加要求を受信した場合には、前記データ共有ネットワークに参加し、他の端末装置からデータ共有ネットワークへの参加要求以外の信号を受信した場合には、他の端末装置が電波の送信を行っているか否かのチェックを再度行うことを特徴とするものである。
請求項10に記載の発明は、請求項1〜9のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置は、前記データ共有ネットワークへの参加要求を送信する前に他の端末装置が電波の送信を行っているか否かをチェックし、所定の時間、他の端末装置からのデータ共有ネットワークへの参加要求以外の信号を検知した場合には、送受信機能を所定の時間、停止することを特徴とするものである。
請求項11に記載の発明は、請求項1〜10のいずれかに記載のデータ共有通信方法であって、前記第1の端末装置は、自身が希望するデータが他の端末装置の格納するデータ中に存在せず、かつ、各端末装置がサブネットワークをまたがるデータ交換を必要としない場合には、各サブネットワーク内でのデータ交換を実行させ、さらに必要がある場合にのみ前記第1の端末装置から他の端末装置へのデータ送信を行うための前記スケジュールを生成することを特徴とするものである。
請求項12に記載の発明は、第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信システムにおいて、前記第1の端末装置のコンピュータに、他の不特定の前記端末装置に対してデータ共有ネットワークへの参加要求を送信する処理と、前記第2の端末装置から電波の送受信可能な範囲であるサブネットワークの情報と、前記第2の端末装置が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータとを受信し、前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを前記データ共有ネットワークに参加する端末装置に送信する処理と、前記第2の端末装置から前記第2の端末装置が必要なデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を受信し、各端末装置から受信したサブネットワークの情報および受信希望コンテンツ信号に基づいてデータの交換を行うスケジュールを生成し、前記スケジュールを送信する処理と、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う処理と、を実行させるためのプログラムである。
請求項13に記載の発明は、第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信システムにおいて、前記第2の端末装置のコンピュータに、前記第1の端末装置が送信したデータ共有ネットワークへの参加要求を受信し、自身の周辺の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することを報知し、また、周辺の端末装置からの前記データ共有ネットワークへの参加の報知を受けて前記第2の端末装置から電波の送受信可能な範囲であるサブネットワーク内にある他の端末装置を認識し、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、自身が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータとを送信する処理と、前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを受信し、自身が必要なデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を生成して前記第1の端末装置へ送信する処理と、前記第2の端末装置は前記第1の端末装置からデータの交換を行うスケジュールを受信し、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う処理と、を実行させるためのプログラムである。
請求項1と、請求項12と、請求項13の発明によれば、端末装置は相互にデータを交換して共通性を確保し、また、端末装置は必要なデータのみを選んで送受信するため、送受信するデータの量を減らすことができ、これにより端末装置の使用する通信リソースの使用量を抑えることができる効果がある。また、本発明においては複数の端末装置を対象にしてデータの交換を行うため、多くのデータを新しいものに更新できる可能性が高まり、端末装置が古いデータを使用することを回避できる効果がある。
請求項2の発明によれば、データ交換がサブネットワーク間で並列実行されるため、全体として処理時間が短くなる効果が得られる。
請求項3と、請求項4と、請求項10の発明によれば、各端末装置は直接電波の届かない場所にあるほかの端末装置ともデータ更新が可能なため、新しいデータを得ることができる可能性が一層高まる効果がある。
請求項5と、請求項8の発明によれば、端末装置の電力消費を抑えることができる効果が得られる。
請求項6の発明によれば、データ交換を行う端末装置をより確実に検知できるため、端末装置は新しいデータを得ることができる可能性が高まる効果がある。
請求項7の発明によれば、電波送信の競合を避けるため、インデックスデータの送受信をより確実に行い、データ交換をより確実に開始できる効果がある。
請求項9の発明によれば、他の端末装置によるデータの送受信を妨害することなく、かつ、データ交換処理をより確実に開始できる効果がある。
請求項11の発明によれば、データ交換がサブネットワーク間で並列実行されるため、全体として処理時間が短くなり、また、第1の端末装置の通信リソースの使用を抑止できる効果が得られる。
最初に、本実施の形態の基本的な考え方を説明する。本実施の形態においては、図1のように複数の端末装置A〜Gが互いに無線通信によってデータの送受信を行う。これらの端末装置は図2に示される処理の流れに沿ってデータ交換を行うためのネットワークであるデータ共有ネットワークを構築してデータの交換を行い、各々が最新のデータを得る。
いま、端末装置A(図1)は電波の状態をチェックし、データ共有ネットワークに参加する他の端末装置を募集するための電波信号であるデータ共有ネットワークポーリング信号を送信する(図2のステップS201)。
次に、データ共有ネットワークポーリング信号を受信し、データ共有ネットワークに参加を希望する各々の端末装置は、電波の届く範囲に存在する他の端末装置の検知を試み、図1のサブネットワークG1〜G4のように小規模なネットワークであるサブネットワークを形成する(図2のステップS202)。こうして、端末装置Aを中心に、複数のサブネットワークからなるデータ共有ネットワークが出来上がり(図2のステップS203)各々の端末装置が希望するデータの情報を交換し合い(図2のステップS204)、端末装置Aはデータ交換のスケジュールを決定して各端末装置へ送信し(図2のステップS205)、各々の端末装置は端末装置Aからスケジュールを受信し、これに従って実際のデータ交換を行う(図2のステップS206)。
以下、図面を参照し、この発明の実施の形態を説明する。
図3は図1の端末装置A〜Gの構成を表すブロック図である。中央処理部101は端末装置を制御する制御部であり、詳細は以後に記述する。
無線部103は、無線電波の送受信機能であり、ほかの端末装置から無線電波を受信し、受信した無線電波を無線データ信号へ変換し、無線信号処理部102へ出力する。また、無線部103は無線信号処理部102が出力した信号を入力し、この信号を無線電波に変換して他の端末装置へ送信する。さらに、無線部103はパワーダウン信号を無線信号処理部102から入力すると、無線電波の送受信処理を停止することによって無線部103の消費電力を低減させる。
無線信号処理部102は無線部103の状態管理を行う通信制御機能である。無線信号処理部102は中央処理部101から入力したデータを無線部103が処理可能な無線データ信号へ変換し、無線部103へ出力する。また、無線信号処理部102は無線部103から入力した無線データ信号を中央処理部101が処理可能なデータに変換し、中央処理部101へ出力する。また、無線信号処理部102は記憶部105からのデータの読み出しと、データの書き込みも行う。さらに、消費電力の抑制のために無線部103へパワーダウン信号を出力する。
記憶部104は、端末装置のユーザのデータを格納する記憶領域であり、操作部106はユーザからの要求を入力するキーボードであり、表示部107はユーザへデータなどを表示するディスプレイである。記憶部105は端末装置の識別情報を格納する。また、記憶部105は予め、端末装置が記憶部104に格納しているデータおよびデータのバージョンの一覧情報であるインデックスデータを格納する。このインデックスデータは中央処理部101によって記憶部104のデータの更新に合わせて更新される。
次に、図を参照して本実施形態におけるデータ共有通信方法の動作について説明する。図1は本実施の形態における端末装置の位置関係の例を示している。以降では、図1における端末装置がデータ共有ネットワークに参加するほかの端末装置の募集を行う処理であるデータ共有ネットワークポーリング信号送信処理と、他の端末装置がこれに応募するデータ共有ネットワークポーリング信号受信処理と、交換対象のデータと、交換順序とを決定する処理である交換データ決定処理とについて説明する。
<データ共有ネットワークポーリング信号送信処理>
図5は通信の開始処理の流れを示している。また、図4はこの処理の流れを時間の流れに沿って示している。いま、端末装置Aがデータ共有ネットワークに参加するほかの端末装置の募集を行おうとしている。まず、端末装置Aの中央処理部101は電波の送受信を行っている他の端末の有無をチェックするため、無線信号処理部102へ他の端末装置が送信している電波のチェックを要求する。
無線信号処理部102は中央処理部101からの要求を受けて、電波の送受信を行っている他の端末の有無のチェックを継続する時間であるTcsを記憶部105から読み出し、他の端末装置が送信している電波の受信要求を無線部103に出力すると同時に時間Tcsの計測を開始する(図5のステップS501)。無線部103は無線信号処理部102からこの要求を入力し、電波の受信を行う。無線部103は無線信号処理部102へ受信結果を出力する、無線信号処理部102は電波の送信を行っているほかの端末装置を検知するか(図5のステップS502が“No”)、あるいは他の端末装置からの電波の送信を検知せずに時間Tcsが経過するまで(図5のステップS502が“Yes”、かつ、図5のステップS503が“Yes”)繰り返して無線部103に電波の受信を要求する(図4のステップS401)。
次に、無線信号処理部102は、時間Tcsが経過する間に他の端末装置からの電波信号を検知しなかった場合には(図5のステップS502が“Yes”、かつ、図5のステップS503が“Yes”)、中央処理部101へ“受信なし”を通知する。中央処理部101は無線信号処理部102から“受信なし”を入力し、データ共有ネットワークに参加する他の端末装置を募集するための電波信号であるデータ共有ネットワークポーリング信号の送信を行うことができると判断する。そして、中央処理部101はデータ共有ネットワークに参加する他の端末装置の募集を、無線信号処理部102へ要求する。
次に、無線信号処理部102は中央処理部101からの要求を受け付け、データ共有ネットワークに参加する他の端末装置の募集を継続する時間であるTp1を記憶部105から読み出して時間Tp1の計測を開始し、また、データ共有ネットワークポーリング信号を生成し、無線部103に不特定の端末装置を対象にこの信号を送信させる。無線信号処理部102はこの信号の送信要求を無線部103に時間Tp1の間、繰り返し出力する(図5のステップS504〜S506、図4のステップS402)。
このネットワークポーリング信号には、(1)端末装置A自身の識別情報と、(2)ネットワークポーリング信号を受信した端末装置同士が周辺の通信可能な端末装置を検知するための時間の情報であるサブネットワーク端末検知スロット時間帯情報と、(3)データ共有ネットワークに参加を希望する端末装置が端末装置Aへデータ共有ネットワークへの参加を通知するタイミングであるサブネットワーク登録スロット時間帯情報と、(4)端末装置Aがデータ共有ネットワークに参加する各端末へデータ共有ネットワークに参加する端末装置が保有するデータの一覧を送信するタイミングであるネットワーク構築宣言スロット時間帯情報が含まれている。
また、無線部103が時間Tcsの間に他の端末装置が送信した電波を受信した場合には(図5のステップS502が“No”)、無線部103は“受信あり”を無線信号処理部102へ出力する。無線信号処理部102は無線部103から“受信あり”を入力し、他の端末装置が電波信号の送受信を行っていることを検知する。無線信号処理部102は中央処理部101へ“他端末送信中”を出力する。
次に、中央処理部101は無線信号処理部102から“他端末送信中”を受けて、他の端末装置がデータ交換相手の端末装置の募集を行っている可能性があると判断し、他の端末装置がデータ交換相手の端末装置の募集を行っているか否かのチェックを無線信号処理部102に要求する。
無線信号処理部102は中央処理部101からの要求を受け、無線部103に他の端末装置からの電波の受信を要求する。無線部103は電波の受信を行い、受信結果を無線信号処理部102へ出力する。無線信号処理部102は無線部103から受信結果を入力し、データ共有ネットワークポーリング信号がこの受信結果に含まれているか否かをチェックする(図5のステップS507)。
無線信号処理部102は、データ共有ネットワークポーリング信号がこの受信結果に含まれている場合には(図5のステップS507が“Yes”)、このデータ交換相手の端末装置の募集に応募して他の端末装置とデータの交換を行うことを決める。このケースの以降の処理については、データ共有ネットワークポーリング信号受信処理(図6)において説明する。
また、無線信号処理部102が無線部103からの受信結果中にデータ共有ネットワークポーリング信号が含まれていないことを検知した場合には(図5のステップS507が“No”)、無線信号処理部102は他の端末装置がデータの送受信を行っている最中であると判断し、しばらく時間がたった後でデータ交換相手の端末装置の募集を行うほうが良いと判断する。そこで、無線信号処理部102はデータ交換相手の端末装置の募集を再開するまでの時間であるTpd1を記憶部105から読み出してその時間Tpd1の計測を開始する。また、無線信号処理部102は、この時間Tpd1の間は無線部103の消費電力を抑えるためにパワーダウン信号を生成して無線部103に出力する。無線部103は無線信号処理部102からパワーダウン信号を入力して電力の消費を停止する(図5のステップS508〜S510)。
次に、無線信号処理部102は時間Tpd1の経過後に無線部103への電力供給を再開し、データ交換相手の端末装置の募集を行う(図5のステップS501へ戻る)。
<データ共有ネットワークポーリング信号受信処理>
図6はデータ共有ネットワークポーリング信号受信処理の流れを表している。この処理は図5で説明したデータ共有ネットワークポーリング信号送信処理に対応するもので、端末装置が先ほどの処理で端末装置Aが送信したデータ共有ネットワークポーリング信号を受信し、データ交換相手の端末装置の募集に対して応募を行う処理である。また、図4と、図10とはこの処理の流れを時間の流れに沿って示している。
いま、端末装置Bは他の端末装置が送信したデータ共有ネットワークポーリング信号を受信しようとしている。端末装置Bの中央処理部101は他の端末装置からのデータ交換相手の端末装置の募集への応募を無線信号処理部102へ要求する。無線信号処理部102は中央処理部101からの要求を受け、所定の時間間隔で繰り返して無線部103へ他の端末装置からの電波を受信させ(図4のステップS403b)、無線部103が他の端末装置からの電波を受信した場合には受信した電波がデータ共有ネットワークポーリング信号であるか否かをチェックする(図6のステップS601、S602)。
次に、無線信号処理部102はデータ共有ネットワークポーリング信号を検知すると、この信号の内容を記憶部105へ書き込む。そして、受信したデータ共有ネットワークポーリング信号中のサブネットワーク端末検知スロット時間帯情報から周辺のほかの端末装置の検知を開始するタイミングを得て、このタイミングまでは待機することとし、また、この間は無線部103の消費電力を抑えるためにパワーダウン信号を生成して無線部103に出力する。無線部103は無線信号処理部102からパワーダウン信号を入力して電力の消費を停止する(図6のステップS605、図4のステップS404)。
次に、無線信号処理部102はサブネットワーク端末検知スロット時間帯情報からネットワークポーリング信号を受信した端末装置同士が周辺の通信可能な端末装置の検知を開始する時間であるTpd2を得て、時間Tpd2の経過後に(図6のステップS604〜S606)、自身周辺に存在し、同じ様にデータ共有ネットワークに参加する端末装置の検知を試みる。無線信号処理部102は無線部103への電力供給を再開し、端末装置Bがデータ共有ネットワークに参加することを他の周辺の端末装置に報知するためにサブネットポーリング信号を無線部103を経由して送信する(図10のステップS901)。また、無線信号処理部102は端末装置B以外のデータ共有ネットワークに参加する端末装置からのサブネットポーリング信号を無線部103を経由して受信する(図10のステップS901)。無線信号処理部102はサブネットポーリング信号を受信すると、重複を省きながらこの信号を記憶部105へ書き込み、自身と電波の送受信が可能な端末装置を認識する。このように無線信号処理部102はデータ共有ネットワークに参加する他の端末装置との間でサブネットポーリング信号の交換を、先ほど受信したデータ共有ネットワークポーリング信号中のサブネットワーク登録スロット時間帯情報に示される時間、継続する(図6のステップS607、S608)。この結果、図1のようにデータ共有ネットワークへ参加を希望し、互いにデータの送受信が可能な範囲に存在する端末装置の集まりであるサブネットワークG1〜G4ができる。
次に、無線信号処理部102は端末装置Bがデータ共有ネットワークへ参加することを端末装置Aに通知する。このために、無線信号処理部102はデータ共有ネットワークポーリング信号に含まれるサブネットワーク登録スロット時間帯情報を参照して端末装置Aにデータ共有ネットワークへ参加することを通知可能となるタイミングを得る。
さらに、無線信号処理部102は、複数の端末装置がデータ共有ネットワークへ参加することを端末装置Aに通知する場合の電波信号の競合を避けるため、現在の時刻を基に乱数を生成し、この乱数を基に自身がデータ共有ネットワークへ参加することを通知するタイミングを計算する。
そして、無線信号処理部102は記憶部105からインデックスデータと、ほかの端末装置から受信したサブネットポーリング信号中の識別情報と、端末装置B自身の識別情報とを読み出し、これらのデータを含むサブネットワーク登録信号を生成し、先ほど計算した端末装置Aに通知を行うタイミングに合わせて(図6のステップS609)無線部103にサブネットワーク登録信号を出力して送信させる(図6のステップS610、図10のステップS902)。
次に、端末装置Aの無線信号処理部102は無線部103を経由して端末装置Bからサブネットワーク登録信号を受信し(図10のステップS903)、受信したサブネットワーク登録信号を記憶部105へ書き込み、端末装置BへACK(Acknowledgement)を送信する(図10のステップS904)。端末装置Bの無線信号処理部102は無線部103を経由して端末装置AからACKを受信し(図10のステップS905)、データ共有ネットワークポーリング信号に含まれるネットワーク構築宣言スロット時間帯情報に示される実際のネットワークの構築の開始のタイミングまで待機する(図6のステップS611が“Yes”)。
しかし、端末装置Bのユーザの移動に伴って端末装置Aと端末装置Bとの距離がたまたま離れたなどの原因で端末装置Bの無線信号処理部102が端末装置AからACKの受信を検知できなかった場合、無線信号処理部102は新たに乱数を生成し直し、この乱数を基に自身がデータ共有ネットワークへ参加することを通知するタイミングを再計算し、無線部103にサブネットワーク登録信号を出力して送信させる。端末装置Bの無線信号処理部102は、サブネットワーク登録スロット時間帯情報に示されるサブネットワークへ参加することを端末装置Aに通知可能な時間中、これを繰り返す(図6のステップS610、ステップS611が“No”、ステップSS612)。さらに、端末装置Bの無線信号処理部102は、端末装置AからACKを受信しないまま、サブネットワークへ参加することを端末装置Aに通知可能な時間が経過すると、今回のデータ共有ネットワークへの参加を断念し、再度他の端末装置からのデータ共有ネットワークポーリング信号の受信を試みる(図6のステップS601へ戻る)。
他の端末装置も端末装置Bと同様の処理を行う。
<交換データ決定処理>
交換データ決定処理は、前述のデータ共有ネットワークポーリング信号受信処理に引き続いて実行される。端末装置Aの無線信号処理部102は、他の端末装置から受信したサブネットワーク登録信号を参照し、どの端末装置同士がデータの送受信が可能なのかを判断し、サブネットワークを認識する。いま、無線信号処理部102は、図1のようなサブネットワーク切り分け結果を得たとする。
次に、端末装置Aの無線信号処理部102は、受信したサブネットワーク登録信号から、データ共有ネットワークに参加を希望する各端末装置が保有するデータの一覧情報であるデータ情報リストを生成する。また、無線信号処理部102は、各端末装置が受信を希望するデータに関する情報を端末装置Aに送信する時間帯である受信希望コンテンツ登録時間帯を決定し、この受信希望コンテンツ登録時間帯の範囲内において端末装置毎の返信時刻を決定し、受信希望コンテンツ登録時間帯と、端末装置毎の返信時刻との情報を含むエントリ時間帯情報を生成する。そして、無線信号処理部102は各端末装置にエントリ時間帯情報と、データ情報リストとを、自身が送信したデータ共有ネットワークポーリング信号に含まれるネットワーク構築宣言スロット時間帯情報に示される実際のネットワークの構築の開始のタイミングで(図7のステップS701)、無線部103を経由して送信する(図7のステップS702、図10のステップS906)。
次に、端末装置Bの無線信号処理部102は端末装置Aからのデータを無線部103経由で受信し(図10のステップS907)、記憶部105中のインデックスデータと、受信したデータ情報リストとを比較して必要なデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を生成し、受信したエントリ時間帯情報に示されるタイミングに合わせて受信希望コンテンツ登録時間帯の間に、受信希望コンテンツ信号を無線部103経由で端末装置Aへ送信する(図10のステップS908)。端末装置Aの無線信号処理部102は無線部103を経由して端末装置Bからデータを受信し、端末装置Bの送信した受信希望コンテンツ信号を記憶部105へ書き込み、ACKを無線部103経由で端末装置Bへ送信する。端末装置Bの無線信号処理部102は無線部103を経由して端末装置AからのACKを受信する(図7のステップS703〜S705)。
次に、端末装置Aの無線信号処理部102は各端末装置間でのデータの交換スケジュールを決定する。この際、無線信号処理部102は先に各サブネットワーク内でのデータ交換を行わせるようにスケジュールを決定する。また、無線信号処理部102は、サブネットワークをまたがるデータの交換が必要な場合には、各々のサブネットワーク内でのデータ交換の後に端末装置Aを介してサブネットワークをまたがるデータ交換を行うようにスケジュールを決定する。また、無線信号処理部102はサブネットワークをまたがるデータの交換が必要な場合であって、当該サブネットワーク同士に共通の端末装置が含まれる場合には、個々のサブネットワーク内でのデータ交換終了後に、当該共通の端末装置を介してこのサブネットワークをまたがるデータの交換を行わせるようにスケジュールを決定する。
この結果、いま、端末装置Aの無線信号処理部102は図8に示すスケジュール800を得る。このスケジュール800はサブネットワークG1内のデータ交換をスロット1で行わせ、サブネットワークG2内のデータ交換をスロット2で行わせるものである。また、スケジュール800は、例えば端末装置Bから端末装置Dへのデータの送信のようにサブネットワークG1と、サブネットワークG2とにまたがるデータ交換をスロット3で行わせるものである。この場合には、スケジュール800は、端末装置Dが端末装置Bからのデータの取得を希望する場合には、スロット1で端末装置Bに該当するデータを端末装置Cへ送信させて一旦端末装置Cの記憶部105にこれを格納させ、スロット3で端末装置Cに端末装置Dへ当該データを送信させ、これによって端末装置Dが必要なデータを得るものである。また、スケジュール800はサブネットワークG3内のデータ交換をスロット4で行わせ、サブネットワークG4内のデータ交換をスロット5で行わせ、端末装置Aから他の端末装置へのデータの送信をスロット6で行わせるものである。これにより、例えば、端末装置Fと、端末装置Gとの間のように完全に独立したサブネットワーク間の相互のデータ交換については、スケジュール800は端末装置Aにスロット4で端末装置Fの保有するデータ中の端末装置Gが必要とするものを受信させて一旦端末装置Aの記憶部105へ格納させ、端末装置Aにスロット5で端末装置Gの保有するデータ中の端末装置Fが必要とするものを受信させて一旦端末装置Aの記憶部105へ格納させ、スロット6で各々の端末装置へ必要なデータを送信するものである。
次に、端末装置Aの無線信号処理部102はスケジュール800を各端末装置へ送信する(図7のステップS706、図10のステップS910)。端末装置Bはこれを受信し、スケジュール800に従ってデータ交換を実行する(図7のステップS707、図10のステップS911)。
他の端末装置も端末装置Bと同様の処理を行う。
以上、図面を参照して本発明の実施形態について詳述してきたが、具体的な構成はこれらの実施の形態に限られるものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
例えば、端末装置Aの無線信号処理部102は交換データ決定処理において、サブネットワーク間のデータ交換が無い場合には、並列してデータ交換を実行させるようにスケジュールを設定しても良い。例えばサブネットワークG1と、サブネットワークG2とにまたがるデータ交換があり、また、サブネットワークG3についてはサブネットワークをまたがるデータ交換が必要なく、サブネットワークG4に関してはデータ交換が必要無く、かつ、端末装置Aはデータの交換の必要が無い場合には、図9のようなスケジュールが適している。図9のようなスケジュールを作成することにより、サブネットワークをまたがるデータ交換は処理が並列化され、処理時間が全体として短くなる。
また、各端末装置の無線信号処理部102はスケジュールに従ってデータ交換を行う際に、自身がデータ交換を行わない間は無線部103の電力消費を停止しても良い。例えば、各端末装置が図8のスケジュール800に従ってデータ交換を行う場合には、端末装置Gの無線信号処理部102はパワーダウン信号を生成してスロット1〜4の間は無線部103の電力消費を停止させる。スロット1〜4の間はデータの交換を行わないことはわかっているため、無線部103は通電されている必要は無いためである。他の端末装置も同様に、データの交換を行わないことが明白であるスロットの間は、無線部103の電力消費を停止する。これにより、各端末装置の電力消費を抑止できる。
また、端末装置Aの無線信号処理部102は、自身が必要とするデータをデータ共有ネットワークに参加している他の端末装置が保有しておらず、かつ、データ交換が各サブネットワークに閉じている場合には、データ交換をサブネットワークごとに並行して実行させ、その後で必要がある場合には端末装置Aから他の端末装置へのデータの送信を行うスケジュールを生成しても良い。サブネットワークごとに並行してデータ交換が行われるので、処理時間が全体として短くなる。さらに、各サブネットワークにおいてデータ交換を行う間、端末装置Aはデータ交換を行わないため、通信リソースの節約にもなる。あるいは、各々のサブネットワーク内でのデータ交換の間、端末装置Aの無線信号処理部102はパワーダウン信号を生成して無線部103の電力消費を停止させてもよい。これにより、端末装置Aの電力消費を抑えることができる。
また、各端末装置は予めプライオリティを持っていても良い。本実施の形態においては、端末装置Bの無線信号処理部102は、データ共有ネットワークへ参加することを端末装置Aに通知する際に、他の端末装置との競合を避けるために、現在時刻を基に乱数を生成し、この乱数を基に自身がデータ共有ネットワークへ参加することを通知するタイミングを計算した。この処理において、無線信号処理部102は、乱数を生成する代わりにプライオリティに基づいて自身がデータ共有ネットワークへ参加することを通知するタイミングを計算しても良い。
また、本実施の形態は、例えば、企業や官公庁などの組織内でデータを、無線LANを経由して共有する場合に適用することができる。
また、本実施の形態は、例えば、駅構内に無線LANを敷設した場合における窓口担当者や、車掌や、運転手などがPDAや携帯型のパソコンを使用したデータの共有を行う際に適用することができる。
あるいは、本実施の形態は、例えば、一般の家庭内に本実施の形態での端末装置の機能を備える防犯用のセンサーを複数設置し、家屋への侵入者の位置をデータとし、このデータをセンサー間で共有する場合にも適用することができる。
本発明の実施の形態における端末装置とサブネットワークを表す図である。 本発明の実施の形態における処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施の形態における端末装置のブロック図である。 本発明の実施の形態における処理の流れを表すタイムチャートである。 本発明の実施の形態における処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施の形態における処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施の形態における処理の流れを表すフローチャートである。 本発明の実施の形態におけるデータ交換のスケジュールを表す図である。 本発明の実施の形態におけるデータ交換のスケジュールを表す図である。 本発明の実施の形態における処理の流れを表すタイムチャートである。
符号の説明
A,B,C,D,E,F,G…端末装置
G1,G2、G3,G4…サブネットワーク
101…中央処理部
102…無線信号処理部
103…無線部
104、105…記憶部
106…操作部
107…表示部
800…スケジュール

Claims (13)

  1. 第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信方法において、
    前記第1の端末装置は他の不特定の前記端末装置に対してデータ共有ネットワークへの参加要求を送信し、
    前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ共有ネットワークへの参加要求を受信し、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することを報知し、また、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置から前記データ共有ネットワークへの参加の報知を受け、前記第2の端末装置から電波信号の送受信可能な範囲であるサブネットワーク内にある他の端末装置を認識し、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、自身が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータと、を送信し、
    前記第1の端末装置は前記サブネットワークの情報と、前記インデックスデータとを前記第2の端末装置から受信し、前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを前記データ共有ネットワークに参加する端末装置に送信し、
    前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ情報リストを受信し、自身が希望するデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を生成して前記第1の端末装置へ送信し、
    前記第1の端末装置は前記第2の端末装置から前記受信希望コンテンツ信号を受信し、各端末装置から受信したサブネットワークの情報と、受信希望コンテンツ信号とに基づいてデータ交換のスケジュールを生成し、前記スケジュールを送信し、
    前記第2の端末装置は前記スケジュールを受信し、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う
    ことを特徴とするデータ共有通信方法。
  2. 前記第1の端末装置は、サブネットワーク内でのデータ交換のみが必要なサブネットワークがある場合には、前記サブネットワークでのデータ交換を他のサブネットワークのデータ交換と並列して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とする請求項1に記載のデータ共有通信方法。
  3. 前記第1の端末装置は、サブネットワークをまたがるデータ交換を、前記サブネットワークの間で共通の端末装置を介して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とする請求項1または請求項2に記載のデータ共有通信方法。
  4. 前記第1の端末装置は、サブネットワークをまたがるデータ交換を前記第1の端末装置を介して実行させるための前記スケジュールを生成することを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  5. 前記第2の端末装置は、自身と電波信号の送受信の可能な範囲の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することの報知を開始するまでの間、送受信機能を停止することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  6. 前記第1の端末装置は前記データ共有ネットワークへの参加要求を複数回送信することを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  7. 前記第2の端末装置は、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、前記インデックスデータとを送信する際に、他の端末装置とは異なるタイミングでデータを送信することを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  8. 前記第2の端末装置は、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う際に、自身がデータ交換を行わない間は送受信機能を停止することを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  9. 前記第1の端末装置は、前記データ共有ネットワークへの参加要求を送信する前に他の端末装置が電波の送信を行っているか否かをチェックし、他の端末装置からデータ共有ネットワークへの参加要求を受信した場合には、前記データ共有ネットワークに参加し、他の端末装置からデータ共有ネットワークへの参加要求以外の信号を受信した場合には、他の端末装置が電波の送信を行っているか否かのチェックを再度行うことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  10. 前記第1の端末装置は、前記データ共有ネットワークへの参加要求を送信する前に他の端末装置が電波の送信を行っているか否かをチェックし、所定の時間、他の端末装置からのデータ共有ネットワークへの参加要求以外の信号を検知した場合には、送受信機能を所定の時間、停止することを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  11. 前記第1の端末装置は、自身が希望するデータが他の端末装置の格納するデータ中に存在せず、かつ、各端末装置がサブネットワークをまたがるデータ交換を必要としない場合には、各サブネットワーク内でのデータ交換を実行させ、さらに必要がある場合にのみ前記第1の端末装置から他の端末装置へのデータ送信を行うための前記スケジュールを生成することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載のデータ共有通信方法。
  12. 第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信システムにおいて、
    前記第1の端末装置のコンピュータに、
    他の不特定の前記端末装置に対してデータ共有ネットワークへの参加要求を送信する処理と、
    前記第2の端末装置から電波の送受信可能な範囲であるサブネットワークの情報と、前記第2の端末装置が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータとを受信し、前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを前記データ共有ネットワークに参加する端末装置に送信する処理と、
    前記第2の端末装置から前記第2の端末装置が必要なデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を受信し、各端末装置から受信したサブネットワークの情報および受信希望コンテンツ信号に基づいてデータの交換を行うスケジュールを生成し、前記スケジュールを送信する処理と、
    前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う処理と、
    を実行させるためのプログラム。
  13. 第1の端末装置と、第2の端末装置とを含む複数の端末装置が無線通信によってデータの送受信を行う通信システムにおいて、
    前記第2の端末装置のコンピュータに、
    前記第1の端末装置が送信したデータ共有ネットワークへの参加要求を受信し、自身の周辺の端末装置に前記データ共有ネットワークへ参加することを報知し、また、周辺の端末装置からの前記データ共有ネットワークへの参加の報知を受けて前記第2の端末装置から電波の送受信可能な範囲であるサブネットワーク内にある他の端末装置を認識し、前記第1の端末装置へ前記サブネットワークの情報と、自身が記憶領域に格納しているデータの一覧であるインデックスデータとを送信する処理と、
    前記第2の端末装置は前記第1の端末装置から前記データ共有ネットワークに参加する端末装置の格納するデータの一覧であるデータ情報リストを受信し、自身が必要なデータの一覧である受信希望コンテンツ信号を生成して前記第1の端末装置へ送信する処理と、
    前記第2の端末装置は前記第1の端末装置からデータの交換を行うスケジュールを受信し、前記スケジュールに基づいてデータ交換を行う処理と、
    を実行させるためのプログラム。
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