JP4145152B2 - 通信接続装置および方法、コンピュータプログラム - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、インターネット等のIPネットワークを介して通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置および方法、並びにその通信接続装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、端末がインターネットを介してサーバ等にアクセスする際には、DNS(Domain Name System)サーバにFQDN(Fully Qualified Domain Name)を通知して該接続先のIP(Internet Protocol)アドレスを取得している。また、NAT(Network Address Translator)は、インターネット上のグローバルIPアドレスとプライベートネットワーク上のプライベートIPアドレスを相互変換する。これにより、接続先のサーバがプライベートネットワーク内に在りプライベートIPアドレスを有していても、端末はインターネットを介して該サーバにアクセスすることができる(例えば、非特許文献1参照)。
【0003】
【非特許文献1】
江▲崎▼浩監修,「要点チェック式インターネット用語辞典」,第1版,株式会社I&E神藏研究所,2000年9月15日,p.147−152
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来のDNSサーバを用いたネットワーク接続管理方法では、ドメイン登録された装置のIPアドレスや管理者情報等の各種ネットワーク接続管理情報がインターネット上で公開されるので、登録装置がサイバー攻撃等の不正アクセスの対象となる虞がある。
【0005】
また、NATを用いる場合には、グローバルIPアドレスとプライベートIPアドレスが1対1に対応付けられない。このため、プライベートネットワーク内の複数のプライベートアドレスをそれぞれ異なるポート番号に対応づけ、各ポート番号に各々対応する装置間で一つのグローバルアドレスを共用すると、インターネット側からグローバルアドレスとポート番号の組によりプライベートアドレスを指定することができるものの、ポート番号が同一の場合はNATを介してそれらの装置に個別にアクセスすることができないという問題がある。
【0006】
近年、家庭内の装置をLANで接続し、それら装置にインターネットを介してアクセスすることが可能なホームネットワークが実現されつつある。このホームネットワークにおいては、特に、上記したセキュリティ及びIPアドレス利用上の制約が問題となっている。
【0007】
本発明は、このような事情を考慮してなされたもので、その目的は、インターネットを介して接続される接続先装置の通信接続管理情報(IPアドレスや管理者情報等)を公開することなく、接続先装置への通信接続を実現することができる通信接続装置および方法を提供することにある。
【0008】
また、本発明は、その通信接続装置をコンピュータを利用して実現するためのコンピュータプログラムを提供することも目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するために、本発明に係る通信接続装置は、第1のIPネットワークを介して第2のIPネットワークに通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置であって、自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを対応付けて記憶するアドレス記憶手段と、接続元装置から接続要求された接続先装置の名称に基づいて前記アドレス記憶手段の該当するIPアドレス及びポート番号を取得するアドレス解決手段と、前記アドレス解決手段により取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す変換手段と、を備えたことを特徴とする。
【0013】
本発明に係る通信接続装置においては、前記アドレス記憶手段が保持する名称、IPアドレス及びポート番号の登録を前記第1のIPネットワーク又は第2のIPネットワークを介して受け付け、前記アドレス記憶手段に当該登録内容を記録する登録手段を備えたことを特徴とする。
【0014】
本発明に係る通信接続方法は、第1のIPネットワークを介して第2のIPネットワークに通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置における通信接続方法であって、前記通信接続装置が、接続元装置から接続先装置の名称とともに接続要求を受信する過程と、前記通信接続装置が、自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを含む通信接続管理情報の中から、前記受信した名称に基づいて該当するIPアドレス及びポート番号を取得する過程と、前記通信接続装置が、前記取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す過程と、を含むことを特徴とする。
【0015】
本発明に係る通信接続方法においては、前記通信接続装置が、前記通信接続管理情報の登録を、前記IPネットワークを介して受け付け、当該登録内容を記録する過程をさらに含むことを特徴とする。
【0016】
本発明に係るコンピュータプログラムは、IPネットワークを介して通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置における通信接続処理を行うためのコンピュータプログラムであって、接続元装置から接続先装置の名称とともに接続要求を受信する処理と、自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを含む通信接続管理情報の中から、前記受信した名称に基づいて該当するIPアドレス及びポート番号を取得する処理と、前記取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0017】
本発明に係るコンピュータプログラムにおいては、前記通信接続管理情報の登録を、前記IPネットワークを介して受け付け、当該登録内容を記録する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の一実施形態について説明する。
図1は、本発明の一実施形態による通信接続装置1を備えた通信システム全体の構成例を示すブロック図である。図1において、通信接続装置1とDNSサーバ2はインターネット3(第1のIPネットワーク)に接続されている。ホームネットワーク4(第2のIPネットワーク)は、監視カメラ4a、ビデオ4b、冷蔵庫4c等のIP通信機能を有する各種情報家電機器とこれら各機器を接続するLAN(図示せず)とから構成されている。このLANはインターネット3に接続されている。そして、インターネット3を介してホームネットワーク4に属する情報家電機器にアクセスすることが可能となっている。
【0019】
移動端末5はIP通信機能を有している。移動端末5は移動通信網6を介してインターネット3に接続することができる。そして、さらにインターネット3を介して通信接続装置1、DNSサーバ2や各種サーバ等にアクセスすることが可能である。
【0020】
通信接続装置1は、移動端末5(接続元装置)からホームネットワーク4の情報家電機器(接続先装置)への接続要求を受け、それら装置間の通信接続を中継する。
【0021】
図2は、図1に示す通信接続装置1の構成を示すブロック図である。図2において、接続元データ送受信部11はインターネット3に接続されており、接続元装置との間でデータを送受信する。接続先データ送受信部12はインターネット3に接続されており、接続先装置との間でデータを送受信する。
【0022】
変換部13は、接続元データ送受信部11により受信した接続元装置からの接続先装置への接続要求を接続先データ送受信部12により接続先装置へ送信する。この接続要求の中継時には、変換部13は、名前・アドレス解決部14により取得した接続先装置のIPアドレスを宛先アドレスに使用する。また、変換部13は、接続先データ送受信部12により受信した接続先装置からの接続元装置への接続応答を接続元データ送受信部11により接続元装置へ送信する。この接続応答の中継時には、変換部13は、自装置1のIPアドレスを送信元アドレスに使用する。
【0023】
名前・アドレス解決部14は、接続元装置から接続要求された接続先装置の名称に基づいて、名前・アドレス記憶部15に記憶されている該当のIPアドレスを取得し、変換部13へ通知する。
名前・アドレス記憶部15は、接続先装置の通信接続管理情報を記憶している。通信接続管理情報は、接続先装置に固有の名称と該接続先装置に割り当てられているIPアドレスと該接続先装置に割り当てられているポート番号を含む。図3に、名前・アドレス記憶部15に記憶されている通信接続管理情報の構成例を示す。なお、図3に示す代表名称や個別名称、ポート番号等の具体例は便宜上のものである。
【0024】
図3において、代表名称「www.homenet.com」は、自通信接続装置1に固有のFQDN形式の名称である。そして、ホームネットワーク4に属する各接続先装置の個別名称、IPアドレス、ポート番号が該代表名称「www.homenet.com」に対応付けられている。個別名称は接続先装置の個別の名称であり、IPアドレス及びポート番号は該接続先装置に割り当てられているものである。接続先装置の名称は、代表名称と個別名称から構成される。例えば、監視カメラ4aの名称は「www.homenet.com/camera」である。また、監視カメラ4aのIPアドレスは「x.y.z.w」、ポート番号は「64000」である。また、ビデオ4bの名称は「www.homenet.com/video」であり、IPアドレスは「a.b.c.d」、ポート番号は「65000」である。
【0025】
ユーザ・パスワード記憶部16は、ユーザ認証用のユーザIDとそのパスワードを記憶している。
名前・アドレス記憶部15は、名前・アドレス解決部14と名前・アドレス登録部18からそれぞれアクセス可能である。また、ユーザ・パスワード記憶部16は、名前・アドレス登録部18からアクセス可能である。
【0026】
名前・アドレス登録要求受信部17は、インターネット3に接続されており、登録者端末との間でデータを送受信し、名前・アドレス記憶部15に保持する通信接続管理情報の登録を受け付ける。
名前・アドレス登録部18は、名前・アドレス登録要求受信部17により受信した登録要求に基づいてその登録内容を名前・アドレス記憶部15に記録する。
【0027】
次に、上記図2の通信接続装置1の動作を説明する。
初めに、図4を参照して、登録者が通信接続管理情報を登録する際の動作を説明する。図4は、図1に示す通信システムにおける通信接続管理情報の登録に係る処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【0028】
図4において、登録者が移動端末5により通信接続装置1に接続する。この接続時には、移動端末5は名前・アドレス登録要求受信部17とデータを送受信する。次いで、登録者は移動端末5により名前・アドレス登録要求を行う。この要求は移動端末5から通信接続装置1に送信され、名前・アドレス登録要求受信部17を介して名前・アドレス登録部18により受信される(ステップS1)。ここで、名前・アドレス登録部18は、ユーザ・パスワード記憶部16のユーザIDとそのパスワードに基づいて当該登録者のユーザ認証を行う(この処理は図示せず)。
【0029】
この認証完了後、名前・アドレス登録部18は、受信した登録内容(通信接続管理情報)を名前・アドレス記憶部15に出力する(ステップS2)。名前・アドレス記憶部15は、入力された通信接続管理情報を記憶し、登録完了通知を名前・アドレス登録部18に返す(ステップS3)。名前・アドレス登録部18は、登録完了通知を受け取ると、名前・アドレス登録要求受信部17により登録者の移動端末5に登録完了通知を送信する(ステップS4)。
【0030】
次に、図5を参照して、ユーザが移動端末5により接続先装置に通信接続する際の動作を説明する。図5は、図1に示す通信システムにおける通信接続処理の流れを示すシーケンスチャートである。この実施例では、接続先装置としてビデオ4bを例に挙げて説明する。ビデオ4bの名称は図3に示すように「www.homenet.com/video」であり、そのIPアドレスは「a.b.c.d」、ポート番号は「65000」である。
【0031】
図5において、ユーザが移動端末5によりビデオ4bの名称「www.homenet.com/video」を入力し、通信接続を指示する。この指示により移動端末5は、DNSサーバ2にFQDN「www.homenet.com」のアドレス解決要求を送信する(ステップS11)。
【0032】
DNSサーバ2には予め、FQDN「www.homenet.com」に対応するIPアドレスとして、通信接続装置1のアドレスが登録されている。これにより、DNSサーバ2は受信したアドレス解決要求の応答として、通信接続装置1のIPアドレス(A1)を移動端末5に送信する(ステップS12)。
【0033】
次いで、移動端末5は、受信したIPアドレス(A1)を宛先アドレスに使用して、URL「http://www.homenet.com/video」への接続要求を送信する。この要求は、通信接続装置1の接続元データ送受信部11を介して変換部13により受信される(ステップS13)。変換部13は、受信したURLに含まれるビデオ4bの名称「www.homenet.com/video」を名前・アドレス解決部14に通知して名前・アドレス解決を要求する(ステップS14)。
【0034】
次いで、名前・アドレス解決部14は、名前・アドレス記憶部15から該当するIPアドレス「a.b.c.d」及びポート番号「65000」を取得し、変換部13に返答する(ステップS15)。
【0035】
次いで、変換部13は、その通知されたIPアドレス「a.b.c.d」及びポート番号「65000」を宛先アドレス及びポート番号として使用し、移動端末5からの接続要求を接続先データ送受信部12により転送する(ステップS16)。この接続要求は、ホームネットワーク4のビデオ4bにより受信される。そして、ビデオ4bはその接続応答を返信する(ステップS17)。この接続応答は、接続先データ送受信部12を介して変換部13により受信される。
【0036】
次いで、変換部13は、受信した接続応答を、自装置1のIPアドレス(A1)を送信元アドレスに使用して、接続元データ送受信部11により移動端末5へ転送する。これにより、移動端末5はビデオ4bとの間で通信接続することができる。そして、ユーザは、移動端末5によりビデオ録画の予約の設定や解除等を外出先などから行うことができる。
【0037】
上述したように本実施形態によれば、接続元装置は通信接続装置のIPアドレスを使用して通信接続装置に、接続先装置の名称を通知し、該接続先装置への接続要求を行う。そして、通信接続装置が接続先装置の名称に基づいて接続元装置と接続先装置の通信接続を中継する。これにより、接続先装置の通信接続管理情報(IPアドレスや管理者情報等)を公開することなく、接続先装置への通信接続を実現することができる。
【0038】
さらに、通信接続装置が接続先装置のポート番号を該接続先装置の個別名称に対応付けて記憶するので、接続先装置のポート番号宛てに通信接続することができる。これにより、接続先装置が属するIPネットワーク(ホームネットワーク)において一つのポート番号を利用するアプリケーションに複数のIPアドレスを持つ装置が割り当てられている場合に、各IPアドレスに対応する装置に個別にアクセスすることが可能となる。
この結果、セキュリティ及びIPアドレス利用上の制約の問題が解決され、ホームネットワークの普及促進に寄与するという優れた効果が得られる。
【0039】
なお、上述した実施形態では、複数の接続先装置が一つのIPアドレスを共用し、ポート番号により接続先を特定する場合を例にあげて説明したがこれに限定されない。ホームネットワーク1において各情報家電機器(接続先装置)に個別のIPアドレスが割り当てられている場合にも、同様に適用可能である。この場合には、名前・アドレス記憶部15に、接続先装置に固有の名称と該接続先装置に割り当てられているIPアドレスを対応付けて記憶すればよい。
【0040】
なお、上述した実施形態では、接続元装置として移動端末を例に挙げ、移動通信網を介してインターネットへ接続する構成例で説明したが、これに限定されない。例えば、パーソナルコンピュータ等の固定の端末を接続元装置として利用し、公衆電話網等の有線回線を介してインターネットに接続するようにしてもよい。
【0041】
なお、上述した実施形態では、第1のIPネットワークとしてインターネットを、また、第2のIPネットワークとしてホームネットワークを、それぞれ例に挙げて説明したが、本発明におけるIPネットワークはこれらに限定されず、IPに基づいて通信するネットワークであれば、グローバルアドレスが使用されるネットワークであっても、あるいはプライベートアドレスが使用されるネットワークであってもよい。例えば、IPv4のグローバルアドレス、IPv4のプライベートアドレス、IPv6アドレスなど、いずれのアドレスを使用するものであってもよい。
【0042】
また、変換部13が通信接続処理の一つとしてプロトコル変換を行うようにしてもよい。例えば、IPv4のアドレスを使用するネットワークとIPv6のアドレスを使用するネットワーク間の通信接続を中継する場合には、IPv4とIPv6のアドレス相互変換を行うようにする。
【0043】
また、図2に示す通信接続装置1が行う各処理を実現するためのプログラムをコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、実行することにより通信接続処理を行ってもよい。なお、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものであってもよい。
また、「コンピュータシステム」は、WWWシステムを利用している場合であれば、ホームページ提供環境(あるいは表示環境)も含むものとする。
また、「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
【0044】
さらに「コンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムが送信された場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリ(RAM)のように、一定時間プログラムを保持しているものも含むものとする。
また、上記プログラムは、このプログラムを記憶装置等に格納したコンピュータシステムから、伝送媒体を介して、あるいは、伝送媒体中の伝送波により他のコンピュータシステムに伝送されてもよい。ここで、プログラムを伝送する「伝送媒体」は、インターネット等のネットワーク(通信網)や電話回線等の通信回線(通信線)のように情報を伝送する機能を有する媒体のことをいう。
また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであっても良い。さらに、前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるもの、いわゆる差分ファイル(差分プログラム)であっても良い。
【0045】
以上、本発明の実施形態を図面を参照して詳述してきたが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等も含まれる。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、接続元装置により通信接続装置のIPアドレスを使用して通信接続装置に接続先装置の名称を通知し、該接続先装置への接続要求が行われる。そして、通信接続装置が接続先装置の名称に基づいて接続元装置と接続先装置の通信接続を中継する。これにより、接続先装置の通信接続管理情報(IPアドレスや管理者情報等)を公開することなく、接続先装置への通信接続を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態による通信接続装置1を備えた通信システム全体の構成例を示すブロック図である。
【図2】 図1に示す通信接続装置1の構成を示すブロック図である。
【図3】 名前・アドレス記憶部15に記憶されている通信接続管理情報の構成例を示す図である。
【図4】 図1に示す通信システムにおける通信接続管理情報の登録に係る処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【図5】 図1に示す通信システムにおける通信接続処理の流れを示すシーケンスチャートである。
【符号の説明】
1…通信接続装置、2…DNSサーバ、3…インターネット、4…ホームネットワーク、4a…監視カメラ、4b…ビデオ、4c…冷蔵庫、5…移動端末、6…移動通信網、11…接続元データ送受信部、12…接続先データ送受信部、13…変換部、14…名前・アドレス解決部、15…名前・アドレス記憶部、16…ユーザ・パスワード記憶部、17…名前・アドレス登録要求受信部、18…名前・アドレス登録部
Claims (6)
- 第1のIPネットワークを介して第2のIPネットワークに通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置であって、
自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを対応付けて記憶するアドレス記憶手段と、
接続元装置から接続要求された接続先装置の名称に基づいて前記アドレス記憶手段の該当するIPアドレス及びポート番号を取得するアドレス解決手段と、
前記アドレス解決手段により取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す変換手段と、
を備えたことを特徴とする通信接続装置。 - 前記アドレス記憶手段が保持する名称、IPアドレス及びポート番号の登録を前記第1のIPネットワーク又は第2のIPネットワークを介して受け付け、前記アドレス記憶手段に当該登録内容を記録する登録手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の通信接続装置。
- 第1のIPネットワークを介して第2のIPネットワークに通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置における通信接続方法であって、
前記通信接続装置が、接続元装置から接続先装置の名称とともに接続要求を受信する過程と、
前記通信接続装置が、自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを含む通信接続管理情報の中から、前記受信した名称に基づいて該当するIPアドレス及びポート番号を取得する過程と、
前記通信接続装置が、前記取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す過程と、
を含むことを特徴とする通信接続方法。 - 前記通信接続装置が、前記通信接続管理情報の登録を、前記IPネットワークを介して受け付け、当該登録内容を記録する過程をさらに含むことを特徴とする請求項3に記載の通信接続方法。
- IPネットワークを介して通信接続する装置間の接続を中継する通信接続装置における通信接続処理を行うためのコンピュータプログラムであって、
接続元装置から接続先装置の名称とともに接続要求を受信する処理と、
自通信接続装置に固有の代表名称と接続先装置の個別名称から構成される該接続先装置に固有の名称と、該接続先装置に割り当てられている前記第2のIPネットワークのIPアドレス及びポート番号とを含む通信接続管理情報の中から、前記受信した名称に基づいて該当するIPアドレス及びポート番号を取得する処理と、
前記取得したIPアドレス及びポート番号を使用して当該接続先装置との間で接続処理を行い、当該接続元装置に接続応答を返す処理と、
をコンピュータに実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。 - 前記通信接続管理情報の登録を、前記IPネットワークを介して受け付け、当該登録内容を記録する処理をさらにコンピュータに実行させることを特徴とする請求項5に記載のコンピュータプログラム。
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